JP2011100912A - パワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のリード端子を有するパワー半導体モジュール2と、上面からリード端子が挿通される貫通孔が設けられたプリント配線板1とを有し、プリント配線板1の一部の貫通孔の開口縁部の両面にランド14a、14bを設け、貫通孔の内壁面とランド14a、14bの両面にスルーホールメッキ15を施して半田と親和性を有するスルーホール13a、13bを形成すると共に、スルーホール13a、13bに隣接する他の貫通孔を半田と親和性のない非スルーホール16とし、プリント配線板1の下面のランド14a、14bを除いた面にシルク12を形成した。
【選択図】図3
Description
また、従来のプリント配線板に取り付けられる複数のリード端子を有する集積回路やコネクタ等において、隣接するリード端子の突出長に差を設ける等の保持力調整加工を施し、溶融半田の保持力に差が生じるようにして、半田ブリッジ等を生じさせずにリード端子の半田付けを行うようにしたものがある(例えば特許文献2参照)。
また、特許文献2のように、実装方法に汎用性を持たせるためにリード端子に保持力調整加工を施す場合、パワー半導体モジュールの部品単価のコスト増となってしまう。
複数のリード端子を有するパワー半導体モジュールと、上面からリード端子が挿通される貫通孔が設けられたプリント配線板とを有し、
プリント配線板の一部の貫通孔の開口縁部の両面にランドを設け、貫通孔の内壁面とランドの両面にスルーホールメッキを施して半田と親和性を有するスルーホールを形成すると共に、スルーホールに隣接する他の貫通孔を半田と親和性のない非スルーホールとし、
プリント配線板の下面のランドを除いた面にシルクを形成したものである。
そして、上面ランド14a及び下面ランド14bの上面並びに貫通孔の内壁面には、スルーホールメッキ部15が一体的に形成されている。スルーホールメッキ部15は半田と親和性を有する銅箔メッキであり、上面ランド14a及び下面ランド14bはそれぞれスルーホールメッキ部15と導通している。なお、上面ランド14aと下面ランド14bの菱形部分には、上面ソルダーレジスト部11a、下面ソルダーレジスト部11b及びシルク12は形成されていない(図3、図4参照)。
ここで、パワー半導体モジュール2の第1、第2、第3のリード端子20a、21、20bは所定の距離で隣接しているが、パッケージケースの共通化を図るため、未使用のリード端子が存在しており、ここでは第2のリード端子21が未使用のリード端子に相当する。
同様に、パワー半導体モジュール2の第3のリード端子20bはプリント配線板1の第3のスルーホール13bを挿通され、第1のリード端子20aの場合と同様に、スルーホールメッキ部15と第3のリード端子20bとは半田30で固定されており、上面側には上側半田フィレット30aが形成され、下面側には下側半田フィレット30bが形成されている。
パワー半導体モジュール2の第1〜第3のリード端子20a、21、20bを、それぞれプリント配線板1の第1〜第3のスルーホール13a、16、13bに挿通し(図5(a)参照)、この状態で、プリント配線板1をその下面まで半田ディップ槽の溶融半田31に漬ける(図5(b)参照)。
また、半田ブリッジを抑制することができるため、半田付け作業後の修正作業を減らすことができ、加工費を削減することができる。
Claims (9)
- 複数のリード端子を有するパワー半導体モジュールと、上面から前記リード端子が挿通される貫通孔が設けられたプリント配線板とを有し、
前記プリント配線板の一部の貫通孔の開口縁部の両面にランドを設け、前記貫通孔の内壁面と前記ランドの両面にスルーホールメッキを施して半田と親和性を有するスルーホールを形成すると共に、該スルーホールに隣接する他の貫通孔を半田と親和性のない非スルーホールとし、
前記プリント配線板の下面の前記ランドを除いた面にシルクを形成したことを特徴とするパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。 - 前記ランドを形成した面以外の面にソルダーレジスト部を形成し、該ソルダーレジスト部の下面に前記シルクを形成したことを特徴とする請求項1記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記ランドと前記スルーホールメッキとを導通させたことを特徴とする請求項1または2記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記ランドは銅箔からなり、前記スルーホールメッキは銅箔メッキからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記プリント配線板の上面に設けたランドの面積を前記下面に設けたランドの面積よりも小さく形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記ランドを菱形に形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記非スルーホールは下面の開口縁部まで前記シルクで覆われていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記スルーホールに隣接して非スルーホールが設けられ、該非スルーホールに隣接してさらに他のスルーホールが設けられたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
- 前記パワー半導体モジュールのリード端子が貫通孔に挿通されたプリント配線板をその下面まで半田ディップ槽に浸漬して半田付けすることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールのプリント配線板への実装構造。
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