JP2016031983A - 半導体モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱部品および冷却フィンをモールド樹脂部で一体化したユニットを、複数個積層してなる積層体であって、内部に冷媒が流れる半導体モジュールにおいて、隣り合うユニット間の発熱部品同士の絶縁構成の簡素化を図りつつ、冷却性能を向上させる。
【解決手段】個々のユニット1において、発熱部品10と冷却フィン20、30とは金属接合により機械的および電気的に接合されており、隣り合うユニット1間にて、一方のユニット1における冷却フィン30の露出面32と他方のユニット1における冷却フィン20の露出面22との対向間には、電気絶縁性の絶縁板50が設けられており、冷媒は、電気絶縁性を有するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体素子を含む発熱部品およびこれを冷却する冷却フィンをモールド樹脂部で一体化したユニットを、複数個積層してなる積層体であって、内部に冷媒が流れる半導体モジュールに関する。
従来より、この種のユニットを複数個積層した積層式の半導体モジュールとしては、特許文献1に記載のものが提案されている。このものにおいて、ユニットは、半導体素子を含む発熱部品と、発熱部品を冷却するために発熱部品に接続された冷却フィンと、冷却フィンのうち発熱部品とは反対側の面である露出面を露出させつつ、発熱部品および冷却フィンを封止するモールド樹脂部と、を有する。
ここで、複数ユニットの積層状態すなわち積層体において冷媒が流される冷媒流路が構成されるが、各ユニットにおけるモールド樹脂部は、当該冷媒流路の一部を構成している。また、当該冷媒流路においては、隣り合うユニット間に冷媒が流れるように構成されている。
また、この積層体においては、隣り合うユニット間にて一方のユニットにおける冷却フィンの露出面と、他方のユニットにおける冷却フィンの露出面とは、対向して配置されつつ、当該ユニット間を流れる冷媒に接触するようになっている。
ここで、上記従来の半導体モジュールにおいては、発熱部品は、半導体素子の両面側に放熱板を接合してなるものとされている。そして、発熱部品における放熱板と冷却フィンとは、絶縁層を介して熱的に接続しており、これによって、隣り合うユニット間の発熱部品同士の電気的絶縁を図り、冷媒を介した短絡が発生するのを防止している。
特開2012−4359号公報
しかしながら、上記従来のように、発熱部品と冷却フィンとの間に絶縁層を介在させる構成では、絶縁層の物性等によっては、発熱部品と冷却フィンとの間の熱伝導性が小さくなり、冷却性能の低下が懸念される。また、絶縁層を介した発熱部品と冷却フィンとの熱伝導性を確保するために、絶縁層の平坦度等を高くする必要がある等、絶縁層の形状に制約が生じる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、発熱部品および冷却フィンをモールド樹脂部で一体化したユニットを、複数個積層してなる積層体であって、内部に冷媒が流れる半導体モジュールにおいて、隣り合うユニット間の発熱部品同士の絶縁構成の簡素化を図りつつ、冷却性能を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、半導体素子を含む発熱部品(10)と、発熱部品を冷却するために発熱部品に接続された冷却フィン(20、30)と、冷却フィンのうち発熱部品とは反対側の面である露出面(22、32)を露出させつつ、発熱部品および冷却フィンを封止し、且つ、冷媒が流される冷媒流路(61〜63)の一部を構成するモールド樹脂部(40)と、を有し、発熱部品および冷却フィンをモールド樹脂部にてモールド化したものを1つのユニット(1)として、当該ユニットが複数個積層されることで積層体が構成されており、当該積層体において冷媒流路が構成されるとともに、冷媒流路においては隣り合うユニット間に冷媒が流れるようになっており、隣り合うユニット間にて一方のユニットにおける冷却フィンの露出面と、他方のユニットにおける冷却フィンの露出面とは、対向して配置されつつ、冷媒に接触するようになっている半導体モジュールであって、さらに以下の構成を有するものとされている。
すなわち、請求項1の半導体モジュールにおいては、発熱部品と冷却フィンとは金属接合により機械的および電気的に接合されており、一方のユニットにおける冷却フィンの露出面と他方のユニットにおける冷却フィンの露出面との対向間には、電気絶縁性の絶縁板(50)が設けられており、冷媒は、電気絶縁性を有するものであることを特徴としている。
まず、本発明によれば、冷媒を電気絶縁性のものとしているので、冷却フィンと発熱部品との電気的絶縁が不要となり、冷却フィンと発熱部品とを金属接合により電気的に接続できることから、絶縁層が介在する従来に比べて、冷却性能が向上する。
また、このような複数個のユニットを積層するタイプにおいては、小型化等のために隣り合うユニットの冷却フィン間の距離が小さくなり、当該冷却フィン間にて放電等による短絡が懸念される。しかし、本発明によれば、当該冷却フィン間に絶縁板を介在させているので、そのような短絡の発生を防止できる。
そして、本発明の絶縁板については、発熱部品と冷却フィンとの間の熱伝導性すなわち冷却性能とは無関係なものであり、絶縁板の平坦度は低いものであってもかまわないから、絶縁板の形状の制約は小さいものにできる。よって、本発明によれば、隣り合うユニット間の発熱部品同士の絶縁構成の簡素化を図りつつ、冷却性能を向上させることができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態にかかる半導体モジュールを示す概略平面図である。 図1中の一点鎖線A−Aに沿った概略断面図である。 図2中の一方のユニットにおける冷却フィンの露出面と他方のユニットにおける冷却フィンの露出面との対向間の部分を拡大して示す図である。 図2中の発熱部品およびその近傍部を拡大して示す図である。 第1実施形態における冷却性能向上の効果を示すグラフである。 本発明の第2実施形態にかかる半導体モジュールの要部を示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる半導体モジュールを示す概略平面図である。 図7中の一点鎖線B−Bに沿った概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかる半導体モジュールM1について、図1〜図4を参照して述べる。本実施形態の半導体モジュールは、上記特許文献1と同様、たとえば自動車用の電力変換装置として適用されるもので、後述する冷却フィン20、30と発熱部品10との接続構成、および、絶縁板50以外の構成については、基本的に上記特許文献1のものと同様の構成とされている。
図1〜4に示されるように、半導体モジュールM1は、発熱部品10および冷却フィン20、30をモールド樹脂部40でモールド化したものを1つのユニット1として、ユニット1を複数個積層することによって構成されている。
発熱部品10は、半導体素子単体もしくは半導体素子を含む構造体よりなる。半導体素子としてはIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)やパワーMOSFETなどのパワー素子が挙げられる。その他、半導体素子としては、たとえば電力変換装置を構成するのに適した各種の半導体素子が挙げられる。
また、半導体素子を含む構造体としての発熱部品10としては、上記特許文献1のような半導体素子の両側に放熱板(ヒートシンク)を接合することで、半導体素子と放熱板とが一体化されたもの等が挙げられる。
冷却フィン20、30は、発熱部品10を冷却するために発熱部品10に接続されたものである。後述するように、冷却フィン20、30は発熱部品10と電気的に接続されている。ここで、冷却フィン20、30は、発熱部品10の電極として機能しないものであるが、当該電極として機能するものであってもよい。
本実施形態では、図2、図3に示されるように、冷却フィン20、30は、発熱部品10の一面11側(図2では発熱部品10の左側)に接続された第1の冷却フィン20と、発熱部品10の他面12側(図2では発熱部品10の右側)に接続された第2の冷却フィン30と、よりなる。つまり、冷却フィン20、30は、発熱部品10を挟むように発熱部品10の両面側に配置された一対のものとされている。
図3に示されるように、それぞれの冷却フィン20、30は、板状をなすものである。この板状の冷却フィン20、30において、一方の板面は発熱部品10に接続される部品接続面21、31とされ、他方の板面はモールド樹脂部40から露出して冷媒にさらされる露出面22、32とされている。
ここでは、一対の冷却フィン20、30は、図1に示されるように、矩形板状をなすものとされており、両者は実質同一形状、同一サイズのものとされている。このような冷却フィン20、30は、たとえばCu(銅)やAl(アルミニウム)等の熱伝導性に優れた金属等よりなる。
ここで、本実施形態では、個々のユニット1において、発熱部品10と冷却フィン20、30の部品接続面21、31とは、金属接合により機械的および電気的に接合されている。この金属接合については、熱圧着による金属同士の直接接合、さらには、はんだを介したはんだ接合も含むものである。
たとえば、発熱部品10が半導体素子単体の場合、図示しないが、半導体素子の表裏両面の適所にCuやAlなどの金属膜を設け、この金属膜と冷却フィン20、30の部品接続面21、31とを金属接合すればよい。また、発熱部品10が上記した放熱板と半導体素子とが一体化されたものである場合、放熱板と冷却フィン20、30の部品接続面21、31とを金属接合すればよい。
冷却フィン20、30は、露出面22、32が凹凸面とされたものである。そして、この冷却フィン20、30の露出面22、32と絶縁板50とが接触した状態にて、冷媒が当該凹凸面における凹部と絶縁板50との隙間を流れるようになっている。
ここでは、冷却フィン20、30の露出面22、32における凹凸面は、図1〜図4に示されるように、島状に配置された複数の突起が凸部を構成し、当該突起間が凹部を構成するものとされている。なお、絶縁板50の詳細は後述する。
1個のユニット1を区画形成するモールド樹脂部40は、冷却フィン20、30のうち発熱部品10とは反対側の面である露出面22、32を露出させつつ、発熱部品10および冷却フィン20、30を封止している。また、このモールド樹脂部40は、冷媒が流される冷媒流路61〜63(図2参照)の一部を構成している。
モールド樹脂部40は、エポキシ樹脂等の通常のモールド材料よりなるもので、たとえばトランスファー成形やコンプレッション成形等より形成されたものである。ここでは、図1に示されるように、モールド樹脂部40は、一定方向を長手方向とする楕円形板状をなすものとされている。このモールド樹脂部40における一方の板面41と他方の板面42とは、表裏面の関係にある。
モールド樹脂部40の周辺部は、楕円枠状の枠部43とされ、この枠部43の内周が内周部44とされる。枠部43は内周部44よりも板厚が大きい部位である。これにより、図1、図2に示されるように、モールド樹脂部40における一方の板面41および他方の板面42は、内周部44が枠部43よりも凹んだ面形状とされている。
そして、発熱部品10および冷却フィン20、30は、内周部44にて封止されている。発熱部品10は、全体がモールド樹脂部40内に封止されている。一方、冷却フィン20、30は、当該冷却フィンの板厚方向のうち部品接続面21、31側はモールド樹脂部40で封止されるが、露出面22、32側は内周部44にてモールド樹脂部40の両板面41、42より露出している。
また、モールド樹脂部40における枠部43には、ユニット1の積層時に図示しないOリングを嵌め込んでユニット1間の気密性を確保するための溝43aが設けられている。また、図1に示されるように、モールド樹脂部40の側面には、発熱部品10と電気的に接続された端子部70が突出している。
この端子部70は、たとえば発熱部品10と電気的に接続された冷却フィン20、30を延長した部位である。この場合、発熱部品10と端子部70とは、冷却フィン20、30と発熱部品10との金属接合部分を介して、電気的接続されている。
また、端子部70は、冷却フィン20、30とは別体のものであってもよい。この場合、モールド樹脂部40内にてワイヤボンディング等により、発熱部品10と端子部70とが電気的に接続されるようにすればよい。いずれにせよ、端子部70は、上記特許文献1と同様、発熱部品10の半導体素子における端子と接続され、電力変換装置に適したものとして機能するようになっていればよい。
また、上述したが、モールド樹脂部40は冷媒流路61〜63の一部を構成する。具体的には、内周部44における長手方向の両端には、モールド樹脂部40の板厚方向に貫通する貫通孔45が設けられている。この2個の貫通孔45が、積層状態において冷媒流路61〜63の一部を構成する。
このように、本実施形態の半導体モジュールM1における各ユニット1は、発熱部品10および冷却フィン20、30をモールド樹脂部40にてモールド化したものとされている。そして、ユニット1が複数個積層されることで積層体としての半導体モジュールM1が構成されている。
ここで、各ユニット1は、図2に示されるように、モールド樹脂部40の板厚方向に積層されている。さらに言えば、モールド樹脂部40の板厚方向とは、発熱部品10の一面11から他面12に向かう方向であり、一対の冷却フィン20、30の重なり方向でもある。ここで、ユニット1の積層数については、たとえば電力変換装置の回路形成に必要な数とされる。
このユニット1の積層は、図2に示されるように、モールド樹脂部40の枠部43を接触させ、この部分を図示しない締結部材で固定したり、枠部43間を接着したりすることにより行われる。なお、このとき枠部43における溝43aには、図示しないOリングが配置される。
そして、図2に示されるように、当該積層体としての半導体モジュールM1において、冷媒流路61〜63が構成される。この冷媒流路61〜63は、各ユニット1に形成された2個の貫通孔45および隣り合うユニット1間の隙間により構成される。
具体的には、冷媒流路61〜63は、図1に示すように各ユニット1に形成された2つの貫通孔45のうちの一方にて一方の主流路61が構成されると共に、各ユニット1に形成された2つの貫通孔45のうちの他方にて構成される他方の主流路62が構成されたものとなっている。
また、隣り合うユニット1間にて冷媒流路としての分岐流路63が構成されている。これは、モールド樹脂部40の内周部44が枠部43よりも凹むことでユニット1間の隙間が形成され、この隙間が冷媒流路とされたものである。このように、積層体としての半導体モジュールM1において構成された冷媒流路61〜63においては、隣り合うユニット1間に冷媒が流れるようになっている。
さらに、本実施形態の半導体モジュールM1においては、図2、図3に示されるように、隣り合うユニット1間にて一方のユニット1における冷却フィン20、30の露出面22、32と、他方のユニット1における冷却フィン20、30の露出面22、32とは、対向して配置されている。
具体的に、図3では、図中の左側に位置する一方のユニット1における第2の冷却フィン30の露出面32と、図中の右側に位置する他方のユニット1における第1の冷却フィン20の露出面22とが対向している。そして、これら対向する冷却フィン20、30の露出面22、32は、分岐流路63を流れる冷媒に接触するようになっている。
さらに、本実施形態においては、図2、図3に示されるように、隣り合うユニット1のうちの一方のユニット1における冷却フィン20、30の露出面22、32と、他方のユニット1における冷却フィン20、30の露出面22、32との対向間には、電気絶縁性の絶縁板50が設けられている。なお、当該対向間を、以下、単に「フィン対向間」ということにする。
この絶縁板50は、図1〜図3に示されるように、フィン対向間の全域に設けられている板状のものである。さらに、本実施形態では、絶縁板50は、フィン対向間よりも大きい平面形状のもので、フィン対向間の外側にはみ出したはみ出し部51を有するものとされている。
ここでは、絶縁板50は、矩形板状をなす(図1参照)。なお、図1では、絶縁板50の平面外形を破線にて示してあり、図1中における絶縁板50の左右の両辺と冷却フィン20の左右両辺とは、識別のため、多少ずらして示してある。
また、ここでは、1個のユニット1において、発熱部品10とこれを挟む一対の冷却フィン20、30とよりなる組が2組設けられており、ユニット1間には2個のフィン対向間が存在する。このとき、絶縁板50は、これら2個のフィン対向間に共通して介在する1個のものとされている。このような絶縁板50の材質としては、アルミナやシリカ等の絶縁セラミックなどが挙げられる。
そして、フィン対向間にて、絶縁板50の両面側に位置する両露出面22、32の凸部が接触した状態とされている。これにより、分岐流路63においては、凹凸面である両露出面22、32における凹部と絶縁板50との隙間を冷媒が流れるようになっている。ここにおいて、本実施形態の冷媒は、絶縁性のオイルやフロリナート等の電気絶縁性の液体である。
本実施形態の冷媒流路61〜63における冷媒の流れについては、上記特許文献1と同様のものである。具体的に述べると、図2中の矢印に示されるように、冷媒は、一方の主流路61を通じて各ユニット1に行き渡るとともに、分岐流路63を通じて他方の主流路62側に移動し、さらに他方の主流路62から排出される。
このとき、一方の主流路61の流れ終端側には、図示しない蓋等が設けられて行き止まりになっており、これによって、冷媒は、一方の主流路61から分岐流路63、他方の主流路62へ流れるようになっている。そして、分岐流路63では、各ユニット1に設けられた冷却フィン20、30が冷媒に接して冷却されるため、発熱部品10で発した熱を効果的に放出することが可能とされている。
本実施形態のような半導体モジュールM1は、溝43a内に図示しないOリングを嵌め込み、各ユニット1間に絶縁板50を挟みこみつつ、複数のユニット1の積層体の両側、すなわち積層された複数個の枠部43を固定することによって製造される。
ところで、本実施形態によれば、冷媒を電気絶縁性のものとしているので、隣り合うユニット1間にて冷媒および冷却フィン20、30を介した発熱部品10同士の導通が無くなる。このことから、本実施形態では、冷却フィン20、30と発熱部品10との電気的絶縁が不要となる。
そのため、本実施形態では、冷却フィン20、30と発熱部品10とを金属接合により電気的に接続した構成を採用している。そして、このことから、発熱部品と冷却フィンとの間に絶縁層が介在する従来のものに比べて、本実施形態の冷却性能が向上する。
また、このような複数個のユニット1を積層するタイプにおいては、小型化等のために隣り合うユニット1の冷却フィン20、30間の距離、つまりフィン対向間の距離が小さくなり、当該冷却フィン20、30間にて放電等による短絡が懸念される。しかし、本実施形態によれば、当該冷却フィン20、30間に絶縁板50を介在させているので、そのような短絡の発生を防止することが可能となる。
そして、この絶縁板50については、発熱部品10と冷却フィン20、30との間の熱伝導性すなわち冷却性能とは無関係なものである。そのため、絶縁板50の平坦度は低いものであってもかまわないから、絶縁板50の形状の制約を小さいものにすることができる。
なお、上記従来のものでは、絶縁層を発熱部品と冷却フィンとの間に介在させ、熱伝導性と電気絶縁性との両方を確保する必要がある。そのため、絶縁層を発熱部品と冷却フィンとの両者に確実に密着させるべく、絶縁層の平坦度を高いものにする必要があった。このことから、上記従来のものでは、上述のように、絶縁層の形状の制約が大きくなり、結果として、隣り合うユニット間の発熱部品同士の絶縁構成を複雑なものにしていた。
しかし、本実施形態によれば、絶縁板50の平坦度は低いものであってもかまわないから、従来構成のような問題は、そもそも生じない。よって、本実施形態によれば、隣り合うユニット1間の発熱部品10同士の絶縁構成の簡素化を図りつつ、冷却性能を向上させることができる。
ここで、本実施形態において、絶縁層を介在させることなく冷却フィン20、30と発熱部品10とを金属接合で接続したことによる冷却性能の向上効果について、図5を参照して具体的に述べる。
図5は、半導体モジュールM1における発熱部品10と冷却フィン20、30と温度差の低減効果を示している。ここにおいて、当該温度差は、発熱部品10の表面の温度と、冷却フィン20、30のうち板厚方向における凹部と同一平面部分の温度差との差としている。
そして、発熱部品10の発熱は、200W/100mmとし、絶縁板50は、典型的なアルミナ等のセラミック材料として、本実施形態の構成、すなわち「絶縁膜なし」の構成について、シミュレーションを行い、上記温度差を求めた。ここで、発熱部品と冷却フィンとの間に絶縁膜が介在する「絶縁膜あり」の従来構成を比較例とし、この比較例についても、同様にシミュレーションを行い、上記温度差を求めた。
この図5に示されるように、発熱部品10を冷却フィン20、30に金属接合する本実施形態の場合、絶縁膜を介する従来構成に比べて熱が通りやすくなり、上記温度差を約8℃低減することができ、冷却性能の向上が確認された。
また、上述したが、本実施形態においては、図1〜図3に示されるように、絶縁板50は、フィン対向間の外側にはみ出したはみ出し部51を有するものとされている。ここで、隣り合うユニット1間に流れる冷媒の流れ方向を第1の方向とする。この第1の方向は、図2、図3中の上下方向であり、分岐流路63における冷媒の流れ方向である。そして、はみ出し部51は、フィン対向間の外側にはみ出した絶縁板50の一部である。
ここで、はみ出し部51の表面形状は、絶縁板50のうちフィン対向間に位置する部分と同様の平坦なものであってもよい。
しかし、本実施形態では、好ましい形態として、はみ出し部51においては、第1の方向におけるはみ出し部51の沿面距離L1(図3中の矢印参照)が第1の方向におけるはみ出し部51の長さL2(図3参照)よりも長くなるような表面形状とされたものとなっている。
具体的に、本実施形態では、そのようなはみ出し部51の表面形状とは、第1の方向に沿って凹凸が繰り返された凹凸面とされている。このような凹凸面は、エッチング加工、プレス加工、型加工、切削加工等により形成される。
それによれば、隣り合うユニット1間におけるフィン対向間の外側にて、絶縁板50のはみ出し部51の沿面距離L1を大きく採ることができる。そのため、冷却フィン20、30の端部におけるはみ出し部51を介した沿面放電を抑制しやすくなる。つまり、フィン対向間における冷却フィン20、30同士の短絡防止の点で望ましい構成を実現することが可能となる。
さらに、このような沿面距離L1を長くしたはみ出し部51の構成を採用することにより、はみ出し部51の長さを小さいものにでき、絶縁板50の縮小化、ひいては、モジュール体格の小型化が期待できる。
また、このように、はみ出し部51の表面形状を凹凸面とした場合、当該凹凸面の凸部と冷却フィン20、30の端部とが干渉することで、絶縁板50の第1の方向への位置ずれが防止される。このことは、絶縁板50を固定するための別部材が不要となり、絶縁構成の簡素化の点で望ましい。
さらに、はみ出し部51の表面形状を凹凸面とした場合の波及効果として、冷却フィン20、30前において、はみ出し部51の凹凸面により冷媒の流れを乱すことができるため、冷却フィン20、30の伝熱の促進が期待できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態にかかる半導体モジュールの要部について、図6を参照して、上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
図6に示されるように、本実施形態では、隣り合うユニット1間のフィン対向間において、絶縁板50の一部(図6中の上方側の部分)が、フィン対向間の距離よりも小さい板厚とされている。そして、この板厚の小さい絶縁板50の一部は、一方のユニット1における冷却フィン30の露出面32と他方のユニット1における冷却フィン20の露出面22との両露出面22、32から離れている。
一方、当該フィン対向間において、絶縁板50の残部(図6中の下方側の部分)は、フィン対向間の距離と同等の板厚とされており、上記の両露出面22、32と接触している。
つまり、上記第1実施形態では、絶縁板50と上記の両露出面22、32の凸部との接触は、フィン対向間の全域にて行われていたが、本実施形態では、当該接触は、フィン対向間の一部領域のみにて行われている。
本実施形態によれば、絶縁板50の一部を両露出面22、32から離れた非接触部分とすることで、当該対向する冷却フィン20、30間の絶縁板50を介した沿面放電距離を長いものにできる。そのことから、当該対向する冷却フィン20、30同士の絶縁性向上が図れるという利点がある。
また、本実施形態では、絶縁板50の第1の方向への位置ずれを防止するために、絶縁板50におけるフィン対向間の両側のはみ出し部51について、上記第1実施形態と同様、沿面距離を長くするための凹凸面とされた表面形状を採用している。なお、上記第1実施形態においても、上記図3のようなフィン対向間の片側だけでなく、両側のはみ出し部51の表面形状を凹凸面としてもよい。
また、図6では、絶縁板50と両露出面22、32との接触は、フィン対向間のうちの図中の下方部分にて行われ、図中の上方部分では非接触とされていたが、この接触および非接触の領域の配置は、図6の例に限定されるものではない。たとえば、接触の領域をフィン対向間のうちの中央部分とし、その両周辺部分を非接触の領域となるように、絶縁板50の板厚を変更してもよい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態にかかる半導体モジュールについて、図7、図8を参照して述べる。本実施形態は、上記第1実施形態に対して、冷却フィン20、30の露出面22、32の凹凸形状を変形したものであり、その他は同様である。
上記第1実施形態では、図1、図2等に示されるように、冷却フィン20、30の露出面22、32における凹凸面は、島状の突起が凸部を構成し当該突起間が凹部を構成するもの、いわゆるピンフィン形状とされていた。
これに対して、本実施形態における冷却フィン20、30の露出面22、32は、いわゆるストレートフィン形状の凹凸面とされている。具体的に、本実施形態の凹凸面は、分岐流路63の冷媒流れ方向(図8の上方から下方へ向かう方向)に平行に延びる直線状の凸部が、当該流れ方向と直交する方向(図8の左右方向)に複数個配列され、各凸部間が凹部を構成したものとなっている。
このような冷却フィン20、30においても、露出面22、32に接触する絶縁板50との間にて、当該凹凸面における凹部と絶縁板50との隙間を冷媒が流れるようになっている。そして、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果が発揮されることはもちろんである。
なお、本実施形態は、冷却フィン20、30の露出面22、32の凹凸形状を変更したものであるから、上記第1実施形態以外に、上記第2実施形態についても組み合わせが可能であることは言うまでも無い。
(他の実施形態)
なお、上記の各実施形態では、1個のユニット1において一対の冷却フィン20、30間に1個の発熱部品10が設けられたものとされていた。これに対して、一対の冷却フィン20、30間に複数個の発熱部品10が設けられていてもよい。
また、上記の各実施形態では、1個のユニット1において、発熱部品10とこれを挟む一対の冷却フィン20、30とよりなる組が2組設けられており、ユニット1間には2個のフィン対向間が存在していた。ここで、ユニット1間に2個および3個以上のフィン対向間が存在する場合、個々のフィン対向間毎に、独立した別体の絶縁板50を介在させてもよい。さらには、1個のユニット1において一対の冷却フィン20、30の組が1組であってもよい。
また、上記の各実施形態では、発熱部品10の一面11と他面12の両面側に冷却フィン20、30が設けられて接続されていた。これに対して、発熱部品10の当該両面のうちの片面側のみに冷却フィン20、30が設けられていてもよい。この場合でも、積層体において、隣り合うユニット1間にて冷却フィン20、30同士が対向する部分を有するようにユニット1の積層を行い、上記同様、フィン対向間に絶縁板50を介在させればよい。
また、上記第1実施形態では、絶縁板50のはみ出し部51の表面形状を凹凸面とすることにより、第1の方向におけるはみ出し部51の沿面距離L1が第1の方向におけるはみ出し部51の長さL2よりも長くなるような表面形状とした。しかし、このような表面形状を実現するには、はみ出し部51を曲がったものとしてもよい。たとえば、はみ出し部51を波形に曲げられた板とすることで、当該表面形状を波形面とすればよい。
また、冷却フィン20、30は、露出面22、32と絶縁板50との接触状態にて冷媒が露出面22、32と絶縁板50との隙間を流れるように、露出面22、32が凹凸面とされたものであればよいが、その凹凸面形状としては、上記したピンフィンやストレートフィン以外の形状であってもよい。
また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能であり、また、上記各実施形態は、上記の図示例に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
1 ユニット
10 発熱部品
20 第1の冷却フィン
22 第1の冷却フィンの露出面
30 第2の冷却フィン
32 第2の冷却フィンの露出面
40 モールド樹脂部
50 絶縁板
61 冷媒流路における一方の主流路
62 冷媒流路における他方の主流路
63 冷媒流路における分岐流路
M1 半導体モジュール

Claims (4)

  1. 半導体素子を含む発熱部品(10)と、
    前記発熱部品を冷却するために前記発熱部品に接続された冷却フィン(20、30)と、
    前記冷却フィンのうち前記発熱部品とは反対側の面である露出面(22、32)を露出させつつ、前記発熱部品および前記冷却フィンを封止し、且つ、冷媒が流される冷媒流路(61〜63)の一部を構成するモールド樹脂部(40)と、を有し、
    前記発熱部品および前記冷却フィンを前記モールド樹脂部にてモールド化したものを1つのユニット(1)として、当該ユニットが複数個積層されることで積層体が構成されており、
    当該積層体において前記冷媒流路が構成されるとともに、前記冷媒流路においては隣り合う前記ユニット間に前記冷媒が流れるようになっており、
    隣り合う前記ユニット間にて一方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面と、他方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面とは、対向して配置されつつ、前記冷媒に接触するようになっている半導体モジュールであって、
    前記発熱部品と前記冷却フィンとは金属接合により機械的および電気的に接合されており、
    前記一方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面と前記他方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面との対向間には、電気絶縁性の絶縁板(50)が設けられており、
    前記冷媒は、電気絶縁性を有するものであることを特徴とする半導体モジュール。
  2. 隣り合う前記ユニット間に流れる前記冷媒の流れ方向を第1の方向としたとき、
    前記絶縁板の一部は、前記一方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面と前記他方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面との対向間の外側にはみ出したはみ出し部(51)とされており、
    前記はみ出し部においては、前記第1の方向における前記はみ出し部の沿面距離(L1)が前記第1の方向における前記はみ出し部の長さ(L2)よりも長くなるような表面形状とされたものとなっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
  3. 前記はみ出し部の表面形状とは、前記第1の方向に沿って凹凸が繰り返された凹凸面であることを特徴とする請求項2に記載の半導体モジュール。
  4. 前記一方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面と前記他方のユニットにおける前記冷却フィンの前記露出面との対向間において、前記絶縁板の一部が、当該対向間の距離よりも小さい板厚とされることにより、当該両露出面から離れており、
    前記絶縁板の残部は、当該対向間の距離と同等の板厚とされて当該両露出面と接触していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体モジュール。
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