JP2016031927A - 積層構造物、入出力装置、情報処理装置、積層構造物の作製方法 - Google Patents

積層構造物、入出力装置、情報処理装置、積層構造物の作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物、入出力装置、情報処理装置、及び積層構造物の作製方法を提供する。
【解決手段】第1の領域乃至第5の領域101、101C、101D、101S、101Rをこの順に有し、第1の領域乃至第5の領域は、いずれも第1の基材11と第2の基材21を備え、第1の領域101、第3の領域101Dおよび第5の領域101Rは、第1の基材と第2の基材の間に所定の間隔を形成するスペーサKBを備え、第4の領域101Sには第1の基材と第2の基材を貼り合せる機能を備える接合層160を有する積層構造物90。
【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、積層構造物、入出力装置、情報処理装置または積層構造物の作製方法に関する。
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
大きな画面を備える表示装置は多くの情報を表示することができる。よって、一覧性に優れ、情報処理装置に好適である。
また、情報伝達手段に係る社会基盤が充実されている。これにより、多様で潤沢な情報を職場や自宅だけでなく外出先でも情報処理装置を用いて取得、加工または発信できるようになっている。このような背景において、携帯可能な情報処理装置が盛んに開発されている。
例えば、携帯可能な情報処理装置は屋外で使用されることが多く、落下により思わぬ力が情報処理装置およびそれに用いられる表示装置に加わることがある。破壊されにくい表示装置の一例として、発光層を分離する構造体と第2の電極層との密着性が高められた構成が知られている(特許文献1)。
特開2012−190794号公報
本発明の一態様は、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供することを課題の一とする。または、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物の作製方法を提供することを課題の一とする。または、新規な積層構造物、新規な積層構造物の作製方法、新規な表示装置または新規な半導体装置を提供することを課題の一とする。
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
本発明の一態様は、第1の領域と、第1の領域より外側に配置される第2の領域と、第2の領域より外側に配置される第3の領域と、第3の領域より外側に配置される第4の領域と、第4の領域より外側に配置される第5の領域と、を有する積層構造物である。
そして、第1の領域乃至第5の領域は、第1の基材と、第1の基材と重なる第2の基材と、を備える。
第1の領域、第3の領域および第5の領域は、第1の基材と第2の基材の間にスペーサを備える。
第4の領域は、接合層を備え、接合層は、第1の基材と第2の基材を貼り合わせる。
また、本発明の一態様は、第1の領域、第3の領域および第5の領域において、スペーサが第1の基材および第2の基材の間に所定の間隔を形成する大きさを備える、上記の積層構造物である。
上記本発明の一態様の積層構造物は、第1の領域乃至第5の領域をこの順に第1の領域から有する。そして、第1の領域乃至第5の領域は、いずれも第1の基材と第2の基材を備え、第1の領域、第3の領域および第5の領域は、第1の基材と第2の基材の間に、所定の間隔を形成するスペーサを含む。これにより、第2の領域および第4の領域にスペーサを配置することなく、第1の基材と第2の基材の間に、所定の間隔を形成することができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様は、第4の領域において、接合層が、第1の領域を囲む形状を備え且つ第1の基材および第2の基材に接する、上記の積層構造物である。
上記本発明の一態様の積層構造物は、第4の領域が、第1の基材と第2の基材に接する接合層を備える。これにより、不純物が第4の領域を透過して第3の領域に拡散する現象を、接合層を用いて抑制することができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様は、第1の領域乃至第5の領域が、第1の基材と第2の基材の間に接合層を備える上記の積層構造物である。
また、本発明の一態様は、第1の領域乃至第3の領域が、絶縁層を第1の基材とスペーサの間に備える。
第5の領域が第1の基材とスペーサの間に絶縁層を備える。また、第5の領域の絶縁層がスペーサと重ならない部分にスペーサと重なる部分より薄い領域を備える、上記の積層構造物である。
上記本発明の一態様の積層構造物は、スペーサと重なる部分より厚さが薄い領域を備える絶縁層を、第5の領域が備える。これにより、スペーサと重ならない部分において、間隔を広げることができる。例えば、絶縁層と第2の被剥離層の間隔を広げることができる。間隔が広げられた部分においては材料が容易に移動できるため、接合層の形成時に第1の基材と第2の基材の間隔を所定の長さに容易にすることができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様は、第4の領域と第5の領域の間に配置される第6の領域を有する上記の積層構造物である。そして、第1の領域が発光素子を備える。第1の領域乃至第4の領域および第6の領域が、発光素子と電気的に接続される配線を備える。第1の領域乃至第3の領域が、配線と接する絶縁層を備える。第6の領域が、配線と電気的に接続される端子を備える。
上記本発明の一態様の積層構造物は、第1の領域が発光素子を備え、第1の領域乃至第4の領域および第6の領域が発光素子と電気的に接続される配線を備え、第6の領域が配線と電気的に接続される端子を備える。これにより、第1の領域の発光素子と第6の領域の端子を、配線を用いて電気的に接続できる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様は、以下の4つのステップを有する積層構造物の作製方法である。
第1のステップにおいて、スペーサが形成された第1の基材と第2の基材を準備して、第1の基材または/および第2の基材に流動性を備える接合層を形成する。
第2のステップにおいて、減圧された環境で、スペーサおよび接合層を挟むように第1の基材と第2の基材を配置する。
第3のステップにおいて、接合層が、第1の基材、第2の基材およびスペーサの間に押し広げられるように環境の圧力を大気圧に近づける。
第4のステップにおいて、接合層を硬化する。
上記本発明の一態様の積層構造物の作製方法は、環境の圧力を大気圧に近づけて、流動性を備える接合層を、第1の基材、第2の基材およびスペーサの間に押し広げるステップを含んで構成される。これにより、接合層を用いて、第1の基材と第2の基材をその間に所定の間隔が設けられた状態で貼り合わせることができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物の作製方法を提供できる。
なお、本明細書において、「膜」という言葉と、「層」という言葉とは、場合によっては、または、状況に応じて、互いに入れ替えることが可能である。例えば、「導電層」という用語を、「導電膜」という用語に変更することが可能な場合がある。または、例えば、「絶縁膜」という用語を、「絶縁層」という用語に変更することが可能な場合がある。
また、FPC(Flexible printed circuit)またはTCP(Tape Carrier Package)等のコネクターが取り付けられたモジュール、当該モジュールのTCPの先にプリント配線板が取り付けられたものもしくはCOG(Chip On Glass)方式によりIC(集積回路)が実装され且つ発光素子が形成された基板も、発光装置に含まれる。
また、本明細書中において、トランジスタの第1の電極または第2の電極の一方がソース電極を、他方がドレイン電極を指す。
本発明の一態様によれば、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。または、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物の作製方法を提供できる。または、新規な表示装置もしくは新規な半導体装置などを提供できる。または、利便性または信頼性に優れた新規な入出力装置を提供できる。
なお、これらの効果の記載は、他の効果の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一態様は、必ずしも、これらの効果の全てを有する必要はない。なお、これら以外の効果は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の効果を抽出することが可能である。
実施の形態に係る積層構造物の構成を説明する図。 実施の形態に係る積層構造物の作製方法を説明する図。 実施の形態に係る入出力装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る入出力装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る入出力装置が備える検知ユニットの構成を説明する図。 実施の形態に係る情報処理装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る情報処理装置の構成を説明する図。
本発明の一態様の積層構造物は、第1の領域乃至第5の領域をこの順に第1の領域から有する。そして、第1の領域乃至第5の領域は、いずれも第1の基材と第2の基材を備え、第1の領域、第3の領域および第5の領域は、第1の基材と第2の基材の間に所定の間隔を形成するスペーサを含む。
これにより、第2の領域および第4の領域にスペーサを配置することなく、第1の基材と第2の基材の間に、所定の間隔を形成することができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する発明の構成において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様の積層構造物の構成について、図1を参照しながら説明する。
図1は本発明の一態様の積層構造物の構成を説明する模式図である。図1(A)は本発明の一態様の積層構造物の上面図であり、図1(B)は図1(A)の切断線Z1−Z2−Z3−Z4における断面図である。また、図1(C)は、図1(B)の一部を拡大して説明する断面図であり、図1(D)は、図1(B)の一部を拡大して説明する投影図である。
<積層構造物の構成例>
本実施の形態で説明する積層構造物90は、第1の領域101と、第1の領域101より外側に配置される第2の領域101Cと、第2の領域101Cより外側に配置される第3の領域101Dと、第3の領域101Dより外側に配置される第4の領域101Sと、第4の領域101Sより外側に配置される第5の領域101Rと、を有する(図1(A)参照)。
そして、第1の領域101乃至第5の領域101Rは、第1の基材11と、第1の基材11と重なる第2の基材21と、を備える(図1(B)参照)。
第1の領域101、第3の領域101Dおよび第5の領域101Rは、スペーサKBを第1の基材11と第2の基材21の間に備える。
第4の領域101Sは、接合層160を備える。そして、接合層160は第1の基材11と第2の基材21を貼り合わせる。
また、本発明の一態様の積層構造物90のスペーサKBは、第1の領域101、第3の領域101Dおよび第5の領域101Rにおいて、第1の基材11および第2の基材21の間に所定の間隔Dを形成する大きさを備える。
本実施の形態で説明する積層構造物90は、第1の領域101乃至第5の領域101Rを序数詞が増える順に第1の領域101から有する。そして、第1の領域101乃至第5の領域101Rは、いずれも第1の基材11と第2の基材21を備え、第1の領域101、第3の領域101Dおよび第5の領域101Rは、第1の基材11と第2の基材21の間に、所定の間隔Dを形成するスペーサKBを含む。これにより、第2の領域および第4の領域にスペーサを配置することなく、第1の基材と第2の基材の間に所定の間隔を形成することができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様の積層構造物90の第4の領域101Sは、第1の領域101を囲む形状を備え且つ第1の基材11および第2の基材21に接する接合層160を備える(図1(A)および図1(B)参照)。
本発明の一態様の積層構造物90は、第4の領域101Sが、第1の基材11と第2の基材21に接する接合層160を備える。これにより、不純物が第4の領域を透過して第3の領域に拡散する現象を、接合層を用いて抑制することができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様の積層構造物90の第1の領域101乃至第5の領域101Rが、第1の基材11と第2の基材21の間に接合層160を備える。
また、本発明の一態様の積層構造物90の第1の領域101および第3の領域101Dは、第1の基材11とスペーサKBの間に絶縁層121を備える。例えば、絶縁層121は、第1の絶縁層121aと第2の絶縁層121bとを備える。
第5の領域101Rが、第1の基材11とスペーサKBの間に絶縁層121を備える。第5の領域101Rの絶縁層121は、スペーサKBと重ならない部分にスペーサKBと重なる部分より薄い領域を備える。
例えば、スペーサKBと重なる部分に第1の絶縁層121aおよび第2の絶縁層121bを備え、スペーサKBと重ならない部分に第1の絶縁層121aを備える。
本発明の一態様の積層構造物90は、第5の領域101Rが、スペーサKBと重なる部分より厚さが薄い領域を備える絶縁層121を備える。これにより、スペーサKBと重ならない部分において、間隔を広げることができる。例えば、絶縁層121と第2の被剥離層23の間隔を広げることができる。間隔が広げられた部分においては材料が容易に移動できるため、接合層160の形成時に第1の基材11と第2の基材21の間隔を所定の長さに容易にすることができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、本発明の一態様の積層構造物90は、第4の領域101Sと第5の領域101Rの間に配置される第6の領域101Tを有する。
そして、第1の領域101が、発光素子150を備える。
第1の領域101乃至第4の領域101Sおよび第6の領域101Tが、発光素子150と電気的に接続される配線111を備える。
第1の領域101乃至第3の領域101Dが、配線111と接する絶縁層121を備える。
第6の領域101Tが、配線111と電気的に接続される端子119を備える。
本実施の形態で説明する積層構造物90は、第1の領域101が発光素子150を備え、第1の領域101乃至第4の領域101Sおよび第6の領域101Tが発光素子150と電気的に接続される配線111を備え、第6の領域101Tが配線111と電気的に接続される端子119を備える。これにより、第1の領域の発光素子150と第6の領域の端子119を、配線111を用いて電気的に接続できる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物を提供できる。
また、積層構造物90は、スペーサKBと第2の基材21の間に構造物を備える。
例えば、着色層CFや遮光層BMを構造物に用いることができる(図1(B)および図1(D)参照)。
また、積層構造物90は、スペーサKBと絶縁層121の間に他の構造物を備える。例えば、開口部を備える隔壁128を構造物に用いることができる。
また、積層構造物90は、所定の間隔Dを第1の基材11と第2の基材21の間に有する。
絶縁層121、隔壁128、スペーサKB、着色層CFおよび遮光層BMはこの順で重ねられ、所定の間隔Dに配置される。
また、積層構造物90は、スペーサKBに重ならない位置に機能素子を備える。
例えば、発光素子150を機能素子に用いることができる。なお、発光素子150に重なるように着色層CFを配置して、発光モジュール180を構成してもよい。
また、積層構造物90は、機能素子と電気的に接続する端子119を備える。
以下に、積層構造物を構成する個々の要素について説明する。なお、これらの構成は明確に分離できず、一つの構成が他の構成を兼ねる場合や他の構成の一部を含む場合がある。
例えば、スペーサKBが重ねられた隔壁128は、スペーサであるとともに隔壁でもある。
《全体の構成》
本実施の形態で積層構造物90は、第1の領域101、第2の領域101C、第3の領域101D、第4の領域101Sまたは第5の領域101Rを有する。
また、積層構造物90は、第1の基材11、第2の基材21または接合層160を備える。
また、積層構造物90は、絶縁層121、スペーサKBまたはさまざまな構造物を備える。
また、積層構造物90は、発光素子150または端子119を備える。
《第1の領域101》
第1の領域101は、第1の基材11、第2の基材21または接合層160を備える。また、第1の領域101において、第1の基材11と第2の基材21の間に、所定の間隔Dを備える。
また、第1の領域101は、絶縁層121、スペーサKB、さまざまな構造物または発光素子150を備える。
《第2の領域101C》
第2の領域101Cは、第1の基材11、第2の基材21または接合層160を備える。
また、第2の領域101Cは、絶縁層121または接合層160を備える。
《第3の領域101D》
第3の領域101Dは、第1の基材11、第2の基材21または接合層160を備える。また、第3の領域101Dにおいて、第1の基材11と第2の基材21の間に、所定の間隔Dを備える。
また、第3の領域101Dは、絶縁層121またはスペーサKBを備える。
《第4の領域101S》
第4の領域101Sは、第1の基材11、第2の基材21または接合層160を備える。また、第4の領域101Sにおいて、接合層160が第1の基材11および第2の基材21に接する。
また、第4の領域101Sは、第1の領域101を囲む。
《第5の領域101R》
第5の領域101Rは、第1の基材11、第2の基材21または接合層160を備える。また、第5の領域101Rにおいて、第1の基材11と第2の基材21の間に、所定の間隔Dを備える。
また、第5の領域101Rは、絶縁層121またはスペーサKBを備える。
また、第5の領域101Rにおいて、絶縁層121は、スペーサが重ならない部分にスペーサが重なる部分に比べて厚さが薄い領域を有する。
《第1の基材11》
第1の基材11は、製造工程に耐えられる程度の耐熱性および製造装置に適用可能な厚さならびに大きさを備える。
例えば、有機材料、無機材料を第1の基材11に用いることができる。
例えば、樹脂、樹脂フィルムまたはプラスチック等の有機材料を第1の基材11に用いることができる。具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネートまたはアクリル樹脂等を含む薄膜または板を用いることができる。
例えば、ガラス、セラミックス、金属等の無機材料を第1の基材11に用いることができる。具体的には、無アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カリガラスまたはクリスタルガラス等を含む板を用いることができる。具体的には、SUS、アルミニウムまたはマグネシウム等を含む金属箔または金属板を用いることができる。
例えば、無機酸化物、無機窒化物または無機酸窒化物等を第1の基材11に用いることができる。具体的には、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ等を含む薄膜を用いることができる。
例えば、一の材料または複数の材料の複合材料を第1の基材11に用いることができる。具体的には、複数の材料が積層された複合材料または繊維状または粒子状の材料が他の材料に分散された複合材料を用いることができる。
例えば、基材と基材に含まれる不純物の拡散を防ぐ絶縁膜が積層された材料を、第1の基材11に用いることができる。具体的には、ガラスとガラスに含まれる不純物の拡散を防ぐ酸化珪素、窒化珪素または酸化窒化珪素等から選ばれた一または複数の材料が積層された材料を用いることができる。または、樹脂と樹脂を透過する不純物の拡散を防ぐ酸化珪素、窒化珪素または酸化窒化珪素等から選ばれた一または複数の材料が積層された材料を用いることができる。
例えば、金属板、薄板状のガラスまたは無機材料等の膜と樹脂フィルム等を貼り合わせた複合材料を第1の基材11に用いることができる。
例えば、後に説明する第1の被剥離層13を分離しやすくする機能を有する剥離層12を一方の表面に備えることができる。
《第1の被剥離層13》
なお、第1の基材11から分離することができる第1の被剥離層13を用いることができる。
例えば、一方の表面に剥離層12を備える第1の基材11と共に、剥離層12に接して第1の被剥離層13が積層された材料を用いることができる。これにより、後の工程で第1の被剥離層13を第1の基材11から分離することができる。具体的には、タングステンを含む層を剥離層12に用い、当該タングステンを含む層に接する無機酸化物または無機酸化窒化物を含む層を第1の被剥離層13に用いることができる。これにより、第1の被剥離層13を第1の基材11から分離することができる。なお、無機酸化物または無機酸化窒化物を含む層にさらに他の材料を積層した複合材料を、第1の被剥離層13に用いることができる。
また、一方の表面にガラス板を含む第1の基材11と共に、第1の被剥離層13にポリイミドを含む層を用いることができる。具体的には、ガラス板を剥離層に用い、ガラス板の表面に接するポリイミドを含む層を第1の被剥離層13に用いることができる。これにより、後の工程で第1の被剥離層13を第1の基材11から分離することができる。なお、ポリイミドを含む層にさらに他の材料を積層した複合材料を、第1の被剥離層13に用いることができる。
《第2の基材21》
第1の基材11に用いることができる材料を、第2の基材21に用いることができる。
また、後に説明する第2の被剥離層23を分離しやすくする機能を有する剥離層22を一方の表面に備えることができる。
《第2の被剥離層23》
なお、第2の基材21から分離することができる第2の被剥離層23を用いることができる。第1の被剥離層13に用いることができる材料を、第2の被剥離層23に用いることができる。
例えば、一方の表面に剥離層22を備える第2の基材21と共に、剥離層22に接する第2の被剥離層23を用いることができる。
《接合層160》
接合層160は、第2の基材21と第1の基材11を貼り合わせる機能を有する。
無機材料、有機材料または無機材料と有機材料の複合材料等を接合層160に用いることができる。
例えば、融点が400℃以下好ましくは300℃以下のガラス層または接着剤等を接合層160に用いることができる。
例えば、光硬化型接着剤、反応硬化型接着剤、熱硬化型接着剤または/および嫌気型接着剤等の有機材料を接合層160に用いることができる。
具体的には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、イミド樹脂、PVC(ポリビニルクロライド)樹脂、PVB(ポリビニルブチラル)樹脂、EVA(エチレンビニルアセテート)樹脂等を含む接着剤を接合層160に用いることができる。
《構造物》
例えば、絶縁層121、着色層CF、遮光層BMまたは隔壁128を構造物に用いることができる。なお、遮光層BMが隔壁128と重なる領域がある。
なお、第1の被剥離層13に構造物の一部を含めることができる。具体的には、絶縁層121、隔壁128、スペーサKB、発光素子150、配線111および端子119を第1の被剥離層13に含めることができる。
また、第2の被剥離層23に構造物の一部を含めることができる。具体的には、着色層CFおよび遮光層BMを第2の被剥離層23に含めることができる。
《絶縁層121》
例えば、有機材料、無機材料を絶縁層121に用いることができる。
例えば、樹脂等の有機材料を絶縁層121に用いることができる。具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、アクリル樹脂または感光性高分子から形成された材料等を含む薄膜を用いることができる。
例えば、無機酸化物、無機窒化物または無機酸窒化物等を絶縁層121に用いることができる。具体的には、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ等を含む薄膜を用いることができる。
例えば、一の材料または複数の材料の複合材料を絶縁層121に用いることができる。具体的には、複数の材料が積層された複合材料または繊維状または粒子状の材料が他の材料に分散された複合材料を用いることができる。
例えば、絶縁層121aと絶縁層121bの積層体を絶縁層121に用いることができる。具体的には、厚さ2μmのアクリル樹脂を絶縁層121aに用い、厚さ2μmのアクリル樹脂を絶縁層121bに用いることができる。
また、絶縁層121の一部に厚さが異なる部分を設けることができる。例えば、絶縁層121のスペーサKBと重ならない部分に、絶縁層121のスペーサKBと重なる部分より薄い領域を設けることができる。具体的には、第5の領域101Rにある絶縁層121の厚さは、スペーサKBと重なる部分においてT2であり、スペーサKBと重ならない部分においてT1である。これにより、スペーサKBと重ならない部分において、間隔D2より長い間隔D1が形成される。
《着色層CF》
着色層CFは、所定の色の光を透過する機能を有する。
例えば、赤色の光を透過する層、緑色の光を透過する層もしくは青色の光を透過する層を着色層CFに用いることができる。または、黄色の光を透過する層、シアンの光を透過する層もしくはマゼンタの光を透過する層を着色層CFに用いることができる。
例えば、互いに異なる色の光を透過する複数の着色層CFを選択して配置してもよい。例えば、帯状に着色層CFを配置してもよい。または、市松模様になるように着色層CFを配置してもよい(図1(D)参照)。
具体的には、赤色の光を透過する層と緑色の光を透過する層と青色の光を透過する層と黄色の光を透過する層を配置してもよい。
例えば、顔料または染料を含む層を着色層CFに用いることができる。具体的には、顔料または染料を含む高分子を、着色層CFに用いることができる。
《遮光層BM》
遮光層BMは、可視光の透過を遮る機能を有する。
遮光層BMは、例えば帯状または格子状の形状を備える(図1(D)参照)。
例えば、遮光性を有する材料を遮光層BMに用いることができる。顔料を分散した樹脂、染料を含む樹脂の他、黒色クロム膜等の無機膜を遮光層BMに用いることができる。具体的には、カーボンブラック、無機酸化物、複数の無機酸化物の固溶体を含む複合酸化物等を用いることができる。
《隔壁128》
隔壁128は開口部を有する。例えば帯状の開口部または市松模様の開口部を備える構造を隔壁128に用いることができる(図1(D)参照)。具体的には、升目状に区切られた開口部を備える構造を隔壁128に用いることができる。
なお、開口部に例えば機能素子を配置することができる。
例えば、絶縁性の有機材料、絶縁性の無機材料を隔壁128に用いることができる。
例えば、樹脂等の有機材料を隔壁128に用いることができる。具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、アクリル樹脂または感光性高分子から形成された材料等を含む薄膜を用いることができる。
例えば、無機酸化物、無機窒化物または無機酸窒化物等を隔壁128に用いることができる。具体的には、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ等を含む薄膜を用いることができる。
例えば、一の材料または複数の材料の複合材料を隔壁128に用いることができる。具体的には、複数の材料が積層された複合材料または繊維状または粒子状の材料が他の材料に分散された複合材料を用いることができる。
具体的には、厚さ0.8μmのポリイミドを隔壁128に用いることができる。
《スペーサKB》
スペーサKBは、間隔Dを所定の長さにする大きさを有する。なお、スペーサKBが遮光層BMおよび隔壁128に重なる領域がある。
例えば、有機材料、無機材料または有機材料と無機材料の複合材料をスペーサKBに用いることができる。
具体的には、無機酸化物、無機窒化物または無機酸窒化物等を、スペーサKBに用いることができる。例えば、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ等を、スペーサKBに用いることができる。
具体的には、樹脂、プラスチック等の有機材料をスペーサKBに用いることができる。具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネートまたはアクリル樹脂、感光性高分子から形成された材料等を、スペーサKBに用いることができる。
《機能素子》
積層構造物90は、単数または複数の機能素子を備える。例えば、マトリクス状に配置された複数の機能素子を備えてもよい。
例えば、電気素子またはバイオチップ等を機能素子に用いることができる。具体的には、トランジスタ、容量素子、抵抗素子、記憶素子、発光素子または表示素子等を用いることができる。
例えば、表示素子と表示素子を駆動する画素回路を機能素子に用いることができる。
例えば、発光素子150を機能素子に用いることができる。具体的には、有機エレクトロルミネッセンス素子を発光素子150に用いることができる。
《配線111および端子119》
積層構造物90は、配線111および端子119を備える。例えば、端子119は配線111を介して発光素子150と電気的に接続される。
配線111および端子119は導電性を有する材料を含む。
例えば、無機導電性材料、有機導電性材料、金属または導電性セラミックスなどを端子119に用いることができる。
具体的には、アルミニウム、金、白金、銀、クロム、タンタル、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、鉄、コバルト、パラジウムまたはマンガンから選ばれた金属元素、上述した金属元素を含む合金または上述した金属元素を組み合わせた合金などを配線等に用いることができる。
または、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛などの導電性酸化物を用いることができる。
または、グラフェンまたはグラファイトを用いることができる。グラフェンを含む膜は、例えば膜状に形成された酸化グラフェンを含む膜を還元して形成することができる。還元する方法としては、熱を加える方法や還元剤を用いる方法等を挙げることができる。
または、導電性高分子を用いることができる。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、本発明の一態様の積層構造物の作製方法について、図2を参照しながら説明する。
図2は本発明の一態様の積層構造物の作製方法を説明する図である。図2(A)は本発明の一態様の積層構造物90の作製方法の第1のステップを説明する断面図であり、図2(B)は第2のステップ乃至第4のステップを説明する断面図である。
<積層構造物の作製方法の例>
本実施の形態で説明する積層構造物の作製方法は、以下の4つのステップを備える。
《第1のステップ》
第1のステップにおいて、スペーサKBを含む第1の被剥離層13が形成された第1の基材11と第2の被剥離層23が形成された第2の基材21を準備して、第1の基材11または/および第2の基材21に流動性を備える接合層160Fを形成する(図2(A)参照)。
具体的には、厚さ0.7mmのガラス板、厚さ200nmの酸化窒化珪素膜および30nmのタングステン膜および被剥離層13(または23)がこの順に積層された材料を第1の基材11および第2の基材21に用いることができる。
タングステン膜から順に厚さ600nmの酸化窒化珪素膜および厚さ200nmの窒化珪素膜が積層された材料を含む膜を第1の被剥離層13および第2の被剥離層23に用いることができる。または、タングステン膜から順に厚さ600nmの酸化窒化珪素膜、厚さ200nmの窒化珪素膜、厚さ200nmの酸化窒化珪素膜、厚さ140nmの窒化酸化珪素膜および厚さ100nmの酸化窒化珪素膜が積層された材料を含む膜を第1の被剥離層13および第2の被剥離層23に用いることができる。なお、酸化窒化珪素膜は、酸素の組成が窒素の組成より多く、窒化酸化珪素膜は窒素の組成が酸素の組成より多い。
または、厚さ0.7mmのガラス板、ポリイミド膜および酸化珪素または窒化珪素等を含む膜がこの順に積層された材料を含む膜を第1の基材11および第2の基材21に適用できる。
また、厚さ4μmの絶縁層121と、厚さ0.8μmの隔壁128と、厚さ0.8μmのスペーサKBと、を第1の被剥離層13に含めることができる。なお、第5の領域において、厚さの4μmの絶縁層121をスペーサKBと重なる部分に用い、厚さの2μmの第1の絶縁層121aをスペーサKBと重ならない部分に用いる。
また、厚さ1μmの遮光層BMと、厚さ0.8μm以上2μm以下の着色層CFを、第2の被剥離層23に用いることができる。
例えば、スクリーン印刷法、インクジェット法、コーターを用いる塗布方法を用いて、流動性を備える接合層160Fを形成することができる。
具体的には、第2の基材21の遮光層BMおよび着色層CFが設けられた側に、流動性を備える熱硬化型のエポキシ樹脂系接着剤を含む厚さ10μmの接合層160Fを、スクリーン印刷法を用いて形成する。
《第2のステップ》
第2のステップにおいて、減圧された環境で、スペーサKBおよび接合層160Fを挟むように第1の基材11と第2の基材21を配置する(図2(B)参照)。
例えば、圧力が1Paになるように減圧された環境において、スペーサKBおよび接合層160Fを第1の基材11と第2の基材21の間に挟む。なお、環境の圧力は1Pa以下が好ましい。これにより、後のステップにおいて環境の圧力を大気圧に戻した際に、第1の基材11と第2の基材21の間に気泡が残留する不具合を防止できる。
《第3のステップ》
第3のステップにおいて、接合層160Fが、第1の基材11、第2の基材21およびスペーサKBの間に押し広げられるように、環境の圧力を大気圧に近づける。
環境の圧力を減圧された状態から大気圧に近づけると、第2の基材21を第1の基材11に押し当てることができる。これにより、第1の基材11と第2の基材21に挟まれた流動性を備える接合層160Fは、第1の基材11、第2の基材21およびスペーサKBの間に押し広げられる。
なお、スペーサKBは、第1の基材11と第2の基材21の間に所定の間隔Dが形成されるような大きさを備える。
また、接合層160Fは、構造物があるところで移動し難い。
そこで、スペーサKBと重ならない部分の絶縁層121に、スペーサKBと重なる部分より薄い部分を設ける。これにより、スペーサKBと重ならない部分において接合層160Fの移動をし易くできる。
具体的には、第1の絶縁層121aと第2の絶縁層121bが積層された絶縁層121を、スペーサKBと重なる部分に用い、第1の絶縁層121aのみの絶縁層121をスペーサKBと重ならない部分に用いる。
また、第2の領域101C、第4の領域101Sおよび第6の領域101TはスペーサKBを備えない。これにより、第2の領域101Cに隣接する第1の領域101の周辺部、第2の領域101Cに隣接する第3の領域101Dの周辺部、第4の領域101Sに隣接する第3の領域101Dの周辺部、第4の領域101Sに隣接する第5の領域101Rの周辺部および第6の領域101Tに隣接する第5の領域101Rの周辺部に配置されるスペーサKBに、他の部分に配置されるスペーサKBより大きな力が加えられる。
スペーサKBは、所定の力より大きな力が加えられると、潰れる場合がある。スペーサKBが潰れると、第1の基材11と第2の基材21の間の間隔が所定の長さより短くなる場合がある。また、スペーサKBの周辺にある他の構造物や機能素子を破壊してしまう場合がある。具体的には、絶縁層121、着色層CF、遮光層BMまたは隔壁128や発光素子150を破壊してしまう場合がある。
そこで、スペーサKBが配置されない領域の幅を狭くする。これにより、スペーサKBが配置されない領域に隣接するスペーサKBに加わる力を低減することができる。
例えば、第2の領域101Cの幅を狭くすると、第1の領域101の周辺部に配置されるスペーサKBに加わる力を低減できる。具体的には、第2の領域101Cの幅を3mm以下、好ましくは1mm以下にすると、第1の領域101の周辺部に配置されるスペーサKBに加わる力を低減できる。
《第4のステップ》
第4のステップにおいて、接合層160Fを硬化する。
例えば、熱硬化性の材料を接合層160Fに用いる場合は、接合層160Fを加熱する。これにより、接合層160を形成することができる。
本実施の形態で説明する積層構造物90の作製方法は、環境の圧力を大気圧に近づけて、流動性を備える接合層160を、第1の基材11、第2の基材21およびスペーサKBの間に押し広げるステップを含んで構成される。これにより、接合層を用いて、第1の基材と第2の基材をその間に所定の間隔が設けられた状態で貼り合わせることができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な積層構造物の作製方法を提供できる。
<発光装置の作製方法の例>
次に、積層構造物90から発光装置100を作製する方法について、図2(C)および図2(D)を参照しながら説明する。
図2(C)は本発明の一態様の積層構造物の構成を説明する断面図である。図2(D)は本発明の一態様の発光装置の構成を説明する断面図である。
《第5のステップ》
第5のステップにおいて、第1の被剥離層13を第1の基材11から分離する。分離した第1の被剥離層13と第1の基材41を、接着層31を用いて貼り合わせる。
また、第2の被剥離層23を第2の基材21から分離する。分離した第2の被剥離層23と第2の基材42を、接着層32を用いて貼り合わせる(図2(C)参照)。
なお、可撓性を有する材料を、第1の基材41および第2の基材42に用いることができる。これにより、可撓性の発光装置100を提供できる。例えば、樹脂、樹脂フィルムまたはプラスチック等の有機材料を第1の基材41および第2の基材42に用いることができる。具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネートまたはアクリル樹脂等を用いることができる。または、透光性を必要としない場合は、例えば透光性を有しない金属などの無機材料を用いることができる。具体的にはSUSまたはアルミニウム等を用いることができる。
《第6のステップ》
第6のステップにおいて、第5の領域101Rを切除する(図2(D)参照)。
なお、第4の領域101Sは、スペーサKBを備える第5の領域101Rに隣接していた。これにより、第4の領域101Sは所定の間隔を第1の基材41と第2の基材42の間に備える。その結果、第1の領域101のスペーサKBおよび第3の領域101DのスペーサKBが潰れてしまう現象を防止することができる。
《第7のステップ》
第7のステップにおいて、端子119と重なる第2の基材42および接合層160を除去して、端子119を露出させる。
これにより、端子119は電力を供給され、電力を供給することができる。また、発光素子150は電力を供給されることができる。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、本発明の一態様の入出力装置の構成について、図3乃至図5を参照しながら説明する。
図3乃至図5は本発明の一態様の入出力装置500TPの構成を説明する図である。
図3(A)は本発明の一態様の入出力装置500TPの上面図であり、図3(B)は図3(A)の切断線Z1−Z2、切断線Z3−Z4−Z5−Z6における断面図である。
図4は本発明の一態様の入出力装置500TPの投影図である。
図5は本発明の一態様の入出力装置500TPが備える検知ユニット602(i,j)の投影図および回路図である。
<入出力装置の構成例>
本実施の形態で説明する入出力装置500TPは、表示部500と、表示部500に重なる入力部600と、表示部500に設けられた表示領域501と、入力部600の表示領域501と重なる位置に設けられた入力領域601と、表示領域501および入力領域601を囲む封止領域501Sと、を有する(図3(A)および図3(B)参照)。
そして、表示領域501、入力領域601および封止領域501Sは、第1の基材510と第2の基材610を備える(図3(B)参照)。
表示領域501および入力領域601は、第1の基材510および第2の基材610の間にスペーサKBを備える。
封止領域501Sは第1の基材510と第2の基材610を貼り合わせる接合層560を備える。
表示領域501は、複数の画素502を備える(図4参照)。
画素502は、2行2列に配置された4つの副画素(副画素502R、副画素502G、副画素502Bおよび副画素502Y)を備える。
副画素502Rは、表示素子および表示素子と電気的に接続される画素回路を備える。例えば発光素子550Rを表示素子に用いることができる。
入力領域601は、複数の検知ユニット602(i,j)を備える。なお、本明細書において、m行n列の行列のi行j列に配置された要素を(i,j)と表記する。また、i行j列に配置された検知ユニットを検知ユニット602(i,j)と表記する。また、mまたはnの一方は1以上の自然数であり、他方は2以上の自然数である。iはm以下の自然数であり、jはn以下の自然数である。
検知ユニット602(i,j)は、副画素502Rに重なる開口部667を備える遮光層BM、遮光層BMに重なる検知回路および検知回路と電気的に接続される検知素子650(i,j)を備える(図3乃至図5参照)。
上記本実施の形態の入出力装置500TPは、表示部500と、表示部500に重なる入力部600と、表示部500に設けられた表示領域501と、入力部600の表示領域501と重なる位置に設けられた入力領域601と、表示領域501および入力領域601を囲む封止領域501Sと、を有する。そして、表示領域501、入力領域601および封止領域501Sは、第1の基材510と第2の基材610を備え、表示領域501および入力領域601は、第1の基材510および第2の基材610の間にスペーサKBを備える。これにより、封止領域にスペーサを配置することなく、第1の基材と第2の基材の間に所定の間隔を形成することができる。その結果、利便性または信頼性に優れた新規な入出力装置を提供できる。
また、入出力装置500TPは、表示領域501より外側に領域501Cと、領域501Cより外側に領域501Dと、領域501Dより外側に領域501Tと、を有する(図3(A)参照)。
入出力装置500TPは、表示領域501および入力領域601に重なる領域を有する保護層670を備える。
以下に、入出力装置500TPを構成する個々の要素について説明する。なお、これらの構成は明確に分離できず、一つの構成が他の構成を兼ねる場合や他の構成の一部を含む場合がある。
例えば、複数の開口部667に重なる位置に着色層を備える入力部600は、入力部600であるとともにカラーフィルタでもある。
また、例えば入力部600が表示部500に重ねられた入出力装置500TPは、入力部600であるとともに表示部500でもある。なお、表示部500に入力部600が重ねられた入出力装置500TPをタッチパネルともいう。
《全体の構成》
入出力装置500TPは、表示部500、入力部600、表示領域501、入力領域601、封止領域501S、第1の基材510または第2の基材610を有する。
また、領域501C、領域501D、領域501Tまたは保護層670を有してもよい。
領域501Cおよび領域501Dは、第1の基材510および第2の基材610を備える。
領域501Cは、絶縁膜521に設けられた開口部を備える。
領域501Dは、駆動回路503G、駆動回路603Gおよび駆動回路603Dを備える。
領域501Tは端子519G、端子519SLおよび端子519SRを備える。
《入力部》
入力部600は、検知ユニット602(i,j)または第2の基材610を備える。
また、配線VPI(i)、配線CS、走査線G1(i)、配線RES(i)、配線VRES(i)または信号線DL(j)を備える(図5参照)。なお、本明細書において、i行目に配設された配線を符号に(i)を付して示し、j列目に配設された配線を符号に(j)を付して示す。
なお、第2の基材610に入力部600を形成するための膜を成膜し、当該膜を加工する方法を用いて、入力部600を形成してもよい。
または、入力部600の一部を他の基材に形成し、当該一部を第2の基材610に転置する方法を用いて、入力部600を形成してもよい。
《検知ユニット》
検知ユニット602(i,j)は近接または接触するものを検知して検知信号を供給する。例えば静電容量、照度、磁力、電波または圧力等を検知して、検知した物理量に基づく情報を供給する。具体的には、容量素子、光電変換素子、磁気検知素子、圧電素子または共振器等を検知素子に用いることができる。
検知ユニット602(i,j)は、例えば、近接または接触するものとの間の静電容量の変化を検知する。具体的には、導電膜および導電膜と電気的に接続された検知回路を用いてもよい。
なお、大気中において、指などの大気より大きな誘電率を備えるものが導電膜に近接すると、指と導電膜の間の静電容量が変化する。この静電容量の変化を検知して検知情報を供給することができる。具体的には、導電膜および当該導電膜に一方の電極が接続された容量素子を含む検知回路を検知ユニット602(i,j)に用いることができる。
例えば、静電容量の変化に伴い容量素子との間で電荷の分配が引き起こされ、容量素子の一対の電極間の電圧が変化する。この電圧の変化を検知信号に用いることができる。
具体的には、容量素子を検知素子650(i,j)に用い、検知素子650(i,j)の第2の電極652の電位の変化と、第1の電極651(i,j)に電気的に接続された導電膜とそれに近接するものの距離等と、に基づいて変化する、第1の電極651(i,j)の電位を検知信号に用いることができる。
なお、検知素子650(i,j)は第1の電極651(i,j)、第1の電極651(i,j)に重なる第2の電極652および第1の電極651(i,j)と第2の電極652の間に誘電体層653を備える。
《検知回路、スイッチ、トランジスタ》
様々な回路を検知回路に用いることができる。具体的には、スイッチまたはトランジスタを備える検知回路を用いることができる(図5(B)参照)。ただし、スイッチまたはトランジスタを有さず、容量素子で検知回路やタッチセンサを構成してもよい。
なお、タッチセンサを構成する配線や電極に用いることのできる材料として、例えば、抵抗値が低いものが望ましい。一例として、銀、銅、アルミニウム、カーボンナノチューブ、グラフェン、ハロゲン化金属(ハロゲン化銀など)などを用いてもよい。さらに、非常に細くした(例えば、直径が数ナノメール)多数の導電体を用いて構成されるような金属ナノワイヤを用いてもよい。または、導電体を網目状にした金属メッシュを用いてもよい。一例としては、Agナノワイヤや、Cuナノワイヤ、Alナノワイヤ、Agメッシュや、Cuメッシュ、Alメッシュなどを用いてもよい。Agナノワイヤの場合、光透過率は89%以上、シート抵抗値は40以上100Ω/□以下を実現することができる。なお、透過率が高いため、表示素子に用いる電極、例えば、画素電極や共通電極に、金属ナノワイヤ、金属メッシュ、カーボンナノチューブ、グラフェンなどを用いてもよい。
検知ユニット602(i,j)は、制御信号に基づいて導通状態または非導通状態にすることができるスイッチを備える。
例えば、第2の制御信号に基づいて、導通状態または非導通状態にすることができるトランジスタM2(i,j)および第3の制御信号に基づいて、導通状態または非導通状態にすることができるトランジスタM3をスイッチに用いることができる。
また、検知信号を増幅するトランジスタM1(i,j)を検知ユニット602に用いることができる。
同一の工程で作製することができるトランジスタを、検知信号を増幅するトランジスタM1(i,j)およびスイッチに用いることができる。これにより、作製工程が簡略化された入力部600を提供できる。
トランジスタは半導体層を備える。例えば、14族の元素、化合物半導体または酸化物半導体を半導体層に用いることができる。具体的には、シリコンを含む半導体、ガリウムヒ素を含む半導体またはインジウムを含む酸化物半導体などを半導体層に適用できる。また、有機半導体などを半導体層に用いることができる。テトラセンやペンタセンなどのアセン類などを有機半導体に用いることができる。
様々な結晶性を備える半導体層をトランジスタに用いることができる。例えば、非結晶を含む半導体層、微結晶を含む半導体層、多結晶を含む半導体層または単結晶を含む半導体層等を用いることができる。具体的には、アモルファスシリコン、レーザーアニールなどの処理により結晶化したポリシリコンまたはSOI(Silicon On Insulator)技術を用いて形成された半導体層等を用いることができる。
例えば、少なくともインジウム(In)、亜鉛(Zn)及びM(Al、Ga、Ge、Y、Zr、Sn、La、CeまたはHf等の金属)を含むIn−M−Zn酸化物で表記される材料を含む酸化物半導体を、好適に半導体層に用いることができる。または、InとZnの双方を含むことが好ましい。
酸化物半導体膜を構成する酸化物半導体として、例えば、In−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、In−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In−Lu−Zn系酸化物、In−Sn−Ga−Zn系酸化物、In−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Al−Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸化物、In−Ga系酸化物を用いることができる。
なお、ここで、In−Ga−Zn系酸化物とは、InとGaとZnを主成分として有する酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、InとGaとZn以外の金属元素が入っていてもよい。
《配線》
入力部600は配線を備える。配線は配線VPI(i)、配線CS、走査線G1(i)、配線RES(i)、配線VRES(i)または信号線DL(j)などを含む。
例えば、信号線DL(j)は検知信号を供給する機能を備え、配線VPI(i)は接地電位を供給する機能を備え、配線CSは第1の制御信号を供給する機能を備え、走査線G1(i)は第2の制御信号を供給する機能を備え、配線RES(i)は第3の制御信号を供給する機能を備え、配線VRES(i)は接地電位を供給することができる機能を備える。
導電性を有する材料を、配線などに用いることができる。
例えば、無機導電性材料、有機導電性材料、金属または導電性セラミックスなどを、配線に用いることができる。
具体的には、アルミニウム、金、白金、銀、クロム、タンタル、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、鉄、コバルト、イットリウム、ジルコニウム、パラジウムまたはマンガンから選ばれた金属元素、上述した金属元素を含む合金または上述した金属元素を組み合わせた合金などを配線等に用いることができる。特に、アルミニウム、クロム、銅、タンタル、チタン、モリブデン、タングステンの中から選択される一以上の元素を含むと好ましい。特に、銅とマンガンの合金がウエットエッチング法を用いた微細加工に好適である。
具体的には、アルミニウム膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、窒化タンタル膜または窒化タングステン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、チタン膜と、そのチタン膜上にアルミニウム膜を積層し、さらにその上にチタン膜を形成する三層構造等を用いることができる。
具体的には、アルミニウムにチタン、タンタル、タングステン、モリブデン、クロム、ネオジム、スカンジウムから選ばれた一または複数を組み合わせた合金膜、もしくは窒化膜を用いることができる。
または、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛などの導電性酸化物を用いることができる。
または、グラフェンまたはグラファイトを用いることができる。グラフェンを含む膜は、例えば膜状に形成された酸化グラフェンを含む膜を還元して形成することができる。還元する方法としては、熱を加える方法や還元剤を用いる方法等を挙げることができる。
または、導電性高分子を用いることができる。
《駆動回路》
駆動回路603Gは例えば所定のタイミングで制御信号を供給することができる。具体的には、第2の制御信号を走査線G1(i)に所定の順番で供給し、第3の制御信号を配線RES(i)に所定の順番で供給する。
さまざまな回路を駆動回路603Gに用いることができる。例えば、シフトレジスタ、フリップフロップ回路、組み合わせ回路などを用いることができる。例えば、入力部600が表示部500の所定の動作に基づいて動作するように、駆動回路603Gが選択信号を供給してもよい。具体的には、表示部500の帰線期間中に入力部600が動作するように選択信号を供給してもよい。これにより、入力部600が表示部500の動作に伴う雑音を検知してしまう不具合を軽減できる。
駆動回路603Dは、検知ユニット602(i,j)が供給する検知信号に基づいて検知情報を供給する。
さまざまな回路を駆動回路603Dに用いることができる。例えば、検知ユニット602(i,j)に配設された検知回路と電気的に接続されることによりソースフォロワ回路やカレントミラー回路を構成することができる回路を、駆動回路603Dに用いることができる。また、検知信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路を備えていてもよい。
《基材》
基材610は、製造工程に耐えられる程度の耐熱性および製造装置に適用可能な厚さおよび大きさを備えるものであれば、特に限定されない。特に、可撓性を有する材料を基材610に用いると、入力部600を折り畳んだ状態または展開された状態にすることができる。なお、表示部500が表示をする側に入力部600を配置する場合は、透光性を備える材料を基材610に用いる。
有機材料、無機材料または有機材料と無機材料等の複合材料等を基材610に用いることができる。
例えば、ガラス、セラミックスまたは金属等の無機材料を基材610に用いることができる。
具体的には、無アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カリガラスまたはクリスタルガラス等を、基材610に用いることができる。
具体的には、金属酸化物膜、金属窒化物膜若しくは金属酸窒化物膜等を、基材610に用いることができる。例えば、酸化珪素、窒化珪素、酸窒化珪素、アルミナ等を含む薄膜を、基材610に用いることができる。
例えば、樹脂、樹脂フィルムまたはプラスチック等の有機材料を基材610に用いることができる。
具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート若しくはアクリル樹脂等の樹脂フィルムまたは樹脂板を、基材610に用いることができる。
例えば、薄板状のガラス板または無機材料等の膜を樹脂フィルム等に貼り合わせた複合材料を基材610に用いることができる。
例えば、繊維状または粒子状の金属、ガラスもしくは無機材料等を樹脂フィルムに分散した複合材料を、基材610に用いることができる。
例えば、繊維状または粒子状の樹脂もしくは有機材料等を無機材料に分散した複合材料を基材610に用いることができる。
また、単層の材料または複数の層が積層された積層材料を、基材610に用いることができる。例えば、基材と基材に含まれる不純物の拡散を防ぐ絶縁層等が積層された積層材料を、基材610に用いることができる。
具体的には、ガラスとガラスに含まれる不純物の拡散を防ぐ酸化珪素膜、窒化珪素膜または酸化窒化珪素膜等から選ばれた一または複数の膜が積層された積層材料を、基材610に適用できる。
または、樹脂と樹脂を透過する不純物の拡散を防ぐ酸化珪素膜、窒化珪素膜または酸化窒化珪素膜等が積層された積層材料を、基材610に適用できる。
具体的には、可撓性を有する基材610b、不純物の拡散を防ぐバリア膜610aおよび基材610bとバリア膜610aを貼り合わせる樹脂層610cの積層体を用いることができる(図3(B)参照)。
《フレキシブルプリント基板》
フレキシブルプリント基板FPC1は、タイミング信号、電源電位等を供給し、検知信号を供給される。
《表示部》
表示部500は、画素502、走査線、信号線または基材510を備える(図4参照)。
なお、基材510に表示部500を形成するための膜を成膜し、当該膜を加工して表示部500を形成してもよい。
または、表示部500の一部を他の基材に形成し、当該一部を基材510に転置して、表示部500を形成してもよい。
《画素》
画素502は副画素502B、副画素502Gおよび副画素502Rを含み、それぞれの副画素は表示素子と表示素子を駆動する画素回路を備える。
《画素回路》
画素に能動素子を有するアクティブマトリクス方式、または、画素に能動素子を有しないパッシブマトリクス方式を表示部に用いることが出来る。
アクティブマトリクス方式では、能動素子(アクティブ素子、非線形素子)として、トランジスタだけでなく、さまざまな能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いることが出来る。例えば、MIM(Metal Insulator Metal)、又はTFD(Thin Film Diode)などを用いることも可能である。これらの素子は、製造工程が少ないため、製造コストの低減、又は歩留まりの向上を図ることができる。または、これらの素子は、素子のサイズが小さいため、開口率を向上させることができ、低消費電力化や高輝度化をはかることが出来る。
アクティブマトリクス方式以外のものとして、能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いないパッシブマトリクス型を用いることも可能である。能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いないため、製造工程が少ないため、製造コストの低減、又は歩留まりの向上を図ることができる。または、能動素子(アクティブ素子、非線形素子)を用いないため、開口率を向上させることができ、低消費電力化、又は高輝度化などを図ることが出来る。
画素回路は、例えば、トランジスタ502tを含む。
表示部500はトランジスタ502tを覆う絶縁膜521を備える。絶縁膜521は画素回路に起因する凹凸を平坦化するための層として用いることができる。また、不純物の拡散を抑制できる層を含む積層膜を絶縁膜521に適用することができる。これにより、トランジスタ502t等の信頼性が不純物の拡散により低下してしまう不具合の発生を抑制できる。
《表示素子》
さまざまな表示素子を表示部500に用いることができる。例えば、電気泳動方式や電子粉流体(登録商標)方式やエレクトロウェッティング方式などにより表示を行う表示素子(電子インクともいう)、シャッター方式のMEMS表示素子、光干渉方式のMEMS表示素子、液晶素子などを用いることができる。
また、透過型液晶ディスプレイ、半透過型液晶ディスプレイ、反射型液晶ディスプレイ、直視型液晶ディスプレイなどに用いることができる表示素子を用いることができる。または、LED(白色LED、赤色LED、緑色LED、青色LEDなど)、トランジスタ(電流に応じて発光するトランジスタ)、電子放出素子、電子インク、電気泳動素子、グレーティングライトバルブ(GLV)、プラズマディスプレイ(PDP)、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、DMS(デジタル・マイクロ・シャッター)、MIRASOL(登録商標)、IMOD(インターフェアレンス・モジュレーション)素子、圧電セラミックディスプレイ、カーボンナノチューブを用いた表示素子の少なくとも一つを有している。これらの他にも、電気な作用または磁気的な作用により、コントラスト、輝度、反射率、透過率などが変化する表示媒体を有していてもよい。EL素子を用いた表示装置の一例としては、ELディスプレイなどがある。電子放出素子を用いた表示装置の一例としては、フィールドエミッションディスプレイ(FED)又はSED方式平面型ディスプレイ(SED:Surface−conduction Electron−emitter Display)などがある。電子インク、電子粉流体(登録商標)、又は電気泳動素子を用いた表示装置の一例としては、電子ペーパーなどがある。なお、LEDを用いる場合、LEDの電極や窒化物半導体の下に、グラフェンやグラファイトを配置してもよい。グラフェンやグラファイトは、複数の層を重ねて、多層膜としてもよい。このように、グラフェンやグラファイトを設けることにより、その上に、窒化物半導体、例えば、結晶を有するn型GaN半導体層などを容易に成膜することができる。さらに、その上に、結晶を有するp型GaN半導体層などを設けて、LEDを構成することができる。なお、グラフェンやグラファイトと、結晶を有するn型GaN半導体層との間に、AlN層を設けてもよい。なお、LEDが有するGaN半導体層は、MOCVDで成膜してもよい。ただし、グラフェンを設けることにより、LEDが有するGaN半導体層は、スパッタ法で成膜することも可能である。
例えば、射出する光の色が異なる有機エレクトロルミネッセンス素子を副画素毎に適用してもよい。
例えば、白色の光を射出する有機エレクトロルミネッセンス素子を適用できる。
例えば、発光素子550Rは、下部電極551R、上部電極552、下部電極551Rと上部電極552の間に発光性の有機化合物を含む層553を有する。
副画素502Rは発光モジュール580Rを備える。副画素502Rは、発光素子550Rおよび発光素子550Rに電力を供給することができるトランジスタ502tを含む画素回路を備える。また、発光モジュール580Rは発光素子550Rおよび光学素子(例えば着色層CFR)を備える。
なお、特定の波長の光を効率よく取り出せるように、発光モジュール580Rに微小共振器構造を配設することができる。具体的には、特定の光を効率よく取り出せるように配置された可視光を反射する膜および半反射・半透過する膜の間に発光性の有機化合物を含む層を配置してもよい。
発光モジュール580Rは、光を取り出す方向に着色層CFRを有する。着色層は特定の波長を有する光を透過するものであればよく、例えば赤色、緑色または青色等の光を選択的に透過するものを用いることができる。なお、他の副画素を着色層が設けられていない窓部に重なるように配置して、着色層を透過しないで発光素子の発する光を射出させてもよい。
着色層CFRは発光素子550Rと重なる位置にある。これにより、発光素子550Rが発する光の一部は着色層CFRを透過して、図中に示す矢印の方向の発光モジュール580Rの外部に射出される。
着色層(例えば着色層CFR)を囲むように遮光性の層BMがある。
なお、光を取り出す側に接合層560が設けられている場合、接合層560は発光素子550Rと着色層CFRに接してもよい。
下部電極551Rは絶縁膜521の上に配設される。下部電極551Rに重なる開口部が設けられた隔壁528を備える。なお、隔壁528の一部は下部電極551Rの端部に重なる。
下部電極551Rは、上部電極552との間に発光性の有機化合物を含む層553を挟持して発光素子(例えば発光素子550R)を構成する。画素回路は発光素子に電力を供給する。
また、隔壁528上に、基材610と基材510の間隔を制御するスペーサKBを有する。
なお、可視光を反射する機能を有する層を画素電極の一部または全部に用いてもよい。これにより、半透過型液晶ディスプレイや反射型液晶ディスプレイを実現することができる。具体的には、アルミニウム、銀、などを画素電極の一部または全部に用いる。
また、SRAMなどの記憶回路を反射電極の下に設けることも可能である。これにより、消費電力をさらに低減することができる。また、適用する表示素子に好適な構成を様々な画素回路から選択して用いることができる。
《基材》
可撓性を有する材料を基材510に用いることができる。例えば、基材610に用いることができる材料と同様の材料を基材510に適用することができる。
なお、基材510が透光性を必要としない場合は、例えば透光性を有しない材料を用いることができる。具体的にはSUSまたはアルミニウム等を用いることができる。
例えば、可撓性を有する基材510bと、不純物の拡散を防ぐバリア膜510aと、基材510bおよびバリア膜510aを貼り合わせる樹脂層510cと、が積層された積層体を基材510に好適に用いることができる(図3(B)参照)。
《接合層》
接合層560は基材610と基材510を貼り合わせる。接合層560は空気より大きい屈折率を備える。また、接合層560側に光を取り出す場合は、接合層560は光学的に接合する機能を有する層を兼ねるとよい。具体的には、基材510の屈折率との差が0.2以下である屈折率を備える材料を接合層560に用いる。または、基材610の屈折率との差が0.2以下である屈折率を備える材料を接合層560に用いる。
《駆動回路の構成》
駆動回路503Gは選択信号を供給する。例えば、走査線に選択信号を供給する。
例えば、シフトレジスタ、フリップフロップ回路、組み合わせ回路などを駆動回路503Gなどに用いることができる。
また、画素回路と同一の工程で同一基板上に形成することができるトランジスタを駆動回路に用いることができる。
また、画像信号を供給する駆動回路を備えていてもよい。例えば、トランジスタ503tまたは容量503cと同一の工程で形成することができる素子を、画像信号を供給する駆動回路に用いることができる。
《配線》
表示部500は、走査線、信号線および電源線等の配線を有する。さまざまな導電膜を配線に用いることができる。例えば、入力部600に用いることができる導電膜と同様の材料を用いることができる。
表示部500は、信号を供給することができる配線511を備え、端子519Gが配線511に設けられている。なお、電源電位または同期信号等を供給することができるフレキシブルプリント基板FPC2が端子519Gに電気的に接続されている。
なお、フレキシブルプリント基板FPC2にはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていても良い。
また、画像信号および同期信号または電源電位等を供給することができる端子519SLおよび端子519SRが配設される。
《保護層》
入出力装置500TPは、保護層670を表示領域501および入力領域601に重なる位置に備える。
例えば、反射防止層を保護層670に用いることができる。具体的には円偏光板を用いることができる。
例えば、セラミックコート層またはハードコート層を保護層670に用いることができる。具体的には、酸化アルミニウムを含む層または紫外線硬化もしくは電子線硬化された樹脂を保護層670に用いることができる。これにより、傷が入出力装置500TPの表示領域501および入力領域601に発生してしまう不具合を防ぐことができる。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態では、本発明の一態様の入出力装置を備える情報処理装置の構成について、図6を参照しながら説明する。
図6は本発明の一態様の情報処理装置を説明する図である。
図6(A)は本発明の一態様の情報処理装置K100の入出力装置K20が展開された状態を説明する投影図であり、図6(B)は図6(A)の切断線X1−X2における情報処理装置K100の断面図である。図6(C)は入出力装置K20が折り畳まれた状態を説明する投影図である。
<情報処理装置の構成例>
本実施の形態で説明する情報処理装置K100は、入出力装置K20、演算装置K10または筐体K01(1)乃至筐体K01(3)を有する(図6参照)。
《入出力装置》
入出力装置K20は、表示部K30および入力装置K40を備える。入出力装置K20は、画像情報Vを供給され且つ検知情報Sを供給する(図6(B)参照)。
表示部K30は画像情報Vを供給され、入力装置K40は検知情報Sを供給する。
入力装置K40と表示部K30が一体に重ねられた入出力装置K20は、表示部K30であるとともに、入力装置K40でもある。
なお、入力装置K40にタッチセンサを用い、表示部K30に表示パネルを用いた入出力装置K20は、タッチパネルである。
《表示部》
表示部K30は、第1の領域K31(11)、第1の屈曲できる領域K31(21)、第2の領域K31(12)、第2の屈曲できる領域K31(22)および第3の領域K31(13)がこの順で縞状に配置された領域K31を有する(図6(A)参照)。
表示部K30は、第1の屈曲できる領域K31(21)に形成される第1の畳み目および第2の屈曲できる領域K31(22)に形成される第2の畳み目で折り畳まれた状態および展開された状態にすることができる(図6(A)および図6(C)参照)。
《演算装置》
演算装置K10は、演算部および演算部に実行させるプログラムを記憶する記憶部を備える。また、画像情報Vを供給し且つ検知情報Sを供給される。
《筐体》
筐体は、筐体K01(1)、ヒンジK02(1)、筐体K01(2)、ヒンジK02(2)または筐体K01(3)を含み、この記載の順に配置される。
筐体K01(3)は、演算装置K10を収納する。また、筐体K01(1)乃至筐体K01(3)は、入出力装置K20を保持し、入出力装置K20を折り畳まれた状態または展開された状態にすることができる(図6(B)参照)。
本実施の形態では、2つのヒンジを用いて接続される3つの筐体を備える情報処理装置を例示する。この情報処理装置の入出力装置K20は、2つのヒンジがある場所で折り畳むことができる。
なお、n(nは2以上の自然数)個の筐体を(n−1)個のヒンジを用いて接続してもよい。この構成を備える情報処理装置は、入出力装置K20を(n−1)箇所で折って折り畳むことができる。
筐体K01(1)は、第1の領域K31(11)と重なり、釦K45(1)を備える。
筐体K01(2)は、第2の領域K31(12)と重なる。
筐体K01(3)は、第3の領域K31(13)と重なり、演算装置K10、アンテナK10AおよびバッテリーK10Bを収納する。
ヒンジK02(1)は、第1の屈曲できる領域K31(21)と重なり、筐体K01(1)を筐体K01(2)に対して回動可能に接続する。
ヒンジK02(2)は、第2の屈曲できる領域K31(22)と重なり、筐体K01(2)を筐体K01(3)に対して回動可能に接続する。
アンテナK10Aは、演算装置K10と電気的に接続され、信号を供給または供給される。
また、アンテナK10Aは、外部装置から無線で電力を供給され、電力をバッテリーK10Bに供給する。
バッテリーK10Bは、演算装置K10と電気的に接続され、電力を供給または供給する。
《折り畳みセンサ》
折り畳みセンサK41は、筐体が折り畳まれた状態かまたは展開された状態かを検知し、筐体の状態を示す情報を供給する。
演算装置K10は、筐体の状態を示す情報を供給される。
筐体K01の状態を示す情報が折り畳まれた状態を示す情報である場合、演算装置K10は第1の領域K31(11)に第1の画像を含む画像情報Vを供給する(図6(C)参照)。
また、筐体K01の状態を示す情報が展開された状態を示す情報である場合、演算装置K10は表示部K30の領域K31に画像情報Vを供給する(図6(A))。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、本発明の一態様の入出力装置を入出力部に用いた情報処理装置の構成について、図7を参照しながら説明する。
図7は本発明の一態様の情報処理装置を説明する図である。
図7(A−1)乃至図7(A−3)は、本発明の一態様の情報処理装置の投影図である。
図7(B−1)および図7(B−2)は、本発明の一態様の情報処理装置の投影図である。
図7(C−1)および図7(C−2)は、本発明の一態様の情報処理装置の上面図および底面図ある。
《情報処理装置A》
情報処理装置3000Aは、入出力部3120および入出力部3120を支持する筐体3101を有する(図7(A−1)乃至図7(A−3)参照)。
また、情報処理装置3000Aは、演算部および演算部に実行させるプログラムを記憶する記憶部、演算部を駆動する電力を供給するバッテリーなどの電源を備える。
なお、筐体3101は、演算部、記憶部またはバッテリーなどを収納する。
情報処理装置3000Aは、側面または/および上面に表示情報を表示することができる。
情報処理装置3000Aの使用者は、側面または/および上面に接する指を用いて操作命令を供給することができる。
《情報処理装置B》
情報処理装置3000Bは、入出力部3120および入出力部3120bを有する(図7(B−1)および図7(B−2)参照)。
また、情報処理装置3000Bは入出力部3120を支持する筐体3101および可撓性を有するベルト状の筐体3101bを有する。
また、情報処理装置3000Bは入出力部3120bを支持する筐体3101を有する。
また、情報処理装置3000Bは、演算部および演算部に実行させるプログラムを記憶する記憶部、演算部を駆動する電力を供給するバッテリーなどの電源を備える。
なお、筐体3101は、演算部、記憶部またはバッテリーなどを収納する。
情報処理装置3000Bは、可撓性を有するベルト状の筐体3101bに支持される入出力部3120に表示情報を表示することができる。
情報処理装置3000Bの使用者は、入出力部3120に接する指を用いて操作命令を供給することができる。
《情報処理装置C》
情報処理装置3000Cは、入出力部3120ならびに入出力部3120を支持する筐体3101および筐体3101bを有する(図7(C−1)および図7(C−2)参照)。
入出力部3120および筐体3101bは可撓性を有する。
また、情報処理装置3000Cは、演算部および演算部に実行させるプログラムを記憶する記憶部、演算部を駆動する電力を供給するバッテリーなどの電源を備える。
なお、筐体3101は、演算部、記憶部またはバッテリーなどを収納する。
情報処理装置3000Cは、筐体3101bの部分で二つに折り畳むことができる。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
例えば、本明細書等において、XとYとが接続されている、と明示的に記載されている場合は、XとYとが電気的に接続されている場合と、XとYとが機能的に接続されている場合と、XとYとが直接接続されている場合とが、本明細書等に開示されているものとする。したがって、所定の接続関係、例えば、図または文章に示された接続関係に限定されず、図または文章に示された接続関係以外のものも、図または文章に記載されているものとする。
ここで、X、Yは、対象物(例えば、装置、素子、回路、配線、電極、端子、導電膜、層、など)であるとする。
XとYとが直接的に接続されている場合の一例としては、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)が、XとYとの間に接続されていない場合であり、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)を介さずに、XとYとが、接続されている場合である。
XとYとが電気的に接続されている場合の一例としては、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが可能である。なお、スイッチは、オンオフが制御される機能を有している。つまり、スイッチは、導通状態(オン状態)、または、非導通状態(オフ状態)になり、電流を流すか流さないかを制御する機能を有している。または、スイッチは、電流を流す経路を選択して切り替える機能を有している。なお、XとYとが電気的に接続されている場合は、XとYとが直接的に接続されている場合を含むものとする。
XとYとが機能的に接続されている場合の一例としては、XとYとの機能的な接続を可能とする回路(例えば、論理回路(インバータ、NAND回路、NOR回路など)、信号変換回路(DA変換回路、AD変換回路、ガンマ補正回路など)、電位レベル変換回路(電源回路(昇圧回路、降圧回路など)、信号の電位レベルを変えるレベルシフタ回路など)、電圧源、電流源、切り替え回路、増幅回路(信号振幅または電流量などを大きく出来る回路、オペアンプ、差動増幅回路、ソースフォロワ回路、バッファ回路など)、信号生成回路、記憶回路、制御回路など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが可能である。なお、一例として、XとYとの間に別の回路を挟んでいても、Xから出力された信号がYへ伝達される場合は、XとYとは機能的に接続されているものとする。なお、XとYとが機能的に接続されている場合は、XとYとが直接的に接続されている場合と、XとYとが電気的に接続されている場合とを含むものとする。
なお、XとYとが電気的に接続されている、と明示的に記載されている場合は、XとYとが電気的に接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の素子又は別の回路を挟んで接続されている場合)と、XとYとが機能的に接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の回路を挟んで機能的に接続されている場合)と、XとYとが直接接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の素子又は別の回路を挟まずに接続されている場合)とが、本明細書等に開示されているものとする。つまり、電気的に接続されている、と明示的に記載されている場合は、単に、接続されている、とのみ明示的に記載されている場合と同様な内容が、本明細書等に開示されているものとする。
なお、例えば、トランジスタのソース(又は第1の端子など)が、Z1を介して(又は介さず)、Xと電気的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)が、Z2を介して(又は介さず)、Yと電気的に接続されている場合や、トランジスタのソース(又は第1の端子など)が、Z1の一部と直接的に接続され、Z1の別の一部がXと直接的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)が、Z2の一部と直接的に接続され、Z2の別の一部がYと直接的に接続されている場合では、以下のように表現することが出来る。
例えば、「XとYとトランジスタのソース(又は第1の端子など)とドレイン(又は第2の端子など)とは、互いに電気的に接続されており、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yの順序で電気的に接続されている。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、Xと電気的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)はYと電気的に接続され、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yは、この順序で電気的に接続されている」と表現することができる。または、「Xは、トランジスタのソース(又は第1の端子など)とドレイン(又は第2の端子など)とを介して、Yと電気的に接続され、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yは、この接続順序で設けられている」と表現することができる。これらの例と同様な表現方法を用いて、回路構成における接続の順序について規定することにより、トランジスタのソース(又は第1の端子など)と、ドレイン(又は第2の端子など)とを、区別して、技術的範囲を決定することができる。
または、別の表現方法として、例えば、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、少なくとも第1の接続経路を介して、Xと電気的に接続され、前記第1の接続経路は、第2の接続経路を有しておらず、前記第2の接続経路は、トランジスタを介した、トランジスタのソース(又は第1の端子など)とトランジスタのドレイン(又は第2の端子など)との間の経路であり、前記第1の接続経路は、Z1を介した経路であり、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)は、少なくとも第3の接続経路を介して、Yと電気的に接続され、前記第3の接続経路は、前記第2の接続経路を有しておらず、前記第3の接続経路は、Z2を介した経路である。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、少なくとも第1の接続経路によって、Z1を介して、Xと電気的に接続され、前記第1の接続経路は、第2の接続経路を有しておらず、前記第2の接続経路は、トランジスタを介した接続経路を有し、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)は、少なくとも第3の接続経路によって、Z2を介して、Yと電気的に接続され、前記第3の接続経路は、前記第2の接続経路を有していない。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、少なくとも第1の電気的パスによって、Z1を介して、Xと電気的に接続され、前記第1の電気的パスは、第2の電気的パスを有しておらず、前記第2の電気的パスは、トランジスタのソース(又は第1の端子など)からトランジスタのドレイン(又は第2の端子など)への電気的パスであり、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)は、少なくとも第3の電気的パスによって、Z2を介して、Yと電気的に接続され、前記第3の電気的パスは、第4の電気的パスを有しておらず、前記第4の電気的パスは、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)からトランジスタのソース(又は第1の端子など)への電気的パスである。」と表現することができる。これらの例と同様な表現方法を用いて、回路構成における接続経路について規定することにより、トランジスタのソース(又は第1の端子など)と、ドレイン(又は第2の端子など)とを、区別して、技術的範囲を決定することができる。
なお、これらの表現方法は、一例であり、これらの表現方法に限定されない。ここで、X、Y、Z1、Z2は、対象物(例えば、装置、素子、回路、配線、電極、端子、導電膜、層、など)であるとする。
なお、回路図上は独立している構成要素同士が電気的に接続しているように図示されている場合であっても、1つの構成要素が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合もある。例えば配線の一部が電極としても機能する場合は、一の導電膜が、配線の機能、及び電極の機能の両方の構成要素の機能を併せ持っている。したがって、本明細書における電気的に接続とは、このような、一の導電膜が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合も、その範疇に含める。
VPI(i) 配線
CS 配線
RES(i) 配線
VRES(i) 配線
DL(j) 信号線
D 間隔
D1 間隔
D2 間隔
G1(i) 走査線
K01 筐体
K02 ヒンジ
K10 演算装置
K10A アンテナ
K10B バッテリー
K20 入出力装置
K30 表示部
K31 領域
K40 入力装置
K41 センサ
K45 釦
K100 情報処理装置
M1 トランジスタ
M2 トランジスタ
M3 トランジスタ
FPC1 フレキシブルプリント基板
FPC2 フレキシブルプリント基板
11 基材
13 被剥離層
21 基材
23 被剥離層
31 接着層
32 接着層
41 基材
42 基材
90 積層構造物
100 発光装置
101 第1の領域
101C 第2の領域
101D 第3の領域
101S 第4の領域
101R 第5の領域
101T 第6の領域
111 配線
119 端子
121 絶縁層
121a 絶縁層
121b 絶縁層
128 隔壁
150 発光素子
160 接合層
160F 接合層
180 発光モジュール
500 表示部
500TP 入出力装置
501 表示領域
501C 領域
501D 領域
501S 封止領域
501T 領域
502 画素
502B 副画素
502G 副画素
502R 副画素
502t トランジスタ
502Y 副画素
503c 容量
503G 駆動回路
503t トランジスタ
510 基材
510a バリア膜
510b 基材
510c 樹脂層
511 配線
519G 端子
519SL 端子
519SR 端子
521 絶縁膜
528 隔壁
550R 発光素子
551 下部電極
551R 下部電極
552 上部電極
553 発光性の有機化合物を含む層
560 接合層
580R 発光モジュール
600 入力部
601 入力領域
602 検知ユニット
603D 駆動回路
603G 駆動回路
605 検知ユニット
610 基材
610a バリア膜
610b 基材
610c 樹脂層
632 誘電体層
650 検知素子
651 電極
652 電極
667 開口部
670 保護層
3000A 情報処理装置
3000B 情報処理装置
3000C 情報処理装置
3101 筐体
3101b 筐体
3120 入出力部
3120b 入出力部

Claims (9)

  1. 第1の領域と、第2の領域と、第3の領域と、第4の領域と、第5の領域とを有し、
    前記第1の領域は、第1の基材、第2の基材およびスペーサを備え、
    前記第2の基材は、前記第1の基材と重なる領域を備え、
    前記第1の領域のスペーサは、前記第1の基材と前記第2の基材の間に配置され、
    前記第2の領域は、前記第1の領域より外側に配置され、
    前記第2の領域は、第1の基材および第2の基材を備え、
    前記第3の領域は、前記第2の領域より外側に配置され、
    前記第3の領域は、第1の基材、第2の基材およびスペーサを備え、
    前記第3の領域のスペーサは、前記第1の基材と前記第2の基材の間に配置され、
    前記第4の領域は、前記第3の領域より外側に配置され、
    前記第4の領域は、第1の基材、第2の基材および接合層を備え、
    前記第2の基材は、前記第1の基材と重なる領域を備え、
    前記接合層は、前記第1の基材と前記第2の基材を貼り合せる機能を備え、
    前記第5の領域は、前記第4の領域より外側に配置され、
    前記第5の領域は、第1の基材、第2の基材およびスペーサを備え、
    前記第2の基材は前記第1の基材と重なる領域を備え、
    前記第5の領域のスペーサは、前記第1の基材と前記第2の基材の間に配置される、積層構造物。
  2. 前記スペーサが、前記第1の基材および前記第2の基材の間に所定の間隔を形成する大きさを備える、請求項1に記載の積層構造物。
  3. 前記接合層が、前記第1の領域を囲む形状を備え且つ前記第1の基材および前記第2の基材に接する、請求項1または請求項2に記載の積層構造物。
  4. 前記第1の領域乃至前記第5の領域が、前記第1の基材と前記第2の基材の間に接合層を備える請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の積層構造物。
  5. 前記第1の領域乃至前記第3の領域が、前記第1の基材と前記スペーサの間に絶縁層を備え、
    前記第5の領域が、前記第1の基材と前記スペーサの間に絶縁層を備え、
    前記第5の領域の前記絶縁層が、前記スペーサと重ならない部分に前記スペーサと重なる部分より薄い領域を備える、請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の積層構造物。
  6. 第6の領域を有し、
    前記第6の領域は、前記第4の領域と前記第5の領域の間に配置され、
    前記第1の領域が、発光素子を備え、
    前記第1の領域乃至前記第4の領域および第6の領域が、前記発光素子と電気的に接続される配線を備え、
    前記第1の領域乃至前記第3の領域が、前記配線と接する絶縁層を備え、
    前記第6の領域が、前記配線と電気的に接続される端子を備える、請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の積層構造物。
  7. 第1のステップにおいて、スペーサが形成された第1の基材と第2の基材を準備して、前記第1の基材または/および前記第2の基材に流動性を備える接合層を形成し、
    第2のステップにおいて、減圧された環境で、前記スペーサおよび前記接合層を挟むように前記第1の基材と前記第2の基材を配置し、
    第3のステップにおいて、前記接合層が、前記第1の基材、前記第2の基材および前記スペーサの間に押し広げられるように前記環境の圧力を大気圧に近づけ、
    第4のステップにおいて、前記接合層を硬化する請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の積層構造物の作製方法。
  8. 第1の領域と、第2の領域と、第3の領域と、第4の領域と、を有し、
    前記第1の領域は、第1の基材、第2の基材、スペーサ、表示素子およびトランジスタを備え、
    前記第2の基材は、前記第1の基材と重なる領域を備え、
    前記第1の領域のスペーサは、前記第1の基材と前記第2の基材の間に配置され、
    前記第2の領域は、前記第1の領域より外側に配置され、
    前記第2の領域は、第1の基材および第2の基材を備え、
    前記第3の領域は、前記第2の領域より外側に配置され、
    前記第3の領域は、第1の基材、第2の基材およびスペーサを備え、
    前記第3の領域のスペーサは、前記第1の基材と前記第2の基材の間に配置され、
    前記第4の領域は、前記第3の領域より外側に配置され、
    前記第4の領域は、第1の基材、第2の基材および接合層を備え、
    前記第2の基材は、前記第1の基材と重なる領域を備え、
    前記接合層は、前記第1の基材と前記第2の基材を貼り合せる機能を備える、
    入出力装置。
  9. 請求項8に記載の入出力装置と、
    アンテナ、バッテリー、釦または筐体と、
    を有する情報処理装置。
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