JP2016030545A - 車両の後席エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく確実にエアバッグにて後席乗員を保護することができる車両の後席エアバッグ装置の提供を目的とする。【解決手段】車室内のルーフ部から膨張可能な後席エアバッグ30を備え、後席エアバッグ30は、ルーフ部から下方かつ後席前方に向けて展開する第1バッグ部31と、第1バッグ部31とルーフ部との取付け部31aより前方から第1バッグ部31の下端部31bに向けて延びる第2バッグ部32と、を備え、後席エアバッグ30の展開時に、第1バッグ部31と、第2バッグ部32と、ルーフ部22aとによりトラス形状の閉断面33が形成されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

この発明は、車室内のルーフ部から膨張可能な後席エアバッグを備えたような車両の後席エアバッグ装置に関する。
一般に、車両の衝突時においては、車室内のルーフ部から後席エアバッグを膨張展開させて、後席乗員を保護することが必要となる。
従来、このような車両の後席エアバッグ装置としては、特許文献1に開示されたものがある。
すなわち、車両ルーフとしてのトップシーリング上面にエアバッグユニットを配置し、該エアバッグユニット内にはエアバッグを収納し、車両の衝突時に該エアバッグを膨張展開させて後席乗員を保持するものであるが、展開時のエアバッグを支持するために、エアバッグドアを設け、このエアバッグドアで後席乗員の衝撃吸収時にエアバッグが車両前方に揺動しないように構成したものである。
この特許文献1に開示された従来構造においては、エアバッグの容量を可及的小さくしつつ、上記エアバッグドアで展開時のエアバッグ背面(車両前後方向の前面)を支持して、後席乗員の衝撃を吸収することができる。
しかしながら、該特許文献1に開示された従来構造においては、上述のエアバッグドアが別途設けられており、このエアバッグドアは衝撃吸収時の荷重を受け止めて、エアバッグが車両前方側に揺動しないように形成される関係上、充分な剛性が要求され、このためエアバッグドアに対する補強構造が必要となり、エアバッグドアおよびその周辺構造が複雑化するのみならず、重量が大となる問題点があった。
特開2010−274898号公報
そこで、この発明は、エアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく確実にエアバッグにて後席乗員を保護することができる車両の後席エアバッグ装置の提供を目的とする。
この発明による車両の後席エアバッグ装置は、車室内のルーフ部から膨張可能な後席エアバッグを備えた車両の後席エアバッグ装置であって、上記後席エアバッグは、上記ルーフ部から下方かつ後席前方に向けて展開する第1バッグ部と、該第1バッグ部と上記ルーフ部との取付け部より前方から当該第1バッグ部の下端部に向けて延びる第2バッグ部と、を備え、上記後席エアバッグの展開時に、上記第1バッグ部と、上記第2バッグ部と、上記ルーフ部とによりトラス形状の閉断面が形成されるものである。
上記構成によれば、後席エアバッグの展開時に、第1バッグ部と第2バッグ部とルーフ部とによりトラス形状の閉断面を形成するので、このトラス構造により第1バッグ部での衝撃吸収時に該第1バッグ部が車両前方側に揺動しないように支持することができ、このため、従来のエアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく確実に第1バッグ部にて後席乗員を保護することができる。
この発明の一実施態様においては、上記第2バッグ部はその展開時における車両前後方向の剛性が、上記第1バッグ部の展開時における車両前後方向の剛性よりも高くなるよう形成されたものである。
上記構成によれば、展開時の車両前後方向の剛性が高い第2バッグ部で、第1バッグ部を支えるので、該第1バッグ部の自立性が確保でき、衝撃吸収時において第1バッグ部が車両前方側に揺動するのを抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、第2バッグ部はその展開時に車両上下方向に延びる縦セルを備えたものである。
上記構成によれば、第2バッグ部が上述の縦セルを備えており、この縦セルは展開時の車両前後方向の剛性が高いので、該縦セルを備えた第2バッグ部で、第1バッグ部を支えることができ、当該第1バッグ部の自立性が確保でき、衝撃吸収時において第1バッグ部が車両前方側に揺動するのを抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、第1バッグ部の展開時に下端となる部位と、上記第2バッグ部の展開時に下端となる部位とは、各バッグ部の折畳み格納状態で接続されているものである。
上記構成によれば、後席エアバッグの展開と同時にタイムラグなく上述のトラス形状の閉断面が形成されるので、後席乗員の保護性能向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記第1バッグ部は、上記ルーフ部から下方かつ後席前方において車幅方向略全幅に向けて展開されるよう形成したものである。
上記構成によれば、後席が2人掛け又は3人掛けの何れの構造であっても、後席乗員全員を衝撃荷重から保護することができる。
この発明によれば、エアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく確実にエアバッグにて後席乗員を保護することができる効果がある。
本発明の後席エアバッグ装置を備えた車両の要部側面図 後席エアバッグの格納状態を示す断面図 図2のA−A線に沿う後席エアバッグ装置の取付け構造を示す底面図 後席エアバッグ展開時の側面図 後席エアバッグ展開時の斜視図 第1バッグ部の他の実施例を車両後方側から見た状態で示す展開時の正面図 第2バッグ部の他の実施例を車両後方側から見た状態で示す展開時の正面図
エアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく確実にエアバッグにて後席乗員を保護するという目的を、車室内のルーフ部から膨張可能な後席エアバッグを備えた車両の後席エアバッグ装置において、上記後席エアバッグは、上記ルーフ部から下方かつ後席前方に向けて展開する第1バッグ部と、該第1バッグ部と上記ルーフ部との取付け部より前方から当該第1バッグ部の下端部に向けて延びる第2バッグ部と、を備え、上記後席エアバッグの展開時に、上記第1バッグ部と、上記第2バッグ部と、上記ルーフ部とによりトラス形状の閉断面が形成されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後席エアバッグ装置を示し、図1において、車室1の床面を形成するフロアパネル2を設け、このフロアパネル2の後端部には上方に立上がるキックアップ部3を介して、リヤフロア4(詳しくは、リヤフロアパネル)を一体または一体的に連接形成している。
図1に示すように、上述のキックアップ部3のリヤ側には、車幅方向に延びるクロスメンバ5を接合固定して、このクロスメンバ5とキックアップ部3との間には車幅方向に延びる閉断面6を形成し、下部車体剛性の向上を図っている。
上述のクロスメンバ5は左右一対のリヤサイドフレーム7,7(但し、図面では車両右側のリヤサイドフレームのみを示す)間に、車幅方向に延びて横架された車体強度部材である。また、上述のリヤサイドフレーム7はハット状断面を有してリヤフロア4の左右両サイド下面に接合固定された車体強度部材であって、このリヤサイドフレーム7とリヤフロア4との間には、車両の前後方向に延びる閉断面(図示せず)が形成されている。
図1に示すように、上述のフロアパネル2には、前後方向に離間配置された前後のシートブラケット8,9(またはクロスメンバ)と、ロアレール10およびアッパレール11から成るシートスライドレール12と、シート支持部材13とを介して前列シートとしてのフロントシート14を配設している。
このフロントシート14は、前席乗員の着座面を形成するシートクッション14Cと、前席乗員の背もたれ面を形成するシートバック14Bと、前席乗員の頭部を保持するヘッドレスト14Hと、を有すると共に、リクライニング支点15を中心として、シートバック14Bがリクライニング可能に構成されている。
上述のフロントシート14は、バケットシート構造のドライバーズシート(運転席)とパッセンジャーズシート(助手席)とに区分けされるが、図面では一方のフロントシート14のみを示している。
なお、図1においては、上述のフロントシート14は、シートスライドレール12を介して最も車両後方側に移動させた状態で示している。
上述のリヤフロア4におけるリヤシートパン部4aには、後列シート(第2列目のシート)としてのリヤシート16を配設している。
このリヤシート16は、後席乗員の着座面を形成するシートクッション16Cと、後席乗員の背もたれ面を形成するシートバック16Bと、後席乗員の頭部を保持するヘッドレスト6Hと、を備えている。
一方、図1に示すように、車室1の上方を覆うルーフパネル17を設け、このルーフパネル17の前端部下面には、車幅方向に延びるフロントヘッダ(図示せず)を接着固定し、該フロントヘッダとルーフパネルとの間にヘッダ閉断面を形成して、ルーフ剛性の向上を図っている。また、ルーフパネル17の後端部下面には、車幅方向に延びるリヤヘッダ(図示せず)を接着固定し、該リヤヘッダとルーフパネルとの間にもヘッダ閉断面を形成して、ルーフ剛性の向上を図っている。
さらに、上述のルーフパネル17には車両前後方向に所定間隔を隔てて複数のルーフレインフォースメント18(但し、図面ではセンタピラーと対応する位置のルーフレインフォースメントのみを示す)を接着固定している。このルーフレインフォースメント18はルーフパネル17の下面において車幅方向に延びる部材であって、該ルーフレインフォースメント18とルーフパネル17との間には、車幅方向に延びる閉断面19(図2参照)を形成して、ルーフ剛性を確保するよう構成している。
加えて、上述のルーフパネル17の直下部には、上述のフロントヘッダ、リヤヘッダ、ルーフレインフォースメント18を車室内側から覆うトップシーリング20を設けている。このトップシーリング20はルーフパネル17の下面に対して上下方向に間隔を隔てて設けられた車室1内のルーフ部を構成するものである。
図2は後席エアバッグの格納状態を示す断面図、図3は図2のA−A線に沿う後席エアバッグ装置の取付け構造を示す底面図、図4は後席エアバッグ展開時の側面図である。
図1〜図4に示すように、センタピラーと対応する位置のルーフレインフォースメント18と、トップシーリング20との間には、図1に仮想線で、また図4に実線で示すように、車室内のルーフ部としてのトップシーリング20から膨張展開可能な後席エアバッグ30を備えた後席エアバッグユニット21が配置されている。
図2,図4に示すように、上述の後席エアバッグユニット21は、第1バッグ部31と第2バッグ部32とを有する後席エアバッグ30と、この後席エアバッグ30を折り畳んで格納するハウジング22と、衝突時にガスを発生するインフレータ23と、インフレータ23からのガスをハウジング22のトップデッキ22aを介して第1バッグ部31に供給するガス通路24と、インフレータ23からのガスをハウジング22のトップデッキ22aを介して第2バッグ部32に供給するガス通路25と、を備えている。
図2,図4に示すように、上述のハウジング22は、その下方が開放されたボックス状に形成されており、図3に示すように該ハウジング22のトップデッキ22aには当該トップデッキ22aから車幅方向外方に突出する複数の突出部22bが一体または一体的に形成されていて、これらの突出部22bをボルト26、ナット(図示せず)などの取付け部材を用いて、ルーフレインフォースメント18に締結固定している。
ここで、上述のナットはルーフレインフォースメント18の閉断面19側の面つまり上面に予め溶接固定されたウエルドナットとし、ボルト26を車室1内側から該ウエルドナットに締付け固定する構造が好ましい。
また、図2,図4に示すように、上述のハウジング22の下端フランジ部22cは、複数のクリップ27…を用いてトップシーリング20の上面に固定されている。
さらに、上述のインフレータ23はハウジング22の外側面、この実施例ではボックス形状のハウジング22のリヤ側の側面に一体的に取付けられており、これにより後席エアバッグユニット21の組付け性向上を図ると共に、ガス通路24,25の長さの短縮を図るように構成している。
図2に示すように、上述のボックス形状のハウジング22の下方開放部と対応してトップシーリング20の上面には、当該下方開放部の前縁部と後縁部またはその近傍位置に、溝深さが浅いV字溝(凹部)により前後のヒンジ部20a,20bを形成している。
また、図2に示すように、上述のボックス形状のハウジング22の下方開放部の前後方向後寄りの位置におけるトップシーリング20の上面には、溝深さが深いV字溝(凹部)により脆弱部20cを形成している。
この脆弱部20cは、後席エアバッグ30の展開時に、その展開圧力でトップシーリング20を破断し、前側のヒンジ部20aを支点として下方回動するリッド部28と、後側のヒンジ部20bを支点として下方回動するリッド部29とを形成するものである。
上述の脆弱部20cにより後席エアバッグ30の展開時に形成されるリッド部28,29が前後方向に2分割形成されるように構成しており、前側のリッド部28に対して後側のリッド部29を短く形成することで、図1に仮想線で示すように、該リッド部29が下方回動しても後席乗員と干渉しないように構成している。
因に、リッド部は2分割形成しなくても、後席エアバッグ30の展開は可能となるが、2分割構造に形成することで、前側のリッド部28を、非分割構造のリッド部に対してその長さを短く形成し、これにより前側のリッド部28の下方回動時における空気抵抗を、非分割構造のリッド部のそれに対して小さくすべく構成したものである。
図1,図4に示すように、後席エアバッグ30を形成する第1バッグ部31は、トップシーリング20、詳しくは下方回動したリッド28,29間から下方かつ後席前方(後席空間の上側前部)に向けて展開するものである。
また、第2バッグ部32は第1バッグ部31の上端取付け部31aに対して当該第2バッグ部32の上端取付け部32aが車両前方に離間して設けられており、展開時には該上端取付け部32aから第1バッグ部31の下端部31bに向けて延びるように構成されている。
しかも、図4に示すように、後席エアバッグ30の展開時に、第1バッグ部31と、第2バッグ部32と、ルーフ部としてのハウジング22のトップデッキ22aとにより車両側面視でトラス形状の閉断面33が形成されるように構成している。
図4に示すように、上述のトラス形状は略直角三角形に形成されることが好ましく、第1バッグ部31はルーフ部から略垂直に膨張展開されることが好ましい。ここで上端取付け部31a,32a間のトップデッキ22aは、略直角三角形の底辺に相当し、第1バッグ部31は略直角三角形の対辺に相当し、第2バッグ部32は略直角三角形の斜辺に相当するものである。
また、上述のトラス形状の閉断面33を形成する関係上、上端取付け部31a,32a間は、具体的には約300mmまたは、それ以上に設定されることが好ましい。
図4に示すように、後席エアバッグ30の展開時に、第1バッグ部31と第2バッグ部32とトップデッキ22aとによりトラス形状の閉断面33を形成したことで、このトラス構造により第1バッグ部31で後席乗員の衝撃荷重を吸収する時、第1バッグ部31が車両前方側に揺動しないように支持し、従来のエアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく、確実に第1バッグ部31にて後席乗員を保護するように構成したものである。
また、図2,図4に示すように、第1バッグ部31の展開時に下端となる部位(下端部31b参照)と、第2バッグ部32の展開時に下端となる部位(下端部32b参照)とは、各バッグ部31,32の折畳み格納状態(図2参照)から展開状態(図4参照)にかけて接続されており、後席エアバッグ30の展開と同時にタイムラグなく上述のトラス形状の閉断面33を形成して、後席乗員の保護性能向上を図るように構成している。
図5は後席エアバッグ展開時の斜視図であって、第1バッグ部31および第2バッグ部32は何れも表裏の布部材を縫合して形成されている。
図5に示すように、第1バッグ部31はその上端取付け部31aからガス(インフレータ23が発生するガス)を車幅方向の左右方向に導くよう車幅方向の略全幅に延びる上部セルC1(cell、小室、気室と同意)と、上部セルC1の車幅方向中間部において後席中央席に対応して車幅方向に離間すると共に、上部セルC1からのガスを下方に導く左右一対の中間縦セルC2,C2と、上部セルC1の車幅方向両サイドに連通接続されて、上部セルC1からのガスを下方に導く左右一対のサイド縦セルC3,C3と、これら左右一対のサイド縦セルC3,C3の下端部に連通接続されて車幅方向の略全幅に延びる下部セルC4と、左側のサイド縦セルC3と左側の中間縦セルC2との間に接続されて車幅方向に延びる複数の横セルC5と、右側のサイド縦セルC3と右側の中間縦セルC2との間に接続されて車幅方向に延びる複数の横セルC6とを備えている。
ここで、サイド縦セルC3と横セルC5,C6とは連通孔34で連通されている。また、下部セルC4と中間縦セルC2,C2とは連通孔35で連通されている。さらに、左右一対の中間縦セルC2,C2間には布部材36が張架されている。
上述の各セルC1〜C6および布部材36は表裏の布部材を用いて折り畳み、および、膨張展開可能に一体的に縫合されている。また、上下方向に複数並設された横セルC5はリヤシート16の左側席に対応し、布部材36はリヤシート16の中央席に対応し、上下方向に複数並設された横セルC6はリヤシート16の右側席に対応するものである。
さらに、上述の第1バッグ部31を横方向気室(上部セルC1、下部セルC4、横セルC5,C6)と、縦方向気室(中間縦セルC2、サイド縦セルC3)とで構成することにより、後席乗員を受け止めるのに必要な面剛性を確保するように構成している。
図5に示すように、第2バッグ部32はその上端取付け部32aからガスを車幅方向の左右方向に導くように車幅方向の略全幅に延びる上部セルC21と、この上部セルC21からのガスを下方に導くよう車幅方向の略全幅にわたって並設された複数の縦セルC22…とを備えており、これら各縦セルC22の下端部は、図4に示すように、連通孔37を介して第1バッグ部31の下部セルC4に連通している。
上述の上部セルC21および各縦セルC22は、表裏の布部材を用いて折り畳み、および膨張展開可能に一体的に縫合されている。
なお、図5において衝突時のインフレータ23からのガスの流れを矢印で示している。
また、第2バッグ部32側の縦セルC22のガス流路断面積は第1バッグ部31側の縦セルC2,C3のガス流路断面積よりも大きくなるように形成している。
つまり、第2バッグ部32はその展開時における車両前後方向の剛性が、第1バッグ部31の展開時における車両前後方向の剛性よりも高くなるように形成しており、これにより、展開時の車両前後方向の剛性が高い第2バッグ部32で、第1バッグ部31を支え、第1バッグ部31の自立性を確保して、衝撃吸収時において第1バッグ部31が車両前方側に揺動するのを抑制すべく構成したものである。
上述の第2バッグ部32の展開時における車両前後方向の剛性を高める具体的構造として、第2バッグ部32にはその展開時に車両上下方向、詳しくは上述したトラス構造を構成する略直角三角形の斜辺方向に延びる縦セルC22を設け、該縦セルC22が展開時の車両前後方向に剛性が高いことを利用して、当該縦セルC22を備えた第2バッグ部32で、第1バッグ部31を支え、この第1バッグ部31の自立性を確保して、衝撃吸収時において第1バッグ部31が車両前方側に揺動するのを抑制すべく構成したものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示す。
このように構成した車両の後席エアバッグ装置の作用について説明する。
車両の衝突時には、インフレータ23が作動し、該インフレータ23で発生されたガスが、ガス通路24,25を介して第1バッグ部31と第2バッグ部32とに供給される。
第1バッグ部31、第2バッグ部32の膨張展開圧力により、トップシーリング20の脆弱部20cが破断されるので、前側のヒンジ部20aを支点としてリッド部28が下方回動すると共に、後側のヒンジ部20bを支点としてリッド部29が下方回動する。
第1バッグ部31は、上部セルC1に流入したガスが中間縦セルC2、サイド縦セルC3に導かれ、サイド縦セルC3から下部セルC4および横セルC5,C6にそれぞれガスが導かれるので、上端取付け部31aから下方かつ後席前方に向けて展開する。
第2バッグ部32は、上部セルC21に流入したガスが車両上下方向に延びる複数の縦セルC22に導かれるので、第1バッグ部31の上端取付け部31aに対して前方に離間した当該第2バッグ部32の上端取付け部32aから第1バッグ部31の下端部31bに向けて斜め下方かつ後方に展開する。
第1バッグ部31の下端部31bと第2バッグ部32の下端部32bとは、後席エアバッグ30の格納時から接続されているので、これら両バッグ部31,32の展開時には、第1バッグ部31と第2バッグ部32とハウジング22のトップデッキ22aとで、車両側面視でトラス形状の閉断面33が形成され、第1バッグ部31が後席乗員の衝撃荷重を吸収する時、該第1バッグ部31が車両前方側へ揺動しようとするのを、第2バッグ部32でバックアップして、その揺動を抑制することができる。
このように、上記実施例の車両の後席エアバッグ装置は、車室1内のルーフ部(トップシーリング20、トップデッキ22a参照)から膨張可能な後席エアバッグ30を備えた車両の後席エアバッグ装置であって、上記後席エアバッグ30は、上記ルーフ部から下方かつ後席前方に向けて展開する第1バッグ部31と、該第1バッグ部31と上記ルーフ部との取付け部31aより前方から当該第1バッグ部31の下端部に向けて延びる第2バッグ部32と、を備え、上記後席エアバッグ30の展開時に、上記第1バッグ部31と、上記第2バッグ部32と、上記ルーフ部(トップデッキ22a参照)とによりトラス形状の閉断面33が形成されるものである(図1,図4参照)。
この構成によれば、後席エアバッグ30の展開時に、第1バッグ部31と第2バッグ部32とルーフ部(トップデッキ22a参照)とにより車両側面視でトラス形状の閉断面33を形成するので、このトラス構造により第1バッグ部31での後席乗員の衝撃吸収時に該第1バッグ部31が車両前方側に揺動しないように支持することができ、このため、従来のエアバッグドアを不要となして、エアバッグ容量を可及的小さくしつつ、車体重量を増加させることなく確実に第1バッグ部31にて後席乗員を保護することができる。
この発明の一実施形態においては、上記第2バッグ部32はその展開時における車両前後方向の剛性が、上記第1バッグ部31の展開時における車両前後方向の剛性よりも高くなるよう形成されたものである(図5参照)。
この構成によれば、展開時の車両前後方向の剛性が高い第2バッグ部32で、第1バッグ部31を支えるので、該第1バッグ部31の自立性が確保でき、衝撃吸収時において第1バッグ部31が車両前方側に揺動するのを抑制することができる。
この発明の一実施形態においては、第2バッグ部32はその展開時に車両上下方向に延びる縦セルC22を備えたものである(図5参照)。
この構成によれば、第2バッグ部32が上述の縦セルC22を備えており、この縦セルC22は展開時の車両前後方向の剛性が高いので、該縦セルC22を備えた第2バッグ部32で、第1バッグ部31を支えることができ、当該第1バッグ部31の自立性が確保でき、後席乗員の衝撃吸収時において第1バッグ部31が車両前方側に揺動するのを抑制することができる。
この発明の一実施形態においては、第1バッグ部31の展開時に下端となる部位(下端部31b)、上記第2バッグ部32の展開時に下端となる部位(下端部32b)とは、各バッグ部31,32の折畳み格納状態で接続されているものである(図2参照)。
この構成によれば、後席エアバッグ30の展開と同時にタイムラグなく上述のトラス形状の閉断面33が形成されるので、後席乗員の保護性能向上を図ることができる。
この発明の一実施形態においては、上記第1バッグ部31は、上記ルーフ部(トップデッキ22a参照)から下方かつ後席前方において車幅方向略全幅に向けて展開されるよう形成したものである(図4,図5参照)。
この構成によれば、後席が2人掛け又は3人掛けの何れの構造であっても、後席乗員全員を衝撃荷重から保護することができる。
図6は第1バッグ部31の他の実施例を車両後方側から見た状態で示す展開時の正面時である。
図6に示すこの実施例では、図5の布部材36に代えて、車幅方向に延びる横セルC7を上下方向に複数並設したものであり、中間縦セルC2と上記横セルC7とを連通する連通孔(図示せず)を形成している。
このように構成するとリヤシート16(図1参照)の中央席に着座する後席乗員の衝撃吸収性能をさらに高めることができる。
図6に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図6において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図7は第2バッグ部32の他の実施例を車両後方側から見た状態で示す展開時の正面図である。
図7に示すこの実施例では、車幅方向両サイドと車幅方向中央とに縦セルC22…を設けると共に、車幅方向左側の縦セルC22と車幅方向中央の縦セルC22との間に、車幅方向に延びる横セルC23を上下方向に複数並設すると共に、車幅方向右側の縦セルC22と車幅方向中央の縦セルC22との間にも、車幅方向に延びる横セルC24を上下方向に複数並設したものである。
このように構成すると、第2バッグ部32が縦セルC22と横セル(上部セルC21と横セルC23,C24)とで形成されるので、該第2バッグ部32の面剛性向上を図ることができ、当該第2バッグ部32で第1バッグ部31をさらに良好にバックアップすることができる。
なお、上述の縦セルC22と横セルC23,C24との間には、ガスを流通させるための連通孔(図示せず)を形成する。
図7に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様であるから、図7において前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の車室内のルーフ部は、実施例のトップシーリング20、トップデッキ22aに対応し、
以下同様に、
後席エアバッグ装置は、後席エアバッグユニット21に対応し、
第1バッグ部の展開時に下端となる部位は、下端部31bに対応し、
第2バッグ部の展開時に下端となる部位は、下端部32bに対応するも
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては第2列目シートを後席として説明したが、本発明の車両の後席エアバッグ装置は、第3列目シートに着座する後席乗員を保護するように構成することもできる。
また、上記実施例においては、リヤシート16として中央席を有する3人掛けシートを例示したが、これは2人掛け用のリヤシートであってもよい。
以上説明したように、本発明は、車室内のルーフ部から膨張可能な後席エアバッグを備えた車両の後席エアバッグ装置について有用である。
1…車室
20…トップシーリング(ルーフ部)
21…後席エアバッグユニット(後席エアバッグ装置)
22a…トップデッキ(ルーフ部)
30…後席エアバッグ
31…第1バッグ部
31a…取付け部
31b…下端部(第1バッグ部の展開時に下端となる部位)
32…第2バッグ部
32b…下端部(第2バッグ部の展開時に下端となる部位)
33…閉断面
C22…縦セル

Claims (5)

  1. 車室内のルーフ部から膨張可能な後席エアバッグを備えた車両の後席エアバッグ装置であって、
    上記後席エアバッグは、上記ルーフ部から下方かつ後席前方に向けて展開する第1バッグ部と、
    該第1バッグ部と上記ルーフ部との取付け部より前方から当該第1バッグ部の下端部に向けて延びる第2バッグ部と、を備え、
    上記後席エアバッグの展開時に、上記第1バッグ部と、上記第2バッグ部と、上記ルーフ部とによりトラス形状の閉断面が形成される
    車両の後席エアバッグ装置。
  2. 上記第2バッグ部はその展開時における車両前後方向の剛性が、上記第1バッグ部の展開時における車両前後方向の剛性よりも高くなるよう形成された
    請求項1記載の車両の後席エアバッグ装置。
  3. 第2バッグ部はその展開時に車両上下方向に延びる縦セルを備えた
    請求項1または2記載の車両の後席エアバッグ装置。
  4. 第1バッグ部の展開時に下端となる部位と、上記第2バッグ部の展開時に下端となる部位とは、各バッグ部の折畳み格納状態で接続されている
    請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の後席エアバッグ装置。
  5. 上記第1バッグ部は、上記ルーフ部から下方かつ後席前方において車幅方向略全幅に向けて展開されるよう形成した
    請求項1〜4の何れか一項に記載の車両の後席エアバッグ装置。
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