JP2021054099A - 乗員保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーフ側から下方に展開膨張したエアバッグが、安定して、乗員の頭部を受け止めて保護できる乗員保護装置を提供すること。【解決手段】車両1における着座した乗員OPの前上方のルーフ4側に収納されて、膨張用ガスGの流入時に下方に展開膨張し、車両衝突時に前方移動する乗員の頭部Hを保護可能に受け止めるエアバッグ16、を備える。膨張完了時のエアバッグは、収納部位12から下方へ延びる基部膨張部18と、基部膨張部から後方側に突出して、後端面24a付近を乗員の頭部の受止面とする受止膨張部24と、を備える。基部膨張部が、収納部位から下方に柱状に延びて、受止膨張部を後方側へ突出させる本体膨張部20と、本体膨張部の前方側に突出して、収納部位の前方側の周縁に配置された車体側部材8に、上面22a側を支持させて、本体膨張部の前方移動を規制する支持膨張部22と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両における着座した乗員の前上方のルーフ側に収納されたエアバッグを、車両衝突時に乗員を保護可能に、収納部位から下方に展開膨張させる構成の乗員保護装置に関する。
従来のルーフ側にエアバッグを収納した乗員保護装置としては、乗員の頭部を保護可能に、ルーフ側から下方に展開膨張する長方形板状の第1バッグと、第1バッグの前方側に隣接してルーフ側から下方に展開膨張する第2バッグと、を配設させて構成されるものがあった(例えば、特許文献1参照)。この乗員保護装置では、膨張完了時の第2バッグが、保護対象者となる乗員の前方側の前席のヘッドレストに支持され、かつ、第1バッグの上端側の前面側を支持する構成としており、そのため、第2バッグに支持された第1バッグが、前進移動する乗員の頭部を受け止める際、前方移動せずに、好適に、乗員の頭部を受け止めて保護することができた。
特開2016−30546号公報
しかし、従来の乗員保護装置では、第2バッグが、前席のヘッドレストに支持される構成としており、前席に着座する乗員が、位置調整のために、前席を前方側に移動させれば、その前席のヘッドレストに第2バッグが支持されなくなる事態を招き、膨張を完了させた第1バッグが、第2バッグの支持が不十分となり、保護すべき乗員頭部を、適切に保護できなくなる虞れが生ずる。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、ルーフ側から下方に展開膨張したエアバッグが、安定して、乗員の頭部を受け止めて保護できる乗員保護装置を提供することを目的とする。
本発明に係る乗員保護装置は、車両における着座した乗員の前上方のルーフ側に収納されて、膨張用ガスの流入時に下方に展開膨張し、車両衝突時に前方移動する乗員の頭部を保護可能に受け止めるエアバッグ、を備えた乗員保護装置であって、
前記エアバッグが、膨張完了時に、
収納部位から下方へ延びる基部膨張部と、
該基部膨張部から後方側に突出して、後端面付近を乗員の頭部の受止面とする受止膨張部と、
を備える構成として、
前記基部膨張部が、
前記収納部位から下方に柱状に延びて、前記受止膨張部を後方側へ突出させる本体膨張部と、
前記本体膨張部の前方側に突出して、前記収納部位の前方側の周縁に配置された車体側部材に、上面側を支持させて、前記本体膨張部の前方移動を規制する支持膨張部と、
を備えて構成されていることを特徴とする。
本発明に係る乗員保護装置では、作動時、ルーフ側の収納部位からエアバッグが下方へ展開膨張して膨張を完了させれば、収納部位から下方に基部膨張部が延び、基部膨張部の後面側から後方に受止膨張部が突出していることから、前方移動する乗員の頭部は、受止膨張部の後端面付近に受け止められて保護される。この時、エアバッグは、受止膨張部を後方に突出させている基部膨張部の本体膨張部が、前方移動しようとするが、基部膨張部の本体膨張部から前方に突出している支持膨張部が、上面側を、前後移動するような座席でなく、収納部位の前方側の周縁に配置された車体側部材に、支持させており、エアバッグ自体の一部から構成される支持膨張部が、本体膨張部の前方移動(詳しくは、収納部位側となる本体膨張部の上端側を回転中心とした本体膨張部の前方回転)を規制することから、本体膨張部から後方に突出している受止膨張部も、本体膨張部を介して、支持膨張部により、支持されることとなって、乗員の頭部は、位置ずれ(前方移動)を規制された受止膨張部により、好適に受け止められて保護される。
したがって、本発明に係る乗員保護装置では、ルーフ側から下方に展開膨張したエアバッグが、安定して、乗員の頭部を受け止めて保護することができる。
そして、本発明に係る乗員保護装置では、前記エアバッグの前記受止膨張部が、膨張完了時、前記後端面を設けた後端部から上下に二又状の略柱状に延び、両者の間に左右方向に貫通する中空部を設けつつ、それぞれの前端を上下に離して、前記本体膨張部の後面側に連結させる上側分岐膨張部と下側分岐膨張部と、を配設させて構成されていることが望ましい。
このような構成では、受止膨張部が、左右方向に貫通する中空部を配設させており、エアバッグは、中空部により、容積を低減させることができて、膨張用ガスの供給量が少なくとも、迅速に、膨張を完了させることができる。勿論、エアバッグは、中空部を配設していても、受止膨張部が後端面で乗員頭部を受け止める際、後端面付近から二又状に分岐した略柱状の上側分岐膨張部と下側分岐膨張部との前端が、本体膨張部に後面側に連結されており、上側分岐膨張部と下側分岐膨張部とが、協働して、前方移動する乗員頭部の押圧力に対抗できて、上側分岐膨張部と下側分岐膨張部との交差する受止膨張部の後端面により、好適に、乗員頭部を受け止めて保護できる。
この場合、前記エアバッグの前記受止膨張部における前記上側分岐膨張部と前記下側分岐膨張部との一方が、前端から後端に延びる軸方向を、前方移動する乗員の頭部の移動方向に沿い、かつ、後端面を前方移動する乗員の頭部に対向する位置に、配置させる構成としてもよい。
このような構成では、上側分岐膨張部と下側分岐膨張部との一方における乗員頭部の移動方向に沿って配設される分岐膨張部、すなわち、主分岐膨張部が、後端面付近で、乗員の頭部を受け止める際、軸方向に沿って後端側を前端側に接近させるような圧縮変形する状態、換言すれば、座屈変形するような状態として、曲げ変形より、反力を高くして、乗員頭部を受け止めることができる。また、上側分岐膨張部と下側分岐膨張部との他方の分岐膨張部、すなわち、補助分岐膨張部が、後端を主分岐膨張部の後端に連結させて、主分岐膨張部の後端を上下動しないように、支持できることから、反力を高くして乗員頭部を受け止める主分岐膨張部は、安定して、乗員頭部を受け止めることができる。
この場合、前記エアバッグの前記受止膨張部における前記上側分岐膨張部が、後端面を前方移動する乗員の頭部に対向する位置に、配置させるように、配設され、
前記エアバッグの前記受止膨張部における前記下側分岐膨張部が、前端側を、後端側から斜め前下方向に延ばして、前記本体膨張部の下端に連結させるように、配設されることが望ましい。
このような構成では、上側分岐膨張部(主分岐膨張部)が乗員頭部を受け止めた後、上側分岐膨張部の後端が前方側に移動して、乗員が前進移動しても、下側分岐膨張部(補助分岐膨張部)が、後面側で乗員の胸部付近を受け止めることができて、エアバッグは、上側分岐膨張部と下側分岐膨張部とにより、前進移動する乗員の頭部や胸部の上半身を、好適に受け止めて保護可能となる。
また、本発明に係る乗員保護装置では、前記エアバッグの前記基部膨張部が、前記本体膨張部と前記支持膨張部とを区画する区画壁を備え、
該区画壁に、前記本体膨張部から前記支持膨張部側への膨張用ガスの流入を許容し、かつ、逆流を防止する逆止弁が、配設されていてもよい。
このような構成では、支持膨張部が、逆止弁により、本体膨張部側から膨張用ガスを流入させるだけで、逆流させないことから、高い内圧を維持できて、本体膨張部を安定して支持でき、その結果、本体膨張部から後方に突出する受止膨張部も安定して支持されることから、乗員頭部が、前方へのずれを抑制された受止膨張部により、安定して受け止められて保護される。
本発明に係る第1実施形態の乗員保護装置の車両搭載状態を示す概略図である。 第1実施形態の乗員保護装置の作動時を示す概略図である。 第1実施形態の乗員保護装置のエアバッグの単体での膨張完了時の概略斜視図である。 第2実施形態の乗員保護装置の作動時を示す概略図である。 第2実施形態の乗員保護装置におけるエアバッグの逆止弁と他の例を説明する概略斜視図である。 第3実施形態の乗員保護装置の作動時を示す概略図である。 第4実施形態の乗員保護装置の作動時を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、第1実施形態の乗員保護装置10は、図1,2に示すように、車両1の座席S(図例の場合には後席BSのシート3)に着座した乗員OPの前上方のルーフ4側に搭載されている。
第1実施形態の乗員保護装置10では、エアバッグ16、エアバッグ16に膨張用ガスGを供給するインフレーター14、及び、折り畳まれたエアバッグ16を収納するケース12、を備えて構成されている。ケース12は、折り畳まれたエアバッグ16の収納部位として、車両1の後席BS側の前上方のルーフ4側に配設されている。インフレーター14は、車両1の衝突を検知若しくは予測可能なセンサからの信号を入力する図示しない制御装置に、作動を制御されており、車両1の衝突が検知若しくは予測されると、制御装置による作動信号により、膨張用ガスGを発生させるように、作動される。インフレーター14は、エアバッグ16内に収納されて、ケース12に固定されている。換言すれば、インフレーター14は、エアバッグ16のケース12への取付手段を構成することとなり、エアバッグ16は、インフレーター14により、収納部位としてのケース12の後述する後壁12c側に、取付固定されることとなる。
ケース12は、エアバッグ16を突出させる開口12aを下方に設けた略直方体形状の金属製としており、ルーフ4のルーフパネル5の下方のルーフヘッドライニングヘッド等のカバー材6の扉部6aにより、開口12aが覆われている。カバー材6の扉部6aは、エアバッグ16の膨張時に前方側へ押し開かれて、エアバッグ16を、開口12aから下方に突出させる。
また、インフレーター14は、ケース12を取り付けるルーフパネル5下方の剛性を有した車体側部材としての取付基板7に対して、ケース12と共に、取り付けられている。インフレーター14は、ケース12の後端側、すなわち、ケース12の開口12aと上方側で対向する天井壁12bの後縁側の後壁12c側、を介在させて、取付基板7に取り付けられている。
この取付基板7は、ケース12の前方側のカバー材6の上面側にも延設されて、剛性を有した移動しない支持板部8として、配設されており、エアバッグ16の後述する支持膨張部22の上面22a側を、カバー材6を介在させて(詳しくは、開いた扉部6aと扉部6a周縁のカバー材6とを介在させて)、強固に支持できるように、構成されている。
エアバッグ16は、ポリアミド等のエアバッグ用基布から袋形状に形成されており、膨張完了形状として、収納部位としてケース12から下方へ延びる基部膨張部18と、基部膨張部18の下端18b側から後方側に突出して、後端面24a付近を乗員OPの頭部Hの受止面25aとする受止膨張部24と、を備えて構成されている。受止面25aは、頭部Hをソフトに受け止めることができるように、略半円弧状の曲面状として、配設されている。
基部膨張部18は、ケース12から下方に柱状(実施形態では略四角柱状)に延びて、下端18b付近の後方側から受止膨張部24を突出させる本体膨張部20と、本体膨張部20の前面20aの上部20c側から前方に突出して、ケース12の前方側の周縁に配置された車体側部材として既述の取付基板7からなる支持板部8に、上面22a側を支持させて、本体膨張部20の前方移動を規制する支持膨張部22と、を備えて構成されている。支持膨張部22は、前面22bを、下端22c側から前方に延ばして、上面22aの前縁側に連結させるように、側方から見て、略直角三角柱状としている。
なお、第1実施形態の場合、支持膨張部22は、本体膨張部20より、若干、左右方向の幅寸法を狭くし、また、本体膨張部20の前面20aの上端から、若干、下方の位置から前方に突出している。
第1実施形態の受止膨張部24は、エアバッグ16の膨張完了時、後端面24aを設けた後端部25から上下に二又状の略柱状(実施形態では略四角柱状)に延び、両者の間に左右方向に貫通する中空部27を設けつつ、それぞれの前端29a,31aを上下に離して、本体膨張部20の後面20b側に連結させる上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31と、を配設させて構成されている。中空部27は、側方から見て、前上側の頂点27aと、頂点27aから後方側に位置する頂点27bと、下方側に位置する頂点27cと、の3つの頂点27a,27b,27cを有した略直角三角形状に開口する開口28を設けて、構成されている。
さらに、膨張完了時の受止膨張部24は、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との一方(第1実施形態では上側分岐膨張部29)が、前端29aから後端29bに延びる軸方向LXを、前方移動する乗員OPの頭部Hの移動方向MXである前後方向に沿い、かつ、後端面24aを前方移動する乗員OPの頭部Hに対向する位置に、配置させる構成としている。
また、膨張完了時の下側分岐膨張部31は、前端31a側を、後端31b側から斜め前下方向に延ばして、本体膨張部20の下端20daに連結させるように、配設されている。第1実施形態では、膨張完了時の下側分岐膨張部31は、前端31aを、着座した乗員OPの膝部Kの前上方付近に配置させるように、前方に延びるように、配設されている。
そして、第1実施形態のエアバッグ16では、上側分岐膨張部29の前端29aと下側分岐膨張部31の前端31aとが連結されている本体膨張部20において、上側分岐膨張部29の前端29aと下側分岐膨張部31の前端31aとの間となる下部20dでは、上部20c側の前後方向の厚さ寸法Tuより、厚さ寸法Tdを、若干、小さくしている(図1参照)。
さらに、第1実施形態のエアバッグ16では、膨張完了時の各部の形状を安定させるために、本体膨張部20、上側分岐膨張部29、及び、下側分岐膨張部31の内部に、各部位の略柱状に膨張する軸方向に対して、直交する厚さ方向(本体膨張部20では前後方向、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31とでは略上下方向)の対向部位相互を連結する連結片37,38,39が配設され、また、乗員OPの受止時の反力を高めるため、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との交差角を広げないように、中空部27側で、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31とを連結する連結片41を配設させている。
この第1実施形態の乗員保護装置10では、図2に示すように、作動時、インフレーター14が吐出する膨張用ガスGにより、ルーフ4側の収納部位としてのケース12からエアバッグ16が下方へ展開膨張して膨張を完了させれば、ケース12から下方に基部膨張部18が延び、基部膨張部18の下端18b付近の後面20b側から後方に受止膨張部24が突出していることから、前方移動する乗員OPの頭部Hは、受止膨張部24の後端面24a付近に受け止められて保護される。この時、エアバッグ16は、受止膨張部24を後方に突出させている基部膨張部18の本体膨張部20が、前方移動しようとするが、基部膨張部18の本体膨張部20から前方に突出している支持膨張部22が、上面22a側を、前後移動するような座席Sでなく、ケース12の前方側の周縁に配置された車体側部材としての支持板部8に、カバー材6を介在させて当接させるように、支持させており、エアバッグ16自体の一部から構成される支持膨張部22が、本体膨張部20の前方移動(詳しくは、ケース12への取付部位側となる本体膨張部20の上端20ca側、を回転中心とした本体膨張部20の前方回転)を規制することから、本体膨張部20から後方に突出している受止膨張部24も、本体膨張部20を介して、支持膨張部22により、支持されることとなって、乗員OPの頭部Hは、位置ずれ(前方移動)を規制された受止膨張部24により、好適に受け止められて保護される。
したがって、第1実施形態の乗員保護装置10では、ルーフ4側から下方に展開膨張したエアバッグ16が、安定して、乗員OPの頭部Hを受け止めて保護することができる。
特に、第1実施形態では、エアバッグ16の膨張完了時、インフレーター14がケース12の後端側に配設されており、本体膨張部20におけるインフレーター14の前方側の上面20e側でも、ケース12の天井壁12bに支持され、本体膨張部20自体の前方移動(詳しくは、本体膨張部20の上端20ca側を回転中心とした本体膨張部20の前方回転)が規制される。さらに、本体膨張部20の前面20aにおける上縁側の上縁面20ab側でも、ケース12の天井壁12bに支持されて、本体膨張部20の上端20ca側を回転中心とした本体膨張部20の前方回転が規制されることから、一層、受止膨張部24は、前方移動が防止されて、好適に、乗員OPの頭部Hを受け止めることができる。
また、膨張を完了させた支持膨張部22は、上面22a側で、開いた扉部6aを、周縁のカバー材6を介在させて、支持板部8側に押えることから、エアバッグ16に押し開かれた扉部6は、飛散することなく、支持膨張部22の上面22aと支持板部8との間で挟持される状態となる。
そして、第1実施形態では、エアバッグ16の受止膨張部24が、膨張完了時、後端面24aを設けた後端部25から上下に二又状の略柱状に延び、両者の間に左右方向に貫通する中空部27を設けつつ、それぞれの前端29a,31aを上下に離して、本体膨張部20の後面20b側に連結させる上側分岐膨張部19と下側分岐膨張部31と、を配設させて構成されている。
そのため、第1実施形態では、受止膨張部24が、左右方向に貫通する中空部27を配設させており、エアバッグ16は、中空部27により、容積を低減させることができて、膨張用ガスGの供給量が少なくとも、迅速に、膨張を完了させることができる。勿論、エアバッグ16は、中空部27を配設していても、受止膨張部24が後端面24aで乗員OPの頭部Hを受け止める際、後端面24a付近から二又状に分岐した略柱状の上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との前端29a,31aが、本体膨張部20に後面20b側に連結されており、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31とが、協働して、前方移動する乗員OPの頭部Hの押圧力に対抗できて、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との交差する受止膨張部24の後端面24aにより、好適に、乗員OPの頭部Hを受け止めて保護できる。
特に、第1実施形態では、エアバッグ16の受止膨張部24における上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との一方が(第1実施形態では、上側分岐膨張部29)が、前端29aから後端29bに延びる軸方向LXを、前方移動する乗員OPの頭部Hの移動方向MXに沿い、かつ、後端面24aを前方移動する乗員OPの頭部Hに対向する位置に、配置させる構成としている。
そのため、第1実施形態では、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との一方における乗員OPの頭部Hの移動方向MXに沿って配設される分岐膨張部29、すなわち、主分岐膨張部33が、後端面(24a)33a付近で、乗員OPの頭部Hを受け止める際、軸方向LXに沿って後端29b側を前端29a側に接近させるような圧縮変形する状態、換言すれば、座屈変形するような状態として、曲げ変形より、反力を高くして、乗員OPの頭部Hを受け止めることができる。また、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31との他方の分岐膨張部31、すなわち、補助分岐膨張部35が、後端31bを主分岐膨張部33の後端29bに連結させて、主分岐膨張部33の後端29bを上下動しないように、支持できることから、反力を高くして乗員OPの頭部Hを受け止める主分岐膨張部33は、安定して、乗員OPの頭部Hを受け止めることができる。
この場合、エアバッグ16の下側分岐膨張部31が、前端31a側を、後端31b側から斜め前下方向に延ばして、本体膨張部20の下端20daに連結させるように、配設されている。
そのため、第1実施形態では、上側分岐膨張部29(主分岐膨張部33)が乗員OPの頭部Hを受け止めた後、上側分岐膨張部29の後端29bが前方側に移動して、乗員OPが前進移動しても、下側分岐膨張部31(補助分岐膨張部35)が、後面35a側で、乗員OPの胸部B付近を受け止めることができて、エアバッグ16は、上側分岐膨張部29と下側分岐膨張部31とにより、前進移動する乗員OPの頭部Hや胸部Bの上半身UBを、好適に受け止めて保護可能となる。
なお、エアバッグにおける支持膨張部の支持力をより向上させるように、図4,5に示す第2実施形態の乗員保護装置10Aのエアバッグ16Aのように構成してもよい。
この第2実施形態の乗員保護装置10Aでは、エアバッグ16Aの基部膨張部18Aが、本体膨張部20Aと支持膨張部22Aとを区画する区画壁43を備えている。そして、区画壁43に、本体膨張部20Aから支持膨張部22A側への膨張用ガスGの流入を許容し、かつ、逆流を防止する逆止弁50が、配設されている。
逆止弁50は、図5のAに示すように、区画壁43を左右に略二分割する分割布44,44から形成されている。分割布44,44は、相互に縫合する部位に凸部45を設けて構成され、凸部45から離れた分割布44,44の外周縁を、周縁縫合部46として、本体膨張部20Aと支持膨張部22Aとの境界部位の外周縁に、縫合し、分割布44,44の凸部45,45の周囲を、筒部48を設けつつ、中央縫合部47として、相互に縫合し、筒部48の内部に、膨張用ガスGの流路49を設け、この筒部48を、逆止弁50として、構成している。この逆止弁50では、インフレーター14からの膨張用ガスGが本体膨張部20Aから支持膨張部22A側に流れる際、開口48aを形成するように、筒部48の先端を押し開けば、逆止弁50が開弁することとなって、流路49を経て、膨張用ガスGが本体膨張部20A側から支持膨張部22A側に流れ、逆流しようすると、筒部48に作用する支持膨張部22A側の圧力により、開口48aが塞がれて、流路49が塞がれ、すなわち、逆止弁50が閉弁し、膨張用ガスGの逆流が防止される。
そのため、この第2実施形態の乗員保護装置10Aでは、エアバッグ16Aの膨張時、支持膨張部22Aが、逆止弁50により、本体膨張部20A側から膨張用ガスGを流入させるだけで、逆流させないことから、高い内圧を維持できて、本体膨張部20Aを安定して支持でき、その結果、本体膨張部20Aから後方に突出する受止膨張部24も安定して支持されることから、乗員OPの頭部Hが、前方へのずれを抑制された受止膨張部24により、安定して受け止められて保護される。
なお、第2実施形態では、支持膨張部22Aが、上面22aを、カバー材6を介在させて(詳しくは、開いた扉部6aと扉部6a周縁のカバー材6とを介在させて)、支持板部8に支持させる構成として、本体膨張部20Aの支持力を向上させるように、下端22cを、本体膨張部20Aの下端20da付近まで長く延ばしており、支持膨張部22Aとしては、本体膨張部20Aの上部20c側だけでなく、下部20d側を含めた本体膨張部20Aの前面20a側から突出させており、このような長くする構成は、第1実施形態の支持膨張部22にも適用して、支持膨張部22を上下方向に長くしてもよい。
また、逆止弁としては、図5のBに示すように、区画壁43を一枚状として、本体膨張部20Aと支持膨張部22Aとを連通する開口52を設け、支持膨張部22A側の開口52の周縁に、両縁(図例では上下両縁)を縫合した閉塞布53を配設して、逆止弁50Aを形成してもよい。この逆止弁50Aでは、膨張用ガスGが本体膨張部20A側から支持膨張部22A側に流れる際には、開口52の周縁から閉塞布53が離れて、支持膨張部22A側に流れ、逆流しようすると、閉塞布53が開口52の周縁に圧接される状態となって、開口52が塞がれて、逆止弁50Aが閉弁することとなり、膨張用ガスGの逆流が防止される。
さらに、エアバッグの主分岐膨張部としては、図6に示す第3実施形態の乗員保護装置10Bに示すように、エアバッグ16Bの下側分岐膨張部31Bから構成してもよい。
このエアバッグ16Bでは、膨張完了時、ケース12から下方へ延びる基部膨張部18Bと、基部膨張部18Bから後方側に突出して、後端面24a付近を乗員OPの頭部Hの受止面25aとする受止膨張部24Bと、を備えて構成される。基部膨張部18Bは、ケース12から下方に柱状に延びて、受止膨張部24Bを後方側へ突出させる本体膨張部20Bと、本体膨張部20Bの前方側に突出して、ケース12の前方側の周縁に配置した車体側部材としての支持板部8に、カバー材6を介在させて(詳しくは、開いた扉部6aと扉部6a周縁のカバー材6とを介在させて)、上面22a側を当接させるように支持させて、本体膨張部20Bの前方移動を規制する支持膨張部22Bと、を備えて構成されている。
そして、膨張完了時の受止膨張部24Bが、後端面24aを設けた後端部25から上下に二又状の略柱状に延びる上側分岐膨張部29Bと下側分岐膨張部31Bと、を備えて構成されている。上側分岐膨張部29Bと下側分岐膨張部31Bとは、両者の間に左右方向に貫通する中空部27を設けて、それぞれの前端29a,31aを上下に離して、本体膨張部20Bの後面20b側に連結させている。
但し、このエアバッグ16Bでは、下側分岐膨張部31Bが、主分岐膨張部33として、前端31aから後端31bに延びる軸方向LXを、前方移動する乗員OPの頭部Hの移動方向MXに沿い、かつ、後端面33aを前方移動する乗員の頭部に対向する位置に、配置させる構成とし、上側分岐膨張部29Bを、補助分岐膨張部35としている。
この第3実施形態においても、作動時、エアバッグ16Bが膨張を完了させれば、軸方向LXを乗員OPの頭部Hの移動方向MXに沿って配設される下側分岐膨張部31B、すなわち、主分岐膨張部33が、後端面33a付近で、乗員OPの頭部Hを受け止める際、軸方向LXに沿って後端31b側を前端31a側に接近させるような圧縮変形する状態、換言すれば、座屈変形するような状態として、曲げ変形より、反力を高くして、乗員OPの頭部Hを受け止めることができる。また、補助分岐膨張部35としての上側分岐膨張部29Bが、後端29bを主分岐膨張部33としての下側分岐膨張部31Bの後端31bに連結させて、主分岐膨張部33としての下側分岐膨張部31Bの後端31bを上下動しないように、支持できることから、反力を高くして乗員OPの頭部Hを受け止める主分岐膨張部33(下側分岐膨張部31B)は、安定して、乗員OPの頭部Hを受け止めることができる。
勿論、図7に示す第4実施形態の乗員保護装置10Cのエアバッグ16Cのように、上側分岐膨張部29Cと下側分岐膨張部31Cとが、乗員OPの頭部Hの受止時、協働して、受け止めることができるように、乗員OPの頭部Hの移動方向MXに対し、共に、交差する軸方向となるように、後端面24aから上下両側に相互に拡開させて、前端29a,31a側を本体膨張部20Cの後面20bに連結させるようにしてもよい。
また、エアバッグの容量を低減させる点を考慮しなければ、エアバッグ16Cの中空部27を設けないように、単に、本体膨張部20Cから、軸方向を左右方向に沿わせた略三角柱状の受止膨張部を、後方側に突出させて、エアバッグを構成してもよい。
勿論、上記の中空部を設けないエアバッグや、第1,3,4実施形態のエアバッグ16,16B,16Cにおいて、第2実施形態のように、本体膨張部20B,20Cと支持膨張部22B,22Cとを、逆止弁50,50Aを設けた区画壁43により、区画してもよい。
1…車両、4…ルーフ、8…(車体側部材)支持板部、10,10A,10B,10C…乗員保護装置、12…(収納部位)ケース、16,16A,16B,16C…エアバッグ、18,18A,18B,18C…基部膨張部、20,20A,20B,20C…本体膨張部、20a…前面、20b…後面、22,22A,22B,22C…支持膨張部、22a…上面、24,24B,24C…受止膨張部、24a…後端面、27…中空部、29,29B,29C…上側分岐膨張部、29a…前端、29b…後端、31,31B,31C…下側分岐膨張部、31a…前端、31b…後端、43…区画壁、50,50A…逆止弁、
LX…(主支持膨張部)軸方向、MX…(頭部の)移動方向、S…座席、G…膨張用ガス、OP…乗員、H…頭部。

Claims (5)

  1. 車両における着座した乗員の前上方のルーフ側に収納されて、膨張用ガスの流入時に下方に展開膨張し、車両衝突時に前方移動する乗員の頭部を保護可能に受け止めるエアバッグ、を備えた乗員保護装置であって、
    前記エアバッグが、膨張完了時に、
    収納部位から下方へ延びる基部膨張部と、
    該基部膨張部から後方側に突出して、後端面付近を乗員の頭部の受止面とする受止膨張部と、
    を備える構成として、
    前記基部膨張部が、
    前記収納部位から下方に柱状に延びて、前記受止膨張部を後方側へ突出させる本体膨張部と、
    前記本体膨張部の前方側に突出して、前記収納部位の前方側の周縁に配置された車体側部材に、上面側を支持させて、前記本体膨張部の前方移動を規制する支持膨張部と、
    を備えて構成されていることを特徴とする乗員保護装置。
  2. 前記エアバッグの前記受止膨張部が、膨張完了時、
    前記後端面を設けた後端部から上下に二又状の略柱状に延び、両者の間に左右方向に貫通する中空部を設けつつ、それぞれの前端を上下に離して、前記本体膨張部の後面側に連結させる上側分岐膨張部と下側分岐膨張部と、を配設させて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  3. 前記エアバッグの前記受止膨張部における前記上側分岐膨張部と前記下側分岐膨張部との一方が、前端から後端に延びる軸方向を、前方移動する乗員の頭部の移動方向に沿い、かつ、後端面を前方移動する乗員の頭部に対向する位置に、配置させる構成としていることを特徴とする請求項2に記載の乗員保護装置。
  4. 前記エアバッグの前記受止膨張部における前記上側分岐膨張部が、後端面を前方移動する乗員の頭部に対向する位置に、配置させるように、配設され、
    前記エアバッグの前記受止膨張部における前記下側分岐膨張部が、前端側を、後端側から斜め前下方向に延ばして、前記本体膨張部の下端に連結させるように、配設されることを特徴とする請求項3に記載の乗員保護装置。
  5. 前記エアバッグの前記基部膨張部が、前記本体膨張部と前記支持膨張部とを区画する区画壁を備え、
    該区画壁に、前記本体膨張部から前記支持膨張部側への膨張用ガスの流入を許容し、かつ、逆流を防止する逆止弁が、配設されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項4のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
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