JP2016030039A - フライ食品の製造装置 - Google Patents

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Shigeru Yasuda
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【課題】フライ食品を製造するためのフライ槽を備えた製造装置において、自動化しつつフライ槽内において使用する容積を減らすことができる製造装置を提供する。【解決手段】1)フライ用の油を溜めるフライ槽と、2)互いに同一高さで並行に配設され、フライ槽外部の空間に配設された2本の無端状のチェーンと、3)複数のカップ状容器を連結した収納部と、当該収納部の両端部から上方に伸びる一対の支持棒とを有し、当該支持棒の端部で前記無端状チェーンに脱着可能に装着されたリテーナと、を備えたフライ処理装置。【選択図】図1

Description

本発明はかき揚げ、天ぷら等のバッターを用いるフライ食品を製造する場合のフライ処理装置に関するものである。
小麦粉に卵又は水を合わせたバッターに、野菜及び/又は魚介類をカットした具材を混ぜ合わせ生地を調製し、これをフライ処理したものは“かき揚げ”と呼ばれ広く食品業界で用いられているフライ食品である。また、同じく、上述のバッターをエビ等の魚介類や野菜、畜肉に付着させて製造する天ぷらも同様に広く食品産業で用いられているフライ食品である。
これらのフライ食品を食品産業において多数製造するには、人手によりバッターとの具材等と混合物である生地や、バッターを付着させた魚介類や野菜、畜肉等の揚げ種をリテーナと称される型枠に流し込み等を行い、所定時間フライを行い、フライ後にリテーナからフライ食品を回収するか、又は、上記の手順をラインにより自動化して連続的に行うことが多かった。
人手のみにより行う場合のフライヤーとしては、例えば、特許文献1が、また、ラインにおいてフライ食品を連続生産するフライ装置に関する先行技術として特許文献2及び特許文献3などが挙げられる。
実用新案登録第3111024号 特開平9-220166 特開平8-140864 しかし、人手のみにより連続製造する方法は製造コストが問題となるため、自動化できる範囲においては自動化しておくことが好ましい。また、全体を自動化する場合、特許文献2又は3に示すように従来の方法では、いずれも生地を収納したリテーナが連結されたコンベアチェーン自体についてフライ槽内を通過させてフライ処理するものである。このようなタイプの場合、フライ槽内にコンベアチェーンを通過させるために当該コンベアチェーン通過のための容積がフライ槽に余分に必要となっていた。このような、余分なフライ槽の容積を減らすことができれば、スペースの削減や使用する油の量の減少につながり好ましい。
そこで、本発明者らは、フライ食品を製造するためのフライ槽を備えた製造装置において、自動化しつつフライ槽内において使用する容積を減らすことができる製造装置を検討した。
本発明者らの鋭意研究の結果、フライ食品を連続生産する製造装置として、フライ対象物を収納する複数のカップ状容器を連結した収納部を有するリテーナを直接にコンベアチェーンに連結するのではなく、当該リテーナにおいて生地を収納した収納部から上方に伸びる支持棒を設けるとともに、コンベアチェーンをフライ槽外部の上部空間に配設して前記リテーナ支持棒の端部をリテーナチェーンに脱着可能に装着することでコンベアチェーンがフライ槽内に存在しないような形態とする方法が有効であることを見出した。
すなわち、本願第一の発明は、
「1)フライ用の油を溜めるフライ槽と、
2)互いに同一高さで並行に配設され、フライ槽外部の空間に配設された2本の無端状のチェーンと、
3)複数のカップ状容器を連結した収納部と、当該収納部の両端部から上方に伸びる一対の支持棒とを有し、当該支持棒の端部で前記無端状チェーンに脱着可能に装着されたリテーナと、
を備えたフライ処理装置。」、
である。
本発明によれば、かき揚げや天ぷら等のフライ食品の製造において自動化することで人手を削減することができる。また、コンベアチェーンをフライ槽内を通過させる必要がなく、フライ槽の容積を減らすことができる。これによって、使用する油の量の減少につながりより効率的なフライが可能となる。
本発明の実施態様におけるフライ処理装置を含んだフライ処理システム全体を示した模式図である。 本発明の実施態様のリテーナの斜視図である。 カップ状容器の例を示した斜視図である(a)丸形タイプ(b)角形タイプ。 本発明の実施態様におけるコンベアチェーンとリテーナ等の関係を示した分解斜視図である。 本発明の実施態様におけるリテーナチェーンが傾斜の有無によるリテーナの状態について示した正面図である(a)傾斜無し(b)傾斜有り。 本発明の実施態様におけるコンベアチェーンとリテーナに対するガイドを設けた場合の分解斜視図である。 本発明の実施態様におけるフライ処理装置の模式図である。
10 フライ槽
11 衝撃部材
20 第一コンベアチェーン(リテーナコンベア)
21 チェーンアタッチメント
22 支持孔
23 挿通棒
24 コンベアチェーンガイド
27 第一スプロケット
28 第二スプロケット
30 リテーナ
31 カップ状容器
32 枠体
33 支持棒
34 連通部
35 第一ヒンジ孔
36 リテーナアタッチメント
37 第二ヒンジ孔
38 リテーナガイド
50 第二コンベアチェーン(浸漬コンベア)
57 第三スプロケット
58 第四スプロケット
60 第三コンベアチェーン(回収コンベア)
67 第五スプロケット
68 第六スプロケット
70 第四コンベアチェーン(搬送コンベア)
77 第七スプロケット
F フライ食品
O フライオイル
以下に、本発明の第一の実施形態について説明する。但し、本発明は以下の第一の実施形態に限定されるものではない。
本発明は、
1)フライ用の油を溜めるフライ槽と、
2)互いに同一高さで並行に配設され、フライ槽外部の空間に配設された2本の無端状のチェーンと、
3)複数のカップ状容器を連結した収納部と、当該収納部の両端部から上方に伸びる一対の支持棒とを有し、当該支持棒の端部で前記無端状チェーンに脱着可能に装着されたリテーナと、
を備えたフライ処理装置、
である。
図1は、本発明のフライ処理装置を含んだフライ処理システム全体を示した模式図である。
図1に示すように本実施態様のフライ処理装置を含んだフライ処理システムは、大きくはフライ槽10と、第一コンベアチェーン20(リテーナコンベア)、チェーン20に架け渡しされたリテーナ30、リテーナコンベアでフライ処理後のフライ食品をさらにフライ油中に浸漬させ、フライを継続させる第二コンベアチェーン(浸漬コンベア)50、フライ処理の完了後のフライ食品Fを回収するための第三コンベアチェーン(排出コンベア)60、さらに、フライ油より回収したフライ食品をさらに搬送するための第四コンベアチェーン(搬送コンベア)が設けられている。また、それぞれのコンベアチェーンに対して、第一〜第二スプロケット27及び28、第三〜第四スプロケット57及び58、第五〜第六スプロケット67及び68、第七スプロケット77を備えている。尚、図1において紙面左→右への移動は“往動”、紙面右→左の移動は“復動”とする。
─フライ槽─
フライ槽10にはフライ用の油が溜められている。本実施形態のフライ槽10においては、フライ槽10内でフライオイルOがリテーナの投入側(紙面左)からフライ食品の回収側の紙面右方向に流動しており、フライ槽の下流の紙面右下の底部からフライオイルを排出している。続いてフィルター・ポンプ・熱交換器を介して、紙面左側のフライ槽側面部から新たにフライオイルの流入されている。このようにしてフライオイルは循環している。また、フライ槽10はリテーナの投入側において緩やかな傾斜面を有している。
─コンベアチェーン─
第一コンベアチェーン20は二本あり互いに同一高さで並行に配設され、前記フライ槽10の上方に配設されている。また、リテーナ30は上述の二本のチェーン間に架け渡しされている。
第二コンベアチェーン50(浸漬コンベア)は、第一コンベアチェーン20により搬送されたリテーナ30よりフライ食品Fが遊離した後、さらにフライを継続するためにリテーナから遊離後のフライ食品Fをフライ油中に浸漬するためのコンベアである。リテーナからフライ食品が遊離しているので、フライ食品のフライ処理を効率的に行うことができる。このようにリテーナ30に収納している間にフライし、フライ食品の外形が形成された状態で、リテーナ30よりフライ食品Fを遊離させてフライを継続することにより効率的なフライが可能となる。
第三コンベアチェーン60(排出コンベア)は、フライ処理が完了したフライ食品を回収するためのコンベアチェーンである。さらに、第四コンベアチェーン(搬送コンベア)70により搬送することで、次のステップに進めることができる。
─リテーナ─
本発明におけるリテーナ30は、図2に示すように複数のカップ状容器31を連結した収納部と、当該収納部を覆う帯状の枠体32を有する。さらに当該収納部の両端部にあって枠体に連結され、上方に伸びる一対の支持棒33を有している。また、当該支持棒33の端部において連通部34を有している。当該連通部34は後述するリテーナアタッチメント36と連結されており、前記第一コンベアチェーン20に脱着可能であり、必要に応じて第一コンベアチェーンと連動して動作可能である。以下に、リテーナの構成について説明する。
・カップ状容器
(1)材質
カップ状容器31の材質としては、加熱された油中に浸漬することができる素材であれば、使用可能である。一般的には、ステンレス、鉄が好ましい。
さらに、底板や型枠等の表面にはセラミックコーティングやフッ素加工を施すようにしてもよい。このようにすることでフライ後のフライ食品のリテーナ30からの遊離を行い易くすることができる。
(2)形状
上述のカップ状容器31については、上部が開放されており、図3(a)に示すような略円筒形状や(b)に示すような略方形状の型枠を用いる。カップ状容器31の底部については、有底であることが好ましい。
(3)サイズ
カップ状容器31のサイズは特に限定されるものではないが、円形であれば、一般的には概ね内径70〜120mmの範囲内の程度である。また、深さは5〜20mmの範囲内の程度であり、フライ食品のサイズ等により適宜調整することができる。
・収納部
本発明では、前記カップ状容器31を連結した状態とすることでフライ食品Fの生地等を収納するリテーナ30の収納部を構成している。
本実施態様では、図3に示すように、前記のカップ状容器31を3×5(=15個)を配列して容器間を接合することにより一体化するととともに、帯状の枠体32が当該一体化したカップ状容器31の集合体の周縁を覆ったタイプとなっており、図3に示すような収納部となっている。
・支持棒
本実施態様のリテーナ30は、前記収納部の両端部から上方に伸びる一対の支持棒33を有している。この支持棒33は、図3に示すように収納体の両端部から2本以上の複数本からなっていてもよいことは勿論である。当該支持棒33の端部には、前記したコンベアチェーンと着脱可能となるような連通部34が設けられている。
また、本支持棒33及び連通部34は、人手により当該リテーナ30を搬送又は移動させる場合において把手部として利用することができる。
─リテーナとコンベアチェーンの着脱機構─
リテーナ30と第一コンベアチェーン20の着脱機構は種々の方法を選択することができる。
以下の本実施態様での着脱機構について説明する。図4に示すように、本実施態様でのリテーナ30と第一コンベアチェーン20の着脱機構は、支持棒33に連続する連通部34に、第一コンベアチェーン20に連結されたチェーンアタッチメント下部の支持孔22から伸びる挿通棒23が必要に応じて、挿入又は抜かれることによって行われる。
以下に具体的に説明する。本実施態様におけるリテーナは、図4に示すように支持棒33に連続する2つの窓部を有する連通部34の外側から同様に窓部を有するリテーナアタッチメントが36装着されている。また、連通部34の中央と、リテーナアタッチメント36の中央には第一及び第二ヒンジ孔35,36が設けられておりヒンジピンよって連結されている。当該ヒンジ部においてリテーナアタッチメント36は連通部34に対して所定範囲において回転可能となっている。
一方、第一コンベアチェーン20には所定間隔ごとにチェーンアタッチメント21が2づつチェーンピンにより連結されている。当該チェーンアタッチメント21は、その下部に支持孔22を有し、当該支持孔22を通じて挿通棒23がコンベアの進行方向と垂直方向に出入り可能となっている。そして、リテーナ30と第一コンベアチェーン20を連動させる必要がある場合には、当該2本の挿通棒23がリテーナアタッチメント36の窓部と連通部34の窓部の両方を通過するように挿入される。そして、2本の挿通棒23がリテーナ30の重量を支持することによってリテーナ30が第一コンベアチェーン20に連動し、第一コンベアチェーン20に従って搬送されることになる。
ここで先に記載したように挿通棒23は、リテーナアタッチメント36の窓部と連通部34の2つの窓を挿通することになるが、リテーナアタッチメント36の2つの窓部は連通部34の2つの窓部よりも窓の上端部が下方に設定されている。
このため挿通棒23がリテーナ30を水平に支持する場合には、リテーナアタッチメント36の窓部の上端部が挿通棒23と接触して、リテーナ30を支持することになる。そして、この場合、第一コンベアチェーン20が図5に示すように斜め方向に傾斜している場合には、第一コンベアチェーン20に連結されたチェーンアタッチメント21の支持孔22から伸びる2本の挿通棒23が第一コンベアチェーン20の傾斜と同様に斜めに位置することになるが、リテーナ30自体が水平状態を維持しようとするため、リテーナアタッチメント36が連通部に対して所定の角度を回転した状態で保持されることとなり、リテーナ30自体は水平状態を維持することができる。
尚、図6に示すように第一コンベアチェーン20の進行方向での動きを規制し、ブレを減少させるために、第一コンベアチェーン20にはコンベアチェーンガイド24を設けてもよい。また、同様にリテーナ30の動きを規制するために、リテーナ30の上部にリテーナガイド38を設けてもよい。
─コンベアでのリテーナの動き─
本実施態様でのフライ処理装置の動作について図7において説明する。
本発明のフライ処理装置の手前(図7の紙面左側)には、リテーナ内部に生地を収納したリテーナ30が待機している(図示せず)。第一コンベアチェーン20には、所定間隔をおいて挿通棒23を備えたチェーンアタッチメント21が連結されており循環している。
生地を収納して待機中のリテーナ20までチェーンアタッチメント21が来ると、リテーナアタッチメント36と連通部34の2つの窓部のそれぞれに1本づつ挿通棒23が伸び、窓部の両方を通過するように挿入される。これによってリテーナ30が第一コンベアチェーンに連動して搬送可能となる。すなわち、第一コンベアチェーン20の進行に従って、リテーナ30も搬送される。尚、挿通棒23の伸縮は自動で公知の構成で容易に実現されている(図示せず)、また、本過程は人手により行っても良い。
次に、第一リテーナコンベアの往動に従ってリテーナ30もフライ槽10に向かって(紙面右方向)搬送されるが、続いてリテーナ30がフライ槽10に侵入するために斜め下方向への往動に移行する。第一コンベアチェーン20は、図7に示すように斜め方向に傾斜しており、2本の挿通棒23が第一コンベアチェーン20の傾斜に従って斜めに位置することになるが、リテーナ30自体が水平状態を維持しようとするため、リテーナアタッチメント36が連通部34に対して回転した状態で保持され、リテーナ30自体は水平状態を維持することができる。
続いてリテーナ30がフライ槽10に進入することで生地のフライが開始される。尚、本実施態様では前述のようにリテーナ30自体が傾斜することがないので、リテーナ30のカップ状容器31の上端付近まで生地が満たされている場合においても傾斜しないため生地がこぼれにくいという効果を奏する。
リテーナ30がフライ槽10のフライオイル内に進入した後、水平状態に移行し、フライが継続される。所定時間のフライの後、今度は、第一コンベアチェーンからリテーナ30を脱離させる必要があるため、リテーナアタッチメント36及び連通部34の窓から挿通棒23が抜かれることになる。これによってリテーナ30と第一コンベアチェーン20との連動が解除され、リテーナ30がコンベアチェーン20から遊離可能となる。また、これと同時にリテーナ30がフライ槽内に設けられたフライ中のフライ食品の遊離ための衝撃部材11まで到達する。当該遊離のための衝撃部材11は凹凸状の表面を有しており、リテーナ20の底部が接触することによって軽い衝撃をリテーナ30に加える。リテーナ30内でフライされたフライ食品は当該衝撃が加えられることでリテーナ底から遊離が促進される。尚、フライ食品Fをリテーナ30から遊離させる工程は、自動でなく人手で行ってもよいことは勿論である。
リテーナ30との連動が解除されると、挿通棒23を備えたチェーンアタッチメント36のみがコンベアチェーンと共に循環し、復動して(紙面左方向に移動して)再度新たなフライ前のリテーナ30との連動に向かう。尚、本発明のフライ処理装置により、フライされ、リテーナ30から遊離されたフライ食品は、そのまま回収して利用してもよいし、図1に示すようにフライを継続してもよい。
─その後の処理─
図1は、本発明のフライ処理装置を含んだフライ処理システム全体を示しており、本発明のフライ処理装置により、フライされ、リテーナ30から遊離されたフライ食品Fが、フライが継続される構成を示している。当該構成を以下に説明する。
リテーナ30から遊離したフライ食品Fは、フライ槽10でフライオイルOの循環方向に沿って下流(紙面右側)に移動する。次に、紙面右側の第二コンベアチェーン50によって、強制的にフライ槽10内に浸漬されてフライが継続される。
第二コンベアチェーン50の進行とともにフライが継続されて所定のフライ時間のフライの後に第二コンベアチェーン50からフライ食品Fが第三コンベアチェーン(回収コンベア)に移行し、フライ槽10からフライ食品Fが外部に取り出される。そしてさらに、当該回収コンベア60から第四コンベアチェーン(搬送コンベア)にフライ食品Fは受け渡しされ次の工程に移行する。
─フライ食品─
本発明にいうフライ食品Fとは、小麦粉に卵又は水を合わせたバッターに、野菜及び/又は魚介類をカットした所定の具材(揚げだね)を混ぜ合わせ生地を調製し、これをフライ処理した“かき揚げ” や、上述のバッターをエビ等の魚介類や野菜、畜肉に付着させて製造する天ぷら等が含まれる。尚、かき揚げや天ぷらの名称には該当しなくても小麦粉等のバッターを用いてフライ処理する食品は、本発明にいうフライ食品に含まれるものとする。
すなわち、本発明いうフライ食品Fとは、いわゆるバッターに所定の具材を混合したり、当該バッターを付着させて生地とし、これを所定の型枠に投入してからフライすることによって完成するフライ物の全般をいう。以下に具材とバッター等についてさらに説明する
・所定の具材
揚げだね(具材)については、種々の具材を選択することができる。具体的には、野菜系統のものとして、たまねぎ、にんじん、いんげん、三つ葉、ししとう、じゃがいも、長いも、しめじ、まいたけ等を利用することができる。また、エビ、タコ、イカ、帆立貝などの魚介類や牛や豚等の畜肉類も使用可能である。
その他、ちくわ等の動物性材料や、白ゴマなど種々の素材を利用することができる。また、桜えびやシラス等を加えてもよいことはもちろんである。
・バッター(衣材原料)
本発明に用いるバッター原料(衣材原料)としては、小麦粉、片栗粉、卵液、卵白、大豆蛋白、ベーキングパウダー、乳アルブミン等の一種類以上の粉体原料及び水などの原料からなり、その他の原料を適宜混合することができる。尚、その比率及びその他の原料については特に限定されるものではないが、一般的には上記の粉体原料と水を概ね、粉体:水が1:1〜2:3程度の重量比に混合したものを用いるのが一般的である。
・フライ食品の生地
上述の具材とバッターを混合することによってフライ食品の生地を調製する。具材と混合するバッターの量は対象とする具材によっても異なり、限定されるものではないが、概ね具材:バッターが2:1〜4:1程度の重量比となるように混合してフライ食品の生地とするのが一般的である。

Claims (1)

  1. 1)フライ用の油を溜めるフライ槽と、
    2)互いに同一高さで並行に配設され、フライ槽外部の空間に配設された2本の無端状のチェーンと、
    3)複数のカップ状容器を連結した収納部と、当該収納部の両端部から上方に伸びる一対の支持棒とを有し、当該支持棒の端部で前記無端状チェーンに脱着可能に装着されたリテーナと、
    を備えたフライ処理装置。
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