JP2016027227A - 建物の接合構造及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 建物ユニット等の建物構造体を構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結するとともに、建物構造体の床パネルが下部構造体に対して変位することを防止し、更に下部構造体に対する建物全体の引抜き耐力を向上すること。
【解決手段】 ユニット建物において、基礎10から上方に突出するアンカーボルト11を有し、床パネル40の側から延在して該床パネル40の上方にまで延在する連結具60を壁パネル50に連結してなり、連結具60が備える下座金61を床パネル40の下端部の下に添設するともに、基礎10の上に載置し、基礎10から突出するアンカーボルト11が連結具60の上記下座金61及び床パネル40の下端部を貫通し、該下座金61及び床パネル40の下端部に締結されてなるもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は建物の接合構造及びその施工方法に関する。
従来のユニット建物等の建物では、建物ユニット等の建物構造体を基礎や下階建物構造体等の下部構造体の上に据付けて構築される。
従来のユニット建物は、特許文献1に記載の如く、工場において壁パネルと床パネルとを接合して建物ユニットを製造した後、該建物ユニットを建設現場において下部構造体と接合される。
そして、建物ユニットの製造工程では、床パネルの下端部の接合用枠材(土台又は頭つなぎ)の側から該床パネルの上方にまで延在する連結ボルトが、壁パネルの壁枠組内に配設された枠状金具のナットに螺着される。これにより、建物ユニットを構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結し、建物ユニットの高さ寸法精度の向上を図っている。
また、従来のユニット建物では、建物ユニットを基礎や下階建物ユニット等の下部構造体の上に据付けるとき、特許文献2に記載の如く、下部構造体から突出する接続ボルト(アンカーボルト又はジョイントボルト)を、建物ユニットにおける床パネルの下端部の接合用枠材に設けたボルト挿通孔に通してその上方へ突出し、この接続ボルトの突出端にナットを螺着している。これにより、建物ユニットの床パネルを下部構造体に締結し、建物ユニットの床パネルが下部構造体に対して上方向及び水平方向へ変位することの防止を図っている。
特開平9-125525号公報 特許3739245号公報
特許文献1に記載の建物ユニットを特許文献2に記載のユニット建物において採用するものとすれば、特許文献1に記載の連結ボルトによって建物ユニットを構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結することができ、特許文献2に記載の接続ボルトによって建物ユニットの床パネルが下部構造体に対して変位することを防止できる。
しかしながら、特許文献1に記載の建物ユニットを特許文献2に記載のユニット建物において採用したときには、下部構造体から突出して建物ユニットにおける床パネルに締結される接続ボルトと、建物ユニットにおける床パネルの側から延在して壁パネルに連結される連結ボルトとが、互いに直に連結されていない。このため、建物ユニットの壁パネルに作用する引抜き力は、当該建物ユニットの壁パネルから床パネルに上述の連結ボルトにより伝達されるものの、下部構造体に設けられている接続ボルトに対しては当該建物ユニットにおける床パネルの下端部の接合用枠材を介して間接的にのみ伝達されるものになり、下部構造体に対する建物全体の引抜き耐力の向上に限界がある。
本発明の課題は、建物ユニット等の建物構造体を構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結するとともに、建物構造体の床パネルが下部構造体に対して変位することを防止し、更に下部構造体に対する建物全体の引抜き耐力を向上することにある。
請求項1に係る発明は、下部構造体の上に建物構造体を据付けて構築され、建物構造体が床パネルの上に壁パネルを立設して形成されてなる建物の接合構造において、下部構造体から上方に突出する接続具を有し、床パネルの側から延出して該床パネルの上方にまで延在する連結具を壁パネルに連結してなり、連結具が備える下座金を床パネルの下端部の接合用枠材の下に添設するともに、下部構造体の上に載置し、下部構造体から突出する接続具が連結具の上記下座金及び接合用枠材を貫通し、該下座金及び接合用枠材に締結されてなるようにしたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において更に、前記接続具が、更に前記接合用枠材の上に添設された補強座金を貫通し、下座金及び接合用枠材並びに補強座金に締結され、補強座金の延長部が接合用枠材の上面において連結具が延出している部分の周辺に被着されてなるようにしたものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において更に、前記補強座金に補強リブが設けられてなるようにしたものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに係る発明において更に、前記壁パネルが上枠、下枠及び縦枠からなる壁枠組を有し、該壁パネルの隣り合う一対の縦枠の間の下枠上に枠状金具が配設されてなり、前記連結具の上端部が壁パネルの内部の上記枠状金具を貫通し、該枠状金具に締結されてなるようにしたものである。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において更に、前記連結具が、前記下座金の上面にナットを溶接されるとともに、このナットに連結ボルトを螺着されてなり、上記連結ボルトの上端部が壁パネルの内部の前記枠状金具を貫通し、該枠状金具にセットしたナットに螺着されてなるようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれかに係る発明において更に、前記連結具の下座金が、建物構造体における床パネルの下端部の接合用枠材に固定的に取付けられるようにしたものである。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれかに係る発明において更に、前記下部構造体が基礎であり、前記接続具が基礎に植設されたアンカーボルトであるようにしたものである。
請求項8に係る発明は、請求項1〜7のいずれかに係る発明において更に、前記下部構造体が下階の建物構造体であり、前記接続具が下階の建物構造体に植設されたジョイントボルトであるようにしたものである。
請求項9に係る発明は、請求項1〜8のいずれかに係る発明において更に、前記建物構造体が建物ユニットであるようにしたものである。
請求項10に係る発明は、請求項1〜9のいずれかに記載の建物の接合構造の施工方法であって、工場において前記壁パネルと床パネルとを接合して建物ユニットを製造した後、該建物ユニットを建設現場において下部構造体と接合するようにしたものである。
(請求項1)
(a)連結具により、建物構造体を構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結し、建物構造体の高さ寸法精度を向上できる。
(b)下部構造体から上方に突出する接続具により、建物構造体の床パネルが下部構造体に対して上方向及び水平方向へ変位することを防止できる。
(c)連結具が下端部に備える下座金を建物構造体における床パネルの下端部の接合用枠材に添設するともに、下部構造体の上に載置し、下部構造体から突出する接続具が連結具の上記下座金及び床パネルの下端部の接合用枠材を貫通し、該下座金及び該接合用枠材に締結される。これにより、下部構造体から突出して建物構造体における床パネルの下端部の接合用枠材に締結される接続具と、建物構造体における床パネルの側から上方に延在して壁パネルに連結される連結具とが、該連結具の下端部に備えた下座金によって連結される。このため、建物構造体の壁パネルに作用する引抜き力は、当該建物構造体の壁パネルから上述の床パネルに連結具によって伝達された後、この連結具の下座金に連結されている接続具により、該接続具が設けられている下部構造体に確実に伝達される。従って、下部構造体に対する建物全体の引抜き耐力を向上することができる。
(請求項2)
(d)接続具が、床パネルの下端部の接合用枠材の上に添設された補強座金を貫通し、下座金及び接合用枠材並びに補強座金に締結される。そして、補強座金の延長部が接合用枠材の上面において連結具が延出している部分の周辺に被着される。これにより、建物ユニットの壁パネルに作用した引き抜き力が連結具の下座金、及び接続具により下部構造体に伝達され、その引き抜き力に起因して接続具まわりに生ずるモーメントM(M=連結具に働く引抜き力P×連結具と接続具の軸間距離L)が下座金及び接合用枠材に曲げ変形を生じさせようとするとき、接合用枠材の上に添設された状態でそれらの下座金及び接合用枠材に締結されている補強座金が上記モーメントMに対抗してそれらの曲げ変形を上から押さえて抑制する。従って、下部構造体に対する建物全体の引抜き耐力を一層向上することができる。
(請求項3)
(e)上述(d)の補強座金に補強リブが設けられる。補強リブが、上記モーメントMに対抗する補強座金の曲げ剛性を高め、補強座金による下座金及び接合用枠材のための曲げ変形抑制能を強化するものになる。
(請求項4)
(f)床パネルの下端部の接合用枠材の側から延在させた連結具の上端部が、壁パネルの壁枠組に配設した枠状金具に締結される。これにより、建物構造体を構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結できる。
(請求項5)
(g)連結具が下座金の上面にナットを溶接されるとともに、このナットに連結ボルトが螺着される。これにより、連結具を構成する連結ボルトの上端部を上述(f)の枠状金具に確実に締結できる。
(請求項6)
(h)連結具の下座金が、建物構造体における床パネルの下端部の接合用枠材に固定的に取付けられる。床パネルの下端部の接合用枠材の側から該床パネルの上方にまで延在する連結具を該床パネルにセットするに際し、裏返しにした床パネルにおける接合用枠材の上向き面に対して連結具の下座金を簡易に取付けて固定化でき、その後この床パネルの上に壁パネルを立設するために該床パネルを裏返しの状態から反転させて正立させたとき、連結具の下座金を床パネルの下端部の接合用枠材から落下させることなく固定的に維持できる。これにより、連結具の下座金が床パネルの下端部の接合用枠材に添設される建物構造体の組立作業性を向上できる。
(請求項7)
(i)下部構造体が基礎であり、接続具が基礎に植設されたアンカーボルトである建物において、該アンカーボルトが連結具の下座金及び床パネルの下端部の接合用枠材を貫通し、それらの下座金及び接合用枠材に締結される。
(請求項8)
(j)下部構造体が下階の建物構造体であり、接続具が下階の建物構造体に植設されたジョイントボルトである建物において、該ジョイントボルトが連結具の下座金及び上階の建物構造体における床パネルの下端部の接合用枠材を貫通し、それらの下座金及び接合用枠材に締結される。
(請求項9、10)
(k)建物構造体が建物ユニットからなるとき、ユニット建物において上述(a)〜(j)を実現できる。
図1は実施例1の建物の接合構造を示し、基礎の上に建物ユニットを据付けた構造を示す断面図である。 図2は図1のII-II線に沿う断面図である。 図3は下階建物ユニットの上に上階建物ユニットを据付けた構造を示す断面図である。 図4は図3のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は連結具の施工過程に係り、(A)は連結具を示す斜視図、(B)は床パネルへの連結具の取付方法を示す斜視図である。 図6は床パネルと壁パネルの連結方法を示す斜視図である。 図7は実施例2の建物の接合構造を示す断面図である。 図8は図7のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図9は図7のIX-IX線に沿う断面図である。 図10は連結具と補強座金と座金を示す模式斜視図である。 図11は実施例3の建物の接合構造を示す断面図である。 図12は図11のXII-XII線に沿う断面図である。 図13は図11のXIII-XIII線に沿う断面図である。 図14は連結具と補強座金と座金を示す模式斜視図である。
(実施例1)(図1〜図6)
本発明のユニット建物100は、基礎10(下部構造体)上に複数の建物ユニット30のそれぞれを図1、図2に示す如くに据付けて構築され、更には下階建物ユニット30A(下部構造体)の上に上階建物ユニット30Bを図3、図4に示す如くに据付けて構築される。
基礎10は、図1に示す如く、長手方向複数位置に植設されたアンカーボルト11(接続具)がその上面から上方に突出して設けられる。ユニット建物100の外周に沿う基礎10の上面には、硬質ゴム、合成樹脂、セラミック等からなる基礎スペーサ12(基礎10の上端部材)が連続状に設けられる。
建物ユニット30(30A、30B)は、木質系であり、図1〜図4に示す如く、床パネル40の外縁部の上に壁パネル50を立設して形成される。
床パネル40は、木材からなる根太41によって方形に組立てられた床枠組42を有し、床枠組42の上面に床面材43を張設している。床枠組42の下部周縁部には接合用枠材44(下階建物ユニット30Aでは土台といい、上階建物ユニット30Bでは頭つなぎという)が設けられている。即ち、床パネル40の下端部には接合用枠材44がある。尚、接合用枠材44の下面で、後述する連結具60の下座金61が添設される部分には、下座金61が納まる面積、深さのザグリ45が形成されている。また、接合用枠材44は前述のアンカーボルト11が鉛直に挿通するボルト挿通孔44Hを備える。また、接合用枠材44、床面材43は連結具60の連結ボルト62が鉛直に挿通するボルト挿通孔44K、43Kを備える。
壁パネル50は、木材からなる上枠51、下枠52及び縦枠53により形成される壁枠組54を有している。この壁枠組54は、上枠51と下枠52の間に複数の縦枠53を配設して方形に組立てられ、その外面に壁面材55を張設している。尚、壁パネル50の下枠52は後述する連結具60の連結ボルト62が鉛直に挿通するボルト挿通孔52Kを備える。
以下、(A)建物ユニット30(30A、30B)の生産工場における床パネル40と壁パネル50の連結構造、(B)建築現場で基礎10に対してなされる建物ユニット30の連結構造、(C)建築現場で下階建物ユニット30Aに対してなされる上階建物ユニット30Bの連結構造について説明する。これらの連結構造では、連結具60が用いられる。連結具60は、図5(A)に示す如く、矩形板状の下座金61を備えるとともに、連結ボルト62の下端ねじ部62Aを下座金61の上面の一端側に溶接された長ナット63に螺着して備える。連結具60は、下座金61を下端部に備え、連結ボルト62の上端ねじ部62Bを下座金61から上方に延出させて備える。下座金61は、前述したアンカーボルト11のためのボルト挿通孔61Hを長ナット63から離隔する他端側に備えるとともに、床パネル40の下端部の接合用枠材44(土台又は頭つなぎ)に螺着される止ねじ64のためのねじ孔61Jを4隅に備える。
(A)建物ユニット30(30A、30B)の床パネル40と壁パネル50の連結構造(図5、図6)
建物ユニット30(30A、30B)における壁パネル50の壁枠組54内で、隣り合う一対の縦枠53、53はスペーサ53Sにより一定の間隔を介しており、この間隔の下枠52上に枠状金具70を配設している。枠状金具70は、図1〜図4に示す如く、方形枠状に形成され、その下部内面にナット71がセット可能にされ、下部にはナット71と軸芯を一致するものとなるボルト挿通孔70Hが形成されている。枠状金具70は、一対の縦枠53、53に挿通したピン72が刺通されて保持される。枠状金具70のナット71には床パネル40の側に組込まれる連結具60の連結ボルト62における上端ねじ部62Bが螺合することにより、床パネル40と壁パネル50が連結される。
床パネル40には連結具60が以下の如くにして組込まれる。床パネル40を接合用枠材44の下面が上向き面となるように図5(B)に示す如くに裏返しにし、接合用枠材44、床面材43に備えたボルト挿通孔44K、43Kに連結具60の連結ボルト62が挿通される。更に、連結具60の下座金61に備えたボルト挿通孔61Hを接合用枠材44に備えたボルト挿通孔44Hに位置合わせしつつ、下座金61を接合用枠材44の下面のザグリ45に納める状態で、下座金61の4隅のねじ孔61Jに挿通される止ねじ64で該下座金61を接合用枠材44に固定的に取付ける。連結ボルト62の上端ねじ部62Bは床パネル40の床面材43に備えたボルト挿通孔43Kを貫通して外方に突出するものになる(図6)。
床パネル40における床面材43の外縁部に壁パネル50の下枠52を図6に示す如くにセットする。このとき、床面材43から上方に突出している連結ボルト62の上端ねじ部62Bが、壁パネル50内の下枠52上に配設済の枠状金具70の下部のボルト挿通孔70Hに挿入される。枠状金具70のボルト挿通孔70Hに挿入された連結ボルト62の上端ねじ部62Bまわりに矩形状の平座金71Aがセットされ、マグネット付ソケットにセットしたナット71が連結ボルト62の上端ねじ部62Bに螺着される。これにより、建物ユニット30における床パネル40の下端部の接合用枠材44の側から該床パネル40における床面材43の上方にまで延在する連結具60における連結ボルト62の上端ねじ部62Bが、壁パネル50の内部の枠状金具70を貫通し、該枠状金具70にセットしたナット71に螺着され、床パネル40と壁パネル50が連結されるものになる。
(B)基礎10に対する建物ユニット30の連結構造(図1、図2)
前述(A)により形成された建物ユニット30が基礎10の上面に設けた基礎スペーサ12の上に据付けられる。即ち、建物ユニット30における床パネル40に前述の如くに組込まれている連結具60が下端部に備える下座金61は、図1、図2に示す如く、該床パネル40の下端部の接合用枠材44に形成したザグリ45に納められて該接合用枠材44に添設している状態で、基礎10の基礎スペーサ12(上端部材)の上に載置される。
このとき、基礎10の基礎スペーサ12を通って上方に突出しているアンカーボルト11は、連結具60の下座金61が備えるボルト挿通孔61H、及び床パネル40における接合用枠材44が備えるボルト挿通孔44Hを貫通し、その貫通端まわりに座金13がセットされ、ナット14がその貫通端に螺着される。これにより、アンカーボルト11が連結具60の下座金61及び床パネル40の下端部の接合用枠材44に締結されるものになる。
また、床パネル40において、接合用枠材44のボルト挿通孔44Hを貫通して上方に突出したアンカーボルト11の周辺に位置する根太41の下端面側には、接合用枠材44の上面に臨んでアンカーボルト11、座金13、ナット14を受容可能にする窓状開口41Aが形成されている。
尚、座金13はアンカーボルト11が貫通する貫通孔の周囲の複数位置に筒状突起13Aを備え、アンカーボルト11に螺着されるナット44によりこの突起13Aを接合用枠材44の上面に押付けて食い込ませ、建物ユニット30が基礎10に対して水平方向に変位するのを防止する。
(C)下階建物ユニット30Aに対する上階建物ユニット30Bの連結構造(図3、図4)
前述(A)により形成された上階建物ユニット30Bが下階建物ユニット30の上に据付けられる。上階建物ユニット30Bにおける床パネル40に前述の如くに組込まれている連結具60が下端部に備える下座金61は、図3、図4に示す如く、該床パネル40の下端部の接合用枠材44に形成したザグリ45に納められて該接合用枠材44に添設している状態で、下階建物ユニット30Aの壁パネル50における上枠51の上面に設けた壁上スペーサ56(上端部材)の上に据付けられる。
尚、下階建物ユニット30Aの壁パネル50における上枠51の長手方向複数位置には、ジョイントボルト57(接続具)がその上面から上方に突出するように植設されている。ジョイントボルト57は両端ねじ切りボルトであって長手方向中間部につば部57Aを備え、つば部57Aの下半部を下階建物ユニット30Aの壁パネル50の上枠51に通してこれを座金57B、ナット57Cで該上枠51に予め固定してある。
このとき、壁パネル50の壁上スペーサ56を通って上方に突出しているジョイントボルト57は、連結具60の下座金61が備えるボルト挿通孔61H、及び床パネル40における接合用枠材44が備えるボルト挿通孔44Hを貫通し、その貫通端まわりに座金58がセットされ、ナット59がその貫通端に螺着される。これにより、ジョイントボルト57が連結具60の下座金61及び床パネル40の下端部の接合用枠材44に締結されるものになる。
また、床パネル40において、接合用枠材44のボルト挿通孔44Hを貫通して上方に突出したアンカーボルト11の周辺に位置する根太41の下端面側には、接合用枠材44の上面に臨んでジョイントボルト57、座金58、ナット59を受容可能にする窓状開口41Bが形成されている。
尚、座金58はジョイントボルト57が貫通する貫通孔の周囲の複数位置に筒状突起58Aを備え、ジョイントボルト57に螺着されるナット59によりこの突起58Aを接合用枠材44の上面に押付けて食い込ませ、上階建物ユニット30Bが下階建物ユニット30Aに対して水平方向に変位するのを防止する。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)連結具60により、建物ユニット30を構成する床パネル40と壁パネル50を隙間なく連結し、建物ユニット30の高さ寸法精度を向上できる。
(b)下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)から上方に突出する接続具(アンカーボルト11又はジョイントボルト57)により、建物ユニット30の床パネル40が下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)に対して上方向及び水平方向へ変位することを防止できる。
(c)連結具60が下端部に備える下座金61を建物ユニット30における床パネル40の下端部の接合用枠材44に添設するともに、下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)の上端部材(基礎スペーサ12又は壁上スペーサ56)の上に載置し、下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)から突出する接続具(アンカーボルト11又はジョイントボルト57)が連結具60の上記下座金61及び床パネル40の下端部の接合用枠材44を貫通し、該下座金61及び該接合用枠材44に締結される。これにより、下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)から突出して建物ユニット30における床パネル40の下端部の接合用枠材44に締結される接続具(アンカーボルト11又はジョイントボルト57)と、建物ユニット30における床パネル40の側から上方に延在して壁パネル50に連結される連結具60とが、該連結具60の下端部に備えた下座金61によって直に連結される。このため、建物ユニット30の壁パネル50に作用する引抜き力は、当該建物ユニット30の壁パネル50から上述の床パネル40に連結具60によって伝達された後、この連結具60の下座金61に直に連結されている接続具(アンカーボルト11又はジョイントボルト57)により、該接続具(アンカーボルト11又はジョイントボルト57)が設けられている下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)に確実に伝達される。従って、下部構造体(基礎10又は下階建物ユニット30A)に対するユニット建物100の全体の引抜き耐力を向上することができる。
(d)床パネル40の下端部の接合用枠材44の側から延在させた連結具60の上端部が、壁パネル50の壁枠組54に配設した枠状金具70に締結される。これにより、建物ユニット30を構成する床パネル40と壁パネル50を隙間なく連結できる。
(e)連結具60が下座金61の上面に長ナット63を溶接されるとともに、この長ナット63に連結ボルト62が螺着される。これにより、連結具60を構成する連結ボルト62の上端ねじ部62Bを上述(d)の枠状金具70に確実に締結できる。
(f)連結具60の下座金61が、建物ユニット30における床パネル40の下面材に固定的に取付けられる。床パネル40の下端部の接合用枠材44の側から該床パネル40の上方にまで延在する連結具60を該床パネル40にセットするに際し、裏返しにした床パネル40における接合用枠材44の上向き面に対して連結具60の下座金61を止ねじ64によって簡易に取付けて固定化でき、その後この床パネル40の上に壁パネル50を立設するために該床パネル40を裏返しの状態から反転させて正立させたとき、連結具60の下座金61を床パネル40の下端部の接合用枠材44から落下させることなく固定的に維持できる。これにより、連結具60の下座金61が床パネル40の下端部の接合用枠材44に添設される建物ユニット30の組立作業性を向上できる。
(g)下部構造体が基礎10であり、接続具が基礎10に植設されたアンカーボルト11であるユニット建物において、該アンカーボルト11が連結具60の下座金61及び建物ユニット30における床パネル40の下端部の接合用枠材44を貫通し、それらの下座金61及び接合用枠材44に締結される。
(h)下部構造体が下階建物ユニット30Aであり、接続具が下階建物ユニット30Aに植設されたジョイントボルト57であるユニット建物において、該ジョイントボルト57が上階建物ユニット30Bにおける床パネル40の下端部の接合用枠材44を貫通し、それらの下座金61及び接合用枠材44に締結される。
(実施例2)(図7〜図10)
実施例2が実施例2と異なる点は、基礎10に対する建物ユニット30の連結構造(図1、図2)において、更に、床パネル40における接合用枠材44の上に、アンカーボルト11が貫通する補強座金80を添設させたことにある。
アンカーボルト11は、図7〜図9に示す如く、接合用枠材44の上に添設された補強座金80を貫通し、下座金61及び接合用枠材44並びに補強座金80に締結される。そして、補強座金80の延長部80Aが、接合用枠材44の上面において連結具60が延出している部分の周辺に被着される。
補強座金80は、図10に示す如く、異形板状(長方形状部81Aと、長方形状部81Aにおける片側の長辺の中央部から側方に張り出た四角状凸部81Bとからなる)をなし、アンカーボルト11のためのボルト挿通孔82を長手方向の中央部に備え、連結具60の連結ボルト62のためのボルト挿通孔83を長方形状部81Aの一端側(換言すれば補強座金80の延長部80A)に備えるとともに、接合用枠材44に螺着される止ねじ(不図示)のためのねじ孔84を長方形状部81Aの4隅に備える。
補強座金80は、床パネル40における接合用枠材44の上面に添設され、ボルト挿通孔82を接合用枠材44のボルト挿通孔44Hに位置合せした状態で、4隅のねじ孔84に挿通された止ねじで接合用枠材44に固定的に取付けられる。ここで、補強座金80の四角状凸部81Bは、接合用枠材44の上面に添設されるとともに、根太41に設けた前述の窓状開口41A内にセットされる。
補強座金80が上述の如くに組み込まれた床パネル40に壁パネル50を連結して建物ユニット30(30A、30B)を形成する。床パネル40の下端部の接合用枠材44の側から該床パネル40における床面材43の上方にまで延在する連結具60における連結ボルト62の上端ねじ部62Bが、壁パネル50の内部の枠状金具70を貫通し、該枠状金具70にセットしたナット71に螺着され、床パネル40と壁パネル50が連結されるものになる。
そして、建物ユニット30を基礎10の上面に設けた基礎スペーサ12の上に据付けるとき、アンカーボルト11が連結具60の下座金61に備えたボルト挿通孔61H、床パネル40における接合用枠材44に備えたボルト挿通孔44H、接合用枠材44の上面に添設した補強座金80のボルト挿通孔82を貫通し、その貫通端まわりに座金13がセットされ、ナット14がその貫通端に螺着される。これにより、アンカーボルト11が連結具60の下座金61及び床パネル40の下端部の接合用枠材44並びに補強座金80に締結されるものになる。補強座金80は、連結具60の連結ボルト62のためのボルト挿通孔83を備えた延長部80Aが、接合用枠材44の上面において該連結ボルト62が延出している部分の周辺に被着されるものになる。補強座金80の板厚は連結具60の下座金61より大きな板厚を有し、補強座金80の曲げ剛性は下座金61及び接合用枠材44の曲げ剛性より大きく設定される。
従って、本実施例によれば、実施例1における作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
アンカーボルト11が、床パネル40の下端部の接合用枠材44の上に添設された補強座金80を貫通し、下座金61及び接合用枠材44並びに補強座金80に締結される。そして、補強座金80の延長部80Aが接合用枠材44の上面において連結具60が延出している部分の周辺に被着される。これにより、建物ユニット30の壁パネルに作用した引き抜き力が連結具60の下座金61、及びアンカーボルト11により基礎10に伝達され、その引き抜き力に起因してアンカーボルト11まわりに生ずるモーメントM(M=連結具60に働く引抜き力P×連結具60とアンカーボルト11の軸間距離L)が下座金61及び接合用枠材44に曲げ変形を生じさせようとするとき、接合用枠材44の上に添設された状態でそれらの下座金61及び接合用枠材44に締結されている補強座金80が上記モーメントMに対抗してそれらの曲げ変形を上から押さえて抑制する。従って、基礎10に対する建物全体の引抜き耐力を一層向上することができる。
尚、補強座金80は、下階建物ユニット30に対する上階建物ユニット30Bの連結構造(図3、図4)においても採用できる。
(実施例3)(図11〜図14)
実施例3が実施例2と異なる点は、図11〜図13に示す如く、補強座金80に補強リブ85を設けたことにある。
補強リブ85は、図14に示す如く、門型板状(逆U字状)をなし、補強座金80の上面に対して直角をなして起立するように、両側の脚部85Aを長方形状部81Aにおける片側の長辺の縁上に載せて溶接され、根太41に設けた前述の窓状開口41Aと概ね同一形状をなす切欠状開口85Bを両側の脚部85Aの間に備える。補強リブ85は根太41の側面に螺着される止ねじ86のためのねじ孔85Cを全面の複数位置に備える。
補強リブ85が設けられる補強座金80は、床パネル40における接合用枠材44の上面に前述の如くに添設されるとき、ボルト挿通孔82を接合用枠材44のボルト挿通孔44Hに位置合わせするとともに、補強リブ85の切欠状開口85Bを接合用枠材44の窓状開口41Aに位置合わせした状態で、補強リブ85のねじ孔85Cに挿通された止ねじで窓状開口41Aまわりの根太41の側面に固定されて取付けらえる。ここで、補強座金80の四角状凸部81Bは、接合用枠材44の上面に添設されるとともに、根太41の窓状開口41A内にセットされる。
従って、本実施例によれば、実施例1、2における作用効果に加え、以下の作用効果を奏する。
実施例2の補強座金80に補強リブ85が設けられる。補強リブ85が、実施例2で前述したモーメントMに対抗する補強座金80の曲げ剛性を高め、補強座金80による連結具60の下座金61及び接合用枠材44のための曲げ変形抑制能を強化するものになる。
尚、補強リブ85が設けられた補強座金80は、下階建物ユニット30Aに対する上階建物ユニット30Bの連結構造(図3、図4)においても採用できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明において、連結具の下座金が載置される下部構造体の上とは、基礎スペーサ12又は壁上スペーサ56に限らず、下部構造体たる基礎10そのもの、又は下階建物ユニット30Aにおける壁パネル50の上枠51そのものであっても良い。また、連結具60の下座金61は、止ねじ40のためのねじ孔61を備えることを必須としない。また、本発明はユニット建物に限らず、広く一般の建物に適用できる。
本発明によれば、ユニット建物において、建物ユニット等の建物構造体を構成する床パネルと壁パネルを隙間なく連結するとともに、建物構造体の床パネルが下部構造体に対して変位することを防止し、更に下部構造体に対する建物全体の引抜き耐力を向上することができる。
10 基礎(下部構造体)
11 アンカーボルト(接続具)
30 建物ユニット
30A 下階建物ユニット
30B 上階建物ユニット
40 床パネル
44 接合用枠材
50 壁パネル
51 上枠
52 下枠
53 縦枠
54 壁枠組
60 連結具
61 下座金
62 連結ボルト
63 長ナット
64 止ねじ
70 枠状金具
71 ナット
80 補強座金
80A 延長部
85 補強リブ
100 ユニット建物

Claims (10)

  1. 下部構造体の上に建物構造体を据付けて構築され、建物構造体が床パネルの上に壁パネルを立設して形成されてなる建物の接合構造において、
    下部構造体から上方に突出する接続具を有し、
    床パネルの側から延出して該床パネルの上方にまで延在する連結具を壁パネルに連結してなり、
    連結具が備える下座金を床パネルの下端部の接合用枠材の下に添設するともに、下部構造体の上に載置し、下部構造体から突出する接続具が連結具の上記下座金及び接合用枠材を貫通し、該下座金及び接合用枠材に締結されてなることを特徴とする建物の接合構造。
  2. 前記接続具が、更に前記接合用枠材の上に添設された補強座金を貫通し、下座金及び接合用枠材並びに補強座金に締結され、
    補強座金の延長部が接合用枠材の上面において連結具が延出している部分の周辺に被着されてなる請求項1に記載の建物の接合構造。
  3. 前記補強座金に補強リブが設けられてなる請求項2に記載の建物の接合構造。
  4. 前記壁パネルが上枠、下枠及び縦枠からなる壁枠組を有し、該壁パネルの隣り合う一対の縦枠の間の下枠上に枠状金具が配設されてなり、
    前記連結具の上端部が壁パネルの内部の上記枠状金具を貫通し、該枠状金具に締結されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の建物の接合構造。
  5. 前記連結具が、前記下座金の上面にナットを溶接されるとともに、このナットに連結ボルトを螺着されてなり、
    上記連結ボルトの上端部が壁パネルの内部の前記枠状金具を貫通し、該枠状金具にセットしたナットに螺着されてなる請求項4に記載の建物の接合構造。
  6. 前記連結具の下座金が、建物構造体における床パネルの下端部の接合用枠材に固定的に取付けられる請求項1〜5のいずれかに記載の建物の接合構造。
  7. 前記下部構造体が基礎であり、前記接続具が基礎に植設されたアンカーボルトである請求項1〜6のいずれかに記載の建物の接合構造。
  8. 前記下部構造体が下階の建物構造体であり、前記接続具が下階の建物構造体に植設されたジョイントボルトである請求項1〜7のいずれかに記載の建物の接合構造。
  9. 前記建物構造体が建物ユニットである請求項1〜8のいずれかに記載の建物の接合構造。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の建物の接合構造の施工方法であって、工場において前記壁パネルと床パネルとを接合して建物ユニットを製造した後、該建物ユニットを建設現場において下部構造体と接合することを特徴とする建物の接合構造の施工方法。
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