JPH02296942A - 木質柱の柱脚部の固定装置 - Google Patents

木質柱の柱脚部の固定装置

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JPH02296942A
JPH02296942A JP11555089A JP11555089A JPH02296942A JP H02296942 A JPH02296942 A JP H02296942A JP 11555089 A JP11555089 A JP 11555089A JP 11555089 A JP11555089 A JP 11555089A JP H02296942 A JPH02296942 A JP H02296942A
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anchor bolt
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JP11555089A
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Yasuhiko Kuroiwa
保彦 黒岩
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は主に木造建築物に於ける木質柱の柱脚部の固
定装置に関するものである。
〔従来技術] 一般に、木造住宅等の木造建築物では、基礎は鉄筋コン
クリートによって構成され、この鉄筋コンクリート基礎
の上に土台が載せられ、この土台に柱が建て付けられて
いる。
又、一般に土台は基礎の上に直接載せられ、アンカーボ
ルトによって固定されているが、柱は土台に箱金物等の
接合金物によって固定され、直接、基礎に固定されてい
ない。
したがって、柱の軸力は土台を介して間接的に基礎に伝
えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、柱を基礎の上に建て付けないで、土台の上に建
て付けると、柱に作用する軸力、特に引っ張り力は土台
を介して基礎に伝達されることとなる為、土台の固定及
び柱の固定が確実でないと、柱の軸力の伝達が滑らかで
なくなり構造的に問題がある。
又、床組や壁組の造作も、納まりが複雑になって面倒に
なり易い。
更に、基礎の上に土台を直接載せるには、基礎上端を、
モルタルを塗り付ける等して予め水平にしておく必要が
ある。
しかも、基礎の上に土台を直接載せると土台が腐食し易
くなる為、土台の防腐処理を入念に行う必要がある。
この発明はこのような前記従来の問題点を解消する為に
提案されたもので、木質柱の柱脚部の固定を確実強固に
行うことができ、且つ基礎上端の水平出しを省略するこ
とができ、しかも土台の腐食を防ぐことができる木質柱
の柱脚部の固定装置を提供することを目的とするもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、主に木造住宅等の木造建築物の柱の柱脚部
の固定装置に関するもので、鉄筋コンクリート基礎の上
端にアンカーボルトを突設し、当該アンカーボルト近傍
にベースプレートの一端に柱接合ボルトを突設し、他端
にアンカーボルト挿通孔を穿設してなる柱接合金具を前
記柱接合ボルトを真上に向け、前記アンカーボルトを前
記アンカーボルト挿通孔に貫通させた状態に載置し、そ
の上に土台を当該土台に前記アンカーボルト及び柱接合
ボルトを貫通させた状態に載置し、前記アンカーボルト
の貫通部分に固定ナツトを螺合し、且つ前記柱接合ボル
ト突出部に柱を建て付け、当該柱接合ボルトに接合した
構成とし、又前記構成に於いて、鉄筋コンクリート基礎
と土台との間に土台骨は金具を介在した構成とすること
により前記目的を達成するものである。
[実施例] 以下、この発明を図示する一実施例によって説明する。
鉄筋コンクリート基礎1 (以下単に基礎lと言う)の
上端に複数本のアンカーボルト2.・・・が基礎1の長
手方向に一定間隔置きに突設されている。
又、基礎1上端のアンカーボルト2の突出部には、柱接
合金具3が載置されている。
柱接合金具3は長方形板状をしたベースプレート4の一
端に柱接合ボルト5を真上に垂直に突設し、他端にアン
カーボルト挿通孔6を穿設することにより構成されてい
る。
柱接合ボルト5の上端部には、その円周方向に連続して
溝状の係止部5aが形成されている。
又、アンカーボルト挿通孔6の内径はアンカーボルト2
の外径よりやや大きめに形成されている。
このように構成された柱接合金具3は基礎1のアンカー
ボルト2の突出部に柱接合ボルト5を真上に向け、且つ
アンカーボルト挿通孔6にアンカーボルト2を貫通させ
た状態に載置されている。
尚、アンカーボルト挿通孔6の内径がアンカーボルト2
の外径よりやや大きめに形成されている為、アンカーボ
ルト2の設置位置が少々ずれていても柱接合金具3を前
後左右に適当に動かすことによりアンカーボルト2の位
置ずれを簡単に修正する′ことができる。
又、基礎1の上端には土台7が載置されている。
土台7にはアンカーボルト挿通孔8と柱接合ボルト挿通
孔9が隣合って穿設され、このアンカーボルト挿通孔8
と柱接合ボルト挿通孔9にアンカーボルト2と柱接合ボ
ルト5がそれぞれ挿通されている。
そして、当該アンカーボルト2及び柱接合ボルト5の先
端部分は土台7上端より所定長さ突出している。
又、土台7のアンカーボルト2及び柱接合ボルト5の突
出部には、柱受は金具10が設置されている。
柱受は金具10は真下に開口する断面略溝状に形成され
、その上端水平部分にはアンカーボルト挿通孔11と柱
接合ボルト挿通孔12が隣合ってそれぞれ穿設され、当
該アンカーボルト挿通孔11と柱接合ボルト挿通孔12
にアンカボルト2と柱接合ボルト5の先端部分が挿通さ
ている。
そして、アンカーボルト2の貫通部分に座金13が取り
つけられ、その上に固定ナツト14が螺合され、これに
よって土台7は基礎1の上に強固に固定されている。
又、柱受は金具IOの柱接合ボルト5の貫通部分に柱1
5が垂直に建て付けられている。
柱15下端の略中央部には材軸方向に添って所定深さの
ボルト挿入孔16が穿設され、このボルト挿入孔16に
柱接合ボルト5の上端部が挿入されている。
又、柱15下端の側部には横孔17が前記ボルト挿入孔
16に連続した状態に穿設され、この横孔16にストッ
パー18が挿入されている。
ストンパー18は横孔17に挿入可能な円形の筒状に形
成され、その側部に係合孔19が形成されている。
係合孔19はストッパー18の円周方向に添って細長く
形成されている。
又、係合孔19の一端側半分は柱接合ボルト5の上端部
が容易に貫通可能なようにやや大きめに形成され、他端
側半分は柱接合ボルト5上端の係止部5aのみが貫通可
能なように小さめに形成されている。
かかる構成により、柱接合ボルト5の上端が係合孔19
の大きい方に挿入されているときは、ストンパー18は
柱接合ボルト5の上端より簡単に外せるが、柱接合ボル
ト5−上端の係止部5aが係合孔19の小さい方に係合
されているときは、外すことができない。
よって、ストッパー18の保合孔19の径の小さい方に
柱接合ボルト5上端の係止部5aを係合することにより
、柱15の柱脚が基礎1に直接固定されている。
尚、ストッパー18を柱接合ボルト5の上端部に固定す
るには、あらかじめストッパー18を横孔17内に挿入
してお(と共に、保合孔19の大きい方をボルト挿入孔
16に一致させておき、柱接合ボルト5の上端を係合孔
19に挿入後、ストッパー18を回して係合孔19の径
の小さい方の縁端部を柱接合ボルト5上端の係止部5a
に係合する。
第5図〜第7図はこの発明の他の実施例を示したもので
、前記実施例に於いて、柱接合金具3は方形板状のベー
スプレート4の略中央部に単に柱接合ボルト5を突設す
ることにより形成され、アンカーボルト挿通孔11は穿
設されていない。
したがって、柱接合金具3はアンカーボルト2に固定さ
れておらず、土台7が基礎1にアンカーボルト2と固定
ナツト14によって固定されていることにより基礎1と
土台7との間に固定されている。
又、基礎1のアンカーボルト2の突出部には土台受は金
具20が設置されている。
土台受は金具20は真上に開口する断面略溝形状に形成
され、その底部にアンカーボルト挿通孔11が穿設され
ている。
そして、土台受は金具20は基礎1のアンカーボルト2
の突出部にアンカーボルト挿通孔11にアンカ:ボルト
2を挿通させた状態に設置されている。
この土台受は金具20の上に土台7が設置され、アンカ
ーボルト2と固定ナツト14によって固定されている。
したがって、土台7は基礎1の上端に直接、接してはい
ない。
この為、基礎lの上端にモルタルを塗着する等して基礎
上端の水平出しをする必要がない。
又、土台7の防腐処理を必要以上に行う必要もない。
尚、土台受は金具20は土台7に複数本のビス21.2
1によってビス止めされている。
〔発明の効果〕
この発明は以上の構成からなるので以下の効果を有する
■ 柱は基礎に柱接合金具によって直接固定されている
為、基礎と土台間及び柱と土台間の接合が少々不十分で
あっても、柱の軸力、特に引っ張り力は基礎に直接伝達
される為、構造的に極めて優れている。
■ 土台も、従来同様に基礎の上に設置できる為、床組
や壁組の造作工事も従来同様に行うことができ、柱を基
礎に直接接合することによる問題も全くない。
■ 又、土台は基礎上端に直接接してはいない為、基礎
上端をモルタルを塗る等して敢えて水平出しをする必要
がない。
又、土台の防腐処理を必要以上に行う必要もない。
更に、基礎と土台との間の隙間を通して床下の自然換気
も可能となる為、床下全体の防腐も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示すものであり
、第1図は柱接合金具、柱受は金具、土台及び柱の設置
状態を示す斜視図、第2図及び第3図は柱脚部の縦断面
図、第4図はその横断面図、第5図〜第7図はこの発明
の他の実施例を示すもので、第5図は柱接合金具、柱受
は金具、土台受は金具、土台及び柱の設置状態を示す斜
視図、第6図及び第7図は柱脚部の縦断面図である。 1・・・基礎、2・・・アンカーボルト、3・・・柱接
合金具、4・・・ベースプレート、・・・柱接合ボルト
、6・・・アンカーボルト挿通孔、・・・土台、8・・
・アンカーボルト挿通孔、・・・アンカーボルト挿通孔
、10・・・柱受は金具、■・・・アンカーボルト挿通
孔、 2・・・柱接合ボルト挿通孔、13・・・座金、4・・
・固定ナツト、I5・・・柱、 6・・・ボルト挿入孔、17・・・横孔、8・・・スト
ッパー 19・・・係合孔。 0・・・柱受は金具、21・・・ビス。 第1図 特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄筋コンクリート基礎の上端にアンカーボルトを
    突設し、当該アンカーボルト近傍にベースペレートの一
    端に柱接合ボルトを突設し、他端にアンカーボルト挿通
    孔を穿設してなる柱接合金具を前記柱接合ボルトを真上
    に向け、前記アンカーボルトを前記アンカーボルト挿通
    孔に貫通させた状態に載置し、その上に土台を当該土台
    に前記アンカーボルト及び柱接合ボルトを貫通させた状
    態に載置し、前記アンカーボルトの貫通部分に固定ナッ
    トを螺合し、且つ前記柱接合ボルト突出部に柱を建て付
    け、当該柱接合ボルトに接合してあることを特徴とする
    木質柱の柱脚部の固定装置。
  2. (2)鉄筋コンクリート基礎の上端にアンカーボルトを
    突設し、当該アンカーボルト近傍にアンカーボルト挿通
    孔を有する土台受け金具と、ベースペレートに柱接合ボ
    ルトを突設してなる柱接合金具を前記アンカーボルトを
    アンカーボルト挿通孔に貫通させ、且つ前記柱接合ボル
    トを真上に向けた状態にそれぞれ載置し、その上に土台
    を当該土台に前記アンカーボルト及び柱接合ボルトをそ
    れぞれ貫通させた状態に載置し、前記アンカーボルトの
    貫通部分に固定ナットを螺合し、且つ前記柱接合ボルト
    突出部に柱を建て付け、当該柱接合ボルトに接合してあ
    ることを特徴とする木質柱の柱脚部の固定装置。
JP1115550A 1989-05-09 1989-05-09 木質柱の柱脚部の固定装置 Expired - Fee Related JPH0742731B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016027227A (ja) * 2014-07-02 2016-02-18 積水化学工業株式会社 建物の接合構造及びその施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016027227A (ja) * 2014-07-02 2016-02-18 積水化学工業株式会社 建物の接合構造及びその施工方法

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