JP2017214785A - 連結構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】壁材2a・2bの板面の隅部に凹部3a・3b・3c・3dを設けて、その凹部3a・3b・3c・3dの内周面から壁材2a・2bの中を通って板面と並行する方向に向けて挿通孔4a・4b・4c・4dを形成することで、その挿通孔の孔内には、壁材2a・2b同士を連結させるための連結具6a・6bを備えることが可能となり、その連結具6a・6bを用いて連結構造1を構成する。
【選択図】図4
Description
壁材の板面に凹部が設けられ、凹部の内周面から壁材の中を通って板面と並行する方向に向けて挿通孔が形成され、挿通孔の孔内には、壁材同士を連結させるための連結具が備えられていることを特徴とする。
以下に、本発明の連結構造の第1実施形態について、図1から図4に基づいて詳細に説明する。図1は、壁材2を示す斜視図、図2は、連結具6を挿通孔4から円筒部5に嵌め込む状態を示す斜視図、図3は、補助金具7を凹部3に嵌め込む状態を示す斜視図、図4は、壁材同士を左右方向に連結させる工程を示す斜視図である。
図1に示すように、壁材は、木製のパネルであって、高さが約3000mm、幅が約1000mm、厚みが約150mmからなる、長方形状のいわゆる木質パネル2である。そして、この木質パネル2の板面12の四隅には、凹部3が形成されている。
凹部3は、木質パネル2の板面12の隅部に形成され、その形状はドリル等で形成し易い円筒状からなるが、この形状に限定されず、多角形状等、何れの形状であってもよい。また、図1では、凹部3は、補助金具7を容易に凹部3の内側に嵌め込めるように奥側の板面12まで貫通されていないが、貫通されていてもよい。
挿通孔4は、凹部3の内周面11から木質パネル2の板面12と並行する方向に形成、より具体的には、板面12の右上側の隅部に形成された凹部3の内周面11からは右方向と上方向に、板面12の左上側の隅部に形成された凹部3の内周面11からは左方向と上方向に、板面12の右下側の隅部に形成された凹部3の内周面11からは右方向と下方向に、板面12の左下側の隅部に形成された凹部3の内周面11からは左方向と下方向に向けて木質パネル2の厚み方向の中央位置に貫通して形成される円筒状の孔である。なお、ここでいう凹部3の内周面11とは、凹部3の内側の周側面を指すものである。
図2に示すように、円筒部5は、長ナット6が挿入され、長ナット6を連結部に配置する過程で必要とされるものであって、挿通孔4と対称の位置に形成される貫通していない穴部である。そして、その形状、直径、長さは、挿通孔4と同一である。
連結具は、木質パネル2同士を連結させるための円筒状の長ナット6であって、挿通孔4及び円筒部5に容易に挿入・設置できるように、その形状は円筒状であるが、この形状に限定されず、例えば、多角形状等、挿通孔4の孔内に配置させることができる形状であれば特に限定されない。
図3に示すように、補助金具7は、凹部3の内側に嵌め込まれる円環状である。補助金具7が容易に凹部3の内側に嵌め込めるように、その大きさは、少なくとも、凹部3の内周と同じ又はそれ以下であり、その形状は、凹部3と同一、即ち、凹部3が正方形となった場合は、補助金具7もそれに対応した正方形となる。
次に、本発明の連結構造である木質パネルを上下方向に連結させる方法について説明する。
本発明の連結構造の第2実施形態である木質パネルを上下方向に連結させる方法について、図5に基づいて説明する。図5は、壁材同士を上下方向に連結させる工程を示す斜視図である。
2、2a、2b、2c、2d 木質パネル(壁材)
3、3a、3b、3c、3d、3e、3f 凹部
4、4a、4b、4c、4d、4e、4f 挿通孔
5、5a、5b、5c、5d、5e、5f 円筒部
6、6a、6b、6c、6d 長ナット(連結具)
7、7a、7b、7c、7d 補助金具
8a、8b、8c、8d ボルト(接続具)
9 挿入孔
10a、10b、10c、10d 連結部
11 内周面
12、12a、12b、 板面
13 右側面
14 左側面
15 上側面
16 下側面
Claims (4)
- 建築物の壁材同士を同一面上に並べて連結させる連結構造において、
前記壁材の板面に凹部が設けられ、
前記凹部の内周面から前記壁材の中を通って前記板面と並行する方向に向けて貫通する挿通孔が形成され、
前記挿通孔の孔内には、前記壁材同士を連結させるための連結具が備えられていることを特徴とする連結構造。 - 前記連結具の両端は、接続具で螺合されることを特徴とする請求項1に記載の連結構造。
- 前記接続具は、前記接続具を補助するための補助金具を介して前記連結具と螺合されることを特徴とする請求項2に記載の連結構造。
- 前記挿通孔は、隣接する前記壁材の方向に向けて複数形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の連結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110009A JP2017214785A (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016110009A JP2017214785A (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 連結構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017214785A true JP2017214785A (ja) | 2017-12-07 |
Family
ID=60575408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016110009A Pending JP2017214785A (ja) | 2016-06-01 | 2016-06-01 | 連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017214785A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020115806A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 装建工業株式会社 | 構造材、構造材の接続構造および構造材の製造方法 |
CN113529970A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-10-22 | 山西职业技术学院 | 一种装配式钢结构建筑墙体与柱连接结构 |
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2016
- 2016-06-01 JP JP2016110009A patent/JP2017214785A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2020115806A1 (ja) * | 2018-12-04 | 2020-06-11 | 装建工業株式会社 | 構造材、構造材の接続構造および構造材の製造方法 |
CN113529970A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-10-22 | 山西职业技术学院 | 一种装配式钢结构建筑墙体与柱连接结构 |
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