JP2016021458A - 駆動回路及びそれを含む光通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光出力信号のジッタの増加を抑制することが可能な駆動回路及びそれを含む光通信装置を提供すること。
【解決手段】この駆動回路3は、一対の正相信号Vinpと逆相信号Vinnとを有する差動信号の入力に応じて発光素子LDの駆動電流を増減する駆動回路であって、正相信号Vinpに応じて駆動電流を増加させる電圧制御電流源回路VCCS1と、逆相信号Vinnに応じて駆動電流を減少させる電圧制御電流源回路VCCS2と、電圧制御電流源回路VCCS1,VCC2の出力に接続され、駆動電流を出力する出力端子OUTと、を備え、電圧制御電流源回路VCCS1は、正相信号Vinpに対する利得が所定の周波数領域において該周波数領域以外の周波数領域よりも大きく設定されたバンドパスフィルタ7を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動回路及びそれを含む光通信装置に関するものである。
コアネットワークを構成する光伝送システムやデータセンタにおけるサーバ間通信では、電気信号と光信号との間の相互変換、及び光信号の送受信を行う光トランシーバ(光送受信器)が用いられている。この光トランシーバは、一般に、送信部(光送信器)及び受信部(光受信器)を有する。光送信器は、電気信号を光信号に変換し、その光信号を光ファイバを含む光伝送路に送出する。具体的には、直接変調方式の光送信器には、光信号を生成する発光素子(半導体レーザ)と、半導体レーザを駆動電流によって駆動する駆動回路が内蔵される。
光トランシーバに関しては、XFP(10 Gigabit Small Form-factor Pluggable)、QSFP+(Quad Small Form-factorPluggable Plus)、CFP(C Form-factor. Pluggable)等の共通仕様が規定され、これらの共通仕様により、電気的光学的特性、ホスト装置との監視制御用通信、端子配置、及び外形形状等の規格が定められている。また、近年の通信トラフィックの増大に伴って、光トランシーバの伝送レートには、10Gbpsから25Gbps、さらには40Gbpsと高速化が要求されてきている。このような要求に応えるために、駆動回路の駆動方式としては、高速動作に適した方式として、シャント駆動方式やプッシュプル駆動方式が採用されている。
特開2007−266493号公報 特開2012−109940号公報
しかしながら、従来の直接変調方式の駆動回路では、20Gbpsを超えるような高速動作による光信号の変調を行った場合には、半導体レーザにおける電気入力信号に対する光出力信号の周波数応答特性が低周波数側で窪みをもつ場合がある。その結果、半導体レーザから出力される光出力信号の群遅延を悪化させ、光出力信号のジッタを増加させる傾向にあった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、光出力信号のジッタの増加を抑制することが可能な駆動回路及びそれを含む光通信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一側面に係る駆動回路は、一対の正相成分と逆相成分とを有する差動信号の入力に応じて発光素子の駆動電流を増減する駆動回路であって、正相成分に応じて駆動電流を増加させる第1の回路部と、逆相成分に応じて駆動電流を減少させる第2の回路部と、第1の回路部の出力と第2の回路部の出力とに接続され、駆動電流を出力する出力端子と、を備え、第1の回路部は、正相成分に対する利得が所定の周波数領域において該周波数領域以外の周波数領域よりも大きく設定された周波数特性補正回路を有する。
或いは、本発明の別の側面に係る光通信装置は、駆動電流の入力に応じて光信号を出力する発光素子と、上記の駆動回路と、を備え、駆動回路の出力端子は、発光素子が備える駆動電流の入力端子に接続されている。
本発明によれば、光出力信号のジッタの増加を抑制することが可能な駆動回路及びそれを含む光通信装置を提供することができる。
本発明の好適な一実施形態に係る光送信装置の概略構成を示す図である。 図1の光送信装置1の詳細構成を示す回路図である。 本実施形態に係る光送信装置1と比較例に係る光送信装置901における正相側及び逆相側の電気−光応答特性を示すグラフである。 本実施形態に係る光送信装置1と比較例に係る光送信装置901における正相側と逆相側とを合わせた電気−光応答特性を示すグラフである。 一般的な発光素子における電気−光応答特性と光出力波形との関係のシミュレーション結果を示す図である。 本発明の変形例にかかる光送信装置1Aの構成を示す回路図である。 本発明の変形例にかかる光送信装置1Bの構成を示す回路図である。 図1の電圧源5の構成の一例を示す回路図である。 比較例に係る光送信装置901の詳細構成を示す回路図である。 (a)は、一般的な発光素子における電気−光応答特性を示すグラフ、(b)は、従来の駆動回路を含めた発光素子における電気−光応答特性を示すグラフである。
本発明の一側面に係る駆動回路は、一対の正相成分と逆相成分とを有する差動信号の入力に応じて発光素子の駆動電流を増減する駆動回路であって、正相成分に応じて駆動電流を増加させる第1の回路部と、逆相成分に応じて駆動電流を減少させる第2の回路部と、第1の回路部の出力と第2の回路部の出力とに接続され、駆動電流を出力する出力端子と、を備え、第1の回路部は、正相成分に対する利得が所定の周波数領域において該周波数領域以外の周波数領域よりも大きく設定された周波数特性補正回路を有する。
かかる駆動回路によれば、差動信号の正相成分に応じて発光素子の駆動電流が増加し、差動信号の逆相成分に応じて発光素子の駆動電流が減少する。このとき、正相成分に応じて駆動電流を制御する第1の回路部には周波数特性補正回路が備えられ、この周波数特性補正回路によって、第1の回路部における正相成分に対する利得が所定の周波数領域においてその周波数領域以外の周波数領域よりも大きくされる。その結果、発光素子の電気−光応答の周波数特性を平坦化することができる。これにより、光出力信号の群遅延を改善し、光出力波形でのジッタを低減することができる。
ここで、第1の回路部は、正相成分の増加に応じて駆動電流を増加させ、第2の回路部は、逆相成分の増加に応じて駆動電流を減少させる、ことが好適である。このような構成によれば、差動信号に応じた駆動電流を安定して増減させることができる。
また、第1の回路部は、正相成分が周波数補正回路を介して入力される第1のn型トランジスタを有し、第2の回路部は、逆相成分が入力される第2のn型トランジスタを有する、ことが好適である。この場合、差動信号に応じて駆動電流を安定して出力することができる。
また、周波数特性補正回路は、第1の周波数よりも低い周波数において利得を増加させる第1のフィルタ回路と、第2の周波数よりも高い周波数において利得を増加させる第2のフィルタ回路と、を含み、第1の周波数は第2の周波数より高く、正相信号が第1のフィルタ回路を通過した後に第2のフィルタ回路を通過するように構成されている、ことも好適である。かかる構成を採れば、簡易な回路構成により、第1の回路部における正相成分に対する利得を所定の周波数領域において大きくすることができる。
また、第1の回路部は、正相成分を受ける第1のエミッタフォロア回路と、第1のエミッタフォロア回路の出力が周波数補正回路を介して入力される第1のn型トランジスタとを有し、第2の回路部は、逆相成分を受ける第2のエミッタフォロア回路と、第2のエミッタフォロア回路の出力が入力される第2のn型トランジスタとを有し、周波数特性補正回路は、第1のエミッタフォロア回路の出力と電源の間に接続された第1の容量素子を含む第1のフィルタ回路と、第1のエミッタフォロア回路の出力と第1のn型トランジスタの入力との間に接続された第2の容量素子と、第1のn型トランジスタの入力と電源の間に接続された抵抗素子と、を含む第2のフィルタ回路と、を有する、ことも好適である。この場合、簡易な回路構成により、第1の回路部における正相成分に対する利得を所定の周波数領域において大きくすることができる。
さらに、第1の回路部は、正相成分を受ける第1のエミッタフォロア回路と、第1のエミッタフォロア回路の出力が周波数補正回路を介して入力される第1のn型トランジスタとを有し、第2の回路部は、逆相成分を受ける第2のエミッタフォロア回路と、第2のエミッタフォロア回路の出力が入力される第2のn型トランジスタとを有し、周波数特性補正回路は、第1のエミッタフォロア回路の出力に一端が接続されたインダクタと、インダクタの他端と電源との間に接続された第1の容量素子と、を含む第1のフィルタ回路と、インダクタの他端と第1のn型トランジスタの入力との間に接続された第2の容量素子と、第1のn型トランジスタの入力と電源の間に接続された抵抗素子と、を含む第2のフィルタ回路と、を有する、ことも好適である。かかる構成を採れば、簡易な回路構成により、第1の回路部における正相成分に対する利得を所定の周波数領域において大きくすることができる。
或いは、本発明の別の側面に係る光通信装置は、駆動電流の入力に応じて光信号を出力する発光素子と、上記の駆動回路と、を備え、駆動回路の出力端子は、発光素子が備える駆動電流の入力端子に接続されている。
このような光通信装置によれば、半導体レーザから出力される光出力信号の周波数応答特性を平坦化することができる。これにより、光出力信号の群遅延を改善し、光出力信号のジッタを低減することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な一実施形態による光通信装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態に係る光送信装置1は、外部装置から入力される電気信号を受けると、この電気信号に応じて光信号を出力するTOSA(Transmitter Optical Sub-Assembly)である。光送信装置1は、プッシュプル駆動方式を用いて発光素子を駆動する駆動回路3を備える。図1には、光送信装置1の概略構成を示している。
同図に示すように、光送信装置1は、発光素子LD及び駆動回路3を主に備える。発光素子LDは、例えば、半導体レーザであり、具体的には、分布帰還型レーザダイオード(distributed-feedback laser diode)である。駆動回路3は、プッシュプル駆動方式に基づいて発光素子LDに変調電流を供給する回路である。発光素子LDのカソード(陰極)はグラウンド電位に接続されており、発光素子LDのアノード(陽極)は、バイアス電流源IBを介して電圧VCC1に接続されている。これにより、発光素子LDには、図示しないAPC(Automatic Power Control)回路によって電流量が制御される直流のバイアス電流Ibiasが供給される。さらに、発光素子LDのアノードには、ボンディングワイヤB1を介して駆動回路3の出力端子OUTが接続されている。このような構成により、バイアス電流源IB及び駆動回路3により規定される駆動電流が、駆動電流の入力端子であるアノードから発光素子LDに供給され、駆動電流の供給に応じて発光素子LDが光信号を出力する。
駆動回路3は、電圧制御電流源回路(第1の回路部)VCCS1と電圧制御電流源回路(第2の回路部)VCCS2とを含んで構成されており、外部からの一対の正相信号(正相成分)と逆相信号(逆相成分)とを有する差動信号の入力に応じて発光素子LDの駆動電流を増減する回路である。電圧制御電流源回路VCCS1は、入力端子INPと出力端子OUTとの間に接続され、入力端子INPから正相信号Vinp(差動信号の正相成分)が入力されると、正相信号Vinpの入力に応じて電流Ipを生成する。電流Ipは、ボンディングワイヤB1を介して、発光素子LDに向けて入力される。電圧制御電流源回路VCCS2は、入力端子INNと出力端子OUTとの間に接続され、入力端子INNから逆相信号Vinn(差動信号の逆相成分)が入力されると、逆相信号Vinnの入力に応じて電流Inを生成する。電流Inは、ボンディングワイヤB1を介して、発光素子LDから引き抜かれる。
上記構成の駆動回路3により、発光素子LDに供給される駆動電流ILDは、バイアス電流Ibias、電流Ip、及び電流Inが合成されたものとなる。よって、発光素子LDに入力される駆動電流ILDは、バイアス電流Ibiasに対して、電流Ipが加えられ、かつ、電流Inが差し引かれたものとなる。言い換えれば、電圧制御電流源回路VCCS1により正相信号Vinpの増加に応じて駆動電流ILDが増加され、かつ、電圧制御電流源回路VCCS2により逆相信号Vinnの増加に応じて駆動電流ILDが減少される。これらの電流Ip,Inによって、バイアス電流Ibiasが印加されている発光素子LDが直接変調される。なお、このように、駆動回路3が電流Ipを負荷回路(発光素子LD)に流し込むことをプッシュ動作、駆動回路3が電流Inを負荷回路(発光素子LD)から引き抜くことをプル動作といい、それらの動作によって駆動回路3に入力される信号に応じて負荷回路(発光素子LD)を駆動する方式をプッシュプル駆動方式という。
駆動回路3の構成についてより詳細に説明する。
入力端子INP,INNには、例えば抵抗値が50Ωの終端抵抗R1,R2の一端側がそれぞれ接続され、終端抵抗R1,R2の他端側の接続点は、コモンモードインピーダンスを下げるためにコンデンサC1を介して接地され、かつ、電圧源5によってバイアス電位Vref0にバイアスされている。
電圧制御電流源回路VCCS1は、NPN型バーポーラトランジスタQ0、電流源回路I0、バンドパスフィルタ(周波数特性補正回路)7、n型電界効果トランジスタであるnMOS(n-type Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)トランジスタM0、及び抵抗素子Rbによって構成される。NPN型バイポーラトランジスタQ0のベースは入力端子INPに接続され、NPN型バイポーラトランジスタQ0のエミッタは電流源回路I0を介して接地され、NPN型バイポーラトランジスタQ0のコレクタは電圧VCC0に接続されている。さらに、NPN型バイポーラトランジスタQ0のエミッタは、バンドパスフィルタ7を介してnMOSトランジスタM0のゲートに接続されている。また、nMOSトランジスタM0のドレインは電圧VCC0に接続され、nMOSトランジスタM0のソースは抵抗素子Rbを介して出力端子OUTに接続されている。
このような構成の電圧制御電流源回路VCCS1においては、NPN型バイポーラトランジスタQ0によって構成されるエミッタフォロア回路によって正相信号Vinpが受けられ、そのエミッタフォロア回路の出力がバンドパスフィルタ7を介してnMOSトランジスタM0のゲートに入力される。さらに、nMOSトランジスタM0のゲートは、バンドパスフィルタ7内の抵抗素子Ra(後述)を介して電圧VCC0に接続されている。そして、nMOSトランジスタM0及び抵抗素子Rbは、この正相信号Vinpの入力に応じて出力端子OUTに向けて電流Ipを出力する。すなわち、正相信号Vinpが増加すると電流Ipが増加する。ここで、バンドパスフィルタ7は、正相信号Vinpに対する利得が所定の周波数領域においてその周波数領域以外の周波数領域よりも大きくなるように設定されている。その結果、差動信号に対する電流Ipの周波数応答特性が、所定の周波数領域において増加するように設定される。
電圧制御電流源回路VCCS2は、NPN型バイポーラトランジスタQ1、電流源回路I1、NPN型バイポーラトランジスタQ2、及び抵抗素子Reによって構成される。NPN型バイポーラトランジスタQ1のベースは入力端子INNに接続され、NPN型バイポーラトランジスタQ1のエミッタは電流源回路I1を介して接地され、NPN型バイポーラトランジスタQ1のコレクタは電圧VCC0に接続されている。さらに、NPN型バイポーラトランジスタQ1のエミッタは、NPN型バイポーラトランジスタQ2のベースに接続されている。また、NPN型バイポーラトランジスタQ2のコレクタは出力端子OUTに接続され、NPN型バイポーラトランジスタQ2のエミッタは抵抗素子Reを介して接地されている。
このような構成の電圧制御電流源回路VCCS2においては、NPN型バイポーラトランジスタQ2のベースは、終端抵抗R2、及びNPN型バイポーラトランジスタQ1によって構成されるエミッタフォロア回路を介して電圧源5によって決定されるバイアス電位にバイアスされる。例えば、NPN型バイポーラトランジスタQ1のベース電流をIb1、ベース−エミッタ間電圧をVbe1とすると、そのバイアス電位はVref0−R2*Ib1−Vbe1となる。また、NPN型バイポーラトランジスタQ2のコレクタは、発光素子LDのオン電圧にバイアスされる。さらに、NPN型バイポーラトランジスタQ1によって構成されるエミッタフォロア回路によって逆相信号Vinnが受けられ、そのエミッタフォロア回路の出力がNPN型バイポーラトランジスタQ2のベースに入力される。そして、NPN型バイポーラトランジスタQ2及び抵抗素子Reは、この逆相信号Vinnの入力に応じて出力端子OUTから電流Inを引き込む。すなわち、逆相信号Vinnが増加すると電流Inが増加する。
なお、電圧制御電流源回路VCCS2における逆相信号Vinnに対する利得は、電圧制御電流源回路VCCS1における正相信号Vinpに対する利得に比較して高くなるように設定されている。それは、次のような理由からである。すなわち、電圧制御電流源回路VCCS1側の利得を上げるためには抵抗素子Rbの抵抗値を小さくする必要があるが、その抵抗値を下げすぎてしまうと、電圧制御電流源回路VCCS2側から見た電圧制御電流源回路VCCS1側の出力抵抗が発光素子LDと並列に現れてくるので、変調電流が発光素子LD側に流れにくくなってしまう。同時に、nMOSトランジスタM0の複数の寄生容量Cgd,Cds,Cdb(ドレイン−ボディ間容量)の影響も受けやすくなり、高周波まで帯域を確保するという面でも不利になる。電圧制御電流源回路VCCS2の利得を高く設定することで、そのような不利な状況を回避できる。
図2には、図1のバンドパスフィルタ7の詳細な回路構成を示している。同図に示すバンドパスフィルタ7は、所定の周波数(第1の周波数、例えば約10GHz)よりも低い周波数において利得を増加させるコンデンサCaによって構成されるローパスフィルタ部(第1のフィルタ回路)9と、所定の周波数(第2の周波数、例えば約2GHz)よりも高い周波数において利得を増加させるコンデンサC0及び抵抗素子Raによって構成されるハイパスフィルタ部(第2のフィルタ回路)11とを含んでいる。なお、バンドパスフィルタ7は、第1の周波数が第2の周波数よりも高くなるように設定されている。詳細には、コンデンサCaは、一端がNPN型バイポーラトランジスタQ0からなるエミッタフォロア回路の出力に接続され、他端が電源VCC0に接続され、コンデンサC0は、NPN型バイポーラトランジスタQ0からなるエミッタフォロア回路の出力とnMOSトランジスタM0のゲートとの間に接続され、抵抗素子Raは、一端がnMOSトランジスタM0のゲートに接続され、他端が電源VCC0に接続されている。コンデンサCa、コンデンサC0としては、例えば容量値2pF、800fFのものがそれぞれ選択され、抵抗素子Raとしては、例えば抵抗値100Ωのものが選択される。なお、ここでは、利得という用語を使用して説明を行ったが、それはフィルタの周波数特性を説明するためのものであって、フィルタによって信号が増幅されるということを必ずしも意味するものではない。例えば、ローパスフィルタについて、ある周波数を境にして、それよりも低い周波数の方がそれよりも高い周波数の利得よりも増加させるということは、フィルタを通過することに伴って実際には信号が減衰しても、その減衰量がある低い周波数にて高い周波数よりも小さくなっていれば良い。すなわち、利得を増加させるとは、減衰量(負の利得)を小さくするということも広義に含んでいるとここでは考える。従って、バンドバスフィルタとは、所定の周波数範囲における信号の減衰量がその周波数範囲外の信号の減衰量が小さくなっているフィルタであっても良い。また、ローパスフィルタやバンドバスフィルタは、トランジスタなどの能動素子を使用した実際に利得を有するようなアクティブフィルタであっても良く、その場合には、所定の周波数範囲における利得がその周波数範囲外の利得よりも大きくなるように設定すれば良い。
このようなバンドパスフィルタ7は、エミッタフォロア回路の出力インピーダンスとコンデンサCaによってローパスフィルタを形成し、コンデンサC0と抵抗素子Raとによってハイパスフィルタを形成し、両者を併せてバンドパスフィルタを構成する。すなわち、入力端子INPから入力された正相信号Vinpが、ローパスフィルタ部9を通過した後にハイパスフィルタ部11を通過するように構成されている。これにより、ハイパスフィルタ部11によって設定される周波数(第2の周波数)とローパスフィルタ部9で設定される周波数(第1の周波数)の間の周波数領域における利得を、他の周波数領域に比較して高くすることができる。
以上説明した駆動回路3によれば、正相信号Vinpの増加に応じて発光素子LDの駆動電流が増加し、逆相信号Vinnの増加に応じて発光素子LDの駆動電流が減少する。このとき、正相信号Vinpに応じて駆動電流を制御する電圧制御電流源回路VCCS1にはバンドパスフィルタ7が備えられ、このバンドパスフィルタ7によって、電圧制御電流源回路VCCS1における正相信号Vinpに対する利得が所定の周波数領域においてその周波数領域以外の周波数領域よりも大きくされる。その結果、発光素子LDの電気−光応答の周波数特性を平坦化することができる。これにより、発光素子LDにより生成される光出力信号の群遅延を改善し、光出力信号のジッタを低減することができる。
また、バンドパスフィルタ7は、ローパスフィルタ部9と、ハイパスフィルタ部11とを含み、正相成分Vinpがローパスフィルタ部9を通過した後にハイパスフィルタ部11を通過するように構成されている。このような構成により、簡易な回路構成により、電圧制御電流源回路VCCS1における正相信号Vinpに対する利得を所定の周波数領域において大きくすることができる。
以下、本実施形態における電気−光応答特性を比較例と比較しつつ説明する。
図9には、比較例に係る光送信装置901の詳細構成を示している。この光送信装置901の本実施形態に係る光送信装置1との相違点は、NPN型バイポーラトランジスタQ0によって構成されるエミッタフォロア回路の出力とNMOSトランジスタM0のゲートとの間に、ハイパスフィルタ部11のみを備え、ローパスフィルタ部9が取り除かれている点である。
また、図10には、(a)に一般的な分布帰還型レーザダイオードである発光素子における電気−光応答特性を示し、(b)に従来の駆動回路を含めた発光素子における電気−光応答特性を示している。実際には分布帰還型レーザダイオードはバイアス電流依存性を有するが、通常使用時に想定される一般的なバイアス電流を与えた時の応答を例として示している。図10(a)に示すように、発光素子の電気−光応答特性は、5GHz付近を底とした10GHz付近までの応答特性の低下領域(窪み)を有し、15GHz付近で応答特性の上昇領域(山)を有する。この窪みを緩和することが、発光素子の生成する光出力信号のジッタ量低減に重要となる。図10(b)に示すように、一般的なプッシュプル駆動方式の駆動回路で発光素子を駆動した場合は、10GHzまでの窪みは解消されず残ることとなる。この特性では、15GHz以降で傾きが図10(a)の特性に比較して急峻になっているが、これは、駆動回路出力と発光素子との間のワイヤと、駆動回路出力での寄生容量とが極を作るためである。
図3には、本実施形態に係る光送信装置1と比較例に係る光送信装置901における正相側及び逆相側の電気−光応答特性を示し、図4には、本実施形態に係る光送信装置1と比較例に係る光送信装置901における正相側と逆相側とを合わせた電気−光応答特性を示す。図3において、光送信装置901の正相側の応答特性を特性曲線CC0、光送信装置1の正相側の応答特性をCC1、光送信装置1,901の逆相側の応答特性を特性曲線CC3で示している。逆相側は光送信装置1,901で同じ応答特性を有する。また、図4において、光送信装置901の正相側と逆相側とを合わせた応答特性を特性曲線CC4で示し、光送信装置1の正相側と逆相側とを合わせた応答特性を特性曲線CC5で示している。
これらの特性により、光送信装置901では、正相側の応答特性が1GHzから15GHzにかけてほぼ平坦な特性を有する。ここで、15GHz以上で生じている傾きは、素子や寄生成分などの回路起因のものである。その一方で、光送信装置1では、正相側の応答特性が2GHz付近から10GHz付近にかけて山が形成された特性を有する。さらに、正相側と逆相側とを合わせたトータルの特性では、光送信装置901では0GHzから10GHzにかけて窪みが形成されているが、光送信装置1ではその窪みが解消されて平坦性が向上している。
また、図5には、一般的な発光素子における電気−光応答特性と光出力信号波形との関係のシミュレーション結果を示している。同図(a)、(b)のそれぞれにおいて、上部に電気−光応答特性の例を示し、下部にその特性に対する光出力信号波形のアイパターンを示している。これらの関係に示すように、電気−光応答特性において10GHz付近までの窪みが大きい場合には(同図(a)の場合)、光出力信号波形においてジッタ(横軸方向に矢印にて示される幅)が大きくなり、アイパターンにおけるアイが開いている部分が狭くなっている。これに対して、電気−光応答特性において10GHz付近までの窪みが小さい場合には(同図(b)の場合)、光出力信号波形においてジッタが小さくなり、アイパターンにおけるアイが開いている部分が広くなっている。このような関係からも、本実施形態の光送信装置1によれば、光出力波形でのジッタを低減し、アイパターンが改善された波形品質の良好な光信号を出力できることがわかる。
以上、本発明に係る好適な実施形態について図示し説明してきたが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではない。すなわち、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能であることは、当業者によって容易に認識される。
図6には、本発明の変形例にかかる光送信装置1Aの構成を示している。この光送信装置1Aにおいては、バンドパスフィルタ7Aに含まれるローパスフィルタ部9Aの構成が光送信装置1と異なっている。すなわち、ローパスフィルタ部9Aには、コンデンサCaに加えて、抵抗素子R0及びインダクタL0が備えられている。インダクタL0の一端は、抵抗素子R0を介してNPN型バイポーラトランジスタQ0により構成されるエミッタフォロア回路の出力に接続され、インダクタL0の他端は、コンデンサCaを介して電源VCC0に接続されている。ハイパスフィルタ部11に含まれるコンデンサC0は、インダクタL0とnMOSトランジスタM0のゲートとの間に接続される。ローパスフィルタ部9Aに含まれる抵抗素子R0は、インダクタL0及びコンデンサCaによって生じるLC共振のQ値を下げるために設けられている。抵抗素子R0の抵抗値は例えば3Ω、インダクタL0のインダクタンスは例えば400pH、コンデンサCaの容量値は例えば1pFにそれぞれ設定される。
図3において、光送信装置1Aの正相側の応答特性を特性曲線CC6で示し、図4において、光送信装置1Aの正相側と逆相側とを合わせた応答特性を特性曲線CC7で示している。これらの特性に示すように、光送信装置1Aにおいても、正相側の応答特性が2GHz付近から10GHz付近にかけて山が形成された特性を有し、5GHzから9GHzにかけてはさらに応答特性が高められている。さらに、正相側と逆相側とを合わせたトータルの特性については、光送信装置1Aでは窪みが解消されて平坦性がさらに向上している。
図7には、本発明の変形例にかかる光送信装置1Bの構成を示している。この光送信装置1Aにおいては、抵抗素子Rbの代わりに、pMOSトランジスタM1と電圧源13とを備える点が光送信装置1と異なっている。pMOSトランジスタM1のゲートには、電圧源13によりバイアス電位Vref1が印加され、pMOSトランジスタM1のドレインは出力端子OUTに接続され、pMOSトランジスタM1のソースはnMOSトランジスタM0のソースに接続されている。このような構成によれば、バイアス電位Vref1を調整することによって、正相側のnMOSトランジスタM0を含む回路の出力抵抗を最適な値にすることができる。
また、図1の電圧源5としては、様々な構成の回路を使用することができる。例えば、図8に示すように、電流源I3、抵抗素子R3,及びNPN型バイポーラトランジスタQ3,Q4によって構成されていてもよい。詳細には、NPN型バイポーラトランジスタQ3のコレクタ及びベースが電流源I3及び抵抗素子R3を介して電源VCC0に接続され、NPN型バイポーラトランジスタQ4のコレクタ及びベースがNPN型バイポーラトランジスタQ3のエミッタに接続され、NPN型バイポーラトランジスタQ4のエミッタが接地されている。そして、電流源I3と抵抗素子R3との間からバイアス電位Vref0が出力される。このような構成の電圧源5は、NPN型バイポーラトランジスタQ0,Q1をバイアスする役割に加えて、NPN型バイポーラトランジスタQ2をバイアスする役割も兼ねているため、バイアス電圧VCC0側から負荷に電流を流し、IC内の接地電位基準で電位Vref0を生成している。負荷としてダイオード接続されたNPN型バイポーラトランジスタを2個使用しているのは、NPN型バイポーラトランジスタQ1,Q2のベース−エミッタ間電圧Vbeの温度依存性に追随させ、温度変化に対してNPN型バイポーラトランジスタQ2のベースバイアス電位を適切な値に維持するためである。
1,1A,1B…光送信装置(光通信装置)、3,3A,3B…駆動回路、7,7A…バンドパスフィルタ(周波数特性補正回路)、9,9A…ローパスフィルタ部(第1のフィルタ回路)、11…ハイパスフィルタ部(第2のフィルタ回路)、C0…コンデンサ(第2の容量素子)、Ca…コンデンサ(第1の容量素子)、L0…インダクタ、LD…発光素子、M0…nMOSトランジスタ(第1のn型トランジスタ)、OUT…出力端子、Q0…NPN型バイポーラトランジスタ(第1のエミッタフォロア回路)、Q1…NPN型バイポーラトランジスタ(第2のエミッタフォロア回路)、Q2…NPN型バイポーラトランジスタ(第2のn型トランジスタ)、Ra…抵抗素子、VCCS1…電圧制御電流源回路(第1の回路部)、VCCS2…電圧制御電流源回路(第2の回路部)。

Claims (7)

  1. 一対の正相成分と逆相成分とを有する差動信号の入力に応じて発光素子の駆動電流を増減する駆動回路であって、
    前記正相成分に応じて前記駆動電流を増加させる第1の回路部と、
    前記逆相成分に応じて前記駆動電流を減少させる第2の回路部と、
    前記第1の回路部の出力と前記第2の回路部の出力とに接続され、前記駆動電流を出力する出力端子と、
    を備え、
    前記第1の回路部は、前記正相成分に対する利得が所定の周波数領域において該周波数領域以外の周波数領域よりも大きく設定された周波数特性補正回路を有する、
    駆動回路。
  2. 前記第1の回路部は、前記正相成分の増加に応じて前記駆動電流を増加させ、
    前記第2の回路部は、前記逆相成分の増加に応じて前記駆動電流を減少させる、
    請求項1記載の駆動回路。
  3. 前記第1の回路部は、前記正相成分が前記周波数特性補正回路を介して入力される第1のn型トランジスタを有し、
    前記第2の回路部は、前記逆相成分が入力される第2のn型トランジスタを有する、
    請求項1又は2記載の駆動回路。
  4. 前記周波数特性補正回路は、
    第1の周波数よりも低い周波数において前記利得を増加させる第1のフィルタ回路と、
    第2の周波数よりも高い周波数において前記利得を増加させる第2のフィルタ回路と、
    を含み、
    前記第1の周波数は前記第2の周波数より高く、
    前記正相成分が前記第1のフィルタ回路を通過した後に前記第2のフィルタ回路を通過するように構成されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動回路。
  5. 前記第1の回路部は、前記正相成分を受ける第1のエミッタフォロア回路と、前記第1のエミッタフォロア回路の出力が前記周波数特性補正回路を介して入力される第1のn型トランジスタとを有し、
    前記第2の回路部は、前記逆相成分を受ける第2のエミッタフォロア回路と、前記第2のエミッタフォロア回路の出力が入力される第2のn型トランジスタとを有し、
    前記周波数特性補正回路は、
    前記第1のエミッタフォロア回路の出力と電源の間に接続された第1の容量素子を含む第1のフィルタ回路と、
    前記第1のエミッタフォロア回路の出力と前記第1のn型トランジスタの入力との間に接続された第2の容量素子と、前記第1のn型トランジスタの入力と電源の間に接続された抵抗素子と、を含む第2のフィルタ回路と、
    を有する、
    請求項1又は2に記載の駆動回路。
  6. 前記第1の回路部は、前記正相成分を受ける第1のエミッタフォロア回路と、前記第1のエミッタフォロア回路の出力が前記周波数特性補正回路を介して入力される第1のn型トランジスタとを有し、
    前記第2の回路部は、前記逆相成分を受ける第2のエミッタフォロア回路と、前記第2のエミッタフォロア回路の出力が入力される第2のn型トランジスタとを有し、
    前記周波数特性補正回路は、
    前記第1のエミッタフォロア回路の出力に一端が接続されたインダクタと、前記インダクタの他端と電源との間に接続された第1の容量素子と、を含む第1のフィルタ回路と、
    前記インダクタの他端と前記第1のn型トランジスタの入力との間に接続された第2の容量素子と、前記第1のn型トランジスタの入力と電源の間に接続された抵抗素子と、を含む第2のフィルタ回路と、
    を有する、
    請求項1又は2に記載の駆動回路。
  7. 駆動電流の入力に応じて光信号を出力する発光素子と、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の駆動回路と、
    を備え、
    前記駆動回路の出力端子は、前記発光素子が備える駆動電流の入力端子に接続されている、
    光通信装置。
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