JP2016021033A - カメラモジュール用接着剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、硬化した後の弾性率が十分に低いカメラモジュール用接着剤を提供することを目的とする。被接着物に塗布したときの形状保持性が良好であるカメラモジュール用接着剤を提供することを目的とする。粘性がある程度低く、塗布性が良好であるカメラモジュール用接着剤を提供することを目的とする。【解決手段】本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(B)フェノール樹脂40〜70質量部、(C)潜在性硬化剤5〜20質量部、(D1)平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラー5〜30質量部、(D2)平均粒径4〜6μmのゴムフィラー30〜55質量部、及び、(E)平均粒径0.01〜10μの無機フィラー5〜100質量部を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラモジュール用接着剤に関し、特に、カメラモジュールにおいて、部品間の接着や封止に用いられる接着剤に関する。
従来、図1に示すようなカメラモジュールが知られている。
図1に示すカメラモジュール10は、被写体からの光を集光するレンズ12と、レンズ12を光軸方向に駆動するためのボイスコイルモータ14と、レンズ12及びボイスコイルモータ14からなるレンズユニット16を支持する支持体18と、レンズ12を透過した光に含まれる赤外線をカットするIRカットフィルタ20と、レンズ12によって集光された光を受光して電気信号に変換するCCDやCMOSセンサ等からなる撮像素子22と、撮像素子22がフリップチップ実装されるプリント配線基板24と、を備えている。このようなカメラモジュール10は、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォン等の各種電子機器に内蔵されている。
特許文献1には、プリント配線基板とIRカットフィルタと撮像素子とが接着剤によって互いに接着されかつ封止されているカメラモジュールが開示されている。
特許文献2には、接着剤の例として、(A)エポキシ基を有するビスフェノール−ポリシロキサン共重合体、(B)熱潜在性硬化剤、(C)難燃剤及び/または難燃助剤、を必須成分とする一液加熱硬化型難燃性組成物が開示されている。
特許文献3には、IRカットフィルタとプリント配線基板の間を接着剤によって封止した部分に、熱膨張した空気を逃がすためのエアパス構造が設けられたカメラモジュールが開示されている。
特開2012−90033号公報 特開2012−9920号公報 特開2007−106852号公報
図1に示すカメラモジュール10において、IRカットフィルタ20とプリント配線基板24とが接着剤30を用いて接着されており、撮像素子22とプリント配線基板24とが接着剤32を用いて接着されており、支持体18とプリント配線基板24とが接着剤34を用いて接着されている。このように、カメラモジュール10を構成する部品間の接着や封止には、合成樹脂からなる接着剤が多く用いられている。
カメラモジュールには高い耐衝撃性が要求される。このため、カメラモジュール用の接着剤には、衝撃を吸収できるようにするために、弾性率が低いことが要求される。
また、カメラモジュール用の接着剤には、封止部に空気を通すためのエアパス構造が設けられる場合があるため、このエアパス構造がつぶれてしまわないように、形状保持性が高いことが要求される。
また、カメラモジュール用接着剤には、粘性がある程度低く、塗布性が良好であることが要求される。
さらに、カメラモジュール用接着剤には、ジェットディスペンサーによって撮像素子22とプリント配線基板24との間に接着剤32を注入した際に、接着剤32が撮像素子22の受光面に流れ出さないこと(ブリード距離が小さいこと)が要求される。
しかし、従来のカメラモジュール用接着剤は、これらの要求を十分に満足させることが困難であった。
本発明は、硬化した後の弾性率が十分に低いカメラモジュール用接着剤を提供することを目的とする。また、本発明は、被接着物に塗布したときの形状保持性が良好であるカメラモジュール用接着剤を提供することを目的とする。また、本発明は、粘性がある程度低く、塗布性が良好であるカメラモジュール用接着剤を提供することを目的とする。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(B)フェノール樹脂40〜70質量部、(C)潜在性硬化剤5〜20質量部、(D1)平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラー5〜30質量部、(D2)平均粒径4〜6μmのゴムフィラー30〜55質量部、及び、(E)平均粒径0.01〜10μmの無機フィラー5〜100質量部を含む。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、硬化物の貯蔵弾性率が0.01〜0.70GPaであることが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、硬化前の形状保持率が70%以上であることが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、ブリード試験でのブリード距離が0.1mm〜2.5mmであることが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、前記(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(F)ホウ酸化合物を0.05〜1質量部含むことが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、前記(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(G)カップリング剤を0.1〜5質量部含むことが好ましい。
本発明によれば、硬化した後の弾性率が十分に低いカメラモジュール用接着剤を提供することができる。また、被接着物に塗布したときの形状保持性が良好であるカメラモジュール用接着剤を提供することができる。さらに、粘性がある程度低く、塗布性が良好であるカメラモジュール用接着剤を提供することができる。
カメラモジュールの断面図である。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(B)フェノール樹脂40〜70質量部、(C)潜在性硬化剤5〜20質量部、(D1)平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラー5〜30質量部、(D2)平均粒径4〜6μmのゴムフィラー30〜55質量部、及び、(E)平均粒径0.01〜10μの無機フィラー5〜100質量部を含む。
以下、これら(A)〜(E)成分について説明する。
(A)シロキサン変性エポキシ樹脂
本発明のカメラモジュール用接着剤は、シロキサン変性エポキシ樹脂を含有する。シロキサン変性エポキシ樹脂とは、シロキサン結合(Si−O−Si)を有し、かつ、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する樹脂である。接着剤がシロキサン変性エポキシ樹脂を含有することによって、エポキシ基の反応性を利用して接着剤にシロキサン結合を導入することが可能となり、接着剤の弾性率を低減する効果が得られる。
シロキサン変性エポキシ樹脂としては、例えば、両末端エポキシ官能性シロキサンオリゴマーを用いることが好ましい。例えば、以下の式(1)に示す1,3−ビス(3−グリシドキシプロピル)テトラメチルジシロキサンを用いることが好ましい。
(B)フェノール樹脂
本発明のカメラモジュール用接着剤は、フェノール樹脂を含有する。フェノール樹脂の例として、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、ナフトール変性フェノール樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール樹脂、p−キシレン変性フェノール樹脂等が挙げられるが、特に限定されない。フェノールノボラック樹脂は、アリル基等の置換基で置換されたものであってもよい。(A)シロキサン変性エポキシ樹脂と(B)フェノール樹脂の配合割合は、エポキシ樹脂中のエポキシ基1個あたり、フェノール樹脂中のOH基が0.3〜1.5個となるような割合であることが好ましく、OH基が0.5〜1.2個となるような割合がさらに好ましい。フェノール樹脂は、単独でも、2種以上を併用してもよい。接着剤にフェノール樹脂を含有させることによって、接着剤を硬化させて得られる硬化物の耐クラック性及び耐湿性を向上させることができる。
(C)潜在性硬化剤
本発明のカメラモジュール用接着剤は、潜在性硬化剤を含有する。潜在性硬化剤とは、室温では不溶の固体で、加熱することにより可溶化し硬化促進剤として機能する化合物であり、その例として、常温で固体のイミダゾール化合物や、固体分散型アミンアダクト系潜在性硬化促進剤、例えば、アミン化合物とエポキシ化合物との反応生成物(アミン−エポキシアダクト系)、アミン化合物とイソシアネート化合物または尿素化合物との反応生成物(尿素型アダクト系)等が挙げられる。
本発明に用いることのできる常温で固体のイミダゾール化合物としては、例えば、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4−ベンジル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、2,4−ジアミノ−6−(2−メチルイミダゾリル−(1))−エチル−S−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−(2′−メチルイミダゾリル−(1)′)−エチル−S−トリアジン・イソシアヌール酸付加物、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール−トリメリテイト、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール−トリメリテイト、N−(2−メチルイミダゾリル−1−エチル)−尿素、N,N′−(2−メチルイミダゾリル−(1)−エチル)−アジポイルジアミド等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明に用いることのできる固体分散型アミンアダクト系潜在性硬化促進剤(アミン−エポキシアダクト系)の製造原料の一つとして用いられるエポキシ化合物としては、例えば、ビスフェノールA、ビスフェノールF、カテコール、レゾルシノールなど多価フェノール、またはグリセリンやポリエチレングリコールのような多価アルコールとエピクロロヒドリンとを反応させて得られるポリグリシジルエーテル;p−ヒドロキシ安息香酸、β−ヒドロキシナフトエ酸のようなヒドロキシカルボン酸とエピクロロヒドリンとを反応させて得られるグリシジルエーテルエステル;フタル酸、テレフタル酸のようなポリカルボン酸とエピクロロヒドリンとを反応させて得られるポリグリシジルエステル;4,4′−ジアミノジフェニルメタンやm−アミノフェノールなどとエピクロロヒドリンとを反応させて得られるグリシジルアミン化合物;更にはエポキシ化フェノールノボラック樹脂、エポキシ化クレゾールノボラック樹脂、エポキシ化ポリオレフィンなどの多官能性エポキシ化合物やブチルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレートなどの単官能性エポキシ化合物;等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
上記固体分散型アミンアダクト系潜在性硬化促進剤のもう一つの製造原料として用いられるアミン化合物は、エポキシ基と付加反応しうる活性水素を分子内に1個以上有し、かつ1級アミノ基、2級アミノ基および3級アミノ基の中から選ばれた官能基を少なくとも分子内に1個以上有するものであればよい。このような、アミン化合物の例を以下に示すが、これらに限定されるものではない。すなわち、例えば、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、n−プロピルアミン、2−ヒドロキシエチルアミノプロピルアミン、シクロヘキシルアミン、4,4′−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタンのような脂肪族アミン類;4,4′−ジアミノジフェニルメタン、2−メチルアニリンなどの芳香族アミン化合物;2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾリン、2,4−ジメチルイミダゾリン、ピペリジン、ピペラジンなどの窒素原子が含有された複素環化合物;等が挙げられる。
また、この中で特に分子内に3級アミノ基を有する化合物は、優れた硬化促進能を有する潜在性硬化促進剤を与える原料であり、そのような化合物の例としては、例えば、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、ジ−n−プロピルアミノプロピルアミン、ジブチルアミノプロピルアミン、ジメチルアミノエチルアミン、ジエチルアミノエチルアミン、N−メチルピペラジンなどのアミン化合物や、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾールなどのイミダゾール化合物のような、分子内に3級アミノ基を有する1級もしくは2級アミン類;2−ジメチルアミノエタノール、1−メチル−2−ジメチルアミノエタノール、1−フェノキシメチル−2−ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノール、1−ブトキシメチル−2−ジメチルアミノエタノール、1−(2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル)−2−メチルイミダゾール、1−(2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル)−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)−2−メチルイミダゾール、1−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−(2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル)−2−フェニルイミダゾリン、1−(2−ヒドロキシ−3−ブトキシプロピル)−2−メチルイミダゾリン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、N−β−ヒドロキシエチルモルホリン、2−ジメチルアミノエタンチオール、2−メルカプトピリジン、2−ベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、4−メルカプトピリジン、N,N−ジメチルアミノ安息香酸、N,N−ジメチルグリシン、ニコチン酸、イソニコチン酸、ピコリン酸、N,N−ジメチルグリシンヒドラジド、N,N−ジメチルプロピオン酸ヒドラジド、ニコチン酸ヒドラジド、イソニコチン酸ヒドラジドなどのような、分子内に3級アミノ基を有するアルコール類、フェノール類、チオール類、カルボン酸類およびヒドラジド類;等が挙げられる。
上記固体分散型アミンアダクト系潜在性硬化促進剤の更なる、もう一つの製造原料として用いられるイソシアネート化合物としては、例えば、n−ブチルイソシアネート、イソプロピルイソシアネート、フェニルイソシアネート、ベンジルイソシアネートなどの単官能イソシアネート化合物;ヘキサメチレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、1,3,6−ヘキサメチレントリイソシアネート、ビシクロヘプタントリイソシアネートなどの多官能イソシアネート化合物;更には、これら多官能イソシアネート化合物と活性水素化合物との反応によって得られる、末端イソシアネート基含有化合物;等も用いることができる。このような末端イソシアネート基含有化合物の例としては、トルイレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンとの反応により得られる末端イソシアネート基を有する付加化合物、トルイレンジイソシアネートとペンタエリスリトールとの反応により得られる末端イソシアネート基を有する付加化合物などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、尿素化合物としては、例えば、尿素、チオ尿素などが挙げられるが、これらに限定されるものでない。
本発明に用いることのできる固体分散型潜在性硬化促進剤は、例えば、上記の(a)アミン化合物とエポキシ化合物の2成分、(b)この2成分と活性水素化合物の3成分、または(c)アミン化合物とイソシアネート化合物または/および尿素化合物の2若しくは3成分の組合せで各成分を採って混合し、室温から200℃の温度において反応させた後、冷却固化してから粉砕するか、あるいは、メチルエチルケトン、ジオキサン、テトラヒドロフラン等の溶媒中で反応させ、脱溶媒後、固形分を粉砕することにより容易に製造することが出来る。
上記の固体分散型潜在性硬化促進剤として市販されている代表的な例を以下に示すが、これらに限定されるものではない。すなわち、例えば、アミン−エポキシアダクト系(アミンアダクト系)としては、「アミキュアPN−23」(味の素(株)商品名)、「アミキュアPN−40」(味の素(株)商品名)、「アミキュアPN−50」(味の素(株)商品名)、「ハードナーX−3661S」(エー・シー・アール(株)商品名)、「ハードナーX−3670S」(エー・シー・アール(株)商品名)、「ノバキュアHX−3742」(旭化成(株)商品名)、「ノバキュアHX−3721」(旭化成(株)商品名)などが挙げられ、また、尿素型アダクト系としては、「フジキュアFXE−1000」(富士化成(株)商品名)、「フジキュアFXR−1030」(富士化成(株)商品名)などが挙げられる。
(D1)平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラー
本発明のカメラモジュール用接着剤は、平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラーを含有する。接着剤がゴムフィラーを含有することによって、接着剤を硬化させて得られる硬化物の弾性率が低くなる。また、接着剤を硬化させて得られる硬化物の耐衝撃性が向上する。
ゴムフィラーは、ゴム材料によって形成された粒状体からなる。ゴム材料としては、例えば、シリコーン系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、スチレン系エラストマー、アクリル系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、シリコーン/アクリル複合系エラストマー等を用いることができる。
本発明のカメラモジュール用接着剤において、(D1)平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラーの含有量は、(A)エポキシ樹脂100質量部に対して、5〜30質量部であることが好ましく、10〜20質量部であることがより好ましい。
(D2)平均粒径4〜6μmのゴムフィラー
本発明のカメラモジュール用接着剤は、平均粒径4〜6μmのゴムフィラーを含有する。接着剤がゴムフィラーを含有することによって、接着剤を硬化させて得られる硬化物の弾性率が低くなる。また、接着剤を硬化させて得られる硬化物の耐衝撃性が向上する。
ゴムフィラーは、ゴム材料によって形成された粒状体からなる。ゴム材料としては、例えば、シリコーン系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、スチレン系エラストマー、アクリル系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、シリコーン/アクリル複合系エラストマー等を用いることができる。
本発明のカメラモジュール用接着剤において、(D2)平均粒径4〜6μmのゴムフィラーの含有量は、(A)エポキシ樹脂100質量部に対して、30〜55質量部であることが好ましく、30〜50質量部であることがより好ましい。ゴムフィラーの含有量が30質量部未満の場合、接着剤を硬化させて得られる硬化物の弾性率を十分に低減することができないおそれがある。反対に、ゴムフィラーの含有量が55質量部を超える場合、接着剤の常温での粘度が上昇してしまい、接着剤の塗布性が悪化するおそれがある。
(E)無機フィラー
本発明のカメラモジュール用接着剤は、無機フィラーを含有する。
無機フィラーは、無機材料によって形成された粒状体からなる。無機材料としては、シリカ、アルミナ、窒化アルミニウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、硫酸石灰、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム、チタン酸カリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、炭化ケイ素、窒化ケイ素、窒化ホウ素等を用いることができる。無機フィラーは、1種類を用いてもよく、2種以上を併用してもよい。無機フィラーとしては、シリカフィラーを用いることが好ましい。シリカは、非晶質シリカが好ましい。
無機フィラーの形状は、特に限定されず、球状、りん片状、針状、不定形等が挙げられる。流動性の点から、球状が好ましい。
無機フィラーの平均粒径は、0.01〜15μmが好ましく、0.01〜10μmがより好ましい。無機フィラーの最大粒径は、50μm以下であることが好ましく、20μm以下であることがより好ましい。
本明細書において、平均粒径は、レーザー回折・散乱法によって測定した、体積基準での粒度分布における積算値50%での粒径である。最大粒径は、レーザー回折・散乱法によって測定した、体積基準での粒度分布における最大の粒径である。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(E)無機フィラーを5〜100質量部含む。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(B)フェノール樹脂を40〜70質量部、好ましくは50〜60質量部含む。
フェノール樹脂の含有量が上記の範囲から外れている場合、接着剤を硬化させて得られる硬化物の弾性率を十分に低くすることができないのみならず、接着剤の耐湿性を十分に向上させることができない。フェノール樹脂の含有量が上記の範囲よりも少ない場合、接着剤が十分に硬化しないために、本発明の接着剤をカメラモジュール用部品に用いることが困難になる。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(C)潜在性硬化剤を5〜20質量部、好ましくは10〜15質量部含む。
潜在性硬化剤の含有量が上記の範囲から外れている場合、接着剤を十分に硬化させることが困難となり、本発明の接着剤をカメラモジュール用部品に用いることが困難になる。
本発明によれば、硬化した後の弾性率(貯蔵弾性率)が十分に低いカメラモジュール用接着剤を得ることができる。
本発明によれば、被接着物に塗布したときの形状保持性が良好なカメラモジュール用接着剤を得ることができる。
本発明によれば、粘性がある程度低く、塗布性が良好であるカメラモジュール用接着剤を得ることができる。
本発明によれば、ブリード距離が極力小さいカメラモジュール用接着剤を得ることができる。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(F)ホウ酸化合物を0.05〜1質量部含んでもよい。
ホウ酸化合物は、保存安定性をより向上させる作用をし、その機構は潜在性硬化促進剤の表面と反応してこれを修飾してカプセル化すると考えられる。ホウ酸化合物の例としては、トリメチルボレート、トリエチルボレート、トリ−n−プロピルボレート、トリイソプロピルボレート、トリ−n−ブチルボレート、トリペンチルボレート、トリアリルボレート、トリヘキシルボレート、トリシクロヘキシルボレート、トリオクチルボレート、トリノニルボレート、トリデシルボレート、トリドデシルボレート、トリヘキサデシルボレート、トリオクタデシルボレート、トリス(2−エチルヘキシロキシ)ボラン、ビス(1,4,7,10−テトラオキサウンデシル)(1,4,7,10,13−ペンタオキサテトラデシル)(1,4,7−トリオキサウンデシル)ボラン、トリベンジルボレート、トリフェニルボレート、トリ−o−トリルボレート、トリ−m−トリルボレート、トリエタノールアミンボレート等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらの中では、トリエチルボレート、トリイソプロピルボレートが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(G)カップリング剤を0.1〜5質量部含んでもよい。
カップリング剤の例として、シランカップリング剤、チタンカップリング剤等が挙げられるが、これらに制限されない。シランカップリング剤は、単独でも、2種以上併用してもよい。
基材との密着性の点から、シランカップリング剤が好ましい。シランカップリング剤としては、例えば、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等が挙げられる。相溶性の点から、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシランが好ましい。
チタンカップリング剤としては、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート等が挙げられる。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、上記(A)〜(G)以外に、液状エポキシ樹脂を含んでも良い。
液状エポキシ樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する樹脂であって、25℃で流動性を有するものをいい、25℃での粘度が0.1〜10Pa・sのものを使用することができる。本明細書における粘度は、5000mPa・s未満の範囲の場合、TV型回転粘度計を使用して、25℃、回転数10rpmで測定した値であり、5000mPa・s以上の範囲の場合、ローター回転粘度計を使用して、25℃、回転数50rpmで測定した値である。液状エポキシ樹脂は、単独でも、2種以上を併用してもよい。
液状エポキシ樹脂としては、液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂、液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂、液状脂肪族型エポキシ樹脂、液状脂環式エポキシ樹脂、液状水添ビスフェノール型エポキシ樹脂、液状ナフタレン型エポキシ樹脂、液状アミノフェノール型エポキシ樹脂、液状アルコールエーテル型エポキシ樹脂、液状フルオレン型エポキシ樹脂等が挙げられる。
液状脂肪族型エポキシ樹脂は、脂環式基を含んでいてもよく、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジグリシジルエーテル等が挙げられる。
流動性の観点から、液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/又は液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂に、液状脂肪族型エポキシ樹脂を組み合わせることが好ましく、液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/又は液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂に、シクロヘキサンジメタノールジグリシジルエーテルを組み合わせることがより好ましく、特に好ましいのは、液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂とシクロヘキサンジメタノールジグリシジルエーテルの組み合わせである。
液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/又は液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂と液状脂肪族型エポキシ樹脂とを組み合わせる場合、ガラス転移点と粘度のバランスの観点から、質量割合で、液状ビスフェノールA型エポキシ樹脂及び/又は液状ビスフェノールF型エポキシ樹脂:液状脂肪族型エポキシ樹脂が、7.0:1.0〜1.5:1.0であることが好ましく、より好ましくは、6.5:1.0〜2.0:1.0である。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、本発明の効果を損なわない範囲で、着色剤(例えば、カーボンブラック、染料等)、難燃剤、イオントラップ剤、消泡剤、レベリング剤、破泡剤等を含有してもよい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、硬化物の貯蔵弾性率が0.01〜0.70GPaであることが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、硬化前の形状保持率が70%以上であることが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、ブリード試験でのブリード距離が0.1mm以上2.5mm以下であることが好ましい。
本発明のカメラモジュール用接着剤の製造方法は、特に限定されず、各成分を、所定の配合比で、流星型攪拌機、ディソルバー、ビーズミル、ライカイ機、ポットミル、三本ロールミル、回転式混合機、二軸ミキサー等の混合機に投入し、混合して、製造することができる。
本発明のカメラモジュール用接着剤は、カメラモジュール用部品の接着及び封止に用いることができる。例えば、図1に示すように、IRカットフィルタ20とプリント配線基板24との接着に用いることができる。また、撮像素子22とプリント配線基板24との接着に用いることができる。また、支持体18とプリント配線基板24との接着に用いることができる。接着剤の被接着面への供給には、ジェットディスペンサー、エアーディスペンサー等を使用することができる。接着剤は、例えば、80〜150℃の温度で加熱することで硬化させることができる。加熱温度は、好ましくは、100〜130℃である。加熱時間は、例えば、0.5〜4時間である。
以下、本発明の実施例及び比較例について説明する。本発明は、以下の実施例及び比較例に限定されるものではない。以下の実施例及び比較例において、接着剤に含まれる成分の配合比は、質量部で示している。
実施例及び比較例で使用した接着剤の原料は、以下のとおりである。
(A)エポキシ樹脂:シロキサン変性エポキシ樹脂、1,3−ビス(3−グリシドキシプロピル)テトラメチルジシロキサン(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社、エポキシ当量181)
(B)フェノール樹脂:アリルアクリルフェノール樹脂(明和化成工業株式会社、水酸基当量135)
(C)潜在性硬化剤:味の素ファインテクノ社製「PN50」、エポキシ樹脂アミンアダクト
(D1)ゴムフィラー1:XER81P、ニトリルブタジエンゴム、平均粒径70nm(JSR株式会社)
(D2)ゴムフィラー2:KMP600T、球状シリコーンゴムパウダーの表面をシリコーンレジンで被覆した球状粉末、平均粒径5μm(信越シリコーン株式会社)
(E)無機フィラー1:平均粒径1.5μm、真球状シリカ粒子、株式会社アドマテックス製、商品名「SO−E5」
無機フィラー2:平均粒径0.5μm、真球状シリカ粒子、株式会社アドマテックス製、商品名「SO−E2」
無機フィラー3:平均粒径25μm、真球状シリカ粒子、株式会社龍森製、商品名「MSV−25」
無機フィラー4:平均粒径0.01μm、日本エアロジル株式会社製、ヒュームドシリカ
(F)ホウ酸化合物: ホウ酸トリプロピル(東京化成工業株式会社)
(G)カップリング剤:3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学株式会社)
上記(A)〜(G)成分を、表1〜表4に示す配合比で混合することで接着剤を調製した。混合には、三本ロールミルを用いた。調製した接着剤について、以下の特性を測定した。
1.粘度
ローター回転粘度計(ブルックフィールド社製、モデル「HBT」、ローター記号「SC」)を使用して、25℃、回転数50rpmで粘度を測定した。
2.チキソトロピー性
ローター回転粘度計(ブルックフィールド社製、モデル「HBT」、ローター記号「SC」)を使用して、25℃で、回転数50rpmで測定したときの接着剤の粘度V50rpmを測定した後、25℃で、回転数5rpmで測定したときの接着剤の粘度V5rpmを測定し、これらの比V5rpm/V50rpmを算出した。このV5rpm/V50rpmを、チキソトロピー性の指標とした。
3.形状保持率
接着剤を2時間放置した後、加熱して硬化させた。接着剤が硬化する前の面積と、接着剤が硬化した後の面積を測定した。接着剤が硬化する前後での面積の縮小率(%)が、本発明の「樹脂が硬化する前の形状保持率(%)」を意味する。
具体的には、接着剤をセラミック基板の上に10mgポッティングし、2時間放置する。その後接着剤を加熱して硬化させる。接着剤が硬化する前後での面積の縮小率(%)を、下記の式によって算出した。
面積縮小率(%)= {(硬化後の接着剤の面積)/(硬化前の接着剤の面積)}× 100
形状保持率(%)=面積縮小率(%)
4.ポットライフ
接着剤を25℃で24時間放置したときの粘度の増加率を測定した。
5.貯蔵弾性率
接着剤を硬化させて得られた硬化物について、貯蔵弾性率[GPa]を測定した。貯蔵弾性率は、JIS C6481に従い、セイコーインスツル社製、動的熱機械測定(DMA)を用いて、−40℃〜100Cの条件で測定した。貯蔵弾性率の測定は、20mmL×4mmW×厚さ100〜200μmの試験片を作成し、周波数1Hz、3℃/minの昇温速度で行った。
6.Tg(ガラス転移点)
接着剤を硬化させて得られた硬化物について、ガラス転移点Tg[℃]を測定した。Tgは、JIS C6481に従い、セイコーインスツル社製、動的熱機械測定(DMA)を用いて測定した。
7.100℃、60minでの硬化性
接着剤を100℃で60分間加熱しつつ、接着剤の発熱量をDSC(示差走査熱量測定)にて測定した。60分以内に発熱終了(D99以上)であれば、接着剤が完全に硬化しており、硬化性が良好である(○)と評価した。60分以内に発熱が終了していない(D99未満)であれば、接着剤が完全に硬化しておらず、硬化性が良好ではない(×)と評価した。ここでいう「D99」とは、全発熱量の99%を意味する。
8.ブリード試験
セラミック基板に接着剤を5mg滴下した後、このセラミック基板を100℃で60分間加熱した。接着剤を滴下した直後から加熱が終了するまでのブリード距離(流れ出し距離)の最大値を測定した。
実施例1〜15の接着剤は、粘度が25〜83[Pa・s]であり、被接着物への塗布性が良好であった。これに対して、例えば比較例5、7の接着剤は、粘度が150[Pa・s]以上であり、被接着物への塗布性が良好ではなかった。
実施例1〜15の接着剤は、形状保持率がすべて70[%]以上であり、被接着物へ塗布したときの形状保持性が良好であった。
実施例1〜15の接着剤は、貯蔵弾性率が0.018〜0.68[GPa]であり、貯蔵弾性率が低い結果となった。これに対して、例えば比較例7の接着剤は、貯蔵弾性率が1.0[GPa]であり、貯蔵弾性率が高く、カメラモジュール用には適さないものであった。また、比較例2、4の接着剤は、加熱しても十分に硬化しなかったため、硬化物の貯蔵弾性率を測定することができなかった。
実施例1〜15の接着剤は、ブリード距離が0.3〜2.5mmであり、カメラモジュール用に適したものであった。これに対して、例えば比較例6の接着剤のブリード距離は12.2mmであり、カメラモジュール用には適さないものであった。
10 カメラモジュール
12 レンズ
14 ボイスコイルモータ
16 レンズユニット
18 支持体
20 カットフィルタ
22 撮像素子
24 プリント配線基板
30、32、34 接着剤

Claims (7)

  1. (A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(B)フェノール樹脂40〜70質量部、(C)潜在性硬化剤5〜20質量部、(D1)平均粒径0.01〜1μmのゴムフィラー5〜30質量部、(D2)平均粒径4〜6μmのゴムフィラー30〜55質量部、及び、(E)平均粒径0.01〜10μmの無機フィラー5〜100質量部を含む、カメラモジュール用接着剤。
  2. 硬化物の貯蔵弾性率が0.01〜0.70GPaである、請求項1に記載のカメラモジュール接着剤。
  3. 硬化前の形状保持率が70%以上である、請求項1又は請求項2に記載のカメラモジュール用接着剤。
  4. ブリード試験でのブリード距離が0.1mm〜2.5mmである、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のカメラモジュール用接着剤。
  5. 前記(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(F)ホウ酸化合物を0.05〜1質量部含む、請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のカメラモジュール用接着剤。
  6. 前記(A)シロキサン変性エポキシ樹脂100質量部に対して、(G)カップリング剤を0.1〜5質量部含む、請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載のカメラモジュール用接着剤。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかのカメラモジュール用接着剤を用いて製造されたカメラモジュール。
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