JP2016020581A - ふとん籠 - Google Patents

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【課題】吊り上げないタイプのふとん籠と同じ線径の金網で構成することができて吊り上げによる変形が非常に小さく、籠のコストも小さいふとん籠を提供する。【解決手段】本発明のふとん籠は、中詰め材を詰めた後に吊り上げて移動させるふとん籠であって、金網パネルを複数組み合わせて形成されており、ふとん籠の内側には棒鋼あるいは鉄線よりなる補強枠が複数配置されており、吊り上げる際には、前記補強枠に吊り上げ部材を掛けて吊り上げる。【選択図】図7

Description

本発明は、ふとん籠に関し、特に中詰め材を詰めた後に吊り上げて移動させるふとん籠に関するものである。
従来より河川の護岸や斜面の崩落防止のために、内部に石を詰めたいわゆるふとん籠が用いられている。ふとん籠は金網を組み合わせて箱状とし、石詰めをした後に蓋を被せて形成される。
通常の護岸工事や道路工事等においてふとん籠を設置する場合は、設置現場においてまず金網を箱状に組み立ててそこに石を入れるという工程で工事が行われる。
けれども工事車両が進入できないような現地でのふとん籠の組み立てが困難な場合や土砂崩れ等の災害によって緊急にふとん籠を設置したい場合は、別の場所で組み立てから石詰めまで行って石詰めしたふとん籠を設置現場まで運び、クレーンで石詰籠を吊り上げて設置するという方法をとることにより、短時間で設置を行っている。例えば道路の脇の斜面にふとん籠を設置する場合、工事のための道路の通行止めをできるだけ短時間にしたいため、このような予め石詰めしたふとん籠を現場に運び込むという方法がとられる。また、設置現場の作業スペースが狭くてふとん籠の組み立てや石詰めが困難な場合等にも同様の方法が行われている。
このように石詰め後のふとん籠を吊り上げて移動させて設置する場合、一般的なふとん籠を用いると吊り上げによってふとん籠が変形してしまい、土留めや護岸、崩落防止という機能が損なわれてしまうため、ふとん籠に様々な工夫がなされてきた(例えば特許文献1〜4)。
特開平11−81270号公報 特開平9−302641号公報 特開2007−71007号公報 特開平7−238521号公報
しかしながら、特許文献1〜4に開示されている技術には種々の問題がある。例えば特許文献1に開示されている技術は、側面網と内部に設置される仕切り網とをコンクリートの矩形枠に張設するふとん籠であるが、剛性を保つためのコンクリートの矩形枠が非常に重くなって運搬、組み立て及び設置工事に支障を来たし、また吊り上げる際に側面網と仕切り網との間の網部分が垂れ下がる塑性変形を防止することが非常に困難である。特許文献2に開示されている技術では、底部材にたわみを生じない剛性部材を使用しているが、これにより籠が非常に重くなり運搬、組み立て及び工事に支障を来たし、また籠のコストが増大する。特許文献3に開示されている技術は、底部分にコンクリート流し込んで底部分の詰め込んだ石を一体化するのであるが、コンクリートを流し込んで固めるのに時間がかかるため工事期間が長引き、また、籠が重くなって吊り上げが困難になり工事コストが大きくなってしまう。特許文献4に開示されている技術を実際のふとん籠に応用すると、吊り上げ時の変形抑制を籠全体で担う必要があるため、吊り上げを行わないタイプの石詰籠に比べて金網を構成する鉄筋をかなり太くしなければならず、籠のコストが増大してしまうとともに籠が重くなって組み立て作業が困難になる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吊り上げないタイプのふとん籠と同じ線径の金網で構成することができて吊り上げによる変形が非常に小さく、籠のコストも小さいふとん籠を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のふとん籠は、中詰め材を詰めた後に吊り上げて移動させるふとん籠であって、金網パネルを複数組み合わせて形成されており、ふとん籠の内側には棒鋼あるいは鉄線よりなる補強枠が複数配置されており、吊り上げる際には、前記補強枠に吊り上げ部材を掛けて吊り上げる構成を備えている。ここで棒鋼あるいは鉄線とは、JIS G 3112,JIS G 3532、JIS G 3547に記載されている部材である。このような構成により、複数の補強枠によって吊り上げる際のふとん籠の変形を防ぐことができる。
前記補強枠は、矩形の外枠と、前記外枠の上辺を構成する上辺部材及び下辺を構成する下辺部材の両方に接続されている縦部材を複数備えていることが好ましい。前記縦部材は一つの補強枠に対して少なくとも3つ存していることがより好ましい。
前記縦部材には、前記上辺及び下辺の中央に接続される第1縦部材と、前記上辺側の接続位置が前記下辺側の接続位置よりも前記第1縦部材から遠い位置にある2つの第2縦部材とが含まれており、2つの前記第2縦部材の間に前記第1縦部材が存していることが好ましい。
前記補強枠の前記上辺のうち、前記外枠の前記側辺と前記第2縦部材との間の部分が前記吊り上げ部材が掛けられる吊られ部であることが好ましい。すなわち、前記吊り上げ部材は、前記上辺のうち前記外枠の側辺と前記第2縦部材との間の部分に掛けられることが好ましい。一つの補強枠に2つの吊られ部があることが好ましい。
前記金網パネルは溶接金網からなっていることが好ましい。
本発明のふとん籠は、溶接金網からなる金網パネルを組み合わせたふとん籠に複数の補強枠を配置することにより、簡単な構造であって且つ低コストで吊り上げ時の変形を抑制することができる。
実施形態1に係るふとん籠の正面図である。 実施形態1に係るふとん籠の側面図である。 実施形態1に係るふとん籠の上蓋を取り除いた上面図である。 図1のA−A矢視図である。 図3のB−B矢視図である。 実施形態1に係る補強枠を示した図である。 実施形態1に係るふとん籠を吊り上げている図である。 実施形態2に係るふとん籠を吊り上げている図である。 別の補強枠を示した図である。 他の補強枠を示した図である。 さらに別の補強枠を示した図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。
(実施形態1)
実施形態1に係るふとん籠を図1〜図7に示す。図1は正面図、図2は側面図である。ふとん籠を斜面の土留めに用いる場合、斜面と相対するのが背面16であり、正面10は背面16の反対側の面である。背面16は正面10と同じ構成となる。図3は上蓋(上面18)を取り除いたふとん籠を上から見た図である。図4は図1におけるA−A矢視図であり、図を見やすくするため背後にある側面12を省略している。図5は図3におけるB−B矢視図であり、図を見やすくするため背後にある背面16を省略している。
本実施形態のふとん籠は溶接金網からなる矩形のパネル(溶接金網パネル)を組み合わせて、隣り合うパネル同士をコイル30で接続している。すなわち、パネルの外縁(外枠)となる鉄線同士を平行に隣接させて並べ、それらの鉄線をコイル30の螺旋内に入れることにより接続を行っている。
本実施形態では、正面10、底面14及び背面16は、一つの溶接金網パネルを2箇所平行に折り曲げてコの字形にしたものにより構成されている。これによりふとん籠の部品点数を少なくでき、組み立て時間も短縮できてコストダウンにつながる。また、吊り上げ時の変形抑制にも有利な構造である。側面12及び上面18(上蓋)はそれぞれ一つの溶接金網パネルからなっている。
溶接金網からなる溶接金網パネルは、一般に線径3.2mm〜6mmの鉄線から構成されており、複数の横線及び縦線を直角に交わるように配列させて、その交点を溶接して形成されており、表面に亜鉛アルミ合金めっきが施されている。コイル30や、後述する補強枠20やステー32にも表面に亜鉛アルミ合金めっきが施されている。亜鉛アルミ合金めっきは耐食性が高いため、塩害がある地域での使用及び河川での使用にも適しているが、蛇籠やふとん籠に多く用いられている菱形金網には亜鉛めっきが一般的であり、溶接金網パネルを用いる本実施形態のふとん籠はこの点で優れた耐食性を有している。
ふとん籠の内部には3つの補強枠20,20,20が配置されている。また、ステー32が側面12と底面14との間に掛けられている。補強枠20は吊り上げる際にふとん籠が変形しないように補強する役割を担っていると共に、正面10と背面16とが中詰め材の圧力によって外側へ膨らんでしまうのを防止している。ステー32は側面12が中詰め材の圧力によって外側へ膨らんでしまうのを防止している。補強枠20,20,20は側面12と平行に、両側面12,12間の中央と、その両側に配置されている。両側に配置された補強枠20,20は、中央の補強枠20よりも側面12に近い位置に配置されている。
補強枠20は図6に示すように、矩形の外枠と第1縦部材26及び第2縦部材27,27とからなっている。補強枠20は、溶接金網パネルよりも線径が大きい、例えば9mm径の鉄線から構成されている。外枠は、ふとん籠が設置される際に上側に位置する上辺部材21と、下側に位置する下辺部材22と、上辺部材21及び下辺部材22との間にある2つの側辺部材23,23とからなっている。第1縦部材26は上辺部材21の中央と下辺部材22の中央とに接続(溶接)されている。第2縦部材27,27は第1縦部材26の両側に2つ存しており上辺部材21及び下辺部材22の両方に接続(溶接)されているが、上辺側の接続位置が下辺側の接続位置よりも第1縦部材26から遠い位置にある。つまり、第2縦部材27,27は図4に示すように、上側の方が下側よりも正面10又は背面16に近い、斜めの配置になっている。上辺部材21における第2縦部材27と側辺23との間の部分が、吊り上げ部材のフックが掛けられる吊られ部35である。
ステー32は、溶接金網パネルよりも線径が大きい、例えば8mm径の鉄線から構成されており、直線状の鉄線の両端が鈎状に曲げられた形状を有している。この鈎状の部分で溶接金網パネルの鉄線を引っかける。なお、底面14側では補強枠20の下辺部材22にも引っかけられており、ステー32による補強を強化している。
本実施形態のふとん籠に用いる溶接金網パネルは、吊り上げ用ではない、すなわち、設置現場において籠状に組み立てて中詰め材を詰め込むふとん籠用と同じ線径のものであり、補強枠20がないと、中詰め材を詰めてクレーンで吊り上げると吊られる部分を中心に籠が変形してしまう。しかし本実施形態では、補強枠20を用いることにより、吊り上げ時の変形を抑制するために溶接金網パネルの線径を過剰に太くする必要がなく、現場での組み立て用として既に使われている溶接金網パネルをそのまま使用できるので、低コストのふとん籠とすることができる。また、補強枠20を追加するだけなので軽量なふとん籠にすることができ、この点でも製造および運搬、組み立ての面で低コストとすることができる。
中詰め材は、割り栗石や取り壊した構造物から発生するコンクリート破砕物などを利用することができる。
本実施形態のふとん籠の組み立て方法は以下の通りである。まず、正面10、底面14及び背面16を構成するコの字形に折り曲げた溶接金網パネルと、側面12を構成する溶接金網パネルとをコイル30を用いて接続して箱形状に組み立てる。次に補強枠20,20,20を箱形状の内部に入れて、コイル30を用いて正面10、底面14及び背面16を構成する溶接金網パネルと接続を行う。それからステー32を側面12と底面14及び補強枠20とに引っかけて補強を行う。次に、箱形状の内部に中詰め材を詰め込む。その後、上面18となる溶接金網パネルを載せて、正面10、側面12、背面16及び補強枠20とコイル30を用いて接続を行う。これで中詰め材を詰め込んだふとん籠が出来上がる。
図7は、中詰め材を詰め込んだ本実施形態のふとん籠を吊り上げている斜視図である。図を見やすくするため中詰め材を不図示としている。3つの補強枠20,20,20の吊られ部35に吊り上げ部材70のフック71,71,・・を掛けて吊り上げている。吊られ部35,35は一つの補強枠20に2つ存しているので、一つのふとん籠に対して6箇所フック71,71,・・を掛けることになる。
吊り上げ部材70によってふとん籠を吊り上げて移動させ、設置場所に運んでも、ふとん籠にはほとんど変形が生じない。これは、溶接金網パネルに比べて線径が大きい補強枠20にフック71を掛けて吊り上げているからである。また、有限要素法により解析したところ、補強枠20が図6に示す構造であると、上辺部材21の変形が抑制されると共に、側辺部材23が枠の内側に引き込まれる応力が発生し、この応力が、中詰め材が正面10及び背面16を外方へ膨らませようとする力と相殺されてふとん籠全体のとしての変形が防止される。
道路の脇に斜面が迫っている場合、その道路を造ったり補修したりする時に斜面の土留めをするのに本実施形態のふとん籠を用いると、ふとん籠を設置する場所が狭いため、別の広い場所で組み立て、中詰め材充填を行って運んでくることができ、その場で組み立てるふとん籠と比べて、工期を大幅に短くできる。そしてふとん籠の変形がほとんどないため、複数のふとん籠を隙間なく並べることができ、土留めの役割を十分発揮させることができる。また、特許文献に記載されているふとん籠に比べて、軽量、安価且つ早く作成できるので、低コスト且つ短工期とすることができる。
(実施形態2)
図8に示す実施形態2に係るふとん籠は、正面10’の長さ(2つの側面12,12間の長さ)が実施形態1に係るふとん籠の60%であって、補強枠20が2つだけである点が実施形態1に係るふとん籠と異なっており、それ以外の構成、部材の構造・材料等は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なっている部分を主に以下に説明する。
本実施形態では、2つの補強枠20,20の位置は、2つの側面12,12間を3分割する位置よりもやや側面12に近い位置となっている。この位置は、変形の抑制と吊り上げのしやすさの両方を考慮して決定されている。本実施形態では正面10’の長さが小さいため、補強枠20を2つにしても吊り上げ時における変形の抑制を十分に行うことができる。本実施形態に係るふとん籠も実施形態1と同様の効果を奏する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態は本願発明の例示であって、本願発明はこれらの例に限定されず、これらの例に周知技術や慣用技術、公知技術を組み合わせたり、一部置き換えたりしてもよい。また当業者であれば容易に思いつく改変発明も本願発明に含まれる。
ふとん籠を構成する金網パネルは、溶接金網からなるものに限定されず、菱形金網からなる金網パネルであってもよい。菱形金網からなる金網パネルは、鉄線からなる外枠に菱形金網を張ったものである。
ふとん籠を構成する金網パネルの大きさ、構造、枚数、構成する線材の材質・径などは上記の実施形態に限定されない。正面、底面及び背面をそれぞれ1枚ずつのパネルで構成してもよいし、L字形に折り曲げた2つのパネルを組み合わせて(底面が2つのL字形パネルからなる)構成してもよい。また、ふとん籠自体の大きさも、吊り上げて移動することが可能であれば特に限定はされない。
ふとん籠の組み立て方法および中詰め材を詰め込んだふとん籠の吊り上げ・設置方法も実施形態の方法に限定されない。溶接金網パネル同士や補強枠との接続に用いる部材もコイルに限定されない。
1つのふとん籠に用いる補強枠の数は、2つ以上であれば特に限定されないが、コストの面から変形を抑制できる必要最小限の数が好ましい。ふとん籠の正面の長さ(側面間の長さ)が1.5m以下の場合は補強枠を2つ、1.5mを超え2.5m以下の場合は補強枠を3つとすることが好ましい。
補強枠としては、例えば図9〜11に示す形態のものを用いることもできる。
図9の補強枠120は、実施形態1の補強枠20に、さらに2本の第3縦部材28,28を加えたものである。第3縦部材28は、第1縦部材26と第2縦部材27との間に配置され、上辺側の接続位置が下辺側の接続位置よりも第1縦部材26に近い位置にある。この補強枠120の吊られ部36は実施形態1の補強枠20の吊られ部35と同じ位置に存している。
図10の補強枠130は、第1縦部材26の両側に、第1縦部材26と平行に第2縦部材62と第3縦部材61とが配置されている。第3縦部材61は第1縦部材26と第2縦部材62との間に配置されており、上辺部材21における側辺23と第2縦部材62との間の部分が吊られ部37である。
図11の補強枠130は、実施形態1の補強枠20に、さらに第3縦部材63,63及び第4縦部材67,67をそれぞれ2本ずつ加えたものである。第3縦部材63と第4縦部材67とは第1縦部材26と第2縦部材27との間に配置されて、第3縦部材63は第2縦部材27に近い方であって第1縦部材26と平行になっている。第4縦部材67は第1縦部材26に近い側に置かれて第2縦部材27と略平行になっている。この補強枠140の吊られ部38は実施形態1の補強枠20の吊られ部35と同じ位置に存している。
なお、補強枠の構造はこれら以外の構造であっても構わない。また、補強枠を構成する線材の材料や径等も特に限定されない。
また補強枠の配置も、正面に垂直に配置することに限定されず、例えば正面と平行にあるいは斜めに配置してもよい。
以上説明したように、本発明に係るふとん籠は、石を詰めた後に吊り上げてもほとんど変形しないので、護岸や土留め等として有用である。
20 補強枠
21 上辺部材
22 下辺部材
23 側辺
26 第1縦部材
27 第2縦部材
35 吊られ部
36 吊られ部
37 吊られ部
38 吊られ部
70,70’ 吊り上げ部材
120 補強枠
130 補強枠
140 補強枠

Claims (6)

  1. 中詰め材を詰めた後に吊り上げて移動させるふとん籠であって、
    金網パネルを複数組み合わせて形成されており、
    ふとん籠の内側には棒鋼あるいは鉄線よりなる補強枠が複数配置されており、
    吊り上げる際には、前記補強枠に吊り上げ部材を掛けて吊り上げる、ふとん籠。
  2. 前記補強枠は、矩形の外枠と、前記外枠の上辺を構成する上辺部材及び下辺を構成する下辺部材との両方に接続されている縦部材を複数備えている、請求項1に記載されているふとん籠。
  3. 前記縦部材は少なくとも3つ存している、請求項2に記載されているふとん籠。
  4. 前記縦部材には、前記上辺及び下辺の中央に接続される第1縦部材と、前記上辺側の接続位置が前記下辺側の接続位置よりも前記第1縦部材から遠い位置にある2つの第2縦部材とが含まれており、
    2つの前記第2縦部材の間に前記第1縦部材が存している、請求項3に記載されているふとん籠。
  5. 前記補強枠の前記上辺のうち、前記外枠の側辺と前記第2縦部材との間の部分が前記吊り上げ部材が掛けられる吊られ部である、請求項4に記載されているふとん籠。
  6. 前記金網パネルは溶接金網からなっている、請求項1から5のいずれか一つに記載されているふとん籠。
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