JP2016018003A - 粉体収容容器及び画像形成装置 - Google Patents

粉体収容容器及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】粉体収納部に対して容易に管挿入部材を着脱可能にすることを目的とする。
【解決手段】本発明に係る粉体収容容器32は、粉体搬送装置70に供給するトナーを内部に収納し、収納したトナーを自身が回転することで回転軸方向における一端側から容器開口部33aが設けられた他端側に搬送する粉体収納部33と、粉体搬送装置に設けられた搬送管611を挿入するための管挿入口331が形成され、開口部に着脱可能に装着される管挿入部材330を備え、管挿入部材330が、開口部内に設けられた被係合部380に弾性変形して係合する係合部370を有している。
【選択図】図13

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機、これら複数の機能を備えた複合機などの画像形成装置に用いられる粉体としての現像剤を収納する粉体収容容器及び粉体収容容器を備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、粉体である現像剤を収納した粉体収容容器であるトナー容器から現像剤であるトナーを粉体搬送装置で現像装置に供給(補給)している。トナー容器には、回転自在な筒状の粉体収納部と、粉体収納部材に装着された管挿入部材と、管挿入部材に設けられた開口部と、開口部を閉じる閉位置と粉体搬送装置の搬送管の挿入に伴い開口部を開放する開放位置に移動する開閉部材を有するものがある。このような構成を備えた画像形成装置では、粉体搬送装置にトナー容器が装着されるのに伴って、トナー容器内に挿入される搬送管によって開閉部材を開放位置に移動することで、トナー容器内のトナーを搬送管へと供給している。このような構成のトナー容器を備えた画像形成装置としては、例えば特許文献1が挙げられる。
従来構成では、管挿入部材が粉体収納部に圧入固定されているため、リサイクル(トナーを再充填等)する際に管挿入部材を粉体収納部から取り外す必要があるが、取り外す際に管挿入部材や粉体収納部に応力がかかり、破損する場合や、取り外すことができず、リサイクルができないことがあった。
本発明は、粉体収納部から容易に管挿入部材を取り外すことを可能にすることを、その目的とする。
本発明に係る管挿入部材は、粉体搬送装置に供給する粉体を内部に収納し、自身が回転することで、収納した粉体を回転軸方向における一端側から開口部が設けられた他端側に搬送する粉体収納部と、粉体搬送装置に設けられた搬送管を挿入するための管挿入口が形成され、開口部に着脱可能に装着される管挿入部材を備え、管挿入部材が、開口部内に設けられた被係合部に弾性変形して係合する係合部を有することを特徴としている。
本発明によれば、管挿入部材を粉体収納部から取り外す際に、係合部を被係合部から離脱する方向に弾性変形させることで、係合部と被係合部の係合状態が解除されるので、管挿入部材の脱着時に粉体収納部や管挿入部材にかかる応力を小さくでき、粉体収納部から容易に管挿入部材を取り外すことができる。
本発明に係る粉体収容容器を装着する前の粉体搬送装置と粉体収容容器の断面説明図。 本発明に係る画像形成装置の一形態を示す全体構成図。 図2に示す画像形成装置の作像部の一構成を示す模式図。 粉体搬送装置に粉体収容容器が設置された状態を示す概略斜視図。 図2に示す画像形成装置における粉体搬送装置に粉体収容容器が設置された状態を示す模式図。 粉体収容容器を装着した状態の粉体搬送装置と粉体収容容器の斜視説明図。 各実施形態で用いる粉体容器収納部の部分拡大斜視説明図。 粉体収容容器を装着した状態の粉体搬送装置と粉体収容容器の断面説明図。 本発明に係る粉体収容容器の構成を示す斜視説明図。 粉体収容容器が粉体容器収納部に装着されたときの断面説明図。 容器内部側から見たノズル受入部材の斜視説明図。 ノズル受入部材の構成を説明する断面図。 (a)は粉体収納部と管挿入部材との装着状態を示す図、(b)は粉体収納部と管挿入部材との装着部の拡大図。 (a)〜(d)は開閉部材と搬送管の装着動作時の状態を説明する上方から見た平面視図。 (a)は管挿入部材から開閉部材を取り除いた側面図、(b)は図15(a)を軸線方向から見た正面図、(c)は、図15(b)のK−K線断面図。 管挿入部材に設けた係合部の構成を説明する拡大図。 管挿入部材に設けた係合部と切欠き部の構成を説明する拡大図。 粉体収容容器からノズル受入部材を取り外すための治具と、取り外し方の一例を示す斜視図。
以下、本発明の複数の実施形態について図面を用いて説明する。なお、図中Y、M、C、Kは、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した構成部材に付す添え字であり、適宜省略する。
図2は、本発明が適用された画像形成装置としての電子写真方式でタンデム型のカラー複写機(以下、「複写機500」という)の概略構成図である。なお、画像形成装置は、モノクロ複写機であってもよい。画像形成装置としては、複写機ではなく、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれら複数の機能を備えた複合機であってもよい。
複写機500は、複写機装置本体(以下、「プリンタ部100」という)、給紙テーブル(以下、「給紙部200」という)及びプリンタ部100上に取り付ける原稿読取部(以下、「スキャナ部400」という)から主に構成されている。
プリンタ部100の上部に設けられた粉体容器収納部としてのトナー容器収納部70には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応した四つの粉体収容容器としてのトナー容器32(Y、M、C、K)が着脱自在(交換自在)に設置されている。トナー容器収納部70の下方には中間転写ユニット85が配設されている。
中間転写ユニット85は、中間転写体としての中間転写ベルト48、四つの一次転写バイアスローラ49(Y、M、C、K)、二次転写バックアップローラ82、複数のローラ、及び、中間転写クリーニング装置等で構成されている。中間転写ベルト48は、複数のローラによって張架、支持されるとともに、これら複数のローラの一つである二次転写バックアップローラ82の回転駆動によって図2中の反時計回り方向に無端移動する。
プリンタ部100には、中間転写ベルト48に対向するように、各色に対応した四つの作像部46(Y、M、C、K)が並設されている。四つのトナー容器32(Y、M、C、K)の下方には、それぞれの色のトナー容器に対応した四つの粉体補給(供給)装置としてのトナー補給装置60(Y、M、C、K)が配設されている。そして、トナー容器32(Y、M、C、K)に収容された粉体の現像剤であるトナーは、それぞれに対応するトナー補給装置60(Y、M、C、K)によって、各色に対応した作像部46(Y、M、C、K)の現像装置内に供給(補給)される。本実施形態においては、四つの作像部46(Y、M、C、K)によって画像形成部が構成されている。
プリンタ部100は、四つの作像部46の下方に潜像形成手段である露光装置47を備えている。露光装置47は、スキャナ部400で読み込んだ原稿画像の画像情報に基づいて、後述する像担持体としての感光体41(Y、M、C、K)の表面を露光走査し、各感光体の表面に静電潜像を形成する。画像情報はスキャナ部400からの読み込みではなく、複写機500に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部装置から入力される画像情報であってもよい。
本実施形態において、露光装置47には、レーザーダイオードを用いたレーザービームスキャナ方式を用いているが、露光手段としてはLEDアレイを用いるものなど他の構成でも良い。
図3は、イエローに対応した作像部46Yの概略構成を示す模式図である。
作像部46Yは、ドラム状の感光体41Yを備える。作像部46Yは、帯電手段である帯電ローラ44Y、現像手段である現像装置50Y、感光体クリーニング装置42Y、除電装置等を感光体41Yの周囲に配設した構成である。そして、感光体41Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)が行われることで、感光体41Y上にイエローのトナー像が形成される。
なお、他の三つの作像部46(M、C、K)も、使用されるトナーの色が異なる点以外は、イエローに対応した作像部46Yとほぼ同様の構成となっていて、各感光体41(M、C、K)上にそれぞれの色のトナーに対応したトナー像が形成される。以下、他の三つの作像部46(M、C、K)の説明を適宜1省略して、イエローに対応した作像部46Yのみの説明を行うことにする。
感光体41Yは、駆動モータによって図3中の時計回り方向に回転駆動される。感光体41Yは、帯電ローラ44Yと対向する位置で、感光体41Yの表面が一様に帯電される(帯電工程)。その後、感光体41Yの表面は、露光装置47から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程)。その後、感光体41Yの表面は、現像装置50Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像がイエローのトナーで現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程)。
図2に示す中間転写ユニット85の四つの一次転写バイアスローラ49(Y、M、C、K)は、それぞれ、中間転写ベルト48を感光体41(Y、M、C、K)との間に挟み込んで一次転写ニップを形成している。一次転写バイアスローラ49(Y、M、C、K)には、トナーの極性とは逆極性の転写バイアスが印加される。
現像工程でトナー像が形成された感光体41Yの表面は、図3に示すように中間転写ベルト48を挟んで一次転写バイアスローラ49Yと対向する一次転写ニップに達して、この一次転写ニップで感光体41Y上のトナー像が中間転写ベルト48上に転写される(一次転写工程)。このとき、感光体41Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。一次転写ニップでトナー像を中間転写ベルト48に転写した感光体41Yの表面は、感光体クリーニング装置42Yとの対向位置に達する。感光体41Y上に残存した未転写トナーは、この対向位置で感光体クリーニング装置42Yが備えるクリーニングブレード42aによって機械的に回収される(クリーニング工程)。最後に、感光体41Yの表面は、除電装置との対向位置に達して、この位置で感光体41Y上の残留電位が除去される。こうして、感光体41Y上で行われる一連の作像プロセスが終了する。
このような作像プロセスは、他の作像部46(M、C、K)でも、イエローの作像部46Yと同様に行われる。すなわち、作像部46(M、C、K)の下方に配設された露光装置47から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各作像部46(M、C、K)の感光体41(M、C、K)上に向けて照射される。詳しくは、露光装置47は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して各感光体41(M、C、K)上に照射する。その後、現像工程を経て各感光体41(M、C、K)上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト48上に転写する。
このとき、中間転写ベルト48は、図2中の反時計回り方向に走行して、各一次転写バイアスローラ49(Y、M、C、K)の一次転写ニップを順次通過する。これにより、各感光体41(Y、M、C、K)上の各色のトナー像が、中間転写ベルト48上に重ねて一次転写され、中間転写ベルト48上にカラートナー像が形成される。
各色のトナー像が重ねて転写され、カラートナー像が形成された中間転写ベルト48は、二次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、二次転写バックアップローラ82が、二次転写ローラ89との間に中間転写ベルト48を挟み込んで二次転写ニップを形成している。中間転写ベルト48上に形成されたカラートナー像は、二次転写ニップの位置に搬送された転写紙等の記録媒体P上に、例えば二次転写バックアップローラ82に印加される転写バイアスの作用によって転写される。このとき、中間転写ベルト48には、記録媒体Pに転写されなかった未転写トナーが残存する。二次転写ニップを通過した中間転写ベルト48は、図示しない中間転写クリーニング装置の位置に達し、その表面上の未転写トナーが回収され、中間転写ベルト48上で行われる一連の転写プロセスが終了する。
次に、記録媒体Pの動きについて説明する。
上述した二次転写ニップに搬送される記録媒体Pは、プリンタ部100の下方に配設された給紙部200に設けられた給紙トレイ26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されるものである。詳しくは、給紙トレイ26には記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図2中、反時計回り方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28の二つのローラによって形成されるローラニップに向けて搬送される。
レジストローラ対28に搬送された記録媒体Pは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト48上のカラートナー像が二次転写ニップに到達するタイミングに合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されることで、記録媒体Pが二次転写ニップに向けて搬送される。これにより、記録媒体P上に、所望のカラートナー像が転写される。
二次転写ニップでカラートナー像が転写された記録媒体Pは、定着装置86の位置に搬送される。定着装置86では、定着ベルト及び加圧ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラートナー像が記録媒体P上に定着される。定着装置86を通過した記録媒体Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。こうして、複写機500における一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、作像部46Yにおける現像装置50の構成及び動作について、さらに詳しく説明する。なお、ここではイエローに対応した作像部46Yを例に挙げて説明を行うが、他色の作像部46(M、C、K)においても同様の構成及び動作を行う。
現像装置50Yは、図3に示すように、現像剤担持体としての現像ローラ51Y、現像剤規制板としてのドクタブレード52Y、二つの現像剤搬送スクリュ55Y、及びトナー濃度検知センサ56Y等で構成されている。現像ローラ51Yは、感光体41Yに対向し、ドクタブレード52Yは、現像ローラ51Yに対向する。二つの現像剤搬送スクリュ55Yは、二つの現像剤収容部(53Y、54Y)内に配設されている。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットローラ、及び、マグネットローラの周囲を回転するスリーブ等で構成されている。第一現像剤収容部53Y及び第二現像剤収容部54Y内には、キャリアとトナーとからなる二成分の現像剤Gが収容されている。第二現像剤収容部54Yは、その上方に形成された開口を介してトナー落下搬送経路64Yに連通している。トナー濃度検知センサ56Yは、第二現像剤収容部54Y内の現像剤G中のトナー濃度を検知する。
現像装置50Y内の現像剤Gは、二つの現像剤搬送スクリュ55Yによって、攪拌されながら、第一現像剤収容部53Yと第二現像剤収容部54Yとの間を循環する。第一現像剤収容部53Y内の現像剤Gは、現像剤搬送スクリュ55Yの一方に搬送されながら現像ローラ51Y内のマグネットローラにより形成される磁界によって現像ローラ51Yのスリーブ表面上に供給されて担持される。現像ローラ51Yのスリーブは、図3に矢印で示すように反時計回り方向に回転駆動し、現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。このとき、現像剤G中のトナーは、現像剤G中のキャリアとの摩擦帯電によりキャリアとは逆極性の電位に帯電して静電的にキャリアに吸着し、現像ローラ51Y上に形成された磁界によって引き寄せられるキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、図3中の矢印方向に搬送されて、ドクタブレード52Yと現像ローラ51Yとが対向するドクタ部に達する。現像ローラ51Y上の現像剤Gは、ドクタ部を通過する際にその量が規制されて適量化され、その後、感光体41Yとの対向位置である現像領域まで搬送される。現像領域では、現像ローラ51Yと感光体41Yとの間に形成された現像電界によって感光体41Y上に形成された潜像に現像剤G中のトナーが吸着される。現像領域を通過した現像ローラ51Yの表面上に残った現像剤Gは、スリーブの回転に伴い第1現像剤収容部53Yの上方に達して、この位置で現像ローラ51Yから離脱される。
現像装置50Y内の現像剤Gは、トナー濃度が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置50Y内の現像剤Gに含まれるトナーの現像による消費量に応じて、トナー容器32Yに収容されているトナーが、後述するトナー補給装置60Yからトナー落下搬送経路64Yを介して第二現像剤収容部54Y内に補給される。第二現像剤収容部54Y内に補給されたトナーは、二つの現像剤搬送スクリュ55Yによって、現像剤Gとともに混合、攪拌されながら、第一現像剤収容部53Yと第二現像剤収容部54Yとの間を循環する。
次に、トナー補給装置60(Y、M、C、K)について説明する。
図4は、トナー容器収納部70に4つのトナー容器32(Y、M、C、K)が装着された状態を示す概略斜視図である。図5は、トナー補給装置60Yにトナー容器32Yが装着された状態を示す模式図である。各色のトナー補給装置60(Y、M、C、K)は、トナーの色が異なる以外は同一構成である。このため、図5では、イエローに対応したトナー補給装置60Yとトナー容器32Yのみの説明を行い、他の三つの色に対応したトナー補給装置60(M、C、K)やトナー容器32(M、C、K)の説明を適宜省略する。なお、色毎で異なる構成がある場合は、特定の色を示す添え字であるY、M、CまたはKを符号として用いるが、色毎で異なる構成ではない場合、あるいは共通の構成である場合には、(Y、M、C、K)を付す場合と適宜添え字を省略する場合がある。図4において矢印Qは、各色のトナー容器32の各トナー補給装置60への装着方向を示し、Q1は各色のトナー容器32の各トナー補給装置60からの離脱方向をそれぞれ示す。
図4に示すプリンタ部100のトナー容器収納部70に装着されたトナー容器32(Y、M、C、K)内のうち、トナー容器32Yに収容されているイエローのトナーは、図5に示すように、現像装置50Y内のトナー消費に応じて、適宜に現像装置内に補給される。このとき、トナー容器32Y内のトナーは、トナー補給装置60Yによって補給される。トナー補給装置60Yは、トナー容器収納部70、搬送管としての搬送ノズル611Y、搬送部材としての搬送スクリュ614Y、トナー落下搬送経路64Y、駆動部(容器回転駆動部)91Y等で構成されている。他の色のトナー補給装置も同様の構成である。トナー容器32Yが図5中、装着方向Qへユーザーによって押し込まれる装着動作によってプリンタ部100のトナー容器収納部70内を移動されると、その装着動作に連動して、トナー容器32Yの装着方向Qにおける容器先端側からトナー補給装置60Yの搬送ノズル611Yが容器内に挿入される。これにより、トナー容器32Y内と搬送ノズル611Y内とが連通する。この装着動作に連動して連通する構成についての詳細は後述する。
トナー容器32Yはトナーボトルとも称され、トナー容器収納部70に非回転で保持される保持部であり容器カバーとしての容器先端側カバー34Yと、容器側歯車としての容器ギア301Yが一体的に形成された粉体収容部としての略円筒形状の容器本体33Yとから主に構成される。容器本体33Yは、容器先端側カバー34Yに対して回転可能に保持されている。なお、図5中のセットカバー608Yは、トナー容器収納部70の容器カバー受入部73の一部である。
トナー容器収納部70は、図4に示すように、主として、容器カバー受入部73と、容器受部72と、挿入口形成部71とで構成されている。容器カバー受入部73は、トナー容器32Yの容器先端側カバー34Y及び容器本体33を保持する部分である。容器受部72は、トナー容器32Yの容器本体33Yを支持する部分である。挿入口形成部71は、トナー容器32Yの装着動作時における挿入口71aが形成された部分である。複写機500の手前側(図2の紙面垂直方向手前側)に設置された本体カバーを開放すると、トナー容器収納部70の挿入口形成部71が露呈される。そして、各トナー容器32(Y、M、C、K)の長手方向を水平方向とした状態で、複写機500の手前側からトナー容器32Y、32M、32C、32K)の着脱操作(各トナー容器の長手方向を着脱方向とする着脱操作)を行う。
容器受部72は、その長手方向の長さが、各色の容器本体33Y、33M、33C、33Kの長手方向の長さとほぼ同等になるように形成されている。容器カバー受入部73は、容器受部72における長手方向(着脱方向)の容器先端側(装着方向Q側)に設けられ、挿入口形成部71は容器受部72における長手方向の一端側(離脱方向Q1側)に設けられている。四つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kは、それぞれ容器受部72上で摺動可能とされている。このため、各トナー容器の装着動作にともない、容器先端側カバー34Y、34M、34C、34Kは、挿入口形成部71を通過した後に、しばらく容器受部72上を滑動して、その後に容器カバー受入部73に装着される。
容器先端側カバー34Yが容器カバー受入部73に装着された状態で、図5に示すように駆動モータとギア等で構成されている駆動部(容器回転駆動部)91Yから本体側歯車としての容器駆動ギア601Yを介して、容器本体33Yに具備された歯車としての容器ギア301Yに回転駆動が入力される。これにより、容器本体33Yが図5中の矢印A方向に回転駆動される。容器本体33Y内のトナーは、容器本体33Y自体が回転することで、容器本体33Yの内周面に螺旋状に形成された螺旋状突起302Yによって、容器本体長手方向に沿って図5中の右側に位置する一端から左側に位置する他端へ搬送される。すなわち本実施形態において、搬送手段は螺旋状突起302Yである。これにより、他端に設けられた容器先端側カバー34Y側から搬送ノズル611Yに形成された粉体受入口としてのノズル開口610Yを介して搬送ノズル611Y内にトナーが供給される。ノズル開口610Yは、容器本体33Yの長手方向における容器ギア301Yが設けられている位置を越えた内側の位置で後述するシャッタ支持開口335bと連通する。すなわち、容器ギア301Yは、ノズル開口610とシャッタ支持開口335bとが連通する位置よりも容器開口部33a側において容器駆動ギア601Yと噛み合う。
搬送ノズル611Y内には、搬送スクリュ614Yが配置されている。搬送スクリュ614Yは、駆動部(容器回転駆動部)91Yから搬送スクリュギア605Yに回転駆動が入力されることで回転し、搬送ノズル611Y内に供給されたトナーを搬送する。搬送ノズル611Yの搬送方向下流端は、トナー落下搬送経路64Yに接続されている。搬送スクリュ614Yによって搬送されたトナーは、トナー落下搬送経路64Yを自重落下して現像装置50Y(第二現像剤収容部54Y)内に補給される。
トナー容器32(Y、M、C、K)は、それぞれ寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったとき)に新品のものに交換される。図5に示す各色のトナー容器32(Y、M、C、K)の長手方向における容器先端側カバー34(Y、M、C、K)とは反対側の端部、すなわち、離脱方向Q1には把手部303(Y、M、C、K)がそれぞれ設けられており、容器交換の際には、作業者が把手部303(Y、M、C、K)を握って引き出すことで、トナー容器収納部70に装着されたトナー容器32(Y、M、C、K)を取り外すことが出来る。
ここで、駆動部91の構成について図6を用いて補足する。なお図6では、色の識別符号は省略している。駆動部91は、容器駆動ギア601と搬送スクリュギア605を備えている。容器駆動ギア601は、取付基板602に固定された駆動モータ603が駆動し、その出力歯車603が回転することで回転駆動され、搬送スクリュギア605は出力歯車の回転が連結歯車604を介して伝達されることで回転駆動される。
図5に示すようにトナー補給装置60Yでは、搬送スクリュ614Yの回転数によって現像装置50Yへのトナーの供給量を制御している。このため、搬送ノズル611Y内を通過したトナーは、現像装置50Yへの供給量を制御されることなく、トナー落下搬送経路64Yを介して、直接に現像装置50Yへと搬送される。本実施形態のように、搬送ノズル611Yをトナー容器32Yに挿入するトナー補給装置60Yであっても、トナーホッパ等のトナー一時貯留部を設けてもよい。他の色のトナー補給装置60(M、C、K)においても、トナー補給装置60Yと同様にトナーの供給量が制御される。
次に、本実施形態に係るトナー容器32(Y、M、C、K)及びトナー補給装置60(Y、M、C、K)についてより詳細に説明する。なお、上述したように、トナー容器32(Y、M、C、K)及びトナー補給装置60(Y、M、C、K)は、それぞれ使用するトナーの色が異なる他はほぼ同様の構成になっている。よって、以下、トナーの色を示す添字Y、M、C、Kは省略して説明する。
図1は、トナー容器32を装着する前のトナー補給装置60と、容器先端側のトナー容器32の端部との断面説明図である。図7は、トナー容器収納部70の容器カバー受入部73の構成を示す斜視図であり、図8は、トナー容器32を装着した状態のトナー補給装置60と、容器先端側のトナー容器32の端部との断面説明図であり、図9は、トナー容器32の斜視説明図である。
図1、図8に示すように、トナー補給装置60は、内部に搬送スクリュ614を備える搬送ノズル611と、ノズルシャッタ612を備える。ノズルシャッタ612は、トナー容器32が装着される前の非装着時(図1の状態)ではノズル開口610を閉鎖し、トナー容器32が装着された装着時(図8の状態)ではノズル開口610を開放するように、搬送ノズル611の外周面にスライド自在に装着されている。このノズルシャッタ612には、後述する管挿入部材としてのノズル受入部材330における搬送ノズル611と当接する端面よりも装着方向下流側に鍔部としてのノズルシャッタ鍔部612aが設けられている。
一方、図8に示すようにトナー容器32の先端面の中央には、装着時に搬送ノズル611が挿入される管挿入口としてのノズル受入口331が形成されており、非装着時にノズル受入口331を閉鎖する開閉部材としての容器シャッタ332を備える。
トナー容器収納部70に設けられた容器受部72は、図4に示すように、トナー容器32の長手方向(着脱方向)と直交する幅方向Wにおいて4つに区分されていて、各容器本体33(Y、M、C、K)の長手方向に沿って、挿入口形成部71から容器カバー受入部73まで続く、図7に示す容器載置部としての溝部74が形成されている。各色のトナー容器32は、この溝部74上で長手方向に摺動移動可能に構成されている。
図7に示すように、幅方向Wに位置する溝部74の互いに対向する側面74a、74bには、互いに対向するようにガイドレール75、75がそれぞれ設けられている。各ガイドレール75は、側面74a、74bから幅方向Wに突出しているとともに、長手方向に延びていて、容器カバー受入部73の手前に配置されている。ガイドレール75、75は、トナー容器32をプリンタ部100(トナー容器収納部70/トナー補給装置60)へ装着する際に、図9に示すトナー容器32側の案内部材としてのスライドガイド361と係合し、トナー容器32の他端側に形成されている開口部としての容器開口部33aを容器受入部としての容器セット部615に案内する機能を備えている。各ガイドレール75は、トナー補給装置60にトナー容器32を装着するときに、容器本体33の回転軸と平行になるように形成されている。
図7に示すように、容器カバー受入部73には、各色に対応したセットカバー608が設けられている。セットカバー608は、その中央に搬送ノズル611が配置されている。搬送ノズル611は、トナー容器32の装着方向において下流側となる容器セット部615における装着方向奥側である端面615bから装着方向上流側に向けて容器カバー受入部73内に突出するように配置されている。容器受入部としての容器セット部615は、搬送ノズル611の周囲を囲むように、搬送ノズル611の突出方向であって、トナー容器32の装着方向上流側に向かって立設している。つまり、容器セット部615は、図10に示すように、搬送ノズル611の根本に配置されており、トナー容器32内のトナーを搬送するためにトナー容器32内の搬送手段が回転する際に回転軸として機能する容器開口部33aのトナー容器収納部70への位置決め部である。すなわち、容器開口部33aが容器セット部615に挿入されて嵌合することで、容器開口部33aの径方向への位置が確定される。
容器セット部615には、トナー容器32がトナー補給装置60に装着された状態で、トナー容器32の容器開口部33aの外周面33bが摺動可能な状態で嵌合する。容器セット部615の端部内周面615aには、図7に示すように、端部内周面615aの一部として端部内周面615aから径方向内側に向けて突出して形成された摺動突面615dが等間隔に4箇所形成されており、この摺動突面615dと外周面33bとがトナー容器32の回転に伴い摺動する。
容器セット部615の端部内周面615aとトナー容器32の容器開口部33aの外周面33bとが嵌合することにより、トナー容器32のトナー補給装置60に対するトナー容器32の長手方向(着脱方向)に直交する径方向の位置決めがなされる。また、トナー容器32の回転時には、容器開口部33aの外周面33bが回転軸部として機能し、容器セット部615の端部内周面615aは軸受けとして機能する。このときの容器開口部33aの外周面33bが容器セット部615の端部内周面615aの一部としての摺動突面615dと摺動可能に接触し、トナー容器32のトナー補給装置60に対する径方向の位置決めがなされる位置を図8中のαで示す。
尚、これ以下の記載において、トナー容器32の容器開口部33aが容器セット部615に摺動可能な状態で嵌合ことの説明が頻出する。係る嵌合の状態を厳密に述べれば、トナー容器32の容器開口部33bの外周面33bが、容器セット部615の端部内周面615aに形成された摺動突面615dに接触している状態を意味する。読みやすさのため、これより先は摺動突面615dを省略し、容器開口部33bの外周面33bが容器セット部615の端部内周面615aに嵌合との説明に留めることにする。
図7に示すように、セットカバー608の幅方向Wにおいて互いに対向するように、開口608dがそれぞれ形成されている。セットカバー608には、後述する補給装置側ロック部材78、78が開口608d、608dを介してセットカバー608の外周面から内周面608c側に進退移動可能に設けられている。補給装置側ロック部材78、78は、ねじりコイルばね782、782などの付勢手段によってセットカバー608の外側から内部に向かって付勢されている。
次に、トナー容器32について説明する。
図9に示すように、トナー容器32は、トナーが収容された容器本体33と、容器先端側カバー34とから主に構成されている。容器本体33は、略円筒状であり、円筒の中心軸を回転軸として回転する構成となっている。以下、トナー容器32の長手方向において、トナー容器32におけるノズル受入口331が形成されている側(容器先端側カバー34が配置されている側)を「容器先端側」と呼ぶことにする。また、トナー容器32における把手部303が配置されている側(容器先端側とは逆側)を「容器後端側」と呼ぶことにする。なお、トナー容器32の長手方向は回転軸方向であり、トナー補給装置60にトナー容器32を装着した状態では、長手方向は水平方向となる。容器本体33の容器ギア301よりも容器後端側は、容器先端側よりもその外径が大きくなっており、その内周面には螺旋状突起302が形成されている。そして、容器本体33が図中の矢印A方向に回転すると、容器本体33内のトナーは螺旋状突起302の作用によって回転軸方向における一端側(容器後端側)から他端側(容器先端側)に向かう搬送力が付与される。
図8に示すように、容器本体33の容器先端側の内壁には、容器本体33が図中矢印A方向に回転することで螺旋状突起302によって容器先端側に搬送されてきたトナーを、容器本体33の回転によって上方に汲み上げる、汲み上げ部304が形成されている。汲み上げ部304は、螺旋状突起302の搬送力によって搬送されたトナーを、容器本体33の回転に応じてその汲み上げ壁面304fによって上方に汲み上げる。これにより、挿入された搬送ノズル611よりも上方にトナーを汲み上げることができる。また、図1や図8に示すように、汲み上げ部304の内周面にも、螺旋状突起302と同様に内部のトナーを搬送するように、螺旋状に形成された汲み上げ部螺旋状突起304aが形成されている。
容器本体33の汲み上げ部304よりもさらに容器先端側には、図9に示すように、容器ギア301が形成されている。容器先端側カバー34には、容器本体33に取り付けた状態で、この容器ギア301の一部が露出するように、歯車露出開口部34aが設けられている。そして、トナー容器32をトナー補給装置60に装着することで、歯車露出開口部34aから露出した容器ギア301が、トナー補給装置60側の容器駆動ギア601に噛み合う構成となっている。容器ギア301は、ノズル開口610よりも容器本体33の長手方向において容器開口部33a側(容器開口部33aの近傍)に設けられていて、容器駆動ギア601と噛合可能に配置されている。そして容器ギア301は、容器駆動ギア601に噛合することで、搬送手段を回転可能とする。
容器本体33の容器ギア301よりもさらに容器先端側には、円筒状の容器開口部33aが容器ギア301と同軸上に形成されている。そして、図1、図8に示すように、この容器開口部33aに容器開口部33aと同軸にノズル受入部材330の受入部材固定部337を後述する方式で装着することにより、容器本体33に対してノズル受入部材330を着脱可能に装着することが出来る。トナー容器32は、容器本体33に対してその一端側に設けられた開口部としての容器開口部33aの開口からトナーを充填後、ノズル受入部材330を容器本体33の容器開口部33aに固定する構成となっている。
また、容器本体33の容器開口部33aと容器ギア301との間には、図6に示すように、引掛け部としてのカバー爪引掛け部306が形成されている。カバー爪引掛け部306は、容器先端側カバー34の装着方向先端部に回転方向(周方向)に延びるリング形状をなしている。
容器先端側カバー34はトナー容器32(容器本体33対して、容器先端側(図8中の左下側)から組み付けられる。これにより、容器本体33が長手方向で容器先端側カバー34を貫き、突部としてのカバー爪部341が引っ掛け部としてのカバー爪引掛け部306に引っ掛かる。容器本体33と容器先端側カバー34とは、カバー爪部341がカバー爪引掛け部306に引っ掛かることで、相対回転可能に取り付けられる。カバー爪部341は、樹脂部材で形成されている。
図9に示すように、トナー容器32の容器先端側カバー34には、プリンタ部100へトナー容器32を装着する際、装着中のトナー容器32の装着方向以外への移動を規制することで容器開口部33aを容器セット部615へ案内する案内部となるスライドガイド361が幅方向Wに位置する下部にそれぞれ設けられている。図9では片側のみ示す。各スライドガイド361は、容器本体33の長手方向に沿って延びる溝を備えている。各スライドガイド361は、この溝内に、図7で説明した容器受部72の溝部74に形成した一対のガイドレール75がそれぞれ挿入されることで、上下方向からそれぞれ挟み込むことにより、トナー容器32をプリンタ部100(トナー補給装置60/トナー容器収納部70)へ装着する際に、容器先端側カバー34における鉛直方向Z及び着脱方向Q1と直行する幅方向Wへの位置決め部として機能する。
図9に示すように、容器先端側カバー34には、幅方向W側の表面に、トナー容器32のトナー補給装置60に対する長手方向(着脱方向)の位置決め行なうための容器ロック部339、339が、それぞれ形成されている。図9では片側のみ示す。トナー容器32をトナー補給装置60に装着するときに、セットカバー608に設けられた補給装置側ロック部材78、78(図7、図10参照)が各容器ロック部339とそれぞれ係合する。
各容器ロック部339は、図9に示すように、ガイド突起339a、ガイド溝339b、乗り越え部339c及び軸方向規制部としての係止孔339dをひと組として、容器先端側カバー34における左右両側に対を成すように、一組が配置されている。すなわち、各係止孔339dは、容器開口部33aの中心を挟んで左右両側に配置されている。各ガイド突起339aは、容器先端側カバー34の容器先端側のトナー容器32の長手方向に直交する垂直な面上であって、容器本体33の回転中心軸を通る水平面上に配置されている。ガイド突起339aは、トナー容器32の装着時に補給装置側ロック部材78を当接させ、ガイド溝339bに向けて案内できるようにガイド溝339bに繋がる傾斜面を備えている。ガイド溝339bは、容器先端側カバー34の側周面よりも一段低くなった溝である。ガイド溝339bと四角形の係止孔339dの間には乗り越え部339cが形成されている。補給装置側ロック部材78は、この乗り越え部339cを乗り越えて係止孔339dに落ち込み、トナー容器32とトナー補給装置60との結合が達成される。この状態がトナー容器32のセット位置(セット状態)であり、図8、図10に示す状態である。
トナー容器32の容器ギア301には、図10に示すように、駆動部(容器回転駆動部)91から容器駆動ギア601を介して回転駆動力が入力される。容器ギア301に回転駆動力が入力されると、容器本体33の容器開口部33aにおける外周面33bが回転軸部として機能するとともに、容器セット部615の端部内周面615aが軸受けとして機能し、容器ギア301を固定或いは一体的に構成した容器本体33が回転する。なお、本実施形態においては、容器ギア301の回転中心は、容器開口部33aの軸線と同一軸線位置になるように配置される構成とした。
トナー容器32がトナー容器収納部70に保持される状態(セット状態)において、トナー容器32は、トナー容器32の容器先端側である容器開口部33aにおける外周面33bが回転軸部として容器セット部615の端部内周面615aに支持されるとともに、容器ロック部339の係止孔339dが補給装置側ロック部材78に係合される。そして、容器ロック部339と容器開口部33aとの間に容器ギア301が配置される構成である。
次に、容器本体33に着脱可能に装着されるノズル受入部材330について説明する。ノズル受入部材330は、図11〜図13に示すように、トナー容器32に設けられ、画像形成装置の中でトナー容器32内から供給されたトナーを搬送する搬送ノズル611が挿入および脱離される管挿入口331と、開閉部材としての容器シャッタ332と、封止部としての容器シール333と、支持部材としての容器シャッタ支持部材334と、容器シャッタバネ336と、受入部材固定部337とを備えている。容器シャッタ332は、搬送ノズル611の挿入の際の押圧によって管挿入口311を開放する開位置への移動をし、かつ搬送ノズル611の脱離によって管挿入口311を閉じる閉止位置への移動するように往復動作可能に容器シャッタ支持部材334内に挿入されて支持されている。つまり、容器シャッタ支持部材334は、容器シャッタ332の開位置及び閉止位置への移動を案内するように支持している。容器シャッタバネ336は容器シャッタ支持部材334内に設けられていて、容器シャッタ332を閉止位置に向けて付勢するコイルスプリングである。
容器シャッタ支持部材334は、後端部としてのシャッタ後端支持部335、側面部としての一対のシャッタ側面支持部335a、335a、側面開口部としてのシャッタ支持開口部335b、335b及び受入部材固定部337を有している。シャッタ側面支持部335a、335aは、互いに対向するように配置され、かつ容器シャッタ332の移動方向に延びていて、その一端側がシャッタ後端支持部335によって連結され、その他端側が筒状の受入部材固定部337に連結されている。シャッタ側面支持部335a、335aとシャッタ支持開口335bとは、トナー容器回転方向において互いに隣り合って配置されている。つまり、容器シャッタ支持部材334は、シャッタ側面支持部335a、335の部分が、受入部材固定部337側からシャッタ後端支持部335までの部分を上下方向において容器シャッタ332の移動方向に円筒形状を切り落とされた形状をなし、切り落とされた部分にシャッタ支持開口335b、335bをそれぞれ形成している。容器シャッタ支持部材334は、これら一対のシャッタ側面支持部335a、335aと、シャッタ後端支持部335と、受入部材固定部337により囲まれた空間S1内を容器シャッタ332が搬送ノズル611の挿入方向に沿っての移動、言い換えればノズル受入口331を開放する開位置への移動とノズル受入口331を閉じる閉止位置への移動を案内することができるように構成されている。
図13に示すように、容器本体33に固定されるノズル受入部材330は、容器本体33の回転時に容器本体33とともに回転するが、このとき、ノズル受入部材330のシャッタ側面支持部335a、335aは、図10に示すように、トナー補給装置60側の搬送ノズル611の周りを回転する。このため、回転しているシャッタ側面支持部335a、335aとシャッタ支持開口335b、335bとが搬送ノズル611の上部に形成されたノズル開口610のすぐ上方の空間を交互に通過する。これにより、仮にノズル開口610の上方でトナーが瞬間的に堆積してもその堆積トナーをシャッタ側面支持部335a、335aが横切って崩すので、放置時に堆積トナーが凝集してしまい、再起動時にトナーの搬送不良を起こすことを抑制することができる。一方、シャッタ側面支持部335a、335aが搬送ノズル611の側方に位置し、ノズル開口610とシャッタ支持開口335b、335bとが対向するタイミングでは、図8中の矢印βで示すように、トナーはシャッタ支持開口335bを通過して容器本体33内のトナーが搬送ノズル611内へと供給される。
図12に示すように、容器シャッタ332は、閉止部としての先端円筒部332c、滑動部332d、ガイドロッド332e及びシャッタ抜け防止爪332aからなる。先端円筒部332cは、容器シール333の円筒開口(ノズル受入口331)と密着する容器先端側の部分である。滑動部332dは、先端円筒部332cよりも容器後端側に形成され、先端円筒部332cよりは外径が少し大きく、一対のシャッタ側面支持部335aの内周面を滑動する円筒状の部分であり、管挿入口331を封止する封止部である。
ガイドロッド332eは、先端円筒部332cの円筒内部から容器後端側に向けて起立した棒材であり、容器シャッタバネ336のコイル内部に挿入されることで容器シャッタバネ336が座屈しないように規制するロッド部分である。ガイドロッド摺動部332gは、円柱状のガイドロッド332eの途中からガイドロッド332eの中心軸を挟んで両側に一対の平面が形成されている。また、ガイドロッド摺動部332gの容器後端側は、図11に示すように、二股に割れて一対の片持ち梁を形成している。シャッタ抜け防止爪332aは、ガイドロッド332eの起立した根元とは反対側の端部であって片持ち梁の端部に備えられている。シャッタ抜け防止爪332aとガイドロッド摺動部332gは、シャッタ後端支持部335に形成された後端開口部335d内に挿入していて、シャッタ抜け防止爪332aが後端開口部335dに引っかかることで、容器シャッタ支持部材334から容器シャッタ332の脱落を防止する一対の爪部分として機能する。
容器シャッタバネ336の先端側端部は、図12に示すように、先端円筒部332cの内壁面に突き当たり、容器シャッタバネ336の後端側端部はシャッタ後端支持部335の対向面となる内壁面335caに突き当たる。このとき、容器シャッタバネ336は圧縮した状態であるため、容器シャッタ332はシャッタ後端支持部335から離れる方向(図12中の右方向、容器先端方向)の付勢力を受ける。しかし、容器シャッタ332の容器後端側の端部に形成されたシャッタ抜け防止爪332aがシャッタ後端支持部335の後端開口部335dに引っ掛かる。これにより、図12で示す状態よりも容器シャッタ332はシャッタ後端支持部335から離れる方向に移動することを防止している。
このようなシャッタ抜け防止爪332aのシャッタ後端支持部335に対する引っ掛かりと、容器シャッタバネ336の付勢力とによって、容器シャッタ332の位置決めがなされる。詳しくは、容器シャッタ332のトナー漏れ防止機能を発揮する先端円筒部332cと容器シール333との軸方向の容器シャッタ支持部材334に対する位置決めがなされる。両者が密着する関係で位置決めがされ、トナーの漏出を防止することが出来る。
図12に示すように、受入部材固定部337は、容器後端側ほど外周面及び内周面の直径が段階的に小さくなる筒状である。容器先端側から容器後端側に見て順に直径が小さくなる。その外周面には図12に示すように、3箇所の外径部(容器先端から順に外周面AA、BB、CC)、内周面には4箇所の内径部(容器先端から順に内周面DD、EE、FF、GG)がある。外周面の外周面AAと外周面BBの境には、外周面BBよりも大径で外周面AAよりも小径の段部337Aが形成されている。外周面BB側に位置する段部337Aの面は、シール受け面337A1として機能する。すなわち、容器本体33の容器開口部33a内にノズル受入部材330が装着されたときに、シール受け面337A1は、容器本体33に形成されたシール受け面337Bと対向するように配置形成されていて、両者の間に封止部材としてのゴム製や樹脂製の弾性を有するOリング390を挟みこむことで、容器本体33の開口33aとノズル受入部材330との間を封止している。Oリング390は、容器開口部33a内に装着されたノズル受入部材330と容器開口部33aの内面33a1との間に介在させた封止部材であり、後述する係合部と被係合部との係合箇所よりも容器内部側に配置されている。内周面EEは、内周面DDよりも小径であって、リング状の容器シール333の直径とほぼ同一径に形成されていて、容器シール333が摺動部332dとの間に配置されている。内径部FFはシール部材巻き込み防止空間337bを形成している。内径部GGは、容器シャッタ332の摺動部332dの直径とほぼ同じ大きさの内径になる円筒状の内周面として形成されていて、摺動部332dを摺動可能に支持されている。
図12に示すように、受入部材固定部337から容器後端側には、互いに対向し、円筒を軸方向に切断した片状の形態である一対のシャッタ側面支持部335a、335aが突出して形成されている。二つのシャッタ側面支持部335a、335aの容器後端側の端部は、シャッタ後端支持部335で連結されている。
図8に示すように、トナー容器32をトナー補給装置60に装着したときには、トナー補給装置60側のノズルシャッタ612のノズルシャッタ鍔部612aが、ノズルシャッタバネ613に付勢されて容器シール333の突き出た分を押し潰す。ノズルシャッタ鍔部612aが更に進入してノズルシャッタ突き当てリブ337aの容器先端側端部に突き当たり、容器シール333の先端側端面を覆って容器外部から遮断する。これにより、装着時のノズル受入口331における搬送ノズル611周りの密閉性を確保し、トナー漏れを防止することができる。
次に、容器シャッタ332と搬送ノズル611の動作について、図1、図8、図14(a)〜図14(d)を用いて説明する。トナー容器32をトナー補給装置60に装着する前においては、図1に示すように、容器シャッタ332はノズル受入口331を閉じる閉止位置に向けて容器シャッタバネ336で付勢されている。このときの容器シャッタ332と搬送ノズル611の外観を図14(a)に示す。そして、トナー容器32をトナー補給装置60に装着すると、図14(b)に示すように、搬送ノズル611がノズル受入口331に挿入される。トナー容器32をトナー補給装置60にさらに押し込むと、容器シャッタ332の端面となる先端円筒部332cの端面332h(以下、「容器シャッタの端面332h」と称する)と搬送ノズル611の挿入方向に位置する端面611a(以下、「搬送ノズルの端面611a」と称する)とが接触する。この状態からトナー容器32をさらに押し込むと、図14(c)に示すように、容器シャッタ332が押し込まれて、図14(d)に示すように、搬送ノズル611がノズル受入口331からシャッタ後端支持部335内に挿入される。このため、図8に示すように、容器本体33内に搬送ノズル611が挿入されてセット位置となる。このとき、図14(d)に示すように、ノズル開口610はシャッタ支持開口部335bに重なる位置にある。
その後、容器本体33が回転すると、汲み上げ部304によって搬送ノズル611よりも上方に汲み上げられたトナーが、ノズル開口610から搬送ノズル611内に落下して導入される。搬送ノズル611内に導入されたトナーは、搬送スクリュ614が回転することで搬送ノズル611内をトナー落下搬送経路64に向かって搬送され、トナー落下搬送経路64から現像装置50へと落下して供給される。
次に、ノズル受入部材330と容器本体33との装着部の構成についてより詳細に説明する。
トナー容器32は、トナーを使い終わると、使用済みトナー容器として回収され、トナーを再充填してリサイクルすることがある。トナーを再充填するには、ノズルシャッタ332を有するノズル受入部材330を容器本体33から一旦取り外し、トナー充填後、再度、容器本体33に装着して固定する必要がある。しかし、従来構成では、ノズル受入部材330が容器本体33の容器開口部33aに圧入固定されているため、ノズル受入部材330を容器本体33から取り外す際にノズル受入部材330や容器本体33に応力がかかり部品の変形や破損する場合や、取り外すことができない場合がある。あるいは、取り外せたとしても再装着することができず、ノズル受入部材330を新たなものに交換しなければならないことがある。
また、ノズル受入部材330と容器本体33との装着方法としては、圧入ではなく、ネジなどの締結部材を用いて締結固定することで、リサイクル時に締結部材を緩めることで容器本体33からノズル受入部材330を取り外して分離することは可能である。しかし、容器本体33におけるノズル受入部材330の装着部位となる容器開口部33aは、肉厚が薄く、ネジ穴を形成するには非常に難易度が高いという課題と、締結箇所によっては、ネジ止めする際にノズル受入部材330と容器本体33の容器開口部33aとの隙間を封止するOリング390が捻じれてしまい、Oリング390の機能を満足できないことが想定される。
そこで、本実施形態では、ノズル受入部材330と容器本体33との装着方法を圧入方式や締結方式ではなく、弾性係合方式とした。以下、この構成について図13、図15、図16、図17を中心に説明する。図13(a)は容器本体33とノズル受入部材330との装着状態を示す図、図13(b)は容器本体33とノズル受入部材330との装着部の拡大図、図15(a)はノズル受入部材330から容器シャッタ332を取り除いた側面図、図15(b)は図15(a)を軸線方向から見た正面図、図15(c)は、図15(b)のK−K線断面図を示す。図16は、ノズル受入部材330の受入部材固定部337に設けた係合部を説明する拡大図、図17は受入部材固定部337に設けた係合部と切欠き部の構成を説明する拡大図を示す。
図15(a)〜図15(c)、図16に示すノズル受入部材330は、図13(a)に示す容器開口部33a内に設けられた被係合部としての穴部380に弾性変形して係合する係合部となる係合片370を有している。
係合片370は、管挿入口としてのノズル受入口331よりもノズル受入部材330の取付方向Q2と交差する方向である径方向Hにおける外側に位置し、容器開口部33aの内面33a1と対向する壁部に形成された切欠き部371内に配置されている。係合片370はその一端370aが切欠き部371内に支持され、その他端370bが穴部380に対して進退可能であるように、J方向に弾性変形可能に構成されたものである。係合片370と穴部380は、少なくともそれぞれ1つ以上あればよい。本実施形態では、180度の間隔で係合片370と穴部380とをそれぞれ2つずつ形成している。各係合片370及び各穴部380は、それぞれ同一構成であるので、ここでは1組の係合片370と穴部380として説明する。
本実施形態において、取付方向Q2とは、トナー容器32のトナー補給装置60への離脱方向Qと同一方向であり、ノズル受入部材330の取出方向Q3とは、トナー容器32のトナー補給装置60への装着方向Qと同一方向である。また、容器開口部33aの内面33a1と対向する壁部とは、図12で説明したノズル受入部材330の外周面AAと内周面DDが形成された受入部材固定部337である。穴部380に対して進退する方向Jとは、受入部材固定部337の外周面AAと内周面DDが位置する部分の厚み方向であり、径方向Hと同一方向である。
係合片370は、その一端370aが、切欠き部内において、他端370bよりも容器本体33の回転方向Aにおける下流側に位置する部位371a側に配置されている。そして、係合片370は、容器本体33の回転方向Aにおける下流側から上流側に向かって延びている。つまり、係合片370は、受入部材固定部337に外周面AAと内周面DDとを貫くU字形状の切欠き部371を形成することで、切欠き部371の内部に一端370a側が受入部材固定部337と連結状態で一体成型されたものである。係合片370は、一端370a側を中心に他端370bが進退する方向Jに位置する受入部材固定部337の外周面AAと内周面DD側に向かって弾性変形可能に形成されたものである。
係合片370は、図11、図12、図15(a)、図15(b)に示すように、その他端370bに、外周面AAから径方向Hにおける外側に向かって突出(容器開口部33aの内面33a1に向かって突出)した案内部372が形成されている。この案内部372が穴部380に対して侵入、退避することが、係合片370が穴部380に対して係合、離脱することになる。
穴部380は、図13(a)、図13(b)に示すように、容器開口部33aの内面33a1から外周面33bまで貫通して形成された四角形状の穴である。被係合部は内面33a1から外周面33bまで貫通させて形成する穴である必要はなく、係合片370の係合状態を保持できるのであれは、内面33a1から外周面33bに向かって凹んだ窪み部として形成したものでもよい。被係合部となる穴部380の形状は、係合片370の他端370b側(案内部372)が挿入できる大きさのものであれば、四角形状に限定されるものではない。
このように、ノズル受入部材330の受入部材固定部337が、容器本体33の容器開口部33a内に設けられた穴部380に弾性変形して係合する係合片370を有すると、ノズル受入部材330を容器本体33(容器開口部33a内)から取り外す際に、係合片370を穴部380から離脱する方向となる受入部材固定部337の内周面BB側に弾性変形させることで、係合片370と穴部380の係合状態が解除される。このため、ノズル受入部材330を容器本体33の容器開口部33aから取出方向Q3に取り出す時に容器本体33やノズル受入部材330にかかる応力が小さくなる。このため、ノズル受入部材330を容器本体33などのトナー容器32に関わる部材が破損せず、容器本体33から容易にノズル受入部材330を取り外すことができ、容器本体33やノズル受入部材330を再利用するこができる。
外周面AAから突出した案内部372は、図16に示すように、容器本体33への取付方向Q2における下流側に向かって低くなるように傾斜した第1案内面372aと、図17に示すように容器本体33の回転方向Aにおける下流側に向かって低くなるように傾斜した第2案内面372bとを備えている。
第1案内面372aは、第1案内面372aよりも取付方向Q2における下流側に位置する受入部材固定部337の外周面AAから、第1案内面372aよりも取出方向Q3における下流側に位置する頂面372cに向かって末広がりとなる方向に傾斜している。
このため、ノズル受入部材330を容器本体33への取付方向Q2に移動させて、容器本体33の容器開口部33a内に押し込んで移動する際に、第1案内面372aが内面33a1によって押されて、係合片370が内周面DD側に押し込まれる。このため、容器本体33へのノズル受入部材330を取り付ける際に案内部372が引っかかることなく装着できる。そした、案内部372が穴部380と対向すると、押し込まれていた係合片372の復元力で復帰し、穴部380内に案内部372が進入して係合する。このため、ノズル受入部材330を容器本体33に確実に装着保持することができる。
第2案内面372bは、第2案内面372bよりも容器本体33の回転方向Aにおける下流側に位置する受入部材固定部337の外周面AAから、第2案内面372bよりも回転方向Aにおける上流側に位置する頂面372cに向かって上り傾斜面として形成されている。このため、ノズル受入部材330を容器開口部33aから取り外すときに第2案内面372bに沿ってノズル受入部材330または容器本体33(容器開口部33a)を回転させることで、容易に取り外すことが可能となる。第1案内面372aと第2案内面372bは、傾斜面として形成したが、湾曲した面として形成したものであってもよい。
図17に示すように、U字形状の切欠き部371は、係合片370よりも容器本体33への取付方向Q2における下流側に位置する第1辺部371aと、係合片370よりも容器本体33からの取出方向Q3における下流側(取付方向Q2における上流側)に位置する第2辺部371bを有し、容器本体33の回転方向Aにおける第1辺部371aの幅X1よりも第2辺部371bの幅X2が短く形成されている。このため係合片370の剛性が、第2辺部371b側の方が第1辺部371a側よりも強くなり、Oリング390からの反発力によるノズル受入部材330の取出方向Q3への抜けに対して余裕度が向上するとともに、Oリング390からの反発力を分散させる効果がある。
また、本実施形態では、ネジによる締結固定によりノズル受入部材330を容器本体33に固定していないので、Oリング390と干渉して捻じれることもなく、Oリング390による封止機能を損なうことがない。さらに、Oリング390は、係合部となる係合片370と被係合部となる穴部380との係合箇所よりも容器内部側に配置しているので、係合片370と穴部380との係合・離脱時に干渉することがない。つまり、係合箇所とOリング390の配置場所が、容器本体33の回転軸線方向にオフセットされているので、係合片370と穴部380との係合・離脱時にOリング390が破損することがなく、封止機能を維持することができる。
ノズル受入部材330を容器本体33から取り外すには、図18に示すように治具700を用いて取り外す。この治具700は、はさみ形状をしていて、一端側700aと他端側700b側が対角線状に開閉するものである。他端側700bの先端700cは、例えばノズル受入部材330を引っかけられるように内側に屈曲形成されている。
この治具700は、他端側700b側を容器開口部30a側からノズル受入部材330の容器シャッタ332を押し退けて容器本体33内に挿入し、一端側700aを作業者が操作して他端側700bの先端700cで例えばシャッタ側面支持部335aを把持する(ステップ1)。次にシャッタ側面支持部335aを把持したまま容器本体33を回転させる(ステップ2)。そして、容器本体33からの取出方向Q3へと引き抜く(ステップ3)。
このような操作手順によってノズル受入部材330を容易に容器本体33(容器開口部33a)から取り外すことができる。なお、ステップ2で回転させる方向は係合片370の一端370a側であり、容器本体33の回転方向Aと同方向である。この方向に回転させると、係合片370の他端370bが内面33a1によって内周面DD側に押し込まれる方向に弾性変形するので、穴部380と案内部372との係合状態が容易に解除され、破損することなく容易に取り外すことができる。
なお、上記実施形態において、容器本体33の回転方向Aは、プリンタ部100から見て反時計回り方向としているが、トナー容器や装置構成によっては、容器本体33の回転方向Aがプリンタ部100から見て時計回り方向のものもある。このような場合には、係合部となる係合片370や切込み部371は上述の実施形態と逆に形成することで対応することができる。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
32(Y、M、C、K) トナー容器(粉体収容容器)
33 容器本体(粉体収納部)
33a 開口部
33a1 開口部の内面
50 現像装置
60(Y、M、C、K) トナー補給装置(粉体搬送装置)
70 トナー容器収納部(粉体容器収容部)
330 ノズル受入部材(管挿入部材)
331 ノズル受入口(管挿入口)
332 容器シャッタ(開閉部材)
333 容器シール(封止部)
334 容器シャッタ支持部材(支持部材)
335 シャッタ後端支持部
336 容器シャッタバネ(付勢部材)
337 受入部材固定部(壁部)
339 Oリング(封止部材)
370 可動片(係合部)
370a 一端
370b 他端
371 切欠き部
371a 第1辺部
371b 第2辺部
372 案内部
372a 第1案内部
372b 第2案内部
372c 頂面
380 穴部(被係合部)
500 複写機 (画像形成装置)
610 ノズル開口
611 搬送ノズル(搬送管)
611a 搬送ノズルの端面
614 搬送スクリュ(搬送部材)
A 粉体収容部の回転方向
H 交差する方向
Q2 取付方向
Q3 取出方向
AA 壁部の外周面
DD 壁部の内周面
X1 第1辺部の幅
X2 第2辺部の幅
特許5435380号公報

Claims (7)

  1. 粉体搬送装置に供給する粉体を内部に収納し、自身が回転することで、前記収納した粉体を回転軸方向における一端側から開口部が設けられた他端側に搬送する粉体収納部と、
    前記粉体搬送装置に設けられた搬送管を挿入するための管挿入口が形成され、前記開口部に着脱可能に装着される管挿入部材を備え、
    前記管挿入部材は、前記開口部内に設けられた被係合部に弾性変形して係合する係合部を有する粉体収容容器。
  2. 請求項1記載の粉体収容容器において、
    前記係合部は、前記管挿入口よりも前記管挿入部材の取付方向と交差する方向における外側に位置し、前記開口部の内面と対向する壁部に形成された切欠き部内に配置された係合片であって、その一端が前記切欠き部内に支持されるとともに、その他端が前記被係合部に対して進退可能であるように、弾性変形可能に構成された粉体収容容器。
  3. 請求項2記載の粉体収容容器において、
    前記係合片は、前記一端が前記他端よりも前記粉体収容部の回転方向下流側となる前記切欠き部内の位置に配置され、該係合片は該回転方向下流側から上流側に向かって延びている粉体収容容器。
  4. 請求項3記載の粉体収容容器において、
    前記係合片の他端は、少なくとも前記管挿入部材の取付方向または前記回転方向に傾斜あるいは湾曲した案内部を有し、当該案内部が、前記壁部から前記取付方向と交差する方向における外側に向かって突出して形成された粉体収容容器。
  5. 請求項2、3または4記載の粉体収容容器において、
    前記切欠き部は、前記係合片よりも前記管挿入部材の取付方向における下流側に位置する第1辺部と、前記係合片よりも前記管挿入部材の取付方向における上流側に位置する第2辺部を有し、
    前記粉体収容部の回転方向における前記第1辺部の幅よりも第2辺部の幅が短く形成された粉体収容容器。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の粉体収容容器において、
    前記開口部内に装着された管挿入部材と前記開口部の内面との間に介在させた封止部材を有し、
    前記封止部材は、前記係合部と前記被係合部との係合箇所よりも容器内部側に配置された粉体収容容器。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の粉体収容容器を有する画像形成装置。
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