JP4124992B2 - トナー補給容器 - Google Patents

トナー補給容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4124992B2
JP4124992B2 JP2001328268A JP2001328268A JP4124992B2 JP 4124992 B2 JP4124992 B2 JP 4124992B2 JP 2001328268 A JP2001328268 A JP 2001328268A JP 2001328268 A JP2001328268 A JP 2001328268A JP 4124992 B2 JP4124992 B2 JP 4124992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
main body
driving force
bottle
sealing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001328268A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003130076A (ja
Inventor
皆川  浩範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001328268A priority Critical patent/JP4124992B2/ja
Priority to EP02023896A priority patent/EP1306730A3/en
Priority to US10/278,807 priority patent/US7088942B2/en
Priority to CN02146068.XA priority patent/CN1236364C/zh
Publication of JP2003130076A publication Critical patent/JP2003130076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4124992B2 publication Critical patent/JP4124992B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
    • G03G15/0881Sealing of developer cartridges
    • G03G15/0886Sealing of developer cartridges by mechanical means, e.g. shutter, plug
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0865Arrangements for supplying new developer
    • G03G15/0867Arrangements for supplying new developer cylindrical developer cartridges, e.g. toner bottles for the developer replenishing opening
    • G03G15/087Developer cartridges having a longitudinal rotational axis, around which at least one part is rotated when mounting or using the cartridge
    • G03G15/0872Developer cartridges having a longitudinal rotational axis, around which at least one part is rotated when mounting or using the cartridge the developer cartridges being generally horizontally mounted parallel to its longitudinal rotational axis
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0877Arrangements for metering and dispensing developer from a developer cartridge into the development unit
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/066Toner cartridge or other attachable and detachable container for supplying developer material to replace the used material
    • G03G2215/0663Toner cartridge or other attachable and detachable container for supplying developer material to replace the used material having a longitudinal rotational axis, around which at least one part is rotated when mounting or using the cartridge
    • G03G2215/0665Generally horizontally mounting of said toner cartridge parallel to its longitudinal rotational axis

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電子写真画像形成装置などとされる画像形成装置の本体に着脱可能なトナー補給容器に関する。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサー等が含まれる。
【0003】
【従来の技術】
従来、電子写真複写機やプリンタ等の電子写真画像形成装置には現像剤としての微粉末のトナーが使用されている。そして、電子写真画像形成装置本体のトナーが消費された場合には、トナー供給容器(トナー補給容器)を用いて画像形成装置本体へトナーを補給することが行われている。
【0004】
トナーは極めて微細な粉末であるため、トナー補給作業時には、トナーが飛散しないようにトナー補給容器を画像形成装置本体内の内部に据え置いて、小さな開口部から少量ずつトナーを排出する方式が知られている。
【0005】
これらの上述したトナー補給容器は、いずれの場合も画像形成装置本体側から、何らかの駆動を受けて、トナー補給容器側の搬送部材や容器本体を駆動させることで、トナーを排出させる構成になっている。こうした駆動力伝達手段としては幾つかの方法があり、例えば実開平5−75768号公報に記載されているように、トナー補給容器としてのトナーボトルの外周面にギア部を設け、このギアに駆動源に連結された回転する駆動ギアを噛み合わせてトナーボトルを回転駆動させる構成がある。
【0006】
又、特開平10−63084号公報に記載されているような、トナーボトルの端面に回転駆動用の突起を設け、この突起を画像形成装置本体からの駆動部に設けた凹み部に係合させて、駆動を伝達する構成等がある。
【0007】
又、その他の例としては特開平10−63076号公報に開示されているような方法もある。これは画像形成装置本体の回転力伝達部の内径に複数の係合溝を設け、一方、トナー容器側にはその係合溝に係合するような突起が設けてあり、それらを係合させて回転駆動を伝達する構成となっている。
【0008】
このように、トナー補給容器を駆動させる方法として、種々の駆動力伝達方法が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では幾つかの技術的課題があった。
【0010】
実開平5−75768号公報に記載の方法の場合はトナーボトルを画像形成装置本体に挿入セットする際、トナーボトルの外周面に設けたギア部と画像形成装置本体内の駆動ギア部とをうまく噛み合わせる必要があり、この作業はユーザー自身が注意して挿入することが要求され、そのためユーザーに補給操作性における負担を強いることとなっていた。又、ギアとギアの噛み合わせによりトナーボトルを回転させるため、トナーボトルは回転モーメントにより、軸直角方向にずれようとする力を受け、このため、トナーボトルが浮き上がったり、横ずれして正常な回転ができなくなるおそれがある。このようなずれを防止するために、トナーボトルの周囲を全部包囲して支持する必要があるが、そのようにすると今度はトナーボトルの着脱操作を簡単に行うことができなくなると同時に補給システム自体の構成が複雑化し、コストアップにつながる。
【0011】
又、特開平10−63084号公報や特開平10−63076号公報記載の方法の場合は、トナーボトル端面の突起(又は凹み部)を本体駆動部の凹み部(又は突起)に係合するようにトナーボトルを挿入する際に、トナーボトルの回転方向の位置合わせが必要となり、これをユーザー自ら行うことは補給操作性の低下を招くとともに、わずかな位置ずれにより、駆動が的確に伝達されない状態になる場合がある。
【0012】
このような係合不良を防止するために常にトナーボトル挿入時の回転方向の位置が決まるようにトナーボトル外面にガイドリブを設けたり、又、それに対応して本体駆動部の係合凹み部が常に所定の回転位置で停止するように回転動作を制御する必要があり、いずれも補給システムの構成の複雑化・コストアップ要因となる。
【0013】
又、こうした凹凸の係合によるカップリング駆動伝達の多くは、トナーボトルと本体駆動部の位相がズレて挿入された場合、本体駆動部をばねで退避させて、位相が合うと係合位置に戻るような構成とされる。このような構成では、トナーボトルを挿入した時にボトルの位相がずれていても、本体駆動部が退避するため、そのうちボトルを回転させると位相が合って、係合することが可能になるが、本体駆動部の構成が複雑化することと、本体駆動部を奥側に退避させるため、余計なスペースを必要とすることから、装置本体のコンパクト化といった観点からも好ましくない。
【0014】
本発明の目的は、ユーザーがトナー補給容器の補給操作時にトナー補給容器の回転方向の位置合わせを必要とせず、簡単な操作で確実に補給できるトナー補給容器を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、構成が簡単で安価にすることのできるトナー補給容器を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、電子写真画像形成装置本体をコンパクト化できるトナー補給容器を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係るトナー補給容器にて達成される。要約すれば、本発明によると、穴部を形成するためのリブ部を周面に備えた中空の駆動部材を有する画像形成装置に着脱可能なトナー補給容器において、
前記駆動部材に圧入されることで前記トナー補給容器に収容されたトナーを排出するための回転駆動力を前記駆動部材から受けることが可能な弾性ゴムを備えた駆動力受け部を有し、前記弾性ゴムは前記駆動部材への挿入動作に伴い前記穴部にて弾性復帰することで前記リブ部と引っ掛かるように構成されていることを特徴とするトナー補給容器が提供される。
【0019】
本発明の一実施態様によると、前記弾性ゴムは円筒状に形成されている
【0020】
本発明の他の実施態様によると、前記トナー補給容器本体に設けられトナーを排出する開口部と、前記駆動力受け部と一体構成とされ前記開口部を封止する封止部材と、を有し、前記封止部材と前記トナー補給容器本体を相対的に離間させることで前記開口部を開封するとき前記弾性ゴムは前記駆動部材からその回転軸線方向への力を受ける
【0024】
又、本発明のトナー補給容器によれば、トナー補給容器を画像形成装置本体に挿入するだけで、つまり、位相合わせが不要で、確実に本体と係合し、且つ確実に駆動力を伝達することができるので、非常に簡単な動作、構成でトナー補給容器の補給動作が行え、操作性が高い。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るトナー補給容器を図面に則して更に詳しく説明する。
【0027】
実施例1
先ず、本発明に係るトナー補給容器が装着される画像形成装置の一例である電子写真画像形成装置の構成について図1に基づいて説明する。
【0028】
[電子写真画像形成装置]
図1に示す電子写真複写機本体(以下、「装置本体」という。)100において、原稿101が原稿台ガラス102の上に置かれると、原稿101の画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、像担持体としての電子写真感光体ドラム(以下、「感光体ドラム」という。)104上に結像する。カセット105、106、107、108に積載された記録媒体(以下、「用紙」という。)Pのうち、図2に示す操作部100aから使用者(ユーザー)が入力した情報若しくは原稿101の紙サイズから最適な用紙Pをカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては用紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択できる。
【0029】
そして、給紙・分離装置105A、106A、107A、108Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送し、更にレジストローラ110により用紙Pを感光体ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングを同期させて転写部に搬送する。転写部では、転写放電器111によって、感光体ドラム104上に形成されたトナー像を用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によって、トナー像の転写された用紙Pを感光体ドラム104から分離する。
【0030】
この後、搬送部113により定着部114へ搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧力により用紙P上のトナー像を定着させた後、片面コピーの場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレイ117へ排出される。又、両面コピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路119、120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0031】
又、多重コピーの場合には、用紙Pは排紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ挟持されているタイミングでフラッパ118を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度装置本体100内へ搬送される。更にこの後、再給紙搬送部119、120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0032】
ところで、上記構成の装置本体100において、感光体ドラム104の回りには現像手段としての現像装置201、クリーナ装置202、一次帯電器203等が配置されている。
【0033】
現像装置201は、原稿101の情報が光学部103により感光体ドラム104に形成された静電潜像を、トナーを用いて現像するものである。そして、この現像装置201へトナーを補給するためのトナー補給容器1が使用者によって装置本体100に着脱可能に装着されている。
【0034】
又、現像装置201は、収容手段としてのトナーホッパー201aと現像器201bとを有している。トナーホッパー201aは、トナー補給容器1から補給されたトナーを撹拌するための撹拌部材201cを有している。そして、この撹拌部材201cにより撹拌されたトナーは、マグネットローラ201dにより現像器201bに送られる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り部材201eを有している。そして、マグネットローラ201dによりトナーホッパー201aから送られたトナーは、送り部材201eにより現像ローラ201fに送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム104に供給される。
【0035】
尚、クリーナ装置202は、感光体ドラム104に残留しているトナーを除去するためのものである。又、一次帯電器203は、感光体ドラム104を帯電するためのものである。
【0036】
図2に示す外装カバーの一部であるトナー補給容器交換用前カバー15(以下、「交換用前カバー」という。)を図3に示すように使用者が開けると、トナー補給容器の受入れ装置の一部を構成する容器受け台50が、駆動系(不図示)によって所定の位置まで引き出される。そして、この容器受け台50上にトナー補給容器1を載置する。使用者がトナー補給容器1を装置本体100から取り出す際には、容器受け台50を引き出し、容器受け台50に載っているトナー補給容器1を取り出す。ここで、交換用前カバー15はトナー補給容器1を着脱(交換)するための専用カバーであって、トナー補給容器1を着脱するためだけに開閉される。尚、装置本体100のメンテナンスは、前面カバー100cを開閉することによって行われる。
【0037】
尚、容器受け台50を介することなく、トナー補給容器1を、トナー補給容器の受入れ装置としての装置本体100に直接装着し、又、装置本体100から取り外してもよい。
【0038】
[トナー補給動作]
先ず、図7(A)〜図7(C)を用いて本実施例におけるトナー補給容器(以下、「トナーボトル」という。)のトナー補給動作について説明する。図7(A)〜図7(C)は本実施例におけるトナーボトル1を装置本体100内に挿入してトナー補給を行う過程の状態を各段階毎に示した図である。
【0039】
同図に示すように、装置本体100にはトナー補給装置400が設けられ、更にトナー補給装置400には、トナーボトル1と連結してトナーボトル1を回転駆動させる駆動部(駆動力伝達部)20が具備されている。駆動部20はベアリング22によって回転可能に支持され、装置本体100内に設けた不図示の駆動モータにより回転駆動する構成とされる。
【0040】
又、装置本体100には、ホッパー201aに連通するトナー補給路24を形成する隔壁25が設けられ、この隔壁25には、トナーボトル1の一部を回転可能に支持し、かつトナー補給路24を密封する内外シール26a、26bが固着されている。更に、トナー補給路24には補給トナーをホッパー201aに搬送するためのスクリュー部材27が配置されている。
【0041】
図7(A)には、トナーボトル1を装置本体100に挿入させる状態が示されている。トナーボトル1先端の一端面には、本実施例では円筒状とされるトナー補給開口部(以下、単に「開口部」という。)1aが設けてあり、開口部1aは、その先端開口が封止部材2により封止された状態にある。
【0042】
図7(B)には、トナーボトル1の挿入が更に進み、封止部材2の先端部に設けた駆動力受け部3が装置本体側の駆動部20と係合した状態が示されている。この本体側の駆動部20と封止部材2との係合はユーザーがトナーボトル1を挿入した時の挿入力によって行われる。この時、封止部材2は、駆動力受け部3において本体駆動部20とスラスト方向(軸方向)に係止されているため、封止部材2はこの係止を解除しない限り、駆動部20に位置的に固定された状態にある。
【0043】
図7(C)には、封止部材2と駆動部20が係合した後、交換用前カバー15の閉動作に連動して、スライド部材300が矢印b方向に後退することでトナーボトル1も後退し、相対的に封止部材2がトナーボトル1から離れて開口部1aが開き、トナー補給が可能となった状態が示されている。この時、トナーボトル1の本体(以下、「ボトル本体」という。)1Aに固定された駆動軸1bは封止部材2から完全に外れることはなく、駆動軸1bの一部が封止部材2内に残っている。尚、駆動軸1bは、その断面が、四角形や三角形などの回転駆動伝達が可能な非円形断面形状とされる。
【0044】
この状態で不図示のモータを駆動させると回転駆動力は本体駆動部20から封止部材2へと伝達し、更に封止部材2からボトル駆動軸1bへと伝わることでトナーボトル1が回転する。すなわちこの封止部材2はトナーを封止すると同時にトナーボトル1の回転駆動力を伝達させる2つの機能を果たしている。
【0045】
又、トナーボトル1は容器受け台50に設けられたボトル受けローラ23により回転可能に支持されているため、わずかな駆動トルクでもスムーズに回転することが可能である。このボトル受けローラ23はボトル本体1Aに対して鞍となる位置に4ケ所配設されている。ボトル受けローラ23は装置本体100のトナー補給装置400に回転自在に設けてある。このようにトナーボトル1が回転することでトナーボトル1の内部に収容されていたトナーが開口部1aから順次排出され、トナー補給路24に設けられたスクリュー部材27によって装置本体100側のホッパー201aへと搬送され、トナー補給が行われる。
【0046】
[トナー補給容器の交換方法]
次に、本発明におけるトナーボトルの交換方法について説明する。
【0047】
画像形成のプロセスに伴い、トナーボトル1内のトナーが略全量消費されると、装置本体100に設けられたトナー補給容器空検知手段(不図示)によってトナーボトル1内のトナーが無くなったことが検知され、その旨が液晶等の表示手段100b(図2参照)によりユーザーに知らされる。
【0048】
本実施例においてトナーボトル1の交換はユーザー自身が行い、その手順は以下の通りである。
【0049】
先ず、閉じられた状態の交換用前カバー15をヒンジ18を中心に回動させて図6の破線で示す位置まで開く。この交換用前カバー15を開く動作に連動して後述のトナー補給部開閉手段により、上述の図7(C)の状態にあるボトル本体1Aが矢印bと反対方向の図7(A)に示す矢印a方向に移動して、それまでボトル本体1Aと離間した、トナー補給開口部1aを開放する状態にあった封止部材2がトナー補給開口部1aに圧入嵌合され、トナー補給開口部1aが閉止され、上記図7(B)に示す状態となる。
【0050】
次に、ユーザーは、装置本体100に装着されているトナーのなくなったトナーボトル1を図7(A)に示す矢印a方向と逆方向に、即ち、図7(C)に示す矢印b方向に引き出し、装置本体100から取り外す。
【0051】
この後、ユーザーは新しいトナーボトル1を図7(A)に示す矢印aの向きに装置本体100へと挿入した後、交換用前カバー15を閉じる。そして、上述のように、この交換用前カバー15を閉める動作に連動してトナー補給部開閉手段により封止部材2が容器本体1Aから離間され、トナー補給開口部1aが開封される(図7(C))。以上が、トナー補給容器(トナーボトル)の交換手順である。
【0052】
[トナー補給容器(トナーボトル)]
次に、本実施例のトナーボトルについて図8と図9を用いて更に説明する。
【0053】
トナーボトル1は略円筒形状に形成され、その一端面のほぼ中央にそのボトル本体、即ち、円筒部1Aより小径の開口部1aが突設されている。開口部1aには開口部1aを閉じる封止部材2が設けてあり、図7(A)〜(C)に関連した説明にて理解されるように、この封止部材2がトナーボトル1の軸方向(矢印a−b方向)にスライドすることにより、開口部1aの開閉動作を行う。
【0054】
封止部材2の先端部には弾性変形可能な駆動力受け部3と、駆動力受け部3の装置本体側の駆動部20との係合を解除する解除部4とが設けてあり、この駆動力受け部3は、画像形成装置本体に設けた駆動部20と係合して、トナーボトル1に回転駆動を伝達する機能を果たす構成になっている。この駆動力受け部3及び解除部4の構成については後で詳細に述べる。
【0055】
先ず、トナーボトル1内部の構成について説明する。
【0056】
上述のように、トナーボトル1は略円筒形状を有しており、装置本体100内に略水平に配置され、装置本体100から回転駆動を受けて、回転する構成になっている。そして、このトナーボトル1の内面には、図8に示すように、螺旋状の突起1が設けてある。トナーボトル1が回転することにより、この螺旋状突起1に沿ってトナーが軸方向に搬送され、トナーボトル1端面に設けた開口部1aからトナーが排出される。
【0057】
本発明におけるトナーボトル1内部の構成については、トナーボトル1が回転することによりトナーが排出するボトル形状であれば、特にその形状や構成について限定するものではない。
【0058】
つまり、本発明の主旨は、駆動を受けることによってトナーを排出するトナーボトル1において、トナーボトル1と装置本体100との駆動力伝達部の構成に特徴を持たせたことであるため、トナーボトル1の内部構成については、本実施例のように一般的によく知られているボトル内部に螺旋状突起1を形成したものや、その他の構成のものであっても構わない。
【0059】
例えば、本実施例の変形例として図11に示すようなボトル内部の構成でも良い。本変形例では、ボトル本体内部に板状のバッフル部材40を設け、バッフル部材40の表面にトナーボトル1の軸線方向に対して傾斜した傾斜突起40aを複数設けており、この傾斜突起40aの一端は開口部1aに達している。トナーは最終的にこの傾斜突起40aから開口部1aを通って排出される。トナーが排出する原理は、トナーボトル1の回転によってバッフル部材40で掻き揚げられたトナーがバッフル部材40表面上を滑り落ち、傾斜突起40aによってトナーボトル1の前方へ搬送される。この動作を繰り返すことによって、トナーボトル内部のトナーは順次、撹拌・搬送されて開口部1aから排出される。
【0060】
又、本発明における駆動の形式は、本実施例に示すような回転駆動だけに限定するものではなく、トナーボトルを振動、或いは、揺動、又はその他の方法等、何らかの駆動力を受けることによりトナーを補給するものであれば、特にその駆動の形式は問わない。つまり、装置本体100から何らかの駆動を受けることによってトナーを排出するトナーボトルであれば、その駆動は回転でも、揺動でも振動でも、いずれの駆動形式でもよい。
【0061】
図8及び図9において、上述のようにボトル本体1Aにはその一端面に開口部1aが設けてあり、開口部1a内にボトル本体1Aと一体に設けられた駆動軸1bが開口部1aから突出している。この駆動軸1bは開口部1aのほぼ中心軸線上に位置し、封止部材2に設けた係合穴2aと係合する。駆動軸1bは装置本体100から封止部材2を介して回転駆動力をボトル本体1Aへ伝達させるためのものであることから、駆動軸1bの断面形状は回転駆動力を伝達可能な四角形状やHカット形状、Dカット形状等の形状になっている。駆動軸1bは適宜手段によってボトル本体1Aに固定されている。
【0062】
尚、駆動軸1bはボトル本体1Aに固定せずに、図10に示すように封止部材2と一体に設けても何らかまわない。その際は、駆動軸1bからの駆動力を伝達するための係合穴2aをトナーボトル1側に設ける必要がある。この変形例では、開口部1aの構成部材1cに係合穴2aを設けている。
【0063】
本実施例においてはボトル本体1Aに駆動軸1bを固定した構成を採用した。
【0064】
[封止部材]
次に、封止部材2について図12及び図13を用いて更に説明する。
【0065】
図12及び図13において、封止部材2は、トナーボトル1の開口部1aを開封可能に封止する封止部2bを備えている。封止部2bの外径は開口部1aの内径よりも適当量大きく設定されている。そして、封止部2bを開口部1aに圧入嵌合することにより、封止部材2によって開口部1aであるトナー補給口が密封される。
【0066】
上述のように、封止部材2は、駆動軸1bと係合して装置本体100から受けた駆動力を駆動軸1bに伝達するための係合穴2aを有している。この係合穴2aは封止部2bに形成された開口(穴)によって構成されている。この係合穴2aは駆動軸1bの断面形状に対応した形状を有するとともに、駆動軸1bよりも僅かに大きく形成されている。これにより駆動軸1bは係合穴2aに遊嵌される。又、係合穴2aは駆動軸1bと同断面であって、多角形である。本実施例では正方形を採用している。
【0067】
そして、このように駆動軸1bが係合穴2aに遊嵌されることにより、ボトル本体1Aと封止部材2とは、ボトル本体1Aの回転方向には互いに係止される一方、軸線方向へは相互に移動自在に構成されるようになっている。これにより、トナーボトル1をトナー補給装置400へ装着時、後述するように封止部材2とボトル本体1Aとの離間が可能となり、トナー供給口すなわち開口部1aの開封(開口)が可能となる。
【0068】
ところで、この係合穴2aと駆動軸1bとの係合長さは、封止部材2とボトル本体1Aとが離間する際、外れることのない長さを有している。これにより封止部材2がボトル本体1と離間しても、駆動軸1bは封止部材2を介して駆動力を受けることができる。
【0069】
又、封止部材2には、先に説明したように、駆動力受け部3が設けられており、その材質は、弾性変形可能な、例えば低密度ポリエチレンなどのプラスチック材でできた弾性部材、或いは、合成ゴム、熱可塑性エラストマーなどとされる弾性体により構成されている。この場合、駆動力受け部3が全て単一の部材で構成されている必要はなく、図13に示すように、封止部材2の円筒部2dの先端部外周部2eをプラスチック二色成形などにより弾性部材或いはエラストマー部材にて成形するのでも良い。
【0070】
上述のように、本体駆動部20が金属などの比較的弾性変形しないような固い部材で構成されている場合には、駆動力受け部3を弾性部材或いはエラストマーで構成することで、本体駆動部20と係合する際に、適度な圧縮変形による反発力が働き、係合が確実となり、駆動力が確実に伝達できる。
【0071】
又、駆動部20において、駆動力受部3と係合する部分が弾性部材或いはエラストマー部材などの弾性体で構成されているような場合は、摩擦も大きくなり、駆動力伝達がより確実に行われるようになるので、より好ましい。
【0072】
更に、封止部材2には、図13に示すように、本体駆動部20との係合を解除するための解除力受け部(解除部)4が設けられている。この解除部4は、本体側の構成により、適宜自由に位置を設定できる。例えば、詳しくは図15を参照して後で説明するが、本体側の作用により作動する押出し部材21が封止部材2の内側を押す構成とされる場合は、解除部4は、図13、図15に示すように、駆動力受け部3の内側に設けることができる。この場合は、封止部材2の先端部分、即ち、駆動力受け部3は中空形状とされる。
【0073】
逆に、後で実施例2として説明するが、図17及び図18に示すように、押出し部材21が駆動力受け部3の外側を押すような構成の場合、即ち、駆動部20の外周側に設けられているような構成の場合であれば、解除部4は封止部材2の鍔部2cに設けることができる。この場合でも係合及び係合解除手順は、後述する手順と同様である。
【0074】
[駆動力伝達機構の構成]
次に、本発明の特徴を最も良く表す、本体側に設けた駆動部20と、封止部材2に設けた駆動力受け部3とにて構成される駆動力伝達機構について図14を用いて説明する。
【0075】
本実施例において封止部材2は、円筒状に形成された駆動力受け部3を備えており、トナー補給装置400の駆動力伝達部20からの駆動力を受けるようになっている。駆動部20の内径dと駆動力受け部3の外形Dの関係は、d<Dである。
【0076】
封止部材2には先に説明したように弾性変形可能な駆動力受け部3が設けられており、駆動力受け部3は押圧されることで容易に弾性変形が可能な状態にある。さらに前記封止部材2には解除部4が設けられている。
【0077】
一方、画像形成装置本体側に設けた駆動部20は前記封止部材2の駆動力受け部3と係合するように構成されており、封止部材2が駆動部20に挿入された時に滑らかに挿入できるように駆動部20の先端内径部は内径が徐々に縮径するようなテーパ面20bを設けてある。又、封止部材2の先端部にもテーパ面3cが形成されており、これらのテーパ面3c、20bにより封止部材2は滑らかに駆動部20へと挿入される。
【0078】
図14においては、駆動部20には係合リブ20aが設けてあるが、必ずしも必要ではない。しかしながら、駆動部20と駆動力受け部3が係合した際に、駆動力受け部3の外周弾性体2eが弾性回復することで、この係合リブ20aに弾性体2eが引っ掛かり、より駆動力伝達が確実となるので、係合リブ20aを設ける方がより好ましい。
【0079】
次に、本実施例における駆動部20と封止部材2との係合の様子について図15を用いて説明する。
【0080】
図15(A)は、ユーザーが新しいトナーボトル1を複写機本体にセットするために、矢印方向にトナーボトル1を挿入する際の様子を示したものであり、画像形成装置本体内の駆動部20と係合する前の状態を示したものである。
【0081】
図5(A)にて、矢印a方向へとトナーボトル1の挿入が進むと、図15(B)のように封止部材2に設けた駆動力受け部3が本体駆動部20のテーパ面20bに接触し、テーパ面20bに案内されながら徐々に内側に撓みながら弾性変形し挿入される。
【0082】
更に、挿入が進み、駆動力受け部3が本体駆動部20と係合した状態になる(図15(C))。この図15(C)の状態において駆動力受け部3は本体駆動部20としっかり係合されており、封止部材2のスラスト方向(軸方向)の位置は固定された状態となる。
【0083】
ここで、駆動部20が弾性体などで構成されている場合は、駆動部20自体が伸長変形し、自身の弾性回復力により駆動力受け部3を締めこむような形となる。従って、その後トナーボトル1を矢印b方向(図15(C))に後退させても、封止部材2はトナーボトル1と一緒に引きつられて後退することなく、しっかり本体駆動部20に固定され、一方トナーボトル1だけが後退するため、確実に封止部材2とトナーボトル1が離間され開口部1aが開封する。
【0084】
尚、トナーボトル1の後退動作は不図示の画像形成装置本体の前カバー15の開閉動作に連動してトナーボトル1をスライドさせるような構成にしてもよい。
【0085】
[係合の解除方法]
次に、駆動力受け部3の解除方法について図16を用いて説明する。
【0086】
トナー補給が終了し、トナーボトル1が空になると、古いトナーボトル1を取り外し、新しいトナーボトルに交換しなければならない。その際にそれまで係合していた封止部材2と駆動部20の係合を解除する必要がある。
【0087】
図16に示すように、装置本体内部、詳しくは駆動部20の内部に押出し部材21が設けられている。押出し部材21はトナーボトル1の駆動軸1bの軸線方向と同方向(矢印c−d方向)に移動可能な構成になっている。
【0088】
図16(A)は、トナー補給が終わり、トナーボトル1の開口部1aが開口した状態を示している。
【0089】
駆動部20と封止部材2の係合を解除する際は封止部材2の先端に設けた解除部4に押出し部材21を矢印c方向に進入させることで、図16(B)に示すように、封止部材2は矢印b方向に進む。これにより駆動力受け部3と本体駆動部20との係合が解除される。その後更に押出し部材21が矢印c方向に進むことで、図16(C)に示すように、押出し部材21は封止部材2を開口部1aへ圧入させ、ここでトナーボトル1の開口部1aを密封する。更に押出し部材21が矢印c方向へ進むことで、今度はトナーボトル1自体を矢印B方向へと後退させて、ユーザーが取出しやすい位置までトナーボトル1をスライドさせる。
【0090】
この押出し部材21の駆動構成については、装置本体100の前カバー15の開閉動作に連動させて、前カバー15を開けた時に押出し部材21が矢印c方向に移動して、駆動部20とトナーボトル1の封止部材2の分離を行い、前カバー15を閉じると矢印d方向に移動するといった構成にしてもよいし、或いは別途駆動モータ等を用いて、独立した分離動作を行うような構成にしてもよい。又、装置本体100の前カバー15との連動動作ではなく、別途手動レバーを設け、これに連動して分離動作を行うような構成にする等、どのような方法でも構わない。
【0091】
このように、本発明においては、押出し部材21が前後にスライドするという非常に単純な動作だけで、容易にトナーボトル1の駆動伝達の解除が行なえると同時に、開口部1aの開閉動作をも同時に実現させることが可能である。従って、非常に簡単な動作で、しかも簡単で安価でコンパクトな構成にも拘らず、確実で信頼性の高い駆動力伝達を実現できる。
【0092】
又、本発明の実施例として、駆動力伝達部20に駆動力受け部3が圧入嵌合する例を示しているが、駆動力伝達部20が駆動力受け部3に圧入嵌合される形でも構わない。この場合の関係は、図14にて、駆動力伝達部20の外経(d‘)>駆動力受け部3の内径(D’)となる。
【0093】
実施例2
実施例1では、解除部4は、封止部材2の内部に形成されたが、図17に示すように、封止部2の鍔部2cを解除部4とすることもできる。
【0094】
図17(A)〜図17(C)を用いて本実施例におけるトナーボトルのトナー補給動作について説明する。本実施例におけるトナー補給装置の全体構成及び作動は実施例1の場合と同様であるので、再度の説明は省略し、本実施例の特徴とするトナーボトル1のトナー補給動作についてのみ説明する。
【0095】
図17(A)には、トナーボトル1を装置本体100に挿入させる状態が示されている。トナーボトル1先端の一端面には、本実施例では円筒状とされるトナー補給開口部1aが設けてあり、開口部1aは、その先端開口が封止部材2により封止された状態にある。
【0096】
図17(B)には、トナーボトル1の挿入が更に進み、封止部材2の先端部に設けた駆動力受け部3が装置本体側の駆動部20と係合した状態が示されている。この本体側の駆動部20と封止部材2との係合はユーザーがトナーボトル1を挿入した時の挿入力によって行われる。この時、封止部材2は、駆動力受け部3において本体駆動部20とスラスト方向(軸方向)に係止されているため、封止部材2はこの係止を解除しない限り、駆動部20に位置的に固定された状態にある。
【0097】
図7(C)には、封止部材2と駆動部20が係合した後、交換用前カバー15の閉動作に連動して、スライド部材300が矢印b方向に後退することでトナーボトル1も後退し、相対的に封止部材2がトナーボトル1から離れて開口部1aが開き、トナー補給が可能となった状態が示されている。この時、トナーボトル1の本体1Aに固定された駆動軸1bは封止部材2から完全に外れることはなく、駆動軸1bの一部が封止部材2内に残っている。
【0098】
この状態で不図示のモータを駆動させると回転駆動力は本体駆動部20から封止部材2へと伝達し、更に封止部材2からボトル駆動軸1bへと伝わることでトナーボトル1が回転する構成になっている。すなわちこの封止部材2はトナーを封止すると同時にトナーボトル1の回転駆動力を伝達させる2つの機能を果たしている。
【0099】
本実施例における上記トナー補給動作は、実施例1の場合と同じである。
【0100】
次に、本実施例における駆動力受け部3の解除方法について図18を用いて説明する。
【0101】
本実施例では、図18(A)に示すように、駆動部20の外周部に押出し部材21が設けられている。押出し部材21はトナーボトル1の駆動軸1bの軸線方向と同方向(矢印c−d方向)に移動可能な構成になっている。
【0102】
図18(A)は、トナー補給が終わり、トナーボトル1の開口部1aが開口した状態を示している。即ち、図17(C)の状態と同じである。
【0103】
駆動部20と封止部材2の係合を解除する際は、封止部材2の鍔部2cとされる解除部4に押出し部材21を矢印c方向に進入させることで、図18(B)に示すように、封止部材2は矢印b方向に進む。これにより駆動力受け部3と本体駆動部20との係合が解除される。その後、更に押出し部材21が矢印c方向に進むことで、押出し部材21は封止部材2を開口部1aへ圧入させ、ここでトナーボトル1の開口部1aを密封する。更に押出し部材21が矢印c方向へ進むことで、今度はトナーボトル1自体を矢印B方向(図18(C))へと後退させて、ユーザーが取出しやすい位置までトナーボトル1をスライドさせる。その後、駆動部20及び押出し部材21は、図18(C)に示すように、初期位置へと戻る。
【0104】
この押出し部材21の駆動構成については、実施例1の場合と同様に、装置本体100の前カバー15の開閉動作に連動させて、前カバー15を開けた時に押出し部材21が矢印c方向に移動して、駆動部20とトナーボトル1の封止部材2の分離を行い、前カバー15を閉じると矢印d方向(図18(C))に移動するといった構成にしてもよいし、或いは別途駆動モータ等を用いて、独立した分離動作を行うような構成にしてもよい。又、装置本体100の前カバー15との連動動作ではなく、別途手動レバーを設け、これに連動して分離動作を行うような構成にする等、どのような方法でも構わない。
【0105】
本実施例においても、実施例1と同様の効果を奏し得る。
【0106】
実施例3
次に、本発明のトナー補給容器1の他の実施例について図19を用いて説明する。
【0107】
図19に示すように、トナー補給容器1において、ボトル本体1Aの端面に形成された円筒部1dの表面に開口部1aが形成された場合には、駆動力受け部3を上述した封止部材2に設けるのではなく、この円筒部1dに連接してトナーボトル本体1Aの端面に直接設けてもよい。開口部1aは、シャッタ部材Sにより開閉可能に封止される。
【0108】
又、本実施例にて、解除部4は、円筒状に形成された駆動力受け部3と円筒部1dとによって形成された環状の肩部とされる。
【0109】
このように、本実施例では、駆動力受け部3と解除部4は、トナー補給容器本体1Aの端面に設けられており、本実施例においても、トナー補給容器1を本体駆動部20と係合させるには、実施例1、2にて説明したと同様に、駆動力受け部3を本体駆動部20に挿入するだけでよい。
【0110】
又、係合を解除する場合も、実施例2と同様に、押出し部材21が解除部4を押すことで解除可能である。
【0111】
本実施例においても、実施例1、2の場合と同じ効果が得られる。
【0112】
実施例4
次に本発明のトナー補給容器1の他の実施例について図20及び図21を用いて説明する。
【0113】
図20は、本実施例のトナー補給容器1を示している。図20に示すように、トナー容器本体1A内には攪拌部材60が内装されており、攪拌部材60は、撹拌翼60aと撹拌軸60bによって構成されている。
【0114】
又、撹拌軸60bの端部には、図21をも参照するとより良く理解されるように、駆動力受け部3及び解除部4が設けられている。駆動受け部3は、本体側に設けられた駆動部20に着脱可能に係合される。
【0115】
本実施例においても、トナー補給容器1を本体駆動部20と係合させるには、実施例1と同様に、駆動力受け部3を本体駆動部20へと挿入するだけでよい。
【0116】
又、係合を解除する場合も、押出し部材21が解除部4を押すことで解除可能である。
【0117】
本実施例においても、攪拌部材60を回転駆動させるための位相合わせ機構が不要であり、簡単な構成の駆動力伝達機構を提供できる。
【0118】
上記各実施例は、画像形成装置のトナー補給容器及びトナー補給装置に本発明の駆動力伝達機構を応用した例について説明したが、本発明の駆動力伝達機構は、感光体ドラムの駆動伝達にも好適に使用し得る。
【0119】
このように、本発明の駆動力伝達機構は、トナー補給容器及びトナー補給装置に限定するものでなく、回転軸線を中心とする回転、揺動、振動といった駆動を伝達する構成に応用可能である。
【0120】
尚、本願明細書でいう「トナー」とは、一成分現像剤であるトナー、或いは、二成分現像剤のトナーであってもよく、また、二成分現像剤であれば、キャリアを混在してもよい。
【0121】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、穴部を形成するためのリブ部を周面に備えた中空の駆動部材を有する画像形成装置に着脱可能なトナー補給容器において、駆動部材に圧入されることでトナー補給容器に収容されたトナーを排出するための回転駆動力を駆動部材から受けることが可能な弾性ゴムを備えた駆動力受け部を有し、弾性ゴムは駆動部材への挿入動作に伴い穴部にて弾性復帰することでリブ部と引っ掛かるように構成されているので、駆動力受け部の弾性ゴムが、駆動部材と強固に係合し、駆動部材からトナー排出のための回転駆動力を適切に受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の斜視図である。
【図3】トナー補給容器を画像形成装置に装着する様子を示す斜視図である。
【図4】図1の画像形成装置の正面図である。
【図5】図1の画像形成装置の側面図である。
【図6】トナー容器交換用カバーを開いた様子を示す画像形成装置の平面図である。
【図7】トナー補給容器の装着動作、即ち、(A)装着開始時、(B)装着途中、及び(C)装着完了時を示す断面図である。
【図8】トナー補給容器の一実施例を示す一部切り欠き斜視図である。
【図9】駆動軸をトナー補給容器本体側に設けた場合の駆動力伝達機構の一実施例を示す部分拡大断面図である。
【図10】駆動軸を封止部材側に設けた場合の、駆動力伝達機構の他の実施例を示す部分拡大断面図である。
【図11】トナー補給容器の他の実施例を示す一部切り欠き斜視図である。
【図12】封止部材の一実施例を示す正面図(A)、(A)図のa方向から見た側面図(B)、同じくb方向から見た側面図である。
【図13】封止部材を示す図12(B)の線c−cに沿った断面図である。
【図14】位相合わせを不要とする駆動力伝達部と駆動力受け部の一実施例を示す斜視図である。
【図15】図14の駆動力伝達部におけるトナー補給容器挿入時の様子、即ち、(A)トナー補給容器挿入前、(B)挿入途中、(C)挿入完了時を示す断面図である。
【図16】トナー補給容器の駆動力伝達機構における係合解除の様子、即ち、(A)解除前、(B)解除中、(C)解除完了時を示す断面図である。
【図17】他の実施例に従ったトナー補給容器の装着動作、即ち、(A)装着開始時、(B)装着途中、及び(C)装着完了時を示す断面図である。
【図18】図18のトナー補給容器を使用した場合の、駆動力伝達機構における係合解除の様子、即ち、(A)解除前、(B)解除中、(C)解除完了時を示す断面図である。
【図19】トナー補給容器の他の実施例を示す斜視図である。
【図20】トナー補給容器の他の実施例の断面図である。
【図21】図20のトナー補給容器の駆動力受け部の詳細断面図である。
【符号の説明】
1 トナーボトル(トナー補給容器)
1A ボトル本体(トナー補給容器本体)
1a 開口部
1b 駆動軸
2 封止部材
2a 係合穴
2b 封止部
2c 鍔部
2d 円筒部
2e 弾性体
3 駆動力受け部
3c テーパ面
4 解除部
20 駆動力伝達部(駆動部)
20a リブ
20b テーパ面
21 押出し部材
60 撹拌部材
60a 撹拌翼
60b 撹拌軸
100 画像形成装置本体
400 トナー補給装置

Claims (3)

  1. 穴部を形成するためのリブ部を周面に備えた中空の駆動部材を有する画像形成装置に着脱可能なトナー補給容器において、
    前記駆動部材に圧入されることで前記トナー補給容器に収容されたトナーを排出するための回転駆動力を前記駆動部材から受けることが可能な弾性ゴムを備えた駆動力受け部を有し、前記弾性ゴムは前記駆動部材への挿入動作に伴い前記穴部にて弾性復帰することで前記リブ部と引っ掛かるように構成されていることを特徴とするトナー補給容器。
  2. 前記弾性ゴムは円筒状に形成されていることを特徴とする請求項1のトナー補給容器。
  3. 前記トナー補給容器本体に設けられトナーを排出する開口部と、前記駆動力受け部と一体構成とされ前記開口部を封止する封止部材と、を有し、前記封止部材と前記トナー補給容器本体を相対的に離間させることで前記開口部を開封するとき前記弾性ゴムは前記駆動部材からその回転軸線方向への力を受けることを特徴とする請求項1又は2のトナー補給容器。
JP2001328268A 2001-10-25 2001-10-25 トナー補給容器 Expired - Fee Related JP4124992B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328268A JP4124992B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 トナー補給容器
EP02023896A EP1306730A3 (en) 2001-10-25 2002-10-24 Refill toner container, toner supplying apparatus, and driving force transmission mechanism
US10/278,807 US7088942B2 (en) 2001-10-25 2002-10-24 Toner supply container, toner supplying apparatus, and driving force transmitting mechanism
CN02146068.XA CN1236364C (zh) 2001-10-25 2002-10-25 调色剂供应容器、调色剂供应设备以及驱动力传递机构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001328268A JP4124992B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 トナー補給容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003130076A JP2003130076A (ja) 2003-05-08
JP4124992B2 true JP4124992B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=19144360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001328268A Expired - Fee Related JP4124992B2 (ja) 2001-10-25 2001-10-25 トナー補給容器

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7088942B2 (ja)
EP (1) EP1306730A3 (ja)
JP (1) JP4124992B2 (ja)
CN (1) CN1236364C (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160124348A1 (en) * 2014-11-05 2016-05-05 Yusuke Yamada Sealing member, toner accommodating container and image forming apparatus
US7542703B2 (en) * 2002-05-20 2009-06-02 Ricoh Company, Ltd. Developing device replenishing a toner or a carrier of a two-ingredient type developer and image forming apparatus including the developing device
CN101158834B (zh) * 2002-09-20 2010-07-21 株式会社理光 成像装置,墨粉供给部件,调色剂容器,墨粉容器及回收方法
JP4383898B2 (ja) * 2003-02-28 2009-12-16 株式会社リコー 現像剤収容器、現像剤供給装置及び画像形成装置
US7050728B2 (en) * 2003-04-25 2006-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Developer supply container detachably mountable to image forming apparatus detecting the amount of developer remaining in the container
JP4205531B2 (ja) * 2003-08-25 2009-01-07 株式会社リコー 搬送装置及び画像形成装置
JP2005208598A (ja) * 2003-12-22 2005-08-04 Canon Inc 現像剤補給容器
US7720416B2 (en) 2004-08-16 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. Method and toner bottle for image forming apparatus capable of effectively supplying toner to image forming apparatus
RU2407049C2 (ru) 2004-11-24 2010-12-20 Кэнон Кабусики Кайся Контейнер подачи проявителя
TWI534562B (zh) * 2005-04-27 2016-05-21 Ricoh Co Ltd Toner container and image forming device
TWI332606B (en) * 2005-06-07 2010-11-01 Ricoh Co Ltd Toner container and image forming apparatus
JP4680050B2 (ja) * 2005-10-04 2011-05-11 株式会社リコー 画像形成装置
JP4714898B2 (ja) * 2005-11-02 2011-06-29 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙搬送機構、中間用紙搬送装置およびそれを備えた画像形成装置
US7729644B2 (en) * 2006-05-11 2010-06-01 Katun Corporation Toner cartridge
US7676182B2 (en) * 2006-05-17 2010-03-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus equipped with a buffering mechanism
US8050597B2 (en) * 2006-11-09 2011-11-01 Ricoh Company, Limited Toner container having a gear portion and image forming apparatus
CA2856903C (en) 2011-11-25 2017-03-21 Ricoh Company, Limited Powder container and image forming apparatus
JP5634388B2 (ja) * 2011-12-16 2014-12-03 キヤノンファインテック株式会社 現像剤補給容器収容装置、現像剤補給容器及び画像形成装置
US9020402B2 (en) * 2013-03-12 2015-04-28 Xerox Corporation Method and apparatus for reducing residual toner in a rotating container
DE102015104038A1 (de) * 2014-06-20 2015-12-24 General Plastic Industrial Co., Ltd. Übertragungseinrichtung für eine photosensitive Trommel und Trommelvorrichtung damit
JP6379753B2 (ja) 2014-07-04 2018-08-29 株式会社リコー 粉体収容容器及び画像形成装置
KR102390147B1 (ko) * 2018-08-30 2022-04-25 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 현상 카트리지와 본체 간의 인터페이스를 통해 본체에 연결되는 토너 리필 카트리지

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5166731A (en) * 1990-02-14 1992-11-24 Sharp Kabushiki Kaisha Developing unit having a rotation shaft and sealing member
US5170212A (en) * 1991-08-05 1992-12-08 Eastman Kodak Company Self-sealing journal assembly for a development apparatus
JP3124329B2 (ja) 1991-09-17 2001-01-15 株式会社リコー デジタル複合機
US5655180A (en) * 1994-03-19 1997-08-05 Kao Corporation Toner cartridge with a rotary element which is attachable to and detachable from a developing apparatus
KR100227914B1 (ko) * 1995-10-11 1999-11-01 이토가 미찌야 화상형성장치 및 토너보급장치, 및 그에 탑재된 토너용기
JP3423542B2 (ja) 1996-08-25 2003-07-07 株式会社リコー トナーボトル
JPH1063076A (ja) 1996-08-20 1998-03-06 Konica Corp 現像剤カートリッジ及び現像剤補給装置
US5890040A (en) * 1997-01-14 1999-03-30 Konica Corporation Developer cartridge and developer replenishing apparatus
JP3329252B2 (ja) * 1997-02-26 2002-09-30 トヨタ自動車株式会社 回転シャフトの結合構造
JPH10331845A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Minolta Co Ltd 円筒回転体の支持機構
JP3697066B2 (ja) * 1997-07-31 2005-09-21 キヤノン株式会社 トナー補給容器、及び、電子写真画像形成装置
JP3509053B2 (ja) * 1997-09-25 2004-03-22 株式会社リコー トナー供給装置、画像形成装置及びこれらに使用するトナー容器
EP0926572B1 (en) * 1997-12-24 2004-04-21 Konica Corporation Developer replenishing apparatus
JP3411961B2 (ja) * 1998-05-08 2003-06-03 シャープ株式会社 画像形成装置
JP2000103338A (ja) * 1998-09-28 2000-04-11 Toyota Motor Corp 回転シャフトの結合構造
US6169864B1 (en) * 1999-07-06 2001-01-02 Xerox Corporation Toner container including a movably mounted sealing member
KR100371598B1 (ko) * 1999-10-29 2003-02-11 가부시키가이샤 리코 회전체 구동 장치 및 화상 형성 장치
US6295425B1 (en) * 1999-11-19 2001-09-25 Christopher Stephen Garcia Seal assembly for electrographic reproduction apparatus development station
JP2002062735A (ja) * 2000-06-09 2002-02-28 Canon Inc 現像装置
ATE521920T1 (de) * 2001-02-19 2011-09-15 Canon Kk Tonerzufuhrbehälter und tonerzufuhrsystem

Also Published As

Publication number Publication date
US20030081968A1 (en) 2003-05-01
CN1236364C (zh) 2006-01-11
EP1306730A3 (en) 2009-08-05
US7088942B2 (en) 2006-08-08
JP2003130076A (ja) 2003-05-08
CN1427313A (zh) 2003-07-02
EP1306730A2 (en) 2003-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4124992B2 (ja) トナー補給容器
US7647012B2 (en) Sealing member, toner accommodating container and image forming apparatus
JP3884973B2 (ja) トナー補給容器及びトナー補給装置
EP1742115A1 (en) developer supply container
EP1460487B1 (en) Developer supply container and coupling-driving member therefor
JP4422956B2 (ja) 現像剤補給機構
US20190204764A1 (en) Sealing member, toner accommodating container and image forming apparatus
JP4143325B2 (ja) トナー補給容器及び駆動伝達部材
JP4621019B2 (ja) 現像剤補給容器
JP4006426B2 (ja) 現像剤補給装置及び画像形成装置
JP2003295591A (ja) 現像剤補給装置、画像形成装置及び現像剤補給容器
JP4040304B2 (ja) トナー補給容器
JP2003029519A (ja) 封止部材、トナー補給容器及びトナー補給装置
JP2003013987A (ja) 駆動伝達機構、トナー補給容器及びトナー補給装置
JP2002327770A (ja) 駆動伝達機構、トナー補給容器及びトナー補給装置
JP2005292676A (ja) トナー補給容器およびプロセスカートリッジ
JP2005208598A (ja) 現像剤補給容器
JP2002244418A (ja) トナー補給容器及び現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及びトナー補給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080422

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees