JP2016013400A - パチンコ台枠の上部取付け装置 - Google Patents

パチンコ台枠の上部取付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パチンコ島に取付けられたパチンコ台は、上部の取付け個所に荷重が集中する。当該取付け個所のうちパチンコ台を開閉するヒンジ部は、特に取付け後の弛みや外れが発生するので、この取付けが堅固となる取付け装置が求められている。これらを解消したパチンコ台枠の上部取付け装置を提供することを目的としている。【解決手段】パチンコ台の取付け時に、台枠の上部板の上下に挟持板が配置されるようにして、台枠の上部板を挟持板で上下から押圧挟持することで、従来、台枠の上下何れか一方のみの押圧による取付けの弱点である、押圧力に対向する支持側の力の逃げを起因とした弛みや取付け外れを解消した。【選択図】図4

Description

この発明はパチンコ台をパチンコ島に取付ける装置に関し、特にパチンコ台枠の上部取付け装置に関する。
パチンコ台は高機能化にともなって重量も最大35kg程度と高重量となり、台巾も52cmと広いので、台枠との枢着個所の左ヒンジを支点として前方に開いた場合、台枠の上部板との取付け個所で特に左側の取付け個所に荷重が集中する。パチンコ台の開閉は点検の都度に行なわれるものであり、この開閉の繰り返しで取付け器具の器具本体の止着個所および台枠の取付け個所がゆるんでくる。
この経年のゆるみはパチンコ台のガタつきの原因となり台の傾斜不良および開閉時の不具合の原因となる。
これらの取付け器具は、台枠を構成する上部板及び下部板の夫々左右2箇所を取付けるようにしてパチンコ島に配設されるものであるが、パチンコ台をパチンコ島に取付ける場合、前述の観点より台枠の特に上部板の取付けが最も重要であり、台枠の上部取付け装置の性能次第でパチンコ台取付けの優劣が決定される。
パチンコ台の取付装置としては、特許文献1があり、台枠を挟持部で持ち上げて取付けをおこなうものであり、また、同様な手段で取付けを行ない、さらに台枠の厚みが変わっても取付け可能とした特許文献2があり、また、前述のパチンコ台の高重量化による対策として取付け強度の解決を計った特許文献3がある。
特開2007−259961号 特許第4910154号 特開2013−48872号
しかしながら、特許文献1は、パチンコ台の台枠を上の固定つめと下の可動つめで挟持して取付けるものであるが、台枠と島枠との間隙の最低規準は3mm〜4mmであり、さらに上下の余裕も必要なので上の固定つめは薄板に限定され、従って、この曲げ強度は限定的になる。
また、下部のつめが下側より台枠を押し上げて上部のつめで規制する取付け構造であるため、台枠の取付け時および取付け後において上部のつめが撓みやすく前述のパチンコ台のガタつきの原因となる。
また、前述の高重量化によって台枠の取付けは格別の取付け強度が必要であるため、下部のつめの押圧力で上部のつめが撓んで島枠に突き当たると、角度調整部の機能を阻害してパチンコ台の傾き設定が困難となる。
特許文献2は、台枠の取付けを前述の特許文献1と同様に、可動側のグリップアームと固定側のグリップベースとで台枠の上部板を挟持して行なうものである。
従って、台枠の取付け時に下側のグリップアームの押圧力でグリップベースが上方に逃げて撓み脆弱な取付け状態となりパチンコ台がガタつく原因となる。
また、このグリップベースの撓みによって台枠とパチンコ島との間隔が狭まるので、もともと間隔の狭い設置環境の場合、グリップベースが島上部枠構造を押し上げてグリップベース自体の前後移動を阻害し、結果としてパチンコ台の傾斜調整ができなくなる。
また、台枠はグリップベースの先端に設けた板バネの案内でパチンコ島内に導入されて上記の取付けが行われるが、グリップベースは機械的な手段で上下移動するのではなく、器具自重による落下状態から持ち上げられるため引っかかり等があると台枠の導入が困難となる。
また、パチンコ台の傾斜角度の調整範囲は、台枠の上部を15mm程前後に移動させて営まれるものであり、スライドボルトに螺合したスライドタップの位置を同様に移動して傾斜角度を設定するこの器具に於いて、スライドボルトに吊り下げられているグリップベースが前方位置となる場合は、スライドボルトが水平姿勢で均衡していた器具自体の重心均衡が崩れ、スライドボルトは前端部が支承される縦長穴の下穴縁と、後端部が支承される縦長穴の上穴縁に夫々規制されて結果として前方に降下傾斜した姿勢で吊り下げられる。
従って、スライドベースも同様の前傾姿勢となり、パチンコ島側と接していた板バネの先端部は接触力が弱まること、さらに該個所にスキマが生じること等で台枠の導入案内に支障をきたすことになる。
特許文献3は本出願人に係るものであり、パチンコ島を構成する上架板と台枠との間隙に押圧板を設けて、押圧板で上方から台枠を押し付けて取付けを行うものであるが、この押圧板の押し下げに於けるパチンコ島の上架板側に働く反発力で、島の構造によってはたわみが生じて台枠の取付けが脆弱となる場合がある。
この解消のために台枠の下側に支持板を設けて、支持板で台枠の下降を規制して取付けるようにしたものであるが、支持板の高さを一定とすることが難しいため台枠の導入時に台枠と衝突する場合があり、また、この支持板の高さ調整作業が煩雑で効率が悪く、特に台枠にパチンコ台をセットした状態での取付けは台枠の導入状態に前後の余裕が無いため現実的でない。
また、台枠の取付け後に台枠の傾斜角度の調整をすることで、結果としてパチンコ台の傾斜角度が決定されるようにしているので、パチンコ台の傾斜を盤面の傾斜を規準として設定できない欠点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、パチンコ台のパチンコ島への取付けにおいて、パチンコ台枠の上部板を堅固に取付けする取付け装置を提供して、パチンコ台が経年の利用によってもガタつき等が発生せずに所望の性能が発揮できるようにすることを目的としている。
前記課題を解決するため、この発明のパチンコ台枠の上部取付け装置は、パチンコ島のパチンコ台の設置区画にパチンコ台を取付けるにあたり、設置区画を構成する上架板にパチンコ台枠の上部板を取付けるパチンコ台枠の上部取付け装置であって、パチンコ台枠の取付けにおいて、上架板の下方に導入される上部板の上下に一対で設けられ、それぞれの回転中心部をピンで支持部材に軸支して先端部が上下に開閉自在とするとともに、この回転中心部には対向方向に係合部を設け、この係合部相互をピンで軸支して先端部が反する向きに開閉するようにした挟持板と、上下何れかの挟持板の係合部に基端部を枢着した腕棹よりなる倍力開閉手段と、倍力開閉手段を装着し、パチンコ台枠の上部板の後方に設けられる上記の支持部材と、支持部材を垂下し、この支持部材をパチンコ島の前後方向に移動可能とする移動調節手段と、移動調節手段を備えるとともにパチンコ島の上架板に止着する止着部材と、から少なくとも構成され、倍力開閉手段を操作し、挟持板でパチンコ台枠の上部板を上下より押圧挟持してパチンコ台枠を取付けることを特徴とする。
また、前記、倍力開閉手段は、上下何れかの挟持板の係合部に基端部を枢着した腕棹と、この腕棹の胴部と前記の支持部材とを回転自在に連結してトッグルジョイントを構成したリンクと、よりなり、腕棹を下げて挟持板を開扉し、腕棹を上げて挟持板を閉扉するようにして、台枠の上板を上下の挟持板内に導入、且つ押圧挟持するようにしたことを特徴とする。
また、前記止着部材は上架板の後方に設けた移動調節手段を備え、挟持板が開扉した状態で上の挟持板の先端部がパチンコ島の上架板の下面に押圧係合するようにして止着部材を上架板に止着し、台枠の取付けにおいてこの上部板と挟持板との干渉を防止し、挟持板の閉扉による台枠の取付け状態で、上の挟持板は上架板との係合を離脱して移動調節手段の調節操作を可能としたことを特徴とする。
また、前記、上の挟持板は、先端部の下面をテーパーに形成してパチンコ台枠の上部板との干渉防止を計ったことを特徴とする。
また、前記、支持部材は移動調節手段に上下高さを調整自在として垂下し、台枠の上部板の厚みに応じて支持部材の高さを可変することで、台枠の厚みに係らずに台枠の取付けができるようにしたことを特徴とする。
本発明は、上記のように構成したので、パチンコ台の上部、即ち台枠の上部板の取付けにおいて上部板を上下方向から押圧して挟持するようにしたので、上下何れか一方向のみの押圧での力の逃げによる脆弱な取付け状態を解消でき、特にパチンコ台の高重量化、さらにパチンコ台の開扉時の台枠上部への荷重の一極集中に対しても充分な耐久性を有して、長期間パチンコ台をガタつき無く取付けできる。
また、上記の取付けにおいてパチンコ島の上架板と台枠の上部板との間隙の大小に係らずに取付けができる。
また、上の挟持板は台枠取付け後の閉扉状態で、パチンコ島の上架板との係合を離れて間隙が形成されるので、移動調節手段によるパチンコ台の傾斜調節が抵抗なく行なえる。
また、上の挟持板の先端部の下面をテーパー状としたので、台枠の導入時に台枠の上部が干渉しても衝突することなく取付け位置に案内できる。
また、台枠の取付けは倍力開閉手段の腕棹の回転操作で行なえるので、特に工具等を使用せずとも台枠の上部板は挟持板で所定の挟持力で堅固に取り付けられる。
この発明のパチンコ台枠の上部取付け装置のパチンコ島への取り付け位置、およびパチンコ台枠とパチンコ台の取付け状態を示すパチンコ島の正面図。 パチンコ台の取付け状態を示す、図1の2−2線に沿う断面図。 挟持板の開扉状態を示す断面図。 台枠の上板の取付け状態を示す断面図。 パチンコ台枠の上部取付け装置の分解斜視図。 パチンコ台枠の下部板の取付け状態を示す図2の要部拡大図。 支持部材の高さ調整を示す断面図。
以下、図1〜図7を参照し、この実施形態を通じて本発明を詳説する。
図1はパチンコ台1のパチンコ島2への取付け状態を例示している。パチンコ島2は上架板3と下架板4及びこの縦桟5とで、パチンコ台1が設置される設置区画6が形成されている。
縦桟5は図に示したように玉の供給機5aで代用される場合もある。上記の設置区画6にパチンコ台1を取り付ける手段は、先ず台枠7を設置区画6内に入れて台枠7の取付け後にヒンジ構造8によってパチンコ台1を開閉自在に取付ける手段と、パチンコ台1に台枠7を装着した状態で取付ける手段がある。
この発明装置は両方の取付け手段に対応することを前提としている。
この発明のパチンコ台枠の上部取付け装置9は、上架板3の各々の設置区画6ごとに左右に対で設置している。10は下部取付け装置を示し、上記同様にして下架板4の各々の設置区画6ごとに左右に対で設置している。
設置区画6内に導入された台枠7は、図2で示したように上部板11が上部取付け装置9で取付けされ、下部板12が下部取付け装置10で取付けされる。この取付け後に、パチンコ台1の傾きAを設定して取り付けが完了する。
図3から図5は上部取付け装置9を示し、支持部材13に枢着された上下の挟持板14a、14bと、挟持板14を開閉操作する倍力開閉手段15と、移動調節手段16を備えたパチンコ島2の止着部材17とで構成している。
支持部材13は図5で示したように、上面に連結ナット18を下面に支持ブロック19設けた基板20と、基板20の下方に一体で曲折され、軸穴21、22を形成した一対の取付け板23とで構成している。上の挟持板14aは、下部の両側に、軸穴24、25を穿設した係合部26を一体で設けている。
下の挟持板14bは左右両側を立ち上げて、この後端部を軸穴27、28、29を穿設した係合部30とし、先端部はノコギリ状の滑り止31を形成している。
上の挟持板14aの係合部26の内側に下の挟持板14bの係合部30を配置し、軸穴25と27にピン32を挿通して先端をカシメ加工して、上下の挟持板14a、14bをピン32で枢着する。
この挟持板14を支持部材13の取付け板23の内側に配置し、ピン33を軸穴21、軸穴24に挿通し、ピン34を軸穴22、軸穴28に挿通して夫々カシメ加工して支持部材13に枢着する。上記の構成に於いて、挟持板14は開閉自在に支持部材13に取付けられる。
35は腕棹を示し、基端部36の両側に立設され、傾斜峰部を係止部37とした支点板38とこの軸穴39、40とで構成している。
前記の支持ブロツク19に固着され軸穴41を穿設した支点板42と、上記の腕棹35を連結して倍力開閉手段15を構成している。
即ち、両端部に軸穴43、43を穿設したリンク44にコイルバネ45を被せ、長穴46、47を形成した止板48、49をリンク44の両端より被嵌し、軸穴40,43にピン50を挿通し、軸穴41,43にピン51を挿通して夫々カシメ加工して腕棹35を支持部材13に装着する。
次に腕棹35の基端部36を下の挟持板14bの底部切欠凹部52内に配置し、軸穴29、39にピン53を挿通してカシメ加工している。
腕棹35の回転操作で挟持板14は、図3で示した開扉状態から図4で示した閉扉状態となり、上下の挟持板14a、14bの先端部はリンク44の軸穴43、43間と、腕棹35の軸穴39、40間とで構成したトッグルジョイント機構と腕棹35とで倍力開閉手段15を構成して、腕棹35の回転操作で挟持板14を強力な押圧力で閉扉する。
支持部材13は移動調節手段16を介して止着部材17と連結しているが、止着部材17は前後端部を上方に曲折した立上り部54、54に軸穴55、56および止着穴57を穿設し前記の連結ナット18が移動する窓58を備えた止着板59と、この止着板59の前側に固着して上記同様の立上り部60および軸穴61と止着穴62を形成し窓58と同様の凹部63を形成するとともに止着穴64を穿設した止着板65とで構成している。
66は、一端部を径小の支承部67とし他端部に6角の操作部68を設けた回転ボルトを示し、上の挟持板14aを凹部63内に移動自在に設けた状態で、この回転ボルト66を連結ナット18に螺合して支承部67を軸穴55、61に嵌合し、操作部68を軸穴56より突出させ、この突出端に止リング69を被せて双方のピン穴70、71にピン72を打ち込んで抜け防止が計られている。
上記に於いて移動調節手段16が構成され、操作部68をレンチ等で回すことで、支持部材13および挟持板14は回転ボルト66の軸方向に移動する。
上記構成の台枠7の上部取付け装置9をパチンコ島2に取付けるには、パチンコ島2の上架板3の後端部に止着部材17の立上り部60および止着板65を配置して、夫々の止着穴57、62、64にビス73、74を止着して取付ける。
この取付け時に、上の挟持板14aは図3に示したように開扉状態で先端部のみが上架板3の下面に押圧係合するように設定する。
上の挟持板14aの先端部の下面はテーパー75に形成しているので台枠7の取付けにあたり上部板11が上下の挟持板14a、14b間に導入される際に上の挟持板14aの傾斜姿勢とテーパー75の案内で干渉することなく導入され、取付け板23の前端部に突き当たる位置で位置決めされる。
次に腕棹35を上方に回転すると図4に示したように台枠7の上部板11は上下の挟持板14a、14bで押圧挟持され、この時台枠7が木製の場合は下の挟持板14aの滑り止31の先端が喰い込んで取付け状態を堅固にし、一方、アルミ等の金属製の場合は滑り止31の先端に押圧力が集中して堅固に固定する。
挟持板14は開扉状態で腕棹35の基端部36の上面がコイルバネ45の弾機作用で止板48と押圧係合して開扉姿勢を保持し、閉扉状態では係止部37が同様に止板48と押圧係合して閉扉姿勢を保持する。
図4で示したように、上架板3の下面と台枠7の上部板11の間隙Bは、パチンコ島2の設計上では4mm内外としているがパチンコ台1の重量等の影響で下架板4が降下するにつれて間隙が広がることがあり、この間隙の広がりは下架板4に敷板を置いて調整する場合がある。何れにしても間隙Bは営業上の問題を考慮して6mm〜7mm程度が最大である。
台枠7の上部板11の厚みは通常19mmと規格化されているので、上記の間隙Bの大小の差3mm程度は挟持板14の挟持力に影響を及ぼすものであるが、台枠7の上部板11の左右の巾は52cm程度と巾広なため、現実には全体のタワミと滑り止31の喰いこみ度合いの変化で吸収されるので間隔Bの上記の誤差で取付け強度が変わることはない。
また、回転ボルト66を長穴に支承させ上下移動自在とした前述の特許第4910154号の構成としても良い。
また今後の課題として、台枠7の上部板11の規格が変更になる場合を考慮すると、図7で示したように連結ナット18を支持部材13の基板20に設けたガイド76の案内で上下移動自在とし、底部に螺着した調整ネジ77を回転して支持部材13の高さを可変できるようにしている。この調整に於いては挟持板14の開扉角度を変える必要があり、これは支持ブロツク19に、先端に支点板42aを枢着した調整ネジ78を螺着し、調整ネジ78を回転して挟持板14の開扉角度を変えるようにしている。
台枠7は上述の上部取付け装置9と下部取付け装置10によってパチンコ島2に取付けされる。
下部取付け装置10の一例として、同一出願人に係る特開2013−48872号を示しているが、これはパチンコ島2の下架板4に取付ける基材79と、ナット80に螺着して台枠7の下部板12を押圧固定する押さえ螺子81と、ナット取付け具82を介して螺子83で基材79に取り付けられたナット84と、このナット84に螺着した位置決めボルト85とで構成されている。
パチンコ台1の取付けは、台枠7を先にパチンコ島2の設置区画6に導入して取付け、その後にヒンジ機構8によってパチンコ台1を取付ける場合と、パチンコ台1を台枠7に組み込んだ状態で設置区画6に導入して取付ける場合があり、この発明は両方の取付け手段が可能である。
パチンコ台1は、図2で示したように後ろ側に所定の角度傾斜した状態でパチンコ島2に取付けられるが、この傾きは機種によって決定されているので上述で取付けられたパチンコ台1は移動調節手段16で傾き調節をして所定の傾きに設定する。
上記の調節操作は角度計によって傾きを確認しながら、回転ボルト66の操作部68を回すと連結ナット18および支持部材13が前後移動して、挟持板14で押圧挟持された台枠7の上部は下部取付け装置10箇所を支点として前後に移動してパチンコ台1の傾きが変わる。
1・・・パチンコ台
2・・・パチンコ島
3・・・上架板
4・・・下架板
6・・・設置区画
7・・・台枠
9・・・上部取付け装置
10・・・下部取付け装置
11・・・上部板
12・・・下部板
13・・・支持部材
14a・・・上の挟持板
14b・・・下の挟持板
15・・・倍力開閉手段
16・・・移動調節手段
17・・・止着部材
26・・・係合部
30・・・係合部
32・・・ピン
33・・・ピン
34・・・ピン
35・・・腕棹
53・・・ピン
75・・・テーパー

Claims (5)

  1. パチンコ島のパチンコ台の設置区画にパチンコ台を取付けるにあたり、設置区画を構成する上架板にパチンコ台枠の上部板を取付けるパチンコ台枠の上部取付け装置であって、
    パチンコ台枠の取付けにおいて、上架板の下方に導入される上部板の上下に一対で設けられ、それぞれの回転中心部をピンで支持部材に軸支して先端部が上下に開閉自在とするとともに、この回転中心部には対向方向に係合部を設け、この係合部相互をピンで軸支して先端部が反する向きに開閉するようにした挟持板と、
    上下何れかの挟持板の係合部に基端部を枢着した腕棹よりなる倍力開閉手段と、
    倍力開閉手段を装着し、パチンコ台枠の上部板の後方に設けられる上記の支持部材と、
    支持部材を垂下し、この支持部材をパチンコ島の前後方向に移動可能とする移動調節手段と、
    移動調節手段を備えるとともにパチンコ島の上架板に止着する止着部材と、
    から少なくとも構成され、
    倍力開閉手段を操作し、挟持板でパチンコ台枠の上部板を上下より押圧挟持してパチンコ台枠を取付けることを特徴とするパチンコ台枠の上部取付け装置。
  2. 前記、倍力開閉手段は、上下何れかの挟持板の係合部に基端部を枢着した腕棹と、
    この腕棹の胴部と前記の支持部材とを回転自在に連結してトッグルジョイントを構成したリンクと、
    よりなり、腕棹を下げて挟持板を開扉し、腕棹を上げて挟持板を閉扉するようにして、
    台枠の上板を上下の挟持板内に導入、且つ押圧挟持するようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ台枠の上部取り付け装置。
  3. 前記、止着部材は上架板の後方に設けた移動調節手段を備え、
    挟持板が開扉した状態で、上の挟持板の先端部がパチンコ島の上架板の下面に押圧係合するようにして止着部材を上架板に止着し、
    台枠の取付けにおいてこの上部板と挟持板との干渉を防止し、
    挟持板の閉扉による台枠の取付け状態で、上の挟持板は上架板との係合を離脱して移動調節手段の調節操作を可能としたことを特徴とする請求項1と請求項2記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
  4. 前記、上の挟持板は、先端部の下面をテーパーに形成してパチンコ台枠の上部板との干渉防止を計ったことを特徴とする請求項1と請求項3記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
  5. 前記、支持部材は移動調節手段に上下高さを調整自在として垂下し、
    台枠の上部板の厚みに応じて支持部材の高さを可変することで、
    台枠の厚みに係らずに台枠の取付けができるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のパチンコ台枠の上部取付け装置。
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