JP2002000915A - パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体

Info

Publication number
JP2002000915A
JP2002000915A JP2000183666A JP2000183666A JP2002000915A JP 2002000915 A JP2002000915 A JP 2002000915A JP 2000183666 A JP2000183666 A JP 2000183666A JP 2000183666 A JP2000183666 A JP 2000183666A JP 2002000915 A JP2002000915 A JP 2002000915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pachinko gaming
gaming machine
mounting device
position signal
relative position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000183666A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Shiraishi
光男 白石
Akira Yoyogi
晃 代々城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3Stone Co Ltd
Original Assignee
3Stone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3Stone Co Ltd filed Critical 3Stone Co Ltd
Priority to JP2000183666A priority Critical patent/JP2002000915A/ja
Publication of JP2002000915A publication Critical patent/JP2002000915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機を、傾斜角を可変として島の
枠体に固定するための取付け装置を、事後的な傾斜角の
確認をし易く、多数のパチンコ遊技機の統括的な出玉管
理を行い易くするように改良する。 【解決手段】 取付け装置Aは、パチンコ遊技機P設置
用ユニットの枠体Usに固定される保持ブロック2と、
パチンコ遊技機Pに固定され、パチンコ遊技機Pの前後
方向に移動可能なラック部材3を備える。ラック部材3
は、保持ブロック2に対して任意位置で固定でき、相対
位置を変えて固定することで、パチンコ遊技機Pの傾斜
を変える。取付け装置Aは、上記相対位置を検出してそ
の相対位置に関する位置信号を生成する相対位置検出部
100と、該位置信号を出力する出力端子300を備え
る。位置信号を用いれば、傾斜角についての表示を事後
的に行なったり、遊技機の出玉管理用のデータベースを
構築したりが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に「島」と呼
ばれる遊技機設置台ユニットにパチンコ遊技機を取付け
るための取付け技術に関し、特にパチンコ遊技機の傾き
具合を簡単に調節することを可能とする取付け技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機は、一般に「島」と呼ば
れる遊技機設置台ユニット、より詳しくは「島」に設け
られた例えば木製の枠体に取付けた状態で用いられる。
パチンコ遊技機はその重さがかなりのものであるため、
かかる取付けは固定的に行うのが通常である。
【0003】一方、パチンコ遊技機においては、出玉調
整の管理が必要不可欠である。そして、かかる管理に必
要な出玉の調整はパチンコ遊技機の盤面に多数立設され
た釘の調節により行うのが一般的である。しかしなが
ら、かかる釘の調節には長年の経験による熟練や勘が不
可欠であり、誰でもこれを行えるといった類のものでは
ない。
【0004】ところで、パチンコ遊技機における出玉の
調節は上述の如き釘の調節によっても行うことができる
が、釘を固定したまま、パチンコ遊技機に適度な傾斜を
与えることによってもこれをなすことができる。即ち、
パチンコ遊技機が水平に近い角度になればなる程、球は
釘によくからむようになるため、球の動きに釘の影響が
大きく効いてくるようになる。従って、パチンコ遊技機
を枠体に取付ける際に適度な傾斜を与えることができる
ようにすれば、釘の調節を行った場合と同様の効果を、
釘の調節を行うよりも遥かに簡易に得ることができるよ
うになる。また、事後的な傾斜の調節を行えるようにす
れば、その利便性は格段に向上する。
【0005】このような知見に基づいて、本願発明者
は、兼ねてから研究を重ねている。そして、例えば、特
願昭62−58887号(特開昭63−226385
号)、特願昭62−58888号(特開昭63−226
386号)などに開示のパチンコ遊技機の取付け装置を
考案している。これらのパチンコ遊技機の取付け装置
は、パチンコ遊技機設置用ユニットの枠体の上方部分に
固定される第1部材と、パチンコ遊技機の上方部分に固
定されると共に、当該パチンコ遊技機の前後方向に平行
移動可能とされ、前記第1部材との相対位置を任意とし
て前記第1部材に固定される第2部材とを備えるもので
あり、任意の傾斜角を与えた状態でパチンコ遊技機を枠
体に固定できるようにしたものである。つまり、第2部
材の第1部材に対する相対的な位置関係を変更可能とし
て適宜の位置決めを可能とすることにより、適度な傾斜
を与えた状態でパチンコ遊技機を枠体へ取付けられるよ
うにし、これと同時に、傾斜角の事後的な変更をも可能
としている。
【0006】これらのパチンコ遊技機の取付け装置は、
枠体へのパチンコ遊技機の取付けの労力を削減したり、
出玉の調節を行うに非常に有用である。しかしながら、
この取付け装置を用いて所望の傾斜角を与えた状態でパ
チンコ遊技機を枠体へ取付けたとしても、その傾斜角を
事後的に確認するのは面倒であるし、出玉の調節による
出玉の管理を行うには未だ不十分な点がある。また、所
望の角度をパチンコ遊技機に与えたとしても、それは各
遊技機についてのものであり、多数のパチンコ遊技機の
出玉を統括的に管理するには十分ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、枠体に固定
される第1部材と、パチンコ遊技機に固定され、前記第
1部材との相対位置を任意として前記第1部材に固定さ
れる第2部材とを備えるパチンコ遊技機の取付け装置
を、事後的な傾斜確認がし易く改良し、或いは、多数の
パチンコ遊技機の統括的な出玉管理を行い易くするよう
に改良する、ことをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めの本発明は、パチンコ遊技機設置用ユニットの枠体の
上方部分に固定される第1部材と、パチンコ遊技機の上
方部分に固定されると共に、当該パチンコ遊技機の前後
方向に平行移動可能とされ、前記第1部材との相対位置
を任意として前記第1部材に固定されることで、パチン
コ遊技機に適度な傾斜角を与えるようになっている第2
部材と、前記相対位置を検出してその相対位置に基づく
情報を含む位置信号を生成する相対位置検出手段と、前
記位置信号を出力する出力端子と、を備えてなる、パチ
ンコ遊技機の取付け装置として構成される。
【0009】かかる位置信号を出力可能とし、位置信号
を利用可能できるようにしておくことで、第1部材に対
する第2部材の相対的位置関係の事後的な確認を容易に
できるようになる。
【0010】上述の位置信号は、例えば、前記出力端子
からの前記位置信号を受け付け、これに基づいて、前記
第2部材の前記第1部材に対する相対位置に応じた表示
を行なうようにされた表示手段にて利用することができ
る。この場合のパチンコ遊技機の取付け装置は、当該表
示手段を備えたものとなる。かかる表示手段と組み合わ
せたパチンコ遊技機の取付け装置によれば、前記第2部
材の前記第1部材に対する相対位置を、事後的に、且つ
視覚により確認し易くなるため、統括的な出玉管理を行
い易くなる。なお、このような表示手段と組み合せた状
態で、パチンコ遊技機を枠体へ所望の傾斜角で固定する
作業を行うことにより、パチンコ遊技機取付けの際の作
業負担の減少を図れる可能性もある。
【0011】本発明による取付け装置の表示手段は、上
述のように、第2部材の第1部材に対する相対位置に対
応する表示を位置信号に基づいてなすものであればよ
い。表示手段が行なう表示内容については、特に制限は
ない。例えば、表示手段は、第2部材の第1部材に対す
る相対位置や、或いは当該パチンコ遊技機の傾斜角が表
示されるようにすることが可能である。パチンコ遊技機
の傾斜角を直接的に表示するようにすれば、傾斜角につ
いての理解の容易を図れる。表示手段で行われる表示
は、どのような態様で行われても構わない。例えば、傾
斜角の表示は、目盛りと針の組み合わせを用いてアナロ
グ的に行なうことができる。また、点灯するランプの多
少に応じて、或いは数値によってかかる表示を行なうこ
ともできる。数値により前記相対位置に応じた表示を行
うようにすることで、直観的で且つ正確な認識を行える
ようになる。
【0012】表示手段は、本発明による取付け装置の一
部に固定のものとしても良いし、本発明の取付け装置と
着脱自在としても良い。前者の場合、表示手段が一定の
場所にあるので視認が容易であり、且つ着脱不要なこと
により手間がかからないという利点があり、後者の場
合、必要時のみ表示手段を取付けるようにすることで、
経費削減やスペースの確保を行えるといった利点があ
る。表示手段を本発明の取付け装置に固定的に取付ける
場合においては、それを、第1部材、第2部材、或いは
その他の部材のどこに取付けても構わない。表示手段を
本発明の取付け装置に対して着脱自在とする場合、表示
手段は、前記出力端子に対して着脱自在とされ、且つ接
続時に、出力端子から位置信号を受け付ける接続手段を
備えるものとすることができる。かかる接続手段は、例
えば出力端子から、上述の位置信号を受け付けるコネク
タを含むものとすることができる。
【0013】本発明の取付け装置における位置検出手段
は、例えば以下のように構成することができる。即ち、
前記位置検出手段は、パチンコ遊技機の前後方向に延設
されており、その長さ方向での位置を識別するための識
別情報がその長さ方向に沿って適宜付されている識別情
報体と、該識別情報体と対向して配置されており、対面
している前記識別情報を読み取る検出手段とを含み、前
記識別情報体が、前記第1部材又は前記第2部材の一方
に取付けられると共に、前記検出手段が前記第1部材又
は前記第2部材の他方に取付けられてなるものとして構
成することができる。この場合の識別情報及び識別情報
体は、これには限られないが、以下のようなものとする
ことができる。即ち、前記識別情報を、幅方向に所定の
パターンで配された電極を一組としてなる組電極とし、
前記識別情報体を、該組電極が長さ方向の位置により異
なるパターンで配されてなるパターン電極とし、且つ前
記検出手段を、前記パターン電極中のいずれかの組電極
と当接し、接触している組電極のパターンを検出する端
子とすることができる。
【0014】また、前記第1部材及び前記第2部材は、
どのように構成しても構わないが例えば以下のように構
成することができる。即ち、その一方が、パチンコ遊技
機の前後方向に延設されると共に、ラック歯を有し且つ
その先端にラック取付け部を備えてなるラック部材であ
り、他方が、前記ラック部材のラック歯と噛合するピニ
オン歯を備え且つその回転により前記ラック部材を前後
動させるピニオン部材を有すると共に、ブロック取付け
部を備え且つ前記ラック部材を保持するようにされてな
る保持ブロックであり、前記ラック部材が、ラック取付
け部を介して前記枠体又は前記パチンコ遊技機の一方に
取付けられると共に、前記保持ブロックがブロック取付
け部を介して前記枠体又は前記パチンコ遊技機の他方に
取付けられてなるものとすることができる。
【0015】また、上述の位置信号は、表示手段で利用
する以外に、所定のコンピュータで利用することもでき
る。出力端子を備えた本発明に係るパチンコ遊技機の取
付け装置によれば、以下のようなパチンコ遊技機の管理
システムを構築できる。即ち、本件発明のパチンコ遊技
機の取付け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチ
ンコ遊技機と、前記複数のパチンコ遊技機の取付けに用
いられている前記取付け装置のそれぞれから、前記出力
端子を介して前記位置信号を受け付ける受け付け手段、
及び当該位置信号に基づいて、その取付け装置における
第2部材の第1部材に対する相対位置に対応する情報を
各パチンコ遊技機と関連付けて所定の記録媒体に記録す
る記録手段、を有するコンピュータと、を含んで構成さ
れるパチンコ遊技機管理システムがその例である。この
ようなパチンコ遊技機管理システムによれば、多数のパ
チンコ遊技機の取付け角度に応じた情報についてのデー
タベースを作ることができるため、統括的な出玉管理を
行えるようになる。ここで、上記記録手段は、その記録
媒体に、パチンコ遊技機の傾斜角についての情報を各パ
チンコ遊技機と関連付けて記録するものとすることもで
きる。このように、データベースで管理する情報をパチ
ンコ遊技機の傾斜角の情報そのものとすることで、パチ
ンコ遊技機の現状についての直感的な理解をしやすくな
り、統括的な出玉管理の実現に貢献できる。上記コンピ
ュータは、また、前記記録媒体に記録された前記情報に
基づいて、取付け装置における第2部材の第1部材に対
する相対位置に対応する情報を各パチンコ遊技機毎に表
示する表示出力手段を備えてなるものとすることができ
る。かかる表示出力手段により、所定のディスプレイに
出力を行えるようにすることで、パチンコ遊技機の現状
についての視覚による直観的理解が可能となる。
【0016】上述の位置信号は、以下のようなコンピュ
ータで利用できる。即ち、本発明のパチンコ遊技機の取
付け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊
技機のそれぞれから、その取付けをなしている取付け装
置の出力端子を前記出力端子を介して、前記位置信号を
受け付ける受け付け手段と、当該位置信号に基づいて、
その取付け装置における第2部材の第1部材に対する相
対位置に対応する情報を各パチンコ遊技機と関連付けて
所定の記録媒体に記録する記録手段とを有してなる、パ
チンコ遊技機管理システムのコンピュータがその例であ
る。かかるコンピュータにより上述のシステムを簡単に
構築できる。
【0017】上述の如きシステムを構築するには、コン
ピュータに以下のような方法を実行させれば良い。即
ち、本発明のパチンコ遊技機の取付け装置を用いて枠体
に取付けられた複数のパチンコ遊技機のそれぞれから、
その取付けをなしている取付け装置の出力端子を前記出
力端子を介して、前記位置信号を受け付ける制御手段
と、所定の記録媒体とを有しているコンピュータにて実
行される方法であって、前記制御手段が、前記取付け装
置のそれぞれから前記位置信号を受け付ける過程と、当
該位置信号に基づいて、その取付け装置における第2部
材の第1部材に対する相対位置に対応する情報を各パチ
ンコ遊技機のそれぞれと対応付けて所定の記録媒体に記
録する過程と、を実行する、パチンコ遊技機管理方法が
その一例である。
【0018】本発明によるコンピュータは、以下のよう
な記録媒体に記録されたプログラムコードを読み込ませ
ることで容易に生産できる。つまり、家庭用などの汎用
のコンピュータを、本件発明のコンピュータとして用い
ることも可能である。その記録媒体とは、本件発明によ
るパチンコ遊技機の取付け装置を用いて枠体に取付けら
れた複数のパチンコ遊技機のそれぞれから、その取付け
をなしている取付け装置の出力端子を前記出力端子を介
して、前記位置信号を受け付ける制御手段と、所定の記
録媒体とを有しているコンピュータを、パチンコ遊技機
管理用コンピュータとして機能させるためのプログラム
コードが、コンピュータ可読の形態で記録されている記
録媒体であって、前記プログラムコードが、前記制御手
段に、前記取付け装置のそれぞれから前記位置信号を受
け付ける処理と、当該位置信号に基づいて、その取付け
装置における第2部材の第1部材に対する相対位置に対
応する情報を各パチンコ遊技機のそれぞれと対応付けて
所定の記録媒体に記録する処理と、を実行させるもので
ある、記録媒体がその例である。
【0019】かかる記録媒体に記録されるプログラムコ
ードは以下のようなものである。即ち、本件発明のパチ
ンコ遊技機の取付け装置を用いて枠体に取付けられた複
数のパチンコ遊技機のそれぞれから、その取付けをなし
ている取付け装置の出力端子を前記出力端子を介して、
前記位置信号を受け付ける制御手段と、所定の記録媒体
とを有しているコンピュータを、パチンコ遊技機管理用
コンピュータとして機能させるためのプログラムコード
であって、前記プログラムコードが、前記制御手段に、
前記取付け装置のそれぞれから前記位置信号を受け付け
る処理と、当該位置信号に基づいて、その取付け装置に
おける第2部材の第1部材に対する相対位置に対応する
情報を各パチンコ遊技機のそれぞれと対応付けて所定の
記録媒体に記録する処理と、を実行させるものであり、
所定の記録媒体にコンピュータ可読の形態で記録されて
いるプログラムコードがその一例である。尚、本発明で
いう「プログラムコード」には、プログラムのみなら
ず、そのプログラムを実行するために必要なデータやパ
ラメータその他のディジタル情報をも含むものとする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を説明す
る。先ず、本発明に係るパチンコ遊技機の取付け装置
と、この取付け装置と共に用いられるクランプの好まし
い一実施形態について説明し、次いで、本発明に係るパ
チンコ遊技機の管理装置の好ましい一実施形態について
説明する。
【0021】本発明の一実施形態による取付け装置A及
び、クランプBは、図1及び図2に示すように構成され
ている。取付け装置Aは、パチンコ遊技機Pの上部を、
前後方向に移動可能な状態で、遊技機設置台ユニットU
の枠体Usに取付けるものとなっており、クランプB
は、パチンコ遊技機Pの下部を、遊技機設置台ユニット
Uの枠体Usに固定的な状態で取付けるものとなってい
る。
【0022】取付け装置Aは、保持ブロック2と、ラッ
ク部材3とを有し、さらに図5〜10に示す調節具4を
有してなる。この実施形態では、保持ブロック2が、本
発明の第2部材に相当し、ラック部材3が、本発明の第
1部材に相当する。調節具4は、本発明でいうピニオン
部材に相当する。
【0023】この実施形態における保持ブロック2は、
例えば中実な金属のブロック体などを用いて形成されて
おり、後述のラック部材3の断面形状に対応する断面形
状のラック保持孔16が貫通され、またラック保持孔1
6に対し直交し且つラック保持孔16との交差部位で後
述のラック部材3におけるラック歯程度の厚みで重なる
調節孔17を後述の調節具4の挿入用として貫通されて
いる。この調節孔17には、その長手方向で内周面に位
置出し溝18(図2)が設けられており、調節孔17の
開口端には、位置出し溝18の形成位置と位置対応させ
てストッパ突起19が突設されている。
【0024】保持ブロック2は、ロック部21を備えて
いる。ロック部21は、保持ブロック2に対して相対動
可能なラック部材3を、適宜に位置決めした状態で固定
するものである。この実施形態におけるロック部21
は、図2及び図4に見られるように、係合体22と、こ
れを付勢する圧縮コイルばね23、及び保持ブロック2
に形成の螺合孔24に螺合して係合体22を押圧する押
圧ボルト25を含んで構成されている。係合体22は、
後述のラック部材3におけるラック歯に係合可能な爪部
22tを有しており、この爪部22tを圧縮コイルばね
23の付勢でラック保持孔16に対し出没動可能とする
ようにして保持ブロック2に組み込まれている。そのた
めに、保持ブロック2には、ラック保持孔16と交差す
る切込み26が形成されており、この切込み26に図4
に見られるような補助プレート27を組み合わせ、この
補助プレート27に形成の出没ガイド孔28を通して上
記爪部22tがラック保持孔16に臨むようにしてい
る。
【0025】保持ブロック2は、取付け部材1を備えて
いる。この取付け部材1は、本発明のブロック取付け部
に相当するものである。この取付け部材1は、例えば金
属板を曲折して形成する。取付け部材1は、図3にその
外観を示すように、細長い本体部11の左右両側に袖部
12を設けた形状とされており、所定の部位に設けられ
た適宜の数のビス孔13を備えている。袖部12の先端
部には、本体部11に対して直角に折り曲げて形成され
た接続部14があり、ここで上述の保持ブロック2とビ
ス止めされている。
【0026】ラック部材3は、この保持ブロック2に、
当該パチンコ遊技機Pの前後方向に平行移動可能な状態
で取付けられ、その前後動によってパチンコ遊技機Pの
角度を変更した上で固定するものである。ラック部材3
は、楕円状の断面形状を与えてその上面に所定ピッチの
ラック歯29を形成したラック部3aと、その先端に設
けた雄ねじ構造のボルト部3bとを備えており、このボ
ルト部3bを介して支持部用の支持部材32を接続す
る。また、ラック部材3には、ラック部3aの後端側部
位に溝状の収納室33(図2)が形成されており、この
収納室33の内部にストッパ爪34が設けられている。
ストッパ爪34は、その基端部をピン34pにより回動
可能に支持することでその先端側が自重で下方に自由回
動するようになっており、この下方回動によりその先端
側がラック部材3の外周から突出するようされる。
【0027】この実施形態の調節具4は、これには限ら
れないが、例えば図5に示すような構成となっている。
この調節具4は、軸部35と操作部36とを備えてい
る。軸部35は、後述の操作部36における回転胴37
にピン38(図6)で固定的に接続した軸部材39によ
り形成する。具体的には軸部材39に小径部39sと大
径部39wを設け、その大径部39wの全面にピニオン
歯41を形成し、このピニオン歯形成部位が操作部36
の前面から突出して軸部35となるようにして構成す
る。軸部35には、その先端近辺に位置出し突起42を
設ける。この位置出し突起42は、図6に示したよう
に、軸部35に形成した収納孔43の先端に球体44を
圧縮コイルばね45による付勢により出没動可能に保持
されている。
【0028】操作部36は、図6に見られるように、外
周枠46と回転胴37とを含む。外周枠46は、円筒状
の外周筒47の一端側に円板状の側面板48を組み合わ
せた構造となっている。その外周筒47は、その内周面
に、溝状に形成したフラット部49(図6)を備えてお
り、このフラット部49を除いた部分の全面に、内周ス
プライン歯51を有している(図8)。一方、その側面
板48には、軸部材39における小径部39sを摺動可
能として支持することができる大きさに形成されたガイ
ド孔52が設けられると共に、このガイド孔52に近接
させて取付け孔53a、53bが左右対にして設けられ
ている(図9)。そして、この両取付け孔53a、53
bの何れかに、係止突起54(図5、図6)を選択的に
取付けられるようになっている。両取付け孔53a、5
3bの間隔は、保持ブロック2におけるストッパ突起1
9の幅と対応するようになっている。この実施形態で
は、具体的に、ストッパ突起19の幅Wと、両取付け孔
53a、53bの中心間隔S、それに係止突起54の半
径rとの関係がS−2r≒Wとなるようにしてある。
【0029】回転胴37は、円柱状に形成されている。
回転胴37の外周は、外周スプライン歯55が形成され
たスプライン形成部位と、これより径が若干小さくさ
れ、且つスプライン歯が形成されていない非スプライン
形成部位に分けられている。スプライン形成部位に設け
られた外周スプライン歯55は、外周筒47の内周スプ
ライン歯51と噛合するものとなっている(図8)。一
方、非スプライン形成部位にはキー突起56が設けられ
ている。このキー突起56は、軸部35における位置出
し突起42と同様に、収納孔57の先端に配した球体5
8を、圧縮コイルばね59による付勢で出没動可能に保
持させてなる。
【0030】これら回転胴37と外周枠46とは、回転
胴37の外周スプライン歯55が外周筒47の内周スプ
ライン歯51と噛合した状態で回転胴37が前後動でき
るようにして組み合わされている。また回転胴37と外
周枠46との間には、圧縮コイルばね60が介在させら
れており、この圧縮コイルばね60により回転胴37を
後退方向に付勢している。さらに図10に示すように、
外周枠46には傾き目盛り61が付されており、一方回
転胴37には、傾き目盛り61から選択した目盛り値を
指し示すマーク、例えば矢印マーク62が付されてい
る。これには限られないが、この実施形態における傾き
目盛り61は、パチンコ遊技機の傾き角度としてパチン
コ業界で慣用的に用いられている尺貫法に従った目盛り
となっている。そして、この実施形態における傾き目盛
り61は、パチンコ業界で標準的な傾きとされている4
分5厘(パチンコ遊技機の上側が下側よりも後ろ側つま
り島の内側に13.5mm引っ込んでいる後ろ傾斜)を
矢印マーク62が指している状態で、図9に見られるよ
うに、軸部35の位置出し突起42が両取付け孔53
a、53bの中間点に来るようにして付されている。
【0031】また、この取付け装置Aは、本発明の相対
位置検出手段に相当する相対位置検出装置100と、本
発明の表示手段に相当する表示装置200と、出力端子
300とを備えている。
【0032】相対位置検出装置100は、ラック部材3
の保持ブロック2に対する相対位置を検出し、これに基
づいてその相対位置を示す位置信号を生成するようなも
のである。この実施形態の取付け装置Aにおける相対位
置検出装置100は、ラック部材3の上面に沿って設け
られた識別情報体110と、保持ブロック2の先端部分
に設けられた、本発明の検出手段に相当する検出部12
0とを含んで構成されている。もっとも、識別情報体1
10と、検出部120とは、互いに対面するような状態
で配されており、且つラック部材3の保持ブロック2に
対する相対位置を検出できるようになっていれば、どこ
に配されていても構わない。例えば、ラック部材3の側
面に識別情報体110を設けると共に、それと対応する
保持ブロック2の所定位置に検出部120を設けること
ができる。更にいえば、識別情報体110を保持ブロッ
ク2に、検出部120をラック部材3に設けるようにす
ることも可能である。
【0033】識別情報体110は、図11に記載したよ
うなパターンで電極d、d…が配置されたプリント基板
であり、パチンコ遊技機の前後方向に延設されている。
図中縦一列に配置された一組の電極が本発明でいう組電
極(識別情報)であり、長さ方向に位置に応じてそれぞ
れ異なるものとされ、これに基づいて長さ方向での位置
を識別できるようになっている。識別情報体110は、
組電極が、適宜配された組電極の集合としてのパターン
電極として構成されている。
【0034】一方検出部120は、図12に示したよう
な構成となっている。即ち、検出部120は、組電極に
含まれる電極の数に応じたスプリング接点121と、こ
のスプリング接点を固定する接点支持部122とを含ん
で構成されている。各スプリング接点121は、それぞ
れ図示せぬ制御部へと接続されており、電極と接触して
いるスプリング接点121の組み合わせの別に応じて、
対面している組み電極の別を判定する。これによって、
保持ブロック2と、検出部120との相対位置が識別さ
れる。上述の制御部は、その識別結果に応じて、位置信
号を生成するようになっている。
【0035】この実施形態における取付け装置Aの表示
装置200は、これには限られないが、保持ブロックの
2上面に取付けられている。表示装置200は、図13
に示されたような構成となっている。この実施形態にお
ける表示装置200は、パチンコ遊技機Pの傾斜角に応
じた表示をなすようになっている。この例では、7セグ
メント表示機201を用いてかかる傾斜角に応じた表示
を数値で行うようになっている。この表示装置207
は、図示したように、7セグメント表示機201を2つ
用い、それにより、0から7.5までの数字を、0.5
刻みで表示できるようになっている。尚、この数字の単
位も、パチンコ業界で慣用的に用いられている上記尺貫
法に従ったものとなっている。表示装置200は、図示
せぬ信号線により上述の制御部へ接続されている。そし
て、検出部120、制御部により生成された相対位置を
示す位置信号に基づいて、遊技機の傾斜角を表す表示を
行うようになっている。
【0036】出力端子300は、上述の取付け部材1の
後端に設けられている。出力端子300は、上述の制御
部と接続されており、上述の位置信号を外部へ出力でき
るようになっている。
【0037】次にクランプBの実施形態について説明す
る。本発明の一実施形態によるクランプBは、図1に見
られるように、ベース71、押圧体72、及び操作レバ
ー73を有してなっている。
【0038】ベース71は、図1における島Uの島下板
Udにビス止めするための平板部74に鞍部75とアジ
ャスタ組付け部76を立設させた構造とし、そのアジャ
スタ組付け部76にアジャスタボルト77を組み付け
る。
【0039】押圧体72は、L字状に形成したフレーム
78の先端にボルト構造の押圧棒79を組み付けて形成
し、そのフレーム78の基端部をベース71の鞍部75
にリンク的に接続して設ける。
【0040】操作レバー73は、その先端部を押圧体7
2のフレーム78にリンク的に接続すると共に、中間部
位をベース71の鞍部75に対しリンク片81によりリ
ンク的に接続して設ける。
【0041】このクランプBは、図1に見られる状態で
パチンコ遊技機Pの下部外周枠Fdを押圧体72により
島下板Udとの間で挟圧することで、パチンコ遊技機P
の島下板Udへの固定をなす。一方、操作レバー73を
矢印Xの如く引き上げると、押圧体72が矢印Yの如く
上がり固定が解除されるようになっている。この状態で
アジャスタボルト77を調節することでパチンコ遊技機
Pとベース71との間隔を調整することができる。
【0042】次に、上述の取付け装置Aの使用方法を説
明する。この取り付け装置Aを使用する場合におけるパ
チンコ遊技機P下方の枠体Usへの固定には、クランプ
Bを用いる。本発明による取付け装置Aを用いて、図1
に示した島Uにパチンコ遊技機Pを取付けるには、図1
及び図2に見られるように、取付け部材1を、図1にお
ける島の枠体Us、より詳しくは枠体Usの上側部分に
ビス止めで固定する。そして、ラック部材3の先端の支
持部材32を介してパチンコ遊技機Pの上部外周枠Fu
をビス止めして固定・支持させる。
【0043】このようにして取付け装置Aを取付けた状
態でパチンコ遊技機Pの傾きを調節するには、調節具4
を用いる。具体的には、先ず調節具4のセットを行な
う。つまり、操作部36について、外周枠46に対する
回転胴37の回転関係を意図する傾きに対応した関係に
する調整を行なう。それには圧縮コイルばね60の付勢
に抗して回転胴37を図7に示すような状態に押し込
む。この状態では回転胴37の外周スプライン歯形成部
位がフラット部49に位置対応しており、したがって内
周スプライン歯51に対する外周スプライン歯55の噛
合が解除しており、回転胴37を自由に回転させること
ができる。この状態を利用して回転胴37を必要な角度
だけ回転させる。この回転の際にはキー突起56が内周
スプライン歯51に係脱を繰り返し、これにより回転胴
37の回転操作をスプライン歯ピッチで行なうことがで
きる。必要な角度の設定は、回転胴37の矢印マーク6
2を外周枠46の傾き目盛り61に合わせることで行な
う。例えば標準傾き設定の4分5厘から傾きを小さくし
て3分5厘にする場合であれば、矢印マークを3分5厘
の目的目盛り値に合わせる(図10中に二点鎖線で示
す)。またこの場合には調節具4を図9中の矢印の如く
回転させることになるので、図9の状態で見て右側の取
付け孔53aに係止突起54を取付ける。なおもし4分
5厘から傾きを大きくする場合であれば調節具4の回転
向きが逆となるので左側の取付け孔53bに係止突起5
4を取付ける。以上の調整を終えたら調節具4の軸部3
5を保持ブロック2の調節孔17に、ストッパ突起19
が操作部36に当接するか又は係止突起54が保持ブロ
ック2に当接する状態まで挿入する。この挿入は軸部3
5の位置出し突起42が調節孔17の位置出し溝18に
沿う、つまり位置出し突起42が位置出し溝18に嵌ま
るようにして行なう。それからラック部材3のストッパ
爪34を引っ込ませてラック部材3の前進を可能とする
操作を行なう。すなわちストッパ爪34は、傾きが4分
5厘より大きい状態では自重により突出しており、そし
て傾きが4分5厘の状態でその先端を保持ブロック2に
当接させ(図2)、これによりラック部材3の前進を仮
に規制しているので、この状態を解除する操作を行な
う。このようにしてラック部材3の前進を可能とした
ら、調節具4をその係止突起54が保持ブロック2のス
トッパ突起19に当接するまで回転させる。するとこの
回転に応じた分だけラック部材3が前進するので、その
位置でロック部21により締め付けてラック部材3を固
定する。この結果、パチンコ遊技機Pには3分5厘の傾
きが設定される。
【0044】このようにしてラック部材3を保持ブロッ
ク2に対して相対動させると、ラック部材3に設けられ
た上述の識別情報体110が、保持ブロック2に設けら
れた検出部120に対して相対動を行う。これにより、
検出部のスプリング接点121が接触する識別情報体上
の組電極が変化する。検出部120では、いずれの組電
極がスプリング接点121と当接しているかということ
が、スプリング接点121と当接する組電極中の電極の
パターンの相違に基づいて検出される。このようにし
て、検出部120は、ラック部材3の保持ブロック2に
対する相対位置を検出する。
【0045】これに基づく位置信号は、制御部へと送ら
れる。この例の制御部は、上述の位置信号に基づいて、
パチンコ遊技機Pの傾斜角を尺貫法で示した場合の数値
を示す信号を生成する。この信号は、図示せぬ信号線を
介して表示装置200へと送られる。表示装置200
は、この信号に基づいて、その時点におけるパチンコ遊
技機Pの傾斜角を表示する。
【0046】尚、この表示装置200での表示は、リア
ルタイムで行うことができる。従って、パチンコ遊技機
Pの取付けや角度調節を行う者は、この表示を見ながら
その作業を行うことができる。従って、ラック部材3の
保持ブロック2に対する相対的な位置出しを簡易に行う
ための機構は、本来的にはこの取付け装置Aでは不要で
ある。但し、実際上、パチンコ遊技機Pの取付けや角度
調節を行う者は、力の入りづらい無理な体勢でその作業
を行わねばならず、表示装置200を見ながらその作業
を行わねばならない場合もある。従って、表示装置20
0と位置出しを行うための機構の双方を備えた取付け装
置Aは、一人で上述の作業を行う者が作業中に表示装置
200を良く見られない場合に、確実に位置出しを行え
ると共に、事後的にその角度を確認できるようになる点
で意味がある。
【0047】以上説明した取付け装置Aは、その表示装
置200が、保持ブロック2へ固定的に取付けられたも
のであったが、表示装置200を図15に示した如きも
のとすることで、取付け装置Aに対して着脱自在のもの
とすることができる。この例の表示装置200は、保持
ブロック2へ取り付けの出力端子300と着脱可能とさ
れたコネクタ210及びケーブル220と、表示部23
0とを備えている。表示部230は、7セグメント表示
機201を有しており傾斜角に応じた表示を数値で行え
るようになっている。
【0048】また、以上説明した取付け装置Aは、図1
6ないし図20に示したようなものとすることができ
る。この取付け装置Aは、上述の取付け装置Aと略同様
の構成であるが、ロック部21の構成が上述の取付け装
置Aと異なったものとなっている。尚、図16及び図2
0では出力端子300の図示を省略している。
【0049】この取付け装置Aのロック部21は、係合
体22と、保持ブロック2に形成の螺合孔24に係合し
て係合体22を押圧する押圧ボルト25、及び補助プレ
ート27を含んでおり保持ブロック2に組み込まれてい
る点では上述の取付け装置Aの場合と変わらない。但
し、このロック部21は、上述の取付け装置Aのものと
はその機能が異なる圧縮コイルばね501と、上側ラチ
ェット502、下側ラチェット503、及びスライド板
504とを備えている。また、保持ブロック2の上面に
は、断面が多角形とされた内孔505Aを穿設された筒
部505が設けられている。この例の内孔505Aは断
面8角形である。内孔505Aの下方には、内孔505
Aよりもやや小径の下孔506が設けられている。その
内部には、押圧ボルト25と螺合するようにその内面が
ねじ切りされた貫通孔を有する固定用ナット507が固
定的に取付けられている。
【0050】上述の上側ラチェット502及び下側ラチ
ェット503は同様の形状をしている。代表して図17
にその形状を示す。上側ラチェット502及び下側ラチ
ェット503は共に、上記内孔に嵌合する形状(この例
では8角形)の断面を有した板状の部材である。上側ラ
チェット502及び下側ラチェット503は共に8角形
の面を2つ備えている。その一方の面には半径方向に伸
びるラチェット歯502A、503Aが、他方の面に
は、断面6角形の受け穴502B、503Bが、それぞ
れ設けられている。また、上側ラチェット502又は下
側ラチェット503の中心と一致する受け穴502B、
505Bの中心には、上側ラチェット502又は下側ラ
チェット503を貫通する貫通孔502C、505Cが
穿設されている。これら上側ラチェット502又は下側
ラチェット503は、ラチェット歯502A、503A
同士を対向させて噛合わせた場合、一方向にしか回転し
ないようになっている。
【0051】スライド板504は、例えば図18に示し
た如きものである。この例のスライド板504は、矩形
の金属板を、両短辺に隣接する部分で当該短辺に平行に
略90度曲折して形成されている。スライド板504に
は、略円形の円孔504Aとこの円穴504Aと連なる
略楕円形の小孔504Bとからなる略鍵孔状の孔が貫通
的に設けられている。
【0052】また、このロック部21の押圧ボルト25
は図19に示したようなものとなっている。この押圧ボ
ルト21は、その頭部に摘みを有しており、蝶ナット状
に形成されており、その頭部の直下に断面6角形のナッ
ト25Aを固定的に取付けてなる。ナット25Aの断面
形状は、上側ラチェット502の受け穴502Bと嵌り
合うようにされ、且つスライド板504の円孔504A
を通り抜けるが、小孔504Bを通り抜けないようなも
のとなっている。
【0053】圧縮コイルばね501と、上側ラチェット
502、下側ラチェット503、及びスライド板504
は、図20の模式図に示したように組み合わされてい
る。上側ラチェット502及び下側ラチェット503は
それぞれ、ラチェット歯502A、503A同士を対向
させた状態で配される。そして、下側ラチェット503
は、筒部505の内孔505A中に入れ込まれる。下側
ラチェット503は、内孔505Aに対応した大きさと
されているので、内孔505Aで上下に摺動できるもの
の、その回転は内孔505Aの内面により規制される。
下側ラチェット503の下方には圧縮コイルばね501
が配されている。この圧縮コイルばね501は、その下
端を内孔505Aと下孔506との接続部分に形成され
た段差により規制されており、その上端部で下側ラチェ
ット503を上向きに常に付勢している。この付勢力に
より、両ラチェット歯502A、503Aには、噛合う
方向の不勢力が常に働くこととなる。上側ラチェット5
02の上には、スライド板504が載置されている。押
圧ボルト21は、スライド板504の円孔504A又は
小孔504Bと、上側ラチェット502及び下側ラチェ
ット503の貫通孔502C、505Cとを貫通し、固
定用ナット507の貫通孔と螺合するようにして内孔5
05Aから下孔506にかけて挿入されている。押圧ボ
ルト21は、その下端で、係合体22を押圧するように
なっている。
【0054】このロック部21は、図20の(イ)及び
(ロ)で示した如き2つの状態をとる。図20の(イ)
で示した状態では、押圧ボルト21が、スライド板50
4の円孔504Aを貫通した状態となっている。この状
態における押圧ボルト21のナット25Aは、スライド
板504の円孔504Aを通り抜けて、上側ラチェット
502の受け穴502Bと嵌り合う。この状態では、押
圧ボルト21をいずれかの方向に回転させようとする
と、上側ラチェット502及び下側ラチェット503も
同時に回転しようとする。ここで、下側ラチェット50
3は内孔505A内面による規制により回転することが
できないようになっている。ところで、上述のように、
上側ラチェット502は、下側ラチェット503に対し
て一方方向にのみ回転可能とされている。従って、その
方向に押圧ボルト21を回転させた場合には、下側ラチ
ェット502は、圧縮コイルばね501の不勢力に抗し
て下向きに押しやられる。つまり、下側ラチェット50
3との関係で上側ラチェット502の回転が許容される
方向に押圧ボルト21を回転させた場合には、押圧ボル
ト21を回転させることができる。このロック部21で
は、下側ラチェット503との関係で上側ラチェット5
03の回転が許容される当該方向が、押圧ボルト21を
締め込むときの方向と一致するようになっている。つま
り、(イ)の状態では、押圧ボルト21を締め込む方向
に回転させることができる。一方、下側ラチェット50
3との関係で上側ラチェット503の回転が規制される
方向に押圧ボルト21を回転させようとしても、押圧ボ
ルト21は、回転しない。つまり、内孔505A内面に
よる規制により回転することができなくなっている下側
ラチェット503により規制され、上側ラチェット50
2は回転できなくなっている。この上側ラチェット50
2の受け孔502Bに、そのナット25Aが嵌り合って
いる押圧ボルト21は、上側ラチェット502に回転を
規制されることにより回転できない。よって、この
(イ)の状態では、押圧ボルト21は、それを締め込む
方向にしか回転しないようになっている。この状態は、
押圧ボルト21の緩みを許さないため、ラック部材3を
保持ブロック2に対して適宜に位置決めした状態でその
まま固定する場合に利用される。次に、図20の(ロ)
で示した状態につき説明する。この状態では、押圧ボル
ト21が、スライド板504の小孔504Bを貫通した
状態となっている。この状態における押圧ボルト21の
ナット25Aは、スライド板504の干渉により、上側
ラチェット502の受け穴502Bと嵌り合わないよう
になっている。この状態における押圧ボルト21は、上
側ラチェット502による回転の規制を受けないため、
それを締め込む方向、緩める方向のいずれの方向にも回
転可能である。この(ロ)の状態は、押圧ボルト21の
締め込み量を調節する場合や、係合体22の押圧を解除
する場合に利用される。以上のような(イ)、(ロ)の
状態をスライド板504の平行移動により適宜使い分け
ることで、確実な位置決め状態の維持が実現されると共
に、かかるロック状態の簡単な解除も実現されるように
なっている。
【0055】次に、上述の取付け装置A及びクランプB
を用いて構成される、パチンコ遊技機管理システムにつ
いて説明する。このパチンコ遊技機管理システムは、図
21に示したように、既に説明した取付け装置Aとクラ
ンプBを用いて遊技機設置台ユニットUの枠体Us(図
示を省略)に取付けられたパチンコ遊技機Pと、遊技機
管理用コンピュータCとを含んでいる。管理用コンピュ
ータCは、本発明のコンピュータに相当するものであ
り、各パチンコ遊技機Pを固定している取付け装置Aの
出力端子300と図示せぬケーブルを介して接続されて
いる。管理用コンピュータCには、各取り付け装置Aの
各出力端子300から後述の信号を受け付けられるよう
になっている。尚、この管理用コンピュータCは、これ
には限られないが、例えば家庭用の汎用的なコンピュー
タに、CD−ROM等の記録媒体(図示せぬ)に記録さ
れたプログラムを読み込ませてなる。管理用コンピュー
タCは、画像表示用の所定のディスプレイ装置Dを備え
ている。
【0056】プログラムを読み込ませることにより、こ
の管理用コンピュータCは、図22で示した機能ブロッ
クをその内部に生成する。即ち、管理用コンピュータC
は、受領部401、制御部402、記録部403を備え
ている。
【0057】受領部401は、取付け装置Aのそれぞれ
から出力端子300を介して位置信号を受け付けるもの
である。制御部402は、本発明の制御手段に相当する
ものであり、受け付けた位置信号に基づく情報を、後述
の記録部403に記録するものである。制御部402
は、また、ディスプレイ装置Dの表示を制御するように
なっており、記録部403から読み出したデータに基づ
いて、各パチンコ遊技機Pの傾斜角に応じたデータをデ
ィスプレイ装置D上に表示する機能を有している。記録
部403は、本発明の記録媒体に相当するものであり、
ラック部材3の保持ブロック2に対する相対位置に応じ
た数値についての情報を、例えば、位置の情報や、或い
はパチンコ遊技機Pの傾斜角の情報として記録する。
【0058】取付け装置Aを操作して、保持ブロック2
に対するラック部材3の相対位置を移動させると、検出
部120は、ラック部材3の保持ブロック2に対する相
対位置を検出する。これに基づいて検出部120にて生
成された位置信号は、取付け装置Aの制御部、出力端子
300、図示せぬケーブルを介して管理用コンピュータ
の受領部401へと送られる。制御部402は、受領部
401から送られた位置信号に基づき、ラック部材3の
保持ブロック2に対する相対位置についての情報や、或
いはパチンコ遊技機Pの傾斜角の情報として記録部40
3へ書き込み遊技機管理用のデータベースを自動的に作
成する。
【0059】このデータベースは、様々な場面で利用可
能である。例えば、管理者は、管理用コンピュータCの
入力装置を適宜操作し、ラック部材3の保持ブロック2
に対する相対位置についての情報や、或いはパチンコ遊
技機Pの傾斜角の情報をディスプレイ装置Dに表示し
て、パチンコ遊技機Pの出玉についての統括的な管理に
際して上述のデータを利用することができる。この場
合、制御部402は、入力装置からの入力に基づいて記
録部403からラック部材3の保持ブロック2に対する
相対位置についての情報や、或いはパチンコ遊技機Pの
傾斜角の情報を適宜読み出し、これに基づいてディスプ
レイ装置Dに所定の表示を行わせるためのデータを生成
する。ディスプレイ装置Dは、このデータに基づいて上
述の表示を行う。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機の取付け装置によれば、パチンコ遊技機の傾斜角の
事後的な確認がし易くなる。また、多数のパチンコ遊技
機の出玉管理が行い易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態による取付け装置とクランプでパチ
ンコ遊技機を島に取付けた状態を示す、一部断面図を含
む側面図。
【図2】図1の取付け装置とパチンコ遊技機及び島との
関係を示す部分拡大断面図。
【図3】図1の取付け装置における取付け部材、保持ブ
ロック、ラック部材及び支持部材の関係を示す斜視図。
【図4】図1の取付け装置における保持ブロックとラッ
ク部材の関係を示す分解斜視図。
【図5】図1の取付け装置における調節具の斜視図。
【図6】図5中のSA−SA線に沿う断面図。
【図7】回転胴を押し込んだ状態の図6相当の断面図。
【図8】図7中のSB−SB線に沿う断面図。
【図9】図7中の矢印DA方向から見た側面図。
【図10】図7中の矢印DB方向から見た側面図。
【図11】図1の取付け装置における取付け装置の識別
情報体の構成の一例を示す図。
【図12】図1の取付け装置における検出部の構成の一
例を示す図。
【図13】図1の取付け装置における表示装置の構成の
一例を示す図。
【図14】クランプの一部断面を含む側面図。
【図15】図1で示した取付け装置の表示装置の他の構
成を示す斜視図。
【図16】取り付け装置の変形例を説明するための全体
斜視図。
【図17】図16で示した取付け装置の上側ラチェット
及び下側ラチェットの構造を説明するための一部破断図
を含む斜視図。
【図18】図16で示した取付け装置のスライド板の構
造を説明するための斜視図。
【図19】図16で示した取付け装置の押圧ボルトの構
造を説明するための斜視図。
【図20】図16で示した取付け装置のロック部の動作
を模式的に表現した側面図。
【図21】本発明によるパチンコ遊技機管理システムの
全体構成を概略で示す図。
【図22】図21中の管理用コンピュータの構成を示す
機能ブロック図。
【符号の説明】
1 取付け部材 2 保持ブロック 3 ラック部材 4 調節具 17 調節孔 18 位置出し溝 19 ストッパ突起 21 ロック部 29 ラック歯 33 収納室 34 ストッパ爪 35 軸部 36 操作部 37 回転胴 41 ピニオン歯 42 位置出し突起 46 外周枠 49 フラット部 51 内周スプライン歯 53a 係合孔 53b 係合孔 54 係止突起 55 外周スプライン歯 56 キー突起 60 付勢手段 72 押圧体 73 操作レバー 74 ベース 77 アジャスタ 110 識別情報体 120 検出部 200 表示装置 300 出力端子 Fu 外周枠 P パチンコ遊技機 U 遊技機設置台ユニット Us 枠体

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機設置用ユニットの枠体の
    上方部分に固定される第1部材と、 パチンコ遊技機の上方部分に固定されると共に、当該パ
    チンコ遊技機の前後方向に平行移動可能とされ、前記第
    1部材との相対位置を任意として前記第1部材に固定さ
    れることで、パチンコ遊技機に適度な傾斜角を与えるよ
    うになっている第2部材と、 前記相対位置を検出してその相対位置に基づく情報を含
    む位置信号を生成する相対位置検出手段と、 前記位置信号を出力する出力端子と、 を備えてなる、パチンコ遊技機の取付け装置。
  2. 【請求項2】 前記出力端子からの前記位置信号を受け
    付け、これに基づいて、前記第2部材の前記第1部材に
    対する相対位置に応じた表示を行なうようにされた表示
    手段を備えてなる、 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が、パチンコ遊技機の傾斜
    角の表示を行なうようにされてなる、 請求項2記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段が、前記相対位置に応じた
    表示を数値表示で行うようにされてなる、 請求項2記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段が、前記第1部材に取付け
    られてなる、 請求項2記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段が、前記出力端子に対して
    着脱自在とされると共に、接続時に前記出力端子から前
    記位置信号を受け付ける接続手段を備えてなる、 請求項2記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  7. 【請求項7】 前記位置検出手段が、 パチンコ遊技機の前後方向に延設されており、その長さ
    方向での位置を識別するための識別情報がその長さ方向
    に沿って適宜付されている識別情報体と、 該識別情報体と対向して配置されており、対面している
    前記識別情報を読み取る検出手段とを含み、 前記識別情報体が、前記第1部材又は前記第2部材の一
    方に取付けられると共に、前記検出手段が前記第1部材
    又は前記第2部材の他方に取付けられてなる、 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  8. 【請求項8】 前記識別情報は、幅方向に所定のパター
    ンで配された電極を一組としてなる組電極であり、前記
    識別情報体は、該組電極が長さ方向の位置により異なる
    パターンで配されてなるパターン電極であり、 且つ前記検出手段は、前記パターン電極中のいずれかの
    組電極と当接することで、接触している組電極のパター
    ンを検出する端子とされてなる、 請求項7記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  9. 【請求項9】 前記第1部材及び前記第2部材は、 その一方が、パチンコ遊技機の前後方向に延設されると
    共に、ラック歯を有し且つその先端にラック取付け部を
    備えてなるラック部材であり、 他方が、前記ラック部材のラック歯と噛合するピニオン
    歯を備え且つその回転により前記ラック部材を前後動さ
    せるピニオン部材を有すると共に、ブロック取付け部を
    備え且つ前記ラック部材を保持するようにされてなる保
    持ブロックであり、 前記ラック部材が、ラック取付け部を介して前記枠体又
    は前記パチンコ遊技機の一方に取付けられると共に、前
    記保持ブロックがブロック取付け部を介して前記枠体又
    は前記パチンコ遊技機の他方に取付けられてなる、 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付け装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付
    け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊技
    機と、 前記複数のパチンコ遊技機の取付けに用いられている前
    記取付け装置のそれぞれから、前記出力端子を介して前
    記位置信号を受け付ける受け付け手段、及び当該位置信
    号に基づいて、その取付け装置における第2部材の第1
    部材に対する相対位置に対応する情報を各パチンコ遊技
    機と関連付けて所定の記録媒体に記録する記録手段、を
    有するコンピュータと、 を含んで構成されるパチンコ遊技機管理システム。
  11. 【請求項11】 前記記録手段は、前記記録媒体に、パ
    チンコ遊技機の傾斜角についての情報を各パチンコ遊技
    機と関連付けて記録するようにされてなる、 請求項10記載のパチンコ遊技機管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付
    け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊技
    機のそれぞれから、その取付けをなしている取付け装置
    の出力端子を前記出力端子を介して、前記位置信号を受
    け付ける受け付け手段と、当該位置信号に基づいて、そ
    の取付け装置における第2部材の第1部材に対する相対
    位置に対応する情報を各パチンコ遊技機と関連付けて所
    定の記録媒体に記録する記録手段とを有してなる、 パチンコ遊技機管理システムのコンピュータ。
  13. 【請求項13】 前記コンピュータは、前記記録媒体に
    記録された前記情報に基づいて、取付け装置における第
    2部材の第1部材に対する相対位置に対応する情報を各
    パチンコ遊技機毎に表示する表示出力手段を備えてな
    る、 請求項12記載のパチンコ遊技機管理システムのコンピ
    ュータ。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付
    け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊技
    機のそれぞれから、その取付けをなしている取付け装置
    の出力端子を前記出力端子を介して、前記位置信号を受
    け付ける受け付け手段と、当該位置信号に基づいて、そ
    の取付け装置における第2部材の第1部材に対する相対
    位置に対応する情報を各パチンコ遊技機と関連付けて所
    定の記録媒体に記録する記録手段とを有してなる、 パチンコ遊技機管理システムのコンピュータ。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付
    け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊技
    機のそれぞれから、その取付けをなしている取付け装置
    の出力端子を前記出力端子を介して、前記位置信号を受
    け付ける制御手段と、所定の記録媒体とを有しているコ
    ンピュータにて実行される方法であって、 前記制御手段が、 前記取付け装置のそれぞれから前記位置信号を受け付け
    る過程と、 当該位置信号に基づいて、その取付け装置における第2
    部材の第1部材に対する相対位置に対応する情報を各パ
    チンコ遊技機のそれぞれと対応付けて所定の記録媒体に
    記録する過程と、 を実行する、パチンコ遊技機管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付
    け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊技
    機のそれぞれから、その取付けをなしている取付け装置
    の出力端子を前記出力端子を介して、前記位置信号を受
    け付ける制御手段と、所定の記録媒体とを有しているコ
    ンピュータを、パチンコ遊技機管理用コンピュータとし
    て機能させるためのプログラムコードが、コンピュータ
    可読の形態で記録されている記録媒体であって、 前記プログラムコードが、前記制御手段に、 前記取付け装置のそれぞれから前記位置信号を受け付け
    る処理と、 当該位置信号に基づいて、その取付け装置における第2
    部材の第1部材に対する相対位置に対応する情報を各パ
    チンコ遊技機のそれぞれと対応付けて所定の記録媒体に
    記録する処理と、 を実行させるものである、記録媒体。
  17. 【請求項17】 請求項1記載のパチンコ遊技機の取付
    け装置を用いて枠体に取付けられた複数のパチンコ遊技
    機のそれぞれから、その取付けをなしている取付け装置
    の出力端子を前記出力端子を介して、前記位置信号を受
    け付ける制御手段と、所定の記録媒体とを有しているコ
    ンピュータを、パチンコ遊技機管理用コンピュータとし
    て機能させるためのプログラムコードであって、 前記プログラムコードが、前記制御手段に、 前記取付け装置のそれぞれから前記位置信号を受け付け
    る処理と、 当該位置信号に基づいて、その取付け装置における第2
    部材の第1部材に対する相対位置に対応する情報を各パ
    チンコ遊技機のそれぞれと対応付けて所定の記録媒体に
    記録する処理と、 を実行させるものであり、所定の記録媒体にコンピュー
    タ可読の形態で記録されているプログラムコード。
JP2000183666A 2000-06-19 2000-06-19 パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体 Pending JP2002000915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183666A JP2002000915A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000183666A JP2002000915A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002000915A true JP2002000915A (ja) 2002-01-08

Family

ID=18684216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000183666A Pending JP2002000915A (ja) 2000-06-19 2000-06-19 パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002000915A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081762A (ja) * 2002-06-28 2004-03-18 Nariyasu Miyamoto パチンコ台の取付け装置
JP2004135974A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Gp Advance:Kk 遊技機の取付装置
JP2005312852A (ja) * 2004-04-26 2005-11-10 Tadashi Inazuki パチンコ台の取付け装置
JP2009148486A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nariyasu Miyamoto パチンコ台取付装置
JP2012139354A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の島設備
JP2013031587A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Three Stone:Kk 外周枠固定装置
JP2016013400A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 稲月 正 パチンコ台枠の上部取付け装置
JP2021020029A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 稲月 正 パチンコ台の傾斜設定システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849821U (ja) * 1981-10-01 1983-04-04 日本放送協会 可変デイジタル出力装置
JPS61182785U (ja) * 1985-05-08 1986-11-14
JPH01158983A (ja) * 1987-09-04 1989-06-22 Nissho:Kk パチンコ遊技機の集中管理装置
JPH01207091A (ja) * 1988-02-13 1989-08-21 Daikoku Denki Kk パチンコゲーム機の管理システム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849821U (ja) * 1981-10-01 1983-04-04 日本放送協会 可変デイジタル出力装置
JPS61182785U (ja) * 1985-05-08 1986-11-14
JPH01158983A (ja) * 1987-09-04 1989-06-22 Nissho:Kk パチンコ遊技機の集中管理装置
JPH01207091A (ja) * 1988-02-13 1989-08-21 Daikoku Denki Kk パチンコゲーム機の管理システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081762A (ja) * 2002-06-28 2004-03-18 Nariyasu Miyamoto パチンコ台の取付け装置
JP2004135974A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Gp Advance:Kk 遊技機の取付装置
JP2005312852A (ja) * 2004-04-26 2005-11-10 Tadashi Inazuki パチンコ台の取付け装置
JP2009148486A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nariyasu Miyamoto パチンコ台取付装置
JP2012139354A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機の島設備
JP2013031587A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Three Stone:Kk 外周枠固定装置
JP2016013400A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 稲月 正 パチンコ台枠の上部取付け装置
JP2021020029A (ja) * 2019-07-24 2021-02-18 稲月 正 パチンコ台の傾斜設定システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4717706B2 (ja) 自動変速機のシフトレバー装置及びその組付け方法
JP2002000915A (ja) パチンコ遊技機の取付け装置、それを用いたパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ遊技機管理方法、並びに記録媒体
CN101154021B (zh) 投影机及投影机的梯形失真校正方法
DE3838512C1 (ja)
DE602004004719T2 (de) Befestigungs- und Ausrichtungsmechanismus des Bildsensors in einer Kamera
US20130105466A1 (en) Solder Handling Assembly
JP2004202204A (ja) 遊技機
US10976145B2 (en) Device for checking brake switch gap and method of using thereof
US6397667B1 (en) Surface property measuring device
JP4201333B2 (ja) 弾球遊技機
DE112006001091T5 (de) Pedalvorrichtung für ein Tasteninstrument
US4158212A (en) Magnetic tape head azimuth assembly
DE10217572A1 (de) Verriegelungseinrichtung für eine schwingungsfeste Linse für eine Kamera, schwingungsfester Adapter und Linseneinrichtung
JP2007059152A (ja) 電線保持具
CA2106050C (en) Cable position adjusting structure
JP4693229B2 (ja) パチンコ遊技機の取付け装置
US5044062A (en) Printed circuit board assembly apparatus
JP2005125004A (ja) 弾球遊技機
JP3098686B2 (ja) シフトレバー装置
US5123154A (en) Printed circuit board assembly apparatus
JP2571184Y2 (ja) 刺しゅうミシン用刺しゅう枠固定装置
US5140730A (en) Printed circuit board assembly apparatus
JP3840055B2 (ja) 遊技機用釘測定装置
JPH10216385A (ja) ミシンの糸通し装置
JP2011036726A (ja) パチンコ遊技機の取付け装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907