JP2007059152A - 電線保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 傾倒可能な電線保持具において、起立姿勢でロックできると共に、倒伏姿勢へ変位させるときは簡易な操作により、姿勢変換を可能とする電線保持具を提供する。
【解決手段】 支持部13には支柱12の基部を回動可能に支持する支軸13cを備える一方、支柱12には支軸13cに嵌合すると共に支柱12の軸方向へ延びる長孔12cを形成して起立姿勢の支柱12を軸方向に上下移動可能とする。更に支持部13には支柱12を起立姿勢で、かつ上方への移動端へ押圧する押圧手段16を設けると共に、支持部13と支柱12との間には支柱12が上方への移動端にあるとき支柱12の倒伏姿勢への変位を規制し、支柱12が押圧手段16に抗して下方へ押圧されて移動したとき支柱12の変位規制を解除して倒伏姿勢へ変位可能とするロック手段15を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電線保持具に関し、詳しくは、電線保持具を倒伏姿勢に変位させる機能を保持しつつ、起立姿勢時には電線の張力等の外力に影響されず安定的に起立姿勢を維持できるようにするものである。
従来、図6(A)に示すように、ワイヤハーネスの組立作業に用いる電線保持具1として、特開2001−176341号公報(特許文献1)に記載のものが提供されており、この電線保持具1は、組立作業板2に固定される支持部3に対し電線保持部4を備えた支柱5を起立姿勢から倒伏姿勢へ変位可能としている。このように、支柱5を倒伏姿勢に変位することによって、複数の電線保持具1間に布線された電線束にテープを巻き付け操作する際、経路途中の電線保持具1が邪魔にならないようにしている。また、オプション用の電線の布線経路に立設された電線保持具1を用いない作業においては、同様にその個所に立設された電線保持具1を倒伏姿勢とすることで、使用しない布線経路を区別することができる。
この従来の電線保持具1では、図6(B)に示すように、支持部3に対し支軸3aを介して回動可能に支持された支柱5は、この支柱5の底面に形成された凹部5aに対し、支持部3に備えられると共にスプリング6aによって支柱5の底面方向に付勢されたボール6bが嵌合することによって支柱5の起立状態が維持されるようになっている。そして、支柱5を倒伏姿勢に変位させるには、電線保持部4を支柱5と共に倒伏方向へ傾倒させることによってボール6bと凹部5aとの嵌合状態を解除することで、容易に倒伏姿勢へ変位させることができる。
特開2001−176341号公報 特開平6−333441号公報
上記のように、電線保持部1の支柱5は、ボール6bと凹部5aとの嵌合作用によって起立姿勢を維持する構成としているので、支柱5の倒伏操作時は、支柱5を傾倒させるのみの簡易な操作により行うことができる。しかしながら、電線保持具1が電線の布線経路の屈曲ポイントに位置するような場合には、電線保持部4に係止された電線の張力等の外力が作用することによって、ボール6bと凹部5aとの嵌合状態が解除される方向に支柱5が不意に傾く場合がある。この場合、電線保持部4の位置が正規の位置からずれることとなるため、布線経路の屈曲ポイントがずれたり、布線経路の寸法精度が低下することになり、自動車の配索経路に対応する高い寸法精度が要求されるワイヤハーネスにおいて品質低下をきたすおそれがある。このため、支柱5の起立姿勢を安定的に維持させるために、起立姿勢でロックできる機構を別途設けもの(特許文献2)もあるが、支柱5の倒伏操作は、ワイヤハーネスの組立工程中において頻繁に発生する作業であるため、ロック解除に手間を要すると、ワイヤハーネスの組立作業の効率を低下させるという新たな問題が生じることとなる。
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、電線保持部が起立姿勢にあるときは、傾倒方向に作用する外力に抗することができる機能を備えると共に、倒伏姿勢へ変位させるときは作業性を低下させることのない簡易な操作により、姿勢変換を可能とする電線保持具を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明では、電線を保持するための電線保持部を上端に備えた支柱と、該支柱を起立姿勢と倒伏姿勢との間で変位可能に支持する支持部と、該支持部をワイヤハーネスの組立作業板上に取付固定するための取付部とからなる電線保持具において、
上記支持部には上記支柱の基部を回動可能に支持する支軸を備える一方、上記支柱には上記支軸に嵌合すると共に支柱の軸方向へ延びる長孔を形成して起立姿勢の支柱を軸方向に上下移動可能とし、更に支持部には上記支柱を起立姿勢で、かつ上方への移動端へ押圧する押圧手段を設けると共に、上記支持部と支柱との間には支柱が上方への移動端にあるとき支柱の倒伏姿勢への変位を規制し、支柱が上記押圧手段に抗して下方へ押圧されて移動したとき上記支柱の変位規制を解除して倒伏姿勢へ変位可能とするロック手段を設けていることを特徴とする電線保持具を提供している。
上記構成によれば、電線保持部を備える支柱が起立姿勢にあるときは、ロック手段により傾倒姿勢への変位が規制されているので、外力の影響で不意に支柱が傾倒することがない。一方、支柱を傾倒させる場合は、電線保持部を下方へ押圧することにより支柱が下方へ移動すると、ロック手段による支柱の変位規制が解除されるので、電線保持部を押圧すると同時に支柱を傾倒させる方向に操作することで支柱を倒伏姿勢に容易に変位させることができる。
より具体的には、上記支持部は回動可能な支柱の両側をガイドする一対の支持片を備え、上記ロック手段は支柱が倒伏姿勢から起立姿勢へ回動変位したとき反対側への支柱の回動を規制するために上記一対の支持片間に設けたストッパーピンと、上記支柱が起立姿勢で下方へ移動した状態にあるとき上記ストッパーピンを受け入れ可能に上記支柱に形成された導入溝と、該導入溝に連通して支柱の上方への移動を許容すると共に支柱が上方へ移動した状態ではストッパーピンに係合して支柱の倒伏姿勢への変位を規制可能な係止溝とから構成している。
このようにすれば、支柱の反対側への傾倒を規制するストッパーピンを、導入溝および係止溝に係止させることで、支柱の起立姿勢を保持するロック手段の構成部材として兼用することができるので、複雑な機構を要することなく支柱の起立姿勢の維持機能と、倒伏姿勢への傾倒操作時の解除機能を具備させることができる。
更に具体的には、上記押圧手段は、上記支持部に支持された支柱の底面部を上方へ向けて押圧すべくスプリングにより弾圧されたボールから構成している。
このような構成によれば、支柱に対するポールプランジャの押圧作用によって、ストッパーピンと係止溝との係止状態を安定的に維持させることができる。また、支柱の起立姿勢のロック状態が解除された後、および支柱を倒伏姿勢から起立姿勢へ移動操作する際には、支柱の底面部に対するボールの転がり作用によって、軽い操作力で支柱の姿勢変換操作を行うことができる。
更に、上記支柱の底面部において上記ボールと接する面に円弧面を形成すると共に、導入溝が形成された支柱の側面部には導入溝へストッパーピンを案内するためのテーパー状のガイド面を形成している。
このように構成すれば、支柱の姿勢変換操作力をより一層軽減できると共に、支柱を倒伏姿勢から起立姿勢へ変換操作する際には、ストッパーピンに接するガイド面の案内により支柱をボールを押圧する方向に移動させることができるため、支柱を起立させると同時にストッパーピンと係止溝によるロック手段を作用させることができる。
以上の説明より明らかなように、本発明の電線保持具によれば、布線される電線を保持する電線保持部を支柱と共に起立姿勢から倒伏姿勢へ変位可能な機能を備えつつ、起立姿勢では外力によって不意に倒伏姿勢へ変位するのをロック手段により確実に阻止できる。よって、不意な傾倒による電線保持具間の寸法精度が低下するのを防止できる。一方、倒伏姿勢への操作時には電線保持部を下方へ押圧しながら支柱を傾倒させるのみの簡易な操作によって倒伏姿勢へ変位させることができる。よって、電線保持具を起立姿勢から倒伏姿勢へ変位させるに際し、作業性が低下することがない。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図5はワイヤハーネスの組立時に組立作業板Aに立設して使用する電線保持具10の実施形態を示し、この電線保持具10は電線を受け入れて保持する電線保持部11を上端に備えた支柱12と、この支柱12を支持する支持部13と、支持部13を組立作業板Aの所定位置に取付固定するための取付部14とから構成している。
電線保持部11は電線を受け入れて挟持可能な音叉形状をなし、下部に突設した雄ネジ部11aを支柱12の上部に形成した雌ネジ部12aにねじ込むことで支柱12の上端に取り替え可能に固定している。
支柱12は金属製の丸棒からなり、図2(A)(B)に示すように、下部両側には対向する平坦部12bを形成すると共に、この平坦部12b間を貫通するようにして軸方向に延びる長孔12cを形成している。この長孔12cは支柱12を取付部14に対し起立姿勢と倒伏姿勢に回転変位させる回転中心となると共に、支柱12を起立姿勢で軸方向に上下動可能に案内する機能を備えている。また、長孔12cの上方には後述のストッパーピン15aとの間で支柱12のロック手段15を構成する導入溝15bと係止溝15cを形成している。導入溝15bは支柱12の外周から略中心位置に向かって切り欠き形成されると共に、係止溝15cは導入溝15bの端部に連通するようにして長孔12cの方向へ延びるようにして形成することで、導入溝15bの入り口付近に係止爪15dを形成している。
また、支柱12の下面部は長孔12cを中心とする円弧面12dを形成し、導入溝15bが形成された支柱12の側面部、即ち係止爪15dの外面には導入溝15bへストッパーピン15aを案内するためのテーパー状のガイド面15eを形成している。
支持部13は、図3(A)〜(C)に示すように、支柱12の両側の平坦部12bを挟み込んでガイドする一対の支持片13aと、ボルト部材から構成される取付部14を下方へ向けて突設するベース部13bとから構成している。一対の支持部13a間には、支柱12を挟み込んだ状態で長孔12cを貫通する支軸13cを取り付け、この支軸13cを回動中心として支柱12を起立姿勢と倒伏姿勢との間で変位可能に支持するようにしている。また、支柱12の回動中心は軸方向に延びる長孔12cから構成されているため、支柱12は起立姿勢において支軸13cに支持された状態で所定寸法上下方向へ移動可能となっている。
更に、一対の支持片13aにおける支軸13cの上方位置には、支柱12における導入溝15bと反対側の外面に当接することで支柱12の倒伏方向を所定の一方向に規制するためのストッパーピン15aを取り付けている。このストッパーピン15aは、支柱12の下方への移動端、即ち支軸13cが長孔12cの内面上部に当接する状態において、支柱12の導入溝15bに対応する高さ位置で、かつ導入溝15bに進入可能な軸径に設定されている。一方、支柱12が起立姿勢で上方への移動端、即ち支軸13cが長孔12cの内面下部に当接する状態に位置するときは、ストッパーピン15aが係止溝15c内に相対的に移動して係止溝15cの内面、即ち係止爪15dに当接することで、支柱12の倒伏方向への傾倒を規制可能としている。このようにストッパーピン15aは支柱12の他方向への傾倒を規制する機能と、起立姿勢の支柱12の傾倒を一時的に規制するロック手段15としての機能を備えている。
支持部13のベース部13bには、起立姿勢の支柱12を上方へ移動させることでロック手段15により支柱12の傾倒が規制される状態を維持可能とするために支柱12を上方へ押圧する押圧手段16を設けている。この押圧手段16は、支柱12の底面部に対向するベース部13bの中央に形成した凹部16a内に圧入されたスプリング16bと、このスプリング16bにより上方へ向けて弾圧されたボール16cとから構成している。
次に,電線保持具10の作用について説明する。
電線保持具10は組立作業板Aにおける電線の布線経路に沿った所定位置に形成された取付孔Bに対し、取付部14を挿通すると共にナットNによって締め付け固定することで、所定方向に向けて取付固定される。そして、通常の電線の布線作業中においては、支柱12は起立姿勢とされ、布線された電線への外装品やテープ巻き操作時において電線保持部11が作業の邪魔になる場合には、倒伏姿勢に変位される。
支柱12の起立姿勢では、図4(A)に示すように、支柱12の底面部がボール16cの上方への弾圧力を受け、これに伴い支柱12は支軸13cに対し長孔12cの内面下部が当接する位置まで上方へ移動した位置へ押しやられる。この状態では、ストッパーピン15aが係止溝15c内に進入した状態となるため、支柱12に倒伏方向への外力が作用しても支柱12は係止溝15cの内面、即ち係止爪15dにより倒伏方向への傾倒が規制された状態となっている。よって、支柱12に対し電線の張力や、他の外力が作用しても支柱12は傾倒することなく安定した起立状態を維持することができるため、電線保持部11の位置がずれることがなく、電線の布線における寸法精度の向上を図ることができる。
一方、支柱12を倒伏姿勢に変位させるには、図4(B)に示すように、電線保持部11を上方から下方へ向けて押圧することにより、支柱12はボール16cによる上方への付勢力に抗して支軸13cが長孔12cの内面上部に当接するまで下方へ移動する。この状態に至ると、ロック手段15におけるストッパーピン15aは係止溝15cから抜け出て導入溝15bの形成位置まで相対的に移動するため、ロックが解除される。続いて、図4(C)に示すように、支柱12の倒伏方向への押圧操作により、支柱12は容易に倒伏姿勢へ変位される。このように、支柱12の倒伏操作は電線保持部11に対する下方への押圧操作と、所定の側方への倒伏操作という連続操作可能な作業によって行われるので、従来の電線保持具と同様に支柱12の倒伏操作をワンタッチで容易に操作することができる。
倒伏姿勢にある電線保持具10を起立姿勢にしてロックするには、倒伏した電線保持部11を持ち上げて支柱12を起立方向に操作するのみで簡単に行うことができる。即ち、支柱12の下面部に形成した円弧面12dをボール16cが転動することで円滑な起立姿勢への変位がなされ、更に係止爪15dに設けたガイド面15eによってストッパーピン15aが導入溝15b内に相対的に案内されることによって支柱12の起立姿勢への変位操作を容易に行うことができる。導入溝15b内でストッパーピン15aが内壁面に当接して完全な起立姿勢になると同時にボール16cの押圧力によって支柱12は上方へ押し上げられ、これによりストッパーピン15aは相対的に係止溝15c内へ進入して支柱12の倒伏方向への移動が規制され、起立姿勢でロックされる。
なお、実施形態では電線保持具10として金属製材料からなる例を示したが、樹脂製の構成部材を用いることもできる。また、電線保持部11として音叉形状の部材を用いた例を示したが、1本の腕のみからなるもの、3本以上の腕部分を備えたもの、その他の形状の電線保持部を適宜選択して用いることもできる。
図5は軟質の樹脂材料からなるカバー20を装着した例を示し、このカバー20は支柱12を倒伏操作するときに、支柱12と支持部13との間に電線が引っ掛かって損傷を受けるのを防止するものである。このカバー20は支持部13を覆う第1カバー部20aと支柱12の基部を覆う第2カバー部20bがテーパー状の繋ぎ部20cによって一体的に形成され、第1カバー部20aにおける支柱12の倒伏方向と反対側の稜線部には支柱12の傾倒時のためのスリット20dを形成している。上記構成からなるカバー20を電線保持具10に装着することで傾倒操作に伴う噛み込みに起因する電線の損傷を防止するこができる。
本発明は電線保持具の斜視図である。 支柱を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 支持部および取付部を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図である。 (A)〜(C)は支柱のロック解除から倒伏位置への傾倒操作の工程を示す一部切り欠き要部拡大図である。 支柱および支持部にカバーを装着した状態の斜視図である。 (A)(B)は従来例を示す図である。
符号の説明
10 電線保持具
11 電線保持部
12 支柱
12c 長孔
12d 円弧面
13 支持部
13a 支持片
13c 支軸
14 取付部
15 ロック手段
15a ストッパーピン
15b 導入溝
15c 係止溝
15e ガイド面
16 押圧手段
16c ボール
A 組立作業板

Claims (4)

  1. 電線を保持するための電線保持部を上端に備えた支柱と、該支柱を起立姿勢と倒伏姿勢との間で変位可能に支持する支持部と、該支持部をワイヤハーネスの組立作業板上に取付固定するための取付部とからなる電線保持具において、
    上記支持部には上記支柱の基部を回動可能に支持する支軸を備える一方、上記支柱には上記支軸に嵌合すると共に支柱の軸方向へ延びる長孔を形成して起立姿勢の支柱を軸方向に上下移動可能とし、更に支持部には上記支柱を起立姿勢で、かつ上方への移動端へ押圧する押圧手段を設けると共に、上記支持部と支柱との間には支柱が上方への移動端にあるとき支柱の倒伏姿勢への変位を規制し、支柱が上記押圧手段に抗して下方へ押圧されて移動したとき上記支柱の変位規制を解除して倒伏姿勢へ変位可能とするロック手段を設けていることを特徴とする電線保持具。
  2. 上記支持部は回動可能な支柱の両側をガイドする一対の支持片を備え、上記ロック手段は支柱が倒伏姿勢から起立姿勢へ回動変位したとき反対側への支柱の回動を規制するために上記一対の支持片間に設けたストッパーピンと、上記支柱が起立姿勢で下方へ移動した状態にあるとき上記ストッパーピンを受け入れ可能に上記支柱に形成された導入溝と、該導入溝に連通して支柱の上方への移動を許容すると共に支柱が上方へ移動した状態ではストッパーピンに係合して支柱の倒伏姿勢への変位を規制可能な係止溝とからなる請求項1に記載の電線保持具。
  3. 上記押圧手段は、上記支持部に支持された支柱の底面部を上方へ向けて押圧すべくスプリングにより弾圧されたボールからなる請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の電線保持具。
  4. 上記支柱の底面部において上記ボールと接する面に円弧面を形成すると共に、導入溝が形成された支柱の側面部には導入溝へストッパーピンを案内するためのテーパー状のガイド面を形成している請求項3に記載の電線保持具。
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