JP2013048872A - 遊技機の取付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機を遊技機島に取付けるにあたり、遊技機島の上架板と装着枠との間隙に設けた押圧板で装着枠の上面を押圧して固定する取り付け装置に於いて、装着枠の取付け不具合に起因する遊技機島と遊技機の干渉や不完全な施錠状態を解消し、装着枠の取付けも簡易に行えるようにした。
【解決手段】遊技機の装着枠の上面を押圧する押圧板と対応する装着枠の下面側に支持板を設け、この支持板を装着枠の傾きを規制する規制手段に備えて、上記の問題の解決を計るとともに装着枠の位置決めも合わせて行えるようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、パチンコ台などの遊技機を遊技機島に取付ける遊技機の取付け装置に関する。
パチンコ台などの遊技機1は、図2で示したように裏側に設けた矩形の装着枠2にヒンジ構造3によって開閉自在および取外し自在に取付けられており、遊技機1を図1で示した遊技機島4に取付ける場合、装着枠2を外して遊技機島4の上架板5と下架板6と縦部材7とで形成された区画C内に配置し、この装着枠2の枠上板8と枠下板を9をビス等で止着したり、専用の取り付け器具で固定した状態で遊技機1をヒンジ構造3を介して装着枠2に取付け、遊技機1を遊技機島4に閉じて使用に供する。
上記の遊技機の取付け作業の簡略化を計る上で、下面に鋭利な刃先を形成した部材を備え、木製の装着枠の枠上板に刃先を喰い込ませて取付ける装置が提案されている。(特許文献1)この取付け装置では、遊技機島の上架板の後端部に刃先を通過させるための通過溝を加工形成しなければならず、また、装着枠が金属製の場合、または装着枠の角部の金属板の補強個所では刃先が喰い込めないので該個所での取付けができなかった。
特開2010−240265
この発明が解決しようとする課題は、遊技機島の上架板に溝等の切り欠き加工をしなくとも、遊技機の装着枠を遊技機島に堅固に取付ける装置を提供するものであり、さらに装着枠の固定が枠上板が撓まない個所で行えるようにして、固定の不安定さや枠全体の変形に起因する遊技機島と遊技機の干渉を無くすことにある。
遊技機島の上架板は、特別に設計変更する以外は厚み20ミリ前後、取付け有効巾70ミリ〜80ミリと規格化されており、遊技機島の上架板の後端を切り欠いて、この切り欠き内に刃先が通過するようにした従来装置の場合、遊技機の装着枠の枠上板の前後巾の規格寸法は最大70ミリ、最小で50ミリ程度で巾の狭い場合は枠上板の後端は20ミリ前側となり、この巾の狭い場合の枠上板を確実に固定するには遊技機島の上架板の切り欠きは通常よりさらに前側に切り欠く必要がある。遊技機島の上架板の取付け有効部(板水平の箇所)は前述のように後端より70ミリ〜80ミリで規格化されているので、上記の切り欠きは上架板の巾の半分もしくはそれ以上となり、工事が困難でさらに遊技機島全体の強度劣化の原因となる。
また、前記の(特許文献1)のように遊技機の装着枠の枠上板の上面に刃先を喰い込ませて固定する場合、左右の枠縦板の上部、即ち、角部以外では撓んで固定状態が不安定になり、さらに枠全体が歪んで変形するので、遊技機の取付けにおいて遊技機島と遊技機が干渉して遊技機の開閉や施錠に支障をきたす。しかし、この左右の角部はL型の金属板で補強されていて刃先が喰い込むことができないので中心側の撓む個所でしか固定ができない。枠上板の下面側に撓みを支える補助板を設けて補助的に解消を計っても、撓む度合いが大きいので補助板自体が下降して撓みの発生は解消できない。
また、補助板の高さは枠上板の下面に密着するように調整しなければならないが、補助板は所定の高さでロックするようにしているので、調整の都度にロックの解除と固定の操作を繰り返さなければならず繁雑であるとともに、最適な高さでロックするには周辺が狭いため難しいものであり、結果として装着枠が撓んで固定状態にバラツキがあり遊技機の取付けが不安定なものになっていた。
この発明によれば、遊技機島の上架板と下架板間の区画内に遊技機を配置して、遊技機に備えられた装着枠の枠上板の上面を押圧して遊技機を遊技機島に取付ける遊技機の取付け装置であり、遊技機を遊技機島の区画内の下架板上に載置した状態で、遊技機島の上架板と遊技機の装着枠の枠上板との間隙内に設けた押圧板と、この押圧板の後端側を支点として先端部を降下する押圧手段と、遊技機の装着枠の枠上板の後端部に当接して遊技機の後方への移動を規制し上下位置調整機構を備えた規制手段と、この規制手段は装着枠の下面側で押圧板と上下に対応する個所に設けた支持板を備え、押圧手段を操作して押圧板で遊技機の装着枠の枠上板を押圧して遊技機を遊技機島に固定するにあたり、押圧板と支持板とで装着枠を押圧挟持して固定および位置決めをする遊技機の取付け装置を提供した。
上記の規制手段は、装着枠の下面と後端部とに係合するL型の支持板を先端部に備え、支持板を遊技機の前後方向に移動調整して遊技機の傾きを設定できるようにして位置決めを行うとともに、上下位置調整機構によって支持板の高さを調整するようにした。
上記の押圧板は、弾性板とした。
上記の押圧板は、押圧面にヤスリ等の滑り止めを設けた。
以上の解決手段によって上記の課題が解決される。
この発明は、上記のように構成したので遊技機島の上架板と遊技機の装着枠の枠上板との間隙内に設けた押圧板が、この先端部から順次に遊技機の装着枠の枠上板を押圧して遊技機を遊技機島に堅固に取付けるので、遊技機島の上架板に切り欠きを形成することがなく、遊技機島の上架板の強度の減少や遊技機島の上架板の加工等を原因とする装置自体の取付け工事の難度が解消できる。
また、この取付け装置は装着枠の枠上板に対して押圧抵抗力および摩擦抵抗力で固定するものであり、押圧部材を板状としたので抵抗及び摩擦面積が大きく堅固に固定でき、さらに押圧板と対向する個所の装着枠の下面に支持板を設けたので、押圧面が金属面であっても上下より挟持して堅固に固定でき、結果として装着枠の枠縦板の上部個所を押圧して固定できるので枠上板は撓みが無く、遊技機島に取付けた遊技機は開閉時に遊技機島と干渉せず施錠も確実に行われる。
また、押圧板は弾性作用によって遊技機島の上架板と遊技機の装着枠の枠上板との間隙の大小に関係なく枠上板を押圧して支持板と挟持して固定するので、遊技機は遊技機島に堅固に固定され、上記の間隙量に変化が生じても固定状態に影響を受けない。また、遊技機を長期間取付けたままの状態に起因する装着枠の撓みや、遊技機自体の振動による取付け箇所の緩み等は押圧板の弾性によって吸収するので、遊技機は長期間取付けたままでも開閉時に外れたりすることがない。
また、装着枠の枠上板の下面側で押圧板に対応する支持板は、規制手段の先端部に設けたので装着枠の下面の高さに合わせて行う上下の調整操作が別々でなく一度で行えるとともに支持板はL型としたので装着枠の後方への位置決めが兼用される。
また、支持板は上下位置調整機構によって装着板の下面を押圧する高さに簡易に調整でき、調整後にロック等を必要としないので調整作業が簡略化している。
また、押圧板は弾性板として押圧面に設けたヤスリ等の滑り止めを形成したので押圧抵抗力及び摩擦抵抗力が向上し、上記の弾性作用との相乗効果で、装着枠が金属性の場合においても木製と同様に堅固に固定できる。
この発明の一実施例を示す遊技機島の正面図 遊技機と装着枠の開閉状態を示す斜視図 図1のA−A線に沿う遊技機の取付け装置を設置した遊技機島の断面図 同上、遊技機の取り付け装置の拡大図 遊技機の取り付け装置の押圧手段の動作を示す側面図 図4のB−B線に沿う断面図 図4のC−C線に沿う断面図 遊技機の取り付け装置の分解図 上下位置調整手段の動作状態を示す断面図 押圧板の待機状態を示す断面図 支持板の支持状態を示す断面図 支持板を備えた規制手段の断面図 押圧板の斜視図 規制手段の上下位置調整機構の分解斜視図 上下位置調整機構の側面図
この発明を図面に基づいて説明する。
この発明の遊技機の取付け装置Aは図1で示した遊技機島4の区画Cに対応し左右一対として上架板5に取付けられている。遊技機島4はこの上架板5と下架板6と通常サンドと称する玉供給用のケース等を含む縦部材7で区画Cが形成されている。この区画Cに遊技機1が配置されて使用に供する。
遊技機1は図2で示したように装着枠2がヒンジ構造3を介して機体の裏側に閉じた状態で上記の区画C内に取付けられる。区画C内に配置された遊技機1は図3で示したように装着枠2の枠下板9が下架板6上に載置され且つ、枠上板8が上架板5の下方で適宜な間隙Dを保持して対向するようにして装着枠2が取付けられ、結果として遊技機1が遊技機島4に開閉自在として取付けられる。
この発明の取付け装置Aは装着枠2の上部の取付け、即ち枠上板8に対する取付け装置に関するもので、一方、枠下板9の取付けは、釘やビスもしくは従来の取付け装置等で特に限定するものではない。また、この取付け装置Aは枠上板8を下方に押圧して固定するものであり、枠上板8の取付けにおいて枠下板9も同様に下架板6を押圧して固定されるので枠下板9の後方への移動を規制することができればとくに固定手段を利用しなくとも堅固に固定される。
上架板5と枠上板8の間隙Dは装着枠2が自在に出入りできるように設計上3mm程度の間隔が保たれており、この取り付け装置Aは上記の間隙B内に押圧板16を配置してこの枠上板8の上面を押圧して装着枠2を固定するものである。しかしながら押圧板16は装着枠2の出入りの邪魔にならない1mmから2mm程度の厚みに限定される上に、押圧板16を単に水平降下させて枠上板8を押圧したとしても、押圧板16の先端部が枠上板8の上面より上方に反り上がり後端部のみが枠上板8の後端部上面を押圧することになる。この不安定な取付け状態では高重量の遊技機1を堅固に固定することはできないので、点検等で遊技機1を前方に開いた場合、遊技機1の左側上部の取付け部に全体の荷重が掛かると、枠上板8の上面の前側が押圧板16で押圧されていないため前方に動いて遊技機1は脱落する。
また、枠上板8の規格巾は70mmであるが特殊な場合は50mm程度の物もあり、枠上板8は前端の位置を基準として取り付けられるため巾が狭い場合、押圧板16は先端部の上方に反り上がった個所のみで押圧することになり遊技機1の固定状態は尚一層悪くなる。この取付け装置Aは上記の観点より押圧板16をこの後端側を支点として先端側を降下させて押圧板16の先端部で枠上板8の前側の上面を押圧するようにして上記の問題を解決したものである。
図3より図8で示した取付け装置Aは、遊技機島4の上架板5と装着枠2の枠上板8との間隙D内に設けた押圧板16と、上下位置調整手段17を介して押圧板16を設けた押圧手段18と、上下位置調整機構78を備えた規制手段19と、この規制手段に設けられた支持板86で構成している。
押圧板16は、鉄材質のSK材を焼き入れしたバネ板等を一例とするバネ作用を有する弾性板であり、下面の押圧面20に図13で示したようにヤスリ等の滑り止め21を形成し、この下面の先端部をテーパー状22としている。ヤスリの形成にあたってはタガネの打撃による刻設や粉体金属の焼結による形成、または微粒ダイヤのメッキによる固着等の手段で形成するが、刻設の場合は押圧板16が後端方向に移動したときに抵抗を受ける向きにヤスリの目を形成する。
上記の押圧手段18は、ケース本体23に回転支点部を枢着した逆L型のリンク部材24と、このリンク部材24の下端側に設けられ押圧板16を接続する上下位置調整手段17と、リンク部材24の他端に係合したナット部材26およびこのナット部材26に螺合した操作ボルト27とで構成している。
押圧板16は図8に示したように、後端部28の上面に取付け金具29を止着している。取付け金具29は透穴30を形成した凸形状の頂部の下面にナット31を固着し、基底部32に螺子穴33と押圧板16の取付け穴34によって螺子35で押圧板16に止着している。
リンク部材24は左右一対の腕部37と、この下端側に一体で設けた上記の取付け金具29を上下方向スライド自在に収容する収容部36とで構成している。収容部36の内部には下端に6角穴38を備えた調整螺子39が回転自在に設けられている。調整螺子39は上部の径小部40を収容部36の天板41の軸穴42に挿通して突出端にワッシャー43を介してピン穴44にピン45を止着して回転自在としている。
図6および図9で示したように、取付け金具29を上記の収容部36内に入れて調整螺子39の下端の6角穴38を押圧板16の穴46より6角レンチで回し、調整螺子39を取付け金具29のナット31に螺合すると取付け金具29は収容部36内で回転を規制されて止着している押圧板16を上昇し逆回転で下降する。押圧板16は上記の構成による上下位置調整手段17によってリンク部材24の下端に接続される。
ケース本体23の内部には両側にカム47を一体に形成したナット部材26を螺合した操作ボルト27が回転自在に設けられている。ナット部材26のカム47はケース本体23の左右の案内溝48内に移動自在として架設されている。操作ボルト27は上端部に形成した径小な空転部49をケース本体23の天井部の軸穴50に配置し、後端の径小部51をケース本体23の内部下側に止着した軸受板52の軸穴53に挿通してケース本体23内で回転自在に立設されている。操作ボルト27は径小部51より連続して形成した6角の操作部54をレンチ等で回すとナット部材26はカム47が案内溝48によって回転を規制されるのでケース本体23の上下方向に移動する。軸受板52は左右の取付け部55とケース本体23との双方の止着穴56および止着穴57に径大な頭部を有する支軸58を挿通して本体ケース23よりの突出端のピン穴59にピン60を嵌入して本体ケース23内に止着されている。
リンク部材24は一対の腕部37をケース本体23の外側に配置して収容部36の他端に形成したカム溝61にナット部材26のカム47を係合し、回転支点部の支点穴62とケース本体23の軸穴63に支軸64を挿通してこの突出端のピン穴65にピン66を嵌入してケース本体23に取付けられている。
図5で示したように、上記の操作ボルト27の操作部54を回すとナット部材26の移動にともなってリンク部材24の下端部に接続した押圧板16は接続個所となる後端側を支点として先端部が降下もしくは上昇する。
ケース本体23は、一端に垂下片67を形成した底部に止着穴68を設けた凹型の取付け板69を挿通穴70と螺子穴71に螺子72で下側の内部に止着している。このケース本体23を上架板5に取付けるには取付け板69を上架板5上に配置し、一体の垂下片67が上架板5の後端に当接した状態で、上架板5の下側より先端に螺子形成機能を有するビス73で取付け板69の止着穴68に螺子を切りながら貫通してケース本体23を堅固に固定する。
規制手段19は、軸受板52の一側に曲折形成した案内板75と、この案内板75に上下移動自在として止着した規制板76および規制板76に螺合した規制ボルト77とで構成され、規制板76に取付け穴90を挿通してボルト79を固着し、このボルト79は案内板75の長穴80に挿通してナット82によって上下位置を固定するようにして上下位置調整機構78を構成している。また、規制板76は上下移動にあたり曲折部83が案内板75の外縁に係合して移動案内する。規制板76の下端後側にはガイド穴104を介して規制ボルト77を螺合するナット88が止着している。図12で示したように、規制ボルト77は、支持板86の穴105に径大な頭部85を配置し、L型の支持板86および支持板86と固着した案内板87の挿通穴89を回転自在に挿通し、ナット91を螺合してナット88に同じく螺合している。規制ボルト77にはワッシャー106を介してピン92をピン穴93に嵌入して抜けを防止する。支持板86は装着枠2の枠上板8の後端部に当接してさらに枠上板5の下面に係合する高さに上記の上下位置調整機構78によって調整し、規制ボルト77を回して枠上板8の傾きの位置決めをし、位置決め後は螺合したナット91を締めて固定する。上記の装着枠2の位置決めは、装着枠2の枠縦板95の前面に傾き測定器を当てて所望の傾きで枠上板8の後端の位置を規制して傾きを設定する。
図14および図15は規制手段19の上下位置調整機構78の他の実施例を示している。軸受板52の一側に曲折形成した案内板75は長穴80の外側上下に軸受部96を上下に設け、一方、規制板76の曲折部83には軸受部96内に配置するコ型のナット部材97を固着している。規制板76を前述と同様にして案内板75に装着して、下端に六角の操作部98を形成したボルト99を軸受部96の軸穴100を介してナット部材97に螺合し、径小な突出端101のピン穴102にピン103を嵌入して抜け防止を計る。ボルト79に螺着するナット82を規制板76が上下にスライド可能な螺合状態として、操作部98をレンチで回し、規制板76を上下に移動して支持板86を装着枠2の下面に押圧係合する。
上記の取付け装置Aによって遊技機1を取付けるには、操作部54を回して押圧板16を図9で示したように間隙D内で水平の姿勢とし、ついで押圧板16の下側より調整螺子39を回して上架板5の下面方向に上昇させる。次いで操作部54を押圧板16の先端部が上昇する向きに回転してこの先端部を上架板5の下面に図10で示したように押圧当接する。押圧板16は先端部の下面をテーパー状22としているので、上記の待機状態で遊技機島4の区画Cに遊技機1の装着枠2が導入される際に枠上板8が押圧板16の先端に当たってもテーパー状22の案内で衝突することが無く、また押圧板16の先端部は弾機作用で上架板5の下面に当接しているので先端部が下がって導入の障害となることが無い。
次に装着枠2を区画C内に導入する。この際に枠上板8は後端を支持板86に当接して後方の移動を規制される。支持板86は枠上板8の下面の位置に対応してナット82を緩めて上下位置を調整するか、もしくは他の実施例による操作部98を回して上下位置を調整する。遊技機1は上部が後方に傾いた姿勢で遊技機島4に取付けられるものであり、この傾きの調整はナット91をゆるめて規制ボルト77を回し、設定後はナット91を締めて行う。
上記の遊技機1の区画Cへの導入にあたり、枠下板9も同様にしてビスもしくは下の取付け装置で位置決めおよび取付けが行われる。
次に操作部54を押圧板16の先端部が下降する向きに回して、図11で示したように押圧板16の下面で先端部より順次に枠上板8を押圧して装着枠2を堅固に固定する。この時、押圧板16の先端部は後方に移動しながら枠上板8を降下押圧するので枠上板8は同様に支持板86を押し付けて位置決めされる。操作部54は電動ドライバーもしくは手動レンチ等で操作するが、締め付けトルクを設定することで装着枠2の固定力を一定とすることができる。
遊技機1を取外す場合は、操作部54を上記と逆向きに回して押圧板16の先端部を前述の待機姿勢にまで上昇して取外しに供する。
この取付け装置Aは装着枠2の枠縦板95の上部個所を押圧することで枠上板8が撓む等の影響を受けず、さらに押圧板16と支持板86で上下より挟んで固定するので、間隙Dが多少大きい場合でも押圧力が一定となり堅固に固定することができる。また、上架板5の上部は区画Cと同様個所に補強仕切りが立設しているので枠縦板95の真上に取付け装置を設置することは現実にはできない。この取り付け装置Aでは押圧板16が板状で左右の巾があるので取付け位置に制限されずに枠縦板95の真上より押圧することができる。支持板86の高さ調整はロックおよび解除の操作を経ずとも直接的に調整できるので、装着枠2の取り付け作業が簡易に行える。
この発明の遊技機の取付け装置はパチンコ台の取付け以外にスロットマシーンの取付けにおいても同様に利用できる。
A・・・取付け装置
C・・・区画
D・・・間隙
1・・・遊技機
2・・・装着枠
4・・・遊技機島
5・・・上架板
6・・・下架板
7・・・縦部材
8・・・枠上板
9・・・枠下板
10・・・位置決め装置
16・・・押圧板
17・・・上下位置調整手段
18・・・押圧手段
19・・・規制手段
20・・・押圧面
21・・・滑り止め
52・・・支持板
78・・・上下位置調整機構

Claims (4)

  1. 遊技機島の上架板と下架板間の区画内に遊技機を配置して、遊技機に備えられた装着枠の枠上板の上面を押圧して遊技機を遊技機島に取付ける遊技機の取付け装置であり、遊技機を遊技機島の区画内の下架板上に載置した状態で、遊技機島の上架板と遊技機の装着枠の枠上板との間隙内に設けた押圧板と、この押圧板の後端側を支点として先端部を降下する押圧手段と、遊技機の装着枠の枠上板の後端部に当接して遊技機の傾きを規制し上下位置調整機構を備えた規制手段と、この規制手段は装着枠の下面側で押圧板と上下に対応する個所に設けた支持板を備え、押圧手段を操作して押圧板で遊技機の装着枠の枠上板を押圧して遊技機を遊技機島に固定するにあたり、押圧板と支持板とで装着枠を押圧挟持して固定および位置決めをすることを特徴とする遊技機の取付け装置。
  2. 上記の規制手段は、装着枠の下面と後端部とに係合するL型の支持板を先端部に備え、支持板を遊技機の前後方向に移動調整して遊技機の傾きを設定できるようにして位置決めを行うとともに、上下位置調整機構によって支持板の高さを調整するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の取付け装置。
  3. 上記の押圧板は、弾性板としたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の取付け装置。
  4. 上記の押圧板は、押圧面にヤスリ等の滑り止めを設けたことを特徴とする請求項1と請求項3記載に記載の遊技機の取付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015173924A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 株式会社スリーストン 遊技機の取付装置
JP2016013400A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 稲月 正 パチンコ台枠の上部取付け装置
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