JPH1157193A - パチンコ機の取付装置 - Google Patents

パチンコ機の取付装置

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JPH1157193A
JPH1157193A JP23537997A JP23537997A JPH1157193A JP H1157193 A JPH1157193 A JP H1157193A JP 23537997 A JP23537997 A JP 23537997A JP 23537997 A JP23537997 A JP 23537997A JP H1157193 A JPH1157193 A JP H1157193A
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JP
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fixed frame
holding member
plate portion
screw
inclination angle
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JP23537997A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Saito
一喜 斉藤
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SAITO PRESS KOGYO KK
Original Assignee
SAITO PRESS KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機を嵌め込む固定枠を島に傾斜を付
けて取り付けるパチンコ機に於ける固定枠取付装置の提
供。 【構成】 パチンコ機の固定枠Aを島の上部横材Bに取
り付ける上部取付装置1と、固定枠Aを島の下部横材C
に取り付ける下部取付装置2とからなり、上部取付装置
1は、上部挟持部材1Dと下部挟持部材1Eとから構成
され、上部挟持部材1Dは、スプリング22の弾発力を
利用して中板部18を回動するように軸支し、下板部1
7に上横材Bに食い込む上向き突起24を設け、中板部
18には上部横材Bに食い込ませる下向き突起23を設
け、又下部挟持部材1Eは、係止部材29に固定枠Aに
弾接係止する係止部41を設け、下部取付装置2は、下
部横材Cの端部に当接するストッパ−62が設けられ、
更に上調整板挟持間隙3と下調整板挟持間隙4に傾斜角
度調整板を嵌入することにより、固定枠Aの傾斜角度を
調整することができるように形成したことを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコ機を嵌め込
む固定枠を島に傾斜を付けて取り付けるパチンコ機に於
ける固定枠取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図22に示すようにパチンコ機を
嵌め込む固定枠Aを島の上部横材Bに上部取付装置体7
0を介して取付けると共に島の下部横材Cに下部取付装
置体71を介して取付けるにしたものは知られている
(例えば登録実用新案第3008911号公報参照)。
【0003】又熟練を要した大工および従業員がハンマ
−を用いて釘で固定枠を島に打ち付けることも知られて
いる。
【0004】又固定枠を島に取り付けるには、若干の傾
斜角度を設ける必要があるために傾斜角度を測定する傾
斜器を使用しながら島に対する固定枠の取け付け作業を
行っていることは知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、従来の図
22に示したパチンコ機を嵌め込む固定枠Aを島の上部
横材Bに上部取付装置体70を介して取付けるようにし
たものは、取付け作業に際して島の表側より狭いスペー
スを有した島の裏側、即ち島を形成する上部横材Bの後
縁の見えにくい所に上部取付装置体70を手探りに近い
状態で取付けるものであるので上部取付装置体70の上
部横材Bへの取付けを簡単に行うことができず、上部横
材Bより上部取付装置体70が取付け操作時に度々外れ
て円滑迅速に行うことができないものであり、固定枠A
の上部取付装置体70に対する取付け操作が簡便に出来
ない等の欠点があった。
【0006】又従来の図22に示したパチンコ機を嵌め
込む固定枠Aを島の下部横材Cに下部取付装置体71を
介して取付けるようにしたものは、固定枠Aを下部横材
Cに確実に取付けるために下部取付装置体71の取付け
位置と下部取付装置体71の取付け方向が正確である必
要があるが、下部横材Cのどこを目印として下部取付装
置体71を取付けるかが明確でないので下部横材Cに対
する下部取付装置体71の取付け位置と下部取付装置体
71の取付け方向が定まらず、下部取付装置体71の取
付け位置の選定と取付け方向の調整に手間取り取付けを
簡便に行うことが出来ない等の欠点があった。
【0007】又図22に示した従来の上部取付装置体7
0と下部取付装置体71では固定枠Aの所望の傾斜角度
を簡単に得ることが出来ず使用上不便である等の欠点が
あった。
【0008】又熟練を要した大工および従業員がハンマ
−を用いて釘で固定枠を島に打ち付ける従来の固定枠A
の取り付け技術では、大工および従業員がハンマ−や釘
および傾斜器を用いて、固定枠Aに傾斜をつけて島に取
り付ける必要があるために、熟練した技術に頼らざるを
得ず、又それに伴う手間や時間および経費もかかる等の
欠点があった。
【0009】この発明は上記の問題点を解決したもので
あり、パチンコ機を嵌め込む固定枠を傾斜をつけて島に
取け付けるのに要する手間、時間および経費を軽減し、
素人でも簡単にパチンコ機を嵌め込む固定枠を島に取り
付けられるこができるパチンコ機に於ける固定枠取付装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【問題点を解決するための手段】上記の目的を達成する
ためのこの発明は、パチンコ機が嵌め込まれる固定枠A
を島の上部横材Bに取り付ける上部取付装置1と、固定
枠Aを島の下部横材Cに取り付ける下部取付装置2とか
らなるパチンコ機の取付装置において、上部取付装置1
は、上部挟持部材1Dと下部挟持部材1Eとから構成さ
れており、上部挟持部材1Dは、上板部15の上面に締
め付けネジ13を螺合するネジ付き孔14を設け、上板
部15より下方に折曲した前板部16に中板部18を通
す開口部19を設けると共に前板部16の両側に形成し
た支持部11,11にスプリング22の弾発力を利用し
て中板部18を回動するように軸支し、前板部16の下
端部に下板部17を形成し、該下板部17には前板部1
6より前方に位置して上面に上横材Bに食い込む数個の
上向き突起24を設け、後方に位置して螺子孔25を設
け、前記中板部18の前方には島の上部横材Bに食い込
ませる下向き突起23を設け、又下部挟持部材1Eは、
スライド部材28の一端を係止部材29に挿入すると共
にスライド部材28の他端を、溝穴30を設けた保持部
材27の前板部31の両側に形成した支持部33,33
の間に回動自在に軸支し、係止部材29に固定枠Aに弾
接係止する係止部41を設けると共に保持部材27を固
定枠Aにネジ9を介して固定する孔40を設け、更に保
持部材27に設けた溝穴30を介してボルト26を螺子
孔25に螺合して上部挟持部材1Dと下部挟持部材1E
とを連設し、且又下部取付装置2は、下部支持部材59
の側壁48,49が基板43の両側に形成したレ−ル5
2,53に沿って移動可能に取付けられると共に基板4
3の裏面には下部横材Cの端部に当接するストッパ−6
2が設けられ、更に下部支持部材59に固定部材61の
一端を固定し、固定部材61の他端に固定枠Aをネジ6
4を介して固定するネジ孔5が穿設されているものであ
る。
【0011】又上部取付装置1は、下部挟持部材1Eの
前板部31と固定枠Aの端部との間の上調整板挟持間隙
3に傾斜角度調整板60を嵌入することにより、固定枠
Aの傾斜角度を調整することができるように形成し、更
に下部取付装置2は、下部支持部材59の前壁46と固
定枠Aの端部との間の下調整板挟持間隙4に傾斜角度調
整板60を嵌入することにより、固定枠Aの傾斜角度を
調整することができるように形成したものである。
【0012】
【実施例】以下図面についてこの発明の実施例を説明す
ると、図1〜図2に示される如く、この発明のパチンコ
台の取付装置は、パチンコ機が嵌め込まれる固定枠Aを
島の上部横材Bに取り付ける上部取付装置1と、固定枠
Aを島の下部横材Cに取り付ける下部取付装置2とから
成っている。通常、島には15〜20台のパチンコ機が
取り付けられている。
【0013】上部取付装置1は、上部挟持部材1Dと下
部挟持部材1Eとから構成されている。
【0014】上部挟持部材1Dは、上板部15の上面に
一本の締め付けネジ13を螺合するネジ付き孔14を設
けると共に、上板部15の後端を屈曲して垂下した前板
部16を形成し、前板部16の下端部に下板部17を設
け、前板部16に中板部18を通す開口部19を設け、
前板部16の両側にピン孔12を穿設した支持部11,
11を形成している。又下板部17に上部横材Bに食い
込む数個の上向き突起24を設けている。又更に下板部
17にはボルト26が挿入される孔25が設けられてい
る(図3、図4参照)。
【0015】上部挟持部材1Dの中板部18には、中板
部18の両側に上部挟持部材1Dの支持部11,11の
間に嵌め合わせられる中支持部10,10が形成され、
中支持部10,10には中ピン孔20を穿設している。
又中板部18に島の上部横材Bに食い込む1個の下向き
突起23を設けている(図5参照)。
【0016】上部挟持部材1Dの組み立て状態を説明す
ると、前板部16の両側に形成した支持部11,11の
間に中板部18の両側の中支持部10,10を嵌め合わ
せて、支持部11のピン孔12と中支持部10の中ピン
孔20にピン21を挿入し、中板部18を回動自在にを
軸支している。ピン21にはスプリング22を取り付
け、スプリング22の弾発力を利用して中板部18を下
板部17の方向に回動するようにしている(図3、図
4、図5参照)。
【0017】更に上板部15の上面に設けたネジ付き孔
14に一本の締め付けネジ13を螺合することにより、
中板部18を回動させかつ押し付けるようにして上突起
23を島の上部横材Bに食い込ませるようにしている
(図1、図2、図4参照)。
【0018】下部挟持部材1Eの一部を形成する保持部
材27は、保持部材27の表面に一端から他端の間に伸
びる長い溝穴30を設け、保持用部材27の端部を屈曲
して前板部31を形成し、前板部31の両側にはスライ
ド板材28を回動自在に軸支するためにピン孔32,3
2を穿設した支持部33,33が形成されている(図
6、図7、図8、図9、図10参照)。
【0019】又保持部材27の両側には補強壁8,8を
設け、補強壁8,8の先端に前板部31と同一壁面とな
る折曲壁面7,7が形成されていて、この折曲壁面7,
7は取付け時に固定枠Aの横揺れを防止したものである
(図6、図7、図8、図9、図10参照)。
【0020】又スライド板材28は、スライド板材28
の一端の両側にピン孔34,34を穿設した支持部3
5,35を形成し、支持部35,35の間に保持部材2
7の両側に形成した支持部33,33に合わせて、ピン
36を支持部35のピン孔34と支持部33に穿設した
ピン孔32に挿入して、スライド板材28を保持部材2
7に対し回動可能に軸支されている。スライド板材28
の下面の端部に引張りスプリング38の一方を係止する
係止片37が設けられている。係止片37はスライド板
材28の下面に切り起こして形成されている。又スライ
ド板材28にはネジ9を挿入する長孔39を設けたもの
である(図6、図7、図8、図9、図10、図11、図
12参照)。
【0021】又スライド板材28に保持される係止部材
29は、係止部材29の両側に側壁41,41を形成
し、係止部材29の表面にスライド板材28に対応して
ネジ9を挿通する孔40を設け、係止部材29の先端部
を折曲して係止部58が形成されいる(図6、図7、図
13、図14参照)。
【0022】更に係止部材29の下面の先端部に引張り
スプリング38の他方を係止する係止片42が設けられ
ていて、係止部材29を切り起こすようにして形成され
ている(図7、図13、図14参照)。
【0023】下部挟持部材1Eの組み立て状態を説明す
ると、スライド板材28が保持部材27の前端部31の
両側に形成した支持部33,33の間にピン36を介し
て回動自在に枢支されている。更に、スライド板材28
を係止部材29の側壁41,41間に挿入し、引張りス
プリング38をスライド板材28の係止片37と係止部
材29の係止片42との間に係止し、係止部材29の先
端部に設けた係合部58をパチンコ機が嵌め込まれる固
定枠Aの前面に係止した際、引張りスプリング38の弾
発力を利用して保持部材27と係止部58で固定枠Aを
挟持して取付け時に下部挟持部材1Eが固定枠Aより妄
りに離れることなく固定枠Aに対する下部挟持部材1E
の位置決めを容易に正確に行うことができ、更にスライ
ド板材28に設けた長孔39と係止部材29に設けた孔
40にネジ9を挿通し、且つ該ネジ9を固定枠Aに螺着
することで固定枠Aに係止部材29をスライド板材28
と共に強固に取付けるものである(図1、図2、図6、
図7参照)。
【0024】又下部取付装置2を形成する下部支持部材
59には、表面板44、その前後および両側に前壁4
6、後壁47および側壁48、49が形成されている。
又更に表面板44の前方にネジ孔50を穿設すると共に
一端から他端にかけてその間に伸びる長い溝穴51が開
口している(図15、図16参照)。
【0025】又下部支持部材59を支持する基板43の
両側には、下部支持部材59の側壁48,49を摺動す
ることができるように側壁48,49の長さより短いレ
−ル52,53が形成されてると共に、ネジ孔54を穿
設し、該ネジ孔54に挿入するネジ6を介して下部横材
Cに固定される支持板部55,55が形成され、更にレ
−ル52,53の間に調整突部56が突設され、調整突
部56の上面には調整ネジ63を螺着するネジ付き孔5
7が設けられている。又更に基板43の裏面には下部横
材Cの端部に当接するストッパ−62が設けられている
(図15、図16、図17参照)。
【0026】下部取付装置2の組み立てられた状態を説
明すると、下部支持部材59が基板43の短いレール5
2,53の上面に当接するように被さっていると共にネ
ジ付き孔57に下部支持部材59に設けた溝穴51を介
して調整ネジ63が螺合されている。調整ネジ63を緩
めると、下部支持部材59の側壁48,49が基板43
の両側に形成したレ−ル52,53に沿って案内され移
動することができるようになっている。下部支持部材5
9が移動した位置で調整ネジ63を締め付ければ、下部
支持部材59を所定の位置に固定することができる(図
15、図16、図17参照)。
【0027】又下部支持部材59には固定枠Aに固定す
る固定部材61を装着したものであり、その固定部材6
1は一端が下部支持部材59の表面板44に設けたネジ
孔50に螺合したネジ45により装着されているもので
あり、固定部材61はネジ45を緩めればこのネジ45
を支軸として横方向に回動するもので下部支持部材59
の前壁46を固定枠Aに当てる時に邪魔にならないよう
にしたものであり、又更に固定枠Aの取り外し作業時に
固定部材61は邪魔にならないものである(図15、図
16、図17参照)。
【0028】又更に固定部材61の他端には、パチンコ
機が嵌め込まれる固定枠Aをネジ64を介して固定する
ネジ孔5が穿設されているいるものであり、ネジ孔5は
多数もうけて固定枠Aにネジ64の螺着に伴って出来た
ネジ64の螺着部がバカ孔となり締め付けが出来なくな
った際は別のネジ孔5を介してネジ64を螺着するよう
にしたものである(図1、図2、図15参照)。
【0029】又多数の厚さの異なった傾斜角度調整板6
0,60・・・を具備し、パチンコ機が嵌め込まれる固
定枠Aを任意の所定の傾斜角度に調整したい場合、上調
整板挟持間隙3又は下調整板挟持間隙4に所望厚みの傾
斜角度調整板60を挟持して所定の傾斜角度に正しく選
定されるようにしたものであり、上調整板挟持間隙3は
上部取付装置1を形成した下部挟持部材1Eの前板部3
1と固定枠Aとの間に形成され、下調整板挟持間隙4は
下部取付装置2を形成した下部支持部材59の前壁46
と固定枠Aとの間に形成されるものであり、その操作は
次のとおりである(図2、図18、図19、図20、図
21参照)。
【0030】固定枠Aを所定の傾斜角度に調整する場合
は、ボルト26を緩めることにより、上部挟持部材1D
の下板部17に対して下部挟持部材1Eの保持部材27
を摺動させるか、又はボルト26を緩めることなくネジ
9を緩めると係止部材29はスライド部材28に対して
摺動させることが出来る。そこで固定枠Aの上部を前方
に傾斜させれば係止部材29が引張りスプリング38の
弾発力に抗してスライド部材28に対して摺動すること
ができるので、固定枠Aの端部と下部挟持部材1Eの前
板部31との間に上調整板挟持間隙3が形成される。そ
の上調整板挟持間隙3に任意の所定の傾斜角度調整板6
0を嵌入し、固定枠Aを所望の傾斜角度に調整したなら
ば、ネジ9を締付けて、スライド部材28と係止部材2
9と固定枠Aの三者が強固に締付けられ固定枠Aの傾斜
角度を固定し、パチンコ機を島に所望の傾斜角度で取り
付けることができる(図2、図7、図20参照)。
【0031】又下部取付装置2により固定枠Aを下部横
材Cに取り付けるには、基板43のストッパ−62を島
の下部横材Cの端部に当接させる。このストッパ−62
により基板43を下部横材Cに正確に取り付け位置を決
めることができる。そこで基板43に設けた支持部材5
9,59のネジ孔54,54を介して下部横材Cに螺入
したネジ6,6にて締め付けて、基板43を下部横材C
に固定する。次に、固定枠Aの傾斜角度を下部取付装置
2で調整する場合は、調整ネジ63を緩めて、下部支持
部材59を移動させ、固定枠Aを所望の傾斜角度に傾斜
させ、その後調整ネジ63を締付けて固定枠Aを所望の
傾斜角度に固定するものである(図2、図15参照)。
【0032】又調整ネジ63を緩めて、下部支持部材5
9を移動させることなく固定枠Aを所望の傾斜角度に傾
斜させる際は、ネジ64を固定枠Aと固定部材61のネ
ジ孔5から外し固定枠Aの端部と下部支持部材59の前
壁46との間に下調整板挟持間隙4が形成される。その
下調整板挟持間隙4に任意の所定の傾斜角度調整板60
を嵌入して、固定枠Aを所望の傾斜角度にした後にネジ
64をネジ孔5に挿通すると共に固定枠Aに螺入締付け
て、固定枠Aの傾斜角度を調整することができる(図2
1参照)。
【0033】
【発明の作用効果】この発明は上述のような構成であ
り、パチンコ機が嵌め込まれる固定枠Aを上部横材Bに
取り付けるには、図1〜2に示すように、この発明の上
部取付装置1を用いて取付けるものであり、上部取付装
置1は、上部挟持部材1Dと下部挟持部材1Eとから構
成されており、上部挟持部材1Dは、上板部15の上面
に締め付けネジ13を螺合するネジ付き孔14を設け、
前板部16に中板部18を通す開口部19を設けると共
に、前板部16の両側に形成した支持部11,11にス
プリング22の弾発力を利用して中板部18を回動する
ように軸支し、前板部16の下端部に下板部17を形成
し、下板部17に上横材Bに食い込む数個の下突起24
を設け、中板部18に島の上部横材Bに食い込ませる上
突起23を設けており、又下部挟持部材1Eは、スライ
ド部材28の一端を係止部材29に挿入すると共にスラ
イド部材28の他端を保持部材27の前板部31の両側
に形成した支持部33,33の間に回動自在に軸支し、
係止部材29に固定枠Aに弾接係止する係止部41を設
けると共に保持部材27を固定枠Aにネジ9を介して固
定する孔40を設けているので、上部挟持部材1Dの中
板部18と下板部17の後部を指先で押さえスプリング
22に抗して中板部18と下板部17の下向き突起23
と上向き突起24を設けた部分を広げて島の上部横材B
を挟み込み、上部横材Bの端部に前板部16が接するよ
うにして、中板部18と下板部17の指先での押さえ解
けば下向き突起23と上向き突起24は上部横材Bに食
い込み上部挟持部材1Dは上部横材Bに仮着される。そ
こで締め付けネジ13を手で締め付け、中板部18の下
向き突起23を上部横材Bの上面に強く食い込ませ、下
板部17の数個の上向き突起24を上部横材Bの下面に
強く食い込ませて、上部挟持部材1Dが上部横材Bに強
固に取り付けると共に下板部17に数個の上向き突起2
4を設けたので上部横材Bに対する上部挟持部材1Dの
仮着時に上部挟持部材1Dが左右に回動して取付け方向
が正しい方向に向けられない等の支障を生じないもので
ある。
【0034】次に、下部挟持部材1Eの係止部材29の
端部を折曲して形成した係止部58を固定枠Aの前端に
当るようにするために係止部材29とスライド部材28
とに引張りスプリング33の弾発力に抗して係止部材2
9を引張って保持部材27の前板部31を固定枠Aの端
部に当接させるもので固定枠Aに下部挟持部材1Eを仮
着される。
【0035】この状態にして、上部挟持部材1Dの下板
部17に下部挟持部材1Eの保持部材27とを重合させ
ていると共に下板部17の螺子孔25に保持部材27の
溝穴30を介して螺合しているボルト26を締め付け、
更に、下部挟持部材1Eのスライド部材28の長孔39
と係止部材29の孔40に通したネジ9を固定枠Aに螺
着し、下部挟持部材1Eを固定枠Aに固定するもので、
固定枠Aに対する下部挟持部材1Eの仮着はネジ9の固
定枠Aへの螺着を確実に行うことが出来るもので、ネジ
9の固定枠Aへの螺着前に下部挟持部材1Eが外れて取
付け作業を簡単に行うことができない等の支障を生じな
いものである。
【0036】又下部取付装置2により固定枠Aを下部横
材Cに取り付けるには、下部取付装置2は、下部支持部
材59の側壁48,49が基板43の両側に形成したレ
−ル52,53に沿って移動可能に取付けられると共に
基板43の裏面には下部横材Cの端部に当接するストッ
パ−62が設けられ、又更に下部支持部材59に固定部
材61の一端を固定し、固定部材61の他端に固定枠A
をネジ64を介して固定するネジ孔5が穿設されている
基板43のストッパ−62を島の下部横材Cの端部に当
接させるものである。よって、このストッパ−62によ
り基板43を下部横材Cに正確に取り付け位置を決める
ことができ、そこで基板43に設けた支持部材59,5
9のネジ孔54,54を介して下部横材Cに螺入したネ
ジ6,6にて締め付けて、基板43を下部横材Cに固定
するもので下部横材Cに対する他の下部取付装置2の取
付け位置が不揃いとなって固定枠Aの取付けに支障を生
じないものである。
【0037】又固定枠Aは傾斜角度を調整する必要があ
るもので固定枠Aの上部の移動に伴って固定枠Aを所定
の傾斜角度に調整する場合は、ボルト26を緩めること
により、上部挟持部材1Dの下板部17に対して下部挟
持部材1Eの保持部材27を摺動させることができる
が、この場合は傾斜器を用いて傾斜角度を調整しなくて
はならず面倒である。そこで下部挟持部材1Eの前板部
31と固定枠Aの端部との間の上調整板挟持間隙3に傾
斜角度調整板60を嵌入することにより、固定枠Aの傾
斜角度を調整することができるように形成したものでネ
ジ9を緩めると係止部材29はスライド部材28に対し
て摺動させることが出来る。そこで固定枠Aの上部を前
方に傾斜させれば係止部材29が引張りスプリング38
の弾発力に抗してスライド部材28に対して摺動するこ
とができるので、固定枠Aの端部と下部挟持部材1Eの
前板部31との間の上調整板挟持間隙3が形成される。
その上調整板挟持間隙3に任意の所定の傾斜角度調整板
60を嵌入し、固定枠Aを所望の傾斜角度に調整したな
らば、ネジ9を締付けて、スライド部材28と係止部材
29と固定枠Aの三者が強固に締付けられ固定枠Aの傾
斜角度を固定し、パチンコ機を嵌め込む固定枠Aを島に
所望の傾斜角度で取り付けることができる。
【0038】又固定枠Aは傾斜角度を調整するために固
定枠Aの下部の移動に伴って固定枠Aを所定の傾斜角度
に調整する場合は、下部取付装置2の調整ネジ63を緩
めて、下部支持部材59を移動させ、固定枠Aを所望の
傾斜角度に傾斜させ、その後調整ネジ63を締付けて固
定枠Aを所望の傾斜角度に固定するものであるが、この
場合は傾斜器を用いて傾斜角度を調整しなくてはならず
面倒である。そこで下部支持部材59の前壁46と固定
枠Aの端部との間の下調整板挟持間隙4に傾斜角度調整
板60を嵌入することにより、固定枠Aの傾斜角度を調
整することができるように形成したのでネジ64を固定
枠Aと固定部材61のネジ孔5から外し、そこで固定枠
Aの下部を前方に傾斜させれば固定枠Aの端部と下部支
持部材59の前壁46との間に下調整板挟持間隙4が形
成される。その下調整板挟持間隙4に所定の傾斜角度調
整板60を嵌入して、固定枠Aを所望の傾斜角度にした
後にネジ64をネジ孔5に挿通すると共に固定枠Aに螺
入締付けて、固定枠Aの傾斜角度を固定し、パチンコ機
を嵌め込む固定枠Aを島に所望の傾斜角度で取り付ける
ことができる。
【0039】以上のようにこの発明によれば、パチンコ
機が嵌め込まれる固定枠Aが、島の上部横材Bに取付け
られた一対の上部取付装置1,1と、固定枠Aを島の下
部横材Cに取付けられた一対の下部取付装置2,2によ
って島に取付けるに際し、一対の上部取付装置1,1が
島の上部横材Bに取付けられた上部取付装置1,1の夫
々が上部横材Bの後縁からの取付け位置及び取付け方向
が不揃いであつたり、又一対の下部取付装置2,2が島
の上部横材Cに取付けられた下部取付装置2,2の夫々
が下部横材Bの後縁からの取付け位置及び取付け方向が
不揃いであつたりして固定枠Aを上部取付装置1,1及
び下部取付装置2,2に迅速且つ確実に取付けることが
出来ない等の支障がなく、又上部取付装置1,1の上部
横材Bと固定枠Aに対する取付け手段並びに下部取付装
置2,2の下部横材Cと固定枠Aに対する取付け手段が
複雑で面倒であるようなことがなく、更にパチンコ機が
嵌め込まれる固定枠Aを簡単に島の上部横材Bおよび島
の下部横材Cに取り付けることができると共に、その固
定枠Aの傾斜角度も任意の所望の傾斜角度調整板60,
60・・・を用いることにより正確に調整することがで
き、素人でも容易に傾斜角度を付けながら固定枠Aを島
の上部横材Bおよび島の下部横材Cに確実に取り付ける
ことができるもので、パチンコ機を入れ替えるのに要す
る手間、時間および経費を軽減することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部取付装置と下部取付装置により、パチンコ
機が嵌め込まれる固定枠を島に取り付けた状態を示す一
部切欠斜視図である。
【図2】上部取付装置と下部取付装置により、パチンコ
機が嵌め込まれる固定枠を島に取り付けた状態を示す一
部切欠縦断面図である。
【図3】上部挟持部材の斜視図である。
【図4】一部を除いた上部挟持部材の斜視図である。
【図5】中板部の下方から見た状態の斜視図である。
【図6】下部挟持部材の斜視図である。
【図7】下部挟持部材の裏面から見た平面図である。
【図8】保持部材の平面図である。
【図9】図8におけるA−A断面図である。
【図10】保持部材の側面図である。
【図11】スライド部材の裏面図である。
【図12】図11におけるA−A断面図である。
【図13】係止部材の裏面図である。
【図14】図13におけるA−A断面図である。
【図15】下部取付装置の斜視図である。
【図16】下部支持部材の下方から見た状態の斜視図で
ある。
【図17】基板の斜視図である。
【図18】厚い傾斜角度調整板の斜視図である。
【図19】薄い傾斜角度調整板の斜視図である。
【図20】上部取付装置と下部取付装置により、パチン
コ機が嵌め込まれる固定枠を島に取り付けると共に傾斜
角度調整板を用い固定枠をやや下向きに傾斜させた状態
を示しす一部切欠縦断面図である。
【図21】上部取付装置と下部取付装置により、パチン
コ機が嵌め込まれる固定枠を島に取り付けると共に傾斜
角度調整板を用い固定枠をやや上向きに傾斜させた状態
を示しす一部切欠縦断面図である。
【図22】従来例の説明斜視図である。
【符号の名称】
A 固定枠 B 上部横材 C 下部横材 1 上部取付装置 1D 上部挟持部材 1E 下部挟持部材 2 下部取付装置 3 上調整板挟持間隙 4 下調整板挟持間隙 5 ネジ孔 6 ネジ 7 折曲壁面 8 補強壁 9 ネジ 10 中支持部 11 支持部 12 ピン孔 13 締め付けネジ 14 ネジ付き孔 15 上板部 16 前板部 17 下板部 18 中板部 19 開口部 20 中ピン孔 21 ピン 22 スプリング 23 下向き突起 24 上向き突起 25 螺子孔 26 ボルト 27 保持部材 28 スライド部材 29 係止部材 30 溝穴 31 前板部 32 ピン孔 33 支持部 34 ピン孔 35 支持部 36 ピン 37 係止片 38 引張りスプリング 39 長孔 40 孔 41 側壁 42 係止片 43 基板 44 表面板 45 ネジ 46 前壁 47 後壁 48 側壁 49 側壁 50 ネジ孔 51 溝穴 52 レール 53 レール 54 ネジ孔 55 支持部材 56 調整突部 57 ネジ付き孔 58 係止部 59 下部支持部材 60 傾斜角度調整板 61 固定部材 62 ストッパー 63 調整ネジ 64 ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機が嵌め込まれる固定枠Aを島
    の上部横材Bに取り付ける上部取付装置1と、固定枠A
    を島の下部横材Cに取り付ける下部取付装置2とからな
    るパチンコ機の取付装置において、上部取付装置1は、
    上部挟持部材1Dと下部挟持部材1Eとから構成されて
    おり、上部挟持部材1Dは、上板部15の上面に締め付
    けネジ13を螺合するネジ付き孔14を設け、上板部1
    5より下方に折曲した前板部16に中板部18を通す開
    口部19を設けると共に前板部16の両側に形成した支
    持部11,11にスプリング22の弾発力を利用して中
    板部18を回動するように軸支し、前板部16の下端部
    に下板部17を形成し、該下板部17には前板部16よ
    り前方に位置して上面に上横材Bに食い込む数個の上向
    き突起24を設け、後方に位置して螺子孔25を設け、
    前記中板部18の前方には島の上部横材Bに食い込ませ
    る下向き突起23を設け、又下部挟持部材1Eは、スラ
    イド部材28の一端を係止部材29に挿入すると共にス
    ライド部材28の他端を、溝穴30を設けた保持部材2
    7の前板部31の両側に形成した支持部33,33の間
    に回動自在に軸支し、係止部材29に固定枠Aに弾接係
    止する係止部41を設けると共に保持部材27を固定枠
    Aにネジ9を介して固定する孔40を設け、更に保持部
    材27に設けた溝穴30を介してボルト26を螺子孔2
    5に螺合して上部挟持部材1Dと下部挟持部材1Eとを
    連設し、且又下部取付装置2は、下部支持部材59の側
    壁48,49が基板43の両側に形成したレ−ル52,
    53に沿って移動可能に取付けられると共に基板43の
    裏面には下部横材Cの端部に当接するストッパ−62が
    設けられ、更に下部支持部材59に固定部材61の一端
    を固定し、固定部材61の他端に固定枠Aをネジ64を
    介して固定するネジ孔5が穿設されていることを特徴と
    するパチンコ機の取付装置。
  2. 【請求項2】 上部取付装置1は、下部挟持部材1Eの
    前板部31と固定枠Aの端部との間の上調整板挟持間隙
    3に傾斜角度調整板60を嵌入することにより、固定枠
    Aの傾斜角度を調整することができるように形成し、更
    に下部取付装置2は、下部支持部材59の前壁46と固
    定枠Aの端部との間の下調整板挟持間隙4に傾斜角度調
    整板60を嵌入することにより、固定枠Aの傾斜角度を
    調整することができるように形成したことを特徴とする
    請求項1記載のパチンコ機の取付装置。
JP23537997A 1997-08-16 1997-08-16 パチンコ機の取付装置 Pending JPH1157193A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004081762A (ja) * 2002-06-28 2004-03-18 Nariyasu Miyamoto パチンコ台の取付け装置
JP2009148486A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Nariyasu Miyamoto パチンコ台取付装置
JP2016013400A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 稲月 正 パチンコ台枠の上部取付け装置

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