JP2016011822A - 吸着式ヒートポンプシステム及び冷熱生成方法 - Google Patents

吸着式ヒートポンプシステム及び冷熱生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な冷熱生成を行うことが可能な吸着式ヒートポンプシステム及び冷熱生成方法を得る。【解決手段】ヒートポンプ12は、蒸発/凝縮器14の吸着質を吸着し蒸発/凝縮器14で冷熱を生成する第一吸着器20と、第一吸着器20に吸着された吸着質を吸着し第一吸着器20で冷熱を生成する第二吸着器22と、を有する。第一吸着器20で蒸発/凝縮器14の吸着質を吸着して蒸発/凝縮器14で冷熱を生成させ、第二吸着器22で第一吸着器20の吸着質を吸着して第一吸着器20で冷熱を生成させる。【選択図】図1

Description

本発明は、吸着式ヒートポンプシステム及び冷熱生成方法に関する。
吸着式ヒートポンプとして、特許文献1には、蒸発器、吸着器および蓄熱反応器を備え、蓄熱反応器は熱を蓄熱すると共に、熱媒の蒸発潜熱以上の熱を吸着器に対し放熱し、再生温度以上の熱を作用させることで吸着器を再生する構成が記載されている。
特開2014−40959号公報
吸着式ヒートポンプシステムでは、吸着質を吸着した吸着器を再生するにはエネルギーが必要であり、効率的な冷熱生成が望まれる。
本発明は上記事実を考慮し、効率的な冷熱生成を行うことを課題とする。
請求項1に記載の発明では、吸着質を蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器の前記吸着質を吸着し前記蒸発器で冷熱を生成させる第一吸着器と、前記第一吸着器に吸着された前記吸着質を吸着し前記第一吸着器で冷熱を生成させる第二吸着器と、を有する。
この吸着式ヒートポンプシステムでは、第一吸着器で、蒸発器の吸着質を吸着する。すなわち、蒸発器では吸着質が蒸発し、冷熱が生成される。
第二吸着器は、第一吸着器に吸着された吸着質を吸着する。すなわち、第一吸着器が減圧される。第一吸着器では吸着質が蒸発し、第一吸着器の吸着剤の一部が再生される。そして、第一吸着器では冷熱が生成されると共に、蒸発した吸着質が第二吸着器で吸着される。
すなわち、この吸着式ヒートポンプシステムでは、第一吸着器の再生時に吸着質が脱着する際の脱着エネルギーを用いて、冷熱を生成できる。したがって、この脱着エネルギーを冷熱生成に使用しない構成と比較して、効率的な冷熱生成が可能である。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、第一吸着器及び第二吸着器の吸着剤の組み合わせが、前記第一吸着器で前記吸着質を脱着した後の第一平衡圧力に対し、前記脱着された前記吸着質を前記第二吸着器で吸着した後の第二平衡圧力が前記第一平衡圧力以下となる組み合わせである。
これにより、第一吸着器で脱着された吸着質を第二吸着器で吸着させる動作を確実に行わせることが可能となる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記第二吸着器の吸着容量が前記第一吸着器の吸着容量よりも大きい。
このように、第二吸着器の吸着容量が第一吸着器の吸着容量よりも大きいと、第一吸着器の吸着質を確実に(好ましくは吸着された全量に近い量を)第二吸着器で吸着することが可能である。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記吸着質が水又はアンモニアである。
すなわち、汎用性の高い水又はアンモニアを吸着質として用いることで、低コストで吸着式ヒートポンプシステムを構成できる。
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記蒸発器が、導入された気体状の前記吸着質を凝縮する凝縮器を兼ね、複数第一吸着器をバイパスして前記蒸発器と前記第二吸着器とを接続するバイパス配管を有する。
バイパス配管により、第一吸着器をバイパスして、第二吸着器と蒸発器とを接続することで、第二吸着器で脱着された吸着質を蒸発器に移動させることができ、第二吸着器の再生が簡易に行える。
請求項6に記載の発明では、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の発明において、前記第一吸着器が複数備えられ、前記蒸発器及び前記第二吸着器との接続方向に対し並列に配置される。
したがって、並列配置された複数の第一吸着器により、異なる処理を行うことが可能である。たとえば、特定の第一吸着器では蒸発器の吸着質を吸着し、他の第一吸着器では、第二吸着器の吸着質を吸着して第二吸着器の再生に利用することが可能である。
請求項7に記載の発明では、前記第一吸着器と前記第二吸着器の間に、前記吸着質を凝縮させる凝縮器を備える。
凝縮器により、第二吸着器で脱着された吸着質を凝縮することで、第二吸着器の再生を効率的に行うことが可能である。
請求項8に記載の発明では、吸着質を蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器の前記吸着質を吸着する第一吸着器と、前記第一吸着器に吸着された前記吸着質を吸着する第二吸着器と、を用い、前記第一吸着器で前記蒸発器の前記吸着質を吸着して前記蒸発器で冷熱を生成し、前記第二吸着器で前記第一吸着器の前記吸着質を吸着して前記第一吸着器で冷熱を生成する。
この冷熱生成方法では、第一吸着器で、蒸発器の吸着質を吸着する。すなわち、蒸発器では吸着質が蒸発し、冷熱が生成される。
さらに、第二吸着器は、第一吸着器を減圧させる。第一吸着器では吸着質が蒸発し、第一吸着器の吸着剤の一部が再生される。そして、第一吸着器では冷熱が生成されると共に、蒸発した吸着質が第二吸着器で吸着される。
このように、第二吸着器によって、第一吸着器の再生時に吸着質が脱着する際の脱着エネルギーを用いて、冷熱を生成できる。したがって、この脱着エネルギーを冷熱生成に使用しない構成と比較して、効率的な冷熱生成が可能である。
請求項9に記載の発明では、請求項8に記載の発明において、前記蒸発器が、導入された気体状の前記吸着質を凝縮する凝縮器を兼ね、前記第二吸着器の再生時に前記第二吸着器の前記吸着質を前記第一吸着器に吸着させ、又は前記蒸発器で凝縮させる。
すなわち、第二吸着器の再生に、第一吸着器または蒸発器を用いるので、第二吸着器を効率的に再生できる。
本発明は上記構成としたので、効率的な冷熱生成を行うことが可能である。
本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステムの構成を示す概略図である。 各種の吸着剤の吸着等温線を示すグラフである。 本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステムにおける冷熱生成状態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステムにおける冷熱生成状態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステムにおける再生状態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステムにおける再生状態を示す説明図である。 本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステムにおける再生状態を示す説明図である。 ALPO5の15℃における吸着等温線を示すグラフである。 ALPO5の30℃における吸着等温線を示すグラフである。 本発明の第二実施形態の吸着式ヒートポンプシステムの構成を示す概略図である。
図1には、本発明の第一実施形態の吸着式ヒートポンプシステム(以下では「ヒートポンプ」と略記する)12が示されている。
ヒートポンプ12は、蒸発/凝縮器14、第一吸着器20、第二吸着器22を有する。本実施形態の蒸発/凝縮器14は、蒸発器としての機能と、凝縮器としての機能とを併せ持っている。すなわち、内部の液体の吸着質にエネルギー(温熱)が作用すると、この吸着質が蒸発され、その際に冷熱が生成される。また、外部から流入した気体の吸着質からエネルギーを奪うと、吸着質が凝縮される。
第一吸着器20及び第二吸着器22には、それぞれ、異なる種類の吸着剤が収容されている。第二吸着器22の吸着剤は、第一吸着器20の吸着剤よりも高い再生温度の熱で吸着質を脱着させる材料が選択される。
本実施形態では、第一吸着器20の吸着剤は、たとえばAQSOA−Z05(「AQSOA」は三菱樹脂の登録商標)であり、第二吸着器22の吸着剤は、たとえば、Y型ゼオライトである。また、吸着質としては、たとえば、水あるいはアンモニアを用いることができる。水及びアンモニアは、ヒートポンプ12において求められる条件(温度及び圧力)で吸着剤に対し吸着及び脱着し、しかも安価に調達できる。
蒸発/凝縮器14、第一吸着器20及び第二吸着器22は、この順で、接続配管16A、16Bにより直列状に接続される。
接続配管16Aには、開閉弁18Aが設けられる。開閉弁18Aが開弁されると、第一吸着器20から蒸発/凝縮器14への吸着質の移動が可能である。接続配管16Bには、開閉弁18Bが設けられる。開閉弁18Bが開弁されると、第二吸着器22から第一吸着器20への吸着器の移動が可能である。
蒸発/凝縮器14と第二吸着器22とは、第一吸着器20をバイパスするバイパス配管24により接続される。バイパス配管24には、バイパス弁26が設けられる。バイパス弁26が開弁されると、第二吸着器22から第一吸着器20を経由することなく、蒸発/凝縮器14への直接的な吸着質の移動が可能である。
蒸発/凝縮器14には、2つの熱源(低温熱源28L及び中温熱源28M)を接続する接続管30Aが設けられる。接続管30Aは熱源側において、それぞれの熱源に対応して分岐しており、分岐部分には、開閉弁32L、32Mが設けられる。開閉弁32L、32Mが開弁されると、熱源から熱交換媒体が蒸発/凝縮器14に流れ、蒸発/凝縮器14で熱交換されて熱源に戻る。
第一吸着器20には、3つの熱源(低温熱源28L、中温熱源28M及び高温熱源28H)を接続する接続管30Bが設けられる。接続管30Bは熱源側において、それぞれの熱源に対応して分岐しており、分岐部分には、開閉弁34L、34M、34Hが設けられる。開閉弁34L、34M、34Hが開弁されると、熱源から熱交換媒体が第一吸着器20に流れ、第一吸着器20で熱交換されて熱源に戻る。
第二吸着器22には、2つの熱源(中温熱源28M及び高温熱源28H)を接続する接続管30Cが設けられる。接続管30Cは熱源側において、それぞれの熱源に対応して分岐しており、分岐部分には、開閉弁36M、36Hが設けられる。開閉弁36M、36Hが開弁されると、熱源から熱交換媒体が第二吸着器22に流れ、第二吸着器22で熱交換されて熱源にもとる。
低温熱源28L、中温熱源28M及び高温熱源28Hの具体例は特に限定されないが、中温熱源28Mは低温熱源28Lよりも高温であり、高温熱源28Hは中温熱源28Mよりも高温である。たとえば、低温熱源28Lとしては、冷却対象を冷却する(冷熱を得る)ために管路29Lを循環している冷媒の熱源を挙げることができる。中温熱源28Mとしては、冷却対象の外部(室外)において外部と熱交換するために管路29Mを流れる熱交換媒体の熱源を挙げることができる。高温熱源28Hとしては、ヒートポンプ12を再生するために管路29Hを流れる熱交換媒体の熱源を挙げることができる。
次に、本実施形態のヒートポンプ12を用いて冷熱を生成する方法、及び本実施形態のヒートポンプ12の作用を説明する。以下において、特に開弁状態であると明記した開閉弁以外の開閉弁は、閉弁されている。
ヒートポンプ12を用いて冷熱を生成するには、以下に詳述するように、冷熱生成工程と、再生工程とを交互に行う。なお、以下において具体例を挙げる場合には、前記したように、第一吸着器20の吸着剤としてAQSOA−Z05、第二吸着器22の吸着剤としてY型ゼオライトをそれぞれ用いた例を示す。
<冷熱生成工程>
(冷熱生成ステップ1)
冷熱生成工程では、冷熱生成ステップ1を行う。冷熱生成ステップ1では、図3に示すように、開閉弁32Lを開弁して、蒸発/凝縮器14に低温熱源28Lから熱交換媒体を移動可能とする。また、開閉弁34Mを開弁して、第一吸着器20に中温熱源28Mから熱交換媒体を移動可能とする。そして、開閉弁18Aを開弁する。
これにより、蒸発/凝縮器14で吸着質が蒸発し、図3に矢印F1で示すように、この吸着質が第一吸着器20で吸着される。
ここで、低温熱源28Lとして取り出す温度T1(得ようとする冷熱の温度)を15[℃]、中温熱源28Mの温度T2(室外の環境温度)を30[℃]とする。第一吸着器20における相対圧φ2は、蒸発/凝縮器14の上記温度T1における飽和蒸気圧P1、第一吸着器20の上記温度T2における飽和蒸気圧P2を用いて、φ2=P1/P2となる。P1=1.5[kPa]、P2=4.3[kPa]とすると、φ2≒0.348である。
図2には、第一吸着器20又は第二吸着器22に用いられる吸着剤の各種の例について、相対圧と吸着量との関係が示されている。第一吸着器20の吸着剤であるAQSOA−Z05は、相対圧φ2が0.348のとき、吸着可能な量の略全量を吸着できることが分かる。蒸発/凝縮器14で蒸発した吸着質を第一吸着器20で吸着することで、15℃の冷熱を生成可能である。
次に、冷熱生成ステップ2を行う。冷熱生成ステップ2では、まず、図4に示すように、開閉弁32L、34M、18Aを閉じる。
そして、開閉弁34Lを開弁して、第一吸着器20に低温熱源28Lから熱交換媒体を移動可能とする。さらに、開閉弁36Mを開弁して、第二吸着器22に中温熱源28Mから熱交換媒体を移動可能とする。そして、開閉弁18Bを開弁する。
これにより、第一吸着器20で吸着質が蒸発し、図4に矢印F2で示すように、この吸着質が第二吸着器22で吸着される。
ここで、上記と同様に、低温熱源28Lとして取り出す温度T1(得ようとする冷熱の温度)を15[℃]、中温熱源28Mの温度T2(室外の環境温度)を30[℃]とする。第一吸着器20における相対圧φ1は、第二吸着器22の上記温度T2における平衡圧P3、第一吸着器20における上記温度T1における飽和蒸気圧P4を用いて、φ1=P3/P4と定義される。実質的に、P4≒P1である。
図2に示すY型ゼオライトの吸着等温線において、相対圧が0.05になるまでY型ゼオライトを使用すると仮定した場合、第二吸着器22の温度T2における平衡圧P3は、P3=P2×0.05=4.3[kPa]×0.05=0.215[kPa]となる。
これにより、φ1=0.143となる。図2のグラフから、第一吸着器20の吸着剤であるAQSOA−Z05は、相対圧が0.143のとき、略全量を脱着できるため、15℃の冷熱を生成可能である。
以上の説明から分かるように、冷熱生成ステップ2では、第一吸着器20から吸着質を脱着することで、第一吸着器20を再生している。そして、第一吸着器20の再生時に吸着質が脱着する際の脱着エネルギーを利用して、冷熱を生成している。
<再生工程>
冷熱生成工程を行うと、特に冷熱生成ステップ2において、第二吸着器22に吸着質が吸着されるため、以下の再生方法を行うことで再生する。
[第一再生方法]
第一再生方法は、第一吸着器20を用いない再生方法である。第一再生方法では、図5に示すように、開閉弁32Mを開弁し、蒸発/凝縮器14に中温熱源28Mから熱交換媒体を移動可能とする。また、開閉弁34Hを開弁して、第二吸着器22に高温熱源28Hから熱交換媒体を移動可能とする。そして、バイパス弁26を開弁する。
これにより、高温熱源28Hの熱を受けて第二吸着器22の吸着質が脱着され、第二吸着器22が再生される。たとえば、高温熱源28Hの温度を200[℃]とすると、第二吸着器22の相対圧は0.0025となる、図2のグラフから、Y型ゼオライトは相対圧0.0025では、十分に再生されることが分かる。第二吸着器22に吸着されていた吸着質は、図5に矢印F3で示すように、蒸発/凝縮器14に移動して凝縮される。
以上が第一再生方法である。なお、第一再生方法において、開閉弁32Mに代えて、開閉弁32Lを開弁してもよい。さらに、開閉弁32Lを開弁する場合、低温熱源28L及び中温熱源28Mの温度によっては、開閉弁36Lに代えて開閉弁36Mを開弁することも可能である。
[第二再生方法]
第二再生方法は、第一吸着器20を用いる再生方法であり、再生ステップ1及び再生ステップ2を交互に行う。なお、第二再生方法を行うにあたり、第一吸着器20は、上記した冷熱生成方法、特に冷熱生成ステップ2において、吸着質が脱着されており、実質的に再生されている。
(再生ステップ1)
再生ステップ1では、図6に示すように、開閉弁34Mを開弁し、第一吸着器20へ中温熱源28Mから熱交換媒体を移動可能とする。また、開閉弁36Hを開弁し、第二吸着器22へ高温熱源28Hから熱交換媒体を移動可能とする。そして、開閉弁18Bを開弁する。
これにより、高温熱源28Hの熱を受けて第二吸着器22の吸着質が脱着され、第二吸着器22が再生される。第一再生方法と同様に、Y型ゼオライトを相対圧0.0025まで再生する場合、高温熱源28Hの温度は、145℃程度あればよい。第二吸着器22に吸着されていた吸着質は、第一吸着器20に移動して吸着される。
(再生ステップ2)
第一吸着器20が吸着平衡(たとえば相対圧0.3程度)に達すると、再生ステップ2を行う。再生ステップ2では、図7に示すように、開閉弁32Mを開弁し、蒸発/凝縮器14へ中温熱源28Mから熱交換媒体を移動可能とする。また、開閉弁34Hを開弁し、第一吸着器20へ高温熱源28Hから熱交換媒体を移動可能とする。そして、開閉弁18Aを開弁する。なお、図7では、開閉弁36Hも開弁しているが、開閉弁36Hは閉弁されていてもよい。
これにより、高温熱源28Hの熱を受けて第一吸着器20の吸着質が脱着され、第一吸着器20が再生される。第一吸着器20に吸着されていた吸着質は、蒸発/凝縮器14に移動して凝縮される。
以上が第二再生方法である。
第二吸着器22の再生には、上記した第一再生方法及び第二再生方法のいずれも適用可能である。第二再生方法では、第一再生方法と比較して、高温熱源28Hの温度が低くても、第二吸着器22を再生できる。第一再生方法では、第二再生方法と比較して、第一吸着器20において吸着質の吸着と脱着とを繰り返さないので、第二吸着器22の再生に必要な総エネルギーは小さくなり、効率的に第二吸着器22を再生できる。
なお、上記では、2つの吸着器(第一吸着器20及び第二吸着器22)を備えた構成を例示したが、3つ以上の吸着器を直列状に配置してもよい。たとえば、N個(Nは自然数)の吸着器を直列状に配置した構成を考える。蒸発/凝縮器14から最も遠い位置の吸着器における吸着質の反応量をx、i番目の吸着器における吸着質の単位質量あたりの反応熱をΔHiとすると、ヒートポンプ全体で得られる冷熱Lは、
Figure 2016011822

となる。
これに対し、ヒートポンプの再生に必要なエネルギーRは、N番目の吸着器における吸着質を薩着させればよいのであるから、R=x・ΔHとなる。そして、ヒートポンプにおける冷熱の生成効率Eは,E=L/Eとなる。第一実施形態において、蒸発/凝縮器14の蒸発潜熱が約2.42[kJ/g]、第一吸着器20の吸脱着熱が約3.2[kJ/g]、第二吸着器22の吸脱着熱が約3.2[kJ/g]として冷熱生成効率Eを計算すると、約1.76となる。
実際上は、第一吸着器20から吸着質が脱着されるときには、顕熱ロスが発生する。ここで、第二吸着器22の吸着剤の比熱をC[J/(g・K)]第一吸着器20で脱着され第二吸着器22で吸着される吸着質の量をq[g/g]、吸着質の比熱をC[J/(g・K)]、第一吸着器20における脱着時のエネルギーをΔHとして、(C+q・C)・(T2−T1)<q・ΔH (2)を満たす吸着量qをもった吸着剤であればよい。
図8には、AQSOA−Z05(ALPO5)の15[℃]における吸着等温線が、図9には同じくAQSOA−Z05の30[℃]における吸着等温線が示されている。図8において、一点鎖線が吸着時、二点鎖線が脱着時の吸着等温線である。
図8及び図9において、圧力P1(約900[Pa])から圧力P2(約400[Pa])に低下したときを考えると、q=0.2[g/g]である。また、AQSOA−Z05の比熱Cの値は1[J/(g・K)]、反応熱はΔH=2.5[kJ/g]とする。吸着質としては水を用いる場合を想定すると、水の比熱C=4.2[J/(g・K)]である。
これにより、上記式(2)の左辺=(1[J/(g・K)]+0.2[g/g]×4.2[J/(g・K)])×(30[K]−15[K])=27.6「J/g]、右辺=0.2[g/g]×2.5[kJ/g]×1000[J/kJ]=500[J/g]となり、式(2)の条件に適合することが分かる。
また、本実施形態において、第一吸着器20および第二吸着器22の吸着剤は、第一吸着器20で脱着した吸着質を第二吸着器22で吸着できる組み合わせであればよい。たとえば、温度T1において第一吸着器20で吸着質を脱着した後の平衡圧力を第一平衡圧力とし、温度T2において第二吸着器22で吸着質を吸着した後の平衡圧力を第二平衡圧力とする。この場合、第二平衡圧力が第一平衡圧力以下となる吸着剤の組み合わせを適用できる。この条件を満たせば、第一吸着器20で脱着した吸着質を、第二吸着器22で効果的に吸着できる。
なお、上記した吸着剤の選択(組み合わせ)については、吸着器が3つ以上の構成にも適用できる。この場合、隣り合う2つの吸着器において、相対的に蒸発/凝縮器14に近い吸着器を第一吸着器20、遠い吸着器を第二吸着器22とみなして、上記した条件を適用すればよい。ただし、吸着器があまりに多くなると、ヒートポンプ12の構造が複雑になる。したがって、ヒートポンプ12の構造の複雑化を抑制しつつ、所望の冷熱を生成する観点はらは、吸着器の数は、吸着質が水の場合で2つ、アンモニアの場合で3つ程度とすればよい。
図10には、本発明の第二実施形態のヒートポンプ52が示されている。第二実施形態において、第一実施形態と同一の構成要素、部材等については同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第二実施形態のヒートポンプ52は、第一吸着器20を2つ備える。以下において、これらの第一吸着器20を必要に応じて、第一吸着器20A、第一吸着器20Bとして区別する。
第一吸着器20Aと第一吸着器20Bとは、蒸発/凝縮器14及び第二吸着器22との接続方向、及び、第一吸着器20と第二吸着器22にいたる直列方向に対し、並列方向に配置されている。第二実施形態では、接続配管16Aは第一吸着器20側で分岐しており、分岐部分のそれぞれに開閉弁18Aが設けられる。接続配管16Bも、第一吸着器20側で分岐しており、分岐部分のそれぞれに開閉弁18Bが設けられる。
また、第二実施形態では、第一吸着器20と第二吸着器22の間に凝縮器54が備えられる。凝縮器54は、たとえば、第一吸着器20から第二吸着器22へ吸着質が移動するときは、吸着質の移動に抵抗を生じさせないように機能する。これに対し、第二吸着器22から第一吸着器20に向かって吸着質が移動しようとするときは、吸着質の一部または全部を凝縮(液化)する。
凝縮器54には、接続管30Dにより、低温熱源28Lが接続される。接続管30Dは開閉弁56により開閉される。凝縮器54と第二吸着器22の間の接続配管16Bには、開閉弁18Cが設けられる。
上記構成とされた第二実施形態のヒートポンプ52では、たとえば、2つの第一吸着器20A、20Bを一体的な1つの第一吸着器20とみなして、同時に運転することが可能である。
さらに、第二実施形態のヒートポンプ52では、2つの第一吸着器20A、20Bに対し、異なった動作をさせることも可能である。たとえば、第一吸着器20Aでは、蒸発/凝縮器14で脱着された吸着質を吸着する動作を行い、第一吸着器20Bでは、吸着質を脱着させて、第二吸着器22で吸着させる(第一吸着器20Bは再生されつつ冷熱生成する)動作を行うことが可能である。また、第一吸着器20Aで、蒸発/凝縮器14の吸着質を吸着する動作を行っているときに、第二吸着器22を再生させ、第二吸着器22で脱着された吸着質を第一吸着器20で吸着する動作を行ってもよい。
さらに第二実施形態のヒートポンプ52では、第二吸着器22の再生時に脱着された吸着質の一部または全部を凝縮器54で凝縮することが可能である。これにより、第二吸着器22の吸着質を第一吸着器20で吸着する際の第一吸着器20の負荷が少なくなる。
第二実施形態のヒートポンプ52では、上記のように、並列配置された複数の第一吸着器20を有する構成である。この構成では、第二吸着器22の吸着容量が、第一吸着器20の全体での吸着容量よりも大きければ、複数の第一吸着器20から交互に(あるいは順に)脱着させた吸着質を吸着でき、第一吸着器20における連続的な冷熱生成を確実に行うことが可能である。
本発明の吸着器には、吸着剤によって吸着質を吸着及び脱着する構成に限定されず、たとえば、吸着質の飽和蒸気圧以下の圧力で吸着質と反応することで、系の圧力を飽和蒸気圧以下に下げることが可能な反応器であればよい。ここでいう反応には、物理吸着、化学吸着、吸収、化学反応等が含まれる。
12 ヒートポンプ
14 蒸発/凝縮器(蒸発器の一例)
16A、16B 接続配管
18A、18B 開閉弁
20、20A、20B 第一吸着器
22 第二吸着器
24 バイパス配管
26 バイパス弁
28L 低温熱源
28M 中温熱源
28H 高温熱源
30A、30B、30C 接続管
32L、32M 開閉弁
34L、34M、34H 開閉弁
36M、36H 開閉弁
52 ヒートポンプ
54 凝縮器

Claims (9)

  1. 吸着質を蒸発させる蒸発器と、
    前記蒸発器の前記吸着質を吸着し前記蒸発器で冷熱を生成させる第一吸着器と、
    前記第一吸着器に吸着された前記吸着質を吸着し前記第一吸着器で冷熱を生成させる第二吸着器と、
    を有する吸着式ヒートポンプシステム。
  2. 第一吸着器及び第二吸着器の吸着剤の組み合わせが、前記第一吸着器で前記吸着質を脱着した後の第一平衡圧力に対し、前記脱着された前記吸着質を前記第二吸着器で吸着した後の第二平衡圧力が前記第一平衡圧力以下となる組み合わせである請求項1に記載の吸着式ヒートポンプシステム。
  3. 前記第二吸着器の吸着容量が前記第一吸着器の吸着容量よりも大きい請求項1又は請求項2に記載の吸着式ヒートポンプシステム。
  4. 前記吸着質が水又はアンモニアである請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の吸着式ヒートポンプシステム。
  5. 前記蒸発器が、導入された気体状の前記吸着質を凝縮する凝縮器を兼ね、
    複数第一吸着器をバイパスして前記蒸発器と前記第二吸着器とを接続するバイパス配管を有する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の吸着式ヒートポンプシステム。
  6. 前記第一吸着器が複数備えられ、前記蒸発器及び前記第二吸着器との接続方向に対し並列に配置される請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の吸着式ヒートポンプシステム。
  7. 前記第一吸着器と前記第二吸着器の間に、前記吸着質を凝縮させる凝縮器を備える請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の吸着式ヒートポンプシステム。
  8. 吸着質を蒸発させる蒸発器と、
    前記蒸発器の前記吸着質を吸着する第一吸着器と、
    前記第一吸着器に吸着された前記吸着質を吸着する第二吸着器と、
    を用い、
    前記第一吸着器で前記蒸発器の前記吸着質を吸着して前記蒸発器で冷熱を生成させ、
    前記第二吸着器で前記第一吸着器の前記吸着質を吸着して前記第一吸着器で冷熱を生成させる冷熱生成方法。
  9. 前記蒸発器が、導入された気体状の前記吸着質を凝縮する凝縮器を兼ね、
    前記第二吸着器の再生時に前記第二吸着器の前記吸着質を前記第一吸着器に吸着させ、又は前記蒸発器で凝縮させる請求項8に記載の冷熱生成方法。
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