JP2016008039A - 車両のガラスシール構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガラスのスライドに伴う異音の発生を抑制できる車両のガラスシール構造を提供する。
【解決手段】車両のガラスシール構造1は、ウェザストリップ2と、ウェザストリップ2を固定する固定部材3とを備える。ウェザストリップ2は、スライド自在なガラス8表面に摺接するリップ21と、リップ21が一体化されると共に固定部材3に固定される本体部22とを有する。固定部材3は、本体部22が嵌め込まれて本体部22とで囲まれる空間33を形成する収納溝31が形成される。本体部22は、一端が空間33に開口し、他端がリップ21側に開口する貫通孔23が形成される。貫通孔23の横断面積は、空間33の横断面積よりも小さい。
【選択図】図1
【解決手段】車両のガラスシール構造1は、ウェザストリップ2と、ウェザストリップ2を固定する固定部材3とを備える。ウェザストリップ2は、スライド自在なガラス8表面に摺接するリップ21と、リップ21が一体化されると共に固定部材3に固定される本体部22とを有する。固定部材3は、本体部22が嵌め込まれて本体部22とで囲まれる空間33を形成する収納溝31が形成される。本体部22は、一端が空間33に開口し、他端がリップ21側に開口する貫通孔23が形成される。貫通孔23の横断面積は、空間33の横断面積よりも小さい。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両のガラスシール構造に関する。特に、ガラスのスライドに伴う異音の発生を抑制できる車両のガラスシール構造に関する。
自動車の昇降式ウインドウガラスには、車内への雨風の侵入を防止するウェザストリップが取り付けられている。例えば、特許文献1に示すウェザストリップ(ドアインナーシール)は、ドアウインドウガラスに摺接するシールリップを備え、その摺接面に所定曲率のR加工部が設けられている。このR加工部により、ドアウインドウガラスの傾斜角度にばらつきが生じても、ドアウインドウガラス面との間でほぼ均一な接触面積を確保して、ドアウインドウガラスの昇降時の異音発生を抑制している。
しかし、上記R加工部では異音の発生の抑制が不十分な場合がある。リップを含む各部材の公差などにより、リップをドアウインドウガラスに適切に摺接させられるとは限らないからである。よって、異音の発生の抑制に更なる改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、ガラスのスライドに伴う異音の発生を抑制できる車両のガラスシール構造を提供することにある。
本発明の一態様に係る車両のガラスシール構造は、ウェザストリップと、ウェザストリップを固定する固定部材とを備える。ウェザストリップは、スライド自在なガラス表面に摺接するリップと、リップが一体化されると共に固定部材に固定される本体部とを有する。固定部材は、本体部が嵌め込まれて本体部とで囲まれる空間を形成する収納溝が形成される。本体部は、一端が空間に開口し、他端がリップ側に開口する貫通孔が形成される。貫通孔の横断面積は、空間の横断面積よりも小さい。
上記車両のガラスシール構造は、ガラスのスライドに伴う異音の発生を抑制できる。
本発明の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。ここでは、自動車のサイドドアにおけるウインドウガラスの周りに車両のガラスシール構造を設ける場合を例に説明する。
《実施形態》
実施形態に係る車両のガラスシール構造は、ウェザストリップと、ウェザストリップを固定する固定部材とを備える。この車両のガラスシール構造の主たる特徴とするところは、ウェザストリップと固定部材とでヘルムホルツ共鳴器を形成して、ウェザストリップとガラスとの摺接などで発生する異音を共鳴させることでこの異音を吸収する共鳴吸音機構を有する点にある。以下、図1〜図3を参照して詳細を説明する。通常、自動車のサイドドアは、ウインドウガラスを挟むように車内側と車外側とに同様のガラスシール構造が設けられるが、ここでは車内側に上記共鳴吸音機構を有する車両のガラスシール構造を設ける場合を例に説明する。車外側には通常の構造のガラスシール構造を設けている。まず、自動車のサイドドアの概要を説明し、順次、車内側の車両のガラスシール構造、車外側のガラスシール構造を説明する。
実施形態に係る車両のガラスシール構造は、ウェザストリップと、ウェザストリップを固定する固定部材とを備える。この車両のガラスシール構造の主たる特徴とするところは、ウェザストリップと固定部材とでヘルムホルツ共鳴器を形成して、ウェザストリップとガラスとの摺接などで発生する異音を共鳴させることでこの異音を吸収する共鳴吸音機構を有する点にある。以下、図1〜図3を参照して詳細を説明する。通常、自動車のサイドドアは、ウインドウガラスを挟むように車内側と車外側とに同様のガラスシール構造が設けられるが、ここでは車内側に上記共鳴吸音機構を有する車両のガラスシール構造を設ける場合を例に説明する。車外側には通常の構造のガラスシール構造を設けている。まず、自動車のサイドドアの概要を説明し、順次、車内側の車両のガラスシール構造、車外側のガラスシール構造を説明する。
〔サイドドアの概要〕
図1(A)に示すように、自動車のサイドドア7は、車内側(図1右側)に位置するインナパネル71と車外側(図1左側)に位置するアウタパネル72とを備える。このインナパネル71とアウタパネル72との間には、ウインドウガラス8が上下の矢印で示すようにスライド自在に取り付けられている(図1)。インナパネル71のウインドウガラス8との反対側には、インナパネル71を覆うドアトリム73が取り付けられる。
図1(A)に示すように、自動車のサイドドア7は、車内側(図1右側)に位置するインナパネル71と車外側(図1左側)に位置するアウタパネル72とを備える。このインナパネル71とアウタパネル72との間には、ウインドウガラス8が上下の矢印で示すようにスライド自在に取り付けられている(図1)。インナパネル71のウインドウガラス8との反対側には、インナパネル71を覆うドアトリム73が取り付けられる。
〔車内側の車両のガラスシール構造〕
車内側に設けられる車両のガラスシール構造1は、車内側ウェザストリップ2と固定部材3とを備える。
車内側に設けられる車両のガラスシール構造1は、車内側ウェザストリップ2と固定部材3とを備える。
[車内側ウェザストリップ]
車内側ウェザストリップ2は、車外側ウェザストリップ5と共に車内への風雨の侵入を防止する。車内側ウェザストリップ2は、サイドドア7の上端部で、ウインドウガラス8の車両前後方向(図1紙面垂直方向)の全長に亘って設けられている。車内側ウェザストリップ2の材質は、ゴムなどの弾性材料が挙げられる。車内側ウェザストリップ2は、二つのリップ21と、これらリップ21と一体化される本体部22とを有する。
車内側ウェザストリップ2は、車外側ウェザストリップ5と共に車内への風雨の侵入を防止する。車内側ウェザストリップ2は、サイドドア7の上端部で、ウインドウガラス8の車両前後方向(図1紙面垂直方向)の全長に亘って設けられている。車内側ウェザストリップ2の材質は、ゴムなどの弾性材料が挙げられる。車内側ウェザストリップ2は、二つのリップ21と、これらリップ21と一体化される本体部22とを有する。
リップ21は、ウインドウガラス8の車内側面に摺接してその車内側面とインナパネル71(ドアトリム73)との間をシールする。二つのリップ21は、本体部22のウインドウガラス8側において、ウインドウガラス8のスライド方向に互いの間隔を開けて並列に配置されている。
本体部22は、後述する固定部材3の収納溝31に嵌め込まれて固定されている。本体部22には、複数の貫通孔23が本体部22の長手方向に並列して形成されている。貫通孔23は後述する複数の空間33に一つずつ対応しており、各貫通孔23の一端は空間33に開口し、他端はリップ21同士の間に開口している。各貫通孔23の横断面積S1は、各空間33の横断面積S2よりも小さい(図1(B))。横断面は、貫通孔23の軸方向と直交する方向の断面である。空間33の横断面積が深さ方向に変化する場合は、貫通孔23の開口に面した位置の横断面積を空間33の横断面積S2とする。また、ここでは各貫通孔23の容積(S1×L)よりも各空間33の容積Vの方が大きい。各貫通孔23は、各空間33と共に共鳴吸音機構4を形成する。本体部22の外周面には、収納溝31の内面との間をシールする複数の突起が形成されている。
[固定部材]
固定部材3は、車内側ウェザストリップ2を固定する。固定部材3は、ドアトリム73の上縁部に一体に設けられている。ここでは、固定部材3は、ドアトリム73の上縁部とその下方に連続する屈曲片とを有し、上縁部と屈曲片との間に、ウインドウガラス8側に開口する収納溝31が形成されている。
固定部材3は、車内側ウェザストリップ2を固定する。固定部材3は、ドアトリム73の上縁部に一体に設けられている。ここでは、固定部材3は、ドアトリム73の上縁部とその下方に連続する屈曲片とを有し、上縁部と屈曲片との間に、ウインドウガラス8側に開口する収納溝31が形成されている。
収納溝31は、車内側ウェザストリップ2の本体部22の長手全長が嵌め込まれて、本体部22とで囲まれる空間を形成する。収納溝31には、図2や図3に示すように複数の薄板状のリブ32が設けられている。リブ32は、本体部22を当て止めすると共に収納溝31の長手を複数の空間に区画する。本例では、リブ32同士の各間隔Pは、不均一である(図2,3)。それにより、図1のように本体部22が収納溝31に嵌め込まれた際、図1(A)や図2(二点鎖線)に示すように、本体部22と収納溝31とリブ32とで囲まれる容積の異なる複数の空間33を形成する。図2の二点鎖線の斜線で示すハッチングは、図1(A)に示す本体部22におけるリップ21との反対側の面を示す。各空間33は、各貫通孔23と共に共鳴吸音機構4を形成する。
[共鳴吸音機構]
共鳴吸音機構4は、例えばリップ21とウインドウガラス8との摺接などで発生した異音を共鳴させて貫通孔23内における空気の粘性摩擦により吸音させる。共鳴吸音機構4は、貫通孔23と空間33とで構成されるヘルムホルツ共鳴器を備える。ヘルムホルツ共鳴器の吸音の原理を図1(B)を用いて説明する。図1(B)には、貫通孔23と空間33とを模式的に示している。ヘルムホルツ共鳴器の共振周波数f(Hz)は、音速c(m/s)、貫通孔23の横断面積S1(mm2)、貫通孔23の軸方向の長さL(mm)、及び空間33の容積V(mm3)を用いて、f=c/2π(S1/LV)1/2で表せられる。発生した異音の周波数がヘルムホルツ共鳴器の共振周波数fと合えば、異音が貫通孔23から空間33に入射した際、空間33内の空気がバネとして作用して貫通孔23の空気を激しく振動させられる。それにより、振動される空気と貫通孔23の内面とで粘性摩擦を発生させて振動エネルギーを損失させ、異音を吸音できる。例えば、貫通孔23の横断面積S1=πmm2(径2mm)、貫通孔23の長さL=10mm、空間33の容積V=900mm3(6mm×6mm×25mm(リブ間隔P))としたとき、共振周波数f=1011Hzとなり、凡そ1kH帯の異音を吸音できる。共鳴吸音機構4は、上述のように各空間33の容積Vが異なる。これら容積Vの相違により、種々の共振周波数fのヘルムホルツ共鳴器を備えることになり、種々の周波数の異音を効果的に吸音できる。
共鳴吸音機構4は、例えばリップ21とウインドウガラス8との摺接などで発生した異音を共鳴させて貫通孔23内における空気の粘性摩擦により吸音させる。共鳴吸音機構4は、貫通孔23と空間33とで構成されるヘルムホルツ共鳴器を備える。ヘルムホルツ共鳴器の吸音の原理を図1(B)を用いて説明する。図1(B)には、貫通孔23と空間33とを模式的に示している。ヘルムホルツ共鳴器の共振周波数f(Hz)は、音速c(m/s)、貫通孔23の横断面積S1(mm2)、貫通孔23の軸方向の長さL(mm)、及び空間33の容積V(mm3)を用いて、f=c/2π(S1/LV)1/2で表せられる。発生した異音の周波数がヘルムホルツ共鳴器の共振周波数fと合えば、異音が貫通孔23から空間33に入射した際、空間33内の空気がバネとして作用して貫通孔23の空気を激しく振動させられる。それにより、振動される空気と貫通孔23の内面とで粘性摩擦を発生させて振動エネルギーを損失させ、異音を吸音できる。例えば、貫通孔23の横断面積S1=πmm2(径2mm)、貫通孔23の長さL=10mm、空間33の容積V=900mm3(6mm×6mm×25mm(リブ間隔P))としたとき、共振周波数f=1011Hzとなり、凡そ1kH帯の異音を吸音できる。共鳴吸音機構4は、上述のように各空間33の容積Vが異なる。これら容積Vの相違により、種々の共振周波数fのヘルムホルツ共鳴器を備えることになり、種々の周波数の異音を効果的に吸音できる。
〔車外側の車両のガラスシール構造〕
車外側に設けられる車両のガラスシール構造100は、車外側ウェザストリップ5と、固定部材6とを備える。車外側ウェザストリップ5は、ウインドウガラス8の車外側面に摺接するリップ51と、リップ51と一体化されると共に固定部材6に固定される断面逆U字状の本体部52とを備える。本体部52の下端には、フック53が形成されている。固定部材6は、車外側ウェザストリップ5を固定する。固定部材6は、フック53が係止される係止爪61を備える。ここでは、固定部材6は、アウタパネル72の上端に一体に設けられている。
車外側に設けられる車両のガラスシール構造100は、車外側ウェザストリップ5と、固定部材6とを備える。車外側ウェザストリップ5は、ウインドウガラス8の車外側面に摺接するリップ51と、リップ51と一体化されると共に固定部材6に固定される断面逆U字状の本体部52とを備える。本体部52の下端には、フック53が形成されている。固定部材6は、車外側ウェザストリップ5を固定する。固定部材6は、フック53が係止される係止爪61を備える。ここでは、固定部材6は、アウタパネル72の上端に一体に設けられている。
《作用効果》
以上説明した共鳴吸音機構4を備える車両のガラスシール構造1によれば、以下の効果を奏することができる。
以上説明した共鳴吸音機構4を備える車両のガラスシール構造1によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)車内側ウェザストリップ2の貫通孔23と収納溝31の空間33とでヘルムホルツ共鳴器(共鳴吸音機構4)を形成するため、異音を吸収できる。また、貫通孔23の一端が二つのリップ21の間に開口しているため、いずれのリップ21に起因して異音が生じても良好に吸音できる。更に、各空間33の容積を異ならせているため、種々の共振周波数fのヘルムホルツ共鳴器を備えることができ、種々の周波数の異音を吸音できる。
(2)共鳴吸音機構4の共振周波数fの選択は、貫通孔23の横断面積S、貫通孔23の軸方向の長さL、及び空間33の容積Vなどを種々変更することで行えるので、吸音させたい周波数に対応した設計が容易であり、設計自由度が高い。
(3)従来のようなR加工部といった複雑な形状や厳密な寸法公差がウェザストリップに求められないため、ロバスト性の高い吸音効果が得られる。
(4)リップの表面に植毛などの吸音材を別途設けなくても吸音効果が得られるため、軽量化できる。その上、コストの低減にも寄与する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されず、例えば以下の変更が可能である。
共鳴吸音機構を備える車両のガラスシール構造を自動車のバックドアのスライド自在なウインドウガラスの周りに設けることができる。本発明の車両のガラスシール構造の適用対象は、スライド自在なガラスが設けられる箇所であればドアに限らない。
固定部材は、インナパネルに一体に設けることができる。また、車外側に共鳴吸音機構を有する上記車両のガラスシール構造を設けることができ、この場合、固定部材はアウタパネルに一体に設けることができる。
リップの数は、単数としたり、三つ以上としたりすることができる。リップを三つ以上とする場合、各リップ間のうち少なくとも一つのリップ間に一端が開口するように貫通孔を設けてもよいし、各リップ間に一端が開口するように複数の貫通孔を設けてもよい。例えば、三つのリップがガラスのスライド方向に並列して設けられる場合、リップ間が上下に2つあり、その上側又は下側のどちらかのリップ間にのみ開口する貫通孔を設けてもよいし、上下の両リップ間のそれぞれに開口する貫通孔を設けてもよい。
空間ごとに各貫通孔の径(横断面積)や軸方向の長さを異ならせることができる。また、各空間に対する貫通孔の数を複数にしたり、空間ごとに異ならせたりすることができる。いずれの場合も、ヘルムホルツ共鳴器の共振周波数fを変えることができる。更に、リブ同士の間隔を均一にして各空間の容積を同一にできる。
収納溝の深さ方向に複数の空間を形成して、深さ方向に複数のホルムヘルツ共鳴器を形成できる。この場合、リブで収納溝を深さ方向に区画するともに、リブには貫通孔を形成することが挙げられる。本体部の貫通孔とリブの貫通孔の各断面積が異なることや、深さ方向に区画された空間同士の体積が異なることで、深さ方向に形成される複数のヘルムホルツ共鳴器の共振周波数を異ならせることができる。収納溝を長手方向に仕切るリブと、深さ方向に仕切るリブの双方を組み合わせてもよい。
ウェザストリップの本体部におけるリップと反対側には、リブが嵌め込まれるスリットを形成したり、収納溝に設けたリブと同様のリブを一体に形成したりできる。
リブの数は、単数とすることができる。リブの数を単数とする場合、リブの形成箇所は、収納溝の長手のほぼ中央としたり、中央からずらしたりすることができる。リブの形成箇所を収納溝の長手の中央とすると、容積が同じ二つの空間を形成できる。一方、リブの形成箇所を収納溝の中央から長手にずらすと、容積の異なる二つの空間を形成できる。
リブを無くすことができる。この場合、本体部と収納溝とで一つの空間が形成される。この空間体積を確保するため、収納溝内の互いに対向する箇所に本体部を当て止めする当て止め部を形成することが好ましい。当て止め部としては、収納溝の長手に沿って一連に形成される突条や、収納溝の長手に沿って並列して形成される複数の突起などが挙げられる。
本発明の車両のガラスシール構造は、スライド自在なガラスのシールに好適に利用できる。
1、100 車両のガラスシール構造
2 車内側ウェザストリップ
21 リップ 22 本体部 23 貫通孔
3 固定部材
31 収納溝 32 リブ 33 空間
4 共鳴吸音機構
5 車外側ウェザストリップ
51 リップ 52 本体部 53 フック
6 固定部材
61 係止爪
7 サイドドア
71 インナパネル 72 アウタパネル 73 ドアトリム
8 ウインドウガラス
2 車内側ウェザストリップ
21 リップ 22 本体部 23 貫通孔
3 固定部材
31 収納溝 32 リブ 33 空間
4 共鳴吸音機構
5 車外側ウェザストリップ
51 リップ 52 本体部 53 フック
6 固定部材
61 係止爪
7 サイドドア
71 インナパネル 72 アウタパネル 73 ドアトリム
8 ウインドウガラス
Claims (1)
- ウェザストリップと、前記ウェザストリップを固定する固定部材とを備える車両のガラスシール構造であって、
前記ウェザストリップは、
スライド自在なガラス表面に摺接するリップと、
前記リップが一体化されると共に前記固定部材に固定される本体部とを有し、
前記固定部材は、前記本体部が嵌め込まれて前記本体部とで囲まれる空間を形成する収納溝が形成され、
前記本体部は、一端が前記空間に開口し、他端が前記リップ側に開口する貫通孔が形成され、
前記貫通孔の横断面積は、前記空間の横断面積よりも小さい車両のガラスシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131900A JP2016008039A (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 車両のガラスシール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131900A JP2016008039A (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 車両のガラスシール構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP2014131900A Pending JP2016008039A (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 車両のガラスシール構造 |
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JP (1) | JP2016008039A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023224049A1 (ja) * | 2022-05-20 | 2023-11-23 | Agc株式会社 | ガラス振動板付車体構造 |
-
2014
- 2014-06-26 JP JP2014131900A patent/JP2016008039A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023224049A1 (ja) * | 2022-05-20 | 2023-11-23 | Agc株式会社 | ガラス振動板付車体構造 |
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