JP2016008008A - 自動車用サンルーフの開口部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車のルーフに形成されたサンルーフ用の開口に、ウエザーストリップを安全に低コストで抜け難く装着できる自動車用サンルーフの開口部構造を提供する。
【解決手段】自動車のルーフ2に、サンルーフS用の開口3を囲むようにして下方に向けて設けられた外壁4と、外壁4の下端から開口3の内方に向けて設けられた底壁5と、底壁5の端部から上方に向けて設けられた内壁6とを備え、内壁6の内方に開口3が形成され、内壁6の上端にウエザーストリップ7が装着される自動車用サンルーフSの開口部構造1であって、内壁6の上端に、ウエザーストリップ7の抜け止めとして、開口3とは反対側に折り返して形成された玉縁部8が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のルーフに形成されたサンルーフ用の開口にウエザーストリップ(シール部材)を安全に低コストで装着できる自動車用サンルーフの開口部構造に関する。
自動車のルーフに形成されたサンルーフ用の開口には、サンルーフ(蓋体)がチルト・スライド可能に装着される。このサンルーフ用の開口とサンルーフとの間を止水する構造として、ウエザーストリップをサンルーフではなく開口に装着するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
この種の自動車用サンルーフの開口部構造として、図1、図2(b)に示すように、自動車のルーフ2にサンルーフS用の開口3を囲むようにして下方に向けて外壁4を形成し、外壁4の下端から開口3の内方に向けて底壁5を形成し、底壁5の端部から上方に向けて内壁6を形成し、内壁6の内方に開口3が形成されるようにし、内壁6の上端にウエザーストリップ7を装着したものが考えられる。ウエザーストリップ7の頂部には、サンルーフSの下面が接して止水される。外壁4と底壁5と内壁6とにより形成される溝10には、サンルーフSのチルト・スライド機構(サンルーフ駆動機構11)としてのリンク等が収容される。
特開平6−320960号公報
ところで、図2(b)に示す上述した自動車用サンルーフの開口部構造1xにおいては、ウエザーストリップ7が装着される内壁6の上端がストレート形状となっているため、ウエザーストリップ7が内壁6から抜けやすい。
抜け止め対策として、ウエザーストリップ7又は内壁6に接着剤を塗布することも考えられるが、ウエザーストリップ7を内壁6の上端に装着する際に、誤って接着剤が作業者の手指や衣服に付着して汚れてしまう可能性がある。また、接着剤には有機溶剤が使用されるため、作業環境の悪化を招き、作業者が防護マスクをする必要がある。加えて、接着剤を塗布する工程が必要なので、工数が増加し、接着剤自体によるコストアップも生じる。
また、内壁6は、プレス加工によって打ち抜いて折り曲げて成形されるので、先端が鋭く尖っている。このため、内壁6の先端にウエザーストリップ7を装着する際に、作業者が怪我を負ったり、衣服を切る虞も考えられる(図5(b)参照)。詳しくは、内壁6の先端にウエザーストリップ7を装着する際、作業者はサンルーフSの開口3から頭を出して作業を行うため、作業者の頭部や頸部が内壁6の先端に接すると、手指のみならず、頭部や頸部に切創(切り傷)を負う可能性もある。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、自動車のルーフに形成されたサンルーフ用の開口にウエザーストリップを安全に低コストで抜け難く装着できる自動車用サンルーフの開口部構造を提供することにある。
上述した目的を達成すべく創案された本発明によれば、自動車のルーフに、サンルーフ用の開口を囲むようにして下方に向けて設けられた外壁と、外壁の下端から開口の内方に向けて設けられた底壁と、底壁の端部から上方に向けて設けられた内壁とを備え、内壁の内方に開口が形成され、内壁の上端にウエザーストリップが装着される自動車用サンルーフの開口部構造であって、内壁の上端に、ウエザーストリップの抜け止めとして、開口とは反対側に折り返して形成された玉縁部が設けられた、ことを特徴とする自動車用サンルーフの開口部構造が提供される。
本発明に係る自動車用サンルーフの開口部構造においては、内壁の上端に、ウエザーストリップが接着剤を用いることなく押し込まれて装着され、ウエザーストリップが、玉縁部に引っ掛かる係合爪を有していてもよい。
本発明に係る自動車用サンルーフの開口部構造においては、内壁は、開口の四隅の少なくとも1カ所に、玉縁部が無い欠落部分を有していてもよい。
本発明に係る自動車用サンルーフの開口部構造においては、外壁と内壁との間隔は、開口の四隅の部分の間隔がそれ以外の部分の間隔よりも大きく設定されていてもよい。
本発明に係る自動車用サンルーフの開口部構造によれば、ウエザーストリップが装着される内壁の上端に玉縁部が設けられているので、玉縁部にウエザーストリップが引っ掛かり、ウエザーストリップが抜け難くなる。従って、接着剤が不要となり低コストとなる。また、この玉縁部は、開口とは反対側に折り返して形成されているので、作業者がサンルーフの開口から頭を出してウエザーストリップの取付作業を行って、仮に作業者の頭部や頸部が玉縁部に接しても、玉縁部の丸まった部分が接するのみであり、切り傷を防止できる。以上要するに本発明に係る自動車用サンルーフの開口部構造によれば、自動車のルーフに形成されたサンルーフ用の開口に、ウエザーストリップを安全に低コストで抜け難く装着できる。
本発明の一実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造を示す斜視図である。 図2(a)は図1のIIa−IIa線断面図、図2(b)は比較例1を示す断面図である。 上記実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造のコーナー部を示す斜視図である。 上記実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造のコーナー部を示す平面図である。 図5(a)は上記実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造の断面図、図5(b)は比較例1を示す断面図、図5(c)は比較例2を示す断面図である。 上記実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造の玉縁部を形成する様子を示す説明図であり、図6(a)は玉縁部の加工中の断面図、図6(b)は加工終了後の断面図、図6(c)はコーナー部の説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。係る実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1、図2(a)、図3、図4を用いて、本発明の一実施形態に係る自動車用サンルーフSの開口部構造1を説明する。図1に示すように、本実施形態に係る自動車用サンルーフSの開口部構造1は、自動車のルーフ2に、サンルーフS用の開口3を囲むようにして下方に向けて設けられた外壁4と、外壁4の下端から開口3の内方に向けて設けられた底壁5と、底壁5の端部から上方に向けて設けられた内壁6とを備え、内壁6の内方に開口3が形成されている。なお、図1の矢印Fは車両前方を示す。
図2(a)に示すように、外壁4と底壁5と内壁6とはプレス加工によって一体的に成形され、外壁4の上部がルーフ2の縦フランジ2aに溶接(スポット溶接、シーム溶接等)されている。なお、外壁4、底壁5、内壁6、縦フランジ2a、ルーフ2は、全て一体的に成形されていてもよく、適宜分割されて溶接された構造でもよい。
内壁6の上端には、ウエザーストリップ7が装着されるようになっており、内壁6の上端に、ウエザーストリップ7の抜け止めとして、開口3とは反対側に折り返して形成された玉縁部8が設けられている。玉縁部8は、内壁6の上端から開口3とは反対側に180度丸く折り返して形成された膨出部分8aと、膨出部分8aに繋げて形成され内壁6の側面に重ねられた重合部分8bとを有し、ヘム加工によって成形される。
ウエザーストリップ7は、ゴムや樹脂等の弾性材から内壁6の頂部に沿って開口3の形状に合わせてロ字状(矩形枠状)に形成されており、断面逆U字状に形成された装着部7aと、装着部7aの頂部に形成されたチューブ状のシール部7bとを備えている。ウエザーストリップ7は、装着部7aが内壁6の上端に押し込まれ玉縁部8に係合することで、接着剤を用いることなく内壁6の上端に装着され、ウエザーストリップ7のシール部7bにサンルーフSの下面が接することで、サンルーフSと内壁6との間を止水する。
ウエザーストリップ7の装着部7aの内部には、玉縁部8に引っ掛かる係合爪9a、9bが形成されている。詳しくは、装着部の7a内部には、装着部7aを内壁6の上端に押し込んだとき、玉縁部8の膨出部分8aの立ち上がり部に引っ掛かる上部の係合爪9aと、玉縁部8の重合部分8bの端面に引っ掛かる下部の係合爪9bとが、夫々斜め上向きに形成されている。これら係合爪9a、9bが玉縁部8に引っ掛かることで、接着剤を用いることなくウエザーストリップ7の抜け止めがなされる。なお、図2(b)には、内壁6の上端に玉縁部8を有さない比較例1の開口部構造1xを示す。比較例1においては、ウエザーストリップ7が抜け易いため、接着剤が必要となる。
図2(a)に示すように、外壁4と底壁5と内壁6とにより形成される溝10には、サンルーフSのチルト・スライド機構(サンルーフ駆動機構11)としてのリンク等が収容される。サンルーフ駆動機構11は、サンルーフSをチルトのみ、或いはスライドのみする機構であってもよい。溝10は、サンルーフ駆動機構11の収容スペースとしての役割を果たすのみならず、雨樋としても機能し、溝10に浸入した雨水は図示しない排水通路を通って溝10から排水されるようになっている。
図3に示すように、内壁6には、開口3の四隅(コーナー部C)の少なくとも1カ所に、玉縁部8が無い欠落部分12が設定されている。欠落部分12は、開口3の四隅の1カ所でも2カ所でも3カ所でも4カ所でもよい。内壁6と外壁4との間の溝10には、図6を用いて後述するように、内壁6の上端を玉縁状にヘム加工するための工具(パンチ13)が差し入れられるが、この工具(パンチ13)はヘム加工の終了後に欠落部12から上方に引き抜かれる(図6(c)参照)。
図4に示すように、外壁4と内壁6との間の溝10の間隔は、開口3の四隅(コーナー部C)の部分の間隔L2がそれ以外の部分の間隔L1よりも大きく設定されている。すなわち、外壁4、底壁5及び内壁6をプレス加工する際、加工上の制限により、コーナー部Cにおいて、内壁6の曲率半径Rinを外壁4の曲率半径Routより小さくプレス加工することは困難なことが多く、このため、間隔L2>間隔L1となる。内壁6の上端に玉縁部8をヘム加工するための工具(パンチ13)は、間隔L2が広く玉縁部8が無い欠落部分12(コーナー部C)から上方に引き抜かれる(図3、図6(c)参照)。
本実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造1の作用・効果について述べる。
図2(a)に示すように、本実施形態に係る自動車用サンルーフの開口部構造1によれば、ウエザーストリップ7が装着される内壁6の上端に玉縁部8が設けられているので、玉縁部8にウエザーストリップ7が引っ掛かり、ウエザーストリップ7が抜け難くなる。詳しくは、ウエザーストリップ7の装着部7aを内壁6の上端に押し込んだ際、装着部7aの上部係合爪9aが玉縁部8の膨出部分8aの立ち上がり部に引っ掛かり、装着部7aの下部係合爪9bが玉縁部8の重合部分8bの端面に引っ掛かるため、接着剤を用いることなく、ウエザーストリップ7の抜けが防止される。
これに対して、図2(b)に示す比較例1の開口部構造1xにおいては、玉縁部8が存在しないため、ウエザーストリップ7が内壁6から抜け易く、接着剤を用いる必要があり、有機溶剤を使用するため、作業環境が悪く、作業者が防護マスクをする必要がある。一方、図2(a)に示す本実施形態においては、接着剤を用いることなくウエザーストリップ7が抜け止めされるため、有機溶剤による作業環境の悪化は無く、作業者の防護マスクも不要である。また、接着剤を塗布する工程が無くなるので工数が低減し、接着剤自体が不要となることによるコストダウンも推進できる。
また、本実施形態に係る開口部構造1によれば、図5(a)に示すように、玉縁部8は、開口3とは反対側に折り返して形成されているので、作業者がサンルーフ9の開口3から頭を出してウエザーストリップ7の取付作業を行って、作業者の手指14や頭部や頸部が玉縁部8に接しても、玉縁部8の丸まった部分が接するのみであり、切り傷を防止できる。すなわち、玉縁部8の重合部分8bの端面は、プレス加工によって打ち抜かれた状態であるため鋭利な形状となっているが、その部分がサンルーフ9の開口3とは反対側の溝10内に下向きに収容された状態となっているため、作業者が触れる虞がない。よって、作業者は、切り傷を心配することなく安心して取付作業でき、作業効率が向上する。
これに対して、図5(b)に示す比較例1の開口部構造1xにおいては、プレス加工によって打ち抜かれて鋭利な形状となっている内壁6の上端が溝10から露出してるため、作業者がサンルーフ9の開口3から頭を出してウエザーストリップ7の取付作業を行う際、作業者の手指14や頭部や頸部が内壁6の上端に接すると、切り傷を負う可能性がある。従って、作業者は、安心して作業できず、作業効率が低下してしまう。
図5(c)に示す比較例2の開口部構造1yは、玉縁部80を本発明とは逆に開口3の内方に折り返したものであり、この比較例2においては、ウエザーストリップ7の抜け防止という観点では本発明と同様の効果を発揮し得る。しかし乍ら、比較例2においては、プレス加工によって打ち抜かれて鋭利な形状となっている玉縁部80の重合部分80bの端面がサンルーフ9の開口3の側に露出しているので、作業者がサンルーフ9の開口3から頭を出してウエザーストリップ7の取付作業を行う際、手指14や頭部や頸部が玉縁部80の重合部分80bの端面に接すると、切り傷を負う可能性がある。
図6(a)〜図6(c)に示すように、玉縁部8は、ヘム加工によって成形される。先ず、図6(a)に示すように、外壁4、底壁5、内壁6がプレス成形されたワークがダイ15に固定される。次に、外壁4と内壁6との間の溝10に上方から工具(パンチ13)が挿入され、内壁6を挟んでパンチ13とは反対側に反力受部材(ローラー等)16が配置される。反力受部材16とパンチ13とはベース17に支持されており、パンチ13は図示しない駆動機構(油圧ジャッキ等)によって反力受部材16に対して近接離間移動されるようになっている。パンチ13には、成形すべき玉縁部8の形状に合致した凹部18が形成されている。パンチ13と反力受部材16との間に内壁6及び玉縁部8を挟んだ状態で、パンチ13と反力受部材6とを溝10及び開口3に沿って周回させることで、玉縁部8を仕上げる(図1参照)。
その後、図6(b)に示すように、パンチ13を反力受部材16から離間させ、上方に引き抜くが、このとき、内壁6と外壁4との間隔すなわち溝10の幅が狭いと、パンチ13を玉縁部8の膨出部分8aから十分退避させることができず、凹部18の段差が膨出部分8aに引っ掛かってパンチ13が引き抜けない事態も考えられる。すなわち、溝10には、図2(a)に示すように、サンルーフ駆動機構11のリンク等が収容されるが、外観上の美感を高める観点から溝10の幅を出来るだけ狭めることが多く、溝10の幅が一定以下に狭い場合、パンチ13が溝10から引き抜けない事態も考えられる。
この点、本実施形態では、図3、図6(c)に示すように、玉縁部8aが無い欠落部分12を設定しているので、この欠落部分12において、パンチ13を反力受部材16から退避させることなく或いは少ない退避量で、パンチ13を溝10から上方に引き抜くことができる。よって、溝10の幅を可及的に狭めることができ、外観を高めることが可能となる。また、欠落部分12は、図3に示すようにサンルーフSの開口3のコーナー部Cに設定されており、コーナー部Cは、図4に示すように、外壁4と内壁6との間隔L2がその他の部分の間隔L1よりも大きいため、間隔L1の部分と比べるとパンチ13の退避量を稼ぐことができ、パンチ13を一層容易に溝10から上方に引き抜ける。
また、コーナー部Cは、プレス加工によって内壁6を立ち上げる際に元々皺が生じ易くそこに玉縁部8を成形することは困難なケースもあるが、本実施形態に係る開口部構造1においては、そこが欠落部分12となっているので、成形上の困難性を回避できる。また、玉縁部8は、内壁6の上端を折り返して重ね合わせるように成形されていてサンルーフSの開口3に沿って設けられているので、開口3を区画する内壁6の上端の板厚が実質的に2倍となって剛性の向上に寄与し、開口3を設けたことによるルーフ2の剛性低下を補完できる。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
本発明は、自動車のルーフ2に形成されたサンルーフS用の開口3に、ウエザーストリップ7を装着するようにした自動車用サンルーフの開口部構造1に利用できる。
1 開口部構造
2 ルーフ
3 開口
4 外壁
5 底壁
6 内壁
7 ウエザーストリップ
8 玉縁部
9a 係合爪
9b 係合爪
12 欠落部分
S サンルーフ
C コーナー部(四隅)
L1 間隔(四隅以外の部分)
L2 間隔(四隅の部分)

Claims (4)

  1. 自動車のルーフに、サンルーフ用の開口を囲むようにして下方に向けて設けられた外壁と、
    該外壁の下端から前記開口の内方に向けて設けられた底壁と、
    該底壁の端部から上方に向けて設けられた内壁とを備え、
    該内壁の内方に前記開口が形成され、
    前記内壁の上端にウエザーストリップが装着される自動車用サンルーフの開口部構造であって、
    前記内壁の上端に、前記ウエザーストリップの抜け止めとして、前記開口とは反対側に折り返して形成された玉縁部が設けられた、ことを特徴とする自動車用サンルーフの開口部構造。
  2. 前記内壁の上端に、ウエザーストリップが接着剤を用いることなく押し込まれて装着され、
    該ウエザーストリップが、前記玉縁部に引っ掛かる係合爪を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用サンルーフの開口部構造。
  3. 前記内壁は、前記開口の四隅の少なくとも1カ所に、前記玉縁部が無い欠落部分を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用サンルーフの開口部構造。
  4. 前記外壁と前記内壁との間隔は、前記開口の四隅の部分の間隔がそれ以外の部分の間隔よりも大きい、ことを特徴とする請求項3に記載の自動車用サンルーフの開口部構造。
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