JP2016003091A - 搬送システム、搬送システムにおける情報読み取り方法 - Google Patents

搬送システム、搬送システムにおける情報読み取り方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンベアの搬送効率をあまり低下させず、コンベア上の複数の荷物にそれぞれ付されたRFIDからそれぞれの情報を正確に取得する。
【解決手段】コンベア101と、通信位置121に荷物200が位置することを検出する検出装置102と、通信位置121に存在する荷物200のRFID201とのみ通信可能な第一アンテナ131と、複数の荷物200のRFID201と通信可能な第二アンテナ132と、第一アンテナ131、または、第二アンテナ132を介して通信する通信手段104と、検出装置102により通信位置121に荷物200が位置したと検出され、かつ、通信手段104からRFID201との通信が不調または不能の場合にエラー情報を出力する制御手段105と、エラー情報が出力された場合に、第二アンテナ132を介した通信ができる状態に切り替える切替手段106とを備える。
【選択図】図1

Description

RFIDを備える荷物が順次搬送されるコンベアから前記RFIDの情報を読み取ることができる搬送システム、および、搬送システムにおける情報読み取り方法に関する。
複数種類の荷物から所定の荷物を抽出するピッキングシステムにおいて、コンベアによって搬送されている荷物に付されたバーコード等から情報を読み取るシステムは、例えば特許文献1にも記載されているように従前より知られている。
特開2007−153490号公報
昨今では荷物にはRFIDが取り付けられており、コンベアによって順次搬送されていく荷物のRFIDから電波を用いて情報を読み取ることが行われている。
このように所定の間隔で順次搬送される荷物の中から一つRFIDの情報を読み取るためには、当該荷物の間隔でも複数のRFIDから情報の読み取りがないように、アンテナの種類を選定し、電波出力も調整されている。
ところが、当該電波出力ではRFIDからの情報が読み取れない荷物などが存在する場合がある。一方で電波出力を強めた場合、隣接する荷物のRFIDからも情報を読み込んでしまい、所望の情報に雑音が混ざり、正規の情報を取得できない場合もある。
本願発明は上記課題に鑑みなされたものであり、RFIDからの情報の読み取りが困難な荷物が搬送される場合でも、通常の搬送作業に大きな支障を与えずに当該荷物のRFIDから情報を読み出すことのできる搬送システム、および、搬送システムにおける情報読み取り方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明にかかる搬送システムは、RFIDをそれぞれ備えた複数の荷物を順次搬送するコンベアと、前記コンベアの搬送経路中の通信位置に前記荷物が位置することを検出する検出装置と、前記コンベアによって搬送される前記荷物の間隔が第一間隔である場合において、前記通信位置に存在する前記荷物の前記RFIDとのみ通信可能な第一アンテナと、荷物の間隔が第一間隔の場合、複数の前記荷物の前記RFIDと通信可能な第二アンテナと、前記第一アンテナ、または、前記第二アンテナを介して前記RFIDとの間で通信する通信手段と、前記検出装置により前記通信位置に前記荷物が位置したと検出され、かつ、前記通信手段から前記RFIDとの通信が不調または不能の場合にエラー情報を出力する制御手段と、前記制御手段からエラー情報が出力された場合に、前記第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替える切替手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、第一アンテナを介しては通信手段によってはRFIDの情報を読み取ることができなかった場合に、出力の比較的大きくなる第二アンテナに切り替えて情報の読み取りを試みるため、情報の読み取りが不調、不能になる状況を回避することが可能となる。
さらに、前記コンベアで搬送される前記荷物を前記コンベア外に払い出す払出部と、前記払出部において払い出された払出荷物を一時的に保管する保管手段とを備え、前記第二アンテナは、前記保管手段の近傍に配置され、前記制御手段からエラーが出力される場合に、前記払出部から荷物を払い出してもよい。
これによれば、第一アンテナを介する通信によって情報の読み取りが不調、不能になった荷物をコンベアから払い出して第二アンテナを介する通信で情報を読み出すことができ、コンベアによる荷物の搬送に大きな支障を与えることなく、荷物それぞれの情報を正確に把握することが可能となる。
またさらに、前記コンベアで搬送される前記荷物を前記コンベア外に払い出す払出部と、前記払出部において払い出された払出荷物を前記払出部よりも上流の位置で前記コンベアに戻す逆搬送路とを備え、前記第二アンテナは、前記コンベアの近傍であって前記逆搬送路により荷物が戻る位置よりも下流側に配置され、前記制御手段からエラーが出力される場合に、前記払出部から荷物を払い出し、さらに、前記コンベアを制御し、前記第二アンテナを介した通信により前記払出荷物の前記RFIDとの間でのみ通信できる間隔である第二間隔以上となるように前記コンベアによって搬送される前記荷物と前記払出荷物との間隔を調整してもよい。
これによれば、第一通信手段によって情報の読み取りが不調、不能になった荷物をコンベアから払い出して第二通信手段で情報を読み出すことができ、コンベアによる荷物の搬送に大きな支障を与えることなく、荷物それぞれの情報を正確に把握することが可能となる。また、第一アンテナおよび第二アンテナをコンベアの近傍に配置することができ省スペース化を図ることが可能となる。
また、上記目的を達成するために、本願発明にかかる搬送システムにおける情報読み取り方法は、RFIDをそれぞれ備えた複数の荷物を順次搬送するコンベアと、前記コンベアの搬送経路中の通信位置に前記荷物が位置することを検出する検出装置と、前記コンベアによって搬送される前記荷物の間隔が第一間隔である場合において、前記通信位置に存在する前記荷物の前記RFIDとのみ通信可能な第一アンテナと、前記第一アンテナを介して前記RFIDとの間で通信する第一通信手段と、荷物の間隔が第一間隔の場合、複数の前記荷物の前記RFIDと通信可能な第二アンテナと、前記第二アンテナを介して前記RFIDとの間で通信する第二通信手段とを備える搬送システムにおける情報読み取り方法であって、前記検出装置により前記通信位置に前記荷物が位置したと検出され、かつ、前記第一通信手段から前記RFIDとの通信が不調または不能の場合に制御手段から出力されたエラー情報に基づき、前記コンベアから該当する荷物を取り出し、切替手段により、前記第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替えることを特徴とする。
これによれば、第一通信手段によってはRFIDの情報を読み取ることができなかった場合に、出力の比較的大きくなる第二アンテナを介して通信を行う第二通信手段に切り替えて情報の読み取りを試みるため、情報の読み取りが不調、不能になる状況を回避することが可能となる。
本願発明によれば、コンベアに流れる荷物に付されたRFIDから情報を読み取る場合の読み取り効率を向上させることが可能である。
図1は、搬送システムの一部を機能部と共に示す平面図である。 図2は、搬送システムにおける情報読み取り方法の流れを示すフローチャートである。 図3は、搬送システムの一部を機能部と共に示す平面図である。
次に、本願発明に係る搬送システム、搬送システムにおける情報読み取り方法の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係る搬送システム、搬送システムにおける情報読み取り方法の一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
図1は、搬送システムの一部を機能部と共に示す平面図である。
同図に示すように、搬送システム100は、荷物200を一列に並べて搬送するシステムであって、コンベア101と、検出装置102と、第一アンテナ131と、第二アンテナ132と、通信手段104と、制御手段105と、切替手段106とを備えている。また本実施の形態の場合、搬送システム100はさらに、払出部111と、保管手段107とを備えている。
荷物200は、コンベア101で搬送できるものであれば、特に限定されるものでは無い。各荷物200にはRFID201(radio frequency identifier)が取り付けられており、荷物200の固有の情報などが荷物200に付されたRFID201に記憶されている。RFID201は、情報を保持し通信するための素子と通信のためのアンテナを備えた小型の装置であり、無線通信により情報の授受が行える装置である。
コンベア101は、ローダー(図示せず)や人力などにより逐次投入されることにより間隔が調整された荷物200を順次搬送することのできる装置である。コンベア101としては、ローラコンベアやベルトコンベアなどを例示することができる。
検出装置102は、コンベア101の搬送経路中の通信位置121に荷物200が位置することを検出する装置である。検出装置102としては特に限定されるものでは無いが、光電センサや非接触の近接センサ、接触式のマイクロスイッチを例示することができる。また、検出装置102は、カメラなどで荷物200を認識するものでもよい。
ここで、通信位置121に荷物200が位置するとは、通信位置121において荷物200が一時的に停止、または、通過することを意味している。
第一アンテナ131は、コンベア101によって搬送される荷物200の間隔Dが第一間隔である場合において、通信位置121に存在する荷物200のRFID201とのみ通信可能となる性能を備えたアンテナである。具体的に第一アンテナ131は、第一間隔で搬送される隣接した荷物200のそれぞれのRFID201と同時に通信してしまう混信状態を回避するために、電波出力が制限されたアンテナである。
ここで、第一間隔と第一アンテナ131の性能とは相互に依存して決定されるものである。例えば、搬送される荷物200の大きさや、取り付けられるRFID201の性能から、予め第一アンテナ131の性能を決定しておき、当該第一アンテナ131を用いたときに混信する可能性の低い荷物200の間隔Dを第一間隔として定めても良い。
本実施の形態の場合、第一アンテナ131は、コンベア101の幅方向の側方であって通信位置121の側方に配置されており、コンベア101の両側に配置されている。これにより、RFID201からの情報の読み取り精度を向上させている。
第二アンテナ132は、荷物200の間隔Dが第一間隔の場合、複数の荷物200のRFID201と同時に通信してしまうほどの電波出力となるように調整されたアンテナである。第二アンテナ132は例えば、電波出力の制限が解除されたアンテナである。
本実施の形態の場合、第二アンテナ132は保管手段107の側方に配置されており、コンベア101で搬送される荷物200のRFID201からは情報が取得できない位置に配置されている。
通信手段104は、第一アンテナ131、および、第二アンテナ132の少なくとも一方を介して(例えば後述の切替手段106により切り替えることで)RFID201との間で情報の通信を行う装置である。通信手段104は、いわゆるRFIDリーダ・ライタと称される装置であり、RFID201と無線通信を行うことで、RFID201に記憶されている情報を読み出すことができ、また、RFID201に情報を書き込むこともできる装置である。
具体的に通信手段104は、RFID201が通信位置121に存在しないか、RFID201からの情報を読み取れた場合でも、当該情報が意味の無い情報などであった場合、ノーリード情報を送信することができるものとなっている。
なお本実施の形態の場合、一つの通信手段104に対し第一アンテナ131と第二アンテナ132とを切り替えて使用しているが、通信手段104は、第一アンテナ131を介して通信する第一通信手段と第二アンテナ132を介して通信する第二通信手段を備えてもかまわない。
制御手段105は、取得した情報を処理し、処理した結果を情報として出力する装置であり、プログラムを実行することにより各種の処理を行うコンピュータである。制御手段105は、通信位置121に荷物200が位置したと検出装置102が検出した場合に送信する検出情報を取得し、かつ、通信手段104からRFID201との通信が不調または不能の場合を示すノーリード情報を取得した場合にエラー情報を出力する。
また、本実施の形態の場合、制御手段105は、エラー情報に基づき切替手段106を制御し、第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替える処理も行う。
さらに、制御手段105は、払出部111に設けられた後述の払出装置112を制御して、読み取りが不調、不能となったRFID201が取り付けられた荷物200をコンベア101から保管手段107に払い出す処理も行う。
なお、制御手段105をエラー情報に基づき報知手段(図示せず)を制御し、エラーを報知してもかまわない。例えば、制御手段105が備えるディスプレイにエラーを示すメッセージを表示させ、ディスプレイを報知手段としても良く、光の点滅などによりエラーを報知するライトを報知手段としても良い。
切替手段106は、制御手段105からエラー情報が出力された場合に、第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替える装置である。具体的には、切替手段106は、第二アンテナ132から電波を出力するか否かを決定する装置である。
本実施の形態の場合、切替手段106は第二アンテナ132と通信手段104との間に配置され第二アンテナ132と通信手段104とを接続し、また、切断することができるスイッチである。
なお、切替手段106は、手動で第二アンテナ132と通信手段104とを接続し、また、切断することができるものでもよい。さらに、切替手段106は、通信手段104が第一通信手段と第二通信手段とを備えている場合、第二通信手段の稼働と非稼働とを選択することにより第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替えるものでもかまわない。
払出部111は、コンベア101で搬送される荷物200をコンベア101外に払い出す部分である。
本実施の形態の場合、払出部111には、機械的に荷物200をコンベア101から保管手段107に払い出すことができる払出装置112が設けられている。払出装置112は、コンベア101で搬送される荷物200を搬送方向と交差する方向に移動させることができる装置であり、例えば、図1に示すプッシュ式の払出装置112の他、引き込み式や、ターンテーブルにより一時的かつ部分的にコンベア101の搬送方向を変化させるものなどを挙示することができる。
保管手段107は、払出部111において払い出された荷物200を一時的に保管する棚、または、台などである。
次に、上記搬送システム100における情報読み取り方法を説明する。
図2は、搬送システムにおける情報読み取り方法の流れを示すフローチャートである。
同図に示すように、コンベア101にはローダーや人力等により荷物200が搬入される。荷物200の搬入タイミングやコンベア101の搬送速度を調整することにより、荷物200の間隔Dは第一間隔、または、それ以上となるように調整される(間隔調整工程S101)。
間隔が調整されて搬送される荷物200が検出装置102が配置されている位置に到達すると、検出装置102は、荷物200が通信位置121に位置したことを検出し検出情報を送信する(検出工程S102)。
通信手段104はRFID201との通信を行いRFID201から情報を読み出すことを試みる(第一通信工程S103)。
ここで、RFID201からの情報の読み出しが不調または不能の場合、通信手段104はノーリード情報を送信する(ノーリード判定工程S104)。
制御手段105は、検出装置102から検出情報を取得し、かつ、通信手段104からノーリード情報を取得した場合、エラー情報を出力する(エラー判定工程S105)。
制御手段105からエラー情報が出力された場合、コンベア101の払出部111から該当する荷物200を保管手段107へ払い出す(払い出し工程S106)。なお、荷物200の払い出しは払出装置112を用いてもよい。
次に、切替手段106により、第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替える(切替工程S107)。
次に、通信手段104は、保管手段107に保管される払出荷物210のRFID201と第二アンテナを介して通信を行う(第二通信工程S108)。
以上により、第一通信工程では読み出せなかったRFID201の情報を第二通信工程において読み出すことが可能となる。また、連続して搬送される荷物200の搬送効率を大幅に低下させることなく、各荷物200のRFID201の情報をもれなく読み出すことが可能となる。
(実施の形態2)
次に、他の実施の形態を説明する。
図3は、搬送システムの一部を機能部と共に示す平面図である。
同図に示すように、搬送システム100は、荷物200を一列に並べて搬送するシステムであって、コンベア101と、検出装置102と、第一アンテナ131と、第二アンテナ132と、通信手段104と、制御手段105と、切替手段106とを備えている。また本実施の形態の場合、搬送システム100はさらに、払出部111と、逆搬送路108とを備えている。
なお、本実施の形態では前記実施の形態1と異なる部分を主に説明する。
逆搬送路108は、払出部111において払い出された払出荷物210を払出部111よりも上流の位置の戻り部113でコンベア101に戻す経路である。本実施の形態の場合、搬送システム100は、払出部111から戻り部113に至る逆搬送路108を形成するための逆コンベア181を備えている。
第二アンテナ132は、コンベア101の近傍であって逆搬送路108により荷物200が戻る戻り部113よりも下流側に配置されている。
制御手段105は、逆搬送路108から払出荷物210がコンベア101に戻される際にコンベア101を制御し、第二アンテナ132を介して通信手段104が払出荷物210のRFID201との間でのみ通信できる間隔である第二間隔以上となるようにコンベア101によって搬送される荷物200と払出荷物210との間隔Dを調整する。具体的には、コンベア101上を搬送されている最後の荷物200と戻り部113との間隔が第二間隔以上となるまで払出荷物210をコンベア101上に戻すタイミングを遅らせる。さらに、払出荷物210の次にさらに荷物200を搬送する場合は、払出荷物210と次の荷物200との間隔が第二間隔以上となるように次の荷物200のコンベア101への投入タイミングを制御する。
以上により、第二アンテナ132をコンベア101の近傍に配置した場合でも、ノーリードとなったRFID201を備えた荷物200から正しい情報を読み出すことができるようになる。さらに、払い出された払出荷物210が複数ある場合でも、逆搬送路108に配置しておき、順次コンベア101に戻すことで正しい情報を読み出すことが可能となる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態で払出装置112を説明したが、コンベア101からノーリードの荷物200を払い出すのは人力であってもかまわない。
また、逆搬送路108を搬送する手段は特に限定されるものでは無く、例えば移載装置を備えた台車を走行させても良い。また、人力に搬送してもかまわない。
本願発明は、RFIDを備えた荷物が連続して流れるコンベアを備えた搬送システムに利用可能である。
100 搬送システム
101 コンベア
102 検出装置
104 通信手段
105 制御手段
106 切替手段
107 保管手段
108 逆搬送路
111 払出部
112 払出装置
113 戻り部
121 通信位置
131 第一アンテナ
132 第二アンテナ
181 逆コンベア
200 荷物
210 払出荷物

Claims (4)

  1. RFIDをそれぞれ備えた複数の荷物を順次搬送するコンベアと、
    前記コンベアの搬送経路中の通信位置に前記荷物が位置することを検出する検出装置と、
    前記コンベアによって搬送される前記荷物の間隔が第一間隔である場合において、前記通信位置に存在する前記荷物の前記RFIDとのみ通信可能な第一アンテナと、
    荷物の間隔が第一間隔の場合、複数の前記荷物の前記RFIDと通信可能な第二アンテナと、
    前記第一アンテナ、または、前記第二アンテナを介して前記RFIDとの間で通信する通信手段と、
    前記検出装置により前記通信位置に前記荷物が位置したと検出され、かつ、前記通信手段から前記RFIDとの通信が不調または不能の場合にエラー情報を出力する制御手段と、
    前記制御手段からエラー情報が出力された場合に、前記第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替える切替手段と
    を備える搬送システム。
  2. さらに、
    前記コンベアで搬送される前記荷物を前記コンベア外に払い出す払出部と、
    前記払出部において払い出された払出荷物を一時的に保管する保管手段とを備え、
    前記第二アンテナは、前記保管手段の近傍に配置され、
    前記制御手段からエラー情報が出力される場合に、前記払出部から荷物を払い出す
    請求項1に記載の搬送システム。
  3. さらに、
    前記コンベアで搬送される前記荷物を前記コンベア外に払い出す払出部と、
    前記払出部において払い出された払出荷物を前記払出部よりも上流の位置で前記コンベアに戻す逆搬送路とを備え、
    前記第二アンテナは、前記コンベアの近傍であって前記逆搬送路により荷物が戻る位置よりも下流側に配置され、
    前記制御手段からエラー情報が出力される場合に、前記払出部から荷物を払い出し、さらに、前記コンベアを制御し、前記第二アンテナを介した通信により前記払出荷物の前記RFIDとの間でのみ通信できる間隔である第二間隔以上となるように前記コンベアによって搬送される前記荷物と前記払出荷物との間隔を調整する
    請求項1に記載の搬送システム。
  4. RFIDをそれぞれ備えた複数の荷物を順次搬送するコンベアと、前記コンベアの搬送経路中の通信位置に前記荷物が位置することを検出する検出装置と、前記コンベアによって搬送される前記荷物の間隔が第一間隔である場合において、前記通信位置に存在する前記荷物の前記RFIDとのみ通信可能な第一アンテナと、荷物の間隔が第一間隔の場合、複数の前記荷物の前記RFIDと通信可能な第二アンテナと、前記第一アンテナ、または、前記第二アンテナを介して前記RFIDとの間で通信する通信手段とを備える搬送システムにおける情報読み取り方法であって、
    前記検出装置により前記通信位置に前記荷物が位置したと検出され、かつ、前記通信手段から前記RFIDとの通信が不調または不能の場合に制御手段から出力されたエラー情報に基づき、前記コンベアから該当する荷物を取り出し、切替手段により、前記第二アンテナを介した通信ができる状態に切り替える
    搬送システムにおける情報読み取り方法。
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