JP2004244140A - 搬送ライン用アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDタグを設けた荷物を搬送ラインで搬送する間にRFIDタグと通信するためのアンテナ装置において、RFIDタグとの通信可能エリアを搬送方向に広く取る。
【解決手段】第1のコイル型アンテナ14を搬送ベルト(搬送ライン)12の下側に配置し、第2のコイル型アンテナ15を搬送ベルト12を取り巻くように、且つ傾けて配置する。すると、第1および第2のコイル型アンテナ14および15のコイル辺14a,14cおよび15a,15cによって形成される交番磁界がデッドゾーンを作ることなく連続するようになり、通信可能エリアが搬送方向に広がる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品をベルトコンベアの搬送ベルトなどで搬送して行く途中で、その物品に設けられたRFIDタグと通信するための搬送ライン用アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば宅配業者などの流通業界では、集まった荷物を仕分けするための荷物仕分けシステムが採用されてきている。この荷物仕分けシステムは、荷物にバーコードを印刷した荷札を貼付け、搬送コンベア(搬送ライン)上を搬送されて行く荷物からその荷札のバーコードを光学的に読取って配送先別に仕分け処理するというシステムである。
【0003】
しかしながら、バーコードを用いた荷物仕分けシステムでは、書かれている情報量が少ない、繰り返し使用ができないなどの問題があるため、バーコードに代えてRFIDタグを用いることが考えられている。RFIDタグはICメモリを有し、このICメモリに対し無線でデータの読み書きを行うので、多くの情報を書き込み可能であると共に、繰り返し使用が可能となるものである(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−255340号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
荷物仕分けシステムにおいて、荷物を正しく仕分けるためには、バーコード或はRFIDタグから情報を正しく読取らねばならない。バーコード或はRFIDタグから情報を正しく読取るには、一定の時間内で何回も読取り動作できるようにして、1回の動作で読取りに失敗したら、再度読取り動作を実行できるようにすることが効果的である。
【0006】
RFIDタグを用いた荷物仕分けシステムにあって、一定の時間内での読取り動作回数を多くするためには、RFIDタグとの通信速度を上げることが有効であるが、これはRFIDタグに使われるICチップの仕様で決まるため工夫の余地がない。読取り動作回数を上げる他の方法としては、荷物仕分けシステム側のアンテナの通信可能エリアを荷物の搬送方向に長くしてRFIDタグと通信できる時間を長くすることが挙げられる。
【0007】
ところで、RFIDタグ方式の荷物仕分けシステムでは、例えば13.56MHzの電波(交番磁界)を使用した電磁誘導方式によってRFIDタグと通信するようになっており、そのアンテナとしてはコイル型アンテナが用いられている。上記の特許文献1では、搬送コンベアによって搬送される荷物が通るトンネルを設け、このトンネルの左右両側面と天井面とにコイル型アンテナを配置している。
【0008】
このような場合、コイル型アンテナの長さを長くすることによって通信可能エリアを広く取ることができる。しかしながら、長い大形のコイル型アンテナでは、中抜けといってコイル型アンテナの中心軸線上に通信できないエリア(デッドゾーン)が発生する。
【0009】
図9は矩形状のコイル型アンテナ1,2を搬送コンベア3を挟んで上下に平行に対向配置した場合の通信可能エリアを示すもので、同図の(a)は斜視図、(b)は搬送コンベア3の横から見た場合の通信可能エリアを示す。なお、同図(b)において、上のコイル型アンテナ1の通信可能エリアをAで示し、下のコイル型アンテナ2の通信可能エリアをBで示した。
このようにコイル型アンテナ1,2を上下に平行に対向配置した場合には、それらコイル型アンテナ1,2間の空間の中心部にデッドゾーンDが発生し、正確な読取りに必要な距離Lを確保できない。
【0010】
また、図10は矩形状のコイル型アンテナ1,2を搬送コンベア3を取り巻くようにしてV字型に配置した場合の通信可能エリアを示すもので、同図の(a)は斜視図、(b)は搬送コンベア3の横から見た場合の通信可能エリアを示す。このように2つのコイル型アンテナ1,2をV字型に配置した場合も両アンテナ1,2間の空間の中央部上方寄りの部分にデッドゾーンDが発生し、正確な読取りに必要な距離Lを確保できない。
なお、図9、図10において、Tはトンネルの天井面を示す。
【0011】
ところで、図9のように2つのコイル型アンテナ1,2を上下に対向配置する場合、アンテナ1,2への入力パワーを大きくしてデッドゾーンDをなくす方法が考えられる。しかしながら、これでは強磁界が形成されるので、人体へ悪影響を及ぼす恐れがある。
【0012】
また、図10のように、2つのコイル型アンテナ1,2を搬送コンベア3を取り巻くようにV字型に配置した場合、2つのコイル型アンテナ1,2は左右対称の配置となっているため、仮に一方のアンテナで通信できないエリアが生じたとき、他方のアンテナでも通信できないエリアが生ずることとなり、2つのコイル型アンテナを用いる意味がない。
【0013】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、2つのコイル型アンテナを用いた搬送ライン用アンテナ装置において、RFIDタグとの通信可能エリアを搬送方向に広く取ることができるようにするところにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、2つのコイル型アンテナのうち少なくとも1つのコイル型アンテナを搬送ラインを取り巻くように配設し、且つ、2つのコイル型アンテナが搬送ラインの延長方向に対して非対称となるように配置されているので、通信可能エリアを物品の搬送方向に長く取ることができ、RFIDタグと連続して通信できる時間が長くなる。このため、RFIDタグに対する読取り動作回数を多くでき、RFIDタグから正しく情報を読み取ることができるようになる。
なお、本発明でRFID(Radio−frequency Identification)タグとは、磁気エネルギーを受けて電気エネルギーを誘起するコイル、このコイルに誘起される伝記エネルギーを所要のデータに変換するICを備えたものを言う。
【0015】
請求項2の発明は、2つのコイル型アンテナのうち、一方のコイル型アンテナを搬送ラインと平行に配設し、他方のコイル型アンテナを搬送ラインを取り巻くように配設したものである。
この場合、請求項3の発明のように、搬送ラインと平行に配設するコイル型アンテナを搬送ラインの下側に位置させることができる。このように構成すると、搬送される物品の下方側にRFIDタグが設けられている場合に効果的である。
【0016】
また、搬送ラインを取り巻くように配置されるコイル型アンテナは、請求項4の発明のように、搬送方向または搬送方向とは反対方向に傾けて配置するようにしても良い。
この場合のコイル型アンテナの傾き角は、請求項5の発明のように、60度以下とすることが好ましい。
【0017】
請求項6の発明は、2つのコイル型アンテナを双方共に搬送ラインを取り巻くように配設しても良く、このようにすることにより、搬送される物品の上方側にRFIDタグが設けられていても、効果的である。
この場合、請求項7の発明のように、一方のコイル型アンテナは搬送方向に傾き、他方のコイル型アンテナは搬送方向とは反対方向に傾くように配設することができ、その際の傾き角は、請求項8の発明のように、2つのコイル型アンテナ間で互いに異なるようにしても良い。更に、2つのコイル型アンテナのなす角は、請求項9の発明のように、60度から90度の範囲であることが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を荷物仕分けシステムに適用した実施例により具体的に説明する。
[第1の実施例]
図1ないし図4は第1の実施例を示す。荷物仕分けシステムの搬送ラインは、図2に示すように、搬送装置、例えばベルトコンベア11の搬送ベルト12によって構成されている。このベルトコンベア11に搬送ベルト12を跨ぐようにして設けられたトンネル13には、搬送ベルト12の下側に配置された第1のコイル型アンテナ14と、搬送ベルト12を取り巻くように配置された第2のコイル型アンテナ15とが設けられている。
【0019】
上記第1および第2のコイル型アンテナ14および15は共に矩形状をなし、搬送ベルト12の下側の第1のコイル型アンテナ14は搬送ベルト12と平行となるように配置されている。また、搬送ベルト12を取り巻いている第2のコイル型アンテナ15は搬送ベルト12の搬送方向(矢印Cで示す)とは反対方向に傾けられており、その傾き角αは60度以下の所望の角度に定められている。なお、傾き角αは図1に示すように搬送ベルト12に垂直な直線(例えば、後述する直線V)に対するものである。
【0020】
このような第1および第2のコイル型アンテナ14および15はアンテナ装置16を構成するもので、それら各コイル型アンテナ14,15は図3に示すように第1の通信制御部17、第2の通信制御部18に接続されている。そして、これら第1および第2の通信制御部17および18は、情報処理装置19からの指令により交互に動作して第1および第2のコイル型アンテナ14および15から例えば13.56MHzの電波信号(交番磁界)を交互に出力する。このとき、この電波信号には荷物20に設けられたRFIDタグ21から情報を読取るコマンド信号が重畳される。
【0021】
上記RFIDタグ21は図4に示すようにコイル型アンテナ22とICメモリ23とを備え、荷物仕分けシステムの第1および第2のコイル型アンテナ14および15から送信される電波信号をコイル型アンテナ22により受信する。コイル型アンテナ22により受信した電波信号は動作用電源回路(図示せず)に入力されて一定電圧の直流電力とされ、これによりRFIDタグ21が動作を開始する。そして、コイル型アンテナ22により受信した電波信号からコマンド信号を抽出して復調し、そのコマンドに応答してICメモリ23に記録された情報を電波信号としてコイル型アンテナ22から送信する。
【0022】
RFIDタグ21から送信された電波信号は荷物仕分けシステムの第1および第2のコイル型アンテナ14および15により受信され、第1および第2の通信制御部17および18により復調される。そして、情報処理装置19は第1および第2の通信制御部17および18により復調された情報に基づいて仕分けのための制御を行い、搬送ベルト12により搬送される荷物(物品)20を配送先別に分岐させる。
【0023】
さて、トンネル13に設けられた第1および第2のコイル型アンテナ14および15は、4つのコイル辺14a〜14dおよび15a〜15dのうち1つのコイル辺、具体的には第1のコイル型アンテナ14にあっては図示左側のコイル辺14a,第2のコイル型アンテナ15にあっては下側のコイル辺15cを互いに接触させている。なお、コイル辺14a,15cは、非接触としてその間に隙間があっても良いし、コイル線が互いに入り混じった一体形のものとして構成しても良い。
【0024】
このような2つのコイル型アンテナ14,15は搬送ベルト12の延長方向に対して非対称となっている。つまり、コイル型アンテナ14,15のコイル辺14a,15cの接触部(非接触の場合はその間の隙間の中央部、コイル線が入り混じっている場合はそのコイル辺の中心部)を通って搬送ベルト12に垂直な線Vを考えたとき、その垂線Vに関して搬送ベルト12の延長方向(図1で左右方向)に非対称となっているのである。
【0025】
このような2つのコイル型アンテナ14,15からなるアンテナ装置16において、RFIDタグ21は、第1および第2のコイル型アンテナ14のコイル辺14a〜14dおよび15a〜15dによって形成される或る強度以上の交番磁界(以下、単に交番磁界)に入っている間、コイル型アンテナ14,15と通信可能である。
【0026】
ここで、搬送ベルト12の延長方向の交番磁界の形成エリアについて説明する。搬送ベルト12の延長方向の通信可能エリアは、各コイル型アンテナ14,15の搬送方向両側のコイル辺14a,14cおよび15a,15cによって形成される交番磁界による。従って、コイル辺14a,14cおよび15a,15cによって形成される交番磁界のエリアが或る長さ(読取り長さ)L以上あれば情報処理装置19はRFIDタグ21から情報を読取る動作を所定回数実行でき、正しく情報を読取ることができるようになる。
【0027】
コイル辺14a,14cおよび15a,15cによって形成される交番磁界のエリアは図1にM14a,M14cおよびM15a,M15cで示す通りである。同図に示す通り、第1のコイル型アンテナ14だけではM14aとM14cとの間にデッドゾーンが生じ、第2のコイル型アンテナ15だけではM15aとM15cとの間にデッドゾーンが生ずる。
【0028】
ところが、第1のコイル型アンテナ14が搬送ベルト12と平行に配置され、第2のコイル型アンテナ15が搬送ベルト12を取り巻くように配置されていて両コイル型アンテナ14,15が非対称配置となっているので、第2のコイル型アンテナ15のコイル辺15cにより形成される交番磁界M15cが第1のコイル型アンテナ14のコイル辺14a,14cによって形成される交番磁界M14aとM14cとの間のデッドゾーンにまで及んで当該ゾーンが実際にデッドゾーンとならないようにする。また、第1コイル型アンテナ14のコイル辺14aにより形成される交番磁界M14aが第2のコイル型アンテナ15のコイル辺15a,15cにより形成される交番磁界M15aとM15cとの間のデッドゾーンにまで及んで当該ゾーンが実際にデッドゾーンとならないようにする。
【0029】
このため、トンネル13の高さ方向のどの位置をとっても、第1および第2のコイル型アンテナ14,15によって形成される交番磁界が途切れることなく所定の読取り長さLだけ連続する個所が生ずるようになる。従って、トンネル13を通過できる高さの荷物20であれば、RFIDタグ21がどの位置に設けられていても、情報処理装置19は読取動作を途中で途切れることなく所定回数繰り返し実行できるようになる。なお、図1にトンネル13の天井面をTで示した。
【0030】
また、特に本実施例では、第1のコイル型アンテナ14が搬送コンベア14の下側に配置されているので、搬送ベルト12の近くにより強い磁界をより長く形成することができる。このため、RFIDタグ21が荷物20の下側部分に設けられるという事情がある場合、RFIDタグ21からより正しく情報を読取ることができるようになる。
【0031】
なお、上述のコイル辺14a,14c,15a,15cは搬送ベルト12と交差していて当該搬送ベルト12の幅寸法より長いので、それらコイル辺14a,14c,15a,15cによって形成される交番磁界M14a,M14c,M15a,M15cは搬送ベルト12の幅方向全体に及ぶ。このため、搬送ベルト12の左右両側にあるコイル辺14b,14dおよび15b,15dにより形成される交番磁界M14b,M14d間,M15b,M15d間に図1(b)に示すようなデッドゾーンが生じてもそのゾーンで読取り不能となる恐れはない。
【0032】
[第2の実施例]
図5および図6は第2の実施例を示す。この第2の実施例では、第1および第2のコイル型アンテナ24および25のうち、一方の第1のコイル型アンテナ24を搬送ベルト12の下側に当該搬送ベルト12と平行となるように配設し、他方の第2のコイル型アンテナ25を搬送ベルト12を取り囲むように配置したところでは第1の実施例と同様である。
【0033】
そして、第2のコイル型アンテナ25を搬送ベルト12の搬送方向とは反対方向に傾けたところが第1の実施例と異なる。この場合の第2のコイル型アンテナ25の傾き角βは60度以下の所望の角度に設定される。このような構成であれば、第1および第2のコイル型アンテナ24および25のコイル辺24a,24c,25a,25cによって形成される交番磁界24a,M24c,M25a,M25cは図6のように重なり合うので、トンネル13内の上下方向全体においてRFIDタグ21の読取りに必要な長さL以上の通信可能エリアを確保できる。
【0034】
[第3の実施例]
図7および図8は第3の実施例を示す。この実施例では、第1および第2のコイル型アンテナ26および27共に搬送ベルト12を取り巻くように配設している。そして、第1のコイル型アンテナ26を第2のコイル型アンテナ27よりも搬送ベルト12の延長方向に長く形成し、この第1のコイル型アンテナ26を搬送方向に傾けると共に、第2のコイル型アンテナ27を搬送方向とは反対方向に傾けている。
【0035】
この場合の、第1のコイル型アンテナ26の傾き角θおよび第2のコイル型アンテナ27の傾き角Φは夫々60度以下の互いに異なる所望の角度であって、両コイル型アンテナ26,27のなす角(θ+Φ)が60〜90度のうちの所望の角度に定められている。
このような構成であれば、第1および第2のコイル型アンテナ26および27のコイル辺26a,26c,27a,27cによって形成される交番磁界26a,M26c,M27a,M27cは図8に示すように重なり合うので、トンネル13内の上下方向のどの位置においても、RFIDタグ21の読取りに必要な長さL以上の通信可能エリアを確保できる。
【0036】
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、以下のような拡張或は変更が可能である。
図1において、第2のコイル型アンテナ15の傾き角αは「0」、つまり搬送ベルト12に対して垂直であっても良い。
2つのコイル型アンテナは離して設けてあっても良い。2つのコイル型アンテナ全体としてみた場合に、搬送ベルトの延長方向に対して左右非対称であれば良い。
2つのコイル型アンテナの電波(交番磁束)の放射は交互(時分割)でなく、同時に行っても良い。
搬送装置はベルトコンベアに限らない。電波による通信を邪魔しないものであれば、ローラコンベアなど種々のものが考えられる。搬送ラインはベルトコンベアの場合は搬送ベルトであったが、ローラコンベアの場合は多数のローラが搬送ラインとなる。
本発明は荷物仕分けシステムに限られず、搬送ラインで物品を搬送する過程でRFIDタグと通信するアンテナ装置に広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、通信可能エリアの概略図
【図2】荷物仕分けシステムを示す斜視図
【図3】RFIDタグとの通信構成を示すブロック図
【図4】RFIDタグのブロック図
【図5】本発明の第2の実施例を示す概略的な斜視図
【図6】図1相当図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図5相当図
【図8】図1相当図
【図9】本発明と比較するための第1の構成例を示すもので、(a)は図5相当図、(b)は図1相当図
【図10】本発明と比較するための第2の構成例を示す図9相当図
【符号の説明】
図中、11はベルトコンベア、12は搬送ベルト(搬送ライン)、14,24,26は第1のコイル型アンテナ、15,25,27は第2のコイル型アンテナ、20は荷物(物品)、21はRFIDタグである。

Claims (9)

  1. 搬送ライン上を搬送される物品に設けられたRFIDタグと通信するための搬送ライン用アンテナ装置において、
    2つのコイル型アンテナからなり、それら2つのコイル型アンテナのうち少なくとも1つのコイル型アンテナは前記搬送ラインを取り巻くように配設されて当該コイル型アンテナの内側を前記物品が通るように構成され、且つ、前記2つのコイル型アンテナは前記搬送ラインの延長方向に対して非対称となるように配置されていることを特徴とする搬送ライン用アンテナ装置。
  2. 前記2つのコイル型アンテナのうち、一方のコイル型アンテナは前記搬送ラインと平行に配設され、他方のコイル型アンテナは前記搬送ラインを取り巻くように配設されていることを特徴とする請求項1記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  3. 前記搬送ラインと平行に配設されたコイル型アンテナは前記搬送ラインの下側に配置されていることを特徴とする請求項2記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  4. 前記搬送ラインを取り巻くように配設されたコイル型アンテナは前記搬送ラインの搬送方向またはその搬送方向とは反対方向に傾けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  5. 前記搬送ラインを取り巻くように配設されたコイル型アンテナの傾き角は前記搬送ラインに対して垂直な線とのなす角度で60度以下であることを特徴とする請求項4記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  6. 前記2つのコイル型アンテナは共に前記搬送ラインを取り巻くように配設されていることを特徴とする請求項1記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  7. 前記搬送ラインを取り巻くように配設された前記2つのコイル型アンテナのうち、一方のコイル型アンテナは前記搬送ラインの搬送方向に傾けられ、他方のコイル型アンテナは前記搬送ラインの搬送方向とは反対方向に傾けられていることを特徴とする請求項6記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  8. 前記傾けて配設された2つのコイル型アンテナの傾き角は互いに異なることを特徴とする請求項7記載の搬送ライン用アンテナ装置。
  9. 前記傾けて配設された2つのコイル型アンテナのなす角は60〜90度の範囲に定められていることを特徴とする請求項7または8記載の搬送ライン用アンテナ装置。
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