JPH11203423A - 無線情報処理装置 - Google Patents

無線情報処理装置

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JPH11203423A
JPH11203423A JP9346378A JP34637897A JPH11203423A JP H11203423 A JPH11203423 A JP H11203423A JP 9346378 A JP9346378 A JP 9346378A JP 34637897 A JP34637897 A JP 34637897A JP H11203423 A JPH11203423 A JP H11203423A
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antennas
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Hiroyuki Tanaka
宏之 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】無線情報記憶媒体に対して、情報の読み取りお
よび書き込みを容易に行うことができる無線情報処理装
置を提供することにある。 【解決手段】無線タグMの取り付けられた物品10が移
動する移動路Aに対向しているとともに移動路を挟んで
互いに平行に対向する第1および第2アンテナ設置面1
8a、18bに第1および第2アンテナ20a、20b
がそれぞれ設けられている。移動路Aに対向していると
ともに移動路を挟んで互いに平行に対向し、かつ、第1
および第2アンテナ設置面と直交する第3および第4ア
ンテナ設置面18c、18dに第3および第4アンテナ
20c、20dがそれぞれ設けられている。移動路を通
して物品が移動する際、第1ないし第4アンテナの少な
くとも1つと、無線タグに設けられたアンテナとの間で
無線通信を行い、無線タグに対して情報処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品に取り付け
られた無線情報記憶媒体に対して、無線により非接触で
情報の読み取り、情報の書き込みが可能な無線情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、流通業界、運送業界等において
は、個々の製品情報を管理する方法として、製品自体あ
るいは製品の箱にバーコードを印刷あるいは貼付し、こ
のバーコードをバーコードリーダによって読取る方法が
広く用いられている。
【0003】しかしながら、このようなバーコード処理
方法では、バーコード自体に新たな情報を追加あるいは
更新することができず、ホストコンピュータ側で全ての
情報を管理および更新する必要がある。また、バーコー
ドを読取る際、バーコードリーダをバーコードに接触さ
せなければならず、作業が面倒であった。
【0004】そこで、近年、次世代の情報処理システム
として、製品自体や製品の箱に無線タグを取付け、この
無線タグに無線により非接触で情報の読取および書き込
みを行う無線情報処理システムが実用化されつつある。
【0005】無線タグは、ICカードの機能に情報の無
線通信機能を追加したものとして定義され、情報を記録
可能なメモリを備えて構成されている。また、無線タグ
の情報内容の変更、更新は、リーダ/ライタを介して随
時行うことができるとともに、無線通信により非接触で
行うことができる。従って、作業性の大幅な向上を図る
ことができる。一方、リーダ/ライタと無線タグとの間
で認証機能、暗号化等の技術を用いることにより、優れ
たセキュリティを確保することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような無線情報
処理システムにおいて、作業者は無線タグの取り付けら
れた物品をリーダ/ライタに近づけることにより、情報
の読み取りあるいは書き込みを行う。現在、リーダ/ラ
イタと無線タグとの間の通信方式は、一般的に電磁誘導
方式が用いられている。
【0007】そのため、リーダ/ライタにより無線タグ
に対して情報処理を行う際、リーダ/ライタのアンテナ
コイルが設けられている平面と、無線タグ内部のアンテ
ナコイルが設けられている平面とのなす角度θによっ
て、これらの間の通信距離が大きく左右される。例え
ば、リーダ/ライタのアンテナ設置面と無線タグ側のア
ンテナ設置面とのなす角度θが90度の場合、通信する
ことが困難となる。また、リーダ/ライタのアンテナ設
置面と無線タグ側のアンテナ設置面とが離れ過ぎている
場合にも通信困難となる。
【0008】従って、作業者は、物品に取り付けられた
無線タグのアンテナ設置面とリーダ/ライタのアンテナ
設置面とがほぼ平行となるように物品の向きを調整する
必要がある。特に、物品内部に埋め込まれた無線タグと
の間で通信を行う場合、無線タグの向きが視認できず、
物品の向きを試行することとなり、作業が面倒であると
ともに時間的な無駄も多くなる。また、物品の重量や体
積が大きい場合、調整動作は作業者の大きな負担とな
る。
【0009】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、無線情報記憶媒体に対して、情報の読
み取りおよび書き込みを容易に行うことができる無線情
報処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る無線情報処理装置は、情報通信可能
なアンテナを有しているとともに物品に取り付けられた
無線情報記憶媒体に対して、無線で情報処理を行う無線
情報処理装置において、第1および第2アンテナを有し
上記無線情報記憶媒体のアンテナに対して情報通信を行
うリーダ/ライタ部を備え、上記第1および第2アンテ
ナは、それぞれ上記物品の移動路に対向した第1および
第2アンテナ設置平面にそれぞれ設けられ、これら第1
および第2アンテナ設置平面は、上記移動路を間に挟ん
で互いにほぼ平行に対向していることを特徴としてい
る。
【0011】上記第1および第2アンテナの通信距離を
それぞれXとした場合、第1および第2アンテナ設置面
間の間隔Dは、0<D≦2Xに設定されている。上記構
成の無線情報処理装置によれば、ほぼ平行に対向して配
設された第1および第2アンテナの間に物品を通すこと
により、単体のアンテナを用いる場合に比較して通信可
能距離が増大する。そのため、第1あるいは第2アンテ
ナに対して無線タグの向きが多少ずれている場合でも、
確実の情報処理が可能となる。
【0012】また、この発明に係る無線情報処理装置
は、情報通信可能なアンテナを有しているとともに物品
に取り付けられた無線情報記憶媒体に対して、無線で情
報処理を行う無線情報処理装置において、第1および第
2アンテナを有し上記無線情報記憶媒体のアンテナに対
して情報通信を行うリーダ/ライタ部を備え、上記第1
および第2アンテナは、それぞれ上記物品の移動路に対
向した第1および第2アンテナ設置平面にそれぞれ設け
られ、これら第1および第2アンテナ設置平面は、互い
にほぼ直交して設けられていることを特徴としている。
【0013】更に、この発明に係る無線情報処理装置
は、情報通信可能なアンテナを有しているとともに物品
に取り付けられた無線情報記憶媒体に対して、無線で情
報処理を行う無線情報処理装置において、第1、第2、
第3、および第4アンテナを有し上記無線情報記憶媒体
のアンテナに対して情報通信を行うリーダ/ライタ部を
備え、上記第1および第2アンテナは、上記物品の移動
路に対向しているとともに上記移動路を間に挟んで互い
にほぼ平行に対向した第1および第2アンテナ設置平面
にそれぞれ設けられ、上記第3および第4アンテナは、
上記物品の移動路に対向しているとともに上記移動路を
間に挟んで互いにほぼ平行に対向し、かつ、上記第1お
よび第2アンテナ設置面とほぼ直交する第3および第4
アンテナ設置平面にそれぞれ設けられいることを特徴と
している。
【0014】上記構成の無線情報処理装置によれば、互
いに直交する少なくとも2平面に設けられたアンテナを
用いることにより、物品に設けられた無線タグの向きに
関係なくいずれかのアンテナによって情報通信を行うこ
とが可能となる。この場合、作業者は、無線タグが取り
付けられた物品の向きを調整する必要がなく、作業効率
の向上および作業時間の短縮を図ることが可能となる。
【0015】この発明に係る無線情報処理装置によれ
ば、上記第1および第2アンテナと、上記第3および第
4アンテナとは、上記移動路方向に沿って互いにずれて
設けられている。また、この発明に係る無線情報処理装
置は、上記第1および第2アンテナと、上記第3および
第4アンテナとへ、タイミングをずらして送信信号を供
給する手段を備えている。
【0016】上記構成によれば、互いに直交する複数平
面にアンテナを設けた場合でも、各アンテナから発生す
る磁界の相互干渉を低減し、充分な通信距離を得ること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明の実施の形態に係る無線情報処理装置について詳細に
説明する。図1に示すように、無線情報処理装置は、後
述する無線タグの取り付けられた物品10が載置される
載置面12を有する読み取りテーブル14と、読み取り
テーブルに設置されたリーダ/ライタユニット16と、
このリーダ/ライタユニットに接続されたホストコンピ
ュータ21と、を備えている。
【0018】読み取りテーブル14の載置面12はほぼ
水平(X−Y平面)であり、作業者は、載置面上に載置
された物品10をこの載置面に沿って移動させることが
可能となっている。すなわち、後述するように、無線タ
グに対して情報処理を行うさい、物品10は、載置面1
2と平行な移動路Aに沿って移動される。
【0019】リーダ/ライタユニット16は、角筒状に
形成された支持枠18と、支持枠に取り付けられたコイ
ル状の第1および第2アンテナ20a、20bと、第1
および第2アンテナに接続されたユニット本体22と、
を備えている。
【0020】支持枠18は、その中心軸が移動路Aと平
行になるように読み取りテーブル12に取り付けられ、
支持枠18の1つの壁部は載置面12と同一平面に並ん
で設けられている。
【0021】第1および第2アンテナ20a、20b
は、支持枠16の内、移動路Aに対向しているとともに
移動路Aを挟んで互いに平行に対向した2つの壁部、例
えば、底壁18a、および上壁18bに固定されてい
る。これら底壁18aおよび上壁18bは、第1および
第2アンテナ設置面としてそれぞれ機能し、第1および
第2アンテナ20a、20bは、これらの底壁18a、
上壁18bとそれぞれ同一平面上に設けられている。
【0022】また、ユニット本体22は、第1および第
2アンテナ20a、20bに接続された図示しない送信
アンプ、受信アンプ、変調回路、復調回路、制御部等を
備え、インターフェースおよびケーブル24を介してホ
ストコンピュータ21に接続されている。
【0023】一方、図2に示すように、物品10に取り
付けられる無線タグMは、例えば、矩形状の絶縁基板3
0と、絶縁基板表面に形成されたコイル状の送受信アン
テナ32と、基板表面上に実装され送受信アンテナに接
続された電子部品34と、を備え、送受信アンテナおよ
び電子部品を含む絶縁基板表面は、封止材36によって
被覆されている。電子部品34は、情報記憶部として機
能するLSI等を含み、このLSIには物品の管理情報
が格納されている。
【0024】図1に示すように、物品10は、例えば、
その外表面、内表面、あるいは内部に無線タグMが取り
付けられた塩化ビニル樹脂等のプラスチックからなる建
材用の角柱パイプである。
【0025】このような物品10に対して情報の読み取
りあるいは書き込み処理を行う場合、図1に示すよう
に、物品10を読み取りテーブル14の載置面12上に
載置し、手動により、載置面上を移動路Aに沿って移動
させる。この際、物品10をその長手方向が移動路Aと
一致するように載置し、かつ、リーダ/ライタユニット
16の支持枠18内を通して移動させる。
【0026】一方、リーダ/ライタユニット16は、ホ
ストコンピュータ21からの命令に応じて第1および第
2アンテナ20a、20bに通電し、物品10に向けて
各アンテナから命令信号を送信する。これに応じて、物
品10に取り付けられた無線タグMはアンテナ32を介
して応答信号を送信し、第1および第2アンテナ20
a、20bの少なくとも一方は、応答信号を受信しユニ
ット本体22を介してホストコンピュータ21に入力す
る。
【0027】図3に示すように、リーダ/ライタユニッ
ト16側の一方のアンテナ、例えば、第1アンテナ20
aと平行で距離H離れた平面に無線タグMのアンテナ3
2を配置し、無線タグMをY軸の回りで回転させて上記
平面に対する無線タグの角度θを0度≦θ≦360度の
範囲で変化させた場合、無線タグMに対する第1アンテ
ナ20aの通信可能距離も変動する。
【0028】図4は、無線タグMの角度θと、通信可能
距離Hとの関係を示したもので、第1アンテナ20aの
平面に対して、無線タグMのアンテナ平面が垂直に近づ
くに従って、通信可能距離Hが減少する。
【0029】そこで、本実施の形態によれば、図1およ
び図5に示すように、移動路Aを間に挟んで平行に対向
する2つのアンテナ20a、20bを設けるとともに、
これらアンテナ間の間隔Dは、各アンテナの最大通信可
能距離をXとした場合、0<D≦2Xに設定されてい
る。
【0030】例えば、間隔Dが0<D<Xの範囲に設定
されている場合、第1および第2アンテナ20a、20
bの通信可能範囲が重複し、これらアンテナ間を通る物
品に取り付けられた無線タグMの向きが、第1および第
2アンテナの設置平面に対して多少傾いている場合でも
確実に情報通信を行うことができる。
【0031】また、間隔DがX<D≦2Xの範囲に設定
されている場合、物品10に取り付けられた無線タグM
は、支持枠18内を通過する際、第1および第2アンテ
ナ20a、20bのいずれか一方のアンテナの通信可能
範囲から外れた場合でも、必ず他方のアンテナの通信可
能範囲内を通過することになる。従って、無線タグMが
第1および第2アンテナ20a、20bのアンテナ設置
面に対して多少傾いている場合でも、また、一方のアン
テナから大きく離れている場合でも、無線タグに対して
確実に情報処理を施すことができる。
【0032】また、第1および第2アンテナ20a、2
0b間の間隔DをXに近づけることにより、第1および
第2アンテナの通信可能範囲の重複部分が増大し、リー
ダ/ライタユニット16の送受信能力が増大する。その
結果、無線タグMに対して確実な情報読み取りおよび書
き込み処理が可能となる。なお、間隔Dは、第1および
第2アンテナ20a、20b間を物品10が通過できる
ように、処理物品の径、高さ等よりも大きく設定されて
いる必要がある。
【0033】なお、上述した実施の形態において、第1
および第2アンテナ20a、20bは、支持枠18の底
壁18aおよび上壁18b、つまり、水平な2平面上に
それぞれ設ける構成としたが、これらのアンテナは移動
路Aを間に挟んでほぼ平行に対向する2つの平面内に設
けられていればよく、例えば、支持枠18の両側壁、つ
まり、垂直な2平面(Y−Z平面)にそれぞれ設けられ
ていてもよい。
【0034】図6はこの発明の第2の実施の形態に係る
無線情報処理装置を示している。物品10は、例えば、
その外表面、内表面、あるいは内部に無線タグMが取り
付けられた塩化ビニル樹脂等のプラスチックからなる建
材用の円柱パイプである。第2の実施の形態によれば、
このような物品10に取り付けられた無線タグMに対し
て情報の読み取りあるいは書き込みを行うため、リーダ
/ライタユニット16は、上述した第1および第2アン
テナ20a、20bに加えて、第3および第4アンテナ
20c、20dを備えている。
【0035】第3および第4アンテナ20c、20d
は、支持枠18の壁部の内、移動路Aを間に挟んで互い
に平行に対向しているとともに第1および第2アンテナ
設置面と直交する壁部、つまり、両側壁18c、18d
上に設けられている。これらの側壁18cおよび18d
は、第3および第4アンテナ設置面としてそれぞれ機能
し、第3および第4アンテナ20c、20dは、これら
の側壁18c、18dとそれぞれ同一平面上に設けられ
ている。これにより、第1ないし第4アンテナ20a〜
20dは、移動路Aを囲むトンネル状に配置されてい
る。
【0036】そして、第3および第4アンテナ20c、
20dも、第1および第2アンテナと同様に、ユニット
本体22の送信アンプ、受信アンプ、変調回路、復調回
路等に接続され、無線タグMに対して情報の読み取りお
よび書き込み処理を行う。なお、図7は、各アンテナ2
0a〜20dを流れる送信電流の向きと、これによって
生じる磁束の向きとを概略的に示している。
【0037】上記のように構成された第2の実施の形態
によれば、第1および第2アンテナ20a、20bと第
3および第4アンテナ20c、20dとは互いに直交す
る平面内に設けられていることから、無線タグMの取り
付けられた物品10を、これらのアンテナ20a〜20
dの内側を通して移動させることにより、無線タグMが
いずれの方向を向いている場合でも、無線通信を行うこ
とができる。
【0038】従って、作業者は、リーダ/ライタユニッ
ト16に対して物品10の向きを調整する必要がなく、
作業性の向上および作業時間の短縮を図ることができ
る。なお、上記第2の実施の形態においては、4つのア
ンテナを設ける構成としたが、互いに直交する2平面に
設けられた2つのアンテナ、例えば、第1アンテナ20
aと第3アンテナ20cのみを備えている場合でも、上
記と同様の作用効果を得ることができる。
【0039】また、互いに直交する2平面に設けられた
アンテナから発生する磁界は通信可能領域内の一部で相
互干渉して打ち消し合い、その結果、通信可能距離が低
下する恐れがある。そこで、このような相互干渉を防止
するため、図8に示す第3の実施の形態によれば、第1
および第2アンテナ20a、20bと、第3および第4
アンテナ20c、20dとは、物品10の移動路Aに沿
って互いに所定距離離間して設けられている。
【0040】この場合、第1および第2アンテナ20
a、20bから発生する磁束と、第3および第4アンテ
ナ20c、20dから発生する磁束とが干渉する領域を
低減し、各アンテナの通信距離を十分に維持することが
できる。
【0041】また、第3の実施の形態によれば、読み取
りテーブル14の載置面12には、移動路Aに沿ってロ
ーラコンベア40が設けられ、支持枠18内を通って延
びているとともに、載置面の一部を構成している。ロー
ラコンベア40は、平行に並んで回転自在に支持された
多数のローラ42を有し、これらローラは、その回転軸
が移動路Aと直交するように配設されている。なお、各
ローラ42、および図示しないその他の支持機構部は、
無線通信への悪影響を防止するため、電波を吸収しない
材料、例えば、合成樹脂等によって形成されている。
【0042】上記のように、載置面12にローラコンベ
ア40を設けることにより、支持枠18内を通して物品
10を移動させる際、重い物品でも容易に移動させるこ
とができ、作業者の労力低減および作業効率の向上を図
ることができる。
【0043】第1および第2アンテナ20a、20bか
ら生じる磁束と、第3および第4アンテナ20c、20
dから生じる磁束との相互干渉を低減する方法として
は、上記のように、アンテナの配設位置をずらす構成に
代わって、第1および第2アンテナへの送信タイミング
と、第3および第4アンテナへの送信タイミングをずら
す構成としてもよい。
【0044】すなわち、図9に示すように、リーダ/ラ
イタユニット22は、ホストコンピュータ21から読み
取りあるいは書き込みのコマンドを受けると(ST1
0)、内部処理した後(ST11)、まず、水平面内に
設けられた第1および第2アンテナ20a、20bに対
してキャリアの送出を開始する(ST12)。そして、
リーダ/ライタユニット16は、コマンド信号送出回数
mを初期値0にリセットするとともに(ST13)、無
線タグM側の電源立ち上がりに必要な所定時間を置いた
後、第1および第2アンテナ20a、20bにコマンド
信号を一定時間送信する(ST14)。
【0045】無線タグMに対して第1および第2アンテ
ナ20a、20bの少なくとも一方から情報通信がなさ
れ、無線タグ側からレスポンス信号を受信した場合(S
T15)、リーダ/ライタユニット16は、第1および
第2アンテナ20a、20bへのキャリア送出を停止す
るとともに、レスポンス信号を内部処理した後、ホスト
コンピュータ21へ送信し情報処理を終了する(ST1
6〜ST18)。
【0046】逆に、第1および第2アンテナ20a、2
0bから所定回数、例えば、m=3回、だけコマンド信
号の送出を行っても無線タグMからレスポンス信号が得
られない場合(ST20、21)、リーダ/ライタユニ
ット16は、第1および第2アンテナ20a、20bに
対するキャリア送出を停止する(ST22)。続いて、
リーダ/ライタユニット16は、第3および第4アンテ
ナ20c、20dにキャリアを送出した後(ST2
3)、コマンド信号送出回数mを初期値0にリセットす
るとともに(ST24)、一定時間コマンド信号を送信
する(ST25)。
【0047】無線タグMに対して第3および第4アンテ
ナ20c、20dの少なくとも一方から情報通信がなさ
れ、無線タグ側からレスポンス信号を受信した場合(S
T26)、リーダ/ライタユニット16は、第3および
第4アンテナ20c、20dへのキャリア送出を停止す
るとともに(ST16)、レスポンス信号を内部処理し
た後、ホストコンピュータ21へ送信し情報処理を終了
する(ST17、ST18)。
【0048】第3および第4アンテナ20c、20dか
ら所定回数、例えば、m=3回、だけコマンド信号の送
出を行っても無線タグMからレスポンス信号が得られな
い場合(ST27、28)、リーダ/ライタユニット1
6は読み取りエラーと判断して処理を終了するとともに
(ST29)、ホストコンピュータ21へ読み取りエラ
ーを送信する(ST16〜ST18)。
【0049】このように第1および第2アンテナへの送
信タイミングと、第3および第4アンテナへの送信タイ
ミングをずらす構成とした場合でも、アンテナから発生
する磁束の相互干渉を低減し、無線タグと良好な情報通
信を行うことができる。
【0050】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上記実施の形態では、物品を手動で移動
させる構成としたが、図10に示すように、一対のベル
トコンベア44を所定の間隔を置いて並べて配置し、こ
れらのベルコンベア間にリード/ライトユニット16を
設けた構成としてもよい。
【0051】この場合、ベルトコンベア44により物品
10を自動的に搬送して4つのアンテナ20a〜20d
の内側を移動させることができ、作業性の向上および作
業時間の短縮を図ることができる。
【0052】また、図10に示すように、リード/ライ
トユニット16は、移動路Aと直交する平面にそれぞれ
設けられた第5および第6アンテナ20e、20fを更
に備えていてもよい。すなわち、リード/ライトユニッ
ト16は、支持枠18の6面それぞれに設けられたアン
テナを備えて構成されていてもよい。
【0053】上記のような構成は、前述した建材用の角
柱パイプ、円柱パイプ等の長尺な物品に代わって、長さ
の短い物品や球体の物品に埋め込まれた無線タグMを処
理する際、特に有効であり、無線タグの向きに関係なく
確実な情報処理を行うことができる。
【0054】このように、本発明に係る無線情報処理装
置は、角柱パイプ、角柱材、円柱パイプ、円柱材のよう
な長尺な物品、球状の物品、建材に限らず、種々の物品
について処理することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、物品の移動路を挟んでほぼ平行に対向する一対のア
ンテナを設けることにより、あるいは、移動路に対向し
ているとともに互いにほぼ直交する少なくとも2つのア
ンテナ設置面に設けられたアンテナを用いることによ
り、物品に取り付けられた無線情報記憶媒体の向きに関
わらず、無線情報記憶媒体に対して、情報の読み取りお
よび書き込みを容易に行うことが可能な無線情報処理装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る無線情報処
理装置を示す斜視図。
【図2】上記無線情報処理装置によって処理される無線
タグを示す斜視図。
【図3】上記無線情報処理装置のアンテナと無線タグの
アンテナとの位置関係を概略的に示す図。
【図4】上記無線情報処理装置における、無線タグの角
度と通信距離との関係を示すグラフ。
【図5】上記無線情報処理装置における第1および第2
アンテナの配置関係を示す正面図。
【図6】この発明の第2の実施の形態に係る無線情報処
理装置を示す斜視図。
【図7】上記第2の実施の形態におけるアンテナと磁束
との関係を示す図。
【図8】この発明の第3の実施の形態に係る無線情報処
理装置を示す斜視図。
【図9】この発明に係る他の実施の形態に係る無線情報
処理装置におけるリーダ/ライタユニットの処理動作を
示す示すフローチャート。
【図10】この発明の第4の実施の形態に係る無線情報
処理装置を示す斜視図。
【符号の説明】
10…物品 12…載置面 14…読み取りテーブル 16…リーダ/ライタユニット 18…支持枠 18a…底壁 18b…上壁 18c、18d…側壁 20a…第1アンテナ 20b…第2アンテナ 20c…第3アンテナ 20d…第4アンテナ 20e…第5アンテナ 20f…第6アンテナ 21…ホストコンピュータ 30…絶縁基板 32…アンテナ 40…ローラコンベア 42…ローラ 44…ベルトコンベア

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報通信可能なアンテナを有しているとと
    もに物品に取り付けられた無線情報記憶媒体に対して、
    無線で情報処理を行う無線情報処理装置において、 第1および第2アンテナを有し上記無線情報記憶媒体の
    アンテナに対して情報通信を行うリーダ/ライタ部を備
    え、 上記第1および第2アンテナは、それぞれ上記物品の移
    動路に対向した第1および第2アンテナ設置平面にそれ
    ぞれ設けられ、これら第1および第2アンテナ設置平面
    は、上記移動路を間に挟んで互いにほぼ平行に対向して
    いることを特徴とする無線情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記第1および第2アンテナの通信距離を
    それぞれXとした場合、第1および第2アンテナ設置面
    間の間隔Dは、0<D≦2Xに設定されていることを特
    徴とする請求項1に記載の無線情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記第1および第2アンテナは、上記移動
    路の方向に関して、互いに対向して設けられていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の無線情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】情報通信可能なアンテナを有しているとと
    もに物品に取り付けられた無線情報記憶媒体に対して、
    無線で情報処理を行う無線情報処理装置において、 第1および第2アンテナを有し上記無線情報記憶媒体の
    アンテナに対して情報通信を行うリーダ/ライタ部を備
    え、 上記第1および第2アンテナは、それぞれ上記物品の移
    動路に対向した第1および第2アンテナ設置平面にそれ
    ぞれ設けられ、これら第1および第2アンテナ設置平面
    は、互いにほぼ直交して設けられていることを特徴とす
    る無線情報処理装置。
  5. 【請求項5】第1および第2アンテナは、上記移動路の
    方向に沿って互いに所定距離ずれて設けられていること
    を特徴とする請求項4に記載の無線情報処理装置。
  6. 【請求項6】情報通信可能なアンテナを有しているとと
    もに物品に取り付けられた無線情報記憶媒体に対して、
    無線で情報処理を行う無線情報処理装置において、 第1、第2、第3、および第4アンテナを有し上記無線
    情報記憶媒体のアンテナに対して情報通信を行うリーダ
    /ライタ部を備え、 上記第1および第2アンテナは、上記物品の移動路に対
    向しているとともに上記移動路を間に挟んで互いにほぼ
    平行に対向した第1および第2アンテナ設置平面にそれ
    ぞれ設けられ、 上記第3および第4アンテナは、上記物品の移動路に対
    向しているとともに上記移動路を間に挟んで互いにほぼ
    平行に対向し、かつ、上記第1および第2アンテナ設置
    面とほぼ直交する第3および第4アンテナ設置平面にそ
    れぞれ設けられいることを特徴とする無線情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】上記第1および第2アンテナと、上記第3
    および第4アンテナとは、上記移動路方向に沿って互い
    にずれて設けられていることを特徴とする請求項6に記
    載の無線情報処理装置。
  8. 【請求項8】上記第1および第2アンテナと、上記第3
    および第4アンテナとへ、タイミングをずらして送信信
    号を供給する手段を備えていることを特徴とする請求項
    6に記載の無線情報処理装置。
  9. 【請求項9】上記リーダ/ライタ部は、第5および第6
    アンテナを備え、 上記第5および第6アンテナは、上記物品の移動路と直
    交しているとともに互いにほぼ平行に対向し、かつ、上
    記第1、第2、第3、および第4アンテナ設置面とほぼ
    直交する第5および第6アンテナ設置平面にそれぞれ設
    けられいることを特徴とする請求項6ないし8のいずれ
    か1項に記載の無線情報処理装置。
  10. 【請求項10】上記移動路に沿って上記物品を搬送する
    搬送手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし
    9のいずれか1項に記載の無線情報処理装置。
  11. 【請求項11】上記移動路に沿って設けられ、上記物品
    を移動をガイドするローラコンベアを備え、上記ローラ
    コンベアは、電波を吸収しない材料によって形成された
    多数のローラを有し、各ローラは、上記移動路と直交し
    て延びていることを特徴とする請求項1ないし10のい
    ずれか1項に記載の無線情報処理装置。
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