JP2016000438A - 薄板ガラスの端面加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】水平方向に搬送される矩形板状の薄板ガラスにおいて、当該薄板ガラスの幅方向の両端面に対して砥石等による端面機械加工を施すための薄板ガラスの端面加工方法であって、薄板ガラスの自重による撓みの発生を防止し、該撓みに起因する薄板ガラスの割れ、傷、汚れ等の発生を抑制することが可能な薄板ガラスの端面加工方法を提供する。【解決手段】薄板ガラスGの搬送方向と平行な両端面が露出するようにして前記両端面近傍を固定しながら、搬送方向視にて上方向に凸に湾曲させた搬送姿勢にて前記薄板ガラスGを搬送しつつ、前記薄板ガラスGの前記両端面を機械加工する。【選択図】図1
Description
本発明は、薄板ガラスの端面加工方法の技術に関し、より詳しくは、矩形板状の薄板ガラスを搬送しつつ当該薄板ガラスに砥石等による端面機械加工を施す、薄板ガラスの端面加工方法の技術に関する。
近年、板ガラスの利用分野は益々広がり、フラットパネルディスプレイやスマートフォンなどの分野においては、厚みの薄い薄板ガラスの需要が急速に伸びている。
前記薄板ガラスは、例えば、オーバーフロー・ダウンドロー法によって長尺・帯状に成形される。この際、成形された薄板ガラスの幅方向の両側縁部には、幅方向中央部に比べて厚肉のビードが形成される。
そして、長尺・帯状の薄板ガラスは、幅方向に切断(割断)された後、前記ビードを含む両側縁部が切断されて除去されることで所定寸法の矩形板状に切断される。
こうして、均一な厚みのガラス基板に形成された矩形板状の薄板ガラスは、その後、切断された各端面に対して、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工(以下、適宜単に「端面加工」と示す)が施され、最終製品として形成される。
前記薄板ガラスは、例えば、オーバーフロー・ダウンドロー法によって長尺・帯状に成形される。この際、成形された薄板ガラスの幅方向の両側縁部には、幅方向中央部に比べて厚肉のビードが形成される。
そして、長尺・帯状の薄板ガラスは、幅方向に切断(割断)された後、前記ビードを含む両側縁部が切断されて除去されることで所定寸法の矩形板状に切断される。
こうして、均一な厚みのガラス基板に形成された矩形板状の薄板ガラスは、その後、切断された各端面に対して、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工(以下、適宜単に「端面加工」と示す)が施され、最終製品として形成される。
ここで、砥石による端面加工を板ガラスに施す際の技術については、例えば、特許文献1によって開示されている。
具体的には、特許文献1においては、水平状態に載置した矩形板状の板ガラス(ガラス板)の幅方向に対向する両側縁部(両縁)を、板ガラスの上側および下側にそれぞれ設けられる押し圧ベルトコンベアおよび支持ベルトコンベアによって挟持しつつ、水平方向に移動させながら、当該板ガラスの端面加工を施すガラス板端面加工装置であって、板ガラスの幅方向中央部の下面には、吸引ベルトコンベアが設けられ、該吸引ベルトコンベアに備えられる吸引ベルトによって、板ガラスがその下面を吸引され保持されることを特徴とするガラス板端面加工装置が示されている。
具体的には、特許文献1においては、水平状態に載置した矩形板状の板ガラス(ガラス板)の幅方向に対向する両側縁部(両縁)を、板ガラスの上側および下側にそれぞれ設けられる押し圧ベルトコンベアおよび支持ベルトコンベアによって挟持しつつ、水平方向に移動させながら、当該板ガラスの端面加工を施すガラス板端面加工装置であって、板ガラスの幅方向中央部の下面には、吸引ベルトコンベアが設けられ、該吸引ベルトコンベアに備えられる吸引ベルトによって、板ガラスがその下面を吸引され保持されることを特徴とするガラス板端面加工装置が示されている。
しかしながら、前記特許文献1におけるガラス板端面加工装置によって、砥石による端面加工を薄板ガラスに施す場合、薄板ガラスは水平姿勢にて水平方向に搬送されることから、自重による撓みが発生するという問題がある。また、薄板ガラスの端面加工時においては、研磨加工時に吹き付けられる研磨水や、ガラスへの傷・汚れ防止を図るためのベルトコンベア用洗浄水等が、薄板ガラスの上面に流出した場合、発生した撓みに水が溜まることで、撓みがさらに増大することとなる。
その結果、搬送または端面加工の途中にある薄板ガラスにおいて、増大した撓みに起因して薄板ガラスが破損することとなり、破損に至らない場合であったとしても、押し圧ベルトコンベアまたは支持ベルトコンベアとの引っ掛かりが発生し、薄板ガラスに割れ、傷、汚れ等が発生する要因となっていた。
その結果、搬送または端面加工の途中にある薄板ガラスにおいて、増大した撓みに起因して薄板ガラスが破損することとなり、破損に至らない場合であったとしても、押し圧ベルトコンベアまたは支持ベルトコンベアとの引っ掛かりが発生し、薄板ガラスに割れ、傷、汚れ等が発生する要因となっていた。
本発明は、以上に示した現状の問題点を鑑みてなされたものであり、水平方向に搬送される矩形板状の薄板ガラスにおいて、当該薄板ガラスの幅方向の両端面に対して砥石等による端面機械加工を施すための薄板ガラスの端面加工方法であって、薄板ガラスの自重による撓みの発生を防止し、該撓みに起因する薄板ガラスの割れ、傷、汚れ等の発生を抑制することが可能な薄板ガラスの端面加工方法を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本発明の薄板ガラスの端面加工方法においては、水平方向に搬送される矩形板状の薄板ガラスの端面加工方法であって、前記薄板ガラスの搬送方向と平行な両端面が露出するようにして前記両端面近傍を固定しながら、搬送方向視にて上方向に凸に湾曲させた搬送姿勢にて前記薄板ガラスを搬送しつつ、前記薄板ガラスの前記両端面を機械加工することを特徴とする。
このような構成を有することにより、薄板ガラスの自重により撓みが発生することを防止することができる。
また、研磨水やコンベアベルト用洗浄液等の処理水が、搬送途中の薄板ガラスの表面上に不意に滴下したとしても、薄板ガラスは上方向に凸に湾曲しているため、滴下した水滴は、薄板ガラスの傾斜した表面上を伝って直ちに流れ落ちることとなり、薄板ガラスの表面に処理水が残留することを防止することができる。
さらに、ガラス粉が混じった研削水等の水滴が、搬送途中の薄板ガラスの表面上に不意に滴下したとしても、滴下した水滴は、薄板ガラスの傾斜した表面上を伝って直ちに流れ落ちるため、当該水滴の付着後の乾燥に起因する薄板ガラスの汚れを低減することができる。
また、研磨水やコンベアベルト用洗浄液等の処理水が、搬送途中の薄板ガラスの表面上に不意に滴下したとしても、薄板ガラスは上方向に凸に湾曲しているため、滴下した水滴は、薄板ガラスの傾斜した表面上を伝って直ちに流れ落ちることとなり、薄板ガラスの表面に処理水が残留することを防止することができる。
さらに、ガラス粉が混じった研削水等の水滴が、搬送途中の薄板ガラスの表面上に不意に滴下したとしても、滴下した水滴は、薄板ガラスの傾斜した表面上を伝って直ちに流れ落ちるため、当該水滴の付着後の乾燥に起因する薄板ガラスの汚れを低減することができる。
また、前記薄板ガラスの搬送姿勢は、搬送方向に延出し、且つ、前記薄板ガラスの下面における幅方向の中央部を突き上げるようにして支持する支持ベルトコンベアによって形成されることを特徴とする。
このような構成を有することにより、薄板ガラスの移動に追従しながら、支持ベルトコンベアによって、確実に薄板ガラスの下面を支持することができるため、例えば、高速搬送時において、搬送途中の薄板ガラスにバタツキ等が発生することも少なく、薄板ガラスの傷の発生を抑制し、薄板ガラスの品質向上を図ることができる。
また、本発明の薄板ガラスの端面加工方法において、前記支持ベルトコンベアは丸ベルトコンベアであることを特徴とする。
このような構成を有することにより、薄板ガラスの曲率を変更したとしても、丸ベルトコンベアの外周面で確実に薄板ガラスを支持することが可能となるため、安定して薄板ガラスを支持することができる。
また、本発明の薄板ガラスの端面加工方法において、前記支持ベルトコンベアの上下位置は、昇降手段によって可変可能であることを特徴とする。
このような構成を有することにより、外形サイズや厚み寸法の異なる様々な種類の薄板ガラスに対して、適正な湾曲量に基づき、搬送方向視にて上方向に凸に湾曲させた、安定した搬送姿勢を形成することができる。
また、本発明の薄板ガラスの端面加工方法においては、前記薄板ガラスを挟持する一対の搬送用ベルトコンベアによって前記薄板ガラスが固定搬送されることを特徴とする。
このような構成を有することにより、薄板ガラスの機械加工途中におけるバタツキやズレ等の発生を効果的に抑制されることとなり、当該薄板ガラスの品質向上を図ることができる。
本発明の薄板ガラスの端面加工方法によれば、自重による撓みの発生を防止し、該撓みに起因する薄板ガラスの割れ、傷、汚れ等の発生を抑制することが可能となり、水平方向に搬送されつつ、幅方向の両端面に対して砥石等による端面機械加工が施される薄板ガラスの品質向上を図ることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
[端面加工方法]
先ず、本発明に係る薄板ガラスGの端面加工方法について、図1を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図1の矢印Aの方向を薄板ガラスGの搬送方向と規定して記述する。
先ず、本発明に係る薄板ガラスGの端面加工方法について、図1を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図1の矢印Aの方向を薄板ガラスGの搬送方向と規定して記述する。
本実施形態によって具現化される端面加工方法は、例えば、厚み寸法が0.2mm以下である矩形板状の薄板ガラスGを、水平方向(図1中における矢印Aの方向)に搬送しつつ、当該薄板ガラスGの幅方向(薄板ガラスGの搬送方向と平行方向)の両端面に対して、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工を施すための方法である。
ここで、本実施形態の端面加工方法においては、後述するように、薄板ガラスGの搬送方向と平行な両端面(幅方向に対向する両端面)が露出するようにして前記両端面近傍を搬送手段10(210または310)によって固定しながら、搬送方向視にて上方向に凸に湾曲させた搬送姿勢にて、薄板ガラスGを搬送することとしている。
ここで、本実施形態の端面加工方法においては、後述するように、薄板ガラスGの搬送方向と平行な両端面(幅方向に対向する両端面)が露出するようにして前記両端面近傍を搬送手段10(210または310)によって固定しながら、搬送方向視にて上方向に凸に湾曲させた搬送姿勢にて、薄板ガラスGを搬送することとしている。
このような構成からなる端面加工方法によれば、薄板ガラスGの自重により撓みが発生することを防止することができる。
また、研磨水やコンベアベルト用洗浄液等の処理水が、搬送途中の薄板ガラスGの表面上に不意に滴下したとしても、薄板ガラスGは上方向に凸に湾曲しているため、滴下した水滴は、薄板ガラスGの傾斜した表面上を伝って直ちに流れ落ちることとなり、薄板ガラスGの表面に処理水が残留することを防止することができる。
従って、薄板ガラスGの撓みの発生に起因する、当該薄板ガラスGの割れ、傷、汚れ等の発生を抑制し、薄板ガラスGの品質向上を図ることができる。
また、研磨水やコンベアベルト用洗浄液等の処理水が、搬送途中の薄板ガラスGの表面上に不意に滴下したとしても、薄板ガラスGは上方向に凸に湾曲しているため、滴下した水滴は、薄板ガラスGの傾斜した表面上を伝って直ちに流れ落ちることとなり、薄板ガラスGの表面に処理水が残留することを防止することができる。
従って、薄板ガラスGの撓みの発生に起因する、当該薄板ガラスGの割れ、傷、汚れ等の発生を抑制し、薄板ガラスGの品質向上を図ることができる。
また、ガラス粉が混じった研磨水の水滴等が、搬送途中の薄板ガラスGの表面上に不意に滴下した場合、例えば、薄板ガラスGの搬送姿勢が水平状態であるならば、滴下した水滴は、薄板ガラスGの表面上に付着後乾燥することで、汚れの発生要因となり得る。
この点、本実施形態においては、薄板ガラスGの搬送姿勢が、上方向に凸に湾曲された状態にあるため、ガラス粉が混じった水滴等が滴下しても、薄板ガラスGの傾斜した表面上を伝って、直ちに流れ落ちることとなり、薄板ガラスGの表面上に付着後乾燥して、汚れの発生要因となり得ることもなく、薄板ガラスGの品質向上を図ることができる。
この点、本実施形態においては、薄板ガラスGの搬送姿勢が、上方向に凸に湾曲された状態にあるため、ガラス粉が混じった水滴等が滴下しても、薄板ガラスGの傾斜した表面上を伝って、直ちに流れ落ちることとなり、薄板ガラスGの表面上に付着後乾燥して、汚れの発生要因となり得ることもなく、薄板ガラスGの品質向上を図ることができる。
以上のような特徴を有する薄板ガラスGの端面加工方法は、後述する第一乃至第三実施形態における端面加工装置1・201・301によって、具現化される。
[端面加工装置1(第一実施形態)]
次に、第一実施形態における端面加工装置1の構成について、図1および図2を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図2の上下方向を端面加工装置1の上下方向と規定して記述する。
次に、第一実施形態における端面加工装置1の構成について、図1および図2を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図2の上下方向を端面加工装置1の上下方向と規定して記述する。
本実施形態における端面加工装置1は、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状に湾曲させた搬送姿勢にて、矩形板状の薄板ガラスG(以下、本実施形態においては「薄板ガラスG1」と記載する)を水平方向に搬送しつつ、当該薄板ガラスG1の幅方向の両端面に、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工を施すための装置である。
本実施形態における端面加工装置1は、図1に示すように、主に、搬送手段10、搬送姿勢保持手段20、および端面処理手段30などにより構成される。
本実施形態における端面加工装置1は、図1に示すように、主に、搬送手段10、搬送姿勢保持手段20、および端面処理手段30などにより構成される。
搬送手段10は、薄板ガラスG1を、搬送方向に向かって搬送するためのものである。
搬送手段10・10は、一台の端面加工装置1に対して二基備えられ、薄板ガラスG1の幅方向の両側縁部(両端面近傍)に各々配置される。
搬送手段10・10は、一台の端面加工装置1に対して二基備えられ、薄板ガラスG1の幅方向の両側縁部(両端面近傍)に各々配置される。
各搬送手段10は、搬送方向に延出する支持コンベア11、および支持コンベア11の直上において支持コンベア11と平行に配設される押圧コンベア12などにより構成される。
支持コンベア11は、薄板ガラスG1の幅方向の両側縁部を下方から支持し、薄板ガラスG1を搬送方向に向かって搬送するためのものである。
支持コンベア11は、第一駆動プーリー11a、第一従動プーリー11b、および第一タイミングベルト11cなどにより構成される。
支持コンベア11は、第一駆動プーリー11a、第一従動プーリー11b、および第一タイミングベルト11cなどにより構成される。
第一駆動プーリー11aは、搬送方向下流側において、軸心方向を薄板ガラスG1の幅方向としつつ回転可能に支持される。
また、第一従動プーリー11bは、搬送方向上流側において、軸心方向を第一駆動プーリー11aと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、第一タイミングベルト11cは、これらの第一駆動プーリー11aと第一従動プーリー11bとの間にて巻回される。
また、第一従動プーリー11bは、搬送方向上流側において、軸心方向を第一駆動プーリー11aと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、第一タイミングベルト11cは、これらの第一駆動プーリー11aと第一従動プーリー11bとの間にて巻回される。
このような構成からなる支持コンベア11において、第一駆動プーリー11aは、図示せぬ駆動モータ等によって、第一タイミングベルト11cにおける第一駆動プーリー11aおよび第一従動プーリー11bよりも上方に位置する部分(押圧コンベア12側の部分)が、常に搬送方向に向かって移動するように、軸心を中心にして回転される。
一方、押圧コンベア12は、薄板ガラスG1を上方から押圧して、支持コンベア11とともに、薄板ガラスG1の幅方向の両側縁部を厚み方向(本実施形態においては上下方向)に挟持することにより、薄板ガラスG1の搬送途中のバタツキやズレ等を防止するためのものである。
押圧コンベア12は、第二駆動プーリー12a、第二従動プーリー12b、および第二タイミングベルト12cなどにより構成される。
押圧コンベア12は、第二駆動プーリー12a、第二従動プーリー12b、および第二タイミングベルト12cなどにより構成される。
第二駆動プーリー12aは、支持コンベア11の第一駆動プーリー11aの上方において、軸心方向を第一駆動プーリー11aと平行としつつ回転可能に支持される。
また、第二従動プーリー12bは、搬送方向上流側において、軸心方向を第二駆動プーリー12aと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、第二タイミングベルト12cは、これらの第二駆動プーリー12aと第二従動プーリー12bとの間にて巻回される。
また、第二従動プーリー12bは、搬送方向上流側において、軸心方向を第二駆動プーリー12aと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、第二タイミングベルト12cは、これらの第二駆動プーリー12aと第二従動プーリー12bとの間にて巻回される。
このような構成からなる押圧コンベア12において、第二駆動プーリー12aは、図示せぬ駆動モータ等によって、第二タイミングベルト12cにおける第二駆動プーリー12aおよび第二従動プーリー12bよりも下方に位置する部分(支持コンベア11側の部分)が、常に搬送方向に向かって移動するように、軸心を中心にして回転される。
この際、第二駆動プーリー12aは、第二タイミングベルト12cの回転速度が、支持コンベア11の第一タイミングベルト11cの回転速度と同等になるように、第一駆動プーリー11aと、互いに同調して回転される。
この際、第二駆動プーリー12aは、第二タイミングベルト12cの回転速度が、支持コンベア11の第一タイミングベルト11cの回転速度と同等になるように、第一駆動プーリー11aと、互いに同調して回転される。
以上のような構成からなる一対の搬送手段10・10において、薄板ガラスG1は、支持コンベア11・11および押圧コンベア12・12によって、搬送方向と平行な両端面(幅方向に対向する両端面)の近傍を、上下方向に挟持されつつ搬送される。
この際、薄板ガラスG1は、前記搬送方向と平行な両端面が、一対の搬送手段10・10に対して、各々外側(薄板ガラスG1の幅方向側)に露出(突出)するような状態によって、これらの支持コンベア11・11および押圧コンベア12・12に挟持される。
つまり、薄板ガラスG1は、搬送方向と平行な両端面において、一対のコンベア(支持コンベア11および押圧コンベア12)によって、上下方向に挟持され、当該一対のコンベアによって固定搬送される。
これにより、薄板ガラスG1は、搬送途中における砥石等による端面機械加工において、バタツキやズレ等の発生を効果的に抑制されることとなり、当該薄板ガラスG1の品質向上を図ることができる。
この際、薄板ガラスG1は、前記搬送方向と平行な両端面が、一対の搬送手段10・10に対して、各々外側(薄板ガラスG1の幅方向側)に露出(突出)するような状態によって、これらの支持コンベア11・11および押圧コンベア12・12に挟持される。
つまり、薄板ガラスG1は、搬送方向と平行な両端面において、一対のコンベア(支持コンベア11および押圧コンベア12)によって、上下方向に挟持され、当該一対のコンベアによって固定搬送される。
これにより、薄板ガラスG1は、搬送途中における砥石等による端面機械加工において、バタツキやズレ等の発生を効果的に抑制されることとなり、当該薄板ガラスG1の品質向上を図ることができる。
なお、端面加工装置1において、その搬送方向上流側は、薄板ガラスG1の投入ゾーンとなっており、またその搬送方向下流側は、薄板ガラスG1の取り出しゾーンとなっている。
また、これら一対の搬送手段10・10は、各々幅方向に水平移動可能に設けられており、互いに各々近接離反可能な構成となっている。
そして、例えば、薄板ガラスG1の搬送姿勢(搬送方向視にて上方向に凸の姿勢)に応じて、後述する搬送姿勢保持手段20の形成コンベア21の上下位置を調整する際においては、形成コンベア21の上下移動に伴い、一対の搬送手段10・10が近接離反されるようになっている。
そして、例えば、薄板ガラスG1の搬送姿勢(搬送方向視にて上方向に凸の姿勢)に応じて、後述する搬送姿勢保持手段20の形成コンベア21の上下位置を調整する際においては、形成コンベア21の上下移動に伴い、一対の搬送手段10・10が近接離反されるようになっている。
ところで、搬送手段10を構成する支持コンベア11および押圧コンベア12を、ローラーコンベア等によって代替してもよいが、この場合、薄板ガラスG1におけるローラーコンベアのローラーとの接触部は、線接触、且つ搬送方向に向かって断続的となるため、本実施形態のように、支持コンベア11および押圧コンベア12の双方について、第一タイミングベルト11cおよび第二タイミングベルト12cを採用することで、薄板ガラスG1における接触部が、点接触、且つ搬送方向に向かって連続的となり、より好ましい。
次に、搬送姿勢保持手段20について説明する。
搬送姿勢保持手段20は、薄板ガラスG1の搬送姿勢を、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状に形成しつつ、当該搬送姿勢を保持するためのものである。
搬送姿勢保持手段20は、一台の端面加工装置1に対して一基備えられ、例えば、前述した二基の搬送手段10・10の間の中央、且つ上方に配置される。
搬送姿勢保持手段20は、薄板ガラスG1の搬送姿勢を、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状に形成しつつ、当該搬送姿勢を保持するためのものである。
搬送姿勢保持手段20は、一台の端面加工装置1に対して一基備えられ、例えば、前述した二基の搬送手段10・10の間の中央、且つ上方に配置される。
搬送姿勢保持手段20は、搬送方向に延出する複数(本実施形態においては、三本)の形成コンベア21・21・21、および昇降装置22(図2を参照)などにより構成される。
形成コンベア21は、薄板ガラスG1の搬送姿勢を、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状に形成する際、当該薄板ガラスG1の下面より直接支持するための、支持ベルトコンベアとして設けられるものである。
形成コンベア21は、第三駆動プーリー21a、第三従動プーリー21b、およびコンベアベルト21cなどにより構成される。
形成コンベア21は、第三駆動プーリー21a、第三従動プーリー21b、およびコンベアベルト21cなどにより構成される。
第三駆動プーリー21aは、搬送方向下流側にて軸心方向を薄板ガラスG1の幅方向としつつ回転可能に支持される。
また、第三従動プーリー21bは、搬送方向上流側にて軸心方向を第三駆動プーリー21aと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、コンベアベルト21cは、これらの第三駆動プーリー21aと第三従動プーリー21bとの間にて巻回される。
また、第三従動プーリー21bは、搬送方向上流側にて軸心方向を第三駆動プーリー21aと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、コンベアベルト21cは、これらの第三駆動プーリー21aと第三従動プーリー21bとの間にて巻回される。
このような構成からなる三本の形成コンベア21・21・21は、薄板ガラスG1の幅方向に互いに平行に配設される。
また、図2に示すように、これらの形成コンベア21・21・21の上下位置は、薄板ガラスG1の搬送姿勢に応じて各々調整される。
また、図2に示すように、これらの形成コンベア21・21・21の上下位置は、薄板ガラスG1の搬送姿勢に応じて各々調整される。
具体的には、前記幅方向の中央に位置する形成コンベア21(以下、適宜「中央形成コンベア21M」と記載する)に対して、中央形成コンベア21Mの右側に位置する形成コンベア21(以下、適宜「右側形成コンベア21R」と記載する)、および中央形成コンベア21Mの左側に位置する形成コンベア21(以下、適宜「左側形成コンベア21L」と記載する)が、各々下方に位置するように配置される。
そして、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状の薄板ガラスG1の下面において、中央形成コンベア21Mのコンベアベルト21cの上端部は、前記下面の幅方向の中央部に当接され、また、右側形成コンベア21Rのコンベアベルト21cの上端部が、前記下面の幅方向の中央部よりやや下方に位置する右側部に当接され、さらに、左側形成コンベア21Lのコンベアベルト21cの上端部が、前記下面の幅方向の中央部よりやや下方に位置する左側部に当接される。
こうして、これらの中央形成コンベア21M、右側形成コンベア21R、および左側形成コンベア21Lによって、薄板ガラスG1の下面における幅方向の中央部を、突き上げるようにして支持されることにより、当該薄板ガラスG1の搬送姿勢は、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状に形成される。
ところで、各形成コンベア21の第三駆動プーリー21a(図1を参照)は、図示せぬ駆動モータ等によって、コンベアベルト21cの上面側が、常に搬送方向に向かって移動するように、軸心を中心にして各々回転される。
そして、搬送姿勢保持手段20を構成する三本の形成コンベア21・21・21において、各々の第三駆動プーリー21a・21a・21aは、コンベアベルト21c・21c・21cの回転速度が、前述した搬送手段10の第一タイミングベルト11c(または第二タイミングベルト12c)の回転速度と同等となるように、互いに同調して回転される。
そして、搬送姿勢保持手段20を構成する三本の形成コンベア21・21・21において、各々の第三駆動プーリー21a・21a・21aは、コンベアベルト21c・21c・21cの回転速度が、前述した搬送手段10の第一タイミングベルト11c(または第二タイミングベルト12c)の回転速度と同等となるように、互いに同調して回転される。
このような構成からなる搬送姿勢保持手段20によって、薄板ガラスG1の下面を支持することから、薄板ガラスG1の移動に追従しながら、各々の形成コンベア21・21・21によって、確実に薄板ガラスG1の下面を支持することができるため、例えば、高速搬送時において、搬送途中の薄板ガラスG1にバタツキ等が発生することも少なく、薄板ガラスG1の傷の発生を抑制し、薄板ガラスG1の品質向上を図ることができる。
なお、本実施形態においては、複数(三本)の形成コンベア21・21・21によって、搬送姿勢保持手段20を構成することとしているが、これに限定されるものではなく、例えば、薄板ガラスG1の幅方向の中央部に位置する、一本の形成コンベア21(中央形成コンベア21M)のみによって構成することとしてもよいし、二本または四本以上の複数の形成コンベア21・21・・・によって、構成することとしてもよい。
但し、設備コストや、搬送姿勢の安定性等の理由から、三本程度の形成コンベア21・21・21によって、搬送姿勢保持手段20を構成することがより好ましい。
但し、設備コストや、搬送姿勢の安定性等の理由から、三本程度の形成コンベア21・21・21によって、搬送姿勢保持手段20を構成することがより好ましい。
また、本実施形態において、各形成コンベア21は、丸ベルト(断面形状が円形のコンベアベルト)からなるコンベアベルト21cを備える、丸ベルトコンベアとして構成されるが、これに限定されることはなく、例えば、タイミングベルト等によって構成されることとしてもよい。
但し、丸ベルトからなるコンベアベルト21cであれば、薄板ガラスG1の曲率が変更され、薄板ガラスG1の傾斜角度が変更されたとしても、コンベアベルト21cの外周面で確実に薄板ガラスG1を支持することが可能となるため、安定して薄板ガラスを支持することができ、より好ましい。
但し、丸ベルトからなるコンベアベルト21cであれば、薄板ガラスG1の曲率が変更され、薄板ガラスG1の傾斜角度が変更されたとしても、コンベアベルト21cの外周面で確実に薄板ガラスG1を支持することが可能となるため、安定して薄板ガラスを支持することができ、より好ましい。
また、搬送姿勢保持手段20を構成する各々の形成コンベア21を、複数のボールローラーを備えるフリーベアーコンベア等によって代替してもよい。
この場合であっても、ボールローラーの外周面で確実に薄板ガラスG1を支持することが可能となる。
この場合であっても、ボールローラーの外周面で確実に薄板ガラスG1を支持することが可能となる。
さらに、搬送姿勢保持手段20を構成する各々の形成コンベア21を、複数の圧縮エアの噴出口を備えるエアーコンベア等によって代替してもよい。
特に0.1〜0.2[mm]程度の比較的厚みの大きい薄板ガラスG1を搬送する場合に、好適に使用することができる。
特に0.1〜0.2[mm]程度の比較的厚みの大きい薄板ガラスG1を搬送する場合に、好適に使用することができる。
昇降装置22は、前述した複数(三本)の形成コンベア21・21・21を、各々単独に上下移動させるための、昇降手段として設けられるものである。
昇降装置22は、例えば、各形成コンベア21のフレームに直結されるボールねじ(または、台形ねじ)、当該ボールねじを回転駆動させる駆動モータ、および、各形成コンベア21の上下移動時の移動方向を規制するガイド部材などにより構成される。
そして、各形成コンベア21の上下位置は、昇降装置22によって可変可能に構成される。
昇降装置22は、例えば、各形成コンベア21のフレームに直結されるボールねじ(または、台形ねじ)、当該ボールねじを回転駆動させる駆動モータ、および、各形成コンベア21の上下移動時の移動方向を規制するガイド部材などにより構成される。
そして、各形成コンベア21の上下位置は、昇降装置22によって可変可能に構成される。
なお、昇降装置22の構成については、本実施形態のものに限定されることはなく、複数(三本)の形成コンベア21・21・21を、各々単独に上下移動させることが可能であれば、何れのような構成であってもよい。
このように、本実施形態においては、昇降装置22によって、複数(三本)の形成コンベア21・21・21を、各々自由に、且つ単独に上下移動させることができるため、外形サイズや厚み寸法の異なる様々な種類の薄板ガラスG1に対して、適正な湾曲量に基づき、搬送方向視にて上方向に凸の山形形状からなる、安定した搬送姿勢を形成することができる。
具体的には、前述したように、薄板ガラスG1は、水平状態に維持された幅方向の両側縁部を、支持コンベア11・11および押圧コンベア12・12によって上下方向に挟持される一方、幅方向の中央部にて、複数の形成コンベア21・21・21によって下面より支持されることにより、搬送方向視にて上方に凸の山形形状からなる搬送姿勢に保持される。
この際、本実施形態においては、昇降装置22によって各々の形成コンベア21・21・21を上下移動させ、薄板ガラスG1の幅方向中央部における湾曲量を微調整することにより、押圧コンベア12の内側(搬送姿勢保持手段20側)近傍における、薄板ガラスG1の屈曲箇所(図2において、領域Bによって示される箇所)の屈曲半径を、適正な値に調整することができる。
この際、本実施形態においては、昇降装置22によって各々の形成コンベア21・21・21を上下移動させ、薄板ガラスG1の幅方向中央部における湾曲量を微調整することにより、押圧コンベア12の内側(搬送姿勢保持手段20側)近傍における、薄板ガラスG1の屈曲箇所(図2において、領域Bによって示される箇所)の屈曲半径を、適正な値に調整することができる。
次に、端面処理手段30について説明する。
端面処理手段30は、搬送される薄板ガラスG1の幅方向の両端面に対して、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工を、具体的に施すためのものである。
端面処理手段30・30は、一台の端面加工装置1に対して二基備えられ、薄板ガラスG1の幅方向の両側縁部に各々配置される。
端面処理手段30は、搬送される薄板ガラスG1の幅方向の両端面に対して、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工を、具体的に施すためのものである。
端面処理手段30・30は、一台の端面加工装置1に対して二基備えられ、薄板ガラスG1の幅方向の両側縁部に各々配置される。
各端面処理手段30は、図1に示すように、例えば、駆動モータによって回転される複数(本実施形態においては三個)の研磨ホイール31・31・31からなる砥石によって構成される。
そして、これらの研磨ホイール31・31・31は、軸心方向を薄板ガラスG1の厚み方向としつつ、外周面を介して、薄板ガラスG1の幅方向の端面と各々当接するようにして、搬送方向に沿って順に配置される。
そして、これらの研磨ホイール31・31・31は、軸心方向を薄板ガラスG1の厚み方向としつつ、外周面を介して、薄板ガラスG1の幅方向の端面と各々当接するようにして、搬送方向に沿って順に配置される。
なお、本実施形態においては、例えば、搬送方向の最上流側に配置される研磨ホール31(以下、適宜「第一研磨ホイール31A」と記載する)、および第一研磨ホイール31Aの搬送方向下流側に隣接される研磨ホイール31(以下、適宜「第二研磨ホイール31B」と記載する)として、粗研磨用の砥石が用いられ、また第二研磨ホイール31Bの搬送方向下流側、つまり搬送方向の最下流側に隣接される研磨ホイール31(以下、適宜「第三研磨ホイール31C」と記載する)として、仕上げ研磨用の砥石が用いられる。
このような構成からなる端面処理手段30に対して、薄板ガラスG1が搬送方向に沿って順に通過していくことにより、当該薄板ガラスG1の幅方向の両端面には、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面加工が順に施される。
具体的には、第一研磨ホイール31A、第二研磨ホイール31Bと順に通過することにより、薄板ガラスG1の幅方向の両端面に対して、荒加工による端面加工が施され、続いて、第三研磨ホイール31Cを通過することにより、仕上げ加工による端面加工が施される。
具体的には、第一研磨ホイール31A、第二研磨ホイール31Bと順に通過することにより、薄板ガラスG1の幅方向の両端面に対して、荒加工による端面加工が施され、続いて、第三研磨ホイール31Cを通過することにより、仕上げ加工による端面加工が施される。
[端面加工装置201(第二実施形態)]
次に、第二実施形態における端面加工装置201の構成について、図3を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図3の上下方向を端面加工装置201の上下方向と規定して記述する。
次に、第二実施形態における端面加工装置201の構成について、図3を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図3の上下方向を端面加工装置201の上下方向と規定して記述する。
第二実施形態における端面加工装置201は、搬送される薄板ガラスG(以下、本実施形態においては「薄板ガラスG2」と記載する)の搬送姿勢について、前述した第一実施形態における端面加工装置1と相違する。
そのため、本実施形態における端面加工装置201は、第一実施形態の端面加工装置1と略同等な構成を有する一方、搬送手段210、搬送姿勢保持手段220、および端面処理手段230の配置姿勢について、第一実施形態の端面加工装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態の端面加工装置1との相違点について記載し、当該端面加工装置1との同等な構成についての記載は省略する。
そのため、本実施形態における端面加工装置201は、第一実施形態の端面加工装置1と略同等な構成を有する一方、搬送手段210、搬送姿勢保持手段220、および端面処理手段230の配置姿勢について、第一実施形態の端面加工装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態の端面加工装置1との相違点について記載し、当該端面加工装置1との同等な構成についての記載は省略する。
本実施形態における端面加工装置201は、搬送方向視にて上方向に凸の円弧形状に湾曲させた搬送姿勢にて、矩形板状の薄板ガラスG2を水平方向に搬送しつつ、当該薄板ガラスG2の幅方向の両端面に、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工を施すための装置である。
端面加工装置201は、主に、搬送手段210、搬送姿勢保持手段220、および端面処理手段230などにより構成される。
端面加工装置201は、主に、搬送手段210、搬送姿勢保持手段220、および端面処理手段230などにより構成される。
搬送手段210・210は、一台の端面加工装置201に対して二基備えられ、円弧形状の薄板ガラスG2の幅方向の両側縁部に各々配置される。
具体的には、薄板ガラスG2における円弧状態の各側縁部において、搬送手段210は、支持コンベア211の図示せぬ第一駆動プーリー(または、第一従動プーリー211b)の軸心方向、および押圧コンベア212の図示せぬ第二駆動プーリー(または、第二従動プーリー212b)の軸心方向が、薄板ガラスG2の各側縁部の接線方向と略平行となるとともに、支持コンベア211の第一タイミングベルト211cおよび押圧コンベア212の第二タイミングベルト212cによって、薄板ガラスG2の各側縁部を厚み方向(円弧形状の薄板ガラスG2の半径方向)に挟持可能な配置姿勢をもって配設される。
なお、搬送手段210は、第一実施形態と同様、それぞれ近接離反可能な構成となっているとともに、薄板ガラスG2の曲率に合わせて角度変更可能にもなっている。
なお、搬送手段210は、第一実施形態と同様、それぞれ近接離反可能な構成となっているとともに、薄板ガラスG2の曲率に合わせて角度変更可能にもなっている。
次に、搬送姿勢保持手段220について説明する。
搬送姿勢保持手段220は、一台の端面加工装置201に対して一基備えられ、例えば、前述した二基の搬送手段210・210の間の中央、且つ上方に配置される。
搬送姿勢保持手段220は、一台の端面加工装置201に対して一基備えられ、例えば、前述した二基の搬送手段210・210の間の中央、且つ上方に配置される。
搬送姿勢保持手段220は、搬送方向に延出する複数(本実施形態においては、三本)の形成コンベア221・221・221、および昇降装置222などにより構成される。
各形成コンベア221は、第三駆動プーリー(図示せず)、第三従動プーリー221b、およびコンベアベルト221cなどにより構成される。
第三駆動プーリー(図示せず)は、搬送方向下流側にて軸心方向を薄板ガラスG2の幅方向としつつ回転可能に支持される。
また、第三従動プーリー221bは、搬送方向上流側にて軸心方向を第三駆動プーリーと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、コンベアベルト221cは、これらの第三駆動プーリーと第三従動プーリー221bとの間にて巻回される。
また、第三従動プーリー221bは、搬送方向上流側にて軸心方向を第三駆動プーリーと平行としつつ回転可能に支持される。
そして、コンベアベルト221cは、これらの第三駆動プーリーと第三従動プーリー221bとの間にて巻回される。
このような構成からなる三本の形成コンベア221・221・221は、薄板ガラスG2の幅方向に互いに平行に配設される。
また、これらの形成コンベア221・221・221の上下位置は、薄板ガラスG2の円弧形状からなる搬送姿勢に応じて、各々調整される。
また、これらの形成コンベア221・221・221の上下位置は、薄板ガラスG2の円弧形状からなる搬送姿勢に応じて、各々調整される。
具体的には、前記幅方向の中央に位置する形成コンベア221(以下、適宜「中央形成コンベア221M」と記載する)に対して、中央形成コンベア221Mの右側に位置する形成コンベア221(以下、適宜「右側形成コンベア221R」と記載する)、および中央形成コンベア221Mの左側に位置する形成コンベア221(以下、適宜「左側形成コンベア221L」と記載する)が、各々下方に位置するように配置される。
そして、搬送方向視にて上方向に凸の円弧形状の薄板ガラスG2の下面において、中央形成コンベア221Mのコンベアベルト221cの上端部は、前記下面の幅方向の中央部に当接され、また、右側形成コンベア221Rのコンベアベルト221cの上端部が、前記下面の幅方向の中央部よりやや下方に位置する右側部に当接され、さらに、左側形成コンベア221Lのコンベアベルト221cの上端部が、前記下面の幅方向の中央部よりやや下方に位置する左側部に当接される。
こうして、これらの中央形成コンベア221M、右側形成コンベア221R、および左側形成コンベア221Lによって、薄板ガラスG2の下面における幅方向の中央部を、突き上げるようにして支持されることにより、当該薄板ガラスG2の搬送姿勢は、搬送方向視にて上方向に凸の円弧形状に形成される。
なお、搬送姿勢保持手段220には、昇降装置222が備えられ、当該昇降装置222によって、複数(三本)の形成コンベア221・221・221が、各々単独で上下移動可能な構成となっている。
次に、端面処理手段230について説明する。
端面処理手段230・230は、一台の端面加工装置201に対して二基備えられ、薄板ガラスG2の幅方向の両側縁部に各々配置される。
端面処理手段230・230は、一台の端面加工装置201に対して二基備えられ、薄板ガラスG2の幅方向の両側縁部に各々配置される。
各端面処理手段230は、例えば、駆動モータによって回転される複数(本実施形態においては三個。図3においては、断面図であるため一個のみ記載)の研磨ホイール231・231・231からなる砥石によって構成される。
そして、これらの研磨ホイール231・231・231は、軸心方向を薄板ガラスG2の厚み方向としつつ、外周面を介して、薄板ガラスG2の幅方向の端面と各々当接するようにして、搬送方向に沿って順に配置される。
そして、これらの研磨ホイール231・231・231は、軸心方向を薄板ガラスG2の厚み方向としつつ、外周面を介して、薄板ガラスG2の幅方向の端面と各々当接するようにして、搬送方向に沿って順に配置される。
なお、本実施形態においては、例えば、搬送方向の最上流側に配置される研磨ホール231(以下、適宜「第一研磨ホイール231A」と記載する)、および第一研磨ホイール231Aの搬送方向下流側に隣接される研磨ホイール231(以下、適宜「第二研磨ホイール231B」と記載する)として、粗研磨用の砥石が用いられ、また第二研磨ホイール231Bの搬送方向下流側、つまり搬送方向の最下流側に隣接される研磨ホイール231(以下、適宜「第三研磨ホイール231C」と記載する)として、仕上げ研磨用の砥石が用いられる。
以上のような構成からなる端面加工装置201において、薄板ガラスG2は、搬送手段210・210によって幅方向の両側縁部を挟持されつつ、搬送姿勢保持手段220によって下面より支持されることにより、搬送方向視にて上方向に凸の円弧形状の搬送姿勢に形成される。
これにより、前述した第一実施形態における端面加工装置1による、上方向に凸の山形形状の搬送姿勢に比べて、押圧コンベア212の内側(搬送姿勢保持手段220側)近傍に屈曲箇所等発生することもなく、より安定した搬送姿勢を実現することができる。
これにより、前述した第一実施形態における端面加工装置1による、上方向に凸の山形形状の搬送姿勢に比べて、押圧コンベア212の内側(搬送姿勢保持手段220側)近傍に屈曲箇所等発生することもなく、より安定した搬送姿勢を実現することができる。
そして、搬送方向に沿って端面処理手段230・230を順に通過していくことにより、薄板ガラスG2の幅方向の両端面には、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工が施される。
[端面加工装置301(第三実施形態)]
次に、第三実施形態における端面加工装置301の構成について、図4を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図4の上下方向を端面加工装置301の上下方向と規定して記述する。
次に、第三実施形態における端面加工装置301の構成について、図4を用いて説明する。
なお、以下の説明においては便宜上、図4の上下方向を端面加工装置301の上下方向と規定して記述する。
第三実施形態における端面加工装置301は、前述した第二実施形態における端面加工装置201と同様に、搬送される薄板ガラスG(以下、本実施形態においては「薄板ガラスG3」と記載する)の搬送姿勢について、第一実施形態における端面加工装置1と相違する。
そのため、本実施形態における端面加工装置301は、第一実施形態の端面加工装置1と略同等な構成を有する一方、搬送手段310、搬送姿勢保持手段320、および端面処理手段330の配置姿勢について、第一実施形態の端面加工装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態の端面加工装置1との相違点について記載し、当該端面加工装置1との同等な構成についての記載は省略する。
そのため、本実施形態における端面加工装置301は、第一実施形態の端面加工装置1と略同等な構成を有する一方、搬送手段310、搬送姿勢保持手段320、および端面処理手段330の配置姿勢について、第一実施形態の端面加工装置1と相違する。
よって、以下の説明においては、主に第一実施形態の端面加工装置1との相違点について記載し、当該端面加工装置1との同等な構成についての記載は省略する。
本実施形態における端面加工装置301は、搬送方向視にて上方向に凸の逆V字形状に湾曲させた搬送姿勢にて、矩形板状の薄板ガラスG3を水平方向に搬送しつつ、当該薄板ガラスG3の幅方向の両端面に、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面機械加工を施すための装置である。
端面加工装置301は、主に、搬送手段310、搬送姿勢保持手段320、および端面処理手段330などにより構成される。
端面加工装置301は、主に、搬送手段310、搬送姿勢保持手段320、および端面処理手段330などにより構成される。
搬送手段310・310は、一台の端面加工装置301に対して二基備えられ、逆V字形状の薄板ガラスG3の幅方向の両側縁部に各々配置される。
具体的には、逆V字形状の薄板ガラスG3の各側縁部において、搬送手段310は、支持コンベア311の図示せぬ第一駆動プーリー(または、第一従動プーリー311b)の軸心方向、および押圧コンベア312の図示せぬ第二駆動プーリー(または、第二従動プーリー312b)の軸心方向が、略垂直方向となるとともに、支持コンベア311の第一タイミングベルト311cおよび押圧コンベア312の第二タイミングベルト312cによって、薄板ガラスG3の各側縁部を略垂直な状態としつつ厚み方向(水平方向)に挟持可能な配置姿勢をもって配設される。
なお、搬送手段310は、第一実施形態と同様、それぞれ近接離反可能な構成となっている。
なお、搬送手段310は、第一実施形態と同様、それぞれ近接離反可能な構成となっている。
次に、搬送姿勢保持手段320について説明する。
搬送姿勢保持手段320は、一台の端面加工装置301に対して一基備えられ、例えば、前述した二基の搬送手段310・310の間の中央、且つ上方に配置される。
搬送姿勢保持手段320は、一台の端面加工装置301に対して一基備えられ、例えば、前述した二基の搬送手段310・310の間の中央、且つ上方に配置される。
具体的には、逆V字形状の薄板ガラスG3の下面(内側面)において、搬送姿勢保持手段320は、各形成コンベア321の図示せぬ第三駆動プーリー(または、第三従動プーリー321b)の軸心方向が、薄板ガラスG3の接線方向と略平行となるとともに、幅方向の中央に位置する形成コンベア321(以下、適宜「中央形成コンベア321M」と記載する)のコンベアベルト321cの上端部、中央形成コンベア321Mの右側に位置する形成コンベア321(以下、適宜「右側形成コンベア321R」と記載する)のコンベアベルト321cの上端部、および、中央形成コンベア321Mの左側に位置する形成コンベア321(以下、適宜「左側形成コンベア321L」と記載する)のコンベアベルト321cの上端部が、前記薄板ガラスG3の傾斜状体の下面に即した配置姿勢をもって配置される。
なお、搬送姿勢保持手段320には、昇降装置322が備えられ、当該昇降装置322によって、複数(三本)の形成コンベア321・321・321が、各々単独で上下移動可能な構成となっている。
次に、端面処理手段330について説明する。
端面処理手段330・330は、一台の端面加工装置301に対して二基備えられ、薄板ガラスG3の幅方向の両側縁部に各々配置される。
端面処理手段330・330は、一台の端面加工装置301に対して二基備えられ、薄板ガラスG3の幅方向の両側縁部に各々配置される。
各端面処理手段330は、例えば、駆動モータによって回転される複数(本実施形態においては三個。図4においては、断面図であるため一個のみ記載)の研磨ホイール331・331・331からなる砥石によって構成される。
そして、これらの研磨ホイール331・331・331は、軸心方向を逆V字形状の薄板ガラスG3の厚み方向(水平方向)としつつ、外周面を介して、薄板ガラスG3の幅方向の端面と各々当接するようにして、搬送方向に沿って順に配置される。
そして、これらの研磨ホイール331・331・331は、軸心方向を逆V字形状の薄板ガラスG3の厚み方向(水平方向)としつつ、外周面を介して、薄板ガラスG3の幅方向の端面と各々当接するようにして、搬送方向に沿って順に配置される。
なお、本実施形態においては、例えば、搬送方向の最上流側に配置される研磨ホール331(以下、適宜「第一研磨ホイール331A」と記載する)、および第一研磨ホイール331Aの搬送方向下流側に隣接される研磨ホイール331(以下、適宜「第二研磨ホイール331B」と記載する)として、粗研磨用の砥石が用いられ、また第二研磨ホイール331Bの搬送方向下流側、つまり搬送方向の最下流側に隣接される研磨ホイール331(以下、適宜「第三研磨ホイール331C」と記載する)として、仕上げ研磨用の砥石が用いられる。
以上のような構成からなる端面加工装置301において、薄板ガラスG3は、搬送手段310・310によって幅方向の両側縁部を挟持されつつ、搬送姿勢保持手段320によって下面より支持されることにより、搬送方向視にて逆V字形状の搬送姿勢に形成される。
これにより、前述した第一実施形態における端面加工装置1による、上方向に凸の山形形状の搬送姿勢に比べて、幅方向のスペースを縮小することができ、設備コストの低減化を図ることができる。
これにより、前述した第一実施形態における端面加工装置1による、上方向に凸の山形形状の搬送姿勢に比べて、幅方向のスペースを縮小することができ、設備コストの低減化を図ることができる。
そして、搬送方向に沿って端面処理手段330・330を順に通過していくことにより、薄板ガラスG3の幅方向の両端面には、砥石による面取り加工や研磨加工等の端面加工が施される。
31 研磨ホイール(砥石)
11 支持ベルトコンベア
12 押圧コンベア
22 昇降装置(昇降手段)
211 支持ベルトコンベア
212 押圧コンベア
222 昇降装置(昇降手段)
231 研磨ホイール(砥石)
311 支持ベルトコンベア
312 押圧コンベア
322 昇降装置(昇降手段)
331 研磨ホイール(砥石)
G 薄板ガラス
G1 薄板ガラス(第一実施形態)
G2 薄板ガラス(第二実施形態)
G3 薄板ガラス(第三実施形態)
11 支持ベルトコンベア
12 押圧コンベア
22 昇降装置(昇降手段)
211 支持ベルトコンベア
212 押圧コンベア
222 昇降装置(昇降手段)
231 研磨ホイール(砥石)
311 支持ベルトコンベア
312 押圧コンベア
322 昇降装置(昇降手段)
331 研磨ホイール(砥石)
G 薄板ガラス
G1 薄板ガラス(第一実施形態)
G2 薄板ガラス(第二実施形態)
G3 薄板ガラス(第三実施形態)
Claims (5)
- 水平方向に搬送される矩形板状の薄板ガラスの端面加工方法であって、
前記薄板ガラスの搬送方向と平行な両端面が露出するようにして前記両端面近傍を固定しながら、搬送方向視にて上方向に凸に湾曲させた搬送姿勢にて前記薄板ガラスを搬送しつつ、
前記薄板ガラスの前記両端面を機械加工する、
ことを特徴とする薄板ガラスの端面加工方法。 - 前記薄板ガラスの搬送姿勢は、
搬送方向に延出し、且つ、前記薄板ガラスの下面における幅方向の中央部を突き上げるようにして支持する支持ベルトコンベアによって形成される、
ことを特徴とする、請求項1に記載の薄板ガラスの端面加工方法。 - 前記支持ベルトコンベアは丸ベルトコンベアである、
ことを特徴とする請求項2に記載の薄板ガラスの端面加工方法。 - 前記支持ベルトコンベアの上下位置は、昇降手段によって可変可能である、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の薄板ガラスの端面加工方法。 - 前記薄板ガラスを挟持する一対の搬送用ベルトコンベアによって前記薄板ガラスが固定搬送される、
ことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の薄板ガラスの端面加工方法。
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CN116423330A (zh) * | 2023-06-08 | 2023-07-14 | 扬州鸿钜玻璃制品有限公司 | 一种镀膜玻璃边部联动磨边加工装置及方法 |
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2014
- 2014-06-11 JP JP2014121020A patent/JP2016000438A/ja active Pending
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