JP2002331449A - ガラス板の加工方法及びその装置 - Google Patents

ガラス板の加工方法及びその装置

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JP2002331449A
JP2002331449A JP2001139040A JP2001139040A JP2002331449A JP 2002331449 A JP2002331449 A JP 2002331449A JP 2001139040 A JP2001139040 A JP 2001139040A JP 2001139040 A JP2001139040 A JP 2001139040A JP 2002331449 A JP2002331449 A JP 2002331449A
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glass
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Kazuaki Bando
和明 坂東
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Bando Kiko Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G49/00Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for
    • B65G49/05Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles
    • B65G49/06Conveying systems characterised by their application for specified purposes not otherwise provided for for fragile or damageable materials or articles for fragile sheets, e.g. glass
    • B65G49/063Transporting devices for sheet glass
    • B65G49/064Transporting devices for sheet glass in a horizontal position

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 良質な精度よい均一な研削加工、隅取り加工
を行い得るガラス板の加工方法及びその装置を提供する
こと。 【解決手段】 ガラス板の加工装置1は、ガラス板5の
両縁部を略水平に挟持してガラス板5をX方向に搬送す
るように、ガラス板5の搬送通路8の横両側部のそれぞ
れに配した一対の無端ベルト9及び10を備えた縁部搬
送手段11と、ガラス板5のY方向の略中間部を略水平
に挟持してガラス板5を搬送するように、ガラス板5の
搬送通路8の横略中間部に配された一対の無端ベルト1
3及び14を備えた中間部搬送手段15と、縁部搬送手
段11の各対の無端ベルト9及び10のそれぞれのY方
向の外側に配されており、実質的に中間部搬送手段15
によりX方向に搬送されるガラス板5の縁部の端面19
及び20を研削加工及び仕上げ研磨加工する加工手段2
1とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶用ガラス板、
家具用ガラス板、建築用ガラス板等のガラス板の両縁部
の直線縁等又は前後隅部を研削加工又は隅取り加工(コ
ーナーカット)する加工方法及びその装置に関する。
【0002】また本発明は、ガラス板のその対向両縁を
同時に研削加工し又はガラス板の前後隅部を同時に隅取
りするガラス板の加工方法及びその装置に係る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のガラス板の加
工装置は、通常、ガラス板の搬送通路の両側部のそれぞ
れに配された一対の無端ベルトを有すると共にこの一対
の無端ベルトによりガラス板の両縁部を水平にして挟持
してガラス板を搬送する縁部搬送手段と、この縁部搬送
手段の各対の無端ベルトのそれぞれの外側に配された加
工手段である例えば研削加工ヘッド又は隅取りヘッドと
を主に有している。
【0004】ところで、精度ある研削又は隅取り加工を
得るには、ガラス板を精度よくかつ滑らかに直進搬送さ
せなければならないが、ガラス板の両縁部を挟持してガ
ラス板を搬送する一対の無端ベルトを有する斯かる縁部
搬送手段では、その無端ベルトの製作誤差、組込み誤差
等の相違により、また無端ベルトとベルトガイド面との
摩擦抵抗の所々での相違により、更に搬送時に刻々に変
化する摩擦抵抗の相異等により、各対の無端ベルトの搬
送に関しては相互に同一条件となっていない。このため
縁部搬送手段の各対の無端ベルトを互いに機械的、電気
的に同期させても、各対の無端ベルトの相互には所々で
また刻々に走行速度に相異が生じて、これがため各対の
無端ベルトに挟持されているガラス板は変位されて蛇行
しまた寸動して搬送されることになり、常に精度のよい
滑らかなガラス板の直進搬送を期待し難い。従って、研
削加工ヘッド又は隅取りヘッドによる切削又は隅取りそ
れ自体を精度よく行っても、最終的には精度の高い均一
な研削加工及び隅取りが得られ難いものである。
【0005】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、上記のような不都
合を生じないようにして、良質な精度よい均一な研削加
工、隅取り加工を行い得るガラス板の加工方法及びその
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様のガ
ラス板の加工装置は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持
してガラス板を搬送するように、ガラス板の搬送通路の
両側部のそれぞれに配した一対の無端ベルトを備えた縁
部搬送手段と、ガラス板の両縁部間の略中間部を略水平
に挟持してガラス板を搬送するように、ガラス板の搬送
通路の両側部間の略中間部に配された一対の無端ベルト
を備えた中間部搬送手段と、縁部搬送手段の各対の無端
ベルトのそれぞれの外側に配されており、実質的に中間
部搬送手段により搬送されるガラス板の両縁部又は前後
隅部を研削加工又は隅取り加工する加工手段とを具備し
ている。
【0007】第一の態様の加工装置によれば、ガラス板
の搬送通路の両側部の縁部搬送手段に加えて、ガラス板
の搬送通路の略中間部に中間部搬送手段を備えるため、
両側部の縁部搬送手段相互において生じる搬送速度差を
中間部搬送手段の抵抗によって抑圧して斯かる搬送速度
差に起因するガラス板の蛇行を少なくできてガラス板を
直進搬送できる結果、加工手段により精度の高い均一な
研削加工又は隅取りを行い得る。
【0008】本発明の第二の態様のガラス板の加工装置
では、第一の態様の加工装置において、縁部搬送手段の
各対の無端ベルトでのガラス板の各縁部の挟持横幅と比
較して中間部搬送手段の一対の無端ベルトでのガラス板
の挟持横幅を広くするように、中間部搬送手段の一対の
無端ベルトの横幅は、縁部搬送手段の各対の無端ベルト
の横幅より広幅である。
【0009】第二の態様の加工装置によれば、両側部の
縁部搬送手段より強くガラス板を中間部搬送手段でもっ
て保持して、縁部搬送手段相互に走行速度差が生じても
ガラス板の姿勢の変位を許すことなく、即ち、該走行速
度差に影響されることなくガラス板を搬送することにな
るために、斯かる搬送速度差に起因するガラス板の蛇行
を少なくできてガラス板を直進搬送できる結果、加工手
段により精度の高い均一な研削加工又は隅取りを行い得
る。好ましい例では、中間部搬送手段の一対の無端ベル
トの横幅Dは、縁部搬送手段の各対の無端ベルトの横幅
dよりも4倍程度、例えばD=100mmの場合、d=
25mm程度である。
【0010】中間部搬送手段の一対の無端ベルトは、好
ましくは、第三の態様の加工装置のように、縁部搬送手
段の各対の無端ベルトでのガラス板の各縁部に対する挟
持圧と比較して中間部搬送手段の一対の無端ベルトでの
ガラス板の略中間部に対する挟持圧を大きくするよう
に、その相互間隔が縁部搬送手段の各対の無端ベルトの
相互間隔より狭くなるように配されている。
【0011】上記の各態様の加工装置において好ましい
例では、本発明の第四の態様の加工装置のように、縁部
搬送手段及び中間部搬送手段の各対の無端ベルトのうち
の一方の無端ベルトは、ガラス板を水平に支持して走行
するようになっており、縁部搬送手段及び中間部搬送手
段の各対の無端ベルトのうちの他方の無端ベルトは、対
応する一方の無端ベルトにガラス板を押圧して且つ当該
一方の無端ベルトと同期して走行するようになってい
る。
【0012】本発明の第五の態様のガラス板の加工装置
は、ガラス板の両縁部とこの両縁部間の略中間部とを略
水平に挟持してガラス板を搬送する手段と、この搬送さ
れるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅取
り加工する加工手段とを具備しており、ガラス板の搬送
を、主としてガラス板の略中間部の挟持搬送で行い、こ
のガラス板の略中間部の挟持搬送に従ってガラス板の両
縁部の挟持搬送を補助的に行うようにしたものである。
【0013】本発明の第六の態様のガラス板の加工装置
は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガラス板を搬
送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部をガラス板
の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟持幅をもって
略水平に挟持してガラス板を搬送する手段と、この搬送
されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅
取り加工する加工手段とを具備している。
【0014】本発明の第七の態様のガラス板の加工装置
は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガラス板を搬
送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部をガラス板
の両縁部の挟持圧よりも大きな挟持圧をもって略水平に
挟持してガラス板を搬送する手段と、この搬送されるガ
ラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅取り加工
する加工手段とを具備している。
【0015】本発明の第八の態様のガラス板の加工装置
は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガラス板を搬
送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部を、ガラス
板の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟持幅をもっ
て且つガラス板の両縁部に対する挟持圧よりも大きな挟
持圧をもって略水平に挟持してガラス板を搬送する手段
と、この搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研
削加工又は隅取り加工する加工手段とを具備している。
【0016】斯かる第五から第八の態様のガラス板の加
工装置でも、上記と同様に、良質な精度よい均一な研削
加工、隅取り加工を行い得る。
【0017】本発明の第一の態様のガラス板の加工方法
は、ガラス板の両縁部とこの両縁部間の略中間部とを略
水平に挟持してガラス板を搬送し、この搬送されるガラ
ス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅取り加工す
るガラス板の加工方法であって、ガラス板の搬送を、主
としてガラス板の略中間部の挟持搬送で行い、このガラ
ス板の略中間部の挟持搬送に従ってガラス板の両縁部の
挟持搬送を補助的に行うようになっている。
【0018】第一の態様の加工方法によれば、相互に走
行速度差の生じ易いガラス板の両縁部の挟持搬送を、ガ
ラス板の略中間部の挟持搬送に依存させて行うために、
両縁部の挟持搬送の相互の走行速度差の変動によっては
ガラス板が変位されることなしに、中間部搬送手段によ
って所定の姿勢をもってガラス板が直進搬送されるよう
になる。
【0019】本発明の第二の態様のガラス板の加工方法
は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガラス板を搬
送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部をガラス板
の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟持幅をもって
略水平に挟持してガラス板を搬送し、この搬送されるガ
ラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅取り加工
するようになっている。
【0020】第二の態様の加工方法においても、相互に
走行速度差の生じ易いガラス板の両縁部を軽くかつ弱く
挟持して、これら両縁部の略中間部に位置して広い挟持
横幅をもってガラス板の略中間部を強く挟持して搬送す
るため、ガラス板の姿勢が両縁部における相互の走行速
度差によって影響されることがなく、而してガラス板を
直進搬送することができる。
【0021】本発明の第三の態様のガラス板の加工方法
は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガラス板を搬
送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部をガラス板
の両縁部の挟持圧よりも大きな挟持圧をもって略水平に
挟持してガラス板を搬送し、この搬送されるガラス板の
両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅取り加工するよう
になっている。
【0022】第三の態様の加工方法によれば、ガラス板
の略中間部をガラス板の両縁部の挟持圧よりも大きな挟
持圧をもって略水平に挟持してガラス板を搬送して、而
してガラス板の略中間部でガラス板を主に搬送し、ガラ
ス板の両縁部でガラス板を補助的に搬送するために、ガ
ラス板の加工部近傍であるガラス板の両縁部を略一定に
保って搬送できる結果、均一の研削加工、均一の隅取り
加工を得ることができる。
【0023】本発明の第四の態様のガラス板の加工方法
は、ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガラス板を搬
送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部を、ガラス
板の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟持幅をもっ
て且つガラス板の両縁部に対する挟持圧よりも大きな挟
持圧をもって略水平に挟持してガラス板を搬送し、この
搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又
は隅取り加工するようになっている。
【0024】第四の態様のガラス板の加工方法によれ
ば、ガラス板の略中間部で主にガラス板を搬送するため
に、上記の各態様の加工方法と同様に、ガラス板の姿勢
が両縁部における相互の走行速度差によって影響される
ことがなく、而してガラス板を直進搬送することができ
る。
【0025】次に本発明及びその実施の形態を、図に示
す好ましい例を参照して説明する。なお、本発明はこれ
ら例に何等限定されないのである。
【0026】
【発明の実施の形態】図1から図5において、本例のガ
ラス板の加工装置1は、基台2と、基台2に立設された
支柱3と、支柱3に支持された上フレーム4と、ガラス
板5の横方向、すなわちY方向の両縁部6及び7を略水
平に挟持してガラス板5をX方向に搬送するように、ガ
ラス板5の搬送通路8の横両側部のそれぞれに配した一
対の無端ベルト9及び10を備えた縁部搬送手段11
と、ガラス板5のY方向の略中間部12を略水平に挟持
してガラス板5を搬送するように、ガラス板5の搬送通
路8の横略中間部に配された一対の無端ベルト13及び
14を備えた中間部搬送手段15と、縁部搬送手段11
及び中間部搬送手段15の一対の無端ベルト9及び10
並びに13及び14を走行させる走行手段16と、縁部
搬送手段11の各対の無端ベルト9及び10のそれぞれ
のY方向の外側に配されており、主として、換言すれば
実質的に中間部搬送手段15によりX方向に搬送される
ガラス板5の縁部6及び7の端面19及び20を研削加
工及び仕上げ研磨加工する加工手段21と、ガラス板5
のY方向の縁部7側の一対の無端ベルト9及び10並び
に一対の無端ベルト13及び14のY方向の位置を調節
するベルト横方向位置調節手段22とを具備している。
【0027】無端ベルト9及び10並びに無端ベルト1
3及び14の夫々は、ガラス板5の縁部6及び7並びに
略中間部12を弾性的に挟持するために、厚み方向にあ
る程度弾性的に伸縮できて可撓性を有している。
【0028】縁部搬送手段11は、ガラス板5の一方の
縁部6を略水平に挟持する一対の無端ベルト9及び10
と、ガラス板5の他方の縁部7を略水平に挟持する一対
の無端ベルト9及び10とに加えて、縁部6を下から支
持する支持ベルトとしての無端ベルト9が掛け回された
駆動プーリ25及び従動プーリ26と、縁部6を上面か
ら押圧する押圧ベルトとしての無端ベルト10が掛け回
された駆動プーリ27及び従動プーリ28と、縁部7を
下から支持する支持ベルトとしての無端ベルト9が掛け
回された駆動プーリ29及び従動プーリ30と、縁部7
を上面から押圧する押圧ベルトとしての無端ベルト10
が掛け回された駆動プーリ31及び従動プーリ32とを
具備している。
【0029】駆動プーリ25は、基台2に固着された固
定台35に軸受36を介して回転自在に支持されてお
り、従動プーリ26は、ベルト支持板37に回転自在に
支持されており、駆動プーリ27は、固定台35に軸受
38を介して回転自在に支持されており、従動プーリ2
8は、ベルト押圧板39に回転自在に支持されており、
駆動プーリ29は、基台2にY方向に可動に装着された
可動台40に軸受41を介して回転自在に支持されてお
り、従動プーリ30は、ベルト支持板42に回転自在に
支持されており、駆動プーリ31は、可動台40に軸受
43を介して回転自在に支持されており、従動プーリ3
2は、ベルト押圧板44に回転自在に支持されている。
【0030】固定台35は、基台2に固着された基部4
5と、基部45に立設されたブラケット部46及び47
を有しており、軸受36及び38はブラケット部46に
取付けられている。
【0031】ベルト支持板37は、一方ではブラケット
部46に、他方ではブラケット部47に夫々支持されて
おり、斯かるベルト支持板37は、その上縁が無端ベル
ト9の上内周面に接触して駆動プーリ25と従動プーリ
26との間の無端ベルト9の垂れ下がりを防止して無端
ベルト9を下から支持している。
【0032】ベルト押圧板39は、一方ではスライダ5
5を介してブラケット部46に、他方ではスライダ56
を介してブラケット部47に夫々支持されており、斯か
るベルト押圧板39は、その下縁が無端ベルト10の下
内周面に接触して駆動プーリ27と従動プーリ28との
間の無端ベルト10を押圧している。
【0033】スライダ55及び56並びに調整ねじ57
及び58を具備したベルト鉛直方向位置調節手段59に
おいて、スライダ55は、ブラケット部46に上下方向
に移動自在に装着されており、調整ねじ57の回転でブ
ラケット部46に対する上下方向の位置が調整されるよ
うになっており、スライダ56は、ブラケット部47に
上下方向に移動自在に装着されており、調整ねじ58の
回転でブラケット部47に対する上下方向の位置が調整
されるようになっており、而して、ベルト押圧板39
は、調整ねじ57及び58の回転により無端ベルト10
に対する押圧状態が調整されるようになっている。
【0034】可動台40は、基台2に固着されていると
共にY方向に伸びた一対のレール61にY方向に可動に
嵌合されたスライダ部62と、スライダ部62が固着さ
れた基部63と、基部63に立設されたブラケット部6
4及び65とを有しており、軸受41及び43はブラケ
ット部64に取付けられている。
【0035】ベルト支持板42は、一方ではブラケット
部64に、他方ではブラケット部65に夫々支持されて
おり、斯かるベルト支持板42は、その上縁が無端ベル
ト9の上内周面に接触して駆動プーリ29と従動プーリ
30との間の無端ベルト9の垂れ下がりを防止して無端
ベルト9を下から支持している。
【0036】ベルト押圧板44は、一方ではスライダ6
6を介してブラケット部64に、他方ではスライダ67
を介してブラケット部65に夫々支持されており、斯か
るベルト押圧板44は、その下縁が無端ベルト10の下
内周面に接触して駆動プーリ31と従動プーリ32との
間の無端ベルト10を押圧している。
【0037】スライダ66及び67並びに調整ねじ68
及び69を具備したベルト鉛直方向位置調節手段70に
おいて、スライダ66は、ブラケット部64に上下方向
に移動自在に装着されており、調整ねじ68の回転でブ
ラケット部64に対する上下方向の位置が調整されるよ
うになっており、スライダ67は、ブラケット部65に
上下方向に移動自在に装着されており、調整ねじ69の
回転でブラケット部65に対する上下方向の位置が調整
されるようになっており、而して、ベルト押圧板44
は、調整ねじ68及び69の回転により無端ベルト10
に対する押圧状態が調整されるようになっている。
【0038】中間部搬送手段15は、ガラス板5のY方
向の略中間部12を略水平に挟持する一対の無端ベルト
13及び14に加えて、略中間部12を下から支持する
支持ベルトとしての無端ベルト13が掛け回された駆動
プーリ71及び従動プーリ72と、駆動プーリ71及び
従動プーリ72との間に配されたベルト支持部材73
と、略中間部12を上から押圧する押圧ベルトとしての
無端ベルト14が掛け回された駆動プーリ74及び従動
プーリ75と、駆動プーリ74及び従動プーリ75の間
に配されたベルト押圧部材76とを具備している。
【0039】駆動プーリ71は、基台2にY方向に可動
に装着された可動台81に軸受82を介して回転自在に
支持されており、従動プーリ72は中空角材からなるベ
ルト支持部材73に回転自在に支持されており、駆動プ
ーリ74は、上フレーム4にY方向に可動に装着された
可動台83に軸受84を介して回転自在に支持されてお
り、従動プーリ75は中空角材からなるベルト押圧部材
76に回転自在に支持されている。
【0040】可動台81は、レール61にY方向に可動
に嵌合されたスライダ部86と、スライダ部86が固着
された基部87と、基部87に立設されたブラケット部
88とを有しており、軸受82はブラケット部88に取
付けられている。
【0041】ベルト支持部材73はブラケット部88に
支持されており、斯かるベルト支持部材73は、その上
面部が無端ベルト13の上内周面に接触して駆動プーリ
71と従動プーリ72との間の無端ベルト13の垂れ下
がりを防止して無端ベルト13を下から支持している。
【0042】可動台83は、上フレーム4に固着されて
いると共にY方向に伸びた一対のレール91にY方向に
可動に嵌合されたスライダ部92と、スライダ部92が
固着された基部93と、基部93から垂下されたブラケ
ット部94及び95と、ブラケット部94及び95を橋
絡した連結部材90とを有しており、軸受84はブラケ
ット部94に取付けられている。
【0043】ベルト押圧部材76は、一方ではスライダ
96を介してブラケット部94に、他方ではスライダ9
7を介してブラケット部95に夫々支持されており、斯
かるベルト押圧部材76は、その下面部が無端ベルト1
4の下内周面に接触して駆動プーリ74と従動プーリ7
5との間の無端ベルト14を押圧している。
【0044】スライダ96及び97並びに調整ねじ98
及び99を具備したベルト鉛直方向位置調節手段100
において、スライダ96は、ブラケット部94に上下方
向に移動自在に装着されており、調整ねじ98の回転で
ブラケット部94に対する上下方向の位置が調整される
ようになっており、スライダ97は、ブラケット部95
に上下方向に移動自在に装着されており、調整ねじ99
の回転でブラケット部95に対する上下方向の位置が調
整されるようになっており、而して、ベルト押圧部材7
6は、調整ねじ98及び99の回転により無端ベルト1
4に対する押圧状態が調整されるようになっている。
【0045】縁部搬送手段11のガラス板5の一方の縁
部6側の一対の無端ベルト9及び10でのガラス板5の
縁部6の挟持横幅d及び縁部搬送手段11のガラス板5
の他方の縁部7側の一対の無端ベルト9及び10でのガ
ラス板5の縁部7の挟持横幅dと比較して中間部搬送手
段15の一対の無端ベルト13及び14でのガラス板5
の挟持横幅Dを広くするように、中間部搬送手段15の
一対の無端ベルト13及び14の横幅Dは、縁部搬送手
段11の各対の無端ベルト9及び10の横幅dより大き
い、すなわち広幅であって、本例では、D=約100m
m、d=約25mmである。
【0046】縁部搬送手段11の各対の無端ベルト9及
び10でのガラス板5の各縁部6及び7に対する挟持圧
と比較して中間部搬送手段15の一対の無端ベルト13
及び14でのガラス板5の略中間部12に対する挟持圧
を大きくするように、中間部搬送手段15の一対の無端
ベルト13及び14は、その相互間隔が縁部搬送手段1
1の各対の無端ベルト9及び10の相互間隔より狭くな
るように、ベルト鉛直方向位置調節手段59、70及び
100により斯かる相互間隔が調節されて、配されてい
る。
【0047】走行手段16は、基台2に設置された電動
モータ101と、電動モータ101の出力回転軸に一端
部102で連結されていると共に、当該一端部102で
は固定台35に他端部103では基台2に回転自在に支
持されており、駆動プーリ29及び71が相対的にY方
向に移動自在に取付けられたスプライン軸部104を有
する一方、駆動プーリ25が固着された回転軸105
と、回転軸105に固着された歯車106と、回転軸1
05のスプライン軸部104に相対的にY方向に移動自
在に取付けられていると共に軸受41を介して可動台4
0のブラケット部64に回転自在に支持された歯車10
7と、歯車106に噛合っていると共に軸受38を介し
て固定台35のブラケット部46に回転自在に支持され
た歯車108と、歯車107に噛合っていると共に軸受
43を介して可動台40のブラケット部64に回転自在
に支持された歯車109と、歯車108及び駆動プーリ
27が固着されていると共に駆動プーリ31及び74並
びに歯車109が相対的にY方向に移動自在に取付けら
れたスプライン軸部110を有する回転軸111とを具
備している。
【0048】走行手段16は、電動モータ101の作動
によるその出力回転軸の回転を介する回転軸105の回
転で、駆動プーリ25、29及び71を回転させて、こ
れにより狭幅の一対の無端ベルト9及び幅広の無端ベル
ト13を走行させ、また、回転軸105の回転による歯
車106、107、108及び109を介する回転軸1
11の同期的な回転で、駆動プーリ27、31及び74
を駆動プーリ25、29及び71と同期して回転させ
て、これにより狭幅の一対の無端ベルト10及び幅広の
無端ベルト14を走行させるようになっている。無端ベ
ルト9及び13並びに無端ベルト10及び14の相互に
同期的な走行で、これらに略水平に挟持されたガラス板
5はX方向に搬送される。
【0049】このように縁部搬送手段11及び中間部搬
送手段15の夫々は、ガラス板5を略水平に支持して走
行する無端ベルト9及び13と、無端ベルト9及び13
にガラス板5を押圧して無端ベルト9及び13と同期し
て走行する無端ベルト10及び14とを有している。
【0050】加工手段21は、固定台35の基部45に
設けられたエッジ研削装置121及びエッジ研磨装置1
22と、可動台40の基部63に設けられたエッジ研削
装置123及びエッジ研磨装置124とを具備してお
り、エッジ研削装置121は、折割後のガラス板5の縁
部6の端面19を研削し、エッジ研磨装置122は、エ
ッジ研削装置121により研削された端面19を仕上げ
研磨し、エッジ研削装置123は、折割後のガラス板5
の縁部7の端面20を研削し、エッジ研磨装置124
は、エッジ研削装置123により研削された端面20を
仕上げ研磨する。
【0051】エッジ研削装置121とエッジ研削装置1
23とは互いに同様に構成されており、同じくエッジ研
磨装置122とエッジ研磨装置124とは互いに同様に
構成されており、エッジ研削装置121及びエッジ研削
装置123とエッジ研磨装置122及びエッジ研磨装置
124とは、エッジ研削装置121及びエッジ研削装置
123には研削砥石(研削ホイール)が使用され、エッ
ジ研磨装置122及びエッジ研磨装置124には研磨砥
石(研磨ホイール)が使用される点を除いて、互いに同
様に構成されているので、以下、主にエッジ研削装置1
21について説明し、エッジ研削装置123、エッジ研
磨装置122及びエッジ研磨装置124については同符
号を付して必要により説明する。
【0052】エッジ研削装置121は、基部45にY方
向に移動自在に設けられたスライダ131(図3のエッ
ジ研磨装置122参照)と、基部45に対するスライダ
131のY方向の位置を調節する調節ねじ132と、ス
ライダ131にブラケット133を介して上下方向に移
動自在に設けられたスライダ134と、ブラケット13
3に対するスライダ134の上下方向の位置を調節する
調節ねじ135と、スライダ134に設けられた電動モ
ータ136と、電動モータ136の出力回転軸に取付け
られた研削砥石(研削ホイール)137(図3のエッジ
研磨装置122参照)とを具備している。
【0053】エッジ研削装置121は、調節ねじ132
及び135を具備した砥石鉛直方向位置調節手段138
により端面19に接触するように位置決めされた研削砥
石(研削ホイール)137を電動モータ136の作動に
より回転させて、中間部搬送手段15により主として搬
送される一方、縁部搬送手段11により従として補助的
に搬送されるガラス板5の端面19を研削するようにな
っている。
【0054】ベルト横方向位置調節手段22は、縁部7
側の無端ベルト9及び10のY方向の位置を調節する調
節装置141と、無端ベルト13のY方向の位置を調節
する調節装置142と、無端ベルト14のY方向の位置
を調節する調節装置143とを具備している。
【0055】調節装置141は、基台2に設けられた電
動モータ151と、基台2に回転自在に支持されている
と共に可動台40の基部63に固着されたナット152
に螺合した一対のねじ軸153と、電動モータ151の
出力回転軸の回転をねじ軸153に伝達する伝達機構1
54とを具備しており、伝達機構154は、伝達軸15
6と、電動モータ151の出力回転軸の回転が入力され
ると共にこの回転をねじ軸153及び伝達軸156に出
力する歯車機構157と、伝達軸156の回転が入力さ
れると共にこの回転をねじ軸153に出力する歯車機構
158とを具備している。
【0056】調節装置141は、電動モータ151の作
動によるその出力回転軸の回転で伝達機構154を介し
てねじ軸153を回転させて可動台40の基部63をY
方向に移動させ、縁部7側の無端ベルト9及び10並び
にエッジ研削装置123及びエッジ研磨装置124をガ
ラス板5の横幅の大きさに対応させてY方向に関して縁
部7側の所定位置に位置決めする。
【0057】調節装置142は、基台2に設けられた電
動モータ161と、基台2に回転自在に支持されている
と共に可動台81の基部87に固着されたナット162
に螺合した一対のねじ軸163と、電動モータ161の
出力回転軸の回転をねじ軸163に伝達する伝達機構1
64とを具備しており、伝達機構164は、伝達軸16
6と、電動モータ161の出力回転軸の回転が入力され
ると共にこの回転をねじ軸163及び伝達軸166に出
力する歯車機構167と、伝達軸166の回転が入力さ
れると共にこの回転をねじ軸163に出力する歯車機構
168とを具備している。
【0058】調節装置142は、電動モータ161の作
動によるその出力回転軸の回転で伝達機構164を介し
てねじ軸163を回転させて可動台81の基部87をY
方向に移動させ、無端ベルト13をガラス板5の横幅の
大きさに対応させてY方向に関して略中間部に位置決め
する。
【0059】調節装置143は、支柱3に設けられた電
動モータ171と、上フレーム4に回転自在に支持され
ていると共に可動台83の連結部材90に固着されたナ
ット172に螺合した一対のねじ軸173と、電動モー
タ171の出力回転軸の回転をねじ軸173に伝達する
伝達機構174とを具備しており、伝達機構174は、
伝達軸176と、電動モータ171の出力回転軸の回転
が入力されると共にこの回転をねじ軸173及び伝達軸
176に出力する歯車機構177と、伝達軸176の回
転が入力されると共にこの回転をねじ軸173に出力す
る歯車機構178とを具備している。
【0060】調節装置143は、電動モータ171の作
動によるその出力回転軸の回転で伝達機構174を介し
てねじ軸173を回転させて可動台83の連結部材90
をY方向に移動させ、無端ベルト14をガラス板5の横
幅の大きさに対応させてY方向に関して略中間部に位置
決めする。
【0061】以上の加工装置1では、縁部6及び7の端
面19及び20が研削及び仕上げ研磨されるべきガラス
板5の横幅及び厚みの大きさに対応して、ベルト横方向
位置調節手段22により縁部7側の無端ベルト9及び1
0、無端ベルト13及び14並びにエッジ研削装置12
3及びエッジ研磨装置124のY方向の位置が調節され
て設定され、更に、ベルト鉛直方向位置調節手段59、
70及び100により一対の無端ベルト13及び14並
びに各対の無端ベルト9及び10の相互間隔が調節され
て設定され、しかも、砥石鉛直方向位置調節手段138
によりエッジ研削装置121及び123並びにエッジ研
磨装置122及び124の研削砥石(研磨砥石)137
の鉛直方向の位置が調節されて設定される。
【0062】この調節、設定後、縁部6及び7の端面1
9及び20を研削及び仕上げ研磨するべきガラス板5を
無端ベルト9及び13上に搬入して、無端ベルト9及び
13の走行によりX方向に搬送して次第に縁部6及び7
を各対の無端ベルト9及び10で挟持させ、略中間部1
2を一対の無端ベルト13及び14で挟持させて、以
後、ガラス板5の両縁部6及び7と略中間部12とを略
水平に挟持してガラス板5を搬送し、当該ガラス板5の
搬送を、主としてガラス板5の略中間部12の挟持搬送
で行い、このガラス板5の略中間部12の挟持搬送に従
ってガラス板5の両縁部6及び7の挟持搬送を行う。
【0063】即ち、加工装置1では、ガラス板5の両縁
部6及び7を略水平に挟持してガラス板5を搬送すると
共にガラス板5の略中間部12を、ガラス板5の両縁部
6及び7の横挟持幅dよりも広い横挟持幅Dをもって、
しかも、ガラス板5の両縁部6及び7の挟持圧よりも大
きな挟持圧をもって略水平に挟持してガラス板5を搬送
する。この搬送中に、搬送されるガラス板5の両縁部6
及び7の端面19及び20をエッジ研削装置121及び
123の研削砥石137により研削加工し、この研削加
工された両縁部6及び7の端面19及び20をエッジ研
磨装置122及び124の研磨砥石137により仕上げ
研磨加工する。研磨加工されたガラス板5は、その縁部
6及び7の各対の無端ベルト9及び10による挟持及び
その略中間部12の一対の無端ベルト13及び14によ
る挟持が夫々徐々に解除されながら、X方向の下流側か
ら搬出される。
【0064】そして加工装置1によれば、ガラス板5の
搬送通路8の両側部の縁部搬送手段11に加えて、ガラ
ス板5の搬送通路8の略中間部に中間部搬送手段15を
備えるため、両側部の縁部搬送手段11相互において生
じるX方向の搬送速度差を中間部搬送手段15の抵抗に
よって抑圧してX方向の搬送速度差に起因するガラス板
5の蛇行を少なくできてガラス板5を直進搬送できる結
果、加工手段21により精度の高い均一な研削加工、研
磨加工を行い得る。
【0065】また加工装置1によれば、ガラス板5を挟
持したとき、中間部搬送手段15は、両側の縁部搬送手
段11より強くガラス板5を保持することになり、縁部
搬送手段11の相互にX方向の走行速度差が生じてもガ
ラス板5の姿勢の変位を許すことなく、即ち、該走行速
度差に影響されることなくガラス板5をX方向に搬送す
ることになり、加えて、ガラス板5は、幅広の無端ベル
ト13及び14を具備した中間部搬送手段15に加えて
両側部の縁部搬送手段11によっても挟持搬送されるた
め、両側部におけるガラス板5の振動を防止できる。
【0066】更に加工装置1によれば、相互に走行速度
差の生じ易い両縁部6及び7のX方向の挟持搬送を、ガ
ラス板5の略中間部12のX方向の挟持搬送に依存させ
て行うために、両縁部6及び7の挟持搬送の相互のX方
向の走行速度差の変動によってはガラス板5が変位され
ることなしに中間部搬送手段15によって所定の姿勢を
もってガラス板5が直進搬送されるようになる。
【0067】また加工装置1によれば、相互に走行速度
差の生じ易いガラス板5の両縁部6及び7を軽くかつ弱
く挟持して、これら両縁部6及び7の略中間に位置して
広い挟持横幅をもってガラス板5の略中間部12を強く
挟持して搬送するため、ガラス板5の姿勢が両縁部6及
び7における相互の走行速度差によって影響されること
がなく、而してガラス板5を直進搬送することができ
る。
【0068】また加工装置1によれば、ガラス板5の略
中間部12でガラス板5を主に搬送し、ガラス板5の両
縁部6及び7でガラス板5を補助的に搬送するために、
ガラス板5の加工部近傍であるガラス板5の両縁部6及
び7を略一定に保って搬送でき、均一な研削加工、研磨
加工を行うことができる。
【0069】なお、加工装置1ではガラス板5の端面1
9及び20を研削加工及び仕上げ研磨加工するようにし
たが、これに代えて、研削加工及び仕上げ研磨加工のう
ちのいずれか一方のみでもよく、更には、ガラス板5の
前隅部201及び202並びに後部隅部203及び20
4を隅取り加工するようにしてもよい。隅取り加工の場
合には、エッジ研磨装置122及び124を省くと共
に、エッジ研削装置121及び123を隅取り加工形状
に対応してY方向に自動的に移動させるようにするとよ
い。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、良質な精度よい均一な
研削加工、隅取り加工を行い得るガラス板の加工方法及
びその装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の一例の平面説明
図である。
【図2】図1に示す例のII−II線矢視図である。
【図3】図1に示す例のIII−III線矢視断面図で
ある。
【図4】図1に示す例のIV−IV線矢視断面図であ
る。
【図5】図1に示す例において上フレームを部分的に切
欠いた平面説明図である。
【符号の説明】
1 ガラス板の加工装置 5 ガラス板 6、7 縁部 9、10、13、14 無端ベルト 11 縁部搬送手段 12 略中間部 15 中間部搬送手段 16 走行手段 21 加工手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガ
    ラス板を搬送するように、ガラス板の搬送通路の両側部
    のそれぞれに配した一対の無端ベルトを備えた縁部搬送
    手段と、ガラス板の両縁部間の略中間部を略水平に挟持
    してガラス板を搬送するように、ガラス板の搬送通路の
    両側部間の略中間部に配された一対の無端ベルトを備え
    た中間部搬送手段と、縁部搬送手段の各対の無端ベルト
    のそれぞれの外側に配されており、実質的に中間部搬送
    手段により搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を
    研削加工又は隅取り加工する加工手段とを具備したガラ
    ス板の加工装置。
  2. 【請求項2】 縁部搬送手段の各対の無端ベルトでのガ
    ラス板の各縁部の挟持横幅と比較して中間部搬送手段の
    一対の無端ベルトでのガラス板の挟持横幅を広くするよ
    うに、中間部搬送手段の一対の無端ベルトの横幅は、縁
    部搬送手段の各対の無端ベルトの横幅より広幅である請
    求項1に記載のガラス板の加工装置。
  3. 【請求項3】 縁部搬送手段の各対の無端ベルトでのガ
    ラス板の各縁部に対する挟持圧と比較して中間部搬送手
    段の一対の無端ベルトでのガラス板の略中間部に対する
    挟持圧を大きくするように、中間部搬送手段の一対の無
    端ベルトは、その相互間隔が縁部搬送手段の各対の無端
    ベルトの相互間隔より狭くなるように配されている請求
    項1又は2に記載のガラス板の加工装置。
  4. 【請求項4】 縁部搬送手段及び中間部搬送手段の各対
    の無端ベルトのうちの一方の無端ベルトは、ガラス板を
    水平に支持して走行するようになっており、縁部搬送手
    段及び中間部搬送手段の各対の無端ベルトのうちの他方
    の無端ベルトは、対応する一方の無端ベルトにガラス板
    を押圧して且つ当該一方の無端ベルトと同期して走行す
    るようになっている請求項1から3のいずれか一項に記
    載のガラス板の加工装置。
  5. 【請求項5】 ガラス板の両縁部とこの両縁部間の略中
    間部とを略水平に挟持してガラス板を搬送する手段と、
    この搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加
    工又は隅取り加工する加工手段とを具備しており、ガラ
    ス板の搬送を、主としてガラス板の略中間部の挟持搬送
    で行い、このガラス板の略中間部の挟持搬送に従ってガ
    ラス板の両縁部の挟持搬送を補助的に行うようにしたガ
    ラス板の加工装置。
  6. 【請求項6】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガ
    ラス板を搬送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部
    をガラス板の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟持
    幅をもって略水平に挟持してガラス板を搬送する手段
    と、この搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研
    削加工又は隅取り加工する加工手段とを具備したガラス
    板の加工装置。
  7. 【請求項7】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガ
    ラス板を搬送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部
    をガラス板の両縁部の挟持圧よりも大きな挟持圧をもっ
    て略水平に挟持してガラス板を搬送する手段と、この搬
    送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は
    隅取り加工する加工手段とを具備したガラス板の加工装
    置。
  8. 【請求項8】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持してガ
    ラス板を搬送すると共に両縁部間のガラス板の略中間部
    を、ガラス板の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟
    持幅をもって且つガラス板の両縁部に対する挟持圧より
    も大きな挟持圧をもって略水平に挟持してガラス板を搬
    送する手段と、この搬送されるガラス板の両縁部又は前
    後隅部を研削加工又は隅取り加工する加工手段とを具備
    したガラス板の加工装置。
  9. 【請求項9】 ガラス板の両縁部とこの両縁部間の略中
    間部とを略水平に挟持してガラス板を搬送し、この搬送
    されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅
    取り加工するガラス板の加工方法であって、ガラス板の
    搬送を、主としてガラス板の略中間部の挟持搬送で行
    い、このガラス板の略中間部の挟持搬送に従ってガラス
    板の両縁部の挟持搬送を補助的に行うガラス板の加工方
    法。
  10. 【請求項10】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持して
    ガラス板を搬送すると共に両縁部間のガラス板の略中間
    部をガラス板の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横挟
    持幅をもって略水平に挟持してガラス板を搬送し、この
    搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又
    は隅取り加工するガラス板の加工方法。
  11. 【請求項11】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持して
    ガラス板を搬送すると共に両縁部間のガラス板の略中間
    部をガラス板の両縁部の挟持圧よりも大きな挟持圧をも
    って略水平に挟持してガラス板を搬送し、この搬送され
    るガラス板の両縁部又は前後隅部を研削加工又は隅取り
    加工するガラス板の加工方法。
  12. 【請求項12】 ガラス板の両縁部を略水平に挟持して
    ガラス板を搬送すると共に両縁部間のガラス板の略中間
    部を、ガラス板の両縁部に対する横挟持幅よりも広い横
    挟持幅をもって且つガラス板の両縁部に対する挟持圧よ
    りも大きな挟持圧をもって略水平に挟持してガラス板を
    搬送し、この搬送されるガラス板の両縁部又は前後隅部
    を研削加工又は隅取り加工するガラス板の加工方法。
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