JP2007051029A - ガラス板の加工方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガラス板を水平姿勢で無端状搬送帯により搬送する過程で、ガラス板の一方の縁部と他方の縁部とをそれぞれ保持する各無端状搬送帯の張力の変動や伸び量の相違に起因して生じる搬送の狂いを可及的に修正し、良好な直進性をもってガラス板を搬送させる。
【解決手段】 水平姿勢のガラス板2を搬送すべく平行に配列された少なくとも一対の主ベルト3が、それぞれ独立して駆動プーリ4と従動プーリ5とに巻き掛けられ、ガラス板2の両縁部が一対の主ベルト3に載置されて搬送される間に、ガラス板2の縁に加工を施すと共に、ガラス板2の搬送時に、一対の主ベルト3にそれぞれ独立してバックテンションを付加し、且つ、これらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス板の加工方法及びその装置に係り、詳しくは、ガラス板を少なくとも一対の無端状搬送帯で搬送しつつ、そのガラス板の縁(直線状縁やその前後端のコーナー)に対して研削加工やコーナーカット加工を行う方法及びその装置に関する。
周知のように、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイなどのフラットディスプレイ用のガラス板、家具用のガラス板、更には建築用のガラス板等は、製造工程の終盤において、矩形状で且つ所定の大きさに切断された後、その縁部に対して所定の研削加工(研磨加工を含む)或いはコーナーカット加工等が施される。この種の加工を行う手段としては、生産性向上及びこれに伴う高速化の要請から、無端状搬送帯によりガラス板を搬送しながら、その搬送経路の側方に配備された研削ツールによりガラス板の縁を高速度で加工する手段が広く採用されるに至っている。
具体的には、下記の特許文献1によれば、ガラス板の周縁を研削するためにその搬送を行うガラス板搬送装置として、ガラス板を垂直姿勢で挟持して搬送する一対の無端ベルトを上下方向の単一箇所に対向して配置し、この一対の無端ベルトをそれぞれ個別の電動モータで巻き掛け駆動すると共に、少なくとも一方の電動モータの回転速度を調節するように構成した装置が開示されている。しかしながら、この装置は、ガラス板の同一箇所を表裏両側から挟持している一対の無端ベルトの走行速度を等しくして、無端ベルトとガラス板との間の滑りを抑制できるに過ぎず、ガラス板の姿勢の狂いに対処できないのは勿論のこと、近年のフラットディスプレイ用等に代表されるようにガラス板が大型化した場合には、適切にガラス板を搬送できなくなるという問題がある。
そこで、例えば下記の特許文献2、3によれば、水平姿勢のガラス板の両縁部をそれぞれ一対の無端ベルトで挟持して搬送しつつ、その搬送されるガラス板の両縁を加工ヘッドで研削すると共に、ガラス板の両縁部における二対の無端ベルトを互いに同期して走行させるガラス板の加工装置が開示されている。従って、この装置によれば、ガラス板が大型であっても、理論的には、ガラス板の一方の縁部を挟持する無端ベルトと、他方の縁部を挟持する無端ベルトとが同期して走行するため、ガラス板が適切な直進性をもって搬送されることが期待できる。
特開平6−134659号公報 特開2001−114524号公報 特開2002−331449号公報
しかしながら、電気的或いは機械的な設計段階では、上述のようにガラス板の両縁部を挟持する各対の無端ベルトを同期して走行させ得る構成であっても、無端ベルトは、走行時に緊張及び弛緩を繰り返すなどして張力(テンション)に変動が生じ、或いは伸び量等が一様でないため、ガラス板の一方の縁部と他方の縁部とが常に同一速度で搬送されることは有り得ない。このような現象は、無端ベルトを駆動する駆動手段の製作や組立精度を如何に高めても、依然として生じることは否めない事実である。
従って、このような事態を放置していたのでは、ガラス板が搬送される際の直進性が不当に損なわれて、ガラス板の搬送に曲がり等が生じ、このためガラス板の縁に対する研削加工の直線性が悪化し、本来ならば直線縁となるべき縁に円弧状の湾曲縁部が生じたり、或いはコーナーカット加工が不良となる等の不具合を招く。
尚、以上のような問題は、ガラス板の両縁部がそれぞれ一対の無端状搬送帯により挟持されて搬送される場合に限らず、例えばガラス板の両縁部がそれぞれ無端状搬送帯の上に負圧により吸着保持されるのみであって該ガラス板の上方に挟持のための無端状搬送帯が存在しない場合にも、同様に生じ得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ガラス板を水平姿勢で無端状搬送帯により搬送する過程で、ガラス板の一方の縁部と他方の縁部とをそれぞれ保持する各無端状搬送帯の張力の変動や伸び量の相違に起因して生じる搬送の狂いを可及的に修正し、良好な直進性をもってガラス板を搬送させることを技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために創案された本発明に係る方法は、水平姿勢のガラス板を搬送すべく平行に配列された少なくとも一対の無端状搬送帯が、それぞれ独立して駆動輪と従動輪とに巻き掛けられてなり、ガラス板の両縁部が前記一対の無端状搬送帯に載置されて搬送される間に、ガラス板の縁に加工を施すガラス板の加工方法において、前記ガラス板の搬送時に、前記一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションを付加すると共に、これらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整することに特徴づけられる。
このような構成によれば、平行に配列された一対の無端状搬送帯にガラス板の両縁部がそれぞれ載置(保持)されて該ガラス板が搬送される過程においては、一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションが付加される。このように、各無端状搬送帯にバックテンションが付加されることにより、例えば従動輪が空転状態で無端状搬送帯が走行する場合等と比較して、走行時における各無端状搬送帯の張力の変動つまり張力の周期的なムラや伸び量の変化が抑制され、各無端状搬送帯をムラなく安定して走行させることが可能となる。しかも、この一対の無端状搬送帯にそれぞれ付加されるバックテンションの大きさは、独立して調整されることから、ガラス板の一方の縁部が載置された一方の無端状搬送帯と、ガラス板の他方の縁部が載置された他方の無端状搬送帯とを、適正に同期して走行させることが可能となる。換言すれば、一方の無端状搬送帯と他方の無端状搬送帯とで、張力の相違や伸び量の相違を可及的に低減できることになる。これにより、一対の無端状搬送帯は、ガラス板の姿勢を狂わせることなく良好な直進性をもって搬送させ得ることになり、ガラス板の縁を曲がり等を生じさせることなく正確な直線縁として研削加工でき、或いは良質のコーナーカット加工を行うことができる。尚、ガラス板の両縁部が載置される一対の無端状搬送帯に加えて、これらと平行な他の一本または複数本の無端状搬送帯が配列される場合には、その無端状搬送帯についても同様にバックテンションを付加させてもよい。
この場合、前記一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションを付加する手法として、一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とのそれぞれの従動輪に逆回転力を個別に付与するようにしてもよい。
このようにすれば、既存の従動輪を使用してバックテンションが付加されることになるので、部品点数の大幅な増加及びこれに伴う装置の複雑化等を回避しつつ、適切にバックテンションを付加することが可能となる。尚、従動輪に逆回転力を付与するための具体的手法としては、トルクモータやサーボモータ等からなる電動モータの出力軸から従動輪に逆回転力が伝達されるように構成することが好ましい。また、これら以外に、無端状搬送帯にバックテンションを付加する手法としては、パウダークラッチや滑りクラッチ等の制動手段を介して従動輪を回転可能に保持させてもよく、或いは、無端状搬送帯に接触して摺動抵抗や摩擦抵抗等の抵抗を付与する抵抗付与手段を、例えば従動輪付近に設けるようにしてもよい。
一方、上記のバックテンションの調整は、第1の手法として、一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とで搬送速度が同等になるようにしてもよく、第2の手法として、一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とでそれぞれの駆動輪付近におけるテンションが同等になるようにしてもよく、第3の手法として、一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とでそれぞれの駆動輪を回転駆動させる各駆動モータの電流値が同等になるようにしてもよく、第4の手法として、一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とでそれぞれの駆動輪を回転駆動させる各駆動モータの出力軸の回転トルクが同等になるようにしてもよい。
そして、上記の第1の手法を採用する場合には、各無端状搬送帯の搬送速度を個別に検出する速度検出手段を備えることが好ましく、第2の手法を採用する場合には、各無端状搬送帯の駆動輪付近におけるテンションを個別に検出するテンション検出手段を備えることが好ましく、第3の手法を採用する場合には、各駆動モータの電流値を個別に検出する電流値検出手段を備えることが好ましく、第4の手法を採用する場合には、各駆動モータの出力軸の回転トルクを個別に検出するトルク検出手段を備えることが好ましい。加えて、上記の各検出手段に対応する無端状搬送帯に付加されるバックテンションの大きさは、それらの各検出手段からの信号に基づいて可変制御されるように構成することが好ましい。
更に、前記一対の無端状搬送帯の上方に、独立して補助駆動輪と補助従動輪とに巻き掛けられてなる補助無端状搬送帯をそれぞれ配置し、これらの補助無端状搬送帯と前記無端状搬送帯との間でガラス板を挟持して搬送することもできる。
即ち、ガラス板を一対の無端状搬送帯で搬送する手法として、各無端状搬送帯に多数の負圧吸引用の貫通孔を形成しておき、それらの無端状搬送帯に載置されたガラス板を負圧により吸着保持して搬送することも可能であるが、上述のように無端状搬送帯と補助無端状搬送帯とによってガラス板を挟持して搬送すれば、研削加工等を施す場合にガラス板の保持が確実化される。尚、前記一対の補助無端状搬送帯についても、それぞれ独立してバックテンションを付加するようにしてもよく、更には、これらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整するようにしてもよい。
この場合、前記補助無端状搬送帯は、前記無端状搬送帯よりも小さい駆動力で走行させることが好ましい。
このようにすれば、ガラス板を搬送する際の直進性等は、主として一対の無端状搬送帯の搬送動作に委ねられることになり、補助無端状搬送帯は主としてガラス板を無端状搬送帯に押し付ける役割を果たすことになる。このため、補助無端状搬送帯の存在が、ガラス板の直進搬送に悪影響を及ぼすことはなく、しかもガラス板の縁に研削加工等による加工圧力が作用した場合であっても、無端状搬送帯と補助無端状搬送帯との挟持によってガラス板の搬送直進性は確実に維持される。
更に、前記補助無端状搬送帯を、前記無端状搬送帯の上流側部分を除く領域に配置して、該無端状搬送帯の上流側部分でガラス板の位置決めを行うこともできる。
このようにすれば、無端状搬送帯の上流側部分で位置決め(センタリング)されたガラス板を、そのままの状態で迅速に無端状搬送帯と補助無端状搬送帯との間に挟持させて研削加工等を施すことができ、作業能率の改善が図られ得ることになる。
以上の構成において、前記無端状搬送帯は、タイミングベルト(歯付きベルト)であることが好ましい。従って、この場合には、前記駆動輪及び従動輪は、何れもタイミングプーリ(歯付きプーリ)とされる。
この場合、前記補助無端状搬送帯も、タイミングベルトであることが好ましく、このようにした場合には、前記補助駆動輪及び補助従動輪は、何れもタイミングプーリとされる。そして、前記無端状搬送帯及び補助無端状搬送帯の何れもがタイミングベルトである場合には、この両者の外周面がゴムで形成され、且つ前記無端状搬送帯の外周面のゴム硬度が、前記補助無端状搬送帯の外周面のゴム硬度よりも高いことが好ましい。このようにすれば、補助無端状搬送帯は、ガラス板に対して十分な緩衝作用を行う役割を果たし、また無端状搬送帯は、ガラス板を確実に支持して搬送する役割を果たすことができる。
一方、上記技術的課題を解決するために創案された本発明に係る装置は、水平姿勢のガラス板を搬送すべく平行に配列された少なくとも一対の無端状搬送帯が、それぞれ独立して駆動輪と従動輪とに巻き掛けられてなり、ガラス板の両縁部が前記一対の無端状搬送帯に載置されて搬送される間に、ガラス板の縁に加工を施すように構成したガラス板の加工装置において、前記一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションを付加するバックテンション付加手段と、これらのバックテンション付加手段により各無端状搬送帯に付加されるバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整するバックテンション調整手段とを備えたことに特徴づけられる。
このような構成によれば、平行に配列された一対の無端状搬送帯にガラス板の両縁部がそれぞれ載置(保持)されて該ガラス板が搬送される過程で、バックテンション付加手段により一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションが付加されると共に、この一対の無端状搬送帯にそれぞれ付加されるバックテンションの大きさは、バックテンション調整手段によりそれぞれ独立して調整される。そして、この装置による作用効果は、対応する構成要件を備えた既述の方法によるものと同一であるので、便宜上、その説明を省略する。
以上のように本発明によれば、一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションが付加されることから、走行時における各無端状搬送帯の張力の変動や伸び量の変化が抑制され、各無端状搬送帯をムラなく安定して走行させることが可能となる。しかも、この一対の無端状搬送帯にそれぞれ付加されるバックテンションの大きさは独立して調整されることから、一方の無端状搬送帯と他方の無端状搬送帯とを、適正に同期して走行させることが可能となり、両無端状搬送帯の相互間における張力の相違や伸び量の相違を可及的に低減できることになる。これにより、一対の無端状搬送帯は、ガラス板の姿勢を狂わせることなく良好な直進性をもって搬送させ得ることになり、ガラス板の縁を曲がり等を生じさせることなく正確な直線縁として研削加工でき、或いは良質のコーナーカット加工を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係るガラス板の加工装置を示す概略側面図、図2は、その加工装置の概略平面図、図3は、その加工装置の構成要素である無端状搬送帯(タイミングベルト)の要部縦断正面図、図4は、同無端状搬送帯の要部縦断側面図、図5は、同無端状搬送帯の要部拡大縦断正面図である。
図1及び図2に示すように、板ガラスの加工装置1は、水平姿勢のガラス板2の両縁部を載せてガラス板2を矢印A方向に搬送すべく所定距離を隔てて平行に配列された一対の無端状搬送帯3を備え、この一対の無端状搬送帯3は、それぞれ独立して駆動輪4と従動輪5とに巻き掛けられている。この実施形態では、無端状搬送帯(以下、主ベルトという)3は、歯付きベルトであるタイミングベルトからなり、駆動輪(以下、駆動プーリという)4及び従動輪(以下、従動プーリという)5は、何れも歯付きプーリであるタイミングプーリからなる。尚、一対の主ベルト3の相互間中央には、ガラス板2の幅方向中央部を載せて主ベルト3と同方向に走行する丸ベルト6からなる無端状搬送帯が配列されている。
一対の主ベルト3が巻き掛けられた一対の駆動プーリ4は、それぞれサーボモータ等の電動モータからなる駆動モータ7の出力軸に減速機を介して連結されている。そして、駆動モータ7の出力軸から回転力(回転トルク)が駆動プーリ4に伝達されることにより、駆動プーリ4が矢印a方向に回転し、これに伴って主ベルト3がガラス板2を矢印A方向に搬送すべく走行するように構成されている。
一方、一対の主ベルト3が巻き掛けられた一対の従動プーリ5は、サーボモータやトルクモータ等の電動モータからなる制動モータ8の出力軸に減速機を介して連結されている。そして、制動モータ8の出力軸から点線矢印bで示す逆回転力(逆トルク)が従動プーリ5に伝達されることにより、ガラス板2を矢印A方向に搬送すべく走行している主ベルト3にバックテンションが付加されるようになっている。
この場合、一対の主ベルト3には、各制動モータ8によりそれぞれ独立してバックテンションが付加されると共に、これらのバックテンションの大きさは、それぞれ独立して調整するように構成されている。この実施形態では、一対の駆動モータ7の電流値を個別に検出する電流値検出手段9と、この電流値検出手段9からの信号に基づいて一対の制動モータ8の電流値をそれぞれ独立して可変制御する制御手段10とが設けられている。そして、この制御は、一方の駆動モータ7の電流値と他方の駆動モータ7の電流値とが同等(同一もしくは略同一)になるように、対応する一方及び他方の制動モータ8の電流値つまりバックテンションの大きさを個別に調整するものである。従って、この実施形態では、制動モータ8がバックテンション付加手段を構成し、制御手段10がバックテンション調整手段を構成している。
また、一対の主ベルト3における引張り側部位(上側部位)3aの下方には、それぞれ当該引張り側部位3aの略全長に亘って一直線上に延びる支持部材11が配設され、この支持部材11の上面が当該引張り側部位3aの内面(歯面)に接触している。また、この一対の主ベルト3における弛み側部位(下側部位)3bの下方には、それぞれ複数のローラ12が長手方向に沿って配設され、これらのローラ12の周面が当該弛み側部位3bの外面に接触している。そして、この支持部材11及び複数のローラ12によって、走行時における主ベルト3の引張り側部位3a及び弛み側部位3bの垂れ下がりをそれぞれ阻止する構成とされている。
更に、一対の主ベルト3における引張り側部位3aの上流側には、それらの上面に跨る領域に、ガラス板2の位置決め(センタリング)を行う位置決め領域13が設けられている。そして、これらの主ベルト3の上方空間には、位置決め領域13を除く領域、詳しくは位置決め領域13の下流側に隣接する領域に、各主ベルト3との間でガラス板2を挟持して搬送する一対の補助無端状搬送帯14が平行に配列されている。そして、この一対の補助無端状搬送帯14は、それぞれ独立して補助駆動輪15と補助従動輪16とに巻き掛けられている。この実施形態では、補助無端状搬送帯(以下、補助ベルトという)14は、歯付きベルトであるタイミングベルトからなり、補助駆動輪(以下、補助駆動プーリという)15及び補助従動輪(以下、補助従動プーリという)16は、何れも歯付きプーリであるタイミングプーリからなる。
この場合、一対の補助駆動プーリ15は、それぞれサーボモータ等の電動モータからなる補助駆動モータ17の出力軸に減速機を介して連結され、補助駆動モータ17の出力軸から回転力(回転トルク)が補助駆動プーリ15に伝達されることにより、補助駆動プーリ15が矢印c方向に回転し、これに伴って補助ベルト14がガラス板2を矢印A方向に搬送すべく走行するように構成されている。また、一対の補助従動プーリ16は、サーボモータやトルクモータ等の電動モータからなる補助制動モータ18の出力軸に減速機を介して連結され、補助制動モータ18の出力軸から点線矢印dで示す逆回転力(逆トルク)が補助従動プーリ16に伝達されることにより、ガラス板2を矢印A方向に搬送すべく走行する補助ベルト14にバックテンションが付加されるようになっている。この実施形態では、補助駆動モータ17の回転駆動力は、上述の駆動モータ4の回転駆動力よりも小さく設定され、これに伴って補助ベルト14は主ベルト3よりも小さい駆動力で走行するように構成されている。また、これに起因して必然的に、補助ベルト14に付加されるバックテンションは、主ベルト3に付加されるバックテンションよりも小さくなるように設定されている。尚、図示しないが、この補助ベルト14についても、一方の補助駆動モータ17の電流値と他方の補助駆動モータ17の電流値とが同等になるように、対応する一方及び他方の補助制動モータ18の電流値つまりバックテンションを個別に調整するようにしてもよい。
更に、一対の補助ベルト14における引張り側部位(下側部位)14aの上方には、それぞれ板バネ等の弾性体19により下方に付勢された押さえ部材20(例えば超高分子量ポリエチレンからなる)が当該引張側部位14aの略全長に亘って複数個配列され、これらの押さえ部材20の下面は、当該引張り側部位14aの内面(歯面)に接触している。これにより、各補助ベルト14は、引張り側部位14aがそれぞれ押さえ部材20により下方に押し付けられながら走行する構成とされている。また、この一対の補助ベルト14における弛み側部位14b(上側部位)の下方には、複数のローラ21が長手方向に沿って配設され、これらのローラ21の周面が当該弛み側部位14bの内面(歯面)に接触している。これにより、走行時における補助ベルト14の弛み側部位14bの垂れ下がりを阻止する構成とされている。
そして、主ベルト3と補助ベルト14とが重複するガラス板2の搬送経路の両側方、つまり主ベルト3と補助ベルト14とに挟持された状態にあるガラス板2の搬送経路の両側方には、ガラス板2の両縁に対して研削加工やコーナーカット加工を施すための回転砥石等からなる研削ツール22がそれぞれ配備されている。この場合、研削ツール22からガラス板2の縁に対しては、搬送方向と直交し又は斜めとなる方向に主として研削圧力が作用するようになっている。
この場合、主ベルト3(補助ベルト14も同様)は、図3及び図4に示すように、歯3x(14x)が刻設され且つ芯金(例えばステンレス鋼製)3y(14y)が埋設されてなる搬送帯本体3c(14c)の外周側に、例えばCRゴム(クロロプレンゴム)等のゴムからなる外面帯3d(14d)が一体に固着されている。そして、主ベルト3の外面帯3dのゴム硬度は、補助ベルト14の外面帯14dのゴム硬度よりも高硬度とされている。
このような構成を備えたガラス板の加工装置1によれば、先ず主ベルト3の上流側における位置決め領域13で正確な位置及び姿勢にセンタリングされたガラス板2は、走行している一対の主ベルト3と一対の補助ベルト14との間に挿入された後、両ベルト3、14により挟持された状態で搬送される間に、両縁が研削ツール22によって研削加工及びコーナーカット加工される。その場合、ガラス板2を挟持して搬送状態に特に影響を及ぼす一対の主ベルト3は、各駆動モータ7により走行状態にある時には、各制動モータ8の作用により個別にバックテンションが付加されるため、従動プーリ5が空転する場合等のようにバックテンションが付加されない場合に比して、張力や伸び量の周期的な変動等が生じ難くなる。しかも、この実施形態では、電流値検出手段9が各駆動モータ7の電流値を個別に検出し、制御手段10は、その二つの電流値が同等になるように、対応する各制動モータ8の電流値を可変制御してバックテンションを個別に調整する構成であるため、一対の主ベルト3は、同等の条件でガラス板2の両縁部にそれぞれ送りを付与することになる。これにより、ガラス板2は優れた直進性をもって搬送されることになるため、ガラス板2の両縁が研削ツール22によって曲がり等を生じることなく正確に直線状に加工されると共に、狂いのないコーナーカットが行われる。
更に、既述の主ベルト3の場合と同様に、一対の補助ベルト14についてもバックテンションが個別に付与されるため、ガラス板2の搬送性が一層改善されるのみならず、それらのバックテンションを個別に調整することにより、ガラス板2をより優れた直進性をもって搬送し得ることになる。
尚、この実施形態では、一対の主ベルト3を走行させる駆動モータ7の電流値を電流値検出手段9によりそれぞれ検出し、制御手段10が、電流値検出手段9からの各信号に基づいて、一対の制動モータ8の電流値を可変制御するようにしたが、例えば、一対の駆動モータ7の電流値をモニタ等の表示手段に表示させ、作業者が、その表示手段を視認しながら、一対の制動モータ8の電流値を個別に調整するようにしてもよい(必要に応じて補助ベルト14も同様)。
また、この実施形態では、一対の主ベルト3のバックテンションを調整する際の判断基準値として、各駆動モータ7の個々の電流値を使用したが、これに代えて、各主ベルト3の個々の移動速度値、または各駆動モータ7の出力軸の個々の回転トルク値、もしくは各主ベルト3の個々のテンション値を使用してもよい(必要に応じて補助ベルト14も同様)。
更に、この実施形態では、バックテンションが付加される主ベルト3及びこれに付随する補助ベルト14を平面視で二列に配列したが、これと同様の構成を備えたベルト3、14を平面視で三列以上に配列してもよい。
以上の構成に加えて、主ベルト3(必要に応じて補助ベルト14)には、ガラス板2の位置決め及び搬送を良好に行わせるために、以下に示すような構成が付加されている。即ち、主ベルト3の外表面には、長手方向に延びる複数の溝(好ましくは、主ベルト3の全長に亘って連続した溝)23が形成されている。これらの溝23の幅方向の配列ピッチPは、5〜20mm、好ましくは10mm程度とされている。また、図5に示すように、これらの溝23は断面が円弧状をなし、その溝深さSは、0.2〜1.0mm、好ましくは0.5mm程度であると共に、その溝幅Tは、0.5〜2.0mm、好ましくは1.0mmである。そして、このような数値範囲内にあることを条件として、これらの溝23の溝幅Tと溝深さSとの関係は、S<T<S×3とされる。このように主ベルト3に複数の溝23が形成される場合には、位置決め領域13における主ベルト3上に、ノズル等からなる水供給手段を用いて水が供給される。
このような構成であると、位置決め領域13でのガラス板2に対する位置決めが従来よりも円滑且つ適正に行われると共に、この位置決め後にガラス板2を搬送しながら研削加工等を行う際に従来よりも優れたガラス板2の直進性を得ることができる。即ち、従来のガラス板を搬送するベルトの外表面には、溝が形成されていなかったため、このベルト上で水平姿勢のガラス板の位置決めを行うべく、ガラス板を移動させる場合には、ベルトの外表面とガラス板との間における摺動抵抗或いは摩擦抵抗が大きく、これに起因してガラス板の位置決め移動に支障が生じるばかりでなく、ガラス板のベルトとの接触面に、摺動による傷が付くおそれがある。しかも、ガラス板をベルト上に載せて負圧吸引保持或いは挟持して搬送しながら、ガラス板の縁を切削加工やコーナーカット加工する場合には、ガラス板に搬送方向と直交する方向または斜め方向に切削圧力が作用するが、その場合にベルトの外表面に溝が形成されていないと、ガラス板がベルト上で滑る確率が高くなり、その姿勢が狂い或いは直進搬送が阻害されるおそれがある。
これに対して、上述のように、主ベルト3の外表面に複数の溝23が形成されている場合には、位置決め領域13でガラス板2と主ベルト3の外表面との間に水を供給すれば、水が主ベルト3の溝23に充満され且つ両者間に水の膜が生成されるため、摩擦抵抗が低下してガラス板2は外力の作用により容易にスライドする。従って、位置決め機構からの力を受けてガラス板2は所要の位置及び姿勢に迅速且つ容易に位置決めされ、且つその位置決めに伴う移動時にガラス板2に傷が付くこともない。更に、位置決めが完了した後、ガラス板2を主ベルト3の外表面に押さえ付けた場合には、ガラス板2と主ベルト3との間に膜を形成していた水が溝23を通じて排出され、ガラス板2が主ベルト3の外表面に密着する。従って、ガラス板2が主ベルト3と補助ベルト14とにより挟持されて搬送される間は、ガラス板2は主ベルト3の外表面に密着し、且つ溝23が長手方向に延びていることにより、ガラス板2の特に幅方向に対する滑りを抑える効果が大きくなる。このため、研削ツール22からガラス板2に幅方向の加工圧力が作用しても、ガラス板2は滑りを生じることなく適正に直進搬送される。以上の事項を勘案すれば、主ベルト3(必要に応じて補助ベルト14)に溝23を形成することは、そのベルト3(14)にバックテンションが付加されない場合でも適用することができ、更にはガラス板2を平面視で複数列ではなく単列のベルトで搬送する場合でも適用することができる。但し、バックテンションが付加される場合及び平面視でベルトが複数列で配列される場合には、上記の効果を更に向上させることができる。
この場合、溝23の断面積(流路面積)が大き過ぎると、ガラス板2の位置決めが完了する以前に多量の水が溝23を通じて排出されてしまうため、ガラス板2と主ベルト3との間に十分な水の膜が生成されなくなり、円滑な位置決めを行う上で不利となる。これとは逆に、溝23の断面積が小さ過ぎると、水が溝23を通じて十分に排出されなくなるため、ガラス板2と主ベルト3とが適切に密着しなくなり、研削加工時等にガラス板2に滑りが生じ易くなる。そして、このような不具合を回避すべく、溝23の断面積を適切にする場合には、溝幅Tや溝深さSが重要な要因となる。従って、溝幅T、溝深さS、及びこの両者の関係が、上記の数値範囲内にあれば、このような不具合を回避する上で有利となる。また、溝23の配列ピッチPが小さ過ぎると、溝23の単位幅当たりの本数が不当に多くなり、ガラス板2の位置決めが完了する以前に多量の水が溝23を通じて排出されてしまうため、既述の溝23の断面積が大き過ぎる場合と同様にして、円滑な位置決めを行う上で不利となる。これとは逆に、溝23の配列ピッチPが大き過ぎると、ガラス板2を主ベルト3に押さえ付けた場合に、隣り合う溝23の相互間に水が残ることになり、既述の溝23の断面積が小さ過ぎる場合と同様にして、研削加工時等にガラス板2に滑りが生じ易くなる。従って、溝23の配列ピッチPが上記の数値範囲内にあれば、このような不具合を回避する上で有利となる。
本発明の実施形態に係るガラス板の加工装置を示す概略側面図である。 前記ガラス板の加工装置を示す概略平面図である。 前記ガラス板の加工装置の構成要素である無端状搬送帯(タイミングベルト)を示す要部縦断正面図である。 前記無端状搬送帯を示す要部縦断側面図である。 前記無端状搬送帯を示す要部拡大縦断正面図である。
符号の説明
1 ガラス板の加工装置
2 ガラス板
3 無端状搬送帯(主ベルト)
4 駆動輪(駆動プーリ)
5 従動輪(従動プーリ)
7 駆動モータ
8 バックテンション付加手段(制動モータ)
10 バックテンション調整手段(制御手段)
13 位置決め領域
14 補助無端状搬送帯(補助ベルト)
15 補助駆動輪(補助駆動プーリ)
16 補助従動輪(補助従動プーリ)

Claims (11)

  1. 水平姿勢のガラス板を搬送すべく平行に配列された少なくとも一対の無端状搬送帯が、それぞれ独立して駆動輪と従動輪とに巻き掛けられてなり、ガラス板の両縁部が前記一対の無端状搬送帯に載置されて搬送される間に、ガラス板の縁に加工を施すガラス板の加工方法において、
    前記ガラス板の搬送時に、前記一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションを付加すると共に、これらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整することを特徴とするガラス板の加工方法。
  2. 前記一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とのそれぞれの従動輪に逆回転力を個別に付与することにより、それらの無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションを付加することを特徴とする請求項1に記載のガラス板の加工方法。
  3. 前記一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とで搬送速度が同等になるように、それらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整することを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の加工方法。
  4. 前記一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とでそれぞれの駆動輪付近におけるテンションが同等になるように、それらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整することを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の加工方法。
  5. 前記一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とでそれぞれの駆動輪を回転駆動させる各駆動モータの電流値が同等になるように、それらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整することを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の加工方法。
  6. 前記一対の無端状搬送帯の一方側と他方側とでそれぞれの駆動輪を回転駆動させる各駆動モータの出力軸の回転トルクが同等になるように、それらのバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整することを特徴とする請求項1または2に記載のガラス板の加工方法。
  7. 前記一対の無端状搬送帯の上方に、独立して補助駆動輪と補助従動輪とに巻き掛けられてなる補助無端状搬送帯をそれぞれ配置し、これらの補助無端状搬送帯と前記無端状搬送帯との間でガラス板を挟持して搬送することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のガラス板の加工方法。
  8. 前記補助無端状搬送帯を、前記無端状搬送帯よりも小さい駆動力で走行させることを特徴とする請求項7に記載のガラス板の加工方法。
  9. 前記補助無端状搬送帯が、前記無端状搬送帯の上流側部分を除く領域に配置され、該無端状搬送帯の上流側部分でガラス板の位置決めを行うことを特徴とする請求項7または8に記載のガラス板の加工方法。
  10. 前記無端状搬送帯が、タイミングベルトであることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載のガラス板の加工方法。
  11. 水平姿勢のガラス板を搬送すべく平行に配列された少なくとも一対の無端状搬送帯が、それぞれ独立して駆動輪と従動輪とに巻き掛けられてなり、ガラス板の両縁部が前記一対の無端状搬送帯に載置されて搬送される間に、ガラス板の縁に加工を施すように構成したガラス板の加工装置において、
    前記一対の無端状搬送帯にそれぞれ独立してバックテンションを付加するバックテンション付加手段と、これらのバックテンション付加手段により各無端状搬送帯に付加されるバックテンションの大きさをそれぞれ独立して調整するバックテンション調整手段とを備えたことを特徴とするガラス板の加工装置。
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