JP2005306549A - 搬送ローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】ベルトなどを用いた巻掛伝動によりローラを回転させる場合であっても、その接触部で生じるゴミの発生を抑制することができ、ひいては、製造工程に用いられた場合、製品の歩留まりを向上させることができる搬送ローラを提供する。
【解決手段】本発明の搬送ローラは、清浄な環境下で搬送体を吸着しつつ搬送するものであり、表面に複数条の溝が形成され、前記各溝の底部に所定のピッチで吸引孔が形成された中空円筒状のローラ部と、前記ローラ部に設けられるとともに、伝動部材が巻掛けられ、前記伝動部材が巻き掛けられる領域に、前記ローラ部の内部に連通する連通孔が複数形成された巻掛部と、前記ローラ部を前記伝動部材を介して回転させる駆動部と、前記ローラ部の内部の気体を吸引し、前記搬送体を前記ローラ体に吸着するとともに、前記巻掛部の前記連通孔から吸気する吸引手段とを有する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の搬送ローラは、清浄な環境下で搬送体を吸着しつつ搬送するものであり、表面に複数条の溝が形成され、前記各溝の底部に所定のピッチで吸引孔が形成された中空円筒状のローラ部と、前記ローラ部に設けられるとともに、伝動部材が巻掛けられ、前記伝動部材が巻き掛けられる領域に、前記ローラ部の内部に連通する連通孔が複数形成された巻掛部と、前記ローラ部を前記伝動部材を介して回転させる駆動部と、前記ローラ部の内部の気体を吸引し、前記搬送体を前記ローラ体に吸着するとともに、前記巻掛部の前記連通孔から吸気する吸引手段とを有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、清浄な環境下において、紙、金属、もしくは樹脂またはこれらの複合体などからなるシート体またはフイルムなどの搬送体を、吸着しつつ搬送する搬送ローラに関し、特に、ベルトまたはチェーンなどの伝動部材が巻掛けられる巻掛部からのゴミまたは粉塵などの発生を抑制する搬送ローラに関するものである。
現在、紙を搬送するために、外周面に孔が形成された円筒ロールが用いられている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された紙葉類処理装置においては、紙葉類の取出し手段として、円筒構造の取出しロータが設けられている。この取出しロータは、円周面に複数の貫通孔からなるロータ吸着孔が設けられている。この特許文献1の紙葉類処理装置においては、取出しロータの内部を真空ポンプで負圧にすることにより、紙葉類を1枚ずつ取出すことができる。
特許文献1に開示された紙葉類処理装置においては、紙葉類の取出し手段として、円筒構造の取出しロータが設けられている。この取出しロータは、円周面に複数の貫通孔からなるロータ吸着孔が設けられている。この特許文献1の紙葉類処理装置においては、取出しロータの内部を真空ポンプで負圧にすることにより、紙葉類を1枚ずつ取出すことができる。
また、張力を付与した状態で樹脂フイルムを切断するために、外周に複数の孔が形成されたサクションローラが用いられている。
特許文献1に開示された紙葉類処理装置およびサクションローラにおいては、いずれも清浄な環境下で用いる場合、紙または樹脂フィルムに付着しているゴミなどは、吸引される。しかしながら、ベルトなどを用いた巻掛伝動によりローラを回転させる場合、ベルトとローラ部材との接触によりゴミが発生する。このようなゴミは、清浄環境の清浄度を低下させるという問題点がある。このように、清浄環境の清浄度が低下することにより、搬送する紙または樹脂フイルムにゴミなどが付着する虞があり、ひいては、製品の歩留まりの低下を引き起こすという問題点がある。
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、ベルトなどを用いた巻掛伝動によりローラを回転させる場合であっても、その接触部で生じるゴミの発生を抑制することができ、ひいては、製造工程に用いられた場合、製品の歩留まりを向上させることができる搬送ローラを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、清浄な環境下で搬送体を吸着しつつ搬送する搬送ローラであって、表面に複数条の溝が形成され、前記各溝の底部に所定のピッチで吸引孔が形成された中空円筒状のローラ部と、前記ローラ部に設けられるとともに、伝動部材が巻掛けられ、前記伝動部材が巻き掛けられる領域に、前記ローラ部の内部に連通する連通孔が複数形成された巻掛部と、前記ローラ部を前記伝動部材を介して回転させる駆動部と、前記ローラ部の内部の気体を吸引し、前記搬送体を前記ローラ体に吸着するとともに、前記巻掛部の前記連通孔から吸気する吸引手段とを有することを特徴とする搬送ローラを提供するものである。
また、本発明においては、前記複数条の溝は、それぞれ平行に、前記ローラ部の軸線に対して所定の角度傾斜して設けられているとともに、前記溝が形成されている溝形成領域における前記軸線を2等分する中心線に対して、前記複数条の溝が対称に形成されていることが好ましい。
さらに、本発明においては、例えば、前記ローラ部とともに対をなして、前記搬送体を搬送する従動ローラが設けることもできる。
また、本発明においては、前記搬送体は、例えば、シート体または帯状体である。
また、本発明においては、前記搬送体は、例えば、シート体または帯状体である。
本発明の搬送ローラによれば、前記ローラ部に設けられる巻掛部において伝動部材が巻き掛けられる領域に、ローラ部の内部に連通する連通孔を複数形成することにより、吸引手段により、伝動部材の接触により発生するゴミまたは粉塵、さらには伝動部材に付着しているゴミなども吸引される。このため、搬送ローラの駆動に伴うゴミまたは粉塵の発生も抑制される。これにより、搬送する搬送体のみならず、清浄環境の清浄度も維持できる。
本発明の搬送ローラを、クリーンルームなどの清浄な環境下で製造される樹脂ラミネーションまたは半導体素子などの搬送手段に用いた場合、伝動部材の接触部における粉塵の発生を抑制することができるため、クリーンルームなどの清浄雰囲気にゴミまたは粉塵を撒き散らすことを抑制し、清浄度の劣化を抑制できる。さらには、搬送する搬送体の汚染も防止できるため、製品の歩留まりを向上させることができる。
本発明の搬送ローラを、クリーンルームなどの清浄な環境下で製造される樹脂ラミネーションまたは半導体素子などの搬送手段に用いた場合、伝動部材の接触部における粉塵の発生を抑制することができるため、クリーンルームなどの清浄雰囲気にゴミまたは粉塵を撒き散らすことを抑制し、清浄度の劣化を抑制できる。さらには、搬送する搬送体の汚染も防止できるため、製品の歩留まりを向上させることができる。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明の搬送ローラを詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る搬送ローラを示す模式的部分断面図である。図2は、本実施例の搬送ローラの表面を展開した模式的平面図である。
図1は、本発明の実施例に係る搬送ローラを示す模式的部分断面図である。図2は、本実施例の搬送ローラの表面を展開した模式的平面図である。
本実施例の搬送ローラ10は、例えば、クリーンルームなどの清浄な環境下、またはゴミもしくは粉塵の発生を抑制する必要がある環境で使用されるものである。
図1に示すように、搬送ローラ10は、ローラ部12と、巻掛部14と、回転軸16と、伝動ベルト40と、駆動部42と、吸引部44とを有するものである。
中空円筒状のローラ部12の両端部に巻掛部14が、ローラ部12と一体的に設けられている。これらの各巻掛部14には回転軸16が嵌入されている。
図1に示すように、搬送ローラ10は、ローラ部12と、巻掛部14と、回転軸16と、伝動ベルト40と、駆動部42と、吸引部44とを有するものである。
中空円筒状のローラ部12の両端部に巻掛部14が、ローラ部12と一体的に設けられている。これらの各巻掛部14には回転軸16が嵌入されている。
ローラ部12は、中空円筒状の基体20を有するものである。また、図2に示すように、基体20の表面20aには、基体20の軸線a方向に対して所定角度γ、β傾斜させて複数条の溝22が所定の間隔pで形成されている。これらの溝22は、基体20の溝22が形成された領域における軸線aを2等分する中心線Cに対して対称に形成されている。また、各溝22は、中心線Cで連通するように形成されている。
各溝22の底部には、その延びる方向に対して所定のピッチtで吸引孔24が形成されている。各吸引孔24は、軸線a方向に対して所定角度α、δ傾斜して設けられている。
なお、角度γおよび角度βは絶対値が同じであり、角度αおよび角度δも絶対値は同じである。
なお、角度γおよび角度βは絶対値が同じであり、角度αおよび角度δも絶対値は同じである。
巻掛部14は、搬送ローラ10を回転させるための部材であり、中空円筒部材からなり、基体20の両端部に設けられるものである。この巻掛部14は、回転を伝達するためのベルト40(伝動部材)が巻き掛けられる。
また、巻掛部14は、外径が基体20と略同じであり、ベルト40が巻き掛けられる断面形状が台形の凹部30が外周に沿って形成されている。凹部30の底部には、連通孔32が、その底部の表面に沿って、所定の間隔で複数形成されている。すなわち、ベルト40が巻き掛けられる領域に連通孔32が複数形成されている。この連通孔32は、ローラ部12の内部と連通している。
また、巻掛部14は、外径が基体20と略同じであり、ベルト40が巻き掛けられる断面形状が台形の凹部30が外周に沿って形成されている。凹部30の底部には、連通孔32が、その底部の表面に沿って、所定の間隔で複数形成されている。すなわち、ベルト40が巻き掛けられる領域に連通孔32が複数形成されている。この連通孔32は、ローラ部12の内部と連通している。
また、この凹部30を挟むようにして、外周に沿う2本平行な溝34、36が形成されている。これらの溝34、36には所定の間隔で貫通孔34a、36aが形成されている。この溝34は、基体20に形成された溝22と連通している。
凹部30に巻き掛けられたベルト40は、プーリ、およびギアなど介して駆動部42に接続される。この駆動部42は、例えば、モータと、モータの回転数、および回転方向などを制御する制御部を有する。この駆動部42により、搬送ローラ10が回転される。
本実施例においては、ベルト40は、特に限定されるものではない。例えば、Vベルト、平ベルト、丸ベルト、および歯付きベルトを用いることができる。さらに、本発明においては、伝動部材として、チェーンを用いることもできる。この場合、凹部30は、その形状が適宜変更される。
本実施例においては、ベルト40は、特に限定されるものではない。例えば、Vベルト、平ベルト、丸ベルト、および歯付きベルトを用いることができる。さらに、本発明においては、伝動部材として、チェーンを用いることもできる。この場合、凹部30は、その形状が適宜変更される。
回転軸16は、図3に示すように、フランジ部と、段部16cとを有する段付き丸棒である。この回転軸16は、中心部に、軸線a方向に延びる貫通孔16aが形成されている。回転軸16は、フランジ部が巻掛部14に嵌入される。
この貫通孔16aに、パイプ(図示せず)が挿入されており、このパイプに吸引手段44が接続されている。この吸引手段44は、例えば、真空ポンプである。吸引手段44により、搬送ローラの10の内部が負圧にされる。これにより、吸引孔24、連通孔32および貫通孔34a、36aから吸気される。
この貫通孔16aに、パイプ(図示せず)が挿入されており、このパイプに吸引手段44が接続されている。この吸引手段44は、例えば、真空ポンプである。吸引手段44により、搬送ローラの10の内部が負圧にされる。これにより、吸引孔24、連通孔32および貫通孔34a、36aから吸気される。
本実施例の搬送ローラ10においては、駆動部42により、ベルト40を介して、例えば、回転方向Rに回転させるとともに、吸引手段44を動作させる。これにより、ローラ部12および巻掛部14の内部を負圧にし、紙またはフイルムなどの搬送体をローラ部12に吸着させて搬送することができる。また、連通孔32から、ベルト40の接触により発生するゴミおよび粉塵、更にはベルト40に付着しているゴミおよび粉塵も吸引される。
このように、本実施例においては、ローラ部12に設けた紙またはフイルムなどの搬送体を吸着するための吸引孔24を設け、更にベルト40が巻き掛けられる凹部30の底部に連通孔32を所定の間隔で設けることにより、ベルト40の接触により発生するゴミおよび粉塵、更にはベルト40に付着しているゴミおよび粉塵も吸引される。このため、ベルト40の摺動などにより発生するゴミまたは粉塵による清浄環境の清浄度の低下を抑制することができる。これにより、クリーンルームなどの清浄雰囲気にゴミまたは粉塵を撒き散らすことを抑制できる。さらには、搬送するシート体または帯状体の清浄度も向上させることができるため、製品の歩留まりを向上させることができる。
このため、搬送ローラ10を、例えば、クリーンルームなどの清浄な環境下で製造される樹脂ラミネーションまたは半導体素子などの搬送手段に用いた場合、ベルト40の接触部における粉塵の発生を抑制することができる。このため、クリーンルームなどの清浄雰囲気にゴミまたは粉塵を撒き散らすことを抑制し、清浄度の劣化を抑制でき、さらには、搬送する搬送体の汚染も防止できるため、製品の歩留まりを向上させることができる。
このため、搬送ローラ10を、例えば、クリーンルームなどの清浄な環境下で製造される樹脂ラミネーションまたは半導体素子などの搬送手段に用いた場合、ベルト40の接触部における粉塵の発生を抑制することができる。このため、クリーンルームなどの清浄雰囲気にゴミまたは粉塵を撒き散らすことを抑制し、清浄度の劣化を抑制でき、さらには、搬送する搬送体の汚染も防止できるため、製品の歩留まりを向上させることができる。
また、本実施例においては、ローラ部12および巻掛部14ともに円筒状部材で構成しており、吸引手段44により搬送ローラ10の内部全体を負圧にし、吸引孔24、連通孔32および貫通孔34a、36aから吸気することができる。このように特別な構成にすることなく、簡単な構成とすることができる。
さらに、本実施例においては、吸引孔24を基体20の表面20aに形成するのではなく、溝22の底部に形成することにより、紙などの搬送体を吸着して搬送する場合、密着せずに、溝22の深さだけ、搬送体と吸引孔24との間に隙間が生じる。このため、ゴミまたは粉塵などを効率よく、吸引することができる。また、溝22がガイドの役割を果たし、搬送体の蛇行も抑制できる。
また、本実施例においては、搬送ローラ10の回転方向は、図示の回転方向Rの逆方向であってもよく、特に限定されるものではない。なお、溝22が交差する回転方向Rに回転させた場合、紙またはフイルムなどの搬送体を安定して搬送することができる。
本発明の搬送ローラ10は、図3に示すような搬送ローラ対100に適用できる。
図3は、本発明の実施例に係る搬送ローラを用いた搬送ローラ対を示す模式的部分断面図である。なお、図3においては、図1に示す駆動部42および吸引手段44の図示を省略している。
図3は、本発明の実施例に係る搬送ローラを用いた搬送ローラ対を示す模式的部分断面図である。なお、図3においては、図1に示す駆動部42および吸引手段44の図示を省略している。
図3に示すように、搬送ローラ対100は、本実施例の搬送ローラ10と対を成して従動ローラ50が設けられている。この従動ローラ50は、例えば、円筒状の中空ローラであり、両端に回転支持軸52が設けられている。
また、搬送ローラ10が、台60に設けられた脚部62に、フレーム64を介して取り付けられている。フレーム64は、軸線a方向に延びる板状の基材64aと、この基材64aの軸線a方向における両端部に立設された取付部64bとを有する。
この取付部64bに回転軸16が軸支される。また、この取付部64bから突出した軸部(段部16c)にフランジ66が取り付けられている。回転軸16の段部16cには、ベアリング68が設けられており、これにより、搬送ローラ10は、フレーム64に回転可能に軸支される。
これ以外の構成は、図1および図2に示すものと同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施例においては、このような搬送ローラ対として使用した場合であっても、上述の効果を得ることができることはいうまでもない。
また、搬送ローラ10が、台60に設けられた脚部62に、フレーム64を介して取り付けられている。フレーム64は、軸線a方向に延びる板状の基材64aと、この基材64aの軸線a方向における両端部に立設された取付部64bとを有する。
この取付部64bに回転軸16が軸支される。また、この取付部64bから突出した軸部(段部16c)にフランジ66が取り付けられている。回転軸16の段部16cには、ベアリング68が設けられており、これにより、搬送ローラ10は、フレーム64に回転可能に軸支される。
これ以外の構成は、図1および図2に示すものと同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施例においては、このような搬送ローラ対として使用した場合であっても、上述の効果を得ることができることはいうまでもない。
また、本実施例の搬送ローラ10を搬送ローラ対100に適用した例について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。これ以外にも、清浄な環境下で使用されるものであれば、テンションローラにも、本発明の搬送ローラを適用することができる。
また、ローラ部に設けた溝は、所定の角度γ、β傾斜させたものとしたが、本発明において、この角度γ、βは、特に限定されるものではなく、0°〜90°の範囲のいずれでもよい。
また、ローラ部に設けた溝は、所定の角度γ、β傾斜させたものとしたが、本発明において、この角度γ、βは、特に限定されるものではなく、0°〜90°の範囲のいずれでもよい。
さらに、本発明においては、搬送体は、その形態および材質は、特に限定されるものではない。形態としては、例えば、シート体、またはロール状に巻き回された帯状体であってもよい。さらに、材質としては、例えば、紙、金属、もしくは樹脂またはこれらの複合体などであってもよい。
本発明は、基本的に以上のようなものである。以上、本発明の搬送ローラについて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良または変更をしてもよいのはもちろんである。
10 搬送ローラ
12 ローラ部
14 巻掛部
16 回転軸
20 基体
22、34、36 溝
24 吸引孔
30 凹部
32 連通孔
34a、36a 貫通孔
40 ベルト
42 駆動部
44 吸引手段
50 従動ローラ
52 回転支持軸
66 フランジ
68 ベアリング
a 軸線
R 回転方向
12 ローラ部
14 巻掛部
16 回転軸
20 基体
22、34、36 溝
24 吸引孔
30 凹部
32 連通孔
34a、36a 貫通孔
40 ベルト
42 駆動部
44 吸引手段
50 従動ローラ
52 回転支持軸
66 フランジ
68 ベアリング
a 軸線
R 回転方向
Claims (4)
- 清浄な環境下で搬送体を吸着しつつ搬送する搬送ローラであって、
表面に複数条の溝が形成され、前記各溝の底部に所定のピッチで吸引孔が形成された中空円筒状のローラ部と、
前記ローラ部に設けられるとともに、伝動部材が巻掛けられ、前記伝動部材が巻き掛けられる領域に、前記ローラ部の内部に連通する連通孔が複数形成された巻掛部と、
前記ローラ部を前記伝動部材を介して回転させる駆動部と、
前記ローラ部の内部の気体を吸引し、前記搬送体を前記ローラ体に吸着するとともに、前記巻掛部の前記連通孔から吸気する吸引手段とを有することを特徴とする搬送ローラ。 - 前記複数条の溝は、それぞれ平行に、前記ローラ部の軸線に対して所定の角度傾斜して設けられているとともに、前記溝が形成されている溝形成領域における前記軸線を2等分する中心線に対して、前記複数条の溝が対称に形成されている請求項1に記載の搬送ローラ。
- 前記ローラ部とともに対をなして、前記搬送体を搬送する従動ローラが設けられている請求項1または2に記載の搬送ローラ。
- 前記搬送体は、シート体または帯状体である請求項1〜3のいずれか1項に記載の搬送ローラ。
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-
2004
- 2004-04-21 JP JP2004125643A patent/JP2005306549A/ja active Pending
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Effective date: 20070315 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
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