JP2015535001A - アミンのアシル化法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、アミド結合の形成に関連するものである。より具体的には、本発明は、OGで示され、式中、Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、R1は、側鎖置換基であり、かつX1、X2の1つは、窒素であり、かつ他の2つは炭素であるオルガノゲル化剤化合物(OG)の製造方法に関する。本発明の方法は、有益な流動特性を有し、前記特性が、これらの反応混合物の全ての部分の十分な撹拌を可能にし、こうして、反応相手同士の適切な混合および/または熱の放散を達成することを可能にする反応混合物を使用する。前記の有益な流動特性は、末端ピリジン−カルボン酸のカップリングに適した活性化を使用することによって達成される。

Description

本発明は、アミド結合の形成に関連するものである。より具体的には、本発明は、以下に示されるオルガノゲル化剤化合物(OG)
Figure 2015535001
[式中、Lは、分子量14g/モル〜500g/モルの結合部であり、R1は、側鎖置換基であり、かつX1、X2およびX3は、炭素および窒素から選択される]の製造方法に関する。
上述のオルガノゲル化剤組成物は、当該技術分野において、液体組成物を増粘するゲル化剤として作用することが知られている。かかるゲル化剤は、例えば、WO 2011/112912 A1およびWO 2011/112887 A1に記載されている。
オルガノゲル化剤化合物は、本願ではオルガノゲル化剤とも呼ばれるが、それは一般に、例えば液体洗剤組成物などの液体消費者製品に構造と心地よい手触りを提供するために使用される。更に、オルガノゲル化剤は、かかる組成物内の他の成分、例えば酵素および漂白剤などの成分を安定化するために使用できる。しかしながら、オルガノゲル化剤は、オルガノゲル化剤と他の成分との間の不相容性を妨げ、かつ曇りなどの不所望な二次作用を妨げるために、それらの都度の用途について慎重に選択する必要がある。
本発明のオルガノゲル化剤は、現在使用されている他のゲル化剤に対して、広い範囲の消費者製品と相容性であり、かつ製品の透明性に影響を及ぼさないなどといった、大きな利点を有する。
オルガノゲル化剤の合成経路は、WO 2011/112887 A1に記載されている。しかしながら、そこに記載される合成は、費用がかかり時間を消費するものである。従って、当該技術分野では、オルガノゲル化剤を得るためのより廉価かつ迅速な経路が必要とされている。
オルガノゲル化剤の製造方法は、得られたオルガノゲル化剤の存在が反応混合物の決定的な流動特性を変更することによって複雑なものとなる。結果として、反応混合物の全ての部分に十分な撹拌をもたらすことが不可能となり、こうして、反応相手同士の適切な混合および/または熱の放散を達成することが不可能になることがある。
本願に示されるように、ここで、中心のジアミンリンカーに末端ピリジン−カルボン酸をカップリングさせるために使用される活性化剤の選択が、相応の反応混合物の流動特性に大きな影響を及ぼすことが判明した。
より具体的には、慣例の酸塩化物での活性化が、高い粘度の結果として撹拌できない反応混合物をもたらし、こうして非常に低い収率を生ずる一方で、前記末端ピリジン−カルボン酸を塩化スルホニルで活性化することにより、反応をスムーズにかつ良好な収率で進めることが可能となることが判明した。
塩化スルホニルでの活性化は、ピリジン−カルボン酸を、上記の化合物OGの中心のジアミド−リンカーに効率的にカップリングさせることを可能にし、それによりオルガノゲル化剤を得ることが可能となる。
従って、本発明は、式I
Figure 2015535001
の化合物の製造方法であって、ステップ(a)において、式II
Figure 2015535001
の化合物を、塩化スルホニルRSCと、溶媒SA中で、塩基BAと一緒に、温度θAで反応させることで、反応混合物RAを得て、そしてステップ(b)において、式III
Figure 2015535001
の化合物を、溶媒SB中に塩基BBと一緒に温度θBで溶解させることで、引き続き反応混合物RBを得て、そしてステップ(c)において、反応混合物RAおよびRBを温度θCで合することで、反応混合物RCを得て、その際、反応混合物RC中の式IIおよび式IIIの化合物の合計濃度を表すΣconcが、CRLないしCRUの範囲にあり、前記式中、
1は、独立して、水素原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリール、C1〜C4−アルキル−C(O)Yから選択され、
Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、
Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、かつ
1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素である、前記製造方法を提供する。
本発明の文脈においては、以下の定義が使用される。
アルキルは、直鎖状の、分枝鎖状の、または環状の炭化水素鎖である。また、直鎖状、分枝鎖状および環状の炭化水素鎖の組み合わせであってもよい。Cn〜Cm−アルキルは、n〜m個の炭素原子を有するアルキルである。
アリールは、芳香族炭化水素である。アリールは、単環式または多環式であってよい。多環式のアリールの場合に、個々の芳香族環は縮合されていてもよく、または炭素−炭素の単結合によって連結されていてもよい。好適なアリールの例は、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントリルまたはフェナントリルである。Cn〜Cm−アリールは、n〜m個の炭素原子を有するアリールである。
ヘテロアリールは、1〜4個のヘテロ原子、好ましくは1〜2個のヘテロ原子を含む芳香族炭化水素である。ヘテロ原子は、独立して、窒素、酸素、硫黄から選択される。ヘテロアリールは、単環式または多環式であってよい。ヘテロアリールは、その炭素原子または窒素原子のいずれかを通じて主分子に結合されていてよい。Cn〜Cm−ヘテロアリールは、n〜m個の炭素原子と1〜4個のヘテロ原子とを有するヘテロアリールである。
アルキルアリールは、1つ以上のアルキルで置換されたアリールである。アルキルアリールは、そのアルキル炭素原子またはアリール炭素原子のいずれかを通じて該分子の残部に結合されていてよい。Cn〜Cm−アルキルアリールは、n〜m個の炭素原子を含む。
アルキルヘテロアリールは、1つ以上のアルキルで置換されたヘテロアリールである。前記アルキル置換基は、そのヘテロアリールの炭素原子またはヘテロ原子のいずれかを通じて該ヘテロアリールに結合されていてよい。前記アルキルヘテロアリール基は、そのアルキルの炭素原子および/またはヘテロアリールの炭素原子もしくはヘテロ原子のいずれかを通じて該分子の残部に結合されていてよい。
ヒドロキシアルキルは、1つ以上のヒドロキシル基を有するアルキルである。Cn〜Cm−ヒドロキシアルキル基は、n〜m個の炭素原子を含む。
チオエーテルは、2つのアルキルがチオエーテル結合によって結合されている部分である。Cn〜Cm−チオエーテル基は、全体でn〜m個の炭素原子を含む。チオエーテル基は、その炭素原子のいずれかを通じて該分子の残部に結合されていてよい。
アルキルヒドロキシアリールは、アリールの炭素原子のいずれかにヒドロキシル基を有するアルキルアリールである。前記アルキルヒドロキシアリールは、そのアルキル炭素原子および/またはアリール炭素原子のいずれかを通じて該分子の残部に結合されていてよい。Cn〜Cm−アルキルヒドロキシアリールは、n〜m個の炭素原子を含む。
アルキル−C(O)Yは、C(O)Y基を有するアルキルであって、C(O)が、カルボニル官能基であり、かつYが、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、かつR2、R3およびR4が、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択されるアルキルである。Cn〜Cm−アルキル−C(O)Yは、カルボニル結合したアルキル内にそのカルボニル炭素原子自体を除いてn〜m個の炭素原子を含む。
塩基BAおよびBBは、本発明の方法を実施するのに適した塩基の混合物を含む任意の塩基であってよい。好適な有機塩基は、プロトン受容体として作用し、通常は窒素原子を含むものである。更に、好適な無機塩基は、当業者によって選択されうる。
溶媒SAおよびSBは、非プロトン性有機溶媒である。
好適な非プロトン性有機溶媒は、ジクロロメタン、メチル t−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、1,4−ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、アセトン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、t−ブタノール、2−プロパノールまたはそれらの混合物を含む。本発明の文脈においては、t−ブタノールおよび2−プロパノールは、非プロトン性有機溶媒と見なされる。
温度θA、θB、θCは、相応の反応の実施に適した範囲で選択してよい。温度θAは、溶媒SAが液体状態にある範囲で選択されるべきである。温度θBは、溶媒SBが液体状態にある範囲で選択されるべきである。温度θCは、SAおよびSBが液体状態にある範囲で選択されるべきである。
Σconcは、反応混合物RC中の式IIおよび式IIIの化合物の合計濃度である。Σconcは、項:Σconc=(RC中の式IIによる化合物の物質量+RC中の式IIIによる化合物の物質量)/反応混合物RCの容量によって定義される。本発明によれば、Σconcは、CRLないしCRUの範囲で選択される。
CRLは、Σconcの下限値であり、かつCRUは、Σconcの上限値である。
CRLは、本発明の方法を、実用上有用な収率で実用上有用な時間において実施可能にする最低濃度として選択できる。本発明の好ましい実施形態においては、CRLは、以下の濃度:0.01M、0.05M、0.1M、0.2M、0.3M(Mは、モル/lを示す)の1つから選択されるが、但し、前記のように、この濃度は、本発明の方法を実用上有用な収率で実用上有用な時間において実施可能にするものとする。
CRUは、反応混合物RCの基礎を成す溶媒または溶媒混合物中に式Iおよび式IIの化合物を溶解可能な最高濃度として選択できる。本発明の好ましい実施形態においては、CRUは、以下の濃度:3.0M、2.0M、1.0M、0.9M、0.8M、0.7M、0.6M、0.5M、0.4M(Mは、モル/lを示す)の1つから選択されるが、但し、前記のように、この濃度は、反応混合物RCの基礎を成す溶媒または溶媒混合物中に式IIおよび式IIIの化合物を溶解可能にするものとする。
本発明の好ましい実施形態においては、CRLおよびCRUは、以下の濃度から選択されるが、但し、前記のように、濃度CRLは、本発明の方法を実用上有用な収率で実用上有用な時間において実施可能にするものとし、かつ濃度CRUは、反応混合物RCの基礎を成す溶媒または溶媒混合物中に式IIおよび式IIIの化合物を溶解可能にするものとする(Mは、モル/lを示す)
CRL=0.01MかつCRU=3.0M、CRL=0.01MかつCRU=2.0M、CRL=0.01MかつCRU=1.0M、CRL=0.01MかつCRU=0.9M、CRL=0.01MかつCRU=0.8M、CRL=0.01MかつCRU=0.7M、CRL=0.01MかつCRU=0.6M、CRL=0.01MかつCRU=0.5M、CRL=0.01MかつCRU=0.4M
CRL=0.05MかつCRU=3.0M、CRL=0.05MかつCRU=2.0M、CRL=0.05MかつCRU=1.0M、CRL=0.05MかつCRU=0.9M、CRL=0.05MかつCRU=0.8M、CRL=0.05MかつCRU=0.7M、CRL=0.05MかつCRU=0.6M、CRL=0.05MかつCRU=0.5M、CRL=0.05MかつCRU=0.4M
CRL=0.1MかつCRU=3.0M、CRL=0.1MかつCRU=2.0M、CRL=0.1MかつCRU=1.0M、CRL=0.1MかつCRU=0.9M、CRL=0.1MかつCRU=0.8M、CRL=0.1MかつCRU=0.7M、CRL=0.1MかつCRU=0.6M、CRL=0.1MかつCRU=0.5M、CRL=0.1MかつCRU=0.4M
CRL=0.2MかつCRU=3.0M、CRL=0.2MかつCRU=2.0M、CRL=0.2MかつCRU=1.0M、CRL=0.2MかつCRU=0.9M、CRL=0.2MかつCRU=0.8M、CRL=0.2MかつCRU=0.7M、CRL=0.2MかつCRU=0.6M、CRL=0.2MかつCRU=0.5M、CRL=0.2MかつCRU=0.4M
CRL=0.3MかつCRU=3.0M、CRL=0.3MかつCRU=2.0M、CRL=0.3MかつCRU=1.0M、CRL=0.3MかつCRU=0.9M、CRL=0.3MかつCRU=0.8M、CRL=0.3MかつCRU=0.7M、CRL=0.3MかつCRU=0.6M、CRL=0.3MかつCRU=0.5M、CRL=0.3MかつCRU=0.4M。
反応混合物RCにおける式IIによる化合物と式IIIによる化合物との間の化学量論的相関は、本発明の方法の実施に適した範囲で選択される。反応混合物RCにおける式IIによる化合物と式IIIによる化合物との間の好適な化学量論的相関は、(RC中の式IIによる化合物の物質量)/(RC中の式IIIによる化合物の物質量)=1.8:1〜4:1の範囲内で選択できる。本発明の好ましい一実施形態においては、反応混合物RCにおける式IIによる化合物と式IIIによる化合物との間の化学量論的相関は、(RC中の式IIによる化合物の物質量)/(RC中の式IIIによる化合物の物質量)=1.8:1〜2.6:1の範囲内で選択される。
塩化スルホニルは、本発明の方法の実施に適した任意の塩化スルホニル化合物(R−SO2−Cl)であってよい。
好適な塩化スルホニルは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化p−ブロモベンゼンスルホニル、塩化p−ニトロベンゼンスルホニル、塩化メタンスルホニルを含む。
式IIによる化合物は、市販されている。式IIIによる化合物は、市販のジアミンおよびアミノ酸から、当業者によく知られた標準的なペプチド化学により得ることができる。
本発明の好ましい一実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、セリン、トレオニン、グルタミン、アスパラギンの側鎖の1つから選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、X1およびX2は、炭素であり、かつX3は、窒素である。本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、X1およびX3は、炭素であり、かつX2は、窒素である。本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、X2およびX3は、炭素であり、かつX1は、窒素である。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンおよびそれらの混合物から選択される。本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、温度θA、θBおよびθCは、0℃から30℃までの区間で選択される。本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、温度θA、θBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、CRLは、0.1モル/lとして選択され、かつCRUは、0.6モル/lとして選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリール、C1〜C4−アルキル−C(O)Yから選択され、
Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、
Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
温度θA、θBおよびθCは、0℃から30℃までの区間で選択され、
濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.1モル/l、CRU=0.6モル/lとして選択され、
前記塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、セリン、トレオニン、グルタミン、アスパラギンの側鎖の1つから選択され、
Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
前記塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニンの側鎖の1つから選択され、
Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
Yは、独立して、OR2、NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
1およびX2は、炭素であり、かつX3は、窒素であり、
溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
塩基BAおよびBBは、トリエチルアミンとして選択され、
温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
前記塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリール、C1〜C4−アルキル−C(O)Yから選択され、
Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、
Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
温度θA、θBおよびθCは、0℃から30℃までの区間で選択され、
濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.1モル/l、CRU=0.6モル/lとして選択され、
前記塩化スルホニルRSCは、塩化メタンスルホニルである。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、セリン、トレオニン、グルタミン、アスパラギンの側鎖の1つから選択され、
Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
前記塩化スルホニルRSCは、塩化メタンスルホニルである。
本発明のもう一つの好ましい実施形態においては、R1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニンの側鎖の1つから選択され、
Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
Yは、独立して、OR2、NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
1およびX2は、炭素であり、かつX3は、窒素であり、
溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
塩基BAおよびBBは、トリエチルアミンとして選択され、
温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
前記塩化スルホニルRSCは、塩化メタンスルホニルである。
実施例
実施例1 − イソニコチン酸のバリンメチルエステルへのカップリング
方法A:MsClを介したカップリング
実施例1a
Figure 2015535001
バッチ1:
イソニコチン酸(15.3g、0.13モル)を、アセトニトリル(250mL)中に懸濁し、そしてトリエチルアミン(18.0mL、0.13モル)を添加する。該反応混合物を、0〜5℃に冷却し、そして塩化メタンスルホニル(10.1mL、0.13モル)(MsCl)を添加する。該混合物を、15℃で15分間撹拌し、そして0〜5℃に再冷却する。
バッチ2:
バリンエチルエステルHCl(19g、0.11モル)およびトリエチルアミン(58.1mL、0.42モル)を、室温でアセトニトリル(164mL)中に溶解させる。
バッチ2の混合物を、活性化されたイソニコチン酸溶液(バッチ1)へと0〜5℃で1時間かけて添加する。該反応混合物を、室温で1時間にわたり撹拌する。水(80mL)を添加し、そしてアセトニトリルを真空下(50ミリバール)で除去する。メチルイソブチルケトン(130mL)を残留物に添加し、そしてNaOH(50%)溶液の添加によってpHを8.5に調整する。水相を分離し、そしてメチルイソブチルケトンで3回洗浄する(3×30mL)。その洗浄をすることで、該水相のpHは、10〜11へと高められる。有機層を合し、そして溶媒を蒸発させる。赤褐色の結晶質の固体を、真空下で50℃で乾燥させる。収量:24.4g(91%)。
実施例1b
Figure 2015535001
該化合物は、前記と同様にして調製する。
方法A:収率:85%;方法B:収率81%。
1H-NMR (600 MHz, CDCl3): δ = 9.05 (t, J = 2.4 Hz, 1H), 8.75 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 8.14 (m, 1H), 7.41 (m, 1H), 6.75 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.79 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 3.79 (s, 3H), 2.32-2.29 (m, 1H), 1.03 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.01 (d, J = 7.2 Hz, 3H) ppm
実施例1c
Figure 2015535001
該化合物は、前記と同様にして調製する。
方法A:収率:89%;方法B:収率95%。
1H-NMR (600 MHz, CDCl3): δ = 8.60 (m, 1H), 8.53 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 8.18 (d, J = 12.0 Hz, 1H), 7.85 (m, 1H), 7.44 (m, 1H), 4.74 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 3.77 (s, 3H), 2.34-2.30 (m, 1H), 1.04 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 1.02 (d, J = 7.2 Hz, 3H) ppm
方法B:酸塩化物を介したカップリング
実施例1d
バリンエチルエステルHCl(19g、0.11モル)を、アセトニトリル(164mL)中に懸濁し、そして10℃に冷却する。イソニコチン酸塩化物HCl(28.2g、0.16モル)を前記混合物に添加する。トリエチルアミン(42.4g、0.42モル)を、5〜10℃で2.5時間にわたり滴加する。赤褐色の溶液を室温で45分間にわたり撹拌し、そして完全な転化の後に水(50mL)で処理する。アセトニトリルを真空下(50ミリバール)で蒸発させる。メチルイソブチルケトン(95mL)を、水相に添加し、そして、NaOH溶液(50% w/w%)の添加によってpHを8.5に調整する。追加の水(32mL)およびメチルイソブチルケトン(32mL)を添加し、水相を分離し、そしてメチルイソブチルケトン(32mL)で抽出する。合した有機層を、水で3回洗浄する(3×32mL)。その洗浄をすることで、該水相のpHは、10へと調整される。有機相の溶媒を蒸発させ、そして赤褐色の結晶質の固体を、真空下で50℃で乾燥させる。収量:24.0g(90%)。
1H-NMR (600 MHz, DMSO): δ = 8.92 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.74 (d, J = 4.8 Hz, 2H), 7.78 (d, J = 4.2 Hz, 2H), 4.32 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 3.67 (s, 3H), 2.21-2.17 (m, 1H), 0.98 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.94 (d, J = 7.2 Hz, 3H) ppm
実施例2 − イソニコチン酸のN,N−ビス−L−バロイル−1,12−ジアミノドデカンへのカップリング
方法C:MsClを介したカップリング
実施例2a
Figure 2015535001
バッチ1:
イソニコチン酸(5.4g、44ミリモル)を、メチルイソブチルケトン(100mL)中に懸濁し、そしてトリエチルアミン(6.08mL、44ミリモル)を添加する。該反応混合物を、0〜5℃に冷却し、そして塩化メタンスルホニル(3.4mL、44ミリモル)を添加する。該混合物を、15℃で15分間撹拌し、そして0〜5℃に再冷却する。
バッチ2:
N,N−ビス−L−バロイル−1,12−ジアミノドデカン(8.0g、20ミリモル)およびトリエチルアミン(7.0mL、50ミリモル)を、室温でジクロロメタン(60mL)中に溶解させる。
バッチ2の混合物を、活性化されたイソニコチン酸溶液(バッチ1)へと0〜5℃で1時間かけて添加する。該反応混合物を、室温で1時間にわたり撹拌する。60mLの溶媒を留去し、そして残留物をメチルイソブチルケトン(100mL)で処理する。更に60mLの溶媒を700〜800ミリバールで留去する。残留物を、追加のメチルイソブチルケトン(20mL)および水(60mL)で処理する。そのpHを、NaOH(50w/w%溶液)の添加によって11に調整する。有機相を70℃で分離し、そして70℃で水(60mL)で洗浄する。ヘプタン(120mL)を、該有機相に添加し、それを引き続き加熱還流させる。該溶液を65℃にまで冷却し、シードを加え、そして65℃で30分間にわたり撹拌する。得られた懸濁液を1時間にわたり室温に冷却し、そしてこの温度で更に1時間撹拌する。生成物を濾過により単離し、そしてメチルイソブチルケトンで洗浄する(2×40mL)。白色の固体を、真空下で50℃で乾燥させる。収量:10.0g(82%)。
実施例2b
Figure 2015535001
該化合物は、方法Cと同様にして調製する。収率:73%。
1H-NMR (600 MHz, DMSO/HCl): δ = 9.32 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 9.11 (d, J = 5.4 Hz, 4H), 8.48 (d, J = 4.8 Hz, 4H), 8.36 (s, 2H), 4.29 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 3.09-2.84 (m, 4H), 2.21-2.17 (m, 2H), 1.71-1.61 (m, 3H), 1.39-1.30 (m, 5H), 0.95 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 0.94 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 0,88 (s, 2H) ppm
実施例2c
Figure 2015535001
該化合物は、方法Cと同様にして調製する。収率:57%。
1H-NMR (600 MHz, DMSO/HCl): δ = 9.31 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 9.11 (d, J = 6.6 Hz, 4H), 8.91 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 8.49 (d, J = 6.6 Hz, 4H), 7.23 (s, 4H), 4.34-4.29 (m, 6H), 2.26-2.20 (m, 2H), 0.96 (d, J = 7.2 Hz, 6H), 0.92 (d, J = 6.6 Hz, 6H) ppm
実施例2d
Figure 2015535001
該化合物は、方法Cと同様にして調製する。収率:64%。
1H-NMR (600 MHz, DMSO/HCl): δ = 9.34 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 9.09 (d, J = 5.4 Hz, 4H), 8.47 (d, J = 5.4 Hz, 4H), 8.33 (t, J = 6.0 Hz, 2H), 4.26 (t, J = 8.4 Hz, 2H), 3.11-3.08 (m, 2H), 3.03-3.01 (m, 2H), 2.19-2.15 (m, 2H), 1.39 (s, 4 H), 1.26 (s, 4H), 0.94 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 0.92 (d, J = 6.6 Hz, 6H) ppm
方法D:酸塩化物を介したカップリング:
実施例2e
Figure 2015535001
試験1
N,N−ビス−L−バロイル−1,12−ジアミノドデカン(4.0g、10ミリモル)を、メチルイソブチルケトン(50mL)およびジクロロメタン(30mL)中に懸濁し、そして0℃に冷却する。イソニコチン酸塩化物HCl(3.92g、22ミリモル)を前記混合物に添加する。トリエチルアミン(9mL、65ミリモル)を、5〜10℃で2.5時間にわたり滴加する。トリエチルアミンの計量供給後に、その混合物は、撹拌(密閉式精密ガラス(KPG)撹拌機(sealed precision glass (KPG) stirrer)による)が不可能となるレベルの粘度に達した。該反応混合物を、水(100mL)で処理し、そしてジクロロメタンおよびメチルイソブチルケトンを、真空下(50ミリバール)で蒸発させる。メチルイソブチルケトン(150mL)を、水相に添加し、そして、NaOH溶液(50% w/w%)の添加によってpHを8.5に調整する。追加の水(100mL)およびメチルイソブチルケトン(50mL)を添加し、水相を分離し、そしてメチルイソブチルケトン(50mL)で抽出する。合した有機層を、水で3回洗浄する(3×50mL)。その洗浄をすることで、該水相のpHは、10へと調整される。有機相の溶媒を蒸発させ、そして白色の固体を、真空下で50℃で乾燥させる。収量:0.48g(7%)。
試験2
N,N−ビス−L−バロイル−1,12−ジアミノドデカン(4.0g、10ミリモル)を、ジクロロメタン(80mL)中に懸濁し、そして0℃に冷却する。イソニコチン酸塩化物HCl(3.92g、22ミリモル)を前記混合物に添加する。トリエチルアミン(9mL、65ミリモル)を、5〜10℃で2.5時間にわたり滴加する。トリエチルアミンの計量供給後に、その混合物は、撹拌(密閉式精密ガラス(KPG)撹拌機による)が不可能となるレベルの粘度に達した。該反応混合物を、水(100mL)で処理し、そしてジクロロメタンを、真空下(50ミリバール)で蒸発させる。メチルイソブチルケトン(150mL)を、水相に添加し、そして、NaOH溶液(50% w/w%)の添加によってpHを8.5に調整する。追加の水(100mL)およびメチルイソブチルケトン(50mL)を添加し、水相を分離し、そしてメチルイソブチルケトン(50mL)で抽出する。合した有機層を、水で3回洗浄する(3×50mL)。その洗浄をすることで、該水相のpHは、10へと調整される。有機相の溶媒を蒸発させ、そして白色の固体を、真空下で50℃で乾燥させる。収量:0.32g(5%)。
試験3
N,N−ビス−L−バロイル−1,12−ジアミノドデカン(4.0g、10ミリモル)を、アセトニトリル(100mL)中に懸濁し、そして0℃に冷却する。イソニコチン酸塩化物HCl(5.0g、28ミリモル)を前記混合物に添加する。トリエチルアミン(9mL、65ミリモル)を、5〜10℃で2.5時間にわたり滴加する。トリエチルアミンの計量供給の1.5時間後に、その混合物は、撹拌(密閉式精密ガラス(KPG)撹拌機による)が不可能となるレベルの粘度に達した。該反応混合物を、水(100mL)で処理し、そしてアセトニトリルを、真空下(50ミリバール)で蒸発させる。メチルイソブチルケトン(150mL)を、水相に添加し、そして、NaOH溶液(50% w/w%)の添加によってpHを8.5に調整する。追加の水(100mL)およびメチルイソブチルケトン(50mL)を添加し、水相を分離し、そしてメチルイソブチルケトン(50mL)で抽出する。合した有機層を、水で3回洗浄する(3×50mL)。その洗浄をすることで、該水相のpHは、10へと調整される。有機相の溶媒を蒸発させ、そして白色の固体を、真空下で50℃で乾燥させる。収量:0.38g(6%)。
1H-NMR (600 MHz, DMSO): δ = 8.74 (dd, J = 4.2, 1.8 Hz, 4H), 8.63 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 8.06 (t, J = 5.4 Hz, 2H), 7.84 (dd, J = 4.5, 1.8 Hz, 4H), 4.25 (t, J = 8.4 Hz, 2H), 3.16-3.12 (m, 2H), 3.11-2.98 (m, 2H), 2.14-2.07 (m, 2H), 1.40 (s, 4H), 1.22-2.18 (m, 16H), 0.92 (d, J = 6.6 Hz, 6H), 0.91 (d, J = 6.6 Hz, 6H) ppm

Claims (15)

  1. 式I
    Figure 2015535001
    の化合物の製造方法であって、ステップ(a)において、式II
    Figure 2015535001
    の化合物を、塩化スルホニルRSCと、溶媒SA中で、塩基BAと一緒に、温度θAで反応させることで、反応混合物RAを得て、そしてステップ(b)において、式III
    Figure 2015535001
    の化合物を、溶媒SB中に塩基BBと一緒に温度θBで溶解させることで、引き続き反応混合物RBを得て、そしてステップ(c)において、反応混合物RAおよびRBを温度θCで合することで、反応混合物RCを得て、その際、反応混合物RC中の式IIおよび式IIIの化合物の合計濃度を表すΣconcが、CRLないしCRUの範囲にあり、前記式中、
    1は、独立して、水素原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリール、C1〜C4−アルキル−C(O)Yから選択され、
    Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、
    Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、かつ
    1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素である、前記製造方法。
  2. 1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、セリン、トレオニン、グルタミン、アスパラギンの側鎖の1つから選択される、請求項1に記載の方法。
  3. Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択される、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンおよびそれらの混合物から選択される、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 温度θA、θBおよびθCは、0℃から30℃までの区間で選択される、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 温度θA、θBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択される、請求項1から6までのいずれか1項に記載の方法。
  8. CRLは、0.1モル/lとして選択され、かつCRUは、0.6モル/lとして選択される、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方法。
  9. 塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される、請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法。
  10. 1は、独立して、水素原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリール、C1〜C4−アルキル−C(O)Yから選択され、
    Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、
    Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
    1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
    溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
    塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
    温度θA、θBおよびθCは、0℃から30℃までの区間で選択され、
    濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.1モル/l、CRU=0.6モル/lとして選択され、
    前記塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される、請求項1に記載の方法。
  11. 1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、セリン、トレオニン、グルタミン、アスパラギンの側鎖の1つから選択され、
    Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
    Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
    1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
    溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
    塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
    温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
    濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
    前記塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される、請求項1に記載の方法。
  12. 1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニンの側鎖の1つから選択され、
    Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
    Yは、独立して、OR2、NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
    1およびX2は、炭素であり、かつX3は、窒素であり、
    溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
    塩基BAおよびBBは、トリエチルアミンとして選択され、
    温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
    濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
    前記塩化スルホニルRSCは、塩化p−トルエンスルホニル、塩化メタンスルホニルから選択される、請求項1に記載の方法。
  13. 1は、独立して、水素原子、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリール、C1〜C4−アルキル−C(O)Yから選択され、
    Lは、C2〜C20−アルキル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリールから選択され、
    Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
    1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
    溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
    塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
    温度θA、θBおよびθCは、0℃から30℃までの区間で選択され、
    濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.1モル/l、CRU=0.6モル/lとして選択され、
    前記塩化スルホニルRSCは、塩化メタンスルホニルである、請求項1に記載の方法。
  14. 1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、セリン、トレオニン、グルタミン、アスパラギンの側鎖の1つから選択され、
    Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
    Yは、独立して、OR2、−NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
    1、X2、X3の1つは、窒素であり、かつ他の2つは、炭素であり、
    溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
    塩基BAおよびBBは、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびそれらの混合物から選択され、
    温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
    濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
    前記塩化スルホニルRSCは、塩化メタンスルホニルである、請求項1に記載の方法。
  15. 1は、独立して、水素原子、n−ブチル基、t−ブチル基、プロピル基、シクロプロピル基、エチル基、C1〜C4−アルキル−C(O)Yおよびアミノ酸のアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、フェニルアラニンの側鎖の1つから選択され、
    Lは、C6〜C12−直鎖状アルキル基、1,4−ジメチルシクロヘキシル基およびキシレン基から選択され、
    Yは、独立して、OR2、NH2、−NHR3、−NR34から選択され、
    2、R3およびR4は、独立して、C1〜C4−アルキル、C1〜C4−ヒドロキシアルキル、C1〜C4−チオエーテル、C6〜C20−アリール、C7〜C20−アルキルアリール、C7〜C20−アルキルヒドロキシアリール、C4〜C20−アルキルヘテロアリールから選択され、
    1およびX2は、炭素であり、かつX3は、窒素であり、
    溶媒SAおよびSBは、ジクロロメタン、メチルイソブチルケトン、アセトニトリルおよびそれらの混合物から選択され、
    塩基BAおよびBBは、トリエチルアミンとして選択され、
    温度θAおよびθBは、0℃から30℃までの区間で選択され、かつ温度θCは、0℃から10℃までの区間で選択され、
    濃度CRLおよびCRUは、CRL=0.2モル/l、CRU=0.5モル/lとして選択され、
    前記塩化スルホニルRSCは、塩化メタンスルホニルである、請求項1に記載の方法。
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