JP2015525622A - 可動家具部分のための駆動装置 - Google Patents

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Abstract

可動家具部分(2)のための駆動装置(1)であって、この装置(1)は、カージオイド曲線状のスライドトラック(12)内を移動可能なラッチ要素(6)を含んでおり、スライドトラック(12)は、ラッチ要素(6)が可動家具部分(2)の閉動作時に内部で移動する閉部分(49)と、ラッチ要素(6)がロック位置(VS)に内部で保持されるラッチ凹部(13)を有するロック部分(50)と、ラッチ要素(6)が可動家具部分(2)の開動作時に内部で移動可能な開部分(45)と、家具部分(2)が開けられたときに、ラッチ要素(6)を開部分(45)から閉部分(49)へと移動可動にする第1の接続部分(51)とを有しており、開部分(45)と閉部分(49)との間で、ラッチ凹部(13)にさらに近接している第2の接続部分(48)をさらに含んでいることを特徴とする。【選択図】図23

Description

本発明は、可動家具部分のための駆動装置に関する。この装置は、カージオイド曲線状のスライドトラック(軌道)内を移動可能なラッチ要素を備え、このスライドトラックは、ラッチ要素が可動家具部分の閉動作時に内部で移動する閉部分と、ラッチ要素がロック位置において内部で保持されるラッチ凹部を有するロック部分と、ラッチ要素が可動家具部分の開動作時に内部で移動可能な開部分と、家具部分が開けられたときに、ラッチ要素を開部分から閉部分へと移動可能にする第1の接続部分とを有している。本発明は、家具枠体、可動家具部分、および可動家具部分のためのそのような駆動装置を含んだ家具にも関する。
ロック可能な駆出装置の形態である可動家具部分のための駆動装置は、家具付属品産業において長年にわたって既に知られている。この場合には、駆出装置のロック解除は、可動家具部分を閉位置から(押し込むまたは引き出す)動作によって起動され、これによって可動家具部分は自動的に駆出されまたは開けられる。
この点において、カージオイド曲線形態のスライドトラックによるロックは、ロック作用の一般的な種類として確立されている。駆出要素に接続されたラッチ要素はそのスライドトラックのロック部分に保持されており、それによって可動家具部分は閉位置に存在する。可動家具部分を押し込むことで、ラッチ要素もロック部分から外れ、開部分へと移動する。これに到達するとすぐに、駆出力保存手段の応力が解放され、可動家具部分を開方向に駆出させる。この点において、開部分は駆出力保存手段の駆出移動部分とほぼ同じ長さである。駆出力保存手段が完全に脱荷重されるとすぐに、ラッチ要素もスライドトラックの開部分の端部に配置される。この位置から、可動家具部分は自由走行動作で手によってさらに開けられる。
引き込み装置による閉動作または能動的な引き込み動作において、ラッチ要素は開部分を再び通って戻ることはないが、スライドトラックの形態によって、閉位置へとずれる。このため、開部分と閉部分との間に移行領域が提供されている。この移行領域は接続部分と称することもできる。一般的に使用されている駆動装置では、開部分は、ラッチ凹部と第1の接続部分との間で、約3cmから約20cmの間の長さのものである。しかしながら、この移動距離は個別に調節でき、可動家具部分の大きさやその他のパラメータに左右される。
ラッチ凹部におけるラッチ要素の確実なロックを回復させるため、ラッチ要素または制御突起部は、優先権を有する、カージオイド曲線状スライドトラックを備えた知られた駆動装置(例:オーストリア特許出願A614/2011)における閉部分を通して移動されなければならない。しかしながら、駆出動作が、例えば駆出動作中にまだ停止している可動家具部分によるなど、不正確な操作によって妨害されると、ラッチ要素は開部分に留まる。人が可動家具部分を再び閉じようとすると、スライドトラックの形態によって、ラッチ要素が開部分からロック部分へと移動できないため、ラッチ凹部でのラッチ要素のロックはもはや不可能である。ラッチ要素が第1の接続部分に到達し、家具部分が再び閉じられるときに、ラッチ要素が閉部分に移動するまで、人が可動家具部分を開方向に移動させる場合にのみ、確実なロックが可能であろう。
したがって本発明の目的は、従来技術に勝る改良された駆動装置の提供である。特に本発明は、不正確な操作の場合に、駆出プロセスが妨害されたときでも、ロック部分でのラッチ要素のロックを、簡単な方法で可能とすることを目的としている。
この目的は、請求項1の特徴を有する駆動装置によって達成される。したがって本発明によれば、開部分と閉部分との間で、ラッチ凹部にさらに近接した第2の接続部分が提供されている。
換言すれば、ラッチ要素の不正確な操作時に、カージオイド曲線状のスライドトラック全体に沿って移動する必要がなく、カージオイド曲線状のスライドトラックの“ハート形”部分を通る、第2の接続部分の形状のショートカット部が存在する。
閉部分から第2の接続部分へのラッチ要素の不都合な進入を防止するため、好適にはフラップ形態の変形要素が、第2の接続部分と閉部分との間に配置されていることが好ましい。この変形要素は好適にはバネ荷重されており、変形要素は、第2の接続部分から接近するラッチ要素が変形要素と遭遇するときにのみ移動する。
第2の接続部分へのラッチ要素の偏向を保証するため、好適には、開部分は、ラッチ要素を、第1の接続部分と第2の接続部分との間の部分である開部分の一部へ、開動作において偏向させる傾斜偏向手段を有している。この偏向は、第1の接続部分と第2の接続部分との間にある開部分のその部分で閉方向にラッチ要素が移動することを保証する。
さらに好適な実施態様では、スライドトラックが駆動装置のハウジング(筺体)内に提供されており、可動家具部分のための駆出力保存手段によって作用を受ける駆出要素は、ハウジングに対して可動である。スライドトラック内でのラッチ要素の動作を可能にするため、ラッチ要素は駆出要素に、移動可能に、好適には旋回可能に取り付けられていることが好適である。
特許保護は、家具枠体と、可動家具部分と、可動家具部分のための本発明による駆動装置とを含んだ家具にも請求される。駆動装置のそれぞれの形態に応じて、駆動装置を、家具枠体に配置することができ、可動家具部分を能動的に駆出するか、または可動家具部分に配置することで、駆動装置は家具枠体から駆出される。
本発明のさらなる詳細と利点は、図面で解説する実施例による具体例に関する詳細な説明によって以降でさらに詳説される。
図1から図4は、駆動装置の、多様な位置における可動家具部分を概略的に示している。 図5と図6は、駆動装置の分解図である。 図7から図12は、駆動装置の内部を示す多様な斜視図である。 図13から図19は、オーバプレス(押込み)による閉動作およびロック解除に関与する動作を示している。 図20から図22は、引き出し動作によるロック解除に関与する動作を示している。 図23は、ラッチ要素の多様な位置のカージオイド曲線状のスライドトラックを概略的に示している。 図24から図32は、スライドトラック内の多様な位置でのラッチ要素の詳細斜視図である。
図1は、家具枠体17と、前部に前面パネル21が取り付けられた可動家具部2と、を備えた家具16を概略的に示す。可動家具部2は引出しレール22によって、可能には中央レール(図示せず)にもよって、枠体レール23に可動に取り付けられている。この概略図では、枠体レール23は同時に駆動装置1のハウジング4も形成する。この図1では、駆動装置1の全体が家具枠体17と関係しており、同伴部材9だけが可動家具部2と共に動く。原理的には、この構造は正確に反転が可能であり、駆動装置1が可動家具部2と関係し、同伴部材9が家具枠体に関して固定式に配置されるようにすることも可能である。可動家具部2の位置、特に同伴部材9の位置は、検出装置7によって検出され、この場合には図において円で示されている伝達スライド14によってロック要素5に伝達される。伝達スライド14と検出装置7とは、可能には別の部材と共に、検出装置7で検出された可動家具部2の位置をロック要素5に伝達する伝達装置8を形成する。駆出要素3(駆出スライド3とも呼称可能)はハウジング4に可動に取り付けられ、駆出力保存手段18によって開方向ORに作用を受ける。開方向ORの駆出要素3の移動がロック要素5によって阻止されるので、可動家具部2は開方向ORに駆出されることができず、可動家具部2は閉位置SSに残る。
図2で示すように、可動家具部2が閉方向SRに加圧されたら、ロック要素5は伝達装置8によって移動され、駆出要素3の駆出経路には障害がなくなる。閉方向SRのオーバプレスの場合には、ロック要素5は図1から図4および図23から図29で示すように必ずしも動かなくても構わない。可動家具部2の位置は、検出装置7によって駆出要素3に配置された駆出要素6に直接的に伝達でき、それは図5から図22で示すようにカージオイド曲線形状のスライドトラック12のラッチ凹部13からスライドトラック12の開口部分45内へと移動する。オーバプレス位置USにはそのオーバプレス動作によって到達される。
比較として、図3は、可動家具部2を開方向ORに引っ張ることによりロック解除される駆動装置1を図示する。その開動作も検出装置7によって検出され、ラッチ要素6とは別の伝達装置8によってロック要素5はハウジング4に対して移動し、駆出要素3の駆出経路の障害を排除する。これで閉部分SSの直前の引張位置ZSに到達される。
図4では、駆出要素3は、押し込み(図2参照)または引っ張り(図3参照)によるロック解除後に、応力が解放されている駆出力保存手段18によって可動家具部2を開方向ORに駆出しており、開位置OSに到達されている。駆出によって、同伴部材9は検出装置7から係合を解く。それは旋回して離れる検出装置7のキャッチレバー37によって実施される。
駆動装置1を例示する特定実施例の分解図が図5と図6で示されている。この場合には、ハウジング基部プレート24、ハウジング中央プレート26およびハウジングカバー25は共同でハウジング4を形成し、ハウジング4は、好適にはハウジング基部プレート24によって引出しレール22に取り付けられている。閉位置SSで、家具枠体17に対する可動家具部2の位置を変化させるために、ハウジング中央プレート26は、家具部、ハウジング基部プレート24、およびハウジングカバー25に対して固定された部材に対して移動できる。この場合、正確なセッティングは、調節手段28と、ハウジング中央プレート26の上の調節スタッドとによって可能である。可動家具部2の引込動作を緩衝するための緩衝装置27もハウジング中央プレート26に接続される。その緩衝装置27の個別の部材は詳細には説明されていない。
内部をラッチ要素6が移動するスライドトラック12はハウジング中央プレート26内、よってハウジング4内に設置されている。ラッチ要素は駆出装置3の取り付け位置42にて一端で旋回可能に保持される。駆出要素3はハウジング中央プレート26に対してアバットメント間で可動である。駆出力保存手段18(引張スプリング)のスプリング基部は駆出要素3の上に設置されている。駆出力保存手段18の他端はスプリング基部32に保持されている。そのスプリング基部32はハウジング基部プレート24に固定的に接続されたバネ応力要素30に配置されている。バネ応力はハウジング基部プレート24へのバネ応力要素30の固定位置に応じて調節できる。ハウジング基部プレート24の上に配置されたバネ応力要素30は、調節要素31によってハウジング基部プレート24に対して可動であり、よって、駆出力保存手段18のバネ応力が調節できる。
引込力保存手段19(引張スプリング)のスプリング基部35も駆出要素3の上に配置され、引込力保存手段は他端で引込スライド15のスプリング基部34に固定されている。その引込スライド15(引込装置15とも呼称可能)はアバットメントにより制限的に可動に駆出スライド3に取り付けられている。引込スライド15の一端にはキャッチレバー37の回転軸38が配置されている。同伴部材9は検出装置7の一部であるキャッチレバー37によって保持される。同伴部材9は枠体レール23(図示せず)に取り付けられた取付プレート36に固定的に接続されている。緩衝アバットメント40も引込スライド15の端部に提供され、引込スライド15と同伴部材9との間の接触が発生しても大きな衝突音は発生せず、部材は優しく扱われる。
ハウジング中央プレート26に可動に取り付けられた伝達スライド14は、可動家具部を引っ張ると発生する、駆出スライド3の走行制御されたトリガー作用またはロック作用の走行制御された無効化作用のために提供されている。その一端で、伝達スライド14は、部分的にスライドトラック12のラッチ凹部13を形成するロック要素5を有する。オーバプレス効果のために共にスライドトラック12を形成する傾斜変形(変位)手段43も、その伝達スライド14の上に配置されている。弾性連結要素10は伝達スライド14の前端に保持され、連結要素10は引込スライド15の上に配置された接続要素11に対応する。伝達スライド14の上には、変形要素20も配置されており、それによって、完全ではない駆出移動の際にはラッチ要素6を閉位置SSに戻すことができる。ハウジング中央プレート26に弾性的に取り付けられているスライダ39は、特に引出しが、小さ過ぎるエネルギーで閉じられ、ロック作用が発生する前に再び駆出されるとき、ラッチ要素6がスライドトラック12の不都合な部分にまで通過しないようにする。そのような移動の際にはスライダ39は閉じたままである。
図7は、ハウジングカバー25が外されている組み立て状態の駆動装置1を示す。緩衝装置27はハウジング中央プレート26内で挟持されている。駆出力保存装置18は、一方がハウジング基部プレート24またはバネ応力要素30に固定され、他方が駆出スライド3に固定されている。引込スライド15と、そこに固定されているキャッチレバー37も部分的に図示されている。伝達スライド14の大部分もハウジング中央プレート26を通って図示されている。
図7とは異なりハウジング中央プレート26は図8では省略されているため、駆出スライド3と引込スライド5はさらに明瞭に示されている。
ラッチ要素6は引込スライド15の端部に当接しており、これはラッチ要素アバットメント41により形成されている。スライドトラック12内をガイドされているのでラッチ要素6はその位置から逃れられない。
スライドトラック12は図9において駆動装置1の主要部で図示されており、そこではハウジング基部プレート24のみが省略されている。引張スプリングの形態の引込力保存手段19は、この場合にはスプリング基部34と35との間に保持されている。駆出力保存手段18はスプリング基部32と33との間に保持されている。キャッチレバー37は開位置にて示され、同伴部材9は既に引込スライド15のアバットメント40に当接している。
ラッチ要素6に関してさらに明示するため、図9とは異なり図10では駆出スライド3の一部は除かれている。その結果、ラッチ要素6はスライドトラック12およびラッチ要素アバットメント41に当接している。ラッチ要素6のこの第1の連結位置K1において、ラッチ要素6に当接するラッチ要素アバットメント41のおかげで引込スライド15が駆出スライド3に対してさらに左側に移動できないので、引込スライド15は駆出スライド3に連結される。その結果、引込力保存手段19は応力を解放できない。
一方、図11では、引込スライド15のための経路が駆出スライド3に対して開放されている第2連結位置K2にラッチ要素6が到達しているので、引込力保存手段19は弛緩している。
それに合わせて、図12では引込スライド15は部分的に除かれており、ラッチ凹部13内またはラッチ凹部13上で保持されているラッチ要素6が明示されている。
図13では、駆動装置1および可動家具部2は開位置OSに配置されている。図10と同様に、ラッチ要素6は引込スライド15のラッチ要素アバットメント41に当接しており、ハウジング中央プレート26内に配置されたスライドトラック12内をガイドされる。駆出スライド3の全体は第1移動部分B1内に配置されており、ラッチ要素6は第1連結位置K1内に配置されている。同伴部材9への接続はキャッチレバー37による引込スライド15の他端で見られる。ハウジング中央プレート26によって部分的に遮蔽されている伝達スライド14はハウジング中央プレート26に対して可動である。伝達スライド14はスライドトラック12の一部も形成する。よって、例えば、伝達スライドは、ロック要素5と、ラッチ要素6のための傾斜変形手段43と、接続要素11のための傾斜ガイド手段47と、を有する。さらに、接続要素11に対応できる連結要素10が旋回式に伝達スライド14に取り付けられている。
可動家具部2が図13の閉方向SRにさらに移動すると、ラッチ要素6は、変形要素20によって部分的に形成されているスライドトラック12に沿って、第1連結位置K1を維持しながら移動する。スライドトラック12の直線閉部分の端部、すなわち第1移動部分B1の端部には図14において到達される。
可動家具部2が、図14の位置から図15で示す位置にさらに移動するとすぐに、ラッチ要素6は引込スライド15のラッチ要素アバットメント41によってスライドトラック12のラッチ凹部内に押し込まれる。その結果、引込スライド15は駆出スライド3から連結が解かれ、同時に駆出スライド3はハウジング4にロックされ、第2連結位置K2が到達される。よって、2つの連結操作がラッチ要素6のその1動作で実行される。
可動家具部は、引込力保存手段19の応力解放によって図15の開位置OSから図16の閉位置SSまで移動すなわち引き込まれる。接続要素11が、その引き込み移動の終了直前に伝達スライド14の連結要素10と当接するとすぐに、伝達スライドの全体が左側のハウジング中央プレート26のアバットメント側に移動する。その後、接続要素11は閉方向SRで連結要素10を越える。伝達スライド14の左側へのその移動で、そのロック要素5も左へ移動し、ハウジング4上(詳細にはハウジング中央プレート内)に提供されたスライドトラック12の一部と共にハウジング4のラッチ要素6のための実際のラッチ凹部13を形成する。よって、ラッチ要素は、図15と比べて少々ずれていても第2の連結位置K2に留まる。これでスライドトラック12がカージオイド形状に関係することが図16で明瞭に図示されている。
もし圧力がその閉位置SS(図17参照)において閉方向SRに可動家具部2に適用されたら、引込スライド15も閉方向SRにさらに移動する。その引込スライド15がその閉位置SSにおいて駆出スライド3で端部アバットメントに到達すると、駆出スライド3は、そこに旋回式に取り付けられたラッチ要素6と共に閉方向SRにも移動される。その結果、ラッチ要素6は図17で示すように、ラッチ要素が傾斜変形手段43に当接するまでラッチ凹部13から外れるように動く。よってオーバプレス位置USは到達される。同時に、接続要素11も傾斜ガイド手段47によって変形される。
傾斜変形手段43(図18参照)での変形によって、ラッチ要素6はさらに、伝達スライド14に提供され、スライドトラック12の一部を形成する凹部44をスライドトラック12の開口部分45の方向に通過する。
開口部分45が到達されるとすぐに、駆出要素3はロック解除され、駆出力保存手段18は応力解除され、可動家具部2は開方向ORに駆出され、開位置OS(図19参照)にまで通過する。この駆出動作において、伝達スライド14は、開方向ORに一定距離、接触状態に到達するまで連結要素10を介して接続要素11により再び移動され、伝達スライド14の当初位置が回復される。もし始動直後に開方向移動が既に妨害されているようにするなら、再閉鎖によって、ラッチ要素6は第2の接続部分48を通って移動でき、離れる方向に付勢されるフラップ形態である変形要素20によってラッチ要素6はスライドトラック12の閉じている部分に再び通過する。
図20は閉位置SSを示しており、そこでラッチ要素6は第2の連結位置K2に存在する。その図20は図16の図に対応する。
その閉位置SSから可動家具部2に圧力が加えられず、引張力が可動家具部2に加えられるなら、その動作はキャッチレバー37と引込スライド15とで形成される検出装置7によって検出される。その結果、引込スライド15と、それと共に接続要素11は右側に、連結要素10に当接するまで同伴して移動する。図21で示すように連結要素10がそのように同伴されるため、伝達スライド14の全体も移動し、ロック要素5はラッチ凹部13の一部を形成することがなくなる。このように、ラッチ要素6の通路はロック要素5によっては妨害されなくなり、スライドトラック12の開口部分45への通路には障害物はなくなる。従って、引張動作の伝達はラッチ要素6には直接及ばず、いわゆるラッチアバットメント(ロック要素5)がラッチ要素6から引き離され、ロック位置または第2の連結位置K2は無効化される。
さらに、図22で示すように、駆出力保存手段18は再び応力解除され、駆出スライド3およびそこに保持された引込スライド15によって可動家具部を開方向ORに移動させる。駆出力保存手段18が完全に弛緩したらすぐに、引込力保存手段19には可動家具部2のさらなる運動量が荷重されるか、引込スライド15と駆出スライド3との間の第1の連結位置K1が再び得られるまで可動家具部2を開方向ORに積極的に引っ張ることで荷重される。可動家具部2の閉鎖によって、追加の結果として駆出力保存手段18は、ロック位置または第2の連結位置K2が到達される前に応力を受ける。それは実質的に、図13と図14で示す位置間にある第1の移動部分B1に対応する。
図23は、内部でラッチ要素6が可動家具部分2の開閉時に移動する、カージオイド形状またはカージオイド状(カージオイド類似)のスライドトラック12を概略的に示している。図23はラッチ要素6の10箇所の異なる位置を示しており、ラッチ要素6のそれぞれの位置はローマ数字によって示されている。
閉動作すなわち引き込み動作の始まりの後に、ラッチ要素6は閉部分49内の位置Iに配置される。この閉部分49を通る閉方向SRへのラッチ要素6のこの動作の間、操作が駆出力保存手段18のバネ力Fと反対方向であるため、駆出力保存手段18(ここでは図示せず)は応力印加される。閉部分49の端部の少し手前で、ラッチ要素6が、第2の接続部分48を画定する変形要素20を通過し、開部分19の端部の位置IIに移動される。速すぎる閉動作の場合には、ラッチ要素6は、任意の所望の長さを有するオーバーラントラック54内に偏向することができる。
スライドトラック12の形態、または移動距離制御のいずれかによって、ラッチ要素6は開部分49の端部のロック部分50に移動する。この部分で、可動家具部分2に圧力がもはや印加されない場合、駆出力保存手段18は応力から解放されることができる。しかしながら、この位置IIでのラッチ要素6は閉部分49にこれ以上移動できないため、ラッチ要素6は、スライドトラック12の形態によって、ラッチ凹部13(位置III参照)内に偏向し、そこで、応力印加されている駆出力保存手段18と共にロックされる。
可動家具部分2に、閉方向SRに圧力が適用されたら、ラッチ要素6が位置IIIから位置IVへと移動し、そこで開位置45の方向に傾斜偏向手段43にて偏向する。強力なオーバプレス動作の場合には、ラッチ要素6は、任意の所望の長さを有するオーバーラントラック55内にも偏向することがある。位置IVにて、可動家具部分2に、閉方向SRにこれ以上圧力が適用されない場合には、駆出力保存手段18は応力から解放されることができ、ラッチ要素6は開部分45へと曲線形態に対応して移動する。通常の(妨害されていない)駆出動作の場合には、ラッチ要素6は位置Vから位置VI介して位置VIIに移動する。位置VIIにおいて、ラッチ要素は、開部分45と閉部分49との間の第1の接続部分51に配置されている。強力な駆出動作の場合には、ラッチ要素6はオーバーラントラック56にまで移動できる。閉動作において、ラッチ要素6は、曲線形態によって再び閉部分49に移動し、位置Iに再び戻る。
しかしながら、不正確な操作のために、可動家具部分2の駆出動作が妨害されると、ラッチ要素6は先ず開部分45のどこかに留まり、例えばこれが位置Vで起きた場合、ラッチ要素6はラッチ凹部13にもはや戻ることができない。しかしながら、ラッチ要素6が、傾斜偏向手段52によって開位置45の前方部分53(例えば位置VI)に到達するとすぐに、人によって起動される可動家具部分2の閉動作の場合には、ラッチ要素6は第2の接続部分48に偏向し、位置VIIIに到達する。さらなる閉動作によって、ラッチ要素6は位置VIIIから、第2の接続部分48を通って、ラッチ要素6がフラップ形態の変形要素20を圧迫する位置IXに移動し、変形要素20を破線で示す位置に移動させることができる。この結果、ラッチ要素6が閉部分49に再び移動し、位置Xに到達する。さらなる閉動作時に、ラッチ要素6は位置IIに再び移動し、その結果、位置IIIにてラッチ凹部13でロックされる。
図24は、特定実施例のハウジング4内に提供されたスライドトラック12を示している。開位置45の部分53の端部には接続部分51が配置され、接続部分51によって開部分45は閉部分49に接続されている。さらに、変形要素20によって閉部分49にまで画定される第2の接続部分48が示されている。
図25は、駆出要素3(ここでは図示せず)に旋回可能に取り付けられており、閉部分49にあるラッチ要素6をさらに示している。この位置は、図23で示す位置Iに対応している。
閉方向SRへのさらなる移動時に、ラッチ要素6は、図26に示す位置に移動する。この結果、ラッチ要素はロック部分50に移動する。ラッチ要素6のこの位置は、図23に示す位置IIにほぼ対応している。
図27では、ラッチ要素6はロック部分50のロック位置VSに存在している。開方向ORへの移動はロック要素5によって妨害されている。ラッチ要素6のこの位置は、図23の位置IIIに対応している。
(押し込みまたは引き出しによる)ロック解除の後で、ラッチ要素6は開部分45に移動する。図28に示すラッチ要素6の位置は、図23に示す位置Vにほぼ対応している。
不正確な操作の場合、または駆出動作が妨害されたとき、ラッチ要素6は、閉方向SRへの可動家具部分2の移動によって第2の接続部分48(図29参照)に移動する。ラッチ要素6のこの位置は、図23に示す位置VIIIにほぼ対応している。
第2の接続部分48の端部にて、ラッチ要素は変形要素20(図30参照)を圧迫し、閉部分49へ移動する。ラッチ要素6のこの位置は、図23に示す位置Xにほぼ対応している。
不正確な操作が関与していない場合には、ラッチ要素は、図31に示すように、開部分45の部分53と第1の接続部分51とによって、閉部分49へと再び移動する。図31に示すこの位置は、図23に示す位置VIにほぼ対応している。
採用された経路(第1の接続部分51または第2の接続部分48)とは無関係に、ラッチ要素6は、閉動作の終了時にロック部分50へ再び移動し、図32に示すラッチ凹部13内でロックする。図32でのラッチ要素6の位置は、図23の位置IIIに対応している。
このように本発明は、駆動装置1の改良されたカージオイド状(カージオイド類似)スライドトラック12を提供し、そこでは、開部分45と閉部分49との間の接続部分51のほかに、スライドトラック12の一部として、ハウジング4内で、開部分45と閉部分49との間に第2の接続部分48の形態のショートカットも存在している。

Claims (8)

  1. 可動家具部分(2)のための駆動装置(1)であって、
    当該装置(1)は、
    カージオイド曲線状のスライドトラック(12)内を移動可能なラッチ要素(6)を備え、
    前記スライドトラック(12)は、
    前記ラッチ要素(6)が前記可動家具部分(2)の閉動作時に内部で移動する閉部分(49)と、
    前記ラッチ要素(6)がロック位置(VS)において内部で保持されるラッチ凹部(13)を有するロック部分(50)と、
    前記ラッチ要素(6)が前記可動家具部分(2)の開動作時に内部で移動可能な開部分(45)と、
    前記家具部分(2)が開けられたときに、前記ラッチ要素(6)を前記開部分(45)から前記閉部分(49)へと移動可動にする第1の接続部分(51)と、
    を有し、
    前記開部分(45)と前記閉部分(49)との間で、前記ラッチ凹部(13)にさらに近接している第2の接続部分(48)をさらに有している、
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 好適にはフラップ形態である変形要素(20)が、前記第2の接続部分(28)と前記閉部分(49)との間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 前記開部分(45)は、前記ラッチ要素(6)を、前記第1の接続部分(51)と前記第2の接続部分(48)との間の部分である、前記開部分(45)の一部(53)へ、開動作において偏向させる傾斜偏向手段(52)を有している、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の駆動装置。
  4. 前記第1の接続部分(51)と前記第2の接続部分(48)との間にある前記開部分(45)の前記部分(53)での閉方向(SR)への前記ラッチ要素(6)の移動で、前記ラッチ要素(6)は前記第2の接続部分(48)へ移動する、
    ことを特徴とする請求項3記載の駆動装置。
  5. 前記スライドトラック(12)は、前記駆動装置(1)のハウジング(4)内に提供されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動装置。
  6. 前記可動家具部分(2)のための駆出力保存手段(18)によって作用を受ける駆出要素(3)は、前記ハウジング(4)に対して可動である、
    ことを特徴とする請求項5記載の駆動装置。
  7. 前記ラッチ要素(6)は、前記駆出要素(3)に、移動可能に、好適には旋回可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項6記載の駆動装置。
  8. 家具枠体(17)、可動家具部分(2)、および請求項1から7のいずれか1項に記載の前記可動家具部分(2)のための駆動装置(1)を備えた家具(16)。
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