JPH11217048A - ドアトリムのポケット構造 - Google Patents
ドアトリムのポケット構造Info
- Publication number
- JPH11217048A JPH11217048A JP2198298A JP2198298A JPH11217048A JP H11217048 A JPH11217048 A JP H11217048A JP 2198298 A JP2198298 A JP 2198298A JP 2198298 A JP2198298 A JP 2198298A JP H11217048 A JPH11217048 A JP H11217048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door trim
- engagement
- pocket body
- lock mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロック状態にあるポケットに誤った方向の荷
重が作用してもロック機構の破損を確実に防止すること
ができるドアトリムのポケット構造を提供する。 【解決手段】 ドアトリム1のポケット用の凹部2を覆
うポケット本体3の下端をドアトリム1に軸支し、ポケ
ット本体3の側面部には、ポケット本体3の前面板を押
圧するたびに係合ピン5が係合部6aに係合されて凹部
2を完全封止したロック状態と、両者の係合が解かれて
ポケット開口が開かれたアンロック状態を交互にとるロ
ック機構6を設けてあり、ロック機構6には、ロック状
態でポケット本体3を開く方向に一定値以上の荷重が作
用すると係合ピン5と係合部6aとの係合が解かれてア
ンロック状態とする非常ロック解除手段を設ける。
重が作用してもロック機構の破損を確実に防止すること
ができるドアトリムのポケット構造を提供する。 【解決手段】 ドアトリム1のポケット用の凹部2を覆
うポケット本体3の下端をドアトリム1に軸支し、ポケ
ット本体3の側面部には、ポケット本体3の前面板を押
圧するたびに係合ピン5が係合部6aに係合されて凹部
2を完全封止したロック状態と、両者の係合が解かれて
ポケット開口が開かれたアンロック状態を交互にとるロ
ック機構6を設けてあり、ロック機構6には、ロック状
態でポケット本体3を開く方向に一定値以上の荷重が作
用すると係合ピン5と係合部6aとの係合が解かれてア
ンロック状態とする非常ロック解除手段を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアトリムに設け
られたポケット用の凹部を覆っているポケット本体がポ
ケット開口を封止したロック状態とされた状態で誤った
方向に荷重が作用しても、ロック機構が破損するのを確
実に防止することができるドアトリムのポケット構造に
関するものである。
られたポケット用の凹部を覆っているポケット本体がポ
ケット開口を封止したロック状態とされた状態で誤った
方向に荷重が作用しても、ロック機構が破損するのを確
実に防止することができるドアトリムのポケット構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ドアトリムに設けられたポケ
ット用の凹部を覆うポケット本体を上端のポケット開口
が開閉できるようにドアトリムに下端部をもって軸支す
るとともに、ポケット本体の側面部にはポケット本体の
前面板を押圧するたびに係合ピンが係合部に係合されて
ポケット本体でポケット用の凹部を完全封止したロック
状態と、係合ピンと係合部との係合が解かれて上端のポ
ケット開口が開かれたアンロック状態を交互にとるロッ
ク機構を設けたドアトリムのポケット構造は広く知られ
ている。このようなドアトリムのポケット構造として
は、図5に示されるように、凹部側面より内部に突設し
た係合ピン21を、ポケット本体の側面に設けた外周ガ
イド部材22と内周ガイド部材23とで形成した通路2
4内を案内させることにより、ロックとアンロック状態
の2態様を交互にとるよう構成されたものが一般的であ
る。即ち、図5は係合ピン21と通路24の相対的な位
置関係を示すものであり、ポケットをロックするにはポ
ケット本体の前面板を押圧すれば、ロック前状態の位置
P1 から実線矢印に沿ってロック状態の位置P2 まで移
動し、次いで、ロックを解除するにはポケット本体の前
面板を再び押圧すれば破線矢印に沿ってロック解除状態
の位置P1 まで移動し、以上の操作を繰り返してロッ
ク、アンロック状態を交互にとるよう構成されている。
ット用の凹部を覆うポケット本体を上端のポケット開口
が開閉できるようにドアトリムに下端部をもって軸支す
るとともに、ポケット本体の側面部にはポケット本体の
前面板を押圧するたびに係合ピンが係合部に係合されて
ポケット本体でポケット用の凹部を完全封止したロック
状態と、係合ピンと係合部との係合が解かれて上端のポ
ケット開口が開かれたアンロック状態を交互にとるロッ
ク機構を設けたドアトリムのポケット構造は広く知られ
ている。このようなドアトリムのポケット構造として
は、図5に示されるように、凹部側面より内部に突設し
た係合ピン21を、ポケット本体の側面に設けた外周ガ
イド部材22と内周ガイド部材23とで形成した通路2
4内を案内させることにより、ロックとアンロック状態
の2態様を交互にとるよう構成されたものが一般的であ
る。即ち、図5は係合ピン21と通路24の相対的な位
置関係を示すものであり、ポケットをロックするにはポ
ケット本体の前面板を押圧すれば、ロック前状態の位置
P1 から実線矢印に沿ってロック状態の位置P2 まで移
動し、次いで、ロックを解除するにはポケット本体の前
面板を再び押圧すれば破線矢印に沿ってロック解除状態
の位置P1 まで移動し、以上の操作を繰り返してロッ
ク、アンロック状態を交互にとるよう構成されている。
【0003】ところが、ロック状態にあるポケットを開
く場合、ポケット本体の前面板を押圧することなく誤っ
てポケット本体を開く方向に引っ張ってしまうことがあ
り、このようにロック機構に一定値以上の荷重が作用し
た場合には、一点鎖線で示されるように係合ピン21が
内周ガイド部材23を破壊してしてしまうという問題点
があった。
く場合、ポケット本体の前面板を押圧することなく誤っ
てポケット本体を開く方向に引っ張ってしまうことがあ
り、このようにロック機構に一定値以上の荷重が作用し
た場合には、一点鎖線で示されるように係合ピン21が
内周ガイド部材23を破壊してしてしまうという問題点
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、ロック状態にあるポケットに
対し誤った方向に荷重が作用してもロック機構が破損す
るのを確実に防止することができるドアトリムのポケッ
ト構造を提供することを目的として完成されたものであ
る。
従来の問題点を解決して、ロック状態にあるポケットに
対し誤った方向に荷重が作用してもロック機構が破損す
るのを確実に防止することができるドアトリムのポケッ
ト構造を提供することを目的として完成されたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のドアトリムのポケット構造は、ド
アトリムに設けられたポケット用の凹部を覆うポケット
本体を上端のポケット開口が開閉できるようにドアトリ
ムに下端部をもって軸支するとともに、ポケット本体の
側面部にはポケット本体の前面板を押圧するたびに、係
合ピンが係合部に係合されてポケット本体でポケット用
の凹部を完全封止したロック状態と、係合ピンと係合部
との係合が解かれて上端がポケット開口として開かれた
アンロック状態を交互にとるロック機構を設けたドアト
リムのポケット構造において、前記ロック機構には、ロ
ック状態でポケット本体を開く方向に一定値以上の荷重
が作用すると係合ピンと係合部との係合が解かれてアン
ロック状態とする非常ロック解除手段を設けてあること
を特徴とするものである。
めになされた本発明のドアトリムのポケット構造は、ド
アトリムに設けられたポケット用の凹部を覆うポケット
本体を上端のポケット開口が開閉できるようにドアトリ
ムに下端部をもって軸支するとともに、ポケット本体の
側面部にはポケット本体の前面板を押圧するたびに、係
合ピンが係合部に係合されてポケット本体でポケット用
の凹部を完全封止したロック状態と、係合ピンと係合部
との係合が解かれて上端がポケット開口として開かれた
アンロック状態を交互にとるロック機構を設けたドアト
リムのポケット構造において、前記ロック機構には、ロ
ック状態でポケット本体を開く方向に一定値以上の荷重
が作用すると係合ピンと係合部との係合が解かれてアン
ロック状態とする非常ロック解除手段を設けてあること
を特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図面は、本発明を自動車
用ドアトリムのポケット構造に適用した場合を示すもの
であって、図3において1はドアトリム、2はドアトリ
ム1に設けられたポケット用の凹部、3は凹部2を覆う
ことのできる上部が開口とされているポケット本体であ
り、このポケット本体3は下端部を中心に回動するよう
ヒンジ4でドアトリム1に軸支されているとともに、そ
の側面部には前記凹部2より内部に突設した係合ピン5
に係合部6aが係合するロック機構6が設けられてい
る。そして、このロック機構6により前記ポケット本体
3の前面板3aを押圧するたびに、係合ピン5が係合部
6aに係合されてポケット本体3でポケット用の凹部2
を完全封止したロック状態と、係合ピン5と係合部6a
との係合が解かれて上端がポケット開口として開かれた
アンロック状態を交互にとるよう構成されている点は従
来のこの種のものと基本的に同じである。なお、前記ポ
ケット本体3は例えばトーションバーのようなスプリン
グ(図示せず)により付勢されるか、重量バランスによ
って常時は上端がポケット開口として開かれるような構
造である。
の好ましい実施の形態を示す。図面は、本発明を自動車
用ドアトリムのポケット構造に適用した場合を示すもの
であって、図3において1はドアトリム、2はドアトリ
ム1に設けられたポケット用の凹部、3は凹部2を覆う
ことのできる上部が開口とされているポケット本体であ
り、このポケット本体3は下端部を中心に回動するよう
ヒンジ4でドアトリム1に軸支されているとともに、そ
の側面部には前記凹部2より内部に突設した係合ピン5
に係合部6aが係合するロック機構6が設けられてい
る。そして、このロック機構6により前記ポケット本体
3の前面板3aを押圧するたびに、係合ピン5が係合部
6aに係合されてポケット本体3でポケット用の凹部2
を完全封止したロック状態と、係合ピン5と係合部6a
との係合が解かれて上端がポケット開口として開かれた
アンロック状態を交互にとるよう構成されている点は従
来のこの種のものと基本的に同じである。なお、前記ポ
ケット本体3は例えばトーションバーのようなスプリン
グ(図示せず)により付勢されるか、重量バランスによ
って常時は上端がポケット開口として開かれるような構
造である。
【0007】そして、本発明ではロック状態にあるロッ
ク機構6に対し誤ってポケット本体3を開く方向に一定
値以上の荷重が作用した場合に、係合ピン5を係合部6
aから逃して両者の係合が解かれアンロック状態とする
非常ロック解除手段を設けた点を特徴的としている。即
ち、本発明のロック機構6は、図1に示されるように、
係合ピン5をポケット本体の側面部に設けた外周ガイド
部材7と内周ガイド部材8とで形成した通路9内を案内
させることによってロックとアンロック状態の2態様を
交互にとるよう構成され、更に前記内周ガイド部材8は
ロック用ガイド部材8aとアンロック用ガイド部材8b
とからなり、これらガイド部材8a、8b間に非常ロッ
ク解除用通路10が形成されている。そして、前記アン
ロック用ガイド部材8bは例えばバネ材のような弾力性
のある材質で形成され、図2に示されるように、ポケッ
ト本体3を開く方向に一定値以上の荷重が作用した場合
には弾性変形してロック状態にあった係合ピン5を非常
ロック解除用通路10内に逃してアンロック状態とする
のである。
ク機構6に対し誤ってポケット本体3を開く方向に一定
値以上の荷重が作用した場合に、係合ピン5を係合部6
aから逃して両者の係合が解かれアンロック状態とする
非常ロック解除手段を設けた点を特徴的としている。即
ち、本発明のロック機構6は、図1に示されるように、
係合ピン5をポケット本体の側面部に設けた外周ガイド
部材7と内周ガイド部材8とで形成した通路9内を案内
させることによってロックとアンロック状態の2態様を
交互にとるよう構成され、更に前記内周ガイド部材8は
ロック用ガイド部材8aとアンロック用ガイド部材8b
とからなり、これらガイド部材8a、8b間に非常ロッ
ク解除用通路10が形成されている。そして、前記アン
ロック用ガイド部材8bは例えばバネ材のような弾力性
のある材質で形成され、図2に示されるように、ポケッ
ト本体3を開く方向に一定値以上の荷重が作用した場合
には弾性変形してロック状態にあった係合ピン5を非常
ロック解除用通路10内に逃してアンロック状態とする
のである。
【0008】また、前記アンロック用ガイド部材8bに
は通路9内を移動する係合ピン5の速度調整するための
速度調整用凸凹8cが形成されており、ポケットを開く
ようポケット本体3の前面板3aを押圧した場合、速度
調整用凸凹8cによりポケット本体3の開方向への移動
速度が制御されるよう構成されている。
は通路9内を移動する係合ピン5の速度調整するための
速度調整用凸凹8cが形成されており、ポケットを開く
ようポケット本体3の前面板3aを押圧した場合、速度
調整用凸凹8cによりポケット本体3の開方向への移動
速度が制御されるよう構成されている。
【0009】このように構成されたものは、図1に示さ
れるように、ポケットをロックするには、前記ポケット
本体3の前面板3aを押圧すれば、ロック前状態の位置
P1から実線矢印に沿ってロック状態の位置P2 まで移
動し、次いで、ロックを解除するにはポケット本体3の
前面板3aを再び押圧すれば、破線矢印に沿ってロック
解除状態の位置P1 まで移動し、以上の操作を繰り返し
てロック、アンロック状態を交互にとるよう構成されて
いる点は従来のこの種のものと基本的に同じである。そ
して、本発明ではロック状態にあるロック機構6に対し
誤ってポケット本体3を開く方向に一定値以上の荷重が
作用した場合にも、係合ピン5を係合部6aから逃して
アンロック状態とする非常ロック解除手段が設けられて
いるので、従来のように係合ピン5が内周ガイド部材8
を破損することがない。即ち、図2に示されるように、
ポケット本体3を開く方向に一定値以上の荷重が作用し
た場合には、アンロック用ガイド部材8bが弾性変形し
てロック状態を解除するとともに係合ピン5を非常ロッ
ク解除用通路10内に逃してアンロック状態とし最終的
にはロック解除状態の位置P3 まで移動させることとな
る。この結果、従来のような内周ガイド部材8の破損を
完全に防止することができることとなり、また、その後
は図1に示すロック、アンロック状態を交互に繰り返す
ことにより長期間にわたって円滑なポケットの開閉動作
を確保できることとなる。更には、前記アンロック用ガ
イド部材8bには通路9内を移動する係合ピン5の速度
調整するための速度調整用凸凹8cが形成されているの
で、ポケットを開くようポケット本体3の前面板3aを
押圧した場合、速度調整用凸凹8cによりポケット本体
3の開方向への移動速度が緩和されるよう制御され、優
れた使い勝手が得られることとなる。
れるように、ポケットをロックするには、前記ポケット
本体3の前面板3aを押圧すれば、ロック前状態の位置
P1から実線矢印に沿ってロック状態の位置P2 まで移
動し、次いで、ロックを解除するにはポケット本体3の
前面板3aを再び押圧すれば、破線矢印に沿ってロック
解除状態の位置P1 まで移動し、以上の操作を繰り返し
てロック、アンロック状態を交互にとるよう構成されて
いる点は従来のこの種のものと基本的に同じである。そ
して、本発明ではロック状態にあるロック機構6に対し
誤ってポケット本体3を開く方向に一定値以上の荷重が
作用した場合にも、係合ピン5を係合部6aから逃して
アンロック状態とする非常ロック解除手段が設けられて
いるので、従来のように係合ピン5が内周ガイド部材8
を破損することがない。即ち、図2に示されるように、
ポケット本体3を開く方向に一定値以上の荷重が作用し
た場合には、アンロック用ガイド部材8bが弾性変形し
てロック状態を解除するとともに係合ピン5を非常ロッ
ク解除用通路10内に逃してアンロック状態とし最終的
にはロック解除状態の位置P3 まで移動させることとな
る。この結果、従来のような内周ガイド部材8の破損を
完全に防止することができることとなり、また、その後
は図1に示すロック、アンロック状態を交互に繰り返す
ことにより長期間にわたって円滑なポケットの開閉動作
を確保できることとなる。更には、前記アンロック用ガ
イド部材8bには通路9内を移動する係合ピン5の速度
調整するための速度調整用凸凹8cが形成されているの
で、ポケットを開くようポケット本体3の前面板3aを
押圧した場合、速度調整用凸凹8cによりポケット本体
3の開方向への移動速度が緩和されるよう制御され、優
れた使い勝手が得られることとなる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はロック状態にあるポケットに対し誤った方向に荷重
が作用してもロック機構が破損するのを確実に防止する
ことができるものであり、更にはポケット本体の開方向
への移動速度が緩和されて優れた使い勝手が得られると
いう利点もある。よって本発明は従来の問題点を一掃し
たドアトリムのポケット構造として、産業の発展に寄与
するところは極めて大である。
明はロック状態にあるポケットに対し誤った方向に荷重
が作用してもロック機構が破損するのを確実に防止する
ことができるものであり、更にはポケット本体の開方向
への移動速度が緩和されて優れた使い勝手が得られると
いう利点もある。よって本発明は従来の問題点を一掃し
たドアトリムのポケット構造として、産業の発展に寄与
するところは極めて大である。
【図1】本発明の実施の形態を示すロック機構の作動説
明図である。
明図である。
【図2】ロック機構の非常ロック解除手段の作動説明図
である。
である。
【図3】ポケットを示す斜視図である。
【図4】ドアトリム全体を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す説明図である。
1 ドアトリム 2 凹部 3 ポケット本体 3a 前面板 5 係合ピン 6a 係合部 6 ロック機構 8 内周ガイド部材 8a ロック用ガイド部材 8b アンロック用ガイド部材 8c 速度調整用凸凹 10 非常ロック解除用通路
Claims (3)
- 【請求項1】 ドアトリム(1) に設けられたポケット用
の凹部(2) を覆うポケット本体(3) を上端のポケット開
口が開閉されるようにドアトリム(1) に下端部をもって
軸支するとともに、ポケット本体(3) の側面部にはポケ
ット本体(3)の前面板(3a)を押圧するたびに係合ピン(5)
が係合部(6a)に係合されてポケット本体(3) がポケッ
ト用の凹部(2) を完全封止したロック状態と、係合ピン
(5) と係合部(6a)との係合が解かれて上端がポケット開
口として開かれたアンロック状態を交互にとるロック機
構(6) を設けたドアトリムのポケット構造において、前
記ロック機構(6) には、ロック状態でポケット本体(3)
を開く方向に一定値以上の荷重が作用すると係合ピン
(5) と係合部(6a)との係合が解かれてアンロック状態と
する非常ロック解除手段を設けてあることを特徴とする
ドアトリムのポケット構造。 - 【請求項2】 非常ロック解除手段が、ポケット本体
(3) を開く方向に一定値以上の荷重が作用すると、係合
ピン(5) を内周ガイド部材(8) のロック用ガイド部材(8
a)とアンロック用ガイド部材(8b)間に形成される非常ロ
ック解除用通路(10)内に逃してアンロック状態とするも
のである請求項1に記載のドアトリムのポケット構造。 - 【請求項3】 ロック機構(6) に、速度調整手段が付加
されている請求項1または2に記載のドアトリムのポケ
ット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2198298A JPH11217048A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | ドアトリムのポケット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2198298A JPH11217048A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | ドアトリムのポケット構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217048A true JPH11217048A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12070243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2198298A Withdrawn JPH11217048A (ja) | 1998-02-03 | 1998-02-03 | ドアトリムのポケット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11217048A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007009507A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Meiwa Kogyo Kk | ロック・アンロック装置 |
AT512402A4 (de) * | 2012-07-10 | 2013-08-15 | Blum Gmbh Julius | Antriebsvorrichtung für ein bewegbares Möbelteil |
JP2014516649A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-07-17 | ユリウス ブルム ゲー エム ベー ハー | 過負荷機構を備えたロック可能な取り出し装置 |
KR20220053308A (ko) * | 2020-10-22 | 2022-04-29 | 주식회사 니프코코리아 | 자동차용 트레이커버 잠금장치 |
-
1998
- 1998-02-03 JP JP2198298A patent/JPH11217048A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007009507A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Meiwa Kogyo Kk | ロック・アンロック装置 |
JP2014516649A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-07-17 | ユリウス ブルム ゲー エム ベー ハー | 過負荷機構を備えたロック可能な取り出し装置 |
AT512402A4 (de) * | 2012-07-10 | 2013-08-15 | Blum Gmbh Julius | Antriebsvorrichtung für ein bewegbares Möbelteil |
AT512402B1 (de) * | 2012-07-10 | 2013-08-15 | Blum Gmbh Julius | Antriebsvorrichtung für ein bewegbares Möbelteil |
WO2014008519A1 (de) * | 2012-07-10 | 2014-01-16 | Julius Blum Gmbh | Antriebsvorrichtung für ein bewegbares möbelteil |
US9295329B2 (en) | 2012-07-10 | 2016-03-29 | Julius Blum Gmbh | Drive device for a movable furniture part |
EP3231326A1 (de) * | 2012-07-10 | 2017-10-18 | Julius Blum GmbH | Antriebsvorrichtung für ein bewegbares möbelteil |
KR20220053308A (ko) * | 2020-10-22 | 2022-04-29 | 주식회사 니프코코리아 | 자동차용 트레이커버 잠금장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102706237B1 (ko) | 차량용 테일게이트의 개폐장치 | |
KR102397308B1 (ko) | 차량용 러기지룸의 개폐장치 | |
JP2565751B2 (ja) | 折り畳み式収納ドア | |
KR101918367B1 (ko) | 차량용 트렁크 래치 모듈 | |
JP3947278B2 (ja) | 車両のドアロック解除機構 | |
JPS63271835A (ja) | ドアロツクにおける回動部材の位置検知スイツチ装置 | |
CN112918227A (zh) | 用于车门的保持锁机构和具有该机构的车门打开关闭装置 | |
US4606567A (en) | Door latch operating device | |
JPH11217048A (ja) | ドアトリムのポケット構造 | |
JPH01247677A (ja) | 車輌用ドアのロツク装置 | |
JP2002322847A (ja) | 車両用上下開閉ドアのロック装置 | |
JP3598816B2 (ja) | ドア開度ロック機構 | |
JP3795656B2 (ja) | ウィンドウロック装置 | |
JP4233976B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
CN221023491U (zh) | 储物盒和具有其的车辆 | |
JPS6140860Y2 (ja) | ||
KR20220031419A (ko) | 차량 충돌시 문열림 방지 구조 | |
JP4100795B2 (ja) | ハート型カム式ロック装置 | |
JP2005247175A (ja) | 自動車のトランクルーム構造 | |
JP2000002033A (ja) | ハッチロック構造 | |
JP2001138743A (ja) | バックドア装置 | |
KR20030083203A (ko) | 차량의 슬라이딩 사이드도어 잠금장치 | |
CN117162924A (zh) | 储物盒和具有其的车辆 | |
JPH0810640Y2 (ja) | 車両用ドアのチェックリンク機構 | |
JPH0431861Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |