JP2007009507A - ロック・アンロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンが変形したりハート形状部が破壊することを防止できるロック・アンロック装置の提供。
【解決手段】 (a) 係止部21aを備えるハート形状部21と、ハート形状部21との間に係止部21aへの入口側カム通路23と係止部21aからの出口側カム通路24を形成するカム通路形成部22を備えるカムロック20と、(b)カムロック20に係脱可能なピン30と、を有するロック・アンロック装置10であって、カムロック20のハート形状部21が2分割構造とされているロック・アンロック装置10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カムとピンを備えるロック・アンロック装置に関する。
図16は、従来ロック・アンロック装置1を備えた車両用収納装置を示している。
車両用収納装置は、収納装置本体4と、ドア5と、ドア5を閉方向に付勢するドア付勢スプリング6と、収納装置本体4に揺動可能に取付けられるカムロック(ハートカム)2と、ドア5に設けられカムロック2に係脱可能なピン3を、有する。カムロック2は、一部品構成であり、図17に示すように、係止部を備えるハート形状部2aと、ハート形状部2aとの間にカム通路を形成するカム通路形成部2bとを、備える。
ドア5が開状態にあるとき、ピン3はカムロック2のハート形状部2aの係止部に掛かっており(図17のaの位置にあり)、ドア5が閉まらない。
ドア5を押すとピン3はカム通路をbの位置に移動し、ドア5から手を離すとドア付勢スプリング6によりピン3がb位置、c位置、d位置と移動してドア5が閉じる。
ドア5閉状態からドア5を押すと、ピン3はd位置、e位置、f位置と移動する。ドア5から手を離すとピン3がa位置へ移動しハート形状部2aの係止部に掛かる。
しかし、従来のロック・アンロック装置1にはつぎの問題点がある。
カムロック2が一部品構成であるため、ピン3がハート形状部2aの係止部に掛かっている状態でドア5に閉方向荷重が加わると(ピン3にカムロック2から抜ける方向の力が加わると)、その荷重により、ハート形状部2aに掛かっていたピン3が変形したり、ハート形状部2aが破壊するおそれがある。
特開2002−87170号公報 特開平7−215117号公報
本発明が解決しようとする問題点は、ピンが変形したりハート形状部が破壊することである。
本発明の目的は、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンが変形したりハート形状部が破壊することを防止できるロック・アンロック装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a) 係止部を備えるハート形状部と、該ハート形状部との間に前記係止部への入口側カム通路と前記係止部からの出口側カム通路を形成するカム通路形成部を備えるカムロックと、
(b) 前記カムロックに係脱可能なピンと、
を有するロック・アンロック装置であって、
前記カムロックのハート形状部が2分割構造とされているロック・アンロック装置。
(2) (a) 係止部を備えるハート形状部と、該ハート形状部との間に前記係止部への入口側カム通路と前記係止部からの出口側カム通路を形成するカム通路形成部を備えるカムロックと、
(b) 前記カムロックに係脱可能なピンと、
を有するロック・アンロック装置であって、
前記カムロックは、前記ハート形状部の一部を構成するハート形状部第1の部分を備える第1のカムロックと、該第1のカムロックに対して可動であり前記ハート形状部の残りの部分を構成するハート形状部第2の部分を備える第2のカムロックと、前記ハート形状部第1の部分と前記ハート形状部第2の部分とを押し付けあう方向に前記第1のカムロックと前記第2のカムロックを付勢する付勢部材と、を備えている、ロック・アンロック装置。
(3) 前記カムロックの、前記ハート形状部と前記カム通路形成部は、前記カムロックの周方向に複数設けられている、(1)または(2)記載のロック・アンロック装置。
上記(1)のロック・アンロック装置では、カムロックのハート形状部が2分割構造とされているので、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向への力が掛かると、ハート形状部が割れ、ピンがハート形状部の割れた間を通ってカムロックから抜けることができる。そのため、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンの変形やハート形状部の破壊が生じることはない。
上記(2)のロック・アンロック装置では、カムロックが第1、第2のカムロックと付勢部材を備えているので、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向への力が掛かると、第1のカムロックのハート形状部第1の部分と第2のカムロックのハート形状部第2の部分とが付勢部材の付勢力に抗して離れ(ハート形状部が割れ)、ピンがハートカム形状部の割れた間を通ってカムロックから抜けることができる。そのため、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンの変形やハート形状部の破壊が生じることはない。
上記(3)のロック・アンロック装置では、ハート形状部とカム通路形成部がカムロックの周方向に複数設けられている場合にも、上記(1)または(2)のロック・アンロック装置で得られる作用・効果を得ることができる。
図1〜図9は、本発明実施例1のロック・アンロック装置を示しており、図10〜図15は、本発明実施例2のロック・アンロック装置を示している。
本発明実施例1と本発明実施例2にわたって共通する部分には、本発明実施例1と本発明実施例2にわたって同じ符号を付してある。
まず、本発明実施例1と本発明実施例2にわたって共通する部分を、たとえば図1、図3を参照して、説明する。
本発明実施例のロック・アンロック装置10は、たとえば、車両用収納装置、車両用小物入れ装置、車両用ドア付きカップホルダ装置等に設けられる。ただし、ロック・アンロック装置10は、上記の装置以外の装置に設けられていてもよい。
ロック・アンロック装置10は、図1に示すように、係止部21aを備えるハート形状部21と、ハート形状部21との間に係止部21aへの入口側カム通路23と係止部21aからの出口側カム通路24を形成するカム通路形成部22を備えるカムロック20と、カムロック20に係脱可能なピン30と、を有する。
ハート形状部21は、カムロック20に少なくとも1個設けられる(本発明実施例1ではカムロック20に1個、本発明実施例2ではカムロック20に4個設けられている場合を示している)。ハート形状部21の形状は、正面視でハート形状またはほぼハート形状である。
入口側カム通路23と出口側カム通路24は、ハート形状部21と同数設けられる。
カムロック20は、図3に示すように、第1のカムロック40と、第2のカムロック50と、付勢部材60と、を備える。
第1のカムロック40は、たとえば樹脂製である。第1のカムロック40は、ハート形状部21の一部を構成するハート形状部第1の部分41と、付勢部材60と接触する付勢部材受け部42と、を備える。
第2のカムロック50は、たとえば樹脂製である。第2のカムロック50は、第1のカムロック50の裏側に配置されている。第2のカムロック50は、第1のカムロック40に対して可動(回動または直線動可能)である。第2のカムロック50は、ハート形状部21のうちハート形状部第1の部分41が構成しない残りの部分を構成するハート形状部第2の部分51と、付勢部材60と接触する付勢部材受け部52と、を備える。ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51とでハート形状部21を構成する(ハート形状部21は、2分割構造とされている)。ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51は、付勢部材60による荷重を受けながら接触している。
付勢部材60は、たとえば板バネ、コイルスプリング等の弾性部材からなる。付勢部材60は、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51とを押し付けあう方向に、第1のカムロック40と第2のカムロック50とを付勢する。50付勢部材60の付勢力は、ピン30を破損(変形含)させるのに要する力よりも小さく、ハート形状部第1の部分41を破損させるのに要する力よりも小さく、ハート形状部第2の部分51を破損させるのに要する力よりも小さく設定されている。
ピン30は、カムロック20に係脱可能である。カムロック20内に入ったピン30は、図1に示すように、入口側カム通路23を通って係止部21aに達し(係合し)、出口側カム通路24を通ってカムロック20外に出る(離脱する)。
つぎに、本発明実施例1と実施例2にわたって共通する部分の作用を説明する。
本発明実施例では、カムロック20が第1、第2のカムロック40、50と付勢部材60を備えているので、ピン30が係止部21aに係合している状態でピン30にカムロック20から抜ける方向への力が掛かると、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51とが付勢部材60の付勢力に抗して離れ(2分割構造のハート形状部21が割れ)、ピン30がハート形状部21の割れた間を通ってカムロック20から抜けることができる。そのため、ピン30が係止部21aに係合している状態でピン30にカムロック20から抜ける方向の力が掛かっても、ピン30の変形やハート形状部21の破壊が生じることはない。
つぎに、本発明各実施例に特有な部分を説明する。
[実施例1](図1〜図9)
本発明実施例1では、図1に示すように、ハート形状部21がカムロック20に1個設けられる場合を示している。
ハート形状部21は、ハート形状部21の正面視で、中間部に係止部21aを備える第1の面21bと、ハート形状部21の下端から左側かつ第1の面21b側に傾く傾斜面からなる第2の面21cと、ハート形状部21の下端から右側かつ第1の面21b側に傾く傾斜面からなる第3の面21dを、有する。第2、第3の面21c、21dは、平面であってもよいが、ピン30が第2の面21cまたは第3の面21dのどの位置に当ってもピン30の第2の面21cまたは第3の面21dへの当り角を一定(ほぼ一定を含む)にするために、1または2以上の曲率をもつ曲面であることが望ましい。
カム通路形成部22は、カムロック20の正面視で、ハート形状部21の第1の面21bのうち係止部21aよりも左側に位置する部分と、ハート形状部21の第2の面21cとの間に、入口側カム通路23を形成する。カム通路形成部23は、カムロック20の正面視で、ハート形状部21の第1の面21bのうち係止部21aよりも右側に位置する部分と、ハート形状部21の第3の面21dとの間に、出口側カム通路24を形成する。
第1のカムロック40は、図4に示すように、ハート形状部第2の部分51が挿通する貫通穴43と、図4に示すように、第2のカムロック50の軸受け穴53に入り込み第2のカムロック50を回動可能に支持する軸部44と、を備える。
第2のカムロック50のハート形状部第2の部分51は、第2のカムロック50が第1のカムロック40に対して軸部44まわりに回動したとき、貫通穴43内でハート形状部第1の部分41に接近・離反する方向に動く。
ここで、本発明実施例1の作動・作用を、図7を参照して、説明する。
(a) ピン30をカムロック20の奥に向って(図では上方向へ)動かすと、図7(a)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながら(場合によってはダイレクトに)入口側カム通路23に進入する。
(b) つぎに、ピン30をカムロック20の奥に動かしていた荷重を取り去り、逆にピン30をカムロック20から出る方向(図では下方向)へ動かすと(通常、ピン30には、カムロック20から出る方向へ荷重がかかっており、カムロック20の奥側への荷重を取り去れば、ピン30はカムロック20から出る方向に動く)、図7(b)に示すように、ピン30は、カムロック20を回転させながら係止部21aに達し、ロック状態となる。このとき、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51は付勢部材60によって荷重を受けているので、ピン30は係止部21aに止まる。
(c−1) 通常ロック時
ロック状態(上記(b)の状態)より、ピン30をカムロック20の奥に動かすことで、図7(c)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながら出口側カム通路24をカムロック奥へ進む。
ついで、ピン30をカムロック20の奥へ動かしていた荷重を取り去り、逆にピン30をカムロック20から出る方向へ動かすと、図7(d)(e)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながらカムロック20の出口に向う。
(c−2) 解除ロック時
ロック状態(上記(b)の状態)より、ピン30にカムロック20から出る方向(図では下方向)に過荷重がかかると、図7(c´)に示すように、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51が付勢部材60によって受けていた荷重では耐えられなくなって分かれる。そのため、ピン30は、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51との間を通ってカムロック20の出口に向う。さらにピン30にカムロック20から出る方向への荷重をかければ、ピン30はハート形状部21から抜ける。
抜けた後、ハート形状部21は付勢部材60の付勢力によりピン30で割られる前の状態に戻る。
本発明実施例1において、図1〜図7は、付勢部材60が板バネからなる場合を示しているが、図8に示すように、第1のカムロック40と第2のカムロック50の回転軸を中心とした接触面にテーパを付けて上からコイルスプリングなどで荷重を加えてもよい。
また、本発明実施例1では、第2のカムロック50が第1のカムロック40に対して回動可能とされている場合を示しているが、図9に示すように、第1のカムロック40に対する第2のカムロック50の移動を平行移動(直線動、スライド動)にして、コイルスプリングで荷重を加えてもよい。
[実施例2](図10〜図15)
本発明実施例2では、ハート形状部21がカムロック20に複数(図示例では4個)設けられる場合を示している。ただし、ハート形状部21の個数は、2個、3個、5個、6個以上のいずれであってもよい。
ハート形状部21は、図11に示すように、ハート形状部21の正面視で、中間部に係止部21aを備える第1の面21bと、ハート形状部21の下端から右側かつ第1の面21b側に傾く傾斜面からなる第2の面21cと、ハート形状部21の下端から左側かつ第1の面21b側に傾く傾斜面からなる第3の面21dを、有する。第2、第3の面21c、21dは、平面であってもよいが、ピン30が第2の面21cまたは第3の面21dのどの位置に当ってもピン30の第2の面21cまたは第3の面21dへの当り角を一定(ほぼ一定を含む)にするために、1または2以上の曲率をもつ曲面であることが望ましい。
カム通路形成部22は、複数(ハート形状部21と同数)設けられている。複数のカム通路形成部22は、それぞれが連なって形成されていてもよく、それぞれが離れて設けられていてもよい(図示例では、それぞれが連なって形成されている場合を示している)。
入口側カム通路23は、ハート形状部21の第1の面21bとカム通路形成部22との間の通路のうち、カムロック20の正面視で、係止部21aよりも右側に位置する通路である。入口側カム通路23は、カムロック20の入口25aから係止部21aまでの通路である。
出口側カム通路24は、ハート形状部21の第1の面21bとカム通路形成部22との間の通路のうち、カムロック20の正面視で、係止部21aよりも左側に位置する通路である。出口側カム通路24は、係止部21aからカムロック20の出口25bまでの通路である。
カムロック20の回転中心Pは、カムロック20の正面視でロック20の中央にある。
ここで、本発明実施例2の作動・作用を、図15を参照して、説明する。
(a) ピン30をカムロック20に向って(図では上方向へ)動かすと、ピン30は、カムロック20の複数ある入口25aのうちの一つに直接いくか、または複数あるハート形状部21のうちの一つの第2の面21cまたは第3の面21dに当る。ピン30が第2の面21cまたは第3の面21dに当ったとき、ピン30の進行方向と第2の面21cまたは第3の面21dには、角度がついているため、カムロック20がピン30により押され回転中心Pまわりに回転する。ピン30は、第2の面21cまたは第3の面21dに当ったとき、カムロック20を回転させながらカムロック20の入口25aに達する。
ピン30は、カムロック20の入口25aから入口側カム通路23内に進入し、図15(a)に示すように、カムロック20を回転させながら進む。
(b) つぎに、ピン30をカムロック20の中心Pに近づける荷重を取り去り、逆にロック20の中心Pから遠ざかる方向(図では下方向)へ動かすと(通常、ピン30には、ロック20の中心Pから遠ざかる方向へ荷重がかかっており、近づく荷重を取り去れば、ピン30はカムロック20の回転中心Pから遠ざかる方向に動く)、図15(b)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながら係止部21aに達し、ロック状態となる。このとき、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51は付勢部材60によって荷重を受けているので、ピン30は係止部21aに止まる。
(c) 通常ロック時
ロック状態(上記(b)の状態)からピン30をカムロック20の回転中心Pに近づく方向に動かすことで、図15(c)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながら出口25bに向う。
その後、ピン30をロック回転中心Pから遠ざけると、ピン30は、図15(d)(e)に示すように出口25bに達し、出口25bからカムロック20の外に出る。
(d) 解除ロック時
ロック状態(上記(b)の状態)から、ピン30をロック回転中心Pから遠ざける方向(図では下方向)に過荷重がかかると、図15(c´)に示すように、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51が付勢部材60によって受けていた荷重では耐えられなくなって分かれる。そのため、ピン30は、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51との間を通ってカムロック20から抜ける。
抜けた後、ハート形状部21は付勢部材60の付勢力によりピン30で割られる前の状態に戻る。
本発明実施例2において、図15では、ロック作動時のカムロック20の回転方向が反時計まわりであるが、逆回転の時計まわりであってもよい。また、図15では、ピン30の進行方向をカムロック20の中心Pに向けているが、中心からずれた方向へ向ってもよい。また、図15では、ピン30の軌跡は直線で作図されているが、円弧あるいは自由曲線であってもよい。
本発明実施例1のロック・アンロック装置の平面図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の、ハート形状部第1の部分とハート形状部第2の部分とが分かれた状態を示す平面図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の分解斜視図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の、第1のカムロックのみの平面図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の、第1のカムロックのみの背面図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の、第2のカムロックのみの平面図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の作動図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の、別実施例を示す斜視図である。 本発明実施例1のロック・アンロック装置の、別実施例を示す斜視図である。 本発明実施例2のロック・アンロック装置の斜視図である。 本発明実施例2のロック・アンロック装置の平面図である。 本発明実施例2のロック・アンロック装置の分解斜視図である。 本発明実施例2のロック・アンロック装置の、第1のカムロックのみの斜視図である。 本発明実施例2のロック・アンロック装置の、第2のカムロックのみの斜視図である。 本発明実施例2のロック・アンロック装置の作動図である。 従来のロック・アンロック装置を備えた車両用収納装置の断面図である。 従来のロック・アンロック装置の平面図である。
符号の説明
10 ロック・アンロック装置
20 カムロック
21 ハート形状部
21a 係止部
22 カム通路形成部
23 入口側カム通路
24 出口側カム通路
30 ピン
40 第1のカムロック
41 ハート形状部第1の部分
42 第1のカムロックの付勢部材受け部
50 第2のカムロック
51 ハート形状部第2の部分
52 第2位のカムロックの付勢部材受け部
60 付勢部材

Claims (3)

  1. (a) 係止部を備えるハート形状部と、該ハート形状部との間に前記係止部への入口側カム通路と前記係止部からの出口側カム通路を形成するカム通路形成部を備えるカムロックと、
    (b) 前記カムロックに係脱可能なピンと、
    を有するロック・アンロック装置であって、
    前記カムロックのハート形状部が2分割構造とされているロック・アンロック装置。
  2. (a) 係止部を備えるハート形状部と、該ハート形状部との間に前記係止部への入口側カム通路と前記係止部からの出口側カム通路を形成するカム通路形成部を備えるカムロックと、
    (b) 前記カムロックに係脱可能なピンと、
    を有するロック・アンロック装置であって、
    前記カムロックは、前記ハート形状部の一部を構成するハート形状部第1の部分を備える第1のカムロックと、該第1のカムロックに対して可動であり前記ハート形状部の残りの部分を構成するハート形状部第2の部分を備える第2のカムロックと、前記ハート形状部第1の部分と前記ハート形状部第2の部分とを押し付けあう方向に前記第1のカムロックと前記第2のカムロックを付勢する付勢部材と、を備えている、ロック・アンロック装置。
  3. 前記カムロックの、前記ハート形状部と前記カム通路形成部は、前記カムロックの周方向に複数設けられている、請求項1または請求項2記載のロック・アンロック装置。
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