JP4476008B2 - ピンタンブラー錠 - Google Patents

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本発明は、ピンタンブラーを使用したピンタンブラー錠に関し、特に構造が比較的簡単で、不正解錠を効果的に防止することができるピンタンブラー錠に関する。
ピンタンブラー錠は、一般に、内筒内に複数のピンタンブラーがコイルばね、ドライブピンと共に軸の横断方向に移動可能に収容され、内筒の外側に外筒が被嵌され、適正キーの内筒内への挿入により、ピンタンブラーの先端を外筒側に押すことにより、ドライブピンとピンタンブラーの間をシャーラインに一致させて、解錠を行なう構造である。また、近年のピンタンブラー錠では、不正鍵による不正解錠を防止するために、複数列のピンタンブラーを複数の横断方向に配設し、鍵の複数の腹面にキーコード穴を形成し、それらのキーコード穴に各ピンタンブラーの先端を入れて解錠する構造の錠が、下記特許文献1などで提案されている。
特開2002−180710公報
しかしながら、この種のピンタンブラー錠は、多数のピンタンブラーを複数の方向に配置することにより、ピッキングなどによる不正解錠を防止することができるものの、従来と同様の板状のキーを差し込んで使用するキー穴を有しているため、不正解錠用の工具などを挿入して不正解錠が行われやすいという課題があった。また、従来のこの種のピンタンブラー錠は、複数列のピンタンブラーを各種の角度で配設しているため、構造が複雑化すると共に、部品点数が非常に多くなり、製造コストが増大する課題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、構造が比較的簡単で、且つ不正解錠を防止することができるピンタンブラー錠を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のピンタンブラー錠は、ラジアル方向に複数のピン孔を有した外筒と、該外筒内に回転可能に挿入され、内側にキー挿入孔を設け、複数のピンタンブラーを挿入するための複数のタンブラー挿入孔をラジアル方向に設けた内筒と、該内筒の該タンブラー挿入孔に挿入される複数のピンタンブラーと、該外筒のピン孔に挿入される複数のドライブピンと、該ピン孔内に挿入され該ドライブピンを内側に付勢するコイルばねと、該キー挿入孔に挿入され、該ピンタンブラーの先端に係合するキーコード穴を有したキーと、を備えたピンタンブラー錠において、該内筒のキー挿入孔が横断面を円形とした円形孔で形成され、該キー挿入孔の開口部近傍の内壁に半球状凸部が設けられ、該キーの挿入部が円柱形に形成され、該キーの挿入部を該キー挿入孔に差し込んだ際、該半球状凸部が嵌合する嵌合溝がキーの円柱状の挿入部の外周軸方向に形成され、前記キーの挿入部の外周の90度相当位置と270度相当位置に、複数のキーコード穴が軸方向に沿って配列形成され、前記嵌合溝は該複数のキーコード穴を配列方向に横断して該挿入部の両側に形成され、該キーの挿入部の元部に突起部が設けられ、前記内筒のキー挿入孔の開口部近傍の0度相当位置と180度相当位置に該突起部が嵌合可能な開口溝が形成されたことを特徴とする。
上記構成のピンタンブラー錠は、キーの挿入部が円柱状に形成され、円形のキー挿入孔にキーの挿入部を挿入して解錠操作され構造であるから、板状キーに比べキーの挿入部を小形化することができると共に、キー挿入孔の内径も小形化することができる。したがって、円形のキー挿入孔は、従来の板状キーより内径(幅)が小形になり、これによって、不正解錠用のピッキング工具などを差し込みにくくし、不正解錠を効果的に防止することができる。このため、錠本体内に設けるピンタンブラーの数や配列数は、それほど多くする必要がなく、錠の構造を簡単化し、部品点数を少なくすることができる。
また、キーの挿入部の外周に形成するキーコード穴は、挿入部の外周の90度相当位置と270度相当位置に、軸方向に沿って配列形成されるから、キーをリバーシブルとして使用することができ、キーを適正解錠位置(角度)から180度反転した角度位置に操作した場合でも、つまり2つの反転角度位置で施錠・解錠操作を行うことができる。さらに、上記半球状凸部はキー挿入孔の開口部近傍の内壁の両側に形成されると共に、上記嵌合溝は上記複数のキーコード穴を配列方向に横断して挿入部の両側に形成されるので、不正なキーは差し込み当初に差し込むことができず、不正なキーの挿入を阻止することができる。しかも、嵌合溝がキーコード穴を配列方向に横断して形成されるので、キーをキー挿入孔に挿入したときの摩擦抵抗が非常に小さく、キー及びピンタンブラー錠共に使用時の摩耗を最小として、長期間使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はピンタンブラー錠の正面図を示し、図3はその斜視図を、図4はその断面図を示している。この実施形態のピンタンブラー錠は、通常のシリンダ錠型のピンタンブラー錠1の基部に、長尺の円筒18を連結・固定し、円筒18内の軸心位置に錠軸19を配設すると共に、円筒18の基部内に固定した固定支持部17に錠軸19を貫通させ、長尺のシリンダ錠として形成される。
長尺の円筒18の先端に固定されるピンタンブラー錠1は、図5、図7、図10の断面図に示すように、ラジアル方向に複数のピン孔31を有した外筒3と、外筒3内に回転可能に挿入され、内側にキー挿入孔21を設け、複数のピンタンブラー4を挿入するための複数のタンブラー挿入孔22をラジアル方向に設けた内筒2と、内筒2のタンブラー挿入孔22に挿入される複数のピンタンブラー4と、外筒3のピン孔31に挿入される複数のドライブピン5と、ピン孔31内に挿入されドライブピン5を内側に付勢するコイルばね6と、を備えて構成される。
内筒2は、図6〜図8に示すように、基本的には底部を閉鎖した有底構造の円筒形に形成され、開口した内筒2の先端にはフランジ部が形成される。また、内筒2のフランジ部より下の円筒部分は、外筒3内に回動可能に挿入可能な外径寸法を有して形成される。さらに、その内筒2の底部の外側に、錠軸嵌合部24が錠軸19の先端に嵌合可能に突設されている。さらに、内筒2の側壁部には、合計6個のタンブラー挿入孔22が穿設されている。
6個のタンブラー挿入孔22は、図7に示すように内筒2の両側に、つまり図6に示す内筒2の正面視で90度(3時)相当位置と270度(9時)相当位置に、各々3個ずつ、軸方向に所定の間隔をおいて並設されている。また、図7に示すように、左右両側のタンブラー挿入孔22は、左右で半ピッチずつずれた位置に配置され、ピンタンブラー4が外側から内側に向けてそれらの挿入孔22に挿入され、所定の位置で停止するように、挿入孔22の形状は内側の内径が細くなる形状に形成されている。なお、ここで、0度(12時)相当位置と180度(6時)相当位置とは、図1または図6の正面図に示すように、錠の正面の開口溝23を縦方向として鉛直線上に錠を位置させたとき、後述する上側の開口溝23の方向が0度相当位置であり、下側の開口溝23の方向が180度相当位置である。
キー挿入孔21の内壁には、内筒2の正面視で0度(12時)相当位置と180度(6時)相当位置に、正面側に開口する開口溝23が、長手方向にそって形成されている。さらに、キー挿入孔21内の開口部近傍には、図6、図7に示すように、半球状凸部25が、内筒2の正面視で90度(3時)相当位置と270度(9時)相当位置に、内側に向けて突設されている。一方、挿入孔22に挿入される6本のピンタンブラー4の長さは、キー10のキーコード穴12の深さに合わせて長短が設定されている。さらに、内筒2の底部近傍の外周部には、内筒2を外筒3内に固定するためのリテーナ8用の円周溝26が円周方向に形成される。
外筒3は、図9〜図12に示すように、円筒形に形成され、その内側には先端側から上記内筒2を挿入して回動可能な内径を有して形成される。外筒3の外周壁部の両側には、つまり正面視で0度相当位置と180度相当位置の外壁部に、ピン孔31が3個ずつ上記内筒2のタンブラー挿入孔22に対応した位置に並設されている。
また、図10に示すように、外筒3の外周部の末端部寄りに円筒18を固定するために固定ピンを嵌入するための固定ピン用孔32が穿設されている。また、外筒3内に内筒2を挿入したとき、内筒2を外筒3に対し固定するためのリテーナ8を内筒2の内周溝26と外筒3の対応箇所に嵌着するために、外筒3の末端部にリテーナ用溝部33が形成されている。
さらに、図11に示すように、外筒3の外周部には、3個のピン孔31の開口縁部に沿って、板状凹部34が形成され、この板状凹部34には、各ピン孔31の外側を閉鎖するように、後述のカバー板7がはめ込まれる。また、外筒3の外周部における基部寄りの部分は、段差部を介して小径となる小径部が形成され、その小径部に長尺の円筒18の先端が嵌着されるようにしている。図5に示すように、外筒3の各ピン孔31には、ドライブピン5とコイルばね6が挿入されるが、各ドライブピン5の長さはキーコードに合わせて、つまりキー10のキーコード穴12の深さに応じて設定されている。
ピンタンブラー錠1の基部に取り付けられる長尺の円筒18は、図1、図4に示すように、その末端部に固定支持部17を嵌着し、円筒18内の軸心位置に錠軸19を軸方向に沿って配設して構成される。内側の錠軸19は固定支持部17の軸孔に回動可能に貫通され支持され、錠軸19の先端には、上記内筒2の錠軸嵌合部24と嵌合連結される連結部が形成されている。固定支持部17には取付用の取付フランジ16が設けられる。
図2は、上記ピンタンブラー錠1に使用されるキー10の正面図などを示している。このキー10は、ピンタンブラー錠1の円形のキー挿入孔21に挿入可能に、円柱状の挿入部11を有して形成され、その横断面は基本的に円形である。そして、この円柱状の挿入部11の外周に、所定の深さのキーコード穴12が所定の位置に形成されている。それらのキーコード穴12は略球の一部を凹状としたディンプル形状に形成されている。また、このキー10は180度反転した状態でも、挿入して解錠操作ができるように、つまりキーをリバーシブルで使用できるように、キー挿入部11の両側に複数のキーコード穴12が、両側で同じ大きさ、同じ配置形態で形成されている。
さらに、キー挿入部11の両側には、嵌合溝13が長手方向に沿って形成され、これらの嵌合溝13は、複数のキーコード穴12の配列方向(軸方向)に沿って且つキーコード穴と重なり合うように形成されている。このキー挿入部11の両側に形成された嵌合溝13は、キー10をキー挿入孔21に、正面視で90度相当位置または270度相当位置で挿入した際、その内側開口部内に突設した半球状凸部25が嵌合して、キー10の挿入を許容し、嵌合溝13を持たない不正キーの挿入を阻止する構造としている。
さらに、キー挿入部11の元部には、正面視で0度相当位置と180度相当位置に突起部14が形成され、キー10をキー挿入孔21内の適正位置まで挿入したとき、突起部14がキー挿入孔21内の先端の開口溝23に嵌合し、キー10の回動力を内筒2に良好に伝達できるようにしている。
上記のように構成されたピンタンブラー錠は、製造時などに組み立てる場合、先ず、外筒3の内側に内筒2を正面側から挿入し、リテーナ8をリテーナ用溝部33と円周溝25にはめ込み、内筒2を外筒3内に回動可能に装着する。これにより、内筒2は外筒3に対し360度何れの方向にも回動可能に装着される。そして、内筒2のタンブラー挿入孔22と外筒3のピン孔31を連通させた状態で、タンブラー挿入孔22とピン孔31を内にピンタンブラー4、ドライブピン5、及びコイルばね6をピン孔31側から差し込み、外筒3の板状凹部34にカバー板7を嵌着して、ピン孔31を閉鎖する。
そして、上記のように組み付けられたピンタンブラー錠1の外筒3の基部には、図4に示すように、長尺の円筒18が嵌着される。この円筒18は、外筒3の基部の小径部にはめ込まれ、その内側の錠軸19の先端を内筒2の末端の錠軸嵌合部24に嵌合させ、この状態で、円筒18の嵌合部の外側から固定ピンを固定ピン用孔32に圧入し、円筒18を外筒3の外周部に対し固定する。これで、ピンタンブラー錠1のロータとなる内筒2が円筒18内の錠軸19と連結され、ピンタンブラー錠1の内筒2の回動により錠軸19の回動が可能となる。
このような長尺の円筒18と錠軸19に連結してピンタンブラー錠1を取り付けた錠装置は、例えば、スロットマシン等のゲーム機の扉の施錠装置に使用され、その錠軸19の突出先端には図示しないカムが固定され、カムは回転して解錠動作するように施錠装置の他の部材に連係される。
解錠の際、キー10をピンタンブラー錠1のキー挿入孔21に差し込む場合、キー10のキー挿入部11の元部に位置する突起部14を、キー挿入孔21の正面視で0度相当位置または180度相当位置に位置する開口溝23に合わせて、キー挿入部11をキー挿入孔21に挿入する。
このとき、キー挿入部11の両側に設けた嵌合溝13に、キー挿入孔21内の両側の半球状凸部25が嵌合し、キー10の挿入部11が適正な位置までキー挿入孔21内に挿入される。そして、キー10の挿入部11が適正位置に差し込まれたとき、その両側に設けたキーコード穴12がタンブラー4の先端に接触し、ピンタンブラー4が内筒2のタンブラー挿入孔22を移動する。これにより全てのピンタンブラー4とドライブピン5の境界がシャーラインつまり内筒2の外周面と外筒3の内周面に一致し、図13に示すような解錠状態となり、キー10と共に内筒2を任意の方向に回して解錠または施錠操作することができる。
この状態で、キー10を回して内筒2を回すと、内筒2に連結された錠軸19が回動し、解錠或いは施錠動作が行われる。解錠状態で所定の角度位置から内筒2を回動させた状態で、ピンタンブラー4はドライブピン5から離れているため、タンブラー挿入孔22内で移動することができず、ピンタンブラー4の先端がキー10のキーコード穴12に嵌合した状態が保持され、この状態では、キー10を内筒2内から引き抜くことはできない。
したがって、従来のキーと同様に、キー10を引き抜く場合は、適正な解錠位置(ピンタンブラー4とドライブピン5の角度位置が一致して接触する位置)に回した状態で、キー10を引き抜くことになる。このようなキー10の引き抜き可能な位置は、上記のようにピンタンブラー4のタンブラー挿入孔22とドライブピン5のピン孔31が連通してピンタンブラー4またはドライブピン5が動く位置であるから、その感触がキー10から使用者の手に伝わり、キー10を引き抜く角度位置は容易に認識することができる。
また、キー10の挿入部11は円柱形のため、何れの角度でも、キー挿入孔21の入り口まではキー10の挿入部11を差し込むことができるが、挿入孔21内に半球状凸部25があって、ここにキー挿入部11の嵌合溝13が嵌合する必要があるため、キーの挿入部11を適正な位置まで差し込むことはできず、不正なキーの挿入を阻止することができる。
なお、図2に示すキー10の場合、キーの挿入部11の外周に形成したキーコード穴12は、挿入部11の両側、つまり外周の90度相当位置と270度相当位置に、軸方向に沿って配列形成されているから、キーをリバーシブルとして操作することができ、キーを適正解錠位置(角度)から180度反転した角度位置でも、挿入孔21に差し込んで施錠・解錠操作を行うことができる。
一方、キー10の挿入部11は円柱形に形成され丸棒金属などにより成形されるが、従来の板状キーの板状挿入部に比べ、円柱形の挿入部11は、その幅(直径)を小さくしても、必要な強度を確保することができるため、板状キーよりキー10を小型化することができる。また、これに伴い、錠のキー挿入孔21の内径も、従来の板状キーのものに比べて小さくすることができ、これにより、キー挿入孔21内に不正工具などが挿入しにくくなって、不正解錠を防止することができる。
また、当然ではあるが、不適正なキーコード穴を持ったキーを挿入孔21に差し込んだ場合、仮にそのキーの挿入部が挿入孔21に挿入できたとしても、全てのピンタンブラー4とドライブピン5が適正な位置に移動しない場合(シャーラインが一致しない場合)は、内筒2が回動せず、解錠は不可能となる。
さらに、適正なキー10をキー挿入孔21内に適正な角度で差し込んだ場合、キー挿入部11の元部の突起部14が、挿入孔21の開口部近傍の0度相当位置と180度相当位置に設けた開口溝23に嵌合するため、キー10の回動力を適正に内筒2に伝達することができ、適正なキー10により内筒2と錠軸19を良好に回動させて解錠操作を行うことができる。
以上説明したように、本発明のピンタンブラー錠によれば、キーの挿入部が円柱状に形成され、円形のキー挿入孔にキーの挿入部を挿入して解錠操作される構造であるから、従来の板状キーに比べてキーを小形化することができると共に、キー挿入孔の内径も小形化して、不正解錠を防止することができる。また、円形のキー挿入孔は、従来の板状キーのものより内径が小幅になるため、不正解錠用のピッキング工具などを差し込みにくく、不正解錠を効果的に防止することができる。このため、錠本体内に設けるピンタンブラーの数や配列数は、それほど多くする必要がなく、錠の構造を簡単化し、部品点数を少なくすることができる。
本発明の一実施形態を示すピンタンブラー錠の正面図である。 (a)はキーの正面図、(b)は同左側面図、(c)は同平面図である。 ピンタンブラー錠の斜視図である。 同ピンタンブラー錠の軸方向に沿った断面図である。 ピンタンブラー錠1の断面図である。 内筒2の正面図である。 内筒2の中央断面図である。 内筒2の右側面図である。 外筒3の正面図である。 外筒3の中央断面(図9のX-X線断面)図である。 外筒3の右側面図である。 図11のXII-XII線断面図である。 キー10をピンタンブラー錠に挿入した解錠時の断面図である。
符号の説明
1−ピンタンブラー錠
2−内筒
3−外筒
4−ピンタンブラー
5−ドライブピン
6−コイルばね
10−キー
11−挿入部
12−キーコード穴
13−嵌合溝
14−突起部
21−キー挿入孔
22−タンブラー挿入孔
23−開口溝
25−半球状凸部



Claims (1)

  1. ラジアル方向に複数のピン孔を有した外筒と、該外筒内に回転可能に挿入され、内側にキー挿入孔を設け、複数のピンタンブラーを挿入するための複数のタンブラー挿入孔をラジアル方向に設けた内筒と、該内筒の該タンブラー挿入孔に挿入される複数のピンタンブラーと、該外筒のピン孔に挿入される複数のドライブピンと、該ピン孔内に挿入され該ドライブピンを内側に付勢するコイルばねと、該キー挿入孔に挿入され、該ピンタンブラーの先端に係合するキーコード穴を有したキーと、を備えたピンタンブラー錠において、
    該内筒のキー挿入孔が横断面を円形とした円形孔で形成され、該キー挿入孔の開口部近傍の内壁に半球状凸部が設けられ、該キーの挿入部が円柱形に形成され、該キーの挿入部を該キー挿入孔に差し込んだ際、該半球状凸部が嵌合する嵌合溝がキーの円柱状の挿入部の外周軸方向に形成され、
    前記キーの挿入部の外周の90度相当位置と270度相当位置に、複数のキーコード穴が軸方向に沿って配列形成され、前記嵌合溝は該複数のキーコード穴を配列方向に横断して該挿入部の両側に形成され、
    該キーの挿入部の元部に突起部が設けられ、前記内筒のキー挿入孔の開口部近傍の0度相当位置と180度相当位置に該突起部が嵌合可能な開口溝が形成されたことを特徴とするピンタンブラー錠。
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