JP2008150775A - ロック・アンロック装置 - Google Patents

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JP2008150775A JP2006336530A JP2006336530A JP2008150775A JP 2008150775 A JP2008150775 A JP 2008150775A JP 2006336530 A JP2006336530 A JP 2006336530A JP 2006336530 A JP2006336530 A JP 2006336530A JP 2008150775 A JP2008150775 A JP 2008150775A
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Yukinori Kawamura
幸範 河村
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Meiwa Industry Co Ltd
Meiwa Kogyo Co Ltd
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Meiwa Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】 ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンが変形したりハート形状部が破壊することを防止できるロック・アンロック装置の提供。
【解決手段】 (a) 係止部21aを備えるハート形状部21と、ハート形状部21との間に係止部21aへの入口側カム通路23と係止部21aからの出口側カム通路24を形成するカム通路形成部22を備えるカムロック20と、(b)カムロック20に係脱可能なピン30と、を有するロック・アンロック装置10であって、カムロック20のハート形状部21が2分割構造とされているロック・アンロック装置10。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カムとピンを備えるロック・アンロック装置に関する。
図4は、従来ロック・アンロック装置1を備えた車両用収納装置を示している。
車両用収納装置は、収納装置本体4と、ドア5と、ドア5を閉方向に付勢するドア付勢スプリング6と、収納装置本体4に揺動可能に取付けられるカムロック(ハートカム)2と、ドア5に設けられカムロック2に係脱可能なピン3を、有する。カムロック2は、一部品構成であり、図5に示すように、係止部を備えるハート形状部2aと、ハート形状部2aとの間にカム通路を形成するカム通路形成部2bとを、備える。
ドア5が開状態にあるとき、ピン3はカムロック2のハート形状部2aの係止部に掛かっており(図5のaの位置にあり)、ドア5が閉まらない。
ドア5を押すとピン3はカム通路をbの位置に移動し、ドア5から手を離すとドア付勢スプリング6によりピン3がb位置、c位置、d位置と移動してドア5が閉じる。
ドア5閉状態からドア5を押すと、ピン3はd位置、e位置、f位置と移動する。ドア5から手を離すとピン3がa位置へ移動しハート形状部2aの係止部に掛かる。
しかし、従来のロック・アンロック装置1にはつぎの問題点がある。
カムロック2が一部品構成であるため、ピン3がハート形状部2aの係止部に掛かっている状態でドア5に閉方向荷重が加わると(ピン3にカムロック2から抜ける方向の力が加わると)、その荷重により、ハート形状部2aに掛かっていたピン3が変形したり、ハート形状部2aが破壊するおそれがある。
特開2002−87170号公報 特開平7−215117号公報
本発明が解決しようとする問題点は、ピンが変形したりハート形状部が破壊することである。
本発明の目的は、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンが変形したりハート形状部が破壊することを防止できるロック・アンロック装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a) 係止部を備えるハート形状部と、該ハート形状部との間に前記係止部への入口側カム通路と前記係止部からの出口側カム通路を形成するカム通路形成部を備えるカムロックと、
(b) 前記カムロックに係脱可能なピンと、
を有するロック・アンロック装置であって、
前記カムロックは、前記ハート形状部の一部を構成するハート形状部第1の部分を備える第1のカムロックと、該第1のカムロックに対して可動であり前記ハート形状部の残りの部分を構成するハート形状部第2の部分を備える第2のカムロックと、前記ハート形状部第1の部分と前記ハート形状部第2の部分とを押し付けあう方向に前記第1のカムロックと前記第2のカムロックを付勢する付勢機構と、を備えており、
前記付勢機構は、前記第1のカムロックと前記第2のカムロックの一方に一体に形成される弾性変形可能な弾性変形部と、前記第1のカムロックと前記第2のカムロックの他方に一体に形成され前記弾性変形部が当接する当接部と、を備えている、ロック・アンロック装置。
上記(1)のロック・アンロック装置では、カムロックが第1、第2のカムロックと付勢機構を備えているので、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向への力が掛かると、第1のカムロックのハート形状部第1の部分と第2のカムロックのハート形状部第2の部分とが付勢機構の付勢力に抗して離れ(ハート形状部が割れ)、ピンがハートカム形状部の割れた間を通ってカムロックから抜けることができる。そのため、ピンがハート形状部に係合している状態でピンにカムロックから抜ける方向の力が掛かっても、ピンの変形やハート形状部の破壊が生じることはない。
また、付勢機構が、第1、第2のカムロックの一方に一体に形成される弾性変形部と、第1、第2のカムロックの他方に一体に形成される当接部と、を備えているので、弾性変形部が第1、第2のカムロックの一方と別体に形成され当接部が第1、第2のカムロックの他方と別体に形成される場合に比べて、部品点数を削減できコスト上有利である。
以下に、図1〜図3を参照して、本発明実施例のロック・アンロック装置を説明する。
本発明実施例のロック・アンロック装置10は、たとえば、車両用収納装置、車両用小物入れ装置、車両用ドア付きカップホルダ装置等に設けられる。ただし、ロック・アンロック装置10は、上記の装置以外の装置に設けられていてもよい。
ロック・アンロック装置10は、図1に示すように、係止部21aを備えるハート形状部21と、ハート形状部21との間に係止部21aへの入口側カム通路23と係止部21aからの出口側カム通路24を形成するカム通路形成部22を備えるカムロック20と、カムロック20に係脱可能なピン30と、を有する。
ハート形状部21は、カムロック20に1個設けられる。ハート形状部21の形状は、正面視でハート形状またはほぼハート形状である。ハート形状部21は、ハート形状部21の正面視で、中間部に係止部21aを備える第1の面21bと、ハート形状部21の下端から左側かつ第1の面21b側に傾く傾斜面からなる第2の面21cと、ハート形状部21の下端から右側かつ第1の面21b側に傾く傾斜面からなる第3の面21dを、有する。第2の面21cは、平面であってもよいが、ピン30が第2の面21cのどの位置に当ってもピン30の第2の面21cへの当り角を一定(ほぼ一定を含む)にするために、1または2以上の曲率をもつ曲面であることが望ましい。第3の面21dは、平面であってもよく、1または2以上の曲率をもつ曲面であってもよい。
カム通路形成部22は、カムロック20の正面視で、ハート形状部21の第1の面21bのうち係止部21aよりも左側に位置する部分と、ハート形状部21の第2の面21cとの間に、入口側カム通路23を形成する。カム通路形成部22は、カムロック20の正面視で、ハート形状部21の第1の面21bのうち係止部21aよりも右側に位置する部分と、ハート形状部21の第3の面21dとの間に、出口側カム通路24を形成する。
入口側カム通路23と出口側カム通路24は、ハート形状部21と同数設けられる。
カムロック20は、図2に示すように、第1のカムロック40と、第2のカムロック50と、付勢機構60と、を備える。
第1のカムロック40は、樹脂製である。第1のカムロック40は、ハート形状部21の一部を構成するハート形状部第1の部分41と、ハート形状部第2の部分51が挿通する貫通穴42と、第2のカムロック50の軸受け穴52に入り込み第2のカムロック50を回動可能に支持する軸部43と、を備える。
第2のカムロック50のハート形状部第2の部分51は、第2のカムロック50が第1のカムロック40に対して軸部43まわりに回動したとき、貫通穴42内でハート形状部第1の部分41に接近・離反する方向に動く。
第2のカムロック50は、樹脂製である。第2のカムロック50は、第1のカムロック50の裏側に配置されている。第2のカムロック50は、第1のカムロック40に対して回動可能(可動)である。第2のカムロック50は、ハート形状部21のうちハート形状部第1の部分41が構成しない残りの部分を構成するハート形状部第2の部分51を備える。ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51とでハート形状部21を構成する(ハート形状部21は、2分割構造とされている)。ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51は、付勢機構60による荷重を受けながら接触している。
付勢機構60は、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51とを押し付けあう方向に、第1のカムロック40と第2のカムロック50とを付勢する。付勢機構60は、第1のカムロック40と第2のカムロック50の一方に一体に形成される弾性変形部61と、第1のカムロック40と第2のカムロック50の他方に一体に形成される当接部62と、を備える(図示例では、弾性変形部61が第1のカムロック40に一体に形成され、当接部62が第2のカムロック50に一体に形成される場合を示している)。
弾性変形部61は、たとえば第1、第2のカムロック40,50のうち弾性変形部61が一体に形成されるカムロックから延びる棒状体であり、弾性変形部61が一体に形成されるカムロックに対して、樹脂弾性を利用して弾性変形可能とされている。弾性変形部61の延び方向先端部(自由端部)または延び方向中間部は、当接部62に当接している。
当接部62は、第1、第2のカムロック40,50のうち当接部62が一体に形成されるカムロックから、当接部62が一体に形成されていないカムロック側に突出している。
付勢機構60の付勢力は、ピン30を破損(変形含)させるのに要する力よりも小さく、ハート形状部第1の部分41を破損させるのに要する力よりも小さく、ハート形状部第2の部分51を破損させるのに要する力よりも小さく設定されている。
ピン30は、カムロック20に係脱可能である。カムロック20内に入ったピン30は、図1に示すように、入口側カム通路23を通って係止部21aに達し(係合し)、出口側カム通路24を通ってカムロック20外に出る(離脱する)。
ここで、本発明実施例の作動を、図3を参照して、説明する。
(a) ピン30をカムロック20の奥に向って(図では上方向へ)動かすと、図3(a)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながら(場合によってはダイレクトに)入口側カム通路23に進入する。
(b) つぎに、ピン30をカムロック20の奥に動かしていた荷重を取り去り、逆にピン30をカムロック20から出る方向(図では下方向)へ動かすと(通常、ピン30には、カムロック20から出る方向へ荷重がかかっており、カムロック20の奥側への荷重を取り去れば、ピン30はカムロック20から出る方向に動く)、図3(b)に示すように、ピン30は、カムロック20を回転させながら係止部21aに達し、ロック状態となる。このとき、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51は付勢機構60によって荷重を受けているので、ピン30は係止部21aに止まる。
(c−1) 通常ロック時
ロック状態(上記(b)の状態)より、ピン30をカムロック20の奥に動かすことで、図3(c)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながら出口側カム通路24をカムロック奥へ進む。
ついで、ピン30をカムロック20の奥へ動かしていた荷重を取り去り、逆にピン30をカムロック20から出る方向へ動かすと、図3(d)(e)に示すように、ピン30はカムロック20を回転させながらカムロック20の出口に向う。
(c−2) 解除ロック時
ロック状態(上記(b)の状態)より、ピン30にカムロック20から出る方向(図では下方向)に過荷重がかかると、図3(c´)に示すように、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51が付勢機構60によって受けていた荷重では耐えられなくなって分かれる。そのため、ピン30は、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51との間を通ってカムロック20の出口に向う。さらにピン30にカムロック20から出る方向への荷重をかければ、ピン30はハート形状部21から抜ける。
抜けた後、ハート形状部21は付勢機構60の付勢力によりピン30で割られる前の状態に戻る。
つぎに、本発明実施例の作用を説明する。
本発明実施例では、カムロック20が第1、第2のカムロック40、50と付勢機構60を備えているので、ピン30が係止部21aに係合している状態でピン30にカムロック20から抜ける方向への力が掛かると、ハート形状部第1の部分41とハート形状部第2の部分51とが付勢機構60の付勢力に抗して離れ(2分割構造のハート形状部21が割れ)、ピン30がハート形状部21の割れた間を通ってカムロック20から抜けることができる。そのため、ピン30が係止部21aに係合している状態でピン30にカムロック20から抜ける方向の力が掛かっても、ピン30の変形やハート形状部21の破壊が生じることはない。
また、付勢機構60が、第1、第2のカムロック40、50の一方に一体に形成される弾性変形部61と、第1、第2のカムロック40,50の他方に一体に形成される当接部62と、を備えているので、弾性変形部61が第1、第2のカムロック40,50の一方と別体に形成され当接部62が第1、第2のカムロック40,50の他方と別体に形成される場合に比べて、部品点数を削減できコスト上有利である。
本発明実施例のロック・アンロック装置の平面図である。 本発明実施例のロック・アンロック装置の分解斜視図である。 本発明実施例のロック・アンロック装置の作動図である。 従来のロック・アンロック装置を備えた車両用収納装置の断面図である。 従来のロック・アンロック装置の平面図である。
符号の説明
10 ロック・アンロック装置
20 カムロック
21 ハート形状部
21a 係止部
22 カム通路形成部
23 入口側カム通路
24 出口側カム通路
30 ピン
40 第1のカムロック
41 ハート形状部第1の部分
50 第2のカムロック
51 ハート形状部第2の部分
60 付勢機構
61 弾性変形部
62 当接部

Claims (1)

  1. (a) 係止部を備えるハート形状部と、該ハート形状部との間に前記係止部への入口側カム通路と前記係止部からの出口側カム通路を形成するカム通路形成部を備えるカムロックと、
    (b) 前記カムロックに係脱可能なピンと、
    を有するロック・アンロック装置であって、
    前記カムロックは、前記ハート形状部の一部を構成するハート形状部第1の部分を備える第1のカムロックと、該第1のカムロックに対して可動であり前記ハート形状部の残りの部分を構成するハート形状部第2の部分を備える第2のカムロックと、前記ハート形状部第1の部分と前記ハート形状部第2の部分とを押し付けあう方向に前記第1のカムロックと前記第2のカムロックを付勢する付勢機構と、を備えており、
    前記付勢機構は、前記第1のカムロックと前記第2のカムロックの一方に一体に形成される弾性変形可能な弾性変形部と、前記第1のカムロックと前記第2のカムロックの他方に一体に形成され前記弾性変形部が当接する当接部と、を備えている、ロック・アンロック装置。
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