JP5385571B2 - ステアリングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のステアリングシャフトの回転をロックするステアリングロック装置に関する。
この種の従来のステアリングロック装置としては、特許文献1に開示されたものがある。このステアリングロック装置100は、図10に示すように、本体フレーム101及びカバー102によって形成される部品収容室を有し、この部品収容室内に、ステアリングシャフト(図示せず)の回転を阻止するロック位置とステアリングシャフトの回転を許容するロック解除位置との間で変位するロック部材103と、このロック部材103を施錠方向(図10の下方向)に付勢する巻バネ104と、ロック部材103をロック位置で保持するストッパ105と、カバー102と一体に形成され、ストッパ105を作動しない状態に保つ棒状のトリガー106とが設けられている。ストッパ105は、ロック部材103の移動方向と直交する方向へ移動自在に支持され、ロック部材103の凹部103aに嵌入可能なストッパピン107と、このストッパピン107をロック部材103の方向へ付勢する巻バネからなるストッパバネ108とを備えている。ストッパピン107はストッパバネ108によってロック部材103の方向(図10の左方向)へ付勢されるが、通常時、トリガー106の先端がストッパピン107に当接することにより、ストッパ105が作動しない状態に保たれている。
上記構成において、ロック部材103でステアリングシャフトを施錠することにより、駐車中の車両盗難を防止することができる。しかしながら、ロック部材103を直接操作してロック解除位置側に移動させることを目的として、カバー102を本体フレーム101から取り外した場合、カバー102とともにトリガー106が引抜かれるので、ストッパバネ108の付勢によりストッパピン107が移動してロック部材103の凹部103aに嵌入する。その結果、ロック部材103がロック位置で保持されるので、ロック部材103の不正なロック解除を抑制でき、ステアリングシャフトの施錠状態が強制的に解除されることを阻止できる。
米国特許第7121126号公報
しかしながら、従来のステアリングロック装置100では、カバー102とともにトリガー106が引抜かれた後に開口するトリガー収容孔109から、何らかの手段を講じてストッパバネ108を取除くことができた場合には、ストッパピン107が移動自在となるため、ストッパピン107とロック部材103との係合を解除して、ロック部材103が引抜かれ、ロック解除されてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、ストッパピンを付勢するストッパバネが取除かれた場合に、ロック部材をロック位置で保持してロック部材の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難を防止することができるステアリングロック装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、本体フレームに形成されたロック挿通孔内に、ステアリングシャフトの回転を阻止するロック位置と該ステアリングシャフトの回転を許容するロック解除位置との間でスライド自在に配設されたロック部材と、該ロック部材に形成されたピン受部と、該本体フレームに形成されたストッパ収容穴に収容されつつ、該ストッパ収容穴内の係合解除位置と該ストッパ収容穴外の係合位置との間をスライド自在に配置され、該ストッパ収容穴に収容されたストッパバネによって係合解除位置から係合位置に向かって付勢され、且つ係合位置に位置した状態でロック位置に位置する該ロック部材の該ピン受部と係合するストッパピンと、該本体フレームに着脱自在に配設され、且つ該本体フレームに装着された状態で該ストッパピンと係合し、該ストッパピンを係合解除位置に保持するトリガーとを備えたステアリングロック装置であって、前記ストッパ収容穴の開口部周縁、および該開口部と対向するロック挿通孔壁面のロック解除位置側端部に、前記ストッパピンが前記ロック部材を抜取る方向に対して嵌入可能な抜側段部を設けたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1記載のステアリングロック装置であって、前記ストッパ収容穴の開口部周縁、および該開口部と対向するロック挿通孔壁面の自重方向の下方に、前記ストッパピンが当該自重方向に対して嵌入可能な自重側段部を設けたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1、または請求項2記載のステアリングロック装置であって、前記ロック部材のスライド方向と、前記ストッパピンのスライド方向の両方向に直交する方向を2直方向とし、前記ストッパ収容穴の開口部周縁、および該開口部と対向するロック挿通孔壁面の当該2直方向側に、前記ストッパピンが当該2直方向に対して嵌入可能な側方段部を設け、該ロック部材のピン受部を構成するロック部材の先端側の端面を、当該2直方向に沿って傾斜する傾斜部としたことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3記載のステアリングロック装置であって、前記ストッパピンは外形が略円柱形状に形成され、前記傾斜部は中央部分が前記ロック部材のロック位置側からロック解除位置側に向かって凸の山形形状に形成されたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ストッパ収容穴の開口部周縁、および開口部と対向するロック挿通孔壁面のロック解除位置側端部に階段状の抜側段部を設けたことで、トリガーとともに、ストッパバネを取除き、ロック部材をロック解除位置へ移動させようとした場合に、ストッパピンがロック部材とともに変位し、抜側段部に係合するため、ストッパピンがストッパ収容穴内に戻ることができず、ロック部材がロック位置で保持される。これによって、トリガーとともに、ストッパバネが取除かれた場合にもロック部材をロック位置で保持してロック部材の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難を防止することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の作用効果に加え、ストッパ収容穴の開口部周縁、および開口部と対向するロック挿通孔壁面の自重方向の下方に階段状の自重側段部を設けたことで、トリガーとともに、ストッパバネが取除かれた場合に、ストッパピンがロック部材のピン受部に係合しつつ、自重方向に落下し、自重側段部と係合するため、ストッパピンがストッパ収容穴内に戻ることができず、ロック部材がロック位置で保持される。これによって、さらにロック部材の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難をより一層防止することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1,2の発明の作用効果に加え、ロック部材のスライド方向と、ストッパピンのスライド方向の両方向に直交する方向を2直方向とし、ストッパ収容穴の開口部周縁、および開口部と対向するロック挿通孔壁面の当該2直方向側に階段状の側方段部と、ロック部材のピン受部に当該2直方向に沿って傾斜する傾斜部を設けたことで、トリガーとともに、ストッパバネを取除き、ロック部材をロック解除位置へ移動させようとした場合に、ピン受部の傾斜部によって、ストッパピンが2直方向へ変位し、側方段部と係合するため、ストッパピンがストッパ収容穴内に戻ることができず、ロック部材がロック位置で保持される。これによって、さらにロック部材の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難をより一層防止することができる。
請求項4の発明によれば、請求項3の発明の作用効果に加え、ストッパピンは外形が略円柱形状に形成され、傾斜部は中央部分がロック部材のロック位置側からロック解除位置側に向かって凸の山形形状に形成されたことで、ストッパピンが山形形状部分上の箇所に留まることができないため、さらにストッパピンがストッパ収容穴内に戻ることができず、ロック部材がロック位置で保持される。これによって、より一層、ロック部材の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難を防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はステアリングロック装置の分解斜視図、図2は部品収容室内の様子を示す平面図、図3の(a)はステアリングロック装置の側面図、(b)はステアリングロック装置の下面図、図4は通常時の状態を示す図3(b)のA−A線に沿う断面図、図5はカバーが取り外された状態を示す図3(b)のA−A線に沿う断面図、図6は図5のB−B線に沿う断面図、図7は図6のC部を示す要部拡大図、図8はカバーが取り外された後にロック部材を引抜こうとした状態を示す図3(b)のA−A線に沿う断面図、図9はカバーが取り外された後にロック部材を引抜
こうとした状態を示す図6のC部を示す要部拡大図である。
図1〜図9に示すように、本実施形態のステアリングロック装置1は、互いに組み付けられ、内部に部品収容室3aを形成する本体フレーム2及び箱状のカバー3と、ステアリングシャフト(図示せず)の回転を阻止するロック位置とステアリングシャフトの回転を許容するロック解除位置との間で変位するロック部材4と、部品収容室3a内に配設され、ロック部材4をロック位置、およびロック解除位置へ変位させる作動体5と、カバー3の内側に取り付けられ、ロック部材4を施錠方向(図4の下方向)に付勢する付勢手段としてのコイル状の巻バネ6と、ロック部材4をロック位置で保持するストッパ7と、カバー3の内面側に一体に形成され、ストッパ7が作動しない状態(係合解除位置)に保つトリガー8とを備えている。
本体フレーム2には、ロック部材4がスライド自在に挿通されるロック挿通孔2aと、トリガー8がスライド自在に挿通されるトリガー挿通孔2bと、補助フレーム11が組付けられる補助フレーム組付部2cとが設けられている。ロック挿通孔2aの壁面には、後述するストッパ収容穴14が開口している。そして、ストッパ収容穴14の開口部周縁のロック部材4のロック解除位置側端部(図4の上方向)に階段状の抜側段部21と、ストッパ収容穴14の開口部周縁の自重方向下方(図4の下方向)に階段状の自重側段部22と、ストッパ収容穴14の開口部周縁の2直方向側(図6の左右方向)に階段状の側方段部23とがストッパピン12が嵌入可能にそれぞれ形成されている。なお、ロック部材4のスライド方向と、ストッパピン12のスライド方向の両方向に直交する方向を2直方向とする。
ロック部材4は、硬質な板状の部材からなり、先端側にステアリングシャフトと係合可能に形成された係合端部4bと、基端側端部に巻バネ6と当接するバネ受部4cとが形成されている。また、ロック部材4は、本体フレーム2に形成されたロック挿通孔2a内に、ステアリングシャフトの回転を阻止するロック位置と該ステアリングシャフトの回転を許容するロック解除位置との間でスライド自在に配設されている。また、ロック部材4には、ピン受部4aが形成されている。ピン受部4aは、ロック部材4の板厚方向(ストッパピン12がスライドする方向)に貫通するように形成され、本実施形態では、ロック部材4のスライド方向に沿った側面に略コ字形状の溝によって形成されている(図7参照)。また、ピン受部4aは、ロック部材4の先端側の端面には、2直方向に沿って傾斜する傾斜部4dが設けられている。なお、本実施形態では、この傾斜部4dの中央部分が前記ロック部材4のロック位置側からロック解除位置側に向かって(図6の上方に向かって)凸の山形形状に形成されている。また、本実施形態では、ピン受部4aが略コ字形状の溝からなるが、ロック部材4を貫通する孔によって形成されていても良い。
ストッパ7は、補助フレーム11と、ストッパピン12と、ストッパバネ13とから構成されている。補助フレーム11は、円筒状のストッパ収容穴14を備え、本体フレーム2を構成するように装着される。補助フレーム11を本体フレーム2に組付けた状態で、ストッパ収容穴14は、ロック挿通孔2aに直交するように形成されている。ストッパ収容穴14内には、ストッパピン12とストッパバネ13とが収容される。
ストッパピン12は、底を有する円筒からなる外形円柱形状を備えている。ストッパピン12は、ストッパ収容穴14内に位置する係合解除位置とストッパ収容穴14外に位置する係合位置との間をスライド自在に配置されている。そして、ストッパピン12の円筒部分内に巻バネからなるストッパバネ13の一端側が収容され、このストッパバネ13によって、ストッパピン12は係合解除位置から係合位置に向かって(図4の右方向)に付勢される。係合解除位置では、ストッパピン12はロック部材4がどのような位置にあっても係合することはない(図4参照)。また、係合位置では、ストッパピン12はロック位置に位置するロック部材4のピン受部4a内に位置する(図5参照)。
トリガー8は、本体フレーム2に着脱自在に配設され、通常時には本体フレーム2に設けられたトリガー挿通孔2bに挿入されている。トリガー挿通孔2bに挿入された状態で、トリガー8の先端8aは、ストッパバネ13を圧縮した状態でストッパ収容穴14内に配設されたストッパピン12の係合位置側端面12aと係合し、ストッパピン12を係合解除位置に保持されている。
次に、前記ステアリングロック装置1の動作を説明する。ロック部材4がロック位置にあり、ステアリングシャフトが施錠されているとき、通常時にはトリガー8によりストッパ7が作動しない状態に保たれている(図4参照)。次いで、カバー3を本体フレーム2から取り外した場合、カバー3とともに、巻バネ6と、カバー3と一体に形成されたトリガー8とが取り出されるので、トリガー8の先端がストッパピン12の先端に当接した状態が解除されて、ストッパバネ13の付勢によりストッパピン12が係合位置へ移動して、ストッパピン12がロック部材4のピン受部4aに嵌入する。その結果、ロック部材4を引抜こうとした場合には、ストッパピン12とロック部材4とが係合しつつ、ストッパピン12の先端部と後端部とが抜側段部21と係合するため、ロック部材4は抜取られることなく、ロック位置に保持される。
また、このような状態で、トリガー挿通孔2bを通じて、ストッパバネ13が取除かれた場合には、直ちにストッパピン12が落下して自重側段部22に嵌入する。そして、ストッパピン12が自重側段部22と係合するため、ストッパピン12がストッパ収容穴14内の係合解除位置へ移動できず、係合位置に保持される。したがって、ストッパピン12とロック部材4との係合は保持されるため、ロック部材4は抜取られることなく、ロック位置に保持される(図5〜図7参照)。
さらに、ロック部材4を自重側段部22の段差分だけ移動させて、ストッパピン12をストッパ収容穴14内に収容しようとした場合には、ピン受部4aの傾斜部4dがストッパピン12を側方段部23へ押出してしまうため、ストッパピン12をストッパ収容穴14内に導くことができない。また、傾斜部が山形形状に形成されているため、振動を与えてストッパピン12を僅かに移動させても、ストッパピン12はストッパ収容穴14の前に留まることなく、反対側の斜面に移動してしまうため、ストッパピン12がストッパ収容穴14内の係合解除位置へ移動できず、係合位置に保持される。したがって、ストッパピン12とロック部材4との係合は保持されるため、ロック部材4は抜取られることなく、ロック位置に保持される(図8、図9参照)。
以上、本発明では、カバー3を本体フレーム2から取り外した場合のみならず、ストッパバネ13を取除いた場合にも、ストッパピン12が各段部21,22,23に嵌入し、ロック部材4をロック位置で保持してロック部材4の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難を防止することができる。
この実施形態では、階段状の段部をストッパ収容穴の開口部周縁、および開口部と対向するロック挿通孔壁面に設けるという単純な構成のため、部品点数を増大させることなく不正なロック解除を防止することができる。
ロック部材4のピン受部4aに2直方向に沿って傾斜する傾斜部4dを設け、傾斜部4dの中央部分をロック部材のロック位置側からロック解除位置側に向かって凸の山形形状に形成するとともに、ストッパピン12の外形形状を略円柱形状にすることで、トリガー8とともに、ストッパバネ13を取除き、ロック部材4をロック解除位置へ移動させようとした場合に、ピン受部4aの傾斜部4dによって、ストッパピン12が2直方向へ変位し、側方段部23と係合するため、ストッパピン12がストッパ収容穴14内に戻ることができず、ロック部材4がロック位置で保持される。これによって、さらにロック部材4の不正なロック解除を阻止でき、駐車中における車両盗難をより一層防止することができる。また、ストッパピン12が山形形状部分上の箇所に留まることができないため、さらにストッパピン12がストッパ収容穴14内に戻ることができず、ロック部材がロック位置で保持される。これによって、より一層、ロック部材の不正なロック解除を阻止できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、トリガー8をカバー3と一体に形成したが、トリガー8と巻バネ6とを一体に形成してもよい。
本発明の一実施形態を示し、ステアリングロック装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、部品収容室内の様子を示す平面図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はステアリングロック装置の側面図、(b)はステアリングロック装置の下面図である。 本発明の一実施形態を示し、図3(b)のA−A線に沿う断面図で、通常時の状態を示している。 本発明の一実施形態を示し、図3(b)のA−A線に沿う断面図で、カバーが取り外された状態を示している。 本発明の一実施形態を示し、図5のB−B線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図6のC部を示す要部拡大図である。 本発明の一実施形態を示し、図3(b)のA−A線に沿う断面図で、カバーが取り外された後にロック部材を引抜こうとした状態を示している。 本発明の一実施形態を示し、図6のC部を示す要部拡大図で、カバーが取り外された後にロック部材を引抜こうとした状態を示している。 従来例のステアリングロック装置の断面図である。
符号の説明
1…ステアリングロック装置
2…本体フレーム
2a…ロック挿通孔
4…ロック部材
4a…ピン受部
4d…傾斜部
7…ストッパ
8…トリガー
12…ストッパピン
13…ストッパバネ
14…ストッパ収容穴
21…抜側段部
22…自重側段部
23…側方段部

Claims (4)

  1. 本体フレームに形成されたロック挿通孔内に、ステアリングシャフトの回転を阻止するロック位置と該ステアリングシャフトの回転を許容するロック解除位置との間でスライド自在に配設されたロック部材と、該ロック部材に形成されたピン受部と、該本体フレームに形成されたストッパ収容穴に収容されつつ、該ストッパ収容穴内の係合解除位置と該ストッパ収容穴外の係合位置との間をスライド自在に配置され、該ストッパ収容穴に収容されたストッパバネによって係合解除位置から係合位置に向かって付勢され、且つ係合位置に位置した状態でロック位置に位置する該ロック部材の該ピン受部と係合するストッパピンと、該本体フレームに着脱自在に配設され、且つ該本体フレームに装着された状態で該ストッパピンと係合し、該ストッパピンを係合解除位置に保持するトリガーとを備えたステアリングロック装置であって、
    前記ストッパ収容穴の開口部周縁、および該開口部と対向するロック挿通孔壁面のロック解除位置側端部に、前記ストッパピンが前記ロック部材を抜取る方向に対して嵌入可能な抜側段部を設けたことを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 請求項1記載のステアリングロック装置であって、
    前記ストッパ収容穴の開口部周縁、および該開口部と対向するロック挿通孔壁面の自重方向の下方に、前記ストッパピンが当該自重方向に対して嵌入可能な自重側段部を設けたことを特徴とするステアリングロック装置。
  3. 請求項1、または請求項2記載のステアリングロック装置であって、
    前記ロック部材のスライド方向と、前記ストッパピンのスライド方向の両方向に直交する方向を2直方向とし、
    前記ストッパ収容穴の開口部周縁、および該開口部と対向するロック挿通孔壁面の当該2直方向側に、前記ストッパピンが当該2直方向に対して嵌入可能な側方段部を設け
    該ロック部材のピン受部を構成するロック部材の先端側の端面を、当該2直方向に沿って傾斜する傾斜部としたことを特徴とするステアリングロック装置。
  4. 請求項3記載のステアリングロック装置であって、
    前記ストッパピンは外形が略円柱形状に形成され、
    前記傾斜部は中央部分が前記ロック部材のロック位置側からロック解除位置側に向かって凸の山形形状に形成されたことを特徴とするステアリングロック装置。
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