JPH11310104A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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JPH11310104A
JPH11310104A JP11753698A JP11753698A JPH11310104A JP H11310104 A JPH11310104 A JP H11310104A JP 11753698 A JP11753698 A JP 11753698A JP 11753698 A JP11753698 A JP 11753698A JP H11310104 A JPH11310104 A JP H11310104A
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JP
Japan
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stopper
locking
lock
housing
steering
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JP11753698A
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English (en)
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Seiji Mizuno
誠二 水野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
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    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • B60R25/0211Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column
    • B60R25/02115Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column key actuated
    • B60R25/02126Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch comprising a locking member radially and linearly moved towards the steering column key actuated with linear bolt motion perpendicular to the lock axis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ステアリングロック装置のハウジング破壊時も
ロックバーのロック解除方向の動きを規制することによ
り防盗性を向上させる。 【構成】ロック手段のロック解除方向への動きを規制す
るストッパー手段を備えたステアリングロック装置であ
って、ハウジングの非破壊時はストッパー手段によるロ
ック手段の規制を解除しているようストッパー手段を係
止し、ハウジングの破壊時にはストッパー手段への係止
を解除するようにハウジングに配設されたストッパー係
止手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両盗難防止装置の1
つであるステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示す本願先願に係る特願平9−2
03118明細書(出願時未公知)では、ステアリング
ロック装置において、第1のばね1を介して付勢された
ロックバー2によるメインシャフト3のロック状態を不
法な措置により解除できないようにするために、ステア
リングロック時、第2のばね5により付勢された爪体4
により係止されたストッパープレート6によってロック
バー2のロック解除方向への動きを規制するようにした
ステアリングロック装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
願のステアリングロック装置においては、ステアリング
ロック時、例えば7a等、ハウジング7の一部が破壊さ
れ、前記ストッパープレート6によるロックバー2に対
するロック解除方向の動きの規制が解除された時には、
ロックバー2はばね1で付勢されるのみとなり、不法な
措置により、ロックバー2によるメインシャフト3のロ
ック状態を解除することができてしまうといった問題が
ある。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、本発明が解決しようとする課題は、ステ
アリングロック装置においてステアリングロック時、ハ
ウジングが破壊された時もロックバーのロック解除方向
への動きを規制することにより防盗性を向上させること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、請求項1の発明は、ステアリング装置のステ
アリングシャフト側へ突出して該ステアリングシャフト
の回動をロックするロック手段と、ロック解除手段の動
作を前記ロック手段の前記ステアリングシャフト側への
進退に変換する変換手段と、前記ロック手段と前記変換
手段を収容するハウジングと、を備えたステアリングロ
ック装置であって、前記ロック手段のロック解除方向へ
の動きを規制するストッパー手段と、前記ハウジングの
非破壊時は前記ストッパー手段による前記ロック手段の
規制を解除しているよう前記ストッパー手段を係止し、
前記ハウジングの破壊時には前記ストッパー手段への係
止を解除するように前記ハウジングに配設されたストッ
パー係止手段と、を有することを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、ステアリング装置のス
テアリングシャフト側へ突出して該ステアリングシャフ
トの回動をロックするロック手段と、ロック解除手段の
動作を前記ロック手段の前記ステアリングシャフトへの
進退に変換する変換手段と、前記ロック手段と前記変換
手段を収容するハウジングと、を備えたステアリングロ
ック装置であって、前記ハウジングに予圧縮された弾性
体により結合されたストッパー手段と、前記ストッパー
手段を前記ロック手段から離間させておくよう係止す
る、前記ハウジングの一部に連結されたストッパー係止
手段とを有し、前記ロック手段は、前記ストッパー係止
手段による前記ストッパー手段の係止が解除された時に
変位する前記ストッパー手段と係合しロック解除方向へ
の動きを規制される係合部を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の作用と効果】請求項1記載の発明のステアリン
グロック装置においては、ハウジング非破壊時、すなわ
ちステアリングロック装置の通常使用時はストッパー係
止手段がストッパー手段のロック手段に対する規制を解
除するようにストッパー手段を係止しており、ハウジン
グ破壊時はストッパー係止手段がストッパー手段への係
止を解除することにより、ストッパー手段がロック手段
のロック解除方向への動きを規制するようになる。よっ
てハウジングが破壊された時に、不法な措置によりロッ
ク手段によるロック状態を解除しようとしても、ストッ
パー手段が機能して、ロック手段がステアリングシャフ
トから離れることはなく、防盗性が高い。
【0008】請求項2記載の発明のステアリングロック
装置においては、ハウジングの一部に連結されたストッ
パー係止手段がストッパー手段をロック手段から離間さ
せておくよう係止しているが、不法な措置によりストッ
パー係止手段が連結されたハウジングの一部が破壊され
たり変位させられたりすると、ストッパー手段はストッ
パー係止手段による係止が解除されるので、予圧縮され
ていた弾性体により変位しロック手段の係合部に係合
し、ロック手段のロック解除方向への動きを規制するよ
うになる。よってハウジングが破壊された時に、不法な
措置によりロック手段によるロック状態を解除しようと
しても、ストッパー手段が機能して、ロック手段がステ
アリングシャフトから離れることはなく、機械的な手段
のみを用いた単純な構成で防盗性が高いステアリングロ
ック装置を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面に基づいて説明する。図1〜図3には、本
発明の第1の実施の形態に係るステアリングロック装置
10が示されている。図1は図2において平面Aで切っ
た時の断面図である。図3は主要構成部品のみを示した
ステアリングロック装置10の分解図である。
【0010】ステアリングロック装置10は、ステアリ
ングシャフトとしてのメインシャフト12を収容する図
示しないステアリングコラムチューブに当接する当接部
13と、当接部13のメインシャフト12に対して反対
側にメインシャフト12と直交する方向に設けられた略
角筒状のロック手段収容部14と、ロック手段収容部1
4のメインシャフト12に対して反対側にメインシャフ
ト12と平行な方向に設けられた変換手段収容部48
と、からなるハウジング11を備えている。これら当接
部13、ロック手段収容部14、変換手段収容部48は
全て一体的に形成されている。このハウジング11に設
けられた第1の開口16は、前述のステアリングコラム
チューブに設けられた開口(図示せず)と対面してお
り、第1の開口16を通して、ロック手段としてのロッ
クバー18がメインシャフト12の外周面に対して進退
可能となっている。メインシャフト12の当接部13に
対向する部分の外周には、ロックフォルダ15が取り付
けられており、ロックフォルダ15にはロックバー18
と係合可能な溝20が形成されている。ロックバー18
の先端が溝20と係合すると、メインシャフト12の一
端に連結された図示しないステアリングホイールの回転
がロックされる。
【0011】ロックバー18のメインシャフト12と反
対側の端部にはコの字状の係合凹部22が形成されてお
り、後述するカムガイド24に係合することにより、ロ
ックバー18がカムガイド24と軸方向に一体に動くよ
うになっている。カムガイド24は、略中央部に略長方
形状の開口部26、メインシャフト12と平行な方向に
一体的に設けられた図示しないカム面等を有しており、
ロックバー18の係合凹部22はカムガイド24のメイ
ンシャフト12側の一辺に係合している。
【0012】カムガイド24の開口部26には図示しな
いカムシャフトが挿入され、カムシャフトに設けられた
カムがカムガイド24に設けられたカム面に当接してい
る。カムシャフトは、前述した変換手段収容部48に装
填されており、ロック解除手段としてのイグニッション
キー50で操作される図示しないキーシリンダーと一体
になって、回動するようになっている。本発明における
変換手段としての、これらカムガイド24とカムシャフ
トにより、運転者のステアリングロックのオン・オフを
意図したイグニッションキー50の回動操作すなわちカ
ムシャフトの回動動作が、カムシャフトに設けられたカ
ムとカムガイドに設けられたカム面との当接を介して、
カムガイド24及びロックバー18のアンロック・ロッ
ク方向の移動(ロックバー18のメインシャフト12へ
の進退)に変換される。
【0013】ここで本発明の特徴であるストッパー手段
とストッパー係止手段について説明する。ロックバー1
8の長手方向略中間部には、メインシャフト12とロッ
クバー18の双方に直交する方向に、係合部としての角
状の挿通孔28が設けられている。ロック手段収容部1
4の挿通孔28に対向する部分(図1上側)には膨出部
30がロック手段収容部14に一体的に設けられてお
り、膨出部30の内部にはストッパー手段としてのスト
ッパプレート32が、一端が膨出部30に固定された第
1のコンプレッションばね34を介して収容されてい
る。ロック手段収容部14の膨出部30に対向する位置
には、挿通孔28をはさんで第2の開口36が設けられ
ている。これはステアリングロック装置の組付けの際に
ストッパープレート32、第1のコンプレッションばね
34等の装填を行うためのもので、一旦組付けた後は第
2の開口36を、取り外し不可能なキャップ38で閉塞
することにより、第2の開口36からロック手段収容部
14内部が露呈しないようになっている。
【0014】ストッパープレート32は略板状で、ロッ
クバー18に設けられた挿通孔28にスムースに嵌合す
る程度の大きさに形成されており、メインシャフト12
に対する反対側側面に係合凹部32Aが設けられてい
る。ストッパープレート32の係合凹部32Aにはスト
ッパー係止手段としての係止バー40の一端が係合され
ている。係止バー40がストッパープレート32の係合
凹部32Aに係合されている時は、第1のコンプレッシ
ョンばね34は基本長よりも圧縮された状態になってい
る。係止バー40はロックバー18と平行になるように
カムガイド24の一側面(図1上側)に設けられた摺動
凹部24Aに載置されている。
【0015】係止バー40のストッパープレート32と
反対側端は第2のコンプレッションばね42を介してハ
ウジングカバー44に固定されている。ハウジングカバ
ー44はステアリングロック装置の組付けの際に、ロッ
クバー18や係止バー40等を装填するために設けられ
ているものであり、一旦組付けた後は、ねじ等の締結手
段を用いず例えば接着剤等で、ハウジング11内部が容
易に露呈しないように変換手段収容部48に取り付けら
れている。
【0016】次に第1の実施の形態におけるステアリン
グロック装置の作用について説明する。まずハウジング
11の通常使用時の作用について説明する。図1にはハ
ウジング11の通常使用時のステアリングロック装置1
0におけるステアリングロック状態が示されている。ハ
ウジング11の通常使用時、すなわち非破壊時は係止バ
ー40がストッパープレート32の係合凹部32Aに係
合された状態であり、言い換えればストッパープレート
32がロックバー18と離間するように係止バー40に
よって係止されており、コンプレッションばね34を膨
出部30の内壁へ圧縮している状態である。
【0017】この時、ロックバー18をロック解除方向
へ移動させようとしても、イグニッションキー50を差
し込みキーシリンダーを回動させない限り、カムシャフ
トは回動することができず、よってカムガイド24もロ
ックバー18もメインシャフト12のロック解除方向へ
は移動できない。すなわち、ステアリング施錠時の防盗
性が確保されており、これは先願のステアリングロック
装置においても同様の効果が得られるものである。
【0018】ところで、本実施の形態におけるステアリ
ングロック装置10は、車両衝突時のひざ荷重低減構造
を有している。これはハウジング11の一部に脆弱部を
設けることにより、車両衝突時の運転者の脚部への衝撃
を緩和させるものであり、ステアリングロック構造にお
いては一点鎖線Yで示される部分が脆弱部となってい
る。そこで不法な措置により、この脆弱部Yが破壊さ
れ、ロックバー18のロックを解除しようとされる可能
性が高い。
【0019】ここで、ハウジング11の脆弱部Yが盗難
目的等で破壊された時における本実施の形態におけるス
テアリングロック装置の作用について図4を用いて説明
する。ハンマー等により脆弱部Yに衝撃が加えられ、図
4に示すようにハウジング11及びロックバー18が直
線Y近傍にて破壊され、変換手段収容部48が図中矢印
A1方向へ分断された場合、係止バー40がストッパー
プレート32の係合凹部32Aから外れ、ストッパープ
レート32は、ストッパープレート32と膨出部30と
の間で圧縮されていた第1のコンプレッションばね34
によって、図中矢印A2方向に変位し、ロックバー18
の挿通孔28に嵌合される。
【0020】この時、ロックバー18をロック解除方向
へ移動させステアリングをアンロック状態にしようとし
ても、ロックバー18は挿通孔28に嵌合し且つロック
解除咆哮と垂直な方向にばね付勢されたストッパープレ
ート32によりロック解除方向への移動が規制されてお
り、ステアリングのロック状態を解除することは不可能
である。尚、この時、第2の開口36にもストッパープ
レート32の端部が嵌合するようにキャップ38を短く
形成するならば、ロックバー18のロック解除方向への
移動が第2の開口によっても規制されるため更なる防盗
効果が得られる。
【0021】さらに、ストッパープレート32の係合凹
部32Aが形成された部位はロックバー18の挿通孔2
8に嵌合し、外部(ハウジング11の破断面)からは見
えなくなる位置であることより、ハウジング11の破断
面から、ストッパープレート32の係合凹部32Aに針
状のものを引っ掛けてストッパープレート32をロック
バー18から抜き取ることも不可能である。
【0022】つまり本実施の形態におけるステアリング
ロック装置は、車両衝突時の運転者の脚部への荷重低減
のために設けられたハウジングの脆弱部が破壊された時
においても、ステアリングのロック状態を解除すること
は不可能であり、防盗性が極めて高い。
【0023】さらに、ハウジングカバー44がハウジン
グ11の変換手段収容部48より離脱させられた時にお
いても係止バー40のストッパープレート32に対する
係合は外れ、同様の作用により、ステアリングのロック
状態を解除することは不可能である。尚、請求項1に係
る「破壊」は、このような通常使用時では起こり得ない
ハウジングカバーの離脱も意味している。
【0024】図5に示す本発明の第2の実施例に係るス
テアリングロック構造60では、主にこのハウジングカ
バー44の不法な措置による離脱に注目すると共に、通
常使用時のストッパープレートの係止を確実に行うよう
にした、すなわちストッパープレートによるロックバー
18の規制が不必要な時に機能する可能性を低減するよ
うにしたという特徴を有する。第1の実施の形態とは、
係止バーとストッパープレートの形状のみが異なるもの
であり主にその構造と作用の差異について説明する。
尚、他の部分については同一の符号を付し、説明は省略
する。
【0025】ストッパープレート62は略板状で、ロッ
クバー18に設けられた挿通孔28にスムースに嵌合す
る程度の大きさに形成されており、略中央部にロックバ
ー18と平行に挿通孔62Aが設けられている。ストッ
パープレート62の挿通孔62Aにはストッパー係止手
段としての係止バー64の一端が嵌挿されている。尚、
挿通孔62Aの開口面積と係止バー64の断面積は、係
止バー64が挿通孔62Aに余裕を持って嵌挿できる程
度の大小関係にて形成されている。ロックバー18と係
止バー64は平行になるようにカムガイド24の一側面
(図1上側)に設けられた摺動凹部24Aに載置されて
いる。その他の部分の構成は第1の実施例と同様のもの
であるので、説明は省略する。
【0026】図5には第2の実施の形態に係る、通常使
用時のステアリングロック装置60におけるステアリン
グロック状態が示されている。ハウジングカバー44の
非破壊時若しくは非離脱時、すなわち通常使用時は係止
バー64がストッパープレート62の挿通孔62Aに嵌
挿された状態であり、言い換えればストッパープレート
62がロックバー18と離間するように係止バー64に
よって係止されており、第1のコンプレッションばね3
4を膨出部30の内壁へ圧縮している状態である。
【0027】ここで、ハウジングカバー44が不法な措
置により、ハウジング11の変換手段収容部48より離
脱させられた時の、本実施の形態におけるステアリング
ロック装置の作用について図6を用いて説明する。不法
な措置によりハウジングカバー44が変換手段収容部4
8から図中矢印B1方向へ離脱させられた時、係止バー
64がストッパープレート62の挿通孔62Aから抜
け、ストッパープレート62は、ストッパープレート6
2と膨出部30との間で圧縮されていた第1のコンプレ
ッションばね34によって、図中矢印B2方向に変位
し、ロックバー18の挿通孔28に嵌合される。
【0028】この時、ロックバー18をロック解除方向
へ移動させステアリングをアンロック状態にしようとし
ても、ロックバー18は挿通孔28に嵌合し且つロック
解除方向に垂直な方向にばね付勢されたストッパープレ
ート62によりロック解除方向への移動が規制されてお
り、ステアリングのロック状態を解除することは不可能
である。
【0029】つまり本実施の形態におけるステアリング
ロック装置は、ロックバー18や係止バー64を組付け
るために設けられたハウジングカバー44が不法な措置
により変換手段収容部48より離脱させられてハウジン
グ11内部が露呈された時においても、ステアリングの
ロック状態を解除することは不可能であり、防盗性が高
い。
【0030】さらにストッパープレート62に設けられ
た挿通孔62Aに係止バー64が嵌挿される構成となっ
ているため、通常使用時、すなわちロックバーを係止す
る必要がない時に、係止バー64がストッパープレート
62から外れる可能性が小さいという効果をも有する。
【0031】また、本発明は第1及び第2の実施の形態
に限られるものではなく、ハウジングに対する不法な措
置を電気的に検知し、その検知結果に基づいてストッパ
ー手段を係止するストッパー係止手段を電気的に動作さ
せる構成としても良い。
【0032】さらに本実施の形態においては、ストッパ
ー手段は予圧縮された弾性体により変位されるようした
が、例えば本実施の形態におけるストッパープレート3
2を磁性体、キャップ38を永久磁石で形成することに
より、磁力(電磁力)等の力によりストッパー手段を変
位させるような構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るステアリング
ロック装置の図2における平面Aで切った時の断面図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るステアリング
ロック装置の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るステアリング
ロック装置の主要部品の位置関係を示した分解図であ
る。
【図4】図1に示すステアリングロック装置が、ハウジ
ング11の脆弱部Yで破断された時の状態を示す図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るステアリング
ロック装置の断面図である。
【図6】図5に示すステアリングロック装置のハウジン
グカバー44が離脱させられた時の状態を示す図であ
る。
【図7】従来例に係るステアリングロック装置の断面図
である。
【符号の説明】
1・・・第1のばね 2・・・ロックバー 3・・・メインシャフト 4・・・爪体 5・・・第2のばね 6・・・ストッパープレート 7・・・ハウジング 10・・・ステアリングロック装置 11・・・ハウジング 12・・・メインシャフト 13・・・当接部 14・・・ロック手段収容部 15・・・ロックフォルダ 16・・・第1の開口 18・・・ロックバー 20・・・溝 22・・・係合凹部 24・・・カムガイド 24A・・・摺動凹部 26・・・開口部 28・・・挿通孔 30・・・膨出部 32・・・ストッパープレート 32A・・・係合凹部 34・・・第1のコンプレッションばね 36・・・第2の開口 38・・・キャップ 40・・・係止バー 42・・・第2のコンプレッションばね 44・・・ハウジングカバー 44A・・・開口面 48・・・変換手段収容部 50・・・イグニッションキー 52・・・開口面 60・・・ステアリングロック構造 62・・・ストッパープレート 62A・・・挿通孔 64・・・係止バー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリング装置のステアリングシャフト
    側へ突出して該ステアリングシャフトの回動をロックす
    るロック手段と、ロック解除手段の動作を前記ロック手
    段の前記ステアリングシャフトへの進退に変換する変換
    手段と、前記ロック手段と前記変換手段を収容するハウ
    ジングと、を備えたステアリングロック装置であって、
    前記ロック手段のロック解除方向への動きを規制するス
    トッパー手段と、前記ハウジングの非破壊時は前記スト
    ッパー手段による前記ロック手段の規制を解除している
    よう前記ストッパー手段を係止し、前記ハウジングの破
    壊時には前記ストッパー手段への係止を解除するように
    前記ハウジングに配設されたストッパー係止手段と、を
    有することを特徴とするステアリングロック装置。
  2. 【請求項2】ステアリング装置のステアリングシャフト
    側へ突出して該ステアリングシャフトの回動をロックす
    るロック手段と、ロック解除手段の動作を前記ロック手
    段の前記ステアリングシャフトへの進退に変換する変換
    手段と、前記ロック手段と前記変換手段を収容するハウ
    ジングと、を備えたステアリングロック装置であって、
    前記ハウジングに予圧縮された弾性体により結合された
    ストッパー手段と、前記ストッパー手段を前記ロック手
    段から離間させておくよう係止する、前記ハウジングの
    一部に連結されたストッパー係止手段とを有し、前記ロ
    ック手段は、前記ストッパー係止手段による前記ストッ
    パー手段の係止が解除された時に変位する前記ストッパ
    ー手段と係合しロック解除方向への動きを規制される係
    合部を有することを特徴とするステアリングロック装
    置。
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