JP2015523872A - 収集袋のための快適層 - Google Patents

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Abstract

接着ゾーンにおいてバリアフィルムに接着された快適層(15)によって覆われたバリアフィルム(20a、20b)を有する人体の老廃物用の収集袋であって、接着ゾーンにおける織物材料の繊維フィラメントのすべてが、バリアフィルム材料にないように、快適層は、1つ以上の接着ゾーンにおいて前記バリアフィルムに接着される織物材料である、収集袋。

Description

本発明は、人体の老廃物用の収集袋に関する。特に、本発明は、引き裂き力及び引張り力に対する耐性が強化した収集袋を提供する、収集袋の織物快適層に関する。
人体の老廃物を受け取り管理するための収集袋は、よく知られており、長年にわたって多数の形状、大きさ、及び構造にて提供されてきた。又、使用者の快適さを増すために、快適層を備える収集袋が提供されてきた。いくつかの例が、公開特許公報、欧州特許出願公開第1389081号明細書及び米国特許第5759180号明細書において見られる。
人工瘻ケアの分野における最も利用されている収集袋製品においては、即ち、造瘻器具の一部である袋においては、このような快適層は、通常、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はポリエステル繊維から作製される不織材料を含む。通常、不織材料は、収集袋のバリア材料に対して熱積層されるか、又は、溶接プロセスによって接着される。溶接プロセスは、不織材料の繊維構造を溶融させ、これにより、比較的硬い又は非可撓性の溶接ゾーンが生成することが、経験によって示されている。不織材料とバリアフィルム層との間の生成した接着又は結合は、比較的強固であり、即ち、剥離強度試験において、2つの層を引き剥がすのに必要な強度は比較的高いが、場合によっては、こうした試験を受ける場合、引き剥がされる代わりに、材料は破壊する。しかしながら、材料の溶融した領域においては、個々の不織繊維の強度は、低下、又は、大いに低減され、これにより、こうした領域は、引き裂き力及び引張り力などの、収集袋に作用する外部の力によって生じる破損をより受ける。実際、溶接ゾーンが比較的硬いということは、溶接ゾーンの領域は、切り込みの生成を受け非常により影響されることになる。最悪の場合は、こうした破損により、収集袋が引き剥がされ袋が開き、このためその中身が漏れるという結果になる可能性がある。更に、溶接ゾーンにおけるすべての材料が混合されて、冷却後に比較的均質な表面をもたらすことから、バリア材料に対して不織材料を溶接するプロセスは、溶接のゾーン又は領域をまさに見えるままにさせ、この結果、収集袋の外観が損なわれる。
従って、前述の不利な点を克服し、外部の力によって生じる破損に対する安全性が強化した、改善された収集袋が必要とされている。
従って、本発明は、少なくとも従来の不織材料ベースの快適層と同等の剥離強度特性を有するが、こうした快適層と比較して、外部の力に対する極めてより高い耐性を有する、織物快適層を有する収集袋に関する。これに加えて、バリアフィルム材料と快適層との間の接着ゾーンにおいて、視覚的かつ触感特性が向上した人体の老廃物用の収集袋が実現される。更に、織物快適層は、引っ掛かり及び毛立ちなどの一般的な摩耗の問題に対して耐性が強化されている。
第1の態様においては、本発明は、快適層によって覆われるバリアフィルムを含む人体の老廃物用の収集袋に関し、この場合に、快適層は、複数の繊維フィラメントをそれぞれが含むいくつかの糸を有する織物材料であり、且つ、接着ゾーンにおける織物材料の繊維フィラメントのすべてが、バリアフィルム材料に埋め込まれないように、前記織物材料は、1つ以上の前記接着ゾーンにおいて前記バリアフィルムに接着される。
織物は、繊維フィラメントからなる糸の構造化したネットワークを含む可撓性がある製織された材料と記載されることができる。より具体的には、単語、織物は、構造化した方式で織り合わした糸から作製される材料を意味する。
織物の織り合わされた構造においては、定義上、不規則に配置される不織材料に置ける繊維と比較して、繊維フィラメントは、構造自体の性質によって固定される。これによって、通常、織物材料が不織材料より大きな強度を有する理由が説明される。
本発明によれば、織物快適層は、熱積層化プロセスによって、又は好ましくは溶接プロセスによって、バリアフィルムに接着される。織物が、バリアフィルムより高い融点を有することから、バリアフィルム材料(バリアフィルム材料の更なる詳細な特徴については、詳細な説明を参照されたい)は、織物材料の融点温度と比較して、比較的低い温度で溶融し始め、一方で、その結果、織物は溶融せずに維持し、その織り合わされた構造に留まる。又、これは、材料が冷却したならば、織物の構造が維持されることを意味する。換言すれば、熱が織物をバリアフィルム材料に溶接させるために加えられる場合、織物は、溶融しないが、バリアフィルム材料は加えられた熱によって溶融する。溶融したバリアフィルム材料は、少なくとも部分的に、織物の糸の織り合わされた繊維フィラメント構造の中に流入し、これにより、織物材料の構造を破壊することなく、2つの層の間に物理的な固定が生じる。これにより、生成した構造において織物材料の強度を維持するとともに、織物材料及びバリアフィルム材料は互いに接着される。織物材料のそれぞれの糸が、いくつかの個々の繊維フィラメントを含むことから、結果として生じる大きな表面は、溶融したバリアフィルム材料と係合するために提供される。これは、剥離強度、即ち、快適層をバリアフィルム材料層から引き離すために必要とされる強度は、比較的高く、不織材料の快適層をバリアフィルムから引き離す剥離強度と同等であるという効果を有する。
実施形態によれば、織物材料ベースの快適層をバリアフィルム材料から引き離すための剥離強度は、接着ゾーンにおいて、6N/12.5mm幅を超えるなど、又は7N/12.5mm幅を越えるなど、5N/12.5mm幅を越える。比較試験が、本明細書の実験の部に記載され、このことを裏付けている。
更に、本発明によれば、収集袋は、不織材料に基づく快適層を有する周知の収集袋と比較して、引き裂き力及び引張り力に対する耐性が強化されることが実現するという更なる利点を有する。特に、これを説明する方法の1つとしては、本発明による収集袋は切り込みに対する感度が向上したことを示すことである。各試験が実施され、この知見を裏付ける結果を示し、又、これらの結果及び方法は、詳細な説明の実験の部において示される。
なお更に、本発明の織物快適層が、バリアフィルムに対して溶接される場合、バリアフィルムに対して溶接された不織快適層を有する収集袋と比較して、よりはるかに視覚的に見えにくく、実際にはより柔らかい溶接ゾーン又は領域が実現される。
本明細書においては、用語「溶接ゾーン」は、材料が溶接又は熱積層化プロセスによって生じた相互係合を有する快適層−バリアフィルム構造の領域を意味する。用語「より柔らかい」は、不織材料が使用される場合よりも、本発明による織物材料を使用する場合、生じた接着又は溶接ゾーンは、より堅くなく又はより可撓性があることを意味する。これは、織物の織り合わされた構造は、前述のように、溶接プロセスの後で維持されることに起因し、且つ、すべてではないが糸の繊維フィラメントのいくつかが、溶融したバリアフィルム材料に完全に又は部分的に埋め込まれるためである。これは、実際に、溶接ゾーンにおける不織材料及びバリアフィルム材料のすべてが溶融して、冷却するとより硬く又は堅くなる連続塊になる不織材料を使用することとは、基本的に異なる。従って又、本発明による織物快適層を使用することによって、接着ゾーン(溶接ゾーン)又は領域が、溶接プロセスの後に、実質的に変わらない外観を有するという結果になる。換言すれば、織物材料を使用する場合、快適層の溶接した及び溶接しない表面は、同一に見える。一部には、織物材料は完全なままであり、且つ、溶融して連続塊になる代わりにバリアフィルムと結合するのみであることから、並びに、一部には、繊維フィラメントのすべてが、溶融したバリアフィルム材料に埋め込まれないことから、物理的な構造、及びこれに関して、溶接ゾーン又は領域の感触又は触覚性は、不織材料の溶接ゾーンの場合より柔らかい。
各実施形態においては、バリアフィルム材料に埋め込まれていないこれらの繊維フィラメントは、接着ゾーンの外側の快適層の表面と同一の触って感知できる特性を有する快適層の表面を提供する。
各実施形態においては、バリアフィルム材料に埋め込まれていないこれらの繊維フィラメントは、接着ゾーンの外側の快適層の表面と同一の視覚特性を有する快適層の表面を提供する。
更に、人体の老廃物用の収集袋のための織物の使用に関しては、織物材料から作製される快適層は、引っ掛かり(試験方法については、ASTM D3939−11を参照されたい)及び毛立ち(試験方法については、DS/EN ISO 12945−2:2000を参照されたい)に対する向上した耐性について、従来使用された不織材料と比較して強化された摩耗強度を提供する。
要するに、鋭い又は粗い物体が、その通常の位置から一群の繊維フィラメント又は糸セグメントを引っ張る又は引きずる場合、引っ掛かり(パンティーストッキングなどの特定の微細な織物における「伝線」としても知られる)が生じる。毛立ちは、別の表面欠陥であり、摩耗(例えば、洗浄、及び日常の着用)によって生じ、材料表面において繊維の小さいボールが形成することになる。有利なことに、本発明による織物材料ベースの快適層は、材料の織り合わされた構造のため、これらの欠陥に対して耐性が向上する。
この向上は、排水可能な収集袋に関して特に興味深い。排水可能な収集袋は、多くの場合、その他の種類の収集袋より長い期間の間、皮膚表面において装着されて使用され、頻繁に空にされる。特に、使用者は、収集袋が完全に空であることを確認するために、その表面の大きな部分に渡り、自身の手を使用して収集袋を圧搾又は押圧する場合が多いことから、排水可能な収集袋の中身を空にするプロセスは、収集袋を摩擦及び張力に曝すことになる。更に、収集袋は、通常の装着の間、使用者の皮膚及び衣服に対する繰り返される摩擦に曝され、このことは、快適層の表面の引っ掛かり及び毛立ちの可能性を増加させる。従って、本発明による織物材料を使用する場合、より摩耗耐性のある収集袋が実現され、これにより、あまりにもすぐに製品が変化する危険性を低減させ、これにより、使用者にとっての快適さが増すことになる。
各例においては、収集袋は、端部の少なくとも一部に沿って、密封して接合された第1及び第2のバリアフィルムを含む。
端部が重ねて置かれる場合、収集袋は、端部のすべて又は一部に沿って接合されている2つの同一のバリアフィルムのブランクを含むことができる。密封して接合されるとは、バリアフィルムが接合される場合、バリアフィルムは、収集された生産物、水分、及び悪臭が、意図せずに逃げることができない収集袋の嵩を形成することを理解されたい。特に排水可能な収集袋の場合、バリアフィルムのブランクの端部は、その部分に沿ってまさに互いに接合されることができる。こうした例においては、バリアフィルムのブランクの端部は、これらに限定されるものではないが、バルブ及び折り畳み可能な排出口部などの排出口構造に関連する場合がある。
各例においては、収集袋は、前記バリアフィルムにおいて注入開口部を更に含む。
収集袋は、前記バリアフィルムに位置する注入開口部を有することができる。第1及び第2のバリアフィルムを含む収集袋の場合、バリアフィルムのブランクの1つは、通常、注入開口部を含むことができる。注入開口部は、人体の老廃物が収集袋の嵩の中に入ることができるようにするためのものである。使用者が収集袋を着用し立ち上がる場合、留意されるように、収集袋の注入開口部は、収集袋の下側の端部より上側の端部により近く配置されることができる。
各例においては、快適層は、使用者の皮膚に面するバリアフィルムを覆う。
使用者の皮膚に面するバリアフィルムの部分は、快適層によって、実質的に完全に又は部分的にのみ、覆われることができる。快適層は、収集袋が皮膚の表面にまとわりつく又はくっつくことがないことを確かにし、これによって、背景技術のセクションに記載されるように、多くの不要な効果を回避する。収集袋の種類及び大きさに応じて、快適層は、バリアフィルムの表面の部分において、まさに必要であり得る、又は、要求されることができる。第1及び第2のバリアフィルムを含む収集袋の場合、快適層は、バリアフィルムの一方、又は両方、即ち、使用者に面する一側、及び、使用者から離れて面する一側の収集袋の両側に、設けられることができる。いくつかの例においては、バリアフィルムのそれぞれの1つ又は複数の側の特定の面積パーセンテージのみが、快適層によって覆われる。こうした面積パーセンテージは、バリアフィルムの表面積の60〜95%など、75〜95%など、約90〜95%など、50〜95%であることができる。
各例においては、収集袋は、造瘻袋である。造瘻袋は、造瘻ベースプレートの1つの側に永久的に接着又は結合されることができ、開口部の周りの使用者の皮膚に接着するために、皮膚に優しい接着剤をそのもう一方の側に有する。ベースプレートは、貫通した孔を有し、その中心軸は、造瘻袋の注入開口部の中心軸と一直線になることができる。或いは、造瘻袋は、造瘻ベースプレート上の第2の被連結手段と係合する第1の連結手段を含むことができる。
各例においては、収集袋は、尿収集袋である。これは、尿カテーテルの一端に接続可能な注入開口部を有し、もう一端は使用者の尿道の中に挿入されている、独自の尿収集袋などの、失禁ケア製品のために使用される収集袋を含むことができる。又、尿収集袋は、セット型生成物溶液の形態で、カテーテルに永久的に接着又は結合されているタイプであり得る。いくつかの例においては、収集袋は、脚部に付ける尿収集袋である。使用者の脚部の尿収集袋を装着することによって、1つの重要な態様は、使用者の胃の部分から収集袋を遠ざける場合、行動の自由が改善されることである。尿収集袋の更にもう一つの例は、人工膀胱収集袋である。
各例においては、収集袋は、再密閉可能な排出口を有する狭く細長い排出部を更に含む。
通常、狭く細長い排出部は、使用者が袋を空にするのを支援するために、回腸造瘻を有する者に提供されるものなどの排水可能な収集袋、又は、尿袋において使用される。再密閉可能な排出口は、密封又は安全閉鎖手段を含むことができる。排出口は、折り畳み可能であることができ、従って、通常、快適層のくぼみにおいて、折り畳まれ隠蔽が維持され保護されることができる。従って、本発明の収集袋は、狭く細長い排出部の利用を容易にするために、及び/又は、折り畳まれた排出部を保護し、且つ、隠蔽するためのくぼみを提供するために、快適層はバリアフィルムに溶接されないゾーン又は領域を含むことができる。
各例においては、バリアフィルムは、水、蒸気、及び/又はガスに対して不透過である。不透過とは、バリアフィルムが、少なくとも所定の時間の間、収集袋の嵩の中に人体の老廃物を閉じ込めることができることを理解されたい。特に悪臭に満ちた匂いを含む、ガスに関しては、バリアフィルム材料が、少なくとも製品の許容可能な着用時間の間、ガスの透過に耐えることができることが重要である。
各例においては、バリアフィルムは、異なる層の積層体である。
通常、バリアフィルムの異なる層は、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)などの材料を含み、例えば、溶接層又は強化層として作用するなど、EVA(エチレン酢酸ビニル)の層を含有する、1つ又は複数の匂いを保持する層として作用する。更に、PP(ポリプロピレン)又はPE(ポリエチレン)などのその他のポリオレフィン材料及び/又は結合層(例えば適切な接着剤)を挙げることができる。通常、バリアフィルムは、多層積層体を含むことができる。特に好ましいバリアフィルムは、EVA−結合層−PVDC−結合層−EVAの配列の5層の積層体構造である。こうした5層のバリアフィルム積層体は、Dow EuropeのSaranEX 630G、又はSealedAirのNexcel MF513などの商標名で入手することができる。
本発明による織物材料の融点は、200℃〜280℃の範囲の間隔であることができる。
バリアフィルム材料の溶融(ほとんどの場合、EVAをベースとする又は含有する)を目的とした外層の融点は、織物材料の融点より低い又は極めて低い。通常、バリアフィルムの外層は、使用された材料に幾分依存し、且つ、特に少なくともEVAの特定の含有量に依存して、70℃〜120℃の範囲の融点を有し、一方、中心部、又は匂いを保持する層(ほとんどの場合、PVDC)は、185℃〜220℃の範囲の融点を有する。
各例においては、バリアフィルム及び快適層が実質的に平行であるように、バリアフィルムは快適層によって覆われる。これにより、収集袋は、個別的であり、且つ、皮膚表面上の水分環境の構築に対して良好な効果を有する。
各例においては、50%未満又は25%未満の繊維フィラメントなど、75%未満の織物材料の糸の繊維フィラメントは、バリアフィルム材料に埋め込まれる。これにより、接着ゾーンにおける織物材料の視覚的、かつ触感特性は、接着ゾーンの外側の織物材料と同一又は本質的に同一であるように制御されることができる。例えば、選択される織物材料の種類及び品質に関して、埋め込まれた繊維フィラメントの部分又は「量」は、制御されることができる。
織物材料の異なる表面積間の比較は、試験片の等しい条件下にて、光反射の程度、及び/又は毛立ち又は引っ掛かりの傾向などのいくつかのオプションから選択される物理的な基準に基づくことができる。しかしながら又、比較は、例えば、被験者の群、例えば、皮膚に対する外観及び柔らかさなどの基準、例えば、1〜5のステップ基準などによって評価される主観的な基準に基づくことができる。
各実施形態においては、織物材料は、製編された材料である。製編された材料は、丸編み又は縦編みであることができる。
好ましい実施形態においては、織物材料は、製織された材料である。
少なくとも、両方の種類の織物が、バリアフィルムの溶融した材料を受け取り良好に結合することから、これらは織物快適層に特に適していることが分かった。
製織された織物材料を説明する場合、用語、縦糸方向、及び横糸方向を参照する場合が多い。前者の用語は、機械方向、即ち、生産機械における糸の主要な方向(織り)に等しく、一方、後者の用語、横糸は、生産機械に対して横方向に等しい。
各実施形態においては、織物は、合成繊維から作製される。
合成繊維から作製された織物は、強度などの特定の仕様を満たすように設計されることができ、且つ、天然繊維より、大量生産における使用に関して費用効率が高い。しかしながら、綿又は絹材料などの天然繊維の織物は、収集袋の快適層のために使用されることもあり得る。
各実施形態においては、合成繊維の織物材料が、1:1の平織りである場合、単位面積当たりの織物材料の重量(DS/EN12127:1998に従って)は、60g/m2など、40〜100g/m2の範囲である。更に、糸番手(DS/EN ISO2060:1997又はISO7211/5:1984に従って)は、60〜90dtex(デシテックス)など、70〜80のdtexなど、50〜120dtex(10.000メートルの繊維のグラムでの重量)の範囲である。なお更に、糸密度、又は単位長さ当たりの糸の数(DS/EN 1049−2:1994に従って)は、縦糸方向及び横糸方向の両方において、30〜50糸数/cmの範囲である。
前述のパラメーターは、ポリエステル材料に特に適している。従って、各実施形態においては、前記合成繊維は、ポリエステル繊維である。
ポリエステル繊維をベースとする織物は、本発明による快適層にとって、特に良い選択であることが判明した。これは、ポリエステル材料が、視覚的に、又、触感的に優れ、且つ、生産で発生する本発明の収集袋の要件によく適合する、融点、感触、及び外観などの物理的特性を有するためである。
製織された織物材料の実施形態においては、糸当たりのフィラメントの数は、30〜150フィラメント/糸の範囲である。換言すれば、それぞれの個々の糸は、30〜150の個々の繊維フィラメントを含む。
製織された織物材料が、cm当たり多くの数の糸を有する場合、材料の表面は、よりぎっしり詰まる、即ち、2つの隣接する糸の間の間隔又は空間が減少することを理解されたい。一方、材料が、cm当たりより少ない糸を有する場合、表面構造は、より開放している、又はより多孔性である、即ち、隣接する糸の間の空間は、より大きく、バリアフィルム材料が、織物の糸の繊維フィラメントの間の空間の中に流入し、非常により大きい得られた表面に結合することができることから、溶融したバリアフィルム材料との織物材料の結合が促進される。
各実施形態においては、織物材料の厚みは、150〜200μmなど、100〜1000μmの範囲である。
この範囲の厚みが、軽量性、行動の自由、即ち、透明でないことに起因する使用者の快適性と、製造の際の加工性との間の良好なバランスを提供することから、この範囲の厚みは、織物快適層に特によく適している。
各実施形態においては、バリアフィルムの厚みは、70〜100μmなど、60〜300μmの範囲である。
この範囲の厚みが、匂いの保持能力、製造の際の加工性(プロセスの連鎖における操作性)、あまりに固定されていない行動の自由、及び熱積層化特性(熱を操作可能である)の間の良好なバランスを提供することから、この範囲の厚みは、バリアフィルムに特によく適している。
織物材料が、1:1の平織りの合成繊維材料である特定の一実施形態においては、材料は、約60g/m2の単位面積当たりの重量、縦糸方向と横糸方向の両方において約80dtex(デシテックス)の糸番手、並びに、縦糸方向において42〜46糸数/cmの糸密度、及び、横糸方向において34〜36糸数/cmの糸密度を有する。
別の態様においては、本発明は、
−収集袋のバリアフィルム材料を供給する工程と、
−前記バリアフィルム上に織物快適層材料を供給する工程と、
−前記織物快適層の繊維フィラメント及び前記溶融したバリアフィルム材料が互いに接着するように、特定の処理圧力にて、且つ、織物材料ではなくバリアフィルム材料を溶融する温度にて、溶接プロセスによって熱を材料に加える工程と、
を含む、人体の老廃物用の収集袋を製造する方法に関する。
織物材料がバリアフィルムより高い融点を有することから、バリアフィルム材料(外層)は、織物材料の融点温度と比較して、比較的低い温度で溶融し始め、一方、その結果、織物が溶融せずに維持しその織り合わされた構造に留まる。又、これは、材料が冷却したならば、織物の構造が維持されることを意味する。換言すれば、熱が、織物をバリアフィルム材料に溶接させるために加えられる場合、織物は、溶融しないが、バリアフィルム材料は加えられた熱によって溶融する。
方法の特定の実施形態においては、前記織物材料の繊維フィラメントが、バリアフィルム材料に少なくとも部分的に埋め込まれるように、特定の処理圧力は制御される。
特定のレベルに処理圧力を制御することによって、溶融したバリアフィルム材料は、織物材料の糸の織り合わされた繊維フィラメント構造の中に、少なくとも部分的に流入することができる。「少なくとも部分的に」とは、それぞれの繊維フィラメントが、溶融したバリアフィルム材料に、完全に又は部分的にのみ、埋め込まれることができることを理解されたい。これにより、織物材料の構造を破壊することなく、2つの層の間に物理的な固定が生じ、生成した構造において織物材料の強度を維持するとともに、織物材料及びバリアフィルム材料は互いに接着される。織物材料のそれぞれの糸が、いくつかの個々の繊維フィラメントを含むことから、結果として生じる大きな表面は、溶融したバリアフィルム材料と係合するために提供される。
方法のその他の実施形態においては、提供される織物材料は、第1の態様の記載の下にて導入された材料から選択される織物材料である。溶接プロセスは、例えば、レーザー電極による溶接を含む、所望のプロセス温度を提供できる当技術分野において周知である任意の種類の適切な溶接プロセスで原則としてあることができる。
特定の生産セットアップにおいては、快適層及びバリアフィルム材料を互いに重なり合って、且つ、互いに平行に提供することは、有益であることができる。又、これは、所望の数のバリアフィルムのブランク及び快適層は、同一のプロセス工程においてともに積層されることができるように、2つ以上のバリアフィルムのブランクを包含することを可能にする。更に又、積層プロセスにおいて、第2の織物快適層を提供することが可能であり得る。収集袋の生産において、これは、例えば、2つのバリアフィルムのブランク、及びそれぞれのバリア層の外表面に設けられた快適層は、単一の溶接工程において、溶接されて収集袋になることができる生産セットアップを提供することができる。又、こうしたプロセスは、快適層のそれぞれの外表面においてレーザー電極を供給するなどの、2つ以上の溶接のための熱源を伴うことができる。
折り畳み可能な排出口を有するタイプの排出可能な収集袋の概要形状の概略図であり、外部の力によって生じる、例えば切り込みなどの破損を受けることが多い収集袋の領域を示す。 従来技術におけるように、不織材料に基づく快適層をバリアフィルム材料に熱溶接するプロセスを概略的に示す。 従来技術におけるように、不織材料に基づく快適層をバリアフィルム材料に熱溶接するプロセスを概略的に示す。 本発明に従って織物材料に基づく快適層をバリアフィルム材料に熱溶接するプロセスを概略的に示す。 本発明に従って織物材料に基づく快適層をバリアフィルム材料に熱溶接するプロセスを概略的に示す。 本発明による試料収集袋の溶接ゾーンにおける、積層された織物快適層及びバリアフィルムの、断面での倍率250の拡大図を示す、走査型電子顕微鏡のプリントアウト写真である。
図、及び特に図の個々の要素は、個々でもなく、互いに関してでもなく、必ずしも率に応じて縮尺されていないが、本発明の原理を例示することを基本的に目的としていることに留意されたい。
図面の詳細な説明
図1は、折り畳み可能な排出口を有するタイプの排出可能な収集袋1の概要形状を示し、外部の力によって生じる破損を受けることが多い収集袋の領域5を示す。領域5は、通常、使用者は、毎日数回、排出口を開いて、収集した老廃物をトイレの便器に入れ空にし、その後、排出口を掃除し、閉鎖又は折り畳み位置に排出口を元に折り戻す必要があることなどの、いくつかの要因により、ほとんどの場合、過剰な引き裂き力であるが、こうした力を特に受ける。更に、収集袋の先端となる折り畳み可能な排出口の位置は、排出口が折り畳まれていない位置にある場合、排出口が、意図せずに引っ張られる場合がある、又は、例えば使用者の衣服などと絡み合う場合があるという危険性を必然的に増加させる。本発明による織物快適層を提供することによって、こうした外部の力によって生じる破損の危険性は、極めて低減されるか、又は除去される。
図2aは、溶接プロセスに先立つ生産工程における、従来技術による収集袋の関連材料の概略図を示す。バリアフィルム材料20a及び20bの2つの別個の層は、互いに隣り合って設けられ、且つ、不織ベースの快適層材料10の単層は、層20aの上に設けられる。
図2bは、溶接プロセス工程の後の図2aと同一の材料を概略的に示す。材料10、20a、20bは、溶接プロセスによって加えられた熱によって、ともに結合された。熱は、例えば快適層10の側からなどの積層体構造の1つの単一側から、又は、例えば快適層10の側からとバリアフィルム層20bの側からの両方からなどの積層体構造の両側から、加えられることができる。図は、層の材料を溶融させて粘性の塊にすることによって、どのように3つの層すべてが、ともに結合されたかを示し、点線11は、層の係合する表面が、もはや個別に明瞭ではないことを表している。溶接プロセスによって提供された熱は、バリアフィルム材料20a及び20bを溶融させただけでなく、不織材料10の(不規則な)繊維構造も溶融させ、このため、冷却する場合、溶接ゾーンは硬くなり、その結果、外部の力に対する耐性が残らない又はほとんど残らず、特に切り込みの形成が起こりやすい。
図3aは、図2aに類似し、ここだけであるが、快適層の材料は、もはや不織ベースではなく、代わりに、本発明による織物快適層である。織物快適層の個々の糸を例示することを目的とする3つの円15によって、織物は、概略的に表される。実際には、当然、それぞれの個々の糸は、糸当たりより多くの数の繊維フィラメント(図示せず)を含むが、簡略化のため、本発明の原理を、糸によってだけであるが、3つの糸に限定された図において示す。又、織物の横方向の任意の織り合わされた糸は、図示しない。
図3bは、図2bと類似しているが、溶融したバリアフィルム材料は、糸の繊維構造を溶融することなく、織物快適層材料における糸の構造の中に流入することから、どのように、織物快適層のいくつかの個々の繊維フィラメントをそれぞれ含む糸15が、溶融したバリアフィルム材料20a及び20bにおいて、少なくとも部分的に物理的に固定されるか(位置16で例にて例示される)を概略的に例示している。織物材料が、バリアフィルムの融点より高い融点を有することから、織物材料の糸15は溶融することはない。実際は、溶融したバリアフィルム材料は、それぞれの糸の個々の繊維フィラメントの間に流入することになる。従って、繊維フィラメントとバリアフィルム材料との間の得られた接着表面は重要であり、これにより、バリアフィルム材料と快適層との間の剥離強度が、バリアフィルム材料と不織ベースの快適層との間の剥離強度と同等であるように、織物快適層15及びバリアフィルム材料20a、20bは、互いに積層され、一方で、切り込みを生じさせる引き裂き力などの外部の力に対して向上した耐性を実現する。
図4は、本発明による試料収集袋の溶接ゾーンにおける、積層された織物快適層及びバリアフィルムの、倍率250の拡大図のプリントアウト写真である。写真は、どのように、概略的に例示された(図3b)本発明の原理が、実際に実施されるかを示す。図は、どのように、織物快適層の糸15(図3b)のいくつかの個々の繊維フィラメント17が、溶融したバリアフィルムの塊20において、物理的に固定されたかを示し、又、繊維フィラメント18のすべてが埋め込まれないことを示す。個々の糸の数、更に又、繊維フィラメントの数は、概略図3aより非常に多い。又、横方向の織り合わされた糸の繊維フィラメント19が、観察されることができる。いくつかの繊維フィラメント17は、溶融した材料20に完全に埋め込まれ、一方で、その他のものとして、21は、溶融した材料に部分的にのみ埋め込まれ、又は18は、まったく埋め込まれていない。従って、溶融したバリアフィルム材料は、糸の個々の繊維フィラメントの間の1つ又は複数の空間に流入し、従って、繊維フィラメントとバリアフィルム材料との間の得られた接着表面は重要になる。これにより、バリアフィルム材料と快適層との間の剥離強度が驚くほど高いように、織物快適層15及びバリアフィルム材料20a、20bは、互いに積層される。
なお、更に図4を参照し、いくつかのフィラメント18は溶融した材料20との接触がないということは、不織快適層を有する収集袋と比較して、よりはるかに視覚的に見えにくく、実際にはより柔らかい溶接ゾーン又は領域が実現されるという点において、本発明の別の利点を提供する。実に、織物快適層の束縛されていない(溶融して埋め込まれていない)フィラメントの供給は、少なくとも肉眼にとっては、溶接ゾーンにおける快適層の表面特性と、快適層の表面のその他のいかなる場所における快適層の表面特性との間には、眼で見える差異は存在しないことを、実際には意味する。又、本発明による収集袋の接着又は溶接ゾーンの触って感知できる感触及び/又は特性は、不織快適層の場合より、柔らかく及び堅くなく、且つ、快適層の表面のその他のいかなる場所と同一であるか、又は、個人によって少なくとも同一に感じられる。
例えば暗い層30などの、図4における織物快適層の表面の外側の層は、試験の間、試料を適切な位置に保つ手段の部品である。室温で、試料を切断することは、織物及びバリアフィルム材料を互いに「すりつぶす」ことになることから、試験の準備のために、図4の試料は、試料から断面を切断する前に、液体窒素の中に入れられたことに留意されたい。
実験の部
快適層とバリアフィルムとの間の剥離強度
快適層と収集袋のバリアフィルム材料との間の剥離強度を測定したところ、本発明による織物ベースの快適層に関して、前記剥離強度は、バリアフィルムに接着された従来の不織快適層を有する収集袋のものと同等であることを示した。
試験試料は、Dow EuropeのSaranEX 630Gバリアフィルム材料に接着された不織快適層を有する試験片と、SealedAirのNexcel MF513バリアフィルム材料に接着された織物材料の快適層(およそのパラメーター:重量71g/m2、糸番手100dtex(縦糸)及び94dtex(横糸)並びに糸密度40糸数/cm(縦糸)及び32糸数/cm(横糸))を有する試験片を含んだ。
剥離強度試験は、例えば、50Nのロードセルを使用し通常の室内条件において、Lloydのmodel L500X−8945、又は、Instronのmodel 5543などのテクスチャー分析機にて、実行されることができる。以下の表1に、インストロンのテクスチャー分析機モデルを用いて得られた結果を示す。引張り強度の速度(又は剥離速度)は、200mm/分に設定した。
試験手順は、収集袋の試料(試験片)を接着ゾーン又は10cmの長さおける溶接12,5mm幅に対して垂直に切断することを含む。試料を保持する保持治具(又はクリップ)を、テクスチャー分析機に固定し、試料を牽引方向に平行に設置する。試験に対する更なる指示は、切り込み感度の例に関して以下に見ることができる。
表1に、[N/12.5mm幅]における平均測定値を示す。
Figure 2015523872
従って、本発明による織物ベースの快適層を使用する際の剥離強度は、不織快適層を使用する場合、その剥離強度と同等であることが分かる。
切り込み感度−外部の力に対する耐性
織物材料に基づく快適層を有する人体の老廃物用の収集袋は、外部の力によって生じる破損に対する安全性が増すことを示すために、いくつかの試験試料に対して、引張り強度試験、即ち、試料が引き裂かれる試験を実施した。最大荷重における引張り応力を測定した。
試験試料は、不織快適層(ポリプロピレンスパンボンド、30g/m2)を有する10枚の試験片と、本発明による織物快適層を有する10枚の試験片を含んだ。10枚の試験片のそれぞれの群において、5枚の試験片が、Dow EuropeのSaranEX 630Gバリアフィルム材料に対して積層され、且つ、5枚の試験片が、SealedAirのNexcel MF513バリアフィルム材料に対して積層された。すべての試験片は、バリアフィルム材料の単層及び織物材料の単層のみを含んだ。
引張り応力試験を、23℃の一定温度及び50%の一定相対湿度において、空調された実験室にて、50Nのロードセルを使用してInstronのテクスチャー分析機model 5543において実行した。
図1で概説された収集袋における破損領域5に対応する位置において、引き裂き力を加えることによって、試験片に対して引張り応力試験を実施した。引き裂く力が加わる位置の左側に隣接した試料の部分が、テクスチャー分析機の第1の保持クリップにおいて受け取られ、且つ、前記位置の右側に隣接した試料の部分が、テクスチャー分析機の第2の保持クリップにおいて受け取られるような方式で、それぞれの試験片は、テクスチャー分析機に装着された。第1の保持クリップは、側面の上方向の力を印加することができる作動装置に接続され、一方、第2の保持クリップは、側面の下方向の力を印加することができる別の作動装置に接続された。ロードセルは、保持クリップに装着され、少なくとも破損時に加えた力を測定した。試験結果を以下の表2及び3に示す。表2に、前述の不織快適層と、又それぞれ前述のDow及びSealedAirの2つの異なるバリアフィルム材料との組み合わせにおける試験結果を示す。表3に、本発明による織物材料と、先のそれぞれのバリアフィルム材料との組合せにおける試験結果を示す。
Figure 2015523872
Figure 2015523872
実施された引張り応力試験の結果から明らかに分かるように、本発明による織物快適層を有する収集袋は、外部の力によって生じた破損に対して極めてより高い(2倍を超える)耐性を有する。特に、試験結果は、織物快適層を有する収集袋は、切り裂き力によって生じる破損をよりはるかに起こしやすくなく、例えば、収集袋において切り込みが形成する危険性が極めて減少することを示す。
結論として、本発明による織物快適層を有する収集袋は、従来の不織材料ベースの快適層と比較した場合、同等の剥離強度特性であるが、外部の力に対する極めてより高い耐性を有することが示された。又、本発明の収集袋は、織物材料の使用により、外部の力に耐えるためにバリアフィルム自体の強度により依存していない。
更に、本発明は、図4のSEM写真によって裏付けられるように、バリアフィルム材料と快適層との間の接着ゾーンにおける視覚的及び触感特性が向上し、更に、引っ掛かり及び毛立ちなどの一般的な摩耗の問題に対する耐性が強化した、人体の老廃物用の収集袋を提供する。

Claims (17)

  1. 快適層によって覆われるバリアフィルムを含む人体の老廃物用の収集袋であって、前記快適層は、複数の繊維フィラメントをそれぞれが含むいくつかの糸を有する織物材料であり、且つ、接着ゾーンにおける前記織物材料の前記繊維フィラメントのすべてが、バリアフィルム材料に埋め込まれないように、前記織物材料は、1つ以上の前記接着ゾーンにおいて前記バリアフィルムに接着される、収集袋。
  2. 前記快適層と前記バリアフィルムとの間の剥離強度は、前記接着ゾーンにおいて5N/12.5mm幅を越える、請求項1に記載の収集袋。
  3. 前記バリアフィルム材料に埋め込まれないこれらの繊維フィラメントは、前記接着ゾーンの外側の前記快適層の表面と同一の触って感知できる特性を有する前記快適層の表面を提供する、請求項1又は2に記載の収集袋。
  4. 前記バリアフィルム材料に埋め込まれないこれらの繊維フィラメントは、前記接着ゾーンの外側の前記快適層の表面と同一の視覚特性を有する前記快適層の表面を提供する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の収集袋。
  5. 前記織物材料は、製編された材料である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の収集袋。
  6. 前記織物材料は、製織された材料である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の収集袋。
  7. 前記織物材料は、合成繊維から作製される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の収集袋。
  8. 前記合成繊維は、ポリエステル繊維である、請求項7に記載の収集袋。
  9. 前記織物材料の重量は、40〜100g/m2の範囲である、請求項6に記載の収集袋。
  10. 前記糸番手は、50〜120dtex(デシテックス)の範囲である、請求項6に記載の収集袋。
  11. 前記糸密度は、30〜50糸数/cmの範囲である、請求項6に記載の収集袋。
  12. 糸当たりのフィラメントの数は、30〜150フィラメント/糸の範囲である、請求項6に記載の収集袋。
  13. 前記織物材料の厚みは、100〜1000μmの範囲である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の収集袋。
  14. 前記バリアフィルムの厚みは、60〜300μmの範囲である、請求項1〜13のいずれか一項に記載の収集袋。
  15. −前記収集袋のバリアフィルム材料を供給する工程と、
    −前記バリアフィルム上に織物快適層材料を供給する工程と、
    −前記織物快適層の繊維フィラメント及び溶融したバリアフィルム材料が互いに接着するように、特定の処理圧力にて、且つ、前記織物材料ではなく前記バリアフィルム材料を溶融する温度にて、溶接プロセスによって熱を前記材料に加える工程と、
    を含む、人体の老廃物用の収集袋を製造する方法。
  16. 前記織物材料の前記繊維フィラメントが、前記バリアフィルム材料に少なくとも部分的に埋め込まれるように、前記特定の処理圧力は制御される、請求項15に記載の方法。
  17. 提供される前記織物材料は、請求項5〜13のいずれか一項に記載の織物材料である、請求項15又は16に記載の方法。
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