JP2015515425A - 少なくとも1つのクレーンガーダーを備えるクレーン、特に橋形クレーン又はガントリークレーン - Google Patents

少なくとも1つのクレーンガーダーを備えるクレーン、特に橋形クレーン又はガントリークレーン Download PDF

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Abstract

本発明は、水平方向に延び、且つ、複数の筋交い(5)を有するトラスとして設計された少なくとも1つのクレーンガーダー(2)、を備え、昇降ギアを有するクレーントロリー(9)が当該ガーダー上で移動可能とされており、筋交い(5)の少なくともいくつかが薄板状を有する、改良されたクレーンガーダー(2)を有するクレーン(1a、1b)、特に橋形クレーン又はガントリークレーンを提供する。そのために、本発明は、薄板状とされた筋交い(5)のそれぞれが、クレーンガーダー(2)の長手方向(LR)に交差する方向に延びる平面状の主面(5a)を有することを提案する。【選択図】図2a

Description

本発明は、少なくとも1つのクレーンガーダーを備えるクレーン、特に橋形クレーン又はガントリークレーンに関する。当該クレーンガーダーは、水平方向に延び且つ複数の筋交いを有するトラス梁として設計されており、当該ガーダー上で、昇降ギアを有するクレーントロリーが移動可能なものである。
ドイツ特許第260030号明細書は、いわゆるダブルガーダーガントリークレーンを開示しており、当該ガントリークレーンは、2つの水平クレーンガーダーと2つの垂直支持ガーダーとを備え、これらがガントリークレーンのガントリーフレームを形成しているものである。これらのクレーンガーダーは、互いに平行に延び且つ所定距離離間している。支持ガーダーの下端には、走行機構が設けられており、これによって、クレーンガーダーの長手方向を横切る走行方向に、ガントリークレーンが移動可能である。ケーブルウィンチを有するクレーントロリーを、クレーンガーダー上でこれに沿って移動させることができる。ダブルガーダークレーンとしての設計によれば、クレーントロリーに設けられたケーブルウィンチの荷重物持ち上げ手段を、2つのクレーンガーダーの間で昇降させる。これらクレーンガーダーは、トラスとして設計されており、水平に配置され互いに平行な上軌条と下軌条とを備えている。2つのクレーンガーダーにおける上軌条と下軌条とは、垂直方向に延びる棒状の支柱と、斜めに延びる棒状の支柱とによって互いに連結されている。2つのクレーンガーダーは、クロスバー及び筋交いによって、端部で互いに連結されており、これによってフレームが形成されている。棒状の支柱及び筋交いは、クレーンガーダーの長手方向に沿って上軌条と下軌条との間にトラス状に配置されており、これらの支柱及び筋交いのそれぞれが上軌条を、その垂直方向下方に設けられた下軌条に連結している。
ドイツ実用新案第1971794号明細書は、ダブルガーダー橋形クレーンを開示している。当該クレーンの2つの水平クレーンガーダーは、ガーダーの端部に設けられたヘッドガーダーによって互いに連結されており、クレーンガーダーの長手方向と交差する走行方向に共に移動することができる。両クレーンガーダーは、同じ様にトラスとして設計されており、それぞれが、プレート状の上軌条、棒状の下軌条、棒状の支柱とを備えている。
ドイツ特許第3109834号明細書は、トラス構造として形成されたマストとクレーンジブとを有するタワークレーンに関する。立方体状のマストは、L字形で垂直方向に配置された4つの支持ガーダーを備えており、それらのうち2つの隣接する支持ガーダー同士が三角プレートによって互いに連結されている。この場合、これらのプレートは、その角部及び/又は側方部分が、支持ガーダーに取り付けられている。これらのプレートの側方部分の少なくともいくつかは、折り曲げられて補強リブを形成している。
また、ドイツ特許出願公開第1759120号明細書は、クレーンガーダーを開示しており、当該クレーンガーダーは、典型的には上軌条と下軌条とを備え、これらがトラス状に補強され、パネルによって互いに連結されている。これらのパネルは、対称の台形状であり、外縁が折り曲げられたシートパネルによって構成されている。パネルは、2つの開口が設けられることにより、軽量化されている。
また、ドイツ特許出願公開第19070455号明細書は、トラスを開示している。当該トラスの上軌条と下軌条とは、筋交いによって連結されており、これらの筋交いは、ジグザグ状に延びるフラット型材から、単一品として形成されている。このフラット型材は、屈曲、波状、またはチャネル状の断面を有する。
また、米国特許4621475号明細書は、トラスを開示している。当該トラスの筋交いも、フラット型材として設計されており、これらは、両端の外側で両側が折り返されている。このように平らな筋交いの端部は、トラスの上軌条及び下軌条に溶接されており、フラット型材は、全体として、垂直平面内でトラスの長軸に平行に延びている。
米国特許出願公開第2005/0055951号明細書もまたトラスを開示している。このトラスの筋交いは、上軌条と下軌条との間で、筋交いの両端から中央に向かうにつれて変化する断面を有する。
ドイツ特許第260030号明細書 ドイツ実用新案第1971794号明細書 ドイツ特許第3109834号明細書 ドイツ特許出願公開第1759120号明細書 ドイツ特許出願公開第19070455号明細書 米国特許4621475号明細書 米国特許出願公開第2005/0055951号明細書
本発明の目的は、少なくとも1つの改良されたクレーンガーダーを有するクレーン、特に、橋形クレーン又はガントリークレーンを提供することである。
当該目的は、請求項1の特徴を有するクレーン、特に橋形クレーン又はガントリークレーン、によって達成される。本発明の好適な実施形態は、従属クレーム2〜15に記載されている。
水平方向に延び、且つ、複数の筋交いを有するトラスとして設計された少なくとも1つのクレーンガーダーを備え、昇降ギアを有するクレーントロリーが当該ガーダー上で移動可能とされた、クレーン、特に橋形クレーン又はガントリークレーンであって、筋交いの少なくともいくつかは、薄板状に設計されたクレーンにおいて、少なくとも1つのクレーンガーダーは、以下の点によって改良されている。すなわち、筋交いの少なくともいくつかは、薄板状に設計されており、薄板状の筋交いのそれぞれは、クレーンガーダーの長手方向に交差する方向に延びる平面状の主面を有する。ここで、「長手方向に交差する方向に」というフレーズは、クレーンガーダーの長手方向視において、主面が左右に延び、且つ、上昇または下降するように延びることを意味すると理解されたい。特に、薄板状の筋交いの座屈強度、及び、対応する橋形またはガントリークレーンのクレーンガーダーの座屈強度は、当該薄板状の筋交いのそれぞれが、クレーンガーダーの長手方向に交差する方向に延びる上記平面状の主面を有することによって、最適なものとなっている。ここで、トラス構造における、斜めまたは対角状に延びる支持要素を、概ね、筋交いと考える。従って、トラス構造の筋交いは、垂直方向のみに延び且つ支柱として設計された支持要素とは異なる。また、薄板状の筋交いすなわち面筋交いは、それらの長軸方向における力、従って、その主面が延びる平面内の力、を好適に吸収する。このような面要素または面支持構造は、機械工学分野では、ディスクと定義され、一方、その伸長平面または主面に対して垂直に負荷を受ける面要素は、プレートと定義される。従って、ディスク、及び、本発明の面筋交いは、その厚みが長さ及び幅よりも実質的に小さい点において、例えば棒部材または棒状の支柱や筋交いとは異なるものであり、この長さ及び幅が、ディスクの二次元的な広がりを決定している。従って、本発明の薄板状の筋交いは、面筋交いまたはディスク筋交いと呼ぶこともできる。
ボックスガーダー設計の従来のクレーンガーダーと比べて、このように改良されたクレーンガーダーは、特に、製造コスト及び部品の種類を減らすことができるという利点を有する。また、本発明の薄板状の筋交いを用いてトラスとして作製されたクレーンガーダーは、静力学的に必要でない金属シート部分を省くとともに、それに関連する材料を減らすことによって、重量を相当減らすとともに、耐荷力を最適化できる。棒状の圧延型材として設計された従来の筋交いとは異なり、本発明による薄板状の筋交いでは、寸法、特に、クレーンガーダーの長手方向に交差する方向に延びる主面の長さ及び幅を、金属シートの厚みを適宜選択することによって、自由に選択することができる。これに対して、例えば、U字、L字、またはT字状の断面に設計された従来の圧延型材は、決まった寸法の一連の基準に基づいてしか作製することができず、従って、筋交いを所望の幅にすると、圧延型材の他の寸法は固定され、自由に選択することができない。
本発明によって改良されたクレーンガーダーでは、薄板状の筋交いを用いることによって、個々のクレーンガーダー領域の座屈の可能性をある程度低減することができる。
筋交いのすべてを、薄板状に設計することによって、上述した利点をさらに高めることができる。従って、従来のトラス構造と異なり、すべてを個別に適合させた棒状の筋交いを、均一に設計した本発明による薄板状の筋交いに代えることができる。これによれば、クレーンガーダーの上軌条及び下軌条が、本発明による筋交いによって位置決めあるいは離間させられるため、かなりの製造上の利点が得られる。特に、クレーンガーダーの長手方向の横断方向に見て隣り合って配置されている複数の棒状の筋交いを、個別に位置合わせするという作業を、もはや必要としない。なぜなら、クレーンガーダーの長手方向の横断方向に見ると、同じく長手方向の横断方向に面が延びる本発明による筋交いが、1つしか配置されていないからである。このように、従来のトラスにおいて、長手方向の横断方向に、互いに平行且つ隣接して配置されていた棒状の筋交いに代えて、1つの薄板状の筋交いを用いることができる。
好適な態様として、筋交いの主面が、クレーンガーダーの幅の少なくとも半分にわたって広がる構成が提供される。
構造的に便利な設計として、薄板状の筋交いは、長状であり、且つ、それぞれの長手側縁のあたりに、主面につながる少なくとも1つの折り返し補助面を備えており、少なくとも1つの補助面は、前記クレーンガーダーの前記長手方向に交差する方向を向く構成が提供される。
薄板状の筋交いのそれぞれを、レーザー切断鋼板によって形成することによって、製造コストが一定の程度まで低減される。
好ましくは、筋交いは、対向する筋交い端部を有し、補助面は、筋交い端部以外に設けられており、補助面の長さは、筋交いの全長の約40%から70%の範囲である。
理想的なトラスにおいては、棒部材は、関節状に取り付けられるため、張力及び圧縮力のみが、吸収される。例えば本発明のクレーンガーダーなどの現実のトラス構造において、従来の設計においては、ガセットプレートを用いることにより、棒状部材における曲げ応力を移動させたり力を分散させたりして、最小限の張力ピークしか起こらないようにしている。にもかかわらず、これらのガセットプレートは、一定の期間しか疲労強度を維持できない。棒状部材の質量中心軸がガセットプレートに一致しないようなトラスの場合に、特に問題が起こる。この場合、二次的な屈曲が起こり、これをガセットプレートで吸収しなければならなくなる。
主面及び補助面によって、本発明は、ガセットプレートの欠点を回避することができる。すなわち、斜めに延びる筋交いにおいて、曲がる恐れがある弱点である端部付近は、上軌条及び下軌条に溶接されることによってクランプされており、膜状ジョイントとも呼ぶことができる、平面状の弾性の「プレート接合」が形成されている。この膜接合は、二次的な屈曲も弾性的に吸収する。膜状ジョイントは、追加の製造コストを必要とせず、トラスの耐用年数を大幅に伸ばすことができる。これは、テンションを増加させうる構造状の幾何学的切れ目が存在しないからである。
この構造によれば、様々なスパン幅に変更する橋形クレーンの場合は、斜めに延びる筋交いの間隔を変更することができる。このように、クレーンガーダーの長さを簡単に変更することができる。
基準化された圧延型材として設計された従来の筋交いに比べて、この筋交いの構造は、適当なレーザー切断によって自由に形成することができる。
筋交いの長軸方向視において、筋交いが、補助面のある高さにおいて、L字形、U字形、またはZ字形の断面を有することによって、さらに構造的にシンプルなデザインが実現できる。これらの断面は、薄板状の筋交いの座屈強度を高めるために特に好適である。
好適な態様として、筋交いの主面の長手側縁には、下側及び上側凹部が設けられており、第1及び/又は第2筋交い端部の領域にには、開口が設けられている構成が提供される。従って、クレーンガーダーの上軌条及び下軌条に対する筋交いの溶接に関しては、溶接された筋交いによって力の流れが最適化され、溶接シームへの負荷又は溶接シームの破損が低減される。屋外で用いる場合は、開口によって、雨水を逃して溜まらないようにすることができる。
補助面が、下側凹部と上側凹部との間に配置されていることによって、特に、筋交いの組み立てを簡単に行うことができる。
以下の構成によれば、構造及び製造に関して特に有利な設計の橋形クレーン又はガントリークレーンを実現することができる。すなわち、クレーンガーダーは、クレーンガーダーの長手方向に延びる少なくとも1つの上軌条と、これに平行に配置された少なくとも1つの下軌条とを備え、上軌条と下軌条とは、クレーンガーダーの長手方向に並べられた複数の筋交いによって、互いに連結されている。
また、上軌条と下軌条とが、クレーンガーダーの長手方向に並べられた複数の支柱によって互いに連結される構成によれば、上軌条及び下軌条が座屈する可能性が特に効果的に低減される。
各支柱は、少なくとも1つの筋交いの隣に配置されており、各筋交いは、対応する支柱と共に、同じ大きさの設定角度を形成している、という構成によれば、上述した利点をさらに高めることができる。
支柱が、前記筋交いと同様に薄板状に設計されている、という構成によれば、対応する橋形クレーン又はガントリークレーン又はそのクレーンガーダーの耐荷力を向上させることができる。
好適な態様として、クレーンが、互いに平行且つ離間して配置された2つのクレーンガーダーを備える構成とすることもできる。
特に、以下の構成によれば、製造コストを低減することができる。すなわち、薄板状の筋交い及び支柱は、溶接シームによって上軌条及び下軌条に取り付けられており、溶接シームは、主面のそれぞれの長手側縁のみに設けられている。これは、特に、補助面が筋交い足部までは延びていないという構成によって、実現可能である。折り曲げられていない主面の長手側縁を溶接することによって、こうして得られる長手側縁と上軌条又は下軌条の対応する突出部との連結が、突出部の間に挿入された筋交い足部の上方且つ折り曲げられた補助面の下方に、一種の膜状ジョイントを形成する。
製造コストを最小限に抑えるために、上軌条及び下軌条のそれぞれは、互いに対向する突出部を有しており、筋交い及び支柱は、前記突出部の内面のみに溶接される構成とすることもできる。
本発明の2つの例示的な実施形態を、図面を参照しつつ、より詳細に説明する。
シングルガーダークレーンとして設計された橋形クレーンを示す図である。 ダブルガーダークレーンとして設計された橋形クレーンを示す図である。 図1aによる橋形クレーン用の、本発明のクレーンガーダーの斜視図である。 図1bによる橋形クレーン用の、本発明のクレーンガーダーの斜視図である。 図2aによるクレーンガーダーの断面図である。 クレーンガーダー用のアダプターの側面図である。 クレーンガーダーの長手方向視におけるアダプターを示す図である。
橋形クレーンについて述べる以下の説明は、適宜ガントリークレーンにも当てはまる。
図1aは、シングルガーダーの橋形クレーンとして設計された、従来の第1クレーン1aを示している。第1クレーン1aは、クレーンガーダー2を備えており、当該クレーンガーダーは、ボックスガーダーとして設計されており、水平に配置され、長手方向LRに長さLを有して延びる。クレーンガーダー2の両端には、第1及び第2の走行機構7、8が取り付けられており、これによって、平面視において実質的にダブルT字形のクレーンブリッジが形成されている。走行機構7、8によって、第1クレーン1aは、クレーンガーダー2の長手方向LRと交差する水平な走行方向Fに、図示しないレール上で移動可能である。通常、レールは、地面上方の所定の位置に配置されるが、これを実現するためには、例えば適当な支持構造によって高所支持してもよいし、ビルの対向する壁面に取り付けてもよい。第1クレーン1a又はそのクレーンガーダー2を移動させるためには、第1走行機構7を第1電動機7aによって駆動し、第2の走行機構8を第2の電動機8aによって駆動する。クレーンガーダー2からは、ケーブルウィンチとして設計された昇降ギアを有するクレーントロリー9が吊り下げられており、当該クレーントロリーは、図示しない走行機構によって、クレーン1aの走行方向Fに交差する、クレーンガーダー2の長手方向LRに沿って、移動可能である。クレーントロリー9は、クレーンガーダー2の下軌条4の、側方に突出する走行面4cに沿って、当該面上で移動可能である。第1クレーン1aは、クレーンコントローラ10及びこれに接続されたペンダント制御スイッチ11をさらに備え、これらによって、第1クレーン1又は電動機7a、8aと、ケーブルウィンチを有するクレーントロリー9とを、個別に制御及び操作することができる。
図1bは、ダブルガーダーの橋形クレーンとして設計された従来の第2クレーン1bを示しており、当該第2クレーンは、シングルガーダーの橋形クレーンとして設計された第1クレーン1aとは異なり、2つのクレーンガーダー2を備えている。ここでも、2つのクレーンガーダー2の両端には、走行機構7、8が取り付けられており、これによって平面視でフレームが形成されている。第2クレーン1bも、ケーブルウィンチとして設計された昇降ギアを有するクレーントロリー9を備えている。ただし、クレーントロリー9は、クレーンガーダー2の下軌条4から吊り下げられているのではなく、2つのクレーンガーダー2の上軌条3上を走行する。従って、クレーンガーダー2の間の中央に配置されたクレーントロリー9は、クレーンガーダー2の長手方向LRに沿って、2つのクレーンガーダー2の間を移動することができる。この場合、クレーントロリー9に設けられたケーブルウィンチの荷重物持ち上げ手段を、2つのクレーンガーダー2の間で昇降させることができる。
他の部分に関しては、第1クレーン1aに関して説明したことが、第2クレーン1bにも当てはまる。
図2aは、図1aに示したようにシングルガーダー橋形クレーンとして設計されたクレーン1a用のクレーンガーダー2aを示す斜視図である。この例において、クレーンガーダー2は従来のようなボックスガーダーとしてではなく、トラスとして設計されている。
クレーンガーダー2のトラス構造は、実質的に、上軌条3、下軌条4、斜めに延びる筋交い5、及び、垂直支柱6を備えている。上軌条及び下軌条4は、互いに平行且つ離間した状態で、走行機構7と8との間でクレーンガーダー2の長手方向LRに、それぞれ直線状に延びている。この例において、上軌条3と下軌条4とは、垂直方向に互いに離間している。上軌条3は、水平平面内に配置され且つ水平方向に互いに離間する2つの第1及び第2上軌条型材3d、3eによって構成されている。
2つの上軌条型材3d、3dは、それぞれL字形又は屈曲状の断面を有するガーダーによって形成されている。下軌条4は、垂直に起立する2つの突出部4aを有するフラット型材4bによって構成されており、従って、略U字形の断面形状を有する。この例において、フラット型材4bは、突出部4a(図3も参照のこと)を越えて側方に延出している。フラット型材4bの側方に延出した部分のそれぞれが、ここには図示しないクレーントロリー9の走行機構の走行面4cを形成している。また、長手方向LR視における、上軌条型材3d、3d又はフラット型材4bの外側縁部同士の離間距離が、クレーンガーダー2の幅Bを規定している。
上軌条3と下軌条4とは、薄板状に設計された複数の筋交い5と、一実施形態においては棒状に形成された複数の支柱6とによって、互いに連結されている。この例において、筋交い5は、実質的に矩形の主面5aを有するシートメタル型材として形成されており、その少なくとも中央部分の長手両側部を折り返して補助面5bを形成することにより、座屈強度を高めている。
クレーンガーダー2のトラス構造は、上軌条3及び下軌条4の両端で、これらに設けられたアダプター12によって終結している。これらのアダプター12によって、上軌条3と下軌条4とが連結され、フレームが形成されている。全体として下軌条4の方が上軌条3より短いため、アダプター12は斜めに延びており、クレーンガーダー2のフレームは、全体として、底辺から上辺に向かって広がる台形状に形成されている。また、アダプター12は、上軌条3の近傍における、上軌条3の外側に、連結プレート12aを備えており、当該連結プレートに、走行機構7、8の一方またはそのガーダーが取り付けられている。
クレーンガーダー2の長手方向LR視において、2つのアダプター12の一方側から数えて最初の筋交い5は、下軌条4に連結されており、上軌条3の方向に対して第1設定角度α1で傾斜しつつ長手方向LRに延びており、上側接合点OKにおいて上軌条に固定されている。この場合、第1設定角度α1は、当該第1の筋交い5と、上側接合点OKを終端とする支柱6とによって規定されている。好ましくは、第1設定角度α1は35°から55°の範囲であり、特に好ましくは45°である。上側接合点OKには、第2の筋交い5が接合されており、当該筋交いは、設定角度α1で傾斜しつつ下軌条4に向かって下方に延びている。クレーンガーダー2の反対側の端部に筋交い5が到達するまで、これが繰り返される。この例においては、常に偶数の筋交い5を用いることによって、最後の筋交い5が下軌条4で終わるようにする。クレーンガーダー2の長さLに応じて組み立ての前に設定角度α1を決定することによって、同じ長さで同じ設定角度α1の偶数の筋交い5を使用できるようにする。また、各上側接合点OKの辺りには、さらに支柱6が固定されており、当該支柱は、下軌条4に対して垂直に延び、当該位置に固定されている。このように、下軌条4は、レールとして使用され、そのための走行面4cを形成しているものであるが、曲がらないように補強されている。
筋交い5は、それぞれの主面5aがクレーンガーダー2の長手方向LRに対して方向に延びるように、クレーンガーダー2のトラス構造内に配置されている。また、筋交い5は、その下側の第1筋交い端部5gが、下軌条4の上方を向く突出部4a同士の間に位置する状態で配置されている。筋交い5は、その上側の第2筋交い端部5hでは、2つの上軌条型材3dと3eとの間に位置している。ここで、上軌条型材3d、3eは、その垂直に配置された突出部3aの内側面が下軌条4の突出部4aと面一となる状態で(図3参照)、筋交い5に溶接されている。ロッド状の支柱6も、下軌条4の突出部4a同士の間で且つ上軌条型材3d、3eの突出部3a同士の間に配置され、それらの内側面に溶接されている。例えば、クレーンガーダー2の長手方向LRに交差する方向に見て、上軌条3又は下軌条4の突出部3a、4aの間には、1つの筋交い5だけが配置されている。
また、図2aから明らかであるように、勾配屋根のように斜めにすなわち対角線状に延びる2つの筋交い5の間には、それぞれ、2つの垂直支柱6が配置されている。このように互いに対して割り当てられた筋交い5と支柱6とは、上軌条3の共通の上側接合点OKで互いに接する。それぞれの筋交い5とこれに関連する支柱6とは、上軌条3における対応する上側接合点OK付近で、同じ大きさの第1設定角度α1を形成する。従って、偶数の筋交い5を同じように対に配置することによって、クレーンガーダー2の両端において、最後の筋交い5は下軌条4に向かって下降する構成となる。
また、アダプター12(図4も参照のこと)によって、クレーンガーダー2の寸法を長さLに正確に調節することができる。これは、クレーンガーダー2の上軌条3の両端部上でアダプター12を摺動させ、これによってクレーンガーダーの長手方向LRにアダプターを変位させ、最後にクレーンガーダー2にアダプターを溶接することができるからである。
図2bは、2つのクレーンガーダー2の斜視図であり、これらは、本発明に従ってトラスとして設計されており、ダブルガーダー橋形クレーンとして図1bに示したように設計されたクレーン1b用のものである。これらクレーンガーダー2は、いずれも、両端部(図4も参照のこと)上で摺動するアダプター12によって、所望の長さLに調節されるものであり、互いに離間して平行に配置されている。また、図示された走行機構7、8が、アダプター12によって、2つのクレーンガーダー2の端部に取り付けられている。
第2クレーン1bの2つのクレーンガーダー2のトラス構造も、下軌条4と、下軌条より長い上軌条3とを備えている。これらのブームのそれぞれが、第1クレーン1aの下軌条4と同じ様に、単一の部材として形成されている。従って、各クレーンガーダー2の上軌条3も、突出部3aを備え略U字形の断面を有するフラット型材3bによって形成されている。上軌条3のフラット型材3bの下向きの突出部3aと、下軌条4のフラット型材4bの上向きの突出部4aとは、互いに対向している。
各クレーンガーダー2の上軌条3は、薄板状に設計された複数の筋交い5と、第二実施形態では同様に薄板状に形成され且つ垂直に配置された複数の支柱6とによって、対応する下軌条4に連結されている。この第二実施形態において形成された薄板状の支柱6の基本構成は、相応の寸法に調整されることを除き、薄板状の筋交い5の構造に実質的に一致している。ただし、2つの隣接する筋交い5の間には、2つの棒状の支柱6ではなく、薄板状の支柱6が1つだけ設けられている。この場合、第二実施形態において薄板状に形成された各支柱6は、主面6aがクレーンガーダー2の長手方向LRに対して交差し、主面に対して直角、すなわち当該長手方向LRに折り曲げられた補助面6bを備えている。薄板状の支柱6は、補助面6bがクレーンガーダー2の両端のうちの一方側を向くあるいはその反対側を向くように配置することもできる。
シングルガーダークレーンとして設計された第1クレーン1aのクレーンガーダー2に、第二実施形態による薄板状の支柱6を設けることも、基本的には可能である。
第2クレーン1bの2つのクレーンガーダー2の筋交い5は、同じのものである。すなわち、図1aによる第1クレーン1aの場合と同様に、これらの筋交いは、その長軸LAに対して鏡像対称となるように形成されている。
図2bにさらに示すように、図示しないケーブルウィンチ用のクレーントロリー9が、クレーンガーダー2の下軌条4からではなく、上軌条3から吊り下げられている。このために、対応する走行面3cを有する走行レールが、2つの上軌条3のそれぞれに、好ましくはその中央に設けられている。これによって、クレーントロリー9は、2つのクレーンガーダー2の間に位置し、図1bに示したように、第2クレーン1bの走行機構7と8との間で、長手方向LRに移動可能である。
また、図2bからわかるように、図2aに示したクレーンガーダー2の場合と同様に、筋交い5は、勾配屋根のように配置されている。ただし、この場合は、隣接する2つの筋交いは、薄板状に設計された1つの支柱6のみに割り当てられており、これによって、筋交い5と支柱6とは、下軌条4の共通の下側接合点UKで互いに接する。従って、各筋交い5は、対応する薄板状の支柱6と共に、下軌条4の対応する下側接合点UKの辺りに、同じ大きさの第2設定角度α2を形成し、この角度は、第1設定角度α1と同様に、好ましくは35°から55°の範囲であり、特に好ましくは45°である。従って、偶数の筋交い5を同じように対に配置することによって、クレーンガーダー2の両端において、最後の筋交い5は下軌条4に向かって下降する構成となる。ただし、図2aに示したクレーンガーダー2の場合とは異なり、クレーンガーダー2のそれぞれの端部では、最後の筋交い5の後に、薄板状の支柱6も設けられている。
図3は、図2aに対応するクレーンガーダー2の断面図である。図3は、特に、筋交い5の基本構造を示しており、これは、第二実施形態においては同様に薄板状に設計された支柱6の基本構造に実質的に対応するが、寸法については異なりうる。従って、図3について述べる説明は、図2bに示したクレーンガーダー2、及び、第2実施形態で用いた薄板状の支柱6にもあてはまる。ただし、わかりやすくするために、図3に関する記載においては、筋交い5についてのみ言及する。すなわち、この例における参照番号5a〜5hは、薄板状の支柱6における対応する要素も同様に指すものであり、これらは同じ位置に参照番号6a〜6hとして示されており、符号の説明の欄に記載されている。
図3に示した、薄板状に設計された筋交い5は、実質的に矩形の主面5aを有する長状の形状を有する。主面5aは、筋交い5の長軸LAに沿って延びており、且つ、クレーンガーダー2の長軸LRと交差する方向におけるクレーンガーダー2の幅Bの少なくとも半分にわたる中央領域において、特に、突出部3aまたは4aの内側面間の離間距離の少なくとも半分にわたって延びている。筋交い5は、好ましくは、レーザー切断によって鋼板から作製される。また、筋交い5は、下側の第1筋交い端部5g、及び、下側の第2筋交い端部5hを有する。特に、2つの筋交い足部5fが、下側の第1筋交い端部5gにおける、筋交い5の下側の角部の辺りに設けられている。これは、主面5aの下側の第1筋交い端部5gの中央に、開口5eが設けられているためである。開口5eは、長軸LAに対して鏡像対称であり且つ略台形の断面を有する。筋交い5は、下軌条4の上方を向く突出部4aの間に下側の第1筋交い端部5gが位置した状態で、挿入される。この場合、筋交い足部5fは、下側凹部5cと下側の第1筋交い端部5gとの間で主面5aの両長手側縁が、下軌条4の突出部4aの内側面に当接するように配置され、突出部4aに溶接される。ただし、筋交い足部5fは、下軌条4のフラット型材4b上には接触しない。また、図3からわかるように、2つの上軌条型材3d、3eも、垂直に延びるそれらの突出部3aが、上側凹部5dと上側の第2筋交い端部5hとの間で延びる、主面5aの両長手側縁に当接するように配置され、当該箇所で溶接によって連結される。
突出部3a同士の離間距離と、突出部4a同士の離間距離とが等しくない構成も実現可能である。この場合は、筋交い端部5gの両長手側縁、特に、筋交い足部5fの両長手側縁の離間距離と、筋交い端部5hの両長手側縁の離間距離とを互いに異ならせ、これによって、垂直方向において非整列状態に配置されている突出部3a、4aに、それぞれ当接させ、これら突出部に溶接できるようにする。
対向する下側の第1筋交い端部5g及び上側の第2筋交い端部5hの辺りには、2つの下側凹部5c及び2つの上側凹部5dが、筋交い5の両長手側縁に設けられている。これら下側及び上側凹部5c、5dは、それぞれ、上軌条3及び下軌条4の突出部3a、4aに隣接しており、これによって、溶接シームSにかかる負荷、又は、関連する溶接シームの破損を緩和する。凹部5c、5dは円形であり、好ましくは、円弧状に形成される。
下側凹部5cと上側凹部5dとの間では、直角に折り曲げられ且つ長軸LAに平行に延びる補助面5bが、筋交い5の各長手側部において、主面5aにつながっている。補助面5bは、実質的に台形状に形成されている。両補助面5bが同じ方向に折り曲げられているため、図3に示した筋交い5は、少なくとも、補助面5bの辺りでは、筋交い5の長軸LA方向視においてU字形の断面を有する。補助面5bを互いに反対方向に折り曲げ、これによって、長軸LA方向視において、少なくとも部分的にZ字形の断面形状とすることも可能である。1つの補助面5bを省く、すなわち、補助面5bを一つだけ設けることによって、筋交い5を、長軸LA方向視において、少なくとも部分的にL字形の断面形状を有する構成とすることも可能である。補助面5bは、筋交い5の座屈強度を高める役割を果たす。補助面5bは、突出部3a、4aからずれて位置する。従って、主面5aの長手側部の折り返されていない部分だけが、突出部3a、4aに溶接されている。
1つの可能な実施形態において、筋交いの全長は890mmである。この場合、下側の第1筋交い端部5g及び上側の第2筋交い端部5hの長手側縁は、それぞれ、80mmの挿入長さだけ、上軌条及び下軌条3、4の突出部3a、4aに挿入され、当該長さにわたって突出部3a、4aに溶接される。長手側部の各挿入部分と補助面5bとの離間距離、すなわち、この離間領域に形成される膜状ジョイント部の長さは、この場合、それぞれ100mmである。従って、長軸LA方向について、補助面5bは、530mmの補助面長さを有する。すなわち、補助面5bは、補助面長さ530mmにわたって、長軸方向に延びている。
補助面長さは、好ましくは、筋交い5の全長の約40%〜70%の範囲であり、挿入長さは、筋交い5の全長の約5%〜15%の範囲である。
図4aは、第1クレーン1a用のクレーンガーダー2の両端に配置された2つのアダプター12の一方を示す側面図である。クレーンガーダー2は、2つの上軌条型材3d、3eを有するトラスとして設計されている。また、棒状の支柱6に対して第1設定角度α1で配置された筋交い5も示されている。
図4aは、筋交い5の補助面5bの台形形状も示しており、当該補助面は、主面5aから折り返されたものである。補助面5bは、上軌条3及び下軌条4の突出部3a、4aとは重ならないように設けられており、クレーンガーダー2の長手方向LRを含む垂直平面内に延びている。
クレーンガーダー2の長さを調節して所望の長さLとするためには、アダプター12を上軌条3及び下軌条4上に配置し、長手方向LRにおいて位置合わせし、溶接する。各アダプターにおいて、長手方向LRに±5ミリメートルの長さ調節が可能である。従って、クレーンガーダー2は、アダプター12を取り付ける前に、所望の長さLに近い長さをすでに有している。この場合、アダプター12の構造を適宜選択することによって、溶接の前に、上軌条型材3d、3e及び下軌条に対してアダプターを変位させ、長さLを微調整できるようにする。
図4aに示したクレーンガーダー2の端部は、トラス構造の終点であり、この箇所で、上軌条3の2つの上軌条型材3d、3eが下軌条4に連結されることにより、フレームが形成されている。このために、アダプター12は、同一形状の2つのリブ状のアダプター壁12eを有しており、これらの壁は、長手方向LRに延び、その上端及び下端で突出部3a、4aに連結されている。この例において、アダプター壁12eは、互いに離間し、互いに平行且つ突出部3a、4aに平行に配置されており、それらの面がクレーンガーダー2の長手方向LRに交差する方向を向く。
各アダプター壁12eは、実質的に矩形の平板状に設計され且つ4つの角部E1〜E4を有するヘッド部12fを有する。上側第1角部E1と上側第2角部E2とをつなぐ、アダプター壁12eの上端側では、水平に配置されたヘッドプレート12bがアダプター壁12e上に載置され、アダプター壁に溶接されている。ヘッドプレート12bは、平らで矩形状に形成されている。アダプター壁12eにおける、第1角部E1をその垂直方向下の第3角部E3につないでいる連結側には、垂直に配置された連結プレート12aが取り付けられている。連結プレート12aも、平らで矩形状に形成されており、長手方向LR視において、連結プレート12aは、アダプター壁12eから側方に突出している。従って、連結プレート12aとヘッドプレート12bとは、実質的に互いに直角に配置されており、第1角部E1の辺りで互いに接している。第1角部E1の対角位置にある第4角部E4の辺りでは、アダプター壁12eのヘッド部12fが、連結突出部12gに変化している。この例では、連結突出部12gは、斜め下方に延びてアダプター壁12eの連結側から次第に離間するように、対応するアダプター壁12のヘッド部12につながっている。連結突出部12gは、平らで長状に形成されており、従って、その基本構造に関しては、上軌条3又は下軌条4の突出部3a、4aの構造に実質的に似ている。
クレーンガーダー2の対応する端部上に載置されるアダプター12において、連結突出部12gが対角状に延びているため、上軌条3より短く形成された下軌条4に対する連結が可能となっている。この例において、アダプター壁12eの寸法は、特に、そのヘッド部12f及び連結突出部12gに関して、上軌条3と下軌条4との離間距離に応じて選択されるが、その際、連結接続部12gが下軌条4に届き、且つ、この場合には突出部4aの外側に位置して当該突出部の外側面に当接し、これらを横方向において連結すなわち溶接することができるように選択する。図3に示した上軌条3及び下軌条4の場合とは異なり、図4aに示した上軌条3の突出部3aは、下軌条4の突出部4aと垂直方向に面一には配置されておらず、突出部3a同士は、水平方向において、突出部4a同士よりも大きく離間している。従って、下軌条4に届く連結接続部12gと、最後の筋交い5とは、各突出部4aの内側又は外側で交差しうる。
ただし、突出部3aと4aとを、互いに図3に示した様に配置し、連結突出部12gの下端を、突出部4a同士の間に相当距離挿入することによって、これらに連結することも可能である。この場合、ヘッド部12f辺りで、アダプター壁12eの外側面が上軌条3の上軌条型材3d、3eの突出部3a、3bの内側面にぴったり接するように、あるいは、下軌条4で、同様に、それらが連結突出部12gの下側自由端に接するように、アダプター壁同士を適当な距離離間させる。
突出部3aの離間距離と突出部4aの離間距離とが等しくない場合、ヘッド部12fは上軌条3の突出部3a同士の間に位置する一方、連結突出部12gは、下軌条4の突出部4aの外側で当該突出部の外側面に接するように、アダプタープレート12を配置する構成も実現可能である。
アダプター12、または、アダプターの相互に離間するアダプター壁12e、中でも特に連結突出部12gが十分な強度と安定性を得られるように、アダプター壁12eの下部には、端部プレート12hが設けられている。端部プレート12hは、ヘッド部12eの第3角部E3から、第4角部E4に向かって最初は水平に延び、その後連結突出部12eの延びる方向に従って斜め下方に延び、下軌条4で終結する。このように曲げられた端部プレート12hは、アダプター壁12eの下側に溶接されている。また、連結プレートの、ヘッド部12fとは反対側の端部には、実質的に矩形の凹部12iが設けられている。
図4aに示した例とは異なり、例えば第2クレーン1bの場合のように、各クレーンガーダー2がフラット型材3bを有する上軌条3を備える場合にも、クレーンガーダー2の所望の長さLへの調節が可能である。フラット型材3bとして単一部材として形成された上軌条3の場合、アダプター壁12eを、ヘッドプレート12bの下方に後退させることによって、ヘッドプレート12bのみが上軌条3上に位置するようにアダプター12を配置する。この場合、アダプター壁12eは、突出部3a、4aの側方には接触配置されない。
クレーンガーダー2の長さ調節を完成させるためには、アダプター12をクレーンガーダー2の端部で摺動させる。ここで、ヘッドプレート12bは、上軌条3すなわち上軌条型材3d、3eの上面に二次元的に載置されている。調整すべき長さLは、クレーンガーダー2の両端に配置された連結プレート12aの連結面12cを基準として決定される。ここで、連結面12cは、互いに反対方向に、上軌条3から離れる方向を向いている。最後に、長さLが正確な寸法で調整されるが、これは、ヘッドプレート12bが上軌条3上に位置しているアダプター12を、長手方向LRにおいて適宜変位させることによって行われる。次に、このように調整された長さLを固定するため、アダプター12を上軌条3及び下軌条4に溶接する。
ただし、アダプター12を、最初は連結プレート12aなしで、クレーンガーダーの端部で摺動させることにより、長さLを調整することも可能である。そして、連結プレート12aを最後に溶接することによって、2つの対向する連結プレート12aを互いに対して位置合わせすることができる。連結プレート12aには、走行機構7、8をアダプター12及び対応するクレーンガーダーに2に取り付けられるための穴12dが、設けられているからである。
図4bは、クレーンガーダー2の長手方向LR視における、アダプター12を示しており、このアダプターは、クレーンガーダー2の一端に、摺動させたものである。図から明らかなように、アダプター12の水平に配置されたヘッドプレート12bは、上軌条3すなわち上軌条型材3d、3e上に位置している。このヘッドプレートには、ここには図示しない走行機構7、8の1つを取り付けるための穴12dを有する、垂直に配置された連結プレート12aが接合されている。連結プレート12aの下方には、端部プレート12hが設けられており、この端部プレートの下軌条4側を向く端部には、凹部12iが設けられている。凹部12iからは、筋交い5が見える。この筋交いは、下軌条4のフラット型材4bの突出部4a同士の間に筋交い足部5fが位置するように、挿入されている。筋交い足部5fの外側長手側面にそれぞれ示されているのが、溶接シームSであり、これによって、筋交い5が下軌条4に取り付けられている。
1a 第1クレーン
1b 第2クレーン
2 クレーンガーダー
3 上軌条
3a 突出部
3b フラット型材
3c 走行面
3d 第1上軌条型材
3e 第2上軌条型材
4 下軌条
4a 突出部
4b フラット型材
4c 走行面
5 筋交い
5a 主面
5b 補助面
5c 下側凹部
5d 上側凹部
5e 開口
5f 筋交い足部
5g 第1筋交い端部
5h 第2筋交い端部
6 支柱
6a 主面
6b 補助面
6c 下側凹部
6d 上側凹部
6e 開口
6f 支柱足部
6g 第1支柱端部
6h 第2支柱端部
7 第1走行機構
7a 第1電動機
8 第2走行機構
8a 第2電動機
9 クレーントロリー
10 クレーンコントローラ
11 ペンダント制御スイッチ
12 アダプター
12a 連結プレート
12b ヘッドプレート
12c 連結面
12d 穴
12e アダプター壁
12f ヘッド部
12g 連結突出部
12h 端部プレート
12i 凹部

α1 第1設定角度
α2 第2設定角度
B 幅
E1 第1角部
E2 第2角部
E3 第3角部
E4 第4角部
F 走行方向
L 長さ
LA 長軸
LR 長手方向
OK 上側接合点
S 溶接シーム
UK 下側接合点

Claims (15)

  1. 水平方向に延び、且つ、複数の筋交い(5)を有するトラスとして設計された少なくとも1つのクレーンガーダー(2)を備え、昇降ギアを有するクレーントロリー(9)が当該ガーダー上で移動可能とされた、クレーン(1a、1b)、特に橋形クレーン又はガントリークレーンであって、前記筋交い(5)の少なくともいくつかは、薄板状に設計されており、前記薄板状の筋交い(5)のそれぞれは、クレーンガーダー(2)の長手方向(LR)に交差する方向に延びる平面状の主面(5a)を有する、クレーン。
  2. 前記筋交い(5)のすべてが、薄板状に設計されている、請求項1に記載のクレーン(1a、1b)。
  3. 前記筋交い(5)の前記主面(5a)は、前記クレーンガーダー(2)の幅(B)の少なくとも半分にわたって広がっている、請求項1又は2に記載のクレーン(1a、1b)。
  4. 前記薄板状の筋交い(5)は、長状であり、且つ、それぞれの長手側縁の領域に、前記主面(5a)につながる少なくとも1つの折り返し補助面(5b)を備えており、前記少なくとも1つの補助面(5b)は、前記クレーンガーダー(2)の前記長手方向(LR)に交差する方向を向く、請求項1〜3のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  5. 前記筋交い(5)は、対向する筋交い端部(5g、5h)を有し、前記補助面(5b)は、前記筋交い端部(5g、5h)以外に設けられており、前記補助面(5b)の長さは、前記筋交い(5)の全長の約40%から70%の範囲である、請求項4に記載のクレーン(1a、1b)。
  6. 前記筋交いの長軸(LA)方向視において、前記筋交い(5)は、前記補助面(5b)のある高さ位置において、L字形、U字形、またはZ字形の断面を有する、請求項4または5に記載のクレーン(1a、1b)。
  7. 前記筋交い(5)の前記主面(5a)の長手側縁には、下側及び上側凹部(5c、5d)が設けられており、第1及び/又は第2筋交い端部(5g、5h)の領域には、開口(5e)が設けられている、請求項3〜6のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  8. 前記補助面(5b)は、前記下側凹部及び前記上側凹部(5c、5d)の間に配置されている、請求項7に記載のクレーン(1a、1b)。
  9. 前記クレーンガーダー(2)は、クレーンガーダーの長手方向(LR)に延びる少なくとも1つの上軌条(3)と、これに平行に配置された少なくとも1つの下軌条(4)とを備え、前記上軌条(3)と前記下軌条(4)とは、前記クレーンガーダー(2)の前記長手方向(LR)に並べられた複数の筋交い(5)によって、互いに連結されている、請求項1〜8のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  10. 前記上軌条(3)と前記下軌条(4)とは、前記クレーンガーダー(2)の前記長手方向(LR)に並べられた複数の支柱(6)によって、互いに連結されている、請求項9に記載のクレーン(1a、1b)。
  11. 各支柱(6)は、少なくとも1つの筋交い(5)の隣に配置されており、各筋交い(5)は、対応する支柱(6)と共に、同じ大きさの設定角度(α1、α2)を規定している、請求項10に記載のクレーン(1a、1b)。
  12. 前記支柱(6)は、前記筋交い(5)と同様に、薄板状に設計されている、請求項10または11に記載のクレーン(1a、1b)。
  13. 前記クレーン(1b)は、互いに平行且つ離間して配置された2つのクレーンガーダー(2)を備える、請求項1〜12のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  14. 前記薄板状の筋交い(5)及び支柱(6)は、溶接シーム(S)によって前記上軌条(3)及び前記下軌条(4)に取り付けられており、前記溶接シーム(S)は、前記主面(5a、6a)のそれぞれの長手側縁のみに設けられている、請求項10〜13のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  15. 前記上軌条(3)及び前記下軌条(4)のそれぞれは、互いに対向する突出部(3a、4a)を有しており、前記筋交い(5)及び前記支柱(6)は、前記突出部(3a、4a)の内面のみに溶接されている、請求項10〜14のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
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