JP6025963B2 - 少なくとも1つのクレーンガーダーを有するクレーン、特に橋形クレーン又は門形クレーン - Google Patents

少なくとも1つのクレーンガーダーを有するクレーン、特に橋形クレーン又は門形クレーン Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも1つのクレーンガーダーを有するクレーン、特にオーバーヘッドクレーン又はガントリークレーンに関する。当該クレーンガーダーは、水平方向に延び且つ上軌条と下軌条とを有するトラス梁として設計されており、当該ガーダー上で、昇降ギアを有するクレーントロリーを移動させることができるものである。
本発明はさらに、クレーンガーダーの組み立て方法に関し、当該クレーンガーダーは、水平方向に所定の長さを有して延びており、上軌条と下軌条とを有するトラス梁として設計された、特にオーバーヘッドクレーン又はガントリークレーンなどのクレーン用のガーダーであり、当該ガーダー上で、昇降ギアを有するクレーントロリーを移動させることができるものである。当該方法では、クレーンガーダーのトラス構造を、1つの組み立て工程で作製することができる。
ドイツ特許第260030号明細書は、いわゆるダブルガーダーガントリークレーンを開示しており、当該ガントリークレーンは、2つの水平クレーンガーダーと2つの垂直支持ガーダーとを有し、これらがガントリークレーンのガントリーフレームを形成しているものである。これらのクレーンガーダーは、互いに平行に延び且つ所定距離離間している。支持ガーダーの下端には、走行機構が設けられており、これによって、クレーンガーダーの長手方向を横切る走行方向に、ガントリークレーンを移動させることができる。ケーブルウィンチを有するクレーントロリーを、クレーンガーダー上でこれに沿って移動させることができる。ダブルガーダークレーンとしての設計によれば、クレーントロリーに設けられたケーブルウィンチの荷重物持ち上げ手段を、2つのクレーンガーダーの間で昇降させる。これらクレーンガーダーは、トラス梁として形成されており、水平に配置され互いに平行な上軌条と下軌条とを備えている。2つのクレーンガーダーにおける上軌条と下軌条とは、垂直方向に延びるロッド状の支柱と、斜めに延びるロッド状の筋交いとによって互いに連結されている。2つのクレーンガーダーは、横方向に延びるロッド及び支柱によって端部で互いに連結されており、これによってフレームが形成されている。ロッド状の支柱及び筋交いは、クレーンガーダーの長手方向に沿って上軌条と下軌条との間に配置されて一種のトラスを形成しており、それぞれが上軌条を、その垂直方向下方に設けられた下軌条に連結している。
ドイツ実用新案第1971794号明細書は、ダブルガーダーオーバーヘッドクレーンを開示している。当該クレーンの2つの水平クレーンガーダーは、ガーダーの端部に設けられたヘッドガーダーによって互いに連結されており、クレーンガーダーの長手方向と交差する走行方向に共に移動することができる。両クレーンガーダーは、同じ様にトラス梁として設計されており、それぞれが、プレート状の上軌条と、ロッド状の下軌条と、ロッド状の支柱とを備えている。
ドイツ特許第3109834号明細書は、トラス構造として形成されたマストとクレーンジブとを有するタワークレーンに関する。立方体状のマストは、L字形で垂直方向に配置された4つの支持ガーダーを備えており、それらのうち2つの隣接する支持ガーダー同士が三角プレートによって互いに連結されている。この場合、これらのプレートは、その角部及び/又は側方部分が、支持ガーダーに取り付けられている。これらのプレートの側方部分の少なくともいくつかは、折り曲げられて補強リブを形成している。
また、ドイツ実用新案第1971793号明細書は、ボックスガーダーとして設計されたオーバーヘッドクレーンのクレーンガーダーを開示している。クレーンガーダーの対向する2つの端部は、連結要素によって、ヘッドガーダーにねじ留めされている。ヘッドガーダーは、走行機構を支持しており、当該走行機構によって、オーバーヘッドクレーンは、レールに沿って移動可能である。連結プレートは、実質的に、矩形のベースプレートによって構成されており、当該ベースプレート上に、2つの矩形の締結プレートが、それぞれ内側に延びるように溶接されている。締結プレートは、それぞれが、ベースプレート上に垂直に設けられており、クレーンガーダーの幅に略一致する距離だけ互いに離間して平行に配置されている。従って、連結要素は、締結プレートと共に、クレーンガーダーの端部上で摺動可能であり、所望の位置に配置及び溶接することができる。
ドイツ特許第260030号明細書 ドイツ実用新案第1971794号明細書 ドイツ特許第3109834号明細書 ドイツ実用新案第1971793号明細書
本発明の目的は、少なくとも1つの改良されたクレーンガーダーを有するクレーン、特に、オーバーヘッドクレーン又はガントリークレーンを提供することである。
当該目的は、請求項1の特徴を有するクレーン、特にオーバーヘッドクレーン又はガントリークレーン、及び、請求項9の特徴を有するクレーンガーダーの組み立て方法によって達成される。本発明の好適な実施形態は、従属クレーム2〜8及び10〜12に記載されている。
水平方向に延び、且つ、上軌条及び下軌条を有するトラス梁として設計された少なくとも1つのクレーンガーダー、を備え、昇降ギアを有するクレーントロリーが当該ガーダー上で移動可能とされた、クレーン、特にオーバーヘッドクレーン又はガントリークレーンにおいて、当該少なくとも1つのクレーンガーダーは、以下の点において改良されている。すなわち、当該クレーンガーダーは、対向する2つの端部の少なくとも一方にアダプターを備え、当該アダプターは、上軌条及び下軌条に対して位置合わせし、次に、上軌条及び下軌条に対して所望の位置に溶接することによって、上軌条及び下軌条に取り付けることができる。従来のように、大きめのサイズにクレーンガーダーを作製し、その後に所望の大きさ又は長さに部品を焼き切るあるいは短くする構成に比べて、このように改良されたクレーンガーダーは、後に続く機械加工工程を省くことによって、製造コストの相当な削減を実現することができる。また、場合によっては必要であったスペーサープレートの溶接工程も、省くことができる。このことによっても、組み立てが簡単になる。このように、本発明の構造及び位置合わせ可能なアダプターの使用によって、全体として、製造コストの削減を実現することができる。アダプターは、上軌条及び下軌条に対して、あらゆる空間方向において移動させることができるので、クレーンガーダーの長さだけでなく、不十分な製造精度も補うことができる。
この場合、好適な実施形態において、アダプターは、少なくともクレーンガーダーの長手方向において、上軌条及び下軌条に対して位置合わせすることができる。従って、トラス梁として設計されたクレーンガーダーは、そこまで正確な長さに製造する必要は無く、クレーンガーダーの捩れやその他の不精密な点は、アダプターを位置合わせし溶接する際に考慮すればよい。
構造的にシンプルな設計として、クレーンガーダーは、対向する2つの端部のそれぞれにアダプターを備える構成が提供される。この構成によれば、クレーンガーダーにおける可能な長さ調節範囲を拡大することができ、好適である。
構造上の好適な態様として、アダプターが、走行機構に取り付けるための連結プレートと、上軌条に取り付けるためのヘッドプレートと、下軌条に取り付けるためのアダプター壁とを備える構成が提供される。
一の組み立て工程において、好適には、アダプターを、連結プレートを備えない状態で、アダプター壁によって構成し、これらアダプター壁をヘッドプレートに固定する。この場合、ヘッドプレートを、クレーンガーダーの上軌条上に水平に配置し、位置合わせした後、所望の位置で上軌条に溶接する。また、下軌条の辺りで終結するアダプター壁を、位置合わせの後に、所望の位置で下軌条に溶接する。あるいは、この場合、ヘッドプレート及びアダプター壁に、連結プレートをあらかじめ溶接しておいてもよい。
好適な態様として、互いに平行に延び且つ互いに離間する2つのアダプター壁をヘッドプレートに設ける構成が提供される。
さらなる組み立て工程において、所望の位置に既に位置合わせされたヘッドプレート及びアダプター壁に対して、連結プレートを位置合わせし溶接することによって、第2の位置合わせを行うこともできる。
好適な態様として、連結プレートに設けられた穴を用いて、走行機構を各アダプターに取り付ける構成としてもよい。
水平方向に長さを有して延び、且つ、上軌条及び下軌条を有するトラス梁として設計された、クレーン、特にオーバーヘッドクレーン又はガントリークレーン用のクレーンガーダーであって、昇降ギアを有するクレーントロリーが当該クレーンガーダー上で移動可能とされたクレーンガーダー、の組み立て方法において、クレーンガーダーのトラス構造は、1つの組み立て工程で作製され、少なくとも1つのクレーンガーダーは、以下の点において改良されている。すなわち、さらなる組み立て工程において、クレーンガーダーの対向する2つの端部の少なくとも一方にアダプターを配置し、当該アダプターを上軌条及び下軌条に対して位置合わせし、次に、上軌条及び下軌条における所望の長さに対応する所望の位置にアダプターを溶接する。これによって、アダプターは、溶接の前に、すべての空間方向において、上軌条及び下軌条に対して位置合わせすることができ、従って、製造上の誤差があれば、これを補正することができる。
この場合、好適な実施形態において、アダプターを、少なくともクレーンガーダーの長手方向において、上軌条及び下軌条に対して位置合わせしてもよい。従って、トラス梁として設計されたクレーンガーダーは、そこまで正確な長さに製造する必要は無く、クレーンガーダーの捩れその他の不精密な点は、アダプターを位置合わせし溶接する際に考慮すればよい。
一の組み立て工程において、アダプターは、ヘッドプレートに取り付けられたアダプター壁を備えており、ヘッドプレートを、クレーンガーダーの上軌条上に水平に配置し且つ上軌条に対して所望の位置に位置合わせ及び溶接し、下軌条の辺りで終結するアダプター壁を、前記下軌条に対し所望の位置に位置合わせ及び溶接する。このように、少なくともヘッドプレートとアダプター壁とを備えるアダプターによって、上軌条及び下軌条とを連結することができ、同時に、当該アダプターは適切な空間位置に溶接される。この場合、走行機構を取り付けるための連結プレートを、ヘッドプレート及びアダプター壁にあらかじめ取り付けておくこともできる。
これに代えて、クレーンガーダーの全長に関し連結プレートがまだ取り付けられていないということを考慮した上で、ヘッドプレート及びアダプター壁を位置合わせし溶接した後に、連結プレートをヘッドプレート及びアダプター壁の所望の位置に配置し溶接してもよい。これによれば、組み立てに関し、位置合わせに関する選択の機会が連続して2回得られる。
好適な態様において、クレーンガーダーの対向する2つの端部のそれぞれに対して、アダプターを、配置、変位、及び溶接する。この場合、それぞれのアダプターを、1つの工程または2つの工程において取り付けることができる。クレーンガーダーの一端には、連結プレートが取り付けられたアダプターを用い、クレーンガーダーの他端には、連結プレートが取り付けられていないアダプターを用いることが好ましい。これによれば、一端において、二段階の位置合わせが行われる。
本発明の2つの例示的な実施形態を、図面を参照しつつ、より詳細に説明する。
シングルガーダークレーンとして設計されたオーバーヘッドクレーンを示す図である。 ダブルガーダークレーンとして設計されたオーバーヘッドクレーンを示す図である。 図1aによるオーバーヘッドクレーン用の、本発明のクレーンガーダーの斜視図である。 図1bによるオーバーヘッドクレーン用の、本発明のクレーンガーダーの斜視図である。 図2aによるクレーンガーダーの断面図である。 クレーンガーダー用のアダプターの側面図である。 クレーンガーダーの長手方向視におけるアダプターを示す図である。
オーバーヘッドクレーンについて述べる以下の説明は、適宜ガントリークレーンにも当てはまる。
図1aは、シングルガーダーのオーバーヘッドクレーンとして設計された、従来の第1クレーン1aを示している。第1クレーン1aは、クレーンガーダー2を備えており、当該クレーンガーダーは、ボックスガーダーとして設計されており、水平に配置され、長手方向LRに長さLを有して延びる。クレーンガーダー2の両端には、第1及び第2の走行機構7、8が取り付けられており、これによって、平面視において実質的にダブルT字形のクレーンブリッジが形成されている。走行機構7、8によって、クレーンガーダー2の長手方向LRと交差する水平な走行方向Fに、図示しないレール上で第1クレーン1aを移動させることができる。通常、レールは、地面上方の所定の位置に配置されるが、これを実現するためには、例えば適当な支持構造によって高所支持してもよいし、対向するビルの壁面に取り付けてもよい。第1クレーン1a又はそのクレーンガーダー2を移動させるためには、第1走行機構7を第1電動機7aによって駆動し、第2の走行機構8を第2の電動機8aによって駆動する。クレーンガーダー2からは、クレーントロリー9が吊り下げられており、当該クレーントロリーは、ケーブルウィンチとして設計された昇降ギアを有し、図示しない走行機構によって、クレーン1aの走行方向Fに交差する、クレーンガーダー2の長手方向LRに沿って、移動することができる。クレーントロリー9は、クレーンガーダー2の下軌条4の、側方に突出する走行面4cに沿って、当該面上で移動することができる。第1クレーン1aは、クレーンコントローラ10及びこれに接続されたペンダント制御スイッチ11をさらに備え、これらによって、第1クレーン1又は電動機7a、8aと、ケーブルウィンチを有するクレーントロリー9とを、個別に制御及び操作することができる。
図1bは、従来の第2クレーン1bを示しており、当該第2クレーンは、ダブルガーダーのオーバーヘッドクレーンとして設計されており、シングルガーダーのオーバーヘッドクレーンとして設計された第1クレーン1aとは異なり、2つのクレーンガーダー2を備えている。ここでも、2つのクレーンガーダー2の両端には、走行機構7、8が取り付けられており、これによって平面視でフレームが形成されている。第2クレーン1bも、ケーブルウィンチとして設計された昇降ギアを有するクレーントロリー9を備えている。ただし、クレーントロリー9は、クレーンガーダー2の下軌条4から吊り下げられているのではなく、2つのクレーンガーダー2の上軌条3上を走行する。従って、クレーンガーダー2の間の中央に配置されたクレーントロリー9は、クレーンガーダー2の長手方向LRに沿って、2つのクレーンガーダー2の間を移動することができる。この場合、クレーントロリー9に設けられたケーブルウィンチの荷重物持ち上げ手段を、2つのクレーンガーダー2の間で昇降させることができる。
他の部分に関しては、第1クレーン1aに関して説明したことが、第2クレーン1bにも当てはまる。
図2aは、図1aに示したようにシングルガーダーオーバーヘッドクレーンとして設計されたクレーン1a用のクレーンガーダー2aを示す斜視図である。この例において、クレーンガーダー2は従来のようなボックスガーダーとしてではなく、トラス梁として設計されている。
クレーンガーダー2のトラス構造は、実質的に、上軌条3、下軌条4、斜めに延びる筋交い5、及び、垂直支柱6を備えている。上軌条及び下軌条4は、互いに平行且つ離間した状態で、走行機構7と8との間でクレーンガーダー2の長手方向LRに、それぞれ直線状に延びている。この例において、上軌条3と下軌条4とは、垂直方向に互いに離間している。上軌条3は、水平平面内に配置され且つ水平方向に互いに離間する2つの第1及び第2上軌条型材3d、3eによって構成されている。
2つの上軌条型材3d、3eは、それぞれL字形又は屈曲状の断面を有する型材である。下軌条4は、垂直に起立する2つの突出部4aを有するフラット型材4bによって構成されており、従って、略U字形の断面形状を有する。この例において、フラット型材4bは、突出部4a(図3も参照のこと)を越えて側方に延出している。フラット型材4bの側方に延出した部分のそれぞれが、ここには図示しないクレーントロリー9の走行機構の走行面4cを形成している。また、長手方向LR視における、上軌条型材3d、3d又はフラット型材4bの外側縁部同士の離間距離が、クレーンガーダー2の幅Bを規定している。
上軌条3と下軌条4とは、薄板状に形成された複数の筋交い5と、一実施形態においてはロッド状に形成された複数の支柱6とによって、互いに連結されている。この例において、筋交い5は、実質的に矩形の主面5aを有するシートメタル型材として形成されており、その少なくとも中央部分の長手両側部を折り返して補助面5bを形成することにより、座屈強度を高めている。
クレーンガーダー2のトラス構造は、上軌条3及び下軌条4の両端で、これらに設けられたアダプター12によって終結している。これらのアダプター12によって、上軌条3と下軌条4とが連結され、フレームが形成されている。全体として下軌条4の方が上軌条3より短いため、アダプター12は全体として斜めに延びており、クレーンガーダー2のフレームは、底辺から上辺に向かって広がる台形状に形成されている。また、アダプター12は、上軌条3の近傍における、上軌条3の外側に、連結プレート12aを備えており、当該連結プレートに、走行機構7、8の一方またはそのガーダーが取り付けられている。
クレーンガーダー2の長手方向LR視において、2つのアダプター12の一方側から数えて最初の筋交い5は、下軌条4に連結されており、上軌条3の方向に対して第1設定角度α1で傾斜しつつ長手方向LRに延びており、上側接合点OKにおいて上軌条に固定されている。この場合、第1設定角度α1は、当該第1の筋交い5と、上側接合点OKを終端とする支柱6とによって規定されている。好ましくは、第1設定角度α1は35°から55°の範囲であり、特に好ましくは45°である。上側接合点OKには、第2の筋交い5が接合されており、当該筋交いは、設定角度α1で傾斜しつつ下軌条4に向かって下方に延びている。クレーンガーダー2の反対側の端部に筋交い5が到達するまで、これが繰り返される。この例においては、常に偶数の筋交い5を用いることによって、最後の筋交い5が下軌条4で終わるようにする。クレーンガーダー2の長さLに応じて組み立ての前に設定角度α1を決定することによって、同じ長さで同じ設定角度α1の偶数の筋交い5を使用できるようにする。また、各上側接合点OKの辺りには、さらに支柱6が固定されており、当該支柱は、下軌条4に対して垂直に延び、当該位置に固定されている。このように、下軌条4は、レールとしての役割を果たし、そのための走行面4cを形成しているものであるが、曲がらないように補強されている。
筋交い5は、それぞれの主面5aがクレーンガーダー2の長手方向LRに対して交差する方向に延びるように、クレーンガーダー2のトラス構造内に配置されている。また、筋交い5は、その下側の第1筋交い端部5gが、下軌条4の上方を向く突出部4a同士の間に位置する状態で配置されている。筋交い5は、その上側の第2筋交い端部5hの位置では、2つの上軌条型材3dと3eとの間に位置している。ここで、上軌条型材3d、3eは、その垂直に配置された突出部3aの内側面が下軌条4の突出部4aと面一となる状態で(図3参照)、筋交い5に溶接されている。ロッド状の支柱6も、下軌条4の突出部4a同士の間で且つ上軌条型材3d、3eの突出部3a同士の間に配置され、それらの内側面に溶接されている。クレーンガーダー2の長手方向LRに交差する方向に見ると、上軌条3又は下軌条4の突出部3a、4aの間には、常に1つの筋交い5だけが存在している。
図2aにさらに示すように、勾配屋根のように斜めにすなわち対角線状に延びる2つの筋交い5の間には、それぞれ、2つの垂直支柱6が配置されている。このように互いに対して割り当てられた筋交い5と支柱6とは、上軌条3の共通の上側接合点OKに当接し、それぞれの筋交い5とこれに関連する支柱6とは、上軌条3における対応する上側接合点OK付近で、同じ大きさの第1設定角度α1を形成する。従って、偶数の筋交い5を同じように対に配置することによって、クレーンガーダー2の両端において、最後の筋交い5は下軌条4に向かって下降する構成となる。
また、アダプター12(図4も参照のこと)によって、クレーンガーダー2の寸法を長さLに正確に調節することができる。これは、クレーンガーダー2の上軌条3の両端部上でアダプター12を摺動させ、これによってクレーンガーダーの長手方向LRにアダプターを変位させ、最後にクレーンガーダー2にアダプターを溶接することができるからである。
図2bは、2つのクレーンガーダー2の斜視図であり、これらは、本発明に従ってトラス梁として設計されており、ダブルガーダーオーバーヘッドクレーンとして図1bに示したように設計されたクレーン1b用のものである。これらクレーンガーダー2は、いずれも、両端部(図4も参照のこと)上で摺動するアダプター12によって、所望の長さLに調節されるものであり、互いに離間して平行に配置されている。また、図示された走行機構7、8が、アダプター12によって、2つのクレーンガーダー2の端部に取り付けられている。
第2クレーン1bの2つのクレーンガーダー2のトラス構造も、下軌条4と、下軌条より長い上軌条3とを備えている。これらの軌条のそれぞれが、第1クレーン1aの下軌条4と同じ様に、単一の部材として形成されている。従って、各クレーンガーダー2の上軌条3は、突出部3aを備え略U字形の断面を有するフラット型材3bによって形成されている。上軌条3のフラット型材3bの下向きの突出部3aと、下軌条4のフラット型材4bの上向きの突出部4aとは、互いに対向している。
各クレーンガーダー2の上軌条3は、薄板状に形成された複数の筋交い5と、第二実施形態では同様に薄板状に形成され垂直に配置された複数の支柱6とによって、対応する下軌条4に連結されている。この第二実施形態において形成された薄板状支柱6の基本構成は、相応の寸法に調整されていることを除き、薄板状筋交い5の構造に実質的に一致している。ただし、2つの隣接する筋交い5の間には、2つのロッド形支柱6ではなく、薄板状の支柱6が1つだけ設けられている。この場合、第二実施形態において薄板状に形成された各支柱6は、主面6aがクレーンガーダー2の長手方向LRに対して交差し、主面に対して直角、すなわち当該長手方向LRに折り曲げられた補助面6bを備えている。薄板状の支柱6は、補助面6bがクレーンガーダー2の両端のうちの一方側を向くあるいはその反対側を向くように配置することもできる。
シングルガーダークレーンとして設計された第1クレーン1aのクレーンガーダー2に、第二実施形態による薄板状の支柱6を設けることも、基本的には可能である。
第2クレーン1bの2つのクレーンガーダー2の筋交い5は、同じのものである。すなわち、図1aによる第1クレーン1aの場合と同様に、これらの筋交いは、その長軸LAに対して鏡像対称となるように形成されている。
図2bにさらに示すように、図示しないケーブルウィンチ用のクレーントロリー9が、クレーンガーダー2の下軌条4から吊り下げられるのではなく、上軌条3に取り付けられている。このために、対応する走行面3cを有する走行レールが、2つの上軌条3のそれぞれに、好ましくはその中央に設けられている。これによって、クレーントロリー9は、2つのクレーンガーダー2の間に位置し、第2クレーン1bの走行機構7と8との間で、図1bに示したように長手方向LRに移動することができる。
また、図2bからわかるように、図2aに示したクレーンガーダー2の場合と同様に、筋交い5は、勾配屋根のように配置されている。ただし、この場合は、隣接する2つの筋交いは、薄板状に形成された1つの支柱6のみに割り当てられており、これによって、筋交い5と支柱6とは、下軌条4の共通の下側接合点UKで互いに当接する。従って、各筋交い5は、対応する薄板状支柱6と共に、下軌条4の対応する下側接合点UKの辺りに、等しい大きさの第2設定角度α2を形成し、この角度は、第1設定角度α1と同様に、好ましくは35°から55°の範囲であり、特に好ましくは45°である。従って、偶数の筋交い5を同じように対に配置することによって、クレーンガーダー2の両端において、最後の筋交い5は下軌条4に向かって下降する構成となる。ただし、図2aに示したクレーンガーダー2の場合とは異なり、クレーンガーダー2のそれぞれの端部では、最後の筋交い5の後に、薄板状の支柱6も設けられている。
図3は、図2aに対応するクレーンガーダー2の断面図である。図3は、特に、筋交い5の基本構造を示しており、これは、第二実施形態において同様に薄板状に形成された支柱6の基本構造に実質的に対応するが、寸法については異なりうる。従って、図3について述べる説明は、図2bに示したクレーンガーダー2、及び、第2実施形態で用いた薄板状の支柱6にもあてはまる。ただし、わかりやすくするために、図3に関する記載においては、筋交い5についてのみ言及する。すなわち、この例における参照番号5a〜5hは、薄板状の支柱6における対応する要素も同様に指すものであり、これらは同じ位置に参照番号6a〜6hとして示されており、符号の説明の欄に列記されている。
図3に示した、薄板状に形成された筋交い5は、実質的に矩形の主面5aを有する長状の形状を有する。主面5aは、筋交い5の長軸LAに沿って延びており、且つ、クレーンガーダー2の長軸LRと交差する方向におけるクレーンガーダー2の幅Bの少なくとも半分にわたる中央領域において、特に、突出部3aまたは4aの内側面間の離間距離の少なくとも半分にわたって延びている。筋交い5は、好ましくは、レーザー切断によって鋼板から作製される。また、筋交い5は、下側の第1筋交い端部5g、及び、上側の第2筋交い端部5hを有する。特に、2つの筋交い足部5fが、下側の第1筋交い端部5gにおける、筋交い5の下側の角部の辺りに設けられている。これは、主面5aの下側の第1筋交い端部5gの中央に、開口5eが設けられているためである。開口5eは、長軸LAに対して鏡像対称であり、略台形の断面を有する。筋交い5は、下軌条4の上方を向く突出部4aの間に下側の第1筋交い端部5gが位置した状態で、挿入される。この場合、筋交い足部5fは、下側凹部5cと下側の第1筋交い端部5gとの間で主面5aの両長手側縁が、下軌条4の突出部4aの内側面に当接するように配置され、突出部4aに溶接される。ただし、筋交い足部5fは、下軌条4のフラット型材4b上には接触しない。また、図3から分かるように、2つの上軌条型材3d、3eも、垂直に延びるそれらの突出部3aが、上側凹部5dと上側の第2筋交い端部5hとの間で主面5aの両長手側縁に当接するように配置され、当該箇所で溶接によって連結される。
突出部3a同士の離間距離と、突出部4a同士の離間距離とが等しくない構成も実現可能である。この場合は、筋交い端部5gの両長手側縁、特に、筋交い足部5fの両長手側縁の離間距離と、筋交い端部5hの両長手側縁の離間距離とを互いに異ならせ、これによって、垂直方向において非整列状態に配置されている突出部3a、4aに、それぞれ当接させ、これら突出部に溶接できるようにする。
対向する下側の第1筋交い端部5g及び上側の第2筋交い端部5hの辺りには、2つの下側凹部5c及び2つの上側凹部5dが、筋交い5の両長手側縁に設けられている。これら下側及び上側凹部5c、5dは、それぞれ、上軌条3及び下軌条4の突出部3a、4aに隣接しており、これによって、溶接シームSにかかる負荷、又は、関連する溶接シームのrun-outを緩和する。凹部5c、5dは円形であり、好ましくは、円弧状に形成される。
下側凹部5cと上側凹部5dとの間では、直角に折り曲げられ且つ長軸LAに平行に延びる補助面5bが、筋交い5の各長手側縁において、主面5aにつながっている。補助面5bは、実質的に台形状に形成されている。両補助面5bが同じ方向に折り曲げられているため、図3に示した筋交い5は、少なくとも、補助面5bの辺りでは、筋交い5の長軸LA方向視においてU字形の断面を有する。補助面5bを互いに反対方向に折り曲げ、これによって、長軸LA方向視において、少なくとも部分的にZ字形の断面形状とすることも可能である。1つの補助面5bを省く、すなわち、補助面5bを一つだけ設けることによって、筋交い5を、長軸LA方向視において、少なくとも部分的にL字形の断面形状を有する構成とすることも可能である。補助面5bは、筋交い5の座屈強度を高める役割を果たす。補助面5bは、突出部3a、4aからずれて位置する。従って、主面5aの長手側部の折り返されていない部分だけが、突出部3a、4aに溶接されている。
1つの可能な実施形態において、筋交いの全長は890mmである。この場合、下側の第1筋交い端部5g及び上側の第2筋交い端部5hの長手側縁は、それぞれ、80mmの挿入長さだけ、上軌条及び下軌条3、4の突出部3a、4aに挿入され、当該長さにわたって突出部3a、4aに溶接される。長手側縁の各挿入部分と補助面5bとの離間距離、すなわち、この離間領域に形成される膜状接合部の長さは、この場合、それぞれ100mmである。従って、補助面5bは、長軸LA方向に、530mmの補助面長さを有する。すなわち、補助面5bは、補助面長さ530mmにわたって、長軸方向に延びている。
補助面長さは、好ましくは、筋交い5の全長の約40%〜70%の範囲であり、挿入長さは、筋交い5の全長の約5%〜15%の範囲である。
図4aは、第1クレーン1a用のクレーンガーダー2の両端に配置された2つのアダプター12の一方を示す側面図である。クレーンガーダー2は、2つの上軌条型材3d、3eを有するトラス梁として設計されている。また、ロッド状の支柱6に対して第1設定角度α1で配置された筋交い5も示されている。
図4aは、筋交い5の補助面5bの台形形状も示しており、当該補助面は、主面5aから折り返されたものである。補助面5bは、上軌条3及び下軌条4の突出部3a、4aとは重ならないように、クレーンガーダー2の長手方向LRを含む垂直平面内に延びている。
クレーンガーダー2の長さを調節して所望の長さLとするためには、アダプター12を上軌条3及び下軌条4上に配置し、長手方向LRにおいて位置合わせし、溶接する。各アダプターにおいて、長手方向LRに±5ミリメートルの長さ調節が可能である。従って、クレーンガーダー2は、アダプター12を取り付ける前に、所望の長さLに近い長さをすでに有している。この場合、アダプター12の構造を適宜選択することによって、溶接の前に、上軌条型材3d、3e及び下軌条に対してアダプターを変位させ、長さLを微調整できるようにする。この微調整の際に、クレーンガーダー2における捩れや湾曲などの他の製造誤差も補正することができる。このため、アダプター12は、上軌条3及び下軌条4に溶接する前に、長手方向LRにおいて変位させることができるだけではなく、垂直軸周りに回動させることができ、且つ、長手方向LRに交差する水平軸周りにも回動させることができる。
図4aに示したクレーンガーダー2の端部は、トラス構造の終点であり、この箇所で、上軌条3の2つの上軌条型材3d、3eが下軌条4に連結されることにより、フレームが形成されている。このために、アダプター12は、同一形状の2つのリブ状のアダプター壁12eを有しており、これらの壁は、長手方向LRに延び、その上端及び下端で突出部3a、4aに連結されている。この例において、アダプター壁12eは、互いに離間し、互いに平行且つ突出部3a、4aに平行に配置されており、それらの面がクレーンガーダー2の長手方向LRに交差する方向を向く。
各アダプター壁12eは、実質的に矩形の平板状に形成され且つ4つの角部E1〜E4を有するヘッド部12fを有する。上側第1角部E1と上側第2角部E2とをつなぐ、アダプター壁12eの上端側では、水平に配置されたヘッドプレート12bがアダプター壁12e上に載置され、アダプター壁に溶接されている。ヘッドプレート12bは、平らで矩形状に形成されている。アダプター壁12eにおける、第1角部E1をその垂直方向下の第3角部E3につないでいる連結側には、垂直に配置された連結プレート12aが取り付けられている。連結プレート12aも、平らで矩形状に形成されており、長手方向LR視において、連結プレート12aは、アダプター壁12eから側方に突出している。従って、連結プレート12aとヘッドプレート12bとは、実質的に互いに直角に配置されており、第1角部E1の辺りで互いに当接している。第1角部E1の対角位置にある第4角部E4の辺りでは、アダプター壁12eのヘッド部12fが、連結突出部12gに変化している。連結突出部12gは、それぞれが対応するアダプター壁12のヘッド部12につながっており、この例では、アダプター壁12eの連結側から次第に離間するように、斜め下方に延びている。連結突出部12gは、平らで長状に形成されており、従って、その基本構造に関しては、上軌条3又は下軌条4の突出部3a、4aの構造に実質的に似ている。
クレーンガーダー2の対応する端部に取り付けられるアダプター12において、連結突出部12gが対角状に延びているため、上軌条3より短く形成された下軌条4に対する連結が可能となっている。この例において、アダプター壁12eの寸法は、特に、そのヘッド部12f及び連結突出部12gに関して、上軌条3と下軌条部4との離間距離に応じて選択されるが、その際、連結接続部12gが下軌条4に届き、且つ、この場合には突出部4aの外側に位置して当該突出部の外側面に当接し、これらを横方向において連結すなわち溶接することができるように選択する。図3に示した上軌条3及び下軌条4の場合とは異なり、図4aに示した上軌条3の突出部3aは、下軌条4の突出部4aと垂直方向に整列するようには配置されておらず、突出部3a同士は、水平方向において、突出部4a同士よりも大きく離間している。従って、下軌条4に届く連結接続部12gと、最後の筋交い5とは、各突出部4aの内側又は外側で交差しうる。
ただし、突出部3aと4aとを、互いに図3に示した様に配置し、連結突出部12gの下端を、突出部4a同士の間に相当距離挿入することによって、これらに連結することも可能である。この場合、ヘッド部12f辺りでアダプター壁12eの外側面が上軌条3の上軌条型材3d、3eの突出部3a、3bの内側面に二次元的に接触するように、あるいは、下軌条4で、同様に、それらが連結突出部12gの下側自由端に接するように、アダプター壁同士を適当な距離離間させる。
突出部3aの離間距離と突出部4aの離間距離とが等しくない場合、ヘッド部12fは上軌条3の突出部3a同士の間に位置する一方、連結突出部12gは、下軌条4の突出部4aの外側で当該突出部の外側面に接するように、アダプタープレート12を配置する構成も実現可能である。
アダプター12、または、アダプターの相互に離間するアダプター壁12e、中でも特に連結突出部12gが十分な強度と安定性を得られるように、アダプター壁12eの下部には、閉鎖プレート12hが設けられている。閉鎖プレート12hは、ヘッド部12eの第3角部E3から、第4角部E4に向かって最初は水平に延び、その後連結突出部12gの延びる方向に従って斜め下方に延び、下軌条4で終結する。このように曲げられた形状の閉鎖プレート12hは、アダプター壁12eの下側に溶接されている。また、ヘッド部12fとは反対側の閉鎖プレートの端部には、実質的に矩形の凹部12iが設けられている。
図4aに示した例とは異なり、例えば第2クレーン1bの場合のように、各クレーンガーダー2がフラット型材3bを有する上軌条3を備える場合にも、クレーンガーダー2の所望の長さLへの調節が可能である。フラット型材3bとして単一部材として形成された上軌条3の場合、アダプター壁12eを、ヘッドプレート12bの下方に後退させることによって、ヘッドプレート12bのみが上軌条3上に位置するようにアダプター12を配置する。この場合、アダプター壁12eは、突出部3a、4aの側方には接触配置されない。
クレーンガーダー2の長さ調節を完成させ、製造誤差があればこれを修正するためには、アダプター12をクレーンガーダー2の端部で摺動させる。ここで、ヘッドプレート12bは、上軌条3すなわち上軌条型材3d、3eの上面に二次元的に載置されている。調整すべき長さL、及び、前述した水平軸または垂直軸周りの必要な回動量は、クレーンガーダー2の両端に配置された連結プレート12aの連結面12cを基準として決定される。ここで、連結面12cは、いずれも上軌条3から離れる方向を向いている。最後に、長さL及び向きが、正確な寸法で調整されるが、これは、ヘッドプレート12bが上軌条3上にある状態で、アダプター12を、適宜長手方向LRにおいて変位させ、回動することによって行われる。次に、このように調整された長さL及び向きを固定するため、アダプター12を上軌条3及び下軌条4に溶接する。
ただし、アダプター12を、最初は連結プレート12aなしで、クレーンガーダーの端部で摺動させることにより、長さL及び向きを調整することも可能である。この場合、後で取り付けることになる連結プレート12aの寸法を考慮しておく。連結プレート12aを最後に溶接することによって、2つの対向する連結プレート12aを追加的に互いに対して位置合わせすることができる。連結プレート12aには、走行機構7、8をアダプター12及び対応するクレーンガーダーに2に取り付けられるための穴12dが、設けられているからである。連結プレート12aは、ヘッドプレート12b及びアダプター壁12eに対して水平方向及び垂直方向に変位させて位置合わせすることができ、クレーンガーダー2の長軸LR周りに回動させることもできる。このため、連結プレート12aは、側方から、ヘッドプレート12b及びアダプター壁12eに当接させてから、位置合わせし、溶接する。好ましい態様では、一方のアダプター12には、連結プレート12aを先に取り付けておいてもよい。そして、他方のアダプター12について、二段階で位置合わせ及び溶接を行う。すなわち、最初に、アダプター壁12eが連結されたヘッドプレート12bについて、次に連結プレート12aについて、位置合わせ及び溶接を行う。
図4bは、アダプター12を示しており、このアダプターは、クレーンガーダー2の長手方向LR視において、クレーンガーダー2の一端に、摺動させたものである。図から明らかなように、アダプター12の水平に配置されたヘッドプレート12bは、上軌条3すなわち上軌条型材3d、3e上に位置している。このヘッドプレートには、垂直に配置された連結プレート12aが接合されており、この連結プレートは、ここには図示しない走行機構7、8の1つを取り付けるための穴12dを有するものである。連結プレート12aの下方には、閉鎖プレート12hが設けられており、この閉鎖プレートの下軌条4側を向く端部には、凹部12iが設けられている。凹部12iからは、筋交い5が見える。この筋交いは、下軌条4のフラット型材4bの突出部4a同士の間に筋交い足部5fが位置するように、挿入されている。筋交い足部5fの外側長手側面にそれぞれ示されているのが、溶接シームSであり、これによって、筋交い5が下軌条4に取り付けられている。
1a 第1クレーン
1b 第2クレーン
2 クレーンガーダー
3 上軌条
3a 突出部
3b フラット型材
3c 走行面
3d 第1上軌条型材
3e 第2上軌条型材
4 下軌条
4a 突出部
4b フラット型材
4c 走行面
5 筋交い
5a 主面
5b 補助面
5c 下側凹部
5d 上側凹部
5e 開口
5f 筋交い足部
5g 第1筋交い端部
5h 第2筋交い端部
6 支柱
6a 主面
6b 補助面
6c 下側凹部
6d 上側凹部
6e 開口
6f 支柱足部
6g 第1支柱端部
6h 第2支柱端部
7 第1走行機構
7a 第1電動機
8 第2走行機構
8a 第2電動機
9 クレーントロリー
10 クレーンコントローラ
11 ペンダント制御スイッチ
12 アダプター
12a 連結プレート
12b ヘッドプレート
12c 連結面
12d 穴
12e アダプター壁
12f ヘッド部
12g 連結突出部
12h 閉鎖プレート
12i 凹部

α1 第1設定角度
α2 第2設定角度
B 幅
E1 第1角部
E2 第2角部
E3 第3角部
E4 第4角部
F 走行方向
L 長さ
LA 長軸
LR 長手方向
OK 上側接合点
S 溶接シーム
UK 下側接合点

Claims (8)

  1. 水平方向に延び、且つ、上軌条(3)及び下軌条(4)を有するトラス梁として設計された少なくとも1つのクレーンガーダー(2)、を備え、昇降ギアを有するクレーントロリー(9)が当該ガーダー上で移動可能とされた、クレーン(1a、1b)であって、前記クレーンガーダー(2)は、対向する2つの端部の少なくとも一方にアダプター(12)を備えており、当該アダプターには走行機構(7、8)が取り付けられており、前記アダプター(12)は、前記上軌条(3)及び下軌条(4)上で、前記上軌条(3)及び下軌条(4)に対して所望の位置に位置合わせされているとともに、前記アダプター(12)は前記上軌条(3)及び下軌条(4)に溶接されており、前記アダプター(12)は、前記走行機構(7、8)に取り付けるための連結プレート(12a)と、前記上軌条(3)に取り付けるためのヘッドプレート(12b)と、前記下軌条(4)に取り付けるためのアダプター壁(12e)とを備え、前記アダプター壁(12e)は前記ヘッドプレート(12b)に取り付けられており、前記ヘッドプレート(12b)は、前記クレーンガーダー(2)の前記上軌条(3)上に水平に配置され且つ前記所望の位置で前記上軌条(3)に溶接されており、前記アダプター壁(12e)は、前記下軌条(4)の辺りで終結し、前記所望の位置で前記下軌条(4)に溶接されている、クレーン。
  2. 前記アダプター(12)は、少なくとも前記クレーンガーダー(2)の長手方向(LR)において、前記上軌条(3)及び前記下軌条(4)に対して位置合わせすることができる、請求項1に記載のクレーン(1a、1b)。
  3. 前記クレーンガーダー(2)は、前記対向する2つの端部のそれぞれに、前記アダプター(12)を備える、請求項1又は2に記載のクレーン(1a、1b)。
  4. 前記ヘッドプレート(12b)には、互いに平行に延び且つ互いに離間する2つのアダプター壁(12e)が配置されている、請求項1〜3のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  5. 前記連結プレート(12a)は、前記ヘッドプレート(12b)及び前記アダプター壁(12e)に当接しており、前記所望の位置に溶接されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  6. 走行機構(7、8)を、前記連結プレート(12a)に設けられたに穴(12d)を用いて、各アダプター(12)に取り付けることができる、請求項1〜5のいずれか1つに記載のクレーン(1a、1b)。
  7. 水平方向に長さ(L)を有して延び、且つ、上軌条(3)及び下軌条(4)を有するトラス梁として設計された、クレーン(1a、1b)用のクレーンガーダー(2)の組み立て方法であって、昇降ギアを有するクレーントロリー(9)が当該クレーンガーダー上で移動可能とされており、前記クレーンガーダー(2)のトラス構造は、1つの組み立て工程で作製され、さらなる組み立て工程において、走行機構(7、8)を取り付けるためのアダプター(12)を、前記クレーンガーダー(2)の対向する2つの端部の少なくとも一方に配置し、前記上軌条(3)及び下軌条(4)に対して位置合わせし、次に、前記アダプター(12)を、前記上軌条(3)及び下軌条()の所望位置に溶接し、前記アダプター(12)の前記上軌条(3)及び下軌条(4)対する位置合わせは、前記クレーンガーダー(2)の少なくとも長手方向(LR)において行い、前記アダプター(12)は、ヘッドプレート(12b)に取り付けられたアダプター壁(12e)を備えており、前記クレーンガーダー(2)の前記上軌条(3)上に水平に配置された前記ヘッドプレート(12b)を、前記上軌条(3)の所望の位置に位置合わせ及び溶接し、前記下軌条(4)の辺りで終結する前記アダプター壁(12e)を、前記下軌条(4)の所望の位置に位置合わせ及び溶接する、方法。
  8. 連結プレート(12a)を、前記ヘッドプレート(12b)及び前記アダプター壁(12e)の所望の位置に位置合わせ及び溶接する、請求項7に記載の方法。
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