JP2015510099A5 - - Google Patents

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溶解物樋製造方法および溶解物樋 発明の分野
本発明は、金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶ溶融相のための流路を含む、請求項1の前段に記載の溶解物の製造方法に関するものである。
本発明はまた、金属製の部と、溶融相のための流路とを含み、金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる、請求項13の前段に記載の溶解物に関するものである。
溶解物は、例えば、溶鉱炉からの金属、マットまたはスラグなどの溶解物質を運ぶために用いられる。
国際公開第03/033982号公報は、底部および端部を含んだ溶解物を開示している。この溶解物は、とりわけ、スラグなどの溶融相を融解炉から湯だしするのに用いられ、銅製または銅合金製であり、冷却水路を備えている。
発明の目的
本発明は、改良された溶解物製造方法および改良された溶解物を提供することを目的とする。
発明の簡単な説明
本発明の方法は、独立請求項1の記載事項を特徴とする。
本方法の好ましい実施例は、従属請求項2から12に規定されている。
同様に、本発明の溶解物は、独立請求項13の記載事項を特徴とする。
溶解物の好ましい実施例は、従属請求項14から23に規定されている。
本方法は、金属製の部を耐熱性の内張りで内張りすることに基づいていて、耐熱性の内張りは、溶融相の流路において溶融相のための流面を少なくとも部分的に形成する。また本方法は、金属製の部と耐熱性の内張りとの間に鋼製層を配設することに基づいている。
好ましい一実施形態では、鋼製層は、金属製の部と接する第1の面、および耐熱性の内張りと接触する反対側の面を有している。
好ましい一実施形態では、耐熱性の内張りは鋼製層に取り付けられ、鋼製層は金属製の部に取り外し可能に取り付けられる。とくにこのことは、例えば耐熱性の内張りを取り外す際、鋼製層とともに耐熱性の内張りを金属製の部から素早く取り外すことを可能にする。
また鋼製層、金属製の部が、送られる溶解物質に、すなわち送られる溶融相に直接接触しないようにする。
以下、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
本発明の実施例に係る溶解物を示す図である。 図1に示す溶解物を一方から示した図である。 本発明の他の実施例に係る溶解物の断面を示す図である。 図3に示す溶解物を一方から示した図である。
本発明は、金属生産工程(図示せず)で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる溶解物1を製造する方法に関する。
また本発明は、金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる溶解物1に関する。
まず、溶融相のための流路2を含んでいて、金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる溶解物1を製造する本方法、他の好ましい実施例および本方法の変形例を、より詳細に述べる。
本方法は、金属性の部3を設ける設置工程を含んでいる。
本方法はまた、金属製の部3を耐熱性の内張り4で内張りする内張工程を含んでいて、耐熱性の内張り4は、溶融相のための流路2において、溶融相のための流面5を少なくとも部分的に形成している。
本方法は、好ましくは、金属製の部3を耐熱性の内張り4で内張りする内張工程を含んでいて、耐熱性の内張り4は、溶融相のための流路2において、溶融相のための流面5を全体に形成しているとよい。
設置工程および内張工程を組み合わせて、組み合わされた設置および内張工程で、耐熱性の内張り4を備えた金属製の部3を設けることは当業者にとって自明であり、耐熱性の内張り4は、溶融相のための流路2において、溶融相のための流面5を少なくとも部分的に形成する。
金属性の部3を取り付ける設置工程は、長手方向の溝(参照符号で示さず)を含んだ金属性の部3を設けることを含んでいてよく、この場合、耐熱性の内張り4が、溶融相のための流路2において溶融相のための流面5を少なくとも部分的に形成するように、耐熱性の内張り4を設ける。
金属性の部3を設ける設置工程は、金属性の部3を製造する工程を含んでいてもよい。金属性の部3は様々な方法で製造できる。一つの可能性のあるやり方は、金属性の部3を円形の金属鋼片から機械加工で作ることである。また他の可能性のあるやり方は、鋼片を巻いたり、および曲げたりして作ることである。金属性の部3を、耐熱性の内張り4が中に入る長手方向の溝を金属性の部が備えるように作ることも可能であって、耐熱性の内張り4は、溶融相のための流路2において、溶融相のための流面5を少なくとも部分的に形成する。金属性の部3は、少なくとも部分的に銅または銅合金から製造できる。金属性の部3は、銅または銅合金から製造できる。
耐熱性の内張り4は、例えば、黒鉛を含むことができ、もしくは、黒鉛を原料とすることができ、ならびに/またはカーボンから作られた耐熱性材料、例えばカーボン、セミグラファイト、シリコンカーバイトなどを含むことができ、ならびに/または耐熱性絶縁材および/もしくは二酸化ジルコニウムを含むことができる。
本発明は、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に鋼製層6を配設する配設工程を含んでいる。
本発明の一実施例では、配設工程は、鋼製層6が金属製の部3と接触する第1の面7、および耐熱性の内張り4と接触する反対側の面8を有するように、鋼製層6を金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設することを含む。
配設工程は、鋼製層6においてステンレス鋼などの鋼板を使用することを含んでいてよい。
配設工程は、鋼製層6としてステンレス鋼などの鋼板を使用することを含んでいてよい。鋼製層6を金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設する配設工程は、金属製の部3を少なくとも部分的に鋼製層6で被覆する被覆工程を含んでいてもよく、この場合、金属製の部3を鋼で被覆する形態の鋼製層6を、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設する。被覆工程は、鋼板などの鋼製層6を金属製の部3へ爆発溶接して、金属製の部3を鋼で被覆する形態の鋼製層6を形成することを含んでいてよい。
鋼製層6を金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設する配設工程は、耐熱性の内張り4を少なくとも部分的に鋼製層6で被覆する被覆工程を含んでいてもよく、この場合、耐熱性の内張り4を鋼で被覆する形態の鋼製層6を、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設する。被覆工程は、鋼板などの鋼製層6を耐熱性の内張り4へ爆発溶接して、耐熱性の内張り4を鋼で被覆する形態の鋼製層6を形成することを含んでいてよい。
鋼製層6を金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設する配設工程は、上述の実施例、すなわち、鋼製層6において鋼板を用いること、金属製の部3を少なくとも部分的に鋼製層6で被覆すること、および耐熱性の内張り4を少なくとも部分的に鋼製層6で被覆することの組み合わせであってよい。
設置工程は、金属製の部3において冷却材を循環させる冷却路9を備えた金属製の部3を設けることを含んでいてよい。または、設置工程は、金属製の部3における循環冷却材用の冷却路9を備えた金属製の部3を準備する工程を含んでいてもよい。
設置工程は、少なくとも部分的に銅で形成された金属製の部3を設けることを含んでいてよい。
本方法は、耐熱性の内張り4を鋼製層6に取り付けることを含んでいてよい。とくにこのことは、例えば耐熱性の内張り4を取り外す際、鋼製層6とともに耐熱性の内張り4を金属製の部3から素早く取り外すことを可能にする。
本方法は、鋼製層6を金属製の部3に取り外し可能に取り付けることを含んでいてよい。
本方法は、鋼製層6および金属製の部3に、鋼製層6を取り外し可能に金属製の部3に取り付けるための共働留め具10を設けることを含んでいてよい。
本方法は、金属製の部3から鋼製層6を持ち上げて、これを金属製の部3から取り外す持上手段11を鋼製層6に設けることを含んでいてよい。
本方法は、取り外し可能なおよび/または開可能な蓋12を溶解物1に設けることを含んでよい。蓋12は、いくつかの蓋部分(参照符号で示さず)を含んでいてよい。図3および図4に、溶解物1の一実施例が示され、溶解物は、蓋12を開けられるようにしたヒンジ13によって溶解物1の他の部分に連結された蓋12を備えている。またヒンジ13を解除することにより溶解物1の該他の部分から蓋12を取り外すことができる。
次に、金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる溶解物1と、この溶解物1のいくつかの好適な実施例および変形例について詳細に説明する。
溶解物1は、金属製の部3を備えている。
溶解物1は、溶融相のための流路2を備えている。
溶解物1には、耐熱性の内張り4が設けられていて、耐熱性の内張り4は、溶融相のための流路2において、溶融相のための流面5を少なくとも部分的に形成している。
耐熱性の内張り4は、例えば、黒鉛を含むことができ、もしくは、黒鉛を原料とすることができ、ならびに/またはカーボンから作られた耐熱性材料、例えばカーボン、セミグラファイト、シリコンカーバイトなどを含むことができ、ならびに/または耐熱性絶縁材および/もしくは二酸化ジルコニウムを含むことができる。
金属性の部3は、耐熱性の内張り4が溶融相のための流路2を形成するように配設された長手方向の溝を含んでいてよい。
溶解物1は、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に鋼製層6を含んでいる。
溶解物1の一実施例において、鋼製層6は、鋼製層6が金属製の部3と接触する第1の面7、および耐熱性の内張り4と接触する反対側の面8を有するように、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設されている。
鋼製層6は、ステンレス鋼などの鋼板を含んでいてよい。
鋼製層6は、ステンレス鋼などの鋼板でよい。
金属製の部3は、少なくとも部分的に鋼製層6で被覆されていてもよく、この場合、金属製の部3を鋼で被覆する形態の鋼製層6は、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設される。金属製の部3を鋼で被覆する形態の鋼製層6は、金属製の部3に爆発溶接されていてよい。耐熱性の内張り4は、少なくとも部分的に鋼製層6で被覆されていてもよく、この場合、耐熱性の内張り4を鋼で被覆する形態の鋼製層6は、金属製の部3と耐熱性の内張り4との間に配設される。耐熱性の内張り4を鋼で被覆する形態の鋼製層6は、耐熱性の内張り4に爆発溶接されていてよい。
溶解物1は、上述の実施例、すなわち、鋼製層6における鋼板、金属製の部3を少なくとも部分的に鋼で被覆する形態の鋼製層6、および耐熱性の内張り4を少なくとも部分的に鋼で被覆する形態の鋼製層6を組み合わせて形成された鋼製層6を備えていてもよい。
金属製の部3は、金属製の部3において冷却材を循環させる冷却路9を備えていてよい。
金属製の部3は、少なくとも部分的に銅または銅合金で形成されていてよい。金属製の部3は、銅または銅合金から製造できる。
耐熱性の内張り4は、鋼製層6に取り付けられてよい。
鋼製層6は、金属製の部3に取り外し可能に取り付けられていてよい。
鋼製層6および金属製の部3は、鋼製層6を取り外し可能に金属製の部3に取り付けるための共働留め具10を備えていてよい。
鋼製層6は、金属製の部3から鋼製層6を持ち上げて、これを金属製の部3から取り外す持上手段11を備えていてよい。
溶解物1は、取り外し可能なおよび/または開可能な蓋12を備えていてよい。蓋12は、いくつかの蓋部分(参照符号で示さず)を含んでいてよい。図3および図4に、溶解物1の一実施例が示され、溶解物は、蓋12を開けられるようにしたヒンジ13によって溶解物1の他の部分に連結された蓋12を備えている。またヒンジ13を解除することにより溶解物1の該他の部分から蓋12を取り外すことができる。
技術の向上にともなって本発明の基本的な着想をさまざまな方法で実現できることは、当業者にとっては明白である。したがって、本発明ならびにその実施形態は上述の例に限定されるものでなく、特許請求の範囲内において変更することができる。

Claims (23)

  1. 溶融相のための流路を含み、金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる溶解物を製造する方法であって、該方法は、
    金属製の部を設ける設置工程を含み、
    前記方法はさらに、
    前記金属製の部を耐熱性の内張りで内張りする内張工程を含み、該耐熱性の内張りは、前記溶融相のための流路において、溶融相のための流面を少なくとも部分的に形成し、
    前記方法はまた、金属製の部と耐熱性の内張りとの間に鋼製層を配設する配設工程と、
    前記耐熱性の内張りを、前記鋼製層に取り付ける取付工程を含み、
    前記方法において、前記鋼製層は前記金属製の樋部に取り外し可能に取り付けられ、
    前記配設工程は、該鋼製層が該金属製の樋部と接触する第1の面、および前記耐熱性の内張りと接触する反対側の第2の面を有するように、該鋼製層を該金属製の樋部と耐熱性の内張りとの間に配設することを含むことを特徴とする溶解物製造方法。
  2. 請求項1に記載の溶解物製造方法において、前記配設工程は、鋼製層において鋼板を使用することを特徴とする溶解物製造方法。
  3. 請求項1に記載の溶解物樋製造方法において、前記配設工程は、鋼製層においてステンレス鋼を使用することを特徴とする溶解物樋製造方法。
  4. 請求項1に記載の溶解物製造方法において、前記配設工程は、前記鋼製層として鋼板を使用することを特徴とする溶解物製造方法。
  5. 請求項1に記載の溶解物樋製造方法において、前記配設工程は、前記鋼製層としてステンレス鋼を使用することを特徴とする溶解物樋製造方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の溶解物製造方法において、前記鋼製層および前記金属製の部に、前記鋼製層を取り外し可能に金属製の部に取り付ける共働留め具を設けることを特徴とする溶解物製造方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の溶解物製造方法において、前記鋼製層に、前記金属製の部から前記鋼製層を持ち上げて、該鋼製層を該金属製の部から取り外す持上手段を設けることを特徴とする溶解物製造方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の溶解物製造方法において、前記配設工程は、前記耐熱性の内張りを少なくとも部分的に前記鋼製層で被覆する被覆工程を含み、前記耐熱性の内張りを部分的に鋼で被覆する形態の鋼製層を、該金属製の部と該耐熱性の内張りとの間に配設することを特徴とする溶解物製造方法。
  9. 請求項8に記載の溶解物製造方法において、前記被覆工程は、前記鋼製層を、前記耐熱性の内張りに爆発溶接して、前記耐熱性の内張りを鋼で被覆する形態の鋼製層を形成することを特徴とする溶解物製造方法。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の溶解物製造方法において、前記設置工程は、前記金属製の部において冷却材を循環させる冷却路を備えた金属製の部を設置することを特徴とする溶解物製造方法。
  11. 請求項1ないし10のいずれかに記載の溶解物製造方法において、前記設置工程は、少なくとも部分的に銅または銅合金で形成された金属製の部を設置することを特徴とする溶解物製造方法。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の溶解物製造方法において、前記耐熱性の内張りには、黒鉛、耐熱性絶縁材、二酸化ジルコニウムならびに、例えばカーボン、セミグラファイト、およびシリコンカーバイトなどのカーボンから作られた耐熱性材料のうちの少なくとも一つを使用することを特徴とする溶解物製造方法。
  13. 金属生産工程で形成されるスラグ、マット、または金属などの溶融相を運ぶために用いられる溶解物であって、該溶解物は、
    金属性の部と、
    溶融相のための流路とを含み、
    前記溶解物はさらに、
    前記金属製の部を内張りする耐熱性の内張りを含み、該耐熱性の内張りは、前記溶融相のための流路において、溶融相のための流面を少なくとも部分的に形成し、
    前記溶解物はまた、金属製の部と耐熱性の内張りとの間に鋼製層を含み、
    前記耐熱性の内張りは、前記鋼製層に取り付けられ、
    該鋼製層は前記金属製の樋部に取り外し可能に取り付けられ、
    該鋼製層は、鋼製層が金属製の樋部と接触する第1の面、および耐熱性の内張りと接触する反対側の第2の面を有していることを特徴とする溶解物
  14. 請求項13に記載の溶解物において、前記鋼製層は、鋼板を含むことを特徴とする溶解物
  15. 請求項13に記載の溶解物樋において、前記鋼製層は、ステンレス鋼を含むことを特徴とする溶解物樋。
  16. 請求項13に記載の溶解物において、前記鋼製層は、鋼板であることを特徴とする溶解物
  17. 請求項13に記載の溶解物樋において、前記鋼製層は、ステンレス鋼であることを特徴とする溶解物樋。
  18. 請求項13ないし17のいずれかに記載の溶解物において、前記鋼製層および前記金属製の部には、該鋼製層を前記金属製のに対し取り外し可能に取り付ける共働留め具が設けられていることを特徴とする溶解物
  19. 請求項13ないし18のいずれかに記載の溶解物において、前記耐熱性の内張りは、少なくとも部分的に前記鋼製層で被覆されていて、前記耐熱性の内張りを鋼で被覆する形態の鋼製層が、該金属製の部と該耐熱性の内張りとの間に配けられていることを特徴とする溶解物
  20. 請求項13ないし19のいずれかに記載の溶解物において、前記金属製の部において冷却材を循環させる冷却路を備えた金属製の部が設置されていることを特徴とする溶解物
  21. 請求項13ないし20のいずれかに記載の溶解物において、前記金属製の部は、少なくとも部分的に銅または銅合金で形成されていることを特徴とする溶解物
  22. 請求項13ないし21のいずれかに記載の溶解物において、前記鋼製層には、前記金属製の部から前記鋼製層を持ち上げて、該鋼製層を該金属製の部から取り外す持上手段が設けられていることを特徴とする溶解物
  23. 請求項13ないし22のいずれかに記載の溶解物において、前記耐熱性の内張りは、黒鉛、耐熱性絶縁材、二酸化ジルコニウムならびに、例えばカーボン、セミグラファイト、およびシリコンカーバイトなどのカーボンから作られた耐熱性材料のうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする溶解物
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