JP2015508470A - 往復動ピストン機構 - Google Patents

往復動ピストン機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2015508470A
JP2015508470A JP2014552664A JP2014552664A JP2015508470A JP 2015508470 A JP2015508470 A JP 2015508470A JP 2014552664 A JP2014552664 A JP 2014552664A JP 2014552664 A JP2014552664 A JP 2014552664A JP 2015508470 A JP2015508470 A JP 2015508470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
crank member
auxiliary
crank
reciprocating piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014552664A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6305347B2 (ja
Inventor
ランベルタス・ヘンドリク・デ・グーイャー
Original Assignee
ゴメクシス・ベーフェー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゴメクシス・ベーフェー filed Critical ゴメクシス・ベーフェー
Publication of JP2015508470A publication Critical patent/JP2015508470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6305347B2 publication Critical patent/JP6305347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/04Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads
    • F02B75/048Engines with variable distances between pistons at top dead-centre positions and cylinder heads by means of a variable crank stroke length
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B41/00Engines characterised by special means for improving conversion of heat or pressure energy into mechanical power
    • F02B41/02Engines with prolonged expansion
    • F02B41/04Engines with prolonged expansion in main cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H21/00Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides
    • F16H21/10Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides all movement being in, or parallel to, a single plane
    • F16H21/16Gearings comprising primarily only links or levers, with or without slides all movement being in, or parallel to, a single plane for interconverting rotary motion and reciprocating motion
    • F16H21/18Crank gearings; Eccentric gearings
    • F16H21/22Crank gearings; Eccentric gearings with one connecting-rod and one guided slide to each crank or eccentric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H37/00Combinations of mechanical gearings, not provided for in groups F16H1/00 - F16H35/00
    • F16H37/12Gearings comprising primarily toothed or friction gearing, links or levers, and cams, or members of at least two of these types
    • F16H37/124Gearings comprising primarily toothed or friction gearing, links or levers, and cams, or members of at least two of these types for interconverting rotary motion and reciprocating motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18056Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18208Crank, pitman, and slide

Abstract

往復動ピストン機構(1)はクランクケース(15)とクランクピン(4)を有するクランクシャフト(2)を備える。シャフト(2)はケース(15)で支持され、軸線(5)を中心に回転可能である。本機構はさらに大小端部(8,10)を含むコネクティングロッド(9)と、小端部(10)に連結されたピストン(11)と、クランクピン(4)に設けられたクランク部材(6)を備える。クランク部材(6)はロッド(9)が大端部(8)を介してクランク部材(6)のベアリング部分(7)に回動可能に装着されるようロッド(9)の大端部(7)を受ける外周壁を有するベアリング部分(7)を備える。クランク部材(6)はクランク部材ギヤ(12)を備える。このギヤ(12)は外歯車であり、中間ギヤ(13)と噛み合う。ギヤ(13)は外歯車であり、補助ギヤ(14)と噛み合う。ギヤ(14)は外歯車であり、シャフト(2)を通って同心状に延在する補助シャフト(16)に対して固定される。シャフト(2)および補助シャフト(16)は互いに回転可能である。

Description

本発明は往復動ピストン機構に関する。
往復動ピストン機構は、本出願人の以前の出願PCT/EP2009/059040において説明されている。
本発明は、さらに改良された往復動ピストン機構を提供することを目的とする。
この目的のために、往復動ピストン機構は請求項1に記載された特徴を備える。
この機構の利点はギヤの数が最小化されることである。本出願人は、本発明に係る往復動ピストン機構を備えたエンジンは、クランク部材およびギヤトランスミッションを持たない従来のエンジンよりも摩擦損失が低いことを見出した。
実用的な実施形態では、ベアリング部分はクランクピンに対して偏心的に配置される。これは、ピストンの下死点および上死点に影響を与える機会を提供する。特に、本機構が内燃機関に適用される場合、それは、効率に関して、圧縮比を調整することを可能とするために有利である。
クランク部材ギヤと補助ギヤとのギヤ比は2であってもよい。この場合、補助ギヤがクランクケースに対して固定された角位置を有するならば、クランク部材は、クランクシャフトと同じ方向に、そしてその半分の速度で回転する。ベアリング部分がクランクピンに対して偏心的に配置される場合、これは、補助ギヤの角位置を調整するときに、圧縮比を変更するための機会を提供する。
本機構は、クランクシャフト軸線を中心としてクランクケースに対して補助ギヤを回動させるための駆動手段を備えてもよい。
上記駆動手段は、クランクケースに対して異なる角位置で補助シャフトを固定するよう構成された停止ブロックを備えていてもよい。
さらに詳しく言うと、停止ブロックは、補助シャフトに固定されかつ複数のリセスを備えたコントロールリングと、各リングのそれぞれに嵌る制御される変位可能なピンを含むアクチュエータを備えてもよい。好ましくは、駆動手段は、補助シャフトおよびクランクケースに対して固定されたスプリングを備える。本機構が内燃エンジンに適用される場合、燃焼ストロークで生じる実際の燃焼力は、ピンが対応するリセスから後退させられるとき、スプリング力に抗して角方向に補助シャフトを強制的に回転させてもよい。補助シャフトの所望の角位置において、ピンは、このピンが別のリセスに嵌るようにコントロールリングへと戻るように移動させることができる。コントロールリングは、スプリング力がスプリングへの補助シャフトの実際の回転力よりも大きいエンジン負荷を選択することによって、反対方向に回転させることができる。
上記駆動手段は、補助シャフトの角位置を固定するためのロッキング部材を伴わずに補助シャフトおよびクランクケースに対して固定されたスプリングを備えることもまた可能である。このような場合、補助シャフトの角位置は、スプリングへの補助シャフトの実際の力および補助シャフトへの実際のスプリング力に基づいて自動的にバランスされる。
停止ブロックは、その回転方向に補助シャフトに対して固定されたコントロールリングを備えていてもよく、電磁石が、クランクケースに対してコントロールリングを固定するために存在してもよく、本機構は、好ましくは、補助シャフトおよびクランクケースに対して固定されたスプリングを備える。この実施形態の利点は、補助シャフトが連続的にさまざまな角位置でクランクケースに対してロックできるということである。内燃エンジンに、スプリングを含む本機構を適用した場合、これは、以下のように機能し得る。異なる圧縮比が望まれる場合、電磁石は、補助シャフトがクランクケースに対して回転可能であるようにスイッチオフされる。エンジンが、より低い圧縮比が望まれる高いエンジン負荷で作動している場合、スプリングへの補助シャフトの相対的に大きな回転力は、そのスプリング力を上回り、コントロールリングを含む補助シャフトは合力の方向に回転させられる。電磁石をスイッチングオンすると、補助シャフトを含むコントロールリングはクランクケースに対してロックされる。エンジンが、高い圧縮比が望まれる低いエンジン負荷で運転される場合、電磁石はスイッチオフされ、コントロールリングは反対方向に回転させられる。と言うのは、対応する相対的に低いエンジン負荷でのスプリングへの補助シャフトの回転力はスプリング力よりも小さいからである。コントロールリングは、続いて、電磁石をスイッチオンすることによって、その新しい位置にロックできる。
これに代えて、駆動手段は、補助シャフトに固定されたウォームギヤと噛み合う駆動可能なウォームを備えていてもよい。これは、連続的に、補助ギヤの各位置を変化させる機会を提供する。さらに、本機構のこの実施形態は、ウォームに燃焼圧力の指標であるの圧力センサーを備えてもよい。圧力センサーと組み合わせたウォームは、必ずしも、上述したような機構と関連付けられないことに留意されたい。それはまた、例えば、中心ギヤの角位置が例えばPCT/EP2009/059040に記載された機構において圧縮比を適合させるためにウォームによって駆動される、その他の往復動ピストン機構に適用することができる。
本発明はまた、請求項11に記載の往復動ピストン機構に関連する。本機構は、クランクケースに対して補助シャフトの角位置を調整することにより、ピストンの上死点を変化させる機会を提供する。実際には、クランク部材および補助ホイールハウジング、ギヤ、チェーン、ベルト等により形成される伝達機構により相互に駆動可能に結合される。クランク部材およびクランクシャフトの回転速度は、クランクケースに対して規定されることに留意されたい。
好ましい実施形態では、クランク部材ギヤは少なくともさらなる中間ギヤと噛合し、このさらなる中間ギヤはまた補助ギヤと噛合する。というには、これによって機構内で力が分配されるからである。
クランク部材の内径は、その端部において拡大することができる。これは、端部における内径は、クランクシャフトの回転時にそれがクランクピンの円筒形部分と接触する、その中央円筒形部分におけるよりも大きいことを意味する。これは、クランクピンの円筒形部分に隣接して、クランクシャフトの径を拡大する機会を提供する。このような場合、クランク部材ギヤは、クランクピンの円筒形部分を越えて、その軸方向に部分的に突出していてもよい。これは、クランクシャフトの剛性およびクランクシャフト軸線に沿って見たときにコンパクトな様式での形成の点で有利である。
クランクピンがプレスフィットにより隣接するクランクアームに対して装着されるならば、クランク部材の突出する端部はまた有利である。なぜなら、それは、クランクピンの軸方向に見たとき、クランクピンとクランクアームとの間の相対的に長いプレスフィット接続を形成する機会を提供するからである。クランクピンの軸方向におけるプレスフィットの長さは、クランクピンの直径の30%より大きくてもよく、好ましくは、その40%よりも大きいものである。
クランク部材は、さらなるクランク部材ギヤを含む、少なくともさらなるクランク部材を駆動するための第2のクランク部材ギヤを備えてもよく、このさらなるクランク部材は、さらなるクランクピンに対して回動可能に装着され、クランク部材ギヤおよび第2のクランク部材ギヤは、クランク部材の反対側端部に配置され、第2のクランク部材ギヤは、隣接するクランクアームを通って延在するシャフトに対して固定された、さらなる補助ギヤと噛み合い、かつ、このシャフトには、さらなるクランク部材ギヤと噛み合う別な補助ギヤが固定され、クランク部材ギヤにおけるクランクピンの直径は、さらなるクランク部材ギヤにおける、さらなるクランクピンの直径よりも小さなものである。これは、相対的に小さな直径を有するクランク部材ギヤを適用する機会を提供する。実用的な実施形態では、クランクピンの直径は、さらなるクランクピンの直径よりも小さい。その結果、協働するコネクティングロッドの大端部はまた、さらなるクランクピンと協働するコネクティングロッドのそれよりも小さなものであってもよい。
代替的にまたは追加的に、クランク部材ギヤの直径は、第2のクランク部材ギヤの直径より小さくてもよく、かつ/またはクランク部材ギヤの幅は第2のクランク部材ギヤの幅より小さくてもよい。
以下、実例として本発明の実施形態を示す概略図を参照して、本発明について説明する。
本発明に係る往復動ピストン機構の一実施形態の斜視図である。 拡大スケールでの異なる側から見た図1の実施形態の一部の斜視図である。 拡大スケールでの異なる側から見た図1の実施形態の一部の斜視図である。 図2および図3と同様の図であるが、クランクシャフトを含む部分を示している。 図2および図3と同様の図であるが、クランクシャフトを含む部分を示している。 図2および図3に示す部分の代替実施形態の一部の斜視図である。 本発明に基づく機構の実施形態を備えた内燃エンジンの一部の斜視図である。 図7と類似の図であるが、異なる側から見た代替実施形態を示している。 図4および図5に示す実施形態の側面図である。 図7に示す実施形態の側面図である。 図1と類似の図であるが、代替実施形態を示している。 拡大スケールでの図11の実施形態の一部の斜視図である。 本発明に係る往復動ピストン機構の一実施形態を備えたマルチシリンダー内燃エンジンの斜視図である。 図13と類似の図であるが、クランクシャフトが省略されている。 図14に示す実施形態の側面図である。 図13に示す実施形態の一部の斜視図である。 図4と類似の図であり、運転条件のもとで異なる部品のポジションを示すためにブラケットが省略されている。 図4と類似の図であり、運転条件のもとで異なる部品のポジションを示すためにブラケットが省略されている。 図4と類似の図であり、運転条件のもとで異なる部品のポジションを示すためにブラケットが省略されている。 図4と類似の図であり、運転条件のもとで異なる部品のポジションを示すためにブラケットが省略されている。 クランク部材の代替実施形態の斜視図であり、これはV型往復動ピストン機構に適している。 アクチュエータの代替実施形態の斜視図である。 本発明に係る往復動ピストン機構の代替実施形態を備えた3気筒内燃エンジンの斜視図である。 図23に示す実施形態の一部の拡大図である。 拡大スケールでの図15に示す代替実施形態の一部の側面図および部分断面図である。 図25と類似の図であるが、クランクピンと、協働するクランクアームとの間のプレスフィット結合を示している。
図1は、内燃エンジンに適した、本発明に係る往復動ピストン機構1の一実施形態の一部を示している。往復動ピストン機構1はクランクケース15を備えており、これは、クランクシャフトベアリング3によってクランクシャフト2を支持する(図4および5参照)。クランクシャフト2はクランクピン4を含み、かつ、クランクシャフト軸線5を中心としてクランクケース15に対して回転可能である。
往復動ピストン機構1は、回転可能にクランクピン4にマウントされたクランク部材6を備える。クランク部材6は、クランクピン4に対して偏心的に配置されたベアリング部分7を備える(図2参照)。ベアリング部分7は、コネクティングロッド9の大端部8を受ける外周壁を有する。したがって、コネクティングロッド9は、その大端部8を介して、回転可能にクランク部材6に取り付けられている。コネクティングロッド9はまた、それに対してピストン11が回転可能に連結される小端部10を含む。
図2および図3は、図1の実施形態の一部を異なる側から見て示している。クランクシャフト2およびコネクティングロッド9は、分かりやすさのために図示していない。図4および図5は同じ部分を示すが、クランクシャフト2を含んでいない。
クランク部材6は、二つの中間ギヤ13と噛み合うクランク部材ギヤ12を備える。クランク部材6およびクランク部材ギヤ12は一体部品から形成されてもよいが、クランク部材ギヤ12は、同様に、クランク部材6の筒状ベース部に押し付けられてもよい。中間ギヤ13は回転可能にクランクシャフト2にマウントされ、かつ、その回転軸線はクランクシャフト軸線5と平行に延びる。中間ギヤ13のそれぞれはまた、補助ギヤ14と噛み合う。補助ギヤ14は補助シャフト16に固定される。補助シャフト16は、クランクシャフト2を通って同心状に延在し、かつ、クランクシャフト軸線5を中心としてクランクシャフト2に対して回転可能である。したがって、補助シャフト16は、実質的にクランクシャフト軸線5と一致する補助シャフト軸線を中心に回転可能である。結果として、補助ギヤ14の中心線はクランクシャフト軸線5と一致する。
図1、図4および図5は、補助ギヤ14、中間ギヤ13およびクランク部材ギヤ12がクランクシャフト2のクランクアーム17の同じ側にマウントされることを示している。これはまた、図9の側面図からも分かる。クランクアーム17と隣接するクランクシャフトベアリング3は、補助シャフト16が両方を通って延びるように一体化されている。したがって、補助シャフト16は、クランクシャフトベアリング3の外周内で延びる。中間ギヤ13が、カウンターウェイトが置かれるクランクシャフト2の側に配置され、これがコンパクトな構造を実現していることが図1から分かる。
図1ないし図5に示す実施形態では、クランク部材ギヤ12、中間ギヤ13および補助ギヤ14は外歯車である。この構成により、往復動ピストン機構1は、コンパクトな様式で構築でき、そして従来のものよりも簡素である。
ギヤの寸法は、運転条件下で、クランク部材6が、クランクシャフト2と同じ方向にかつその半分の速度で回転するように選択できる。回転方向は、クランクケースに対して規定される。この回転方向および速度は、クランク部材ギヤ12と補助ギヤ14とのギヤ比が2であり、かつ、補助シャフト16がクランクケース15に対して一定の角位置で保持する場合に達成される。所望のギヤ比を達成するためには、特に補助ギヤ14の直径が比較的小さいので、中間ギヤ13および補助ギヤ14はクランクアーム17の同じ側に配置されることが重要であり、これは、クランクアーム17の反対側で、それがクランクシャフト2に回転可能にマウントされた場合に補助ギヤ14の位置でのクランクシャフト2の小さな直径をもたらすであろう。
中間ギヤ13の機能は、クランク部材6と補助シャフト16との間でギヤ伝達を適用した場合に、正確な回転方向に補助ギヤ14を回動させることである点に留意されたい。中間ギヤ13の歯の数は、クランク部材ギヤ12と補助ギヤ14との間の伝達比には関係がない。
運転条件の下で本機構の機能を説明するために、図17〜20は、クランクケース15に対するクランクシャフト2の四つの異なる位置を示している。例示のために、クランク部材6および補助ギヤ14はマークA,Bを備える(図17参照)。クランクケース15に対するクランクシャフト2およびクランク部材6の回転方向は、それぞれの矢印で示されている。図17は上死点の位置を示している。図18に示す位置では、クランクシャフト2は、クランクケースに対して180度だけ反時計回りに回転してしまっている。補助ギヤ14はその角位置で維持されるのに対して、クランク部材ギヤ12はまた、クランクケース15に対して反時計回りに、ただし90°の角度だけ回転させられていることが分かる。図19および図20は、180°のステップだけ、クランクシャフト2の回転のさらなるステップを示している。図17〜20は、クランクケース2に対して規定されるように、クランクシャフト2の2回の完全な回転がクランク部材6の1回の完全な回転に対応することを示している。
図1〜5に示す往復動ピストン機構は、クランクケース15に対して補助シャフト16の角位置を変更することにより、ピストン11の上死点を、したがって、その圧縮比を調整する機会を提供する。図1〜5、より具体的には図3において、本機構1は、一方で補助シャフト16に、そして他方でクランクケース15に対して固定されたトーションスプリング18を備えることが分かる。コントロールリング19は、例えば押し込みにより補助シャフト16に取り付けられており、かつ、クランクシャフト軸線5を中心として相互角度間隔で配置されたリセス20を備える。本機構1はまた、リセス20のそれぞれに嵌るピン(図示せず)をコントロールするアクチュエータ21を備える。安定した走行条件下では、ピンは、クランクケース15に対して固定された位置でコントロールリングを保持し、機構1は固定された圧縮比で動作する。
ピンを含むアクチュエータ21を除去することが考えられるが、これは、補助シャフト16がクランクケース15に対してロック可能ではないことを意味する。この場合、運転条件下で、補助シャフト16は、捩じれスプリング18の存在に起因して回転方向に振動し得るが、この振動は内燃エンジンの場合には燃焼力が変化することで引き起こされる。補助シャフト16の平均的角位置は、この場合、捩じれスプリング18への補助シャフト16の実際の負荷と、補助シャフト16への捻じれスプリング18の実際のスプリング力との間の自然なバランスによって決定される。増大した燃焼力による、より大きな負荷では、補助シャフト16と捩じれスプリング18との間の作用・反作用力、すなわち自然なバランスは、より高いレベルにある。これは、捩じれスプリング18が圧縮され、補助シャフト16はクランクケース15に対してある角度だけ回転させられることを意味する。低負荷時には、逆の作用が実現される。この結果、補助シャフト16の角位置の自動調整が実現される。
内燃エンジンに機構1を適用した場合、図3に示す実施形態は次のように機能する。異なる圧縮比が望まれる場合、ピンが、所定のエンジン負荷においてアクチュエータ21によって対応するリセス20から後退させられる。例えば、低い圧縮比が望まれる場合、すなわち高荷エンジン負荷へ切り替える場合、捩じれスプリング18への補助シャフト16の実際の相対的に大きな回転力は、捩じれスプリング18のスプリング力を上回り、コントロールリング19を含む補助シャフト16を合力方向に回転させる。ピンがコントロールリング19に向かって戻るように変位する場合、このピンは別のリセス20に嵌合する。高い圧縮比を得るために、すなわち低いエンジン負荷へと切り替えるためにコントロールリング19を反対方向に回転させるべき場合、対応する相対的に低いエンジン負荷でのスプリング18への補助シャフト16の実際の回転力は、捩じれスプリング18のスプリング力よりも小さく、したがって反対方向にコントロールリング19が回転する。コントロールリング19は、続いて、対応するリセス20内にピンを挿入することにより、クランクケース15に対して固定することができる。
アクチュエータ21は、電気式、油圧式等で制御されてもよいことに留意されたい。さらに、コントロールリング19の周面は、クランクケース15によってコントロールリング19を支持するためにベアリングの一部であってもよい。クランクケース15は、ボールベアリング19aによってコントロールリング19を支持していてもよい(図10参照)が、代替ベアリングも考えられる。
補助シャフト16の角位置は、単純なポテンショメータであってもよいセンサー22によって監視される。このセンサーはクランクケース15に搭載される。センサー22からの信号は、実際の圧縮比の指標である。
図22は、機構1が固定された圧縮比で作動するように、クランクケース15に対して固定された位置でコントロールリング19をロックするためのアクチュエータ38の別の実施形態を示している。この実施形態では、コントロールリング19は、その回転方向に補助シャフト16に対して固定される。捻じれスプリング18は、図22に示す位置Pにおいて補助シャフト16に対して、そしてセンサー22に近接してクランクケース15に対して固定される。アクチュエータ38は電磁石を備え、これは、クランクケース15に対して取り付けられ、かつ、マグネットカバー40によって覆われている。電磁石を流れる電流を立ち上げたとき、コントロールリング19は、補助シャフト16を含むこのコントロールリング19がクランクケース15に対して固定された位置で保持されるように、マグネットカバー40に対して引っ張られる。マグネットカバー40およびコントロールリング19の協働接触面が摩擦物質を備えてもよい。電磁石が作動しない場合の協働接触面間の軸方向距離は非常に小さく、例えば0.2mm未満であり、したがって補助シャフト16に対するコントロールリング19の、あるいはクランクケース15に対する補助シャフト16を含むコントロールリング19の軸方向変位は非常に小さなものである。捩じれスプリング18による高および低負荷ならびに高および低圧縮比間の切り替えは、図1〜5に係る実施形態に関連して先に説明したものと同じ方式で実施できることに留意されたい。
図1〜5に示す実施形態では、クランク部材ギヤ12および補助ギヤ14は、同一平面内で互いに隣接して配置される。ほとんどのピストン機構はピストンのストロークを有し、これは図1〜5に示すような形態を許可しないであろう。そうした場合、中間ギヤ13は、その少なくとも一方向にクランク部材ギヤ12を越えて延びるよう延長することができ、一方、補助ギヤ14は、補助ギヤ14が部分的にクランク部材ギヤ12とオーバーラップするように、その延長部分において中間ギヤ13に噛合する。これは図6に示されており、ここで、補助ギヤ14はクランク部材ギヤ12の前方に配置されている。この実施形態では、クランク部材ギヤ12および補助ギヤの外径の総和はピストンストロークよりも大きく、一方、ギヤ12〜14はクランクアーム17の同じ側に配置される。
さらに、図6は、クランク部材6が、マルチシリンダー往復動ピストン機構の場合に、さらなるクランク部材を駆動するための第2もクランク部材ギヤ12’を備えることを示している。クランク部材ギヤ12および第2のクランク部材ギヤ12’は、クランク部材6の両端部に配置されている。コネクティングロッド9の大端部8は、クランク部材ギヤ12と第2のクランク部材ギヤ12’との間に配置されている。図13〜16は、第2のクランク部材ギヤ12’が、別なクランクピンに設けられたクランク部材ギヤを駆動するマルチシリンダー内燃エンジンの実施形態を示している。第2のクランク部材ギヤ12’は、隣接するクランクアーム17’ および/またはクランクアームおよび/またはメインベアリングを通って延びるシャフト35に固定された、さらなる補助ギヤ34と噛み合い、かつ、このシャフト35には、隣接するクランクピンのさらなるクランク部材ギヤ37を駆動する別な補助ギヤ36が固定される。図6および図13〜16は、クランク部材ギヤ12の幅が第2のクランク部材ギヤ12’のそれよりも小さいことを示している。これは、クランク部材ギヤ12が二つの中間ギヤ13と噛み合い、一方、第2のクランク部材ギヤ12’がただ一つの補助ギヤ34と噛み合うために可能である。
中間ギヤ13と噛合するクランク部材ギヤ12の直径は、第2のクランク部材ギヤ12’および、さらなるクランク部材ギヤ37の直径と異なっていてもよい。これは、クランクアーム17におけるパッケージングの理由のために望ましいであろう。そのような場合、相対的に小さなクランク部材ギヤ12は、クランク部材6の円筒形ベース部分に対して押し付けられてもよい。第2のクランク部材ギヤ12’と、さらなるクランク部材ギヤ37と、その他の補助ギヤ36に関して、同一の伝達比が適用されることが重要である。
図7および図8は、図3および図5に示す実施形態に関連して説明した離散的なステップによる代わりに、連続的に機構1の圧縮比を調整するための補助ギヤ14の駆動手段を示す。この代替駆動手段は、電気モーターの形態のアクチュエータ23を具備し、これは、ウォーム24および補助シャフト16に固定されたとウォームギヤ25を介して、補助ギヤ14を駆動することができるが、他の代替駆動手段も考えられる。ウォーム24の回転時、ピストン11の上死点および下死点に影響を与えることができる。図7および図8に示す実施形態において、捩じれスプリング18は省略することができる。だが、捩じれスプリング18は、ウォーム24へのウォームギヤ25の実際の力をバランスさせ、これによってウォーム24を駆動するための比較的限定された電力しか必要としないようにするために適切であろう。ウォーム24へのウォームギヤ25の実際の力は、内燃エンジンの場合、燃焼力によって発生させられてもよい。
ウォーム24を含む駆動手段を適用する利点は、それが、ウォーム24への補助シャフト16の実回転力を特定する機会を提供することである。内燃エンジンの場合、この力は、ピストン11への燃焼圧力に直接関連付けられる。この力は、ウォーム24における力または圧力センサー、例えば圧電素子等によって測定することができる。センサーはウォーム24のベアリング内に組み込まれてもよい。信号は、例えば、失火検出のために使用することができる。
補助シャフト16は、代替方式で、例えば補助シャフト16のトルクを測定することによって、燃焼力を測定する機会を提供することに留意されたい。
図7および図8はまた、内燃エンジンの場合に、補助部品を駆動するための伝達部材を示している。図7および図8に示す両実施形態は、クランクシャフト2に取り付けられたパワーテイクオフギヤ26を有する。パワーテイクオフギヤ26は、例えばオイルポンプを駆動するための第1の駆動ギヤ27と、そして例えばカムシャフトを駆動するための第2の駆動ギヤ28と噛み合う。図7の実施形態は、第2の駆動ギヤ28が、チェーンを駆動するためのスプロケットホイール29と共通の軸上に取り付けられていることを示している。図8の実施形態は、第2の駆動ギヤ28が、ベルトを駆動するプーリー30と共通の軸上に取り付けられていることを示している。代替的な実施形態では、プーリー30またはスプロケットホイール29は、歯付きベルトを駆動するためのホイールによって置き換えられてもよい。プーリー30およびスプロケット29はクランクシャフト2と平行に延びるシャフト上に配置されているので、本機構1は、クランクシャフト2の端部に補助ギヤ14を回転させるための駆動手段の一部が存在するにもかかわらず、クランクシャフト2の長手方向のコンパクトに形成することができる。
そのような構造はまた、図23に示す3気筒内燃エンジンの機構1の実施形態に示されている。この場合、パワーテイクオフギヤ26は、プーリー30と共に、バランスシャフト41に取り付けられている第1の駆動ギヤ27と噛み合う。この構造は、さまざまな数のシリンダーを有するエンジンにも適用可能であることに留意されたい。
図23に示す実施形態において、クランク部材ギヤ12の直径は、第2のクランク部材ギヤ12’およびさらなるクランク部材ギヤ37のそれよりも小さなものである。これは、共通の平面内にギヤ12〜14を配置する機会を提供する(これは図24に示す)。だが、クランク部材ギヤ12の幅は、第2のクランク部材ギヤ12’および、さらなるクランク部材ギヤ37のそれよりも大きい。さらに、クランク部材ギヤ12におけるクランクピン4の一部の直径は、第2のクランク部材ギヤ12’におけるクランクピン4の一部におけるよりも、そしてさらなるクランク部材ギヤ37におけるクランクピン4の直径よりも小さい。クランク部材ギヤ12および第2のクランク部材ギヤ12’の両方におけるクランクピン4の直径は同じであるが、さらなるクランク部材ギヤ37におけるクランクピン4のそれよりも小さいことも考えられる。クランク部材6のベアリング部分7の直径がまた相対的に小さい場合、その協働するコネクティングロッドの大端部はまた、その他のコネクティングロッドのそれより小さくてもよい。
クランク部材ギヤ12におけるクランクピン4の比較的小さな直径のために、クランクピン4とクランクアーム17との間の接続は、相対的に強度が不足することがあり、これが問題を引き起こすことがある。というのは、接続はプレスフィットであることが意図されているからである。だが、実際には、これは以下の理由で問題にはならない。
図23に示すクランクシャフト2は、3回のプレスフィット(圧力嵌め)によって製造される。その二つは図23に見ることができ、それぞれXおよびYで示されており、ここで、各クランクピン4は、対応するクランクアーム17のそれぞれの孔内に圧入される。プレスフィットXおよびY間のクランクシャフト2の部分は、一体部品から形成することができる。図23は、プレスフィットXにおけるクランクピン4の直径が、プレスフィットYにおけるクランクピン4よりも小さな直径を有することを示している。実際、プレスフィットXにおいてクランクシャフト2を経て案内される力は、プレスフィットYにおけるよりも小さなものである。というのは、内燃エンジンの負荷テイクオフ、あるいはフライホイールは、プーリー30と反対側で、クランクシャフト2の端部に配置されるからである。プレスフィットXは、バランスシャフト41へと、そして任意選択で補助デバイスを含むプーリー30へと力を案内する。したがって、クランク部材6におけるクランクピン4が他のクランクピン4よりも小さな直径を有することは許容できる。
図9は、図4および図5に示す実施形態の側面図である。ギヤ12〜14は部分的にクランクアーム17のリセス内に配置されていることが分かる。これは、クランクシャフト2に沿って見たとき、機構1の長さを最小化にする機会を提供する。
図10は、図7に示す実施形態の側面図である。この実施形態では、ギヤ12〜14は、図6および図24の実施形態に関連して説明したように共通平面内には配置されないことが分かる。補助ギヤ14は、その中心線に沿った方向から見たとき、クランク部材ギヤ12と部分的にオーバーラップする。
図4に示す実施形態を参照すると、中間ギヤ13がクランクシャフト2のクランクアーム17に回転可能に装着されていることが分かる。この場合、中間ギヤ13は、プレーンベアリング、ニードルベアリング等(図示せず)によって、それぞれの中間シャフト13aに対して回転可能であり、この中間シャフト13aはブラケット31内で押圧される。中間シャフト13aは、クランクアーム17の各孔内に嵌り、クランクシャフト2に対して固定される。機構1の組み立て時、中間シャフト13aはクランクシャフト2内に圧入され、次いで、中間ギヤ13は中間シャフト13aに対して装着され、その後、ブラケット31は、中間シャフト13aに対して押し付けられ、ボルト32を用いてクランクアーム17に対して固定される。ブラケット31はまた、クランクアーム17から離れる方向に、補助ギヤ14の変位を阻止する。図24に示す実施形態では、ブラケット31が異なる形状を有することが分かる。これは、2本のボルト32を用いてクランクアーム17に対して固定される。
図11および図12は、本発明に係る機構1の代替的な実施形態を示している。上述した実施形態におけるものと類似の部品は対応する参照数字によって示している。この場合、クランク部材ギヤ12および補助ギヤ14は、歯付きベルト33を駆動するための各ホイール12aおよび14aによって置き換えられている。この伝達機構はまた、代替ベルトあるいはスプロケットホイールおよびチェーンの組み合わせであってもよい。
図21は、V構造を有する往復動ピストン機構、例えばV型エンジンにとって好適な代替クランク部材6を示している。クランク部材6は二つのクランク部材ギヤ12を備える。さらに、二つのベアリング部分7を備えるが、これはクランク部材6の中心線に関して互いに整列させられている。この構成により、対応するピストンは、クランクシャフトの異なる角度で、そのそれぞれの上死点に到達する。
図25は、図15に示す本実施形態に類似のマルチシリンダーエンジンのクランクシャフトの一部を示している。二つの他の補助ギヤ136は、対応するクランクピン104に回動可能に装着された対応するクランク部材106のそれぞれのさらなるクランク部材ギヤ137と噛合する。可能な限り頑強なクランクシャフト2を維持し、そしてコンパクトな方法で形成するために、クランク部材106の内径は、その端部において拡大される。これは、さらなるクランク部材ギヤ137が部分的に、その軸方向に、協働するコネクティングロッドの大端部に接触するクランクピン104の円筒部を越えて突出することを意味する。実際には、クランク部材106は、各クランクアーム17とクランクピン104の円筒部との間に配置されるクランクシャフト2の移行部を受けるために、その端部に中央キャビティ140を備えるが、この移行部は、クランクピン104の円筒部よりも大きな直径を有する。
上記実施形態では、クランク部材4の内径はその端部において拡大されてもよく、これによってクランク部材ギヤ12の外周部分は少なくとも部分的に、その軸方向にクランクピン4の円柱部分を越えて突出することに留意されたい。
軸方向に突出するクランク部材ギヤ12,137はまた、隣接するクランクアーム17と、クランクピン4,104との間の圧入接続部の長さを最大にするために有利であり、これはクランクピン104の左側において図26に示されている。概して、クランクピンの軸方向における圧入の長さは、好ましくは、協働するクランクピンの直径の40%よりも大きなものである。
上述した実施形態の異なる特徴が組み合わされてもよいことに留意されたい。
以上の説明から、本発明は、機構のコンパクトな実施形態を設計する可能性を提供する比較的簡素な往復動ピストン機構を提供することは明らかである。
本発明は、図面に示されかつ本明細書で説明した実施形態に限定されるものではなく、それは、特許請求の範囲およびその技術的等価物の範囲内で異なる様式で変更することが可能である。例えば、往復動ピストン機構は、上述した実施形態よりも多くのピストンを有するより大きな機構に拡張することができる。代替実施形態では、クランク部材は、編式的であるかわりに円筒形であってもよく、これは、クランク部材およびクランク部材を駆動するためのギヤトランスミッションを持たない従来の機構よりも低い摩擦損失をもたらす。
1 往復動ピストン機構
2 クランクシャフト
3 クランクシャフトベアリング
4 クランクピン
5 クランクシャフト軸線
6 クランク部材
7 ベアリング部分
8 大端部
9 コネクティングロッド
10 小端部
11 ピストン
12 クランク部材ギヤ
12’ 第2のクランク部材ギヤ
12a ホイール
13 中間ギヤ
13a 中間シャフト
14 補助ギヤ
15 クランクケース
16 補助シャフト
17 クランクアーム
17’ クランクアーム
18 トーションスプリング
19 コントロールリング
19a ボールベアリング
20 リセス
21 アクチュエータ
22 センサー
23 アクチュエータ
24 ウォーム
25 ウォームギヤ
26 パワーテイクオフギヤ
27 第1の駆動ギヤ
28 第2の駆動ギヤ
29 スプロケットホイール
30 プーリー
31 ブラケット
32 ボルト
33 ベルト
34 補助ギヤ
35 シャフト
36 補助ギヤ
37 クランク部材ギヤ
38 アクチュエータ
40 マグネットカバー
41 バランスシャフト
104 クランクピン
106 クランク部材
136 補助ギヤ
137 クランク部材ギヤ
140 中央キャビティ

Claims (19)

  1. 往復動ピストン機構(1)であって、
    クランクケース(15)と、
    少なくともクランクピン(4)を有するクランクシャフト(2)であって、前記クランクケース(15)によって支持され、かつ、クランクシャフト軸線(5)を中心として、それに対して回転可能なクランクシャフト(2)と、
    少なくともコネクティングロッド(9)であって、大端部(8)および小端部(10)を含むコネクティングロッド(9)と、
    前記小端部(10)に対して回動可能に連結されたピストン(11)と、
    前記クランクピン(4)に回動可能に設けられたクランク部材(6)であって、前記コネクティングロッド(9)が、前記大端部(8)を介して前記クランク部材(6)のベアリング部分(7)に回動可能に装着されるように前記コネクティングロッド(9)の前記大端部(7)を受ける外周壁を有するベアリング部分(7)を少なくとも備えるクランク部材(6)と、
    を具備し、
    前記クランク部材(6)は外歯車であるクランク部材ギヤ(12)を備え、このクランク部材ギヤ(12)は少なくとも、外歯車である中間ギヤ(13)と噛み合い、この中間ギヤ(13)はまた、外歯車である補助ギヤ(14)と噛み合い、前記補助ギヤ(14)は、前記クランクシャフト(2)を通って同心状に延在する補助シャフト(16)に対して固定され、前記クランクシャフト(2)および前記補助シャフト(16)は互いに回転可能であることを特徴とする往復動ピストン機構(1)。
  2. 前記クランク部材ギヤ(12)と前記補助ギヤ(14)との間のギヤ比は2であることを特徴とする請求項1に記載の往復動ピストン機構(1)。
  3. 前記ベアリング部分(7)は、前記クランクピン(4)に対して偏心的に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の往復動ピストン機構(1)。
  4. 前記クランク部材ギヤ(12)は、少なくともさらなる中間ギヤ(13)と噛み合い、このさらなる中間ギヤ(13)は前記補助ギヤ(14)と噛み合うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
  5. 前記機構(1)は、前記クランクシャフト軸線(5)を中心として前記クランクケース(15)に対して前記補助ギヤ(14)を回転させるための駆動手段(18〜21,23〜25)を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
  6. 前記駆動手段は停止ブロックを備え、この停止ブロックは、前記クランクケース(15)に対する異なる角位置で、前記補助シャフト(16)を固定するよう構成されることを特徴とする請求項5に記載の往復動ピストン機構(1)。
  7. 前記停止ブロックは、前記補助シャフト(16)に対して固定されかつ複数のリセス(20)を備えたコントロールリング(19)と、各リセス(20)のそれぞれに嵌る制御された変位可能なピンを含むアクチュエータ(21)と、を備え、前記機構(1)は、好ましくは、前記補助シャフト(16)および前記クランクケース(15)に対して固定されたスプリング(18)を備えることを特徴とする請求項6に記載の往復動ピストン機構(1)。
  8. 前記停止ブロックは、その回転方向に前記補助シャフト(16)に対して固定されたコントロールリング(19)を備え、かつ、電磁石が前記クランクケース(15)に対して前記コントロールリング(19)を固定するために存在し、前記機構(1)は、好ましくは、前記補助シャフト(16)および前記クランクケース(15)に対して固定されたスプリング(18)を備えることを特徴とする請求項6に記載の往復動ピストン機構(1)。
  9. 前記駆動手段は、前記補助シャフト(16)に対して固定されたウォームギヤ(25)と噛合するドライバブルウォーム(24)を備えることを特徴とする請求項5に記載の往復動ピストン機構(1)。
  10. 前記中間ギヤ(13)は、少なくともその一つの軸方向に前記クランク部材ギヤ(12)を越えて延在し、前記補助ギヤ(14)は、前記補助ギヤ(14)が前記クランク部材ギヤ(12)と部分的にオーバーラップするように、前記中間ギヤ(13)と噛み合うことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
  11. 往復動ピストン機構(1)であって、
    クランクケース(15)と、
    少なくともクランクピン(4)を有するクランクシャフト(2)であって、前記クランクケース(15)によって支持され、かつ、クランクシャフト軸線(5)を中心として、それに対して回転可能なクランクシャフト(2)と、
    少なくともコネクティングロッド(9)であって、大端部(8)および小端部(10)を含むコネクティングロッド(9)と、
    前記小端部(10)に対して回動可能に連結されたピストン(11)と、
    前記クランクピン(4)に回動可能に設けられたクランク部材(6)であって、前記コネクティングロッド(9)が、前記大端部(8)を介して前記クランク部材(6)のベアリング部分(7)に回動可能に装着されるように、前記コネクティングロッド(9)の前記大端部(7)を受ける外周壁を有するベアリング部分(7)を少なくとも備えるクランク部材(6)と、
    を具備し、
    前記クランク部材(6)は、前記クランクシャフト(2)を通って同心状に延在する補助シャフト(16)に対して固定された補助ホイール(14,14a)に対して駆動可能に結合され、前記クランクシャフト(2)および前記補助シャフト(16)は互いに回転可能であり、前記補助ホイール(14,14a)は、隣接するクランクアーム(17)の、前記クランク部材(6)と同じ側に配置され、前記機構(1)は、運転条件のもとで、前記クランク部材(6)が前記クランクシャフト(2)と同じ方向にかつその半分の速度で回転するように構成され、これに対して、前記補助シャフト(16)は、前記クランクケース(15)に対して実質的に固定された角位置を有することを特徴とする往復動ピストン機構(1)。
  12. 前記クランク部材(6)は、歯付きベルト(33)によって、前記補助ホイール(14a)に駆動可能に結合されたクランク部材ホイール(12a)を備えることを特徴とする請求項11に記載の往復動ピストン機構(1)。
  13. 前記クランク部材(6)は、クランク部材スプロケットを備え、かつ、前記補助ホイールは補助スプロケットによって形成され、前記クランク部材スプロケットはチェーンによって駆動可能であることを特徴とする請求項11に記載の往復動ピストン機構(1)。
  14. 前記クランク部材(6)はクランク部材ギヤ(12)を備え、かつ、前記補助ホイールは、外歯車である補助ギヤ(14)によって形成され、前記クランク部材ギヤ(12)および前記補助ギヤ(14)は、少なくとも外歯車である中間ギヤ(13)によって互いに駆動可能に結合され、前記中間ギヤは、前記補助ギヤ(14)および前記クランク部材ギヤ(12)と噛み合うことを特徴とする請求項11に記載の往復動ピストン機構(1)。
  15. 前記駆動手段(18〜21,23〜25)は、前記補助シャフト(16)および前記クランクケース(15)に対して固定されたスプリング(18)を備えることを特徴とする請求項5に記載の往復動ピストン機構(1)。
  16. 前記クランク部材(6)の内径は、その端部において拡大されることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
  17. 前記クランク部材(6)は、さらなるクランク部材ギヤ(37)を含む、少なくともさらなるクランク部材を駆動するための第2のクランク部材ギヤ(12’)を備え、このさらなるクランク部材は、さらなるクランクピンに対して回動可能に装着され、前記クランク部材ギヤ(12)および第2のクランク部材ギヤ(12’)は、前記クランク部材(6)の反対側端部に配置され、前記第2のクランク部材ギヤ(12’)は、隣接するクランクアーム(17’)を通って延在するシャフト(35)に対して固定された、さらなる補助ギヤ(34)と噛み合い、かつ、このシャフト(35)には、前記さらなるクランク部材ギヤ(37)と噛み合う別な補助ギヤ(36)が固定され、前記クランク部材ギヤ(12)における前記クランクピン(4)の直径は、前記さらなるクランク部材ギヤ(37)における前記さらなるクランクピンの直径よりも小さなものであることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
  18. 前記クランク部材(6)は、さらなるクランク部材ギヤ(37)を含む、少なくともさらなるクランク部材を駆動するための第2のクランク部材ギヤ(12‘)を備え、このさらなるクランク部材は、さらなるクランクピンに対して回動可能に装着され、前記クランク部材ギヤ(12)および前記第2のクランク部材ギヤ(12’)は、前記クランク部材(6)の反対側端部位置に配置され、前記第2のクランク部材ギヤ(12’)は、隣接するクランクアーム(17’)を通って延在するシャフト(35)に対して固定された、さらなる補助ギヤ(34)と噛み合い、かつ、このシャフト(35)には、前記さらなるクランク部材ギヤ(37)と噛み合う別な補助ギヤ(36)が固定され、前記クランク部材ギヤ(12)の直径は、前記第2のクランク部材ギヤ(12)の直径よりも小さなものであり、かつ/または、前記クランク部材ギヤ(12)の幅は前記第2のクランク部材ギヤ(12’)の幅よりも小さなものであることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
  19. 前記クランクピン(104)は、圧入によって、隣接するクランクアーム(17)に設けられ、前記クランクピン(104)の軸方向における前記圧入の長さは、前記クランクピン(104)の直径の30%よりも大きく、好ましくは、その40%よりも大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の往復動ピストン機構(1)。
JP2014552664A 2012-01-24 2013-01-24 往復動ピストン機構 Active JP6305347B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP12152309.6 2012-01-24
EP12152309.6A EP2620614B1 (en) 2012-01-24 2012-01-24 A reciprocating piston mechanism
PCT/EP2013/051333 WO2013110700A1 (en) 2012-01-24 2013-01-24 A reciprocating piston mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015508470A true JP2015508470A (ja) 2015-03-19
JP6305347B2 JP6305347B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=47603746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014552664A Active JP6305347B2 (ja) 2012-01-24 2013-01-24 往復動ピストン機構

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10234006B2 (ja)
EP (2) EP2620614B1 (ja)
JP (1) JP6305347B2 (ja)
KR (1) KR102074649B1 (ja)
CN (1) CN104204455B (ja)
BR (1) BR112014017873B1 (ja)
CA (1) CA2861277C (ja)
RU (1) RU2623136C2 (ja)
WO (1) WO2013110700A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018105159A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 いすゞ自動車株式会社 エンジン
JP2018186658A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 Ntn株式会社 電動アクチュエータ
CN112504054A (zh) * 2020-11-24 2021-03-16 重庆钧顶机械制造有限公司 一种曲柄连杆机构用正时齿轮啮合跳动度检具

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120085719A (ko) * 2009-07-15 2012-08-01 슬리퍼, 요한, 야코부스, 요세프스 왕복 피스톤 메커니즘
EP2620614B1 (en) 2012-01-24 2016-11-09 Gomecsys B.V. A reciprocating piston mechanism
EP2873834A1 (en) * 2013-11-13 2015-05-20 Gomecsys B.V. A method of assembling and an assembly of a crankshaft and a crank member
EP2902603A1 (en) * 2014-01-31 2015-08-05 Gomecsys B.V. An internal combustion engine including variable compression ratio
EP2905449B1 (en) * 2014-02-11 2018-05-09 Gomecsys B.V. An internal combustion engine including variable compression ratio and a method of operating the engine
EP2907986B1 (en) 2014-02-18 2017-05-03 Gomecsys B.V. A four-stroke internal combustion engine with variable compression ratio
EP2930329B1 (en) 2014-04-08 2016-12-28 Gomecsys B.V. An internal combustion engine including variable compression ratio
FR3022299A1 (fr) * 2014-06-12 2015-12-18 Peugeot Citroen Automobiles Sa Moteur thermique a combustion interne a taux de compression variable
DE102014216533A1 (de) 2014-08-20 2016-02-25 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Vorrichtung zur Veränderung eines Verdichtungsverhältnisses einer Zylindereinheit einer Hubkolbenbrennkraftmaschine
CN104832279B (zh) * 2015-01-08 2018-01-02 武汉富国发动机科技有限公司 新型的节能内燃机
FR3035681B1 (fr) * 2015-04-28 2017-04-28 Peugeot Citroen Automobiles Sa Piece excentrique pour systeme de variation du taux de compression d'un moteur thermique
FR3035682B1 (fr) * 2015-04-28 2017-04-28 Peugeot Citroen Automobiles Sa Moteur a combustion interne de vehicule automobile muni d'un systeme de variation du taux de compression
FR3036146B1 (fr) * 2015-05-11 2017-05-26 Peugeot Citroen Automobiles Sa Piece excentrique pour systeme de variation du taux de compression d'un moteur thermique
EP3103986B1 (en) 2015-06-08 2018-01-31 Gomecsys B.V. A four-stroke internal combustion engine including variable compression ratio and a vehicle
US10287975B2 (en) * 2015-07-21 2019-05-14 Nissan Motor Co., Ltd. Internal combustion engine
CN105156620B (zh) * 2015-07-24 2018-04-17 李云峰 一种往复‑旋转运动转换机构
DE102015112690B4 (de) * 2015-08-03 2023-04-20 Ovalo Gmbh Aktuatorsystem, insbesondere zum Ankoppeln an die Verstellwelle eines Verbrennungsmotors zum Einstellen des Expansionshubes und/oder des Verdichtungsverhältnisses
FR3042816B1 (fr) 2015-10-22 2017-12-08 Peugeot Citroen Automobiles Sa Moteur thermique muni d'un systeme de variation du taux de compression
FR3042815B1 (fr) * 2015-10-22 2019-08-02 Psa Automobiles Sa. Moteur thermique muni d'un systeme de variation du taux de compression
FR3043720B1 (fr) 2015-11-17 2019-11-08 MCE 5 Development Moteur a rapport volumetrique variable
CN105605081A (zh) * 2016-03-18 2016-05-25 蔡建龙 一种发动机曲轴
CN105673795A (zh) * 2016-03-23 2016-06-15 刘有双 一种加速器
FR3050234B1 (fr) * 2016-04-19 2021-01-15 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble pour systeme de variation de taux de compression de moteur thermique
FR3052495B1 (fr) * 2016-06-09 2020-01-10 Peugeot Citroen Automobiles Sa Moteur thermique muni d'un systeme de variation du taux de compression ameliore
US10119463B2 (en) * 2016-12-09 2018-11-06 Mark Albert Sokalski Infinitely variable compression ratio and single stroke length mechanism or dual stroke length mechanism of reciprocating 2-cycle or 4-cycle internal combustion engine
DE102017200918B4 (de) 2017-01-20 2022-10-06 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kurbeltrieb für eine Hubkolben-Brennkraftmaschine
MX2019015469A (es) * 2017-06-23 2020-08-06 Crown Packaging Technology Inc Un sistema y metodo para convertir el movimiento rotatorio en movimiento lineal.
DE102018201988B3 (de) 2018-02-08 2019-05-29 Audi Ag Pleuelstange für eine Brennkraftmaschine sowie entsprechende Brennkraftmaschine
EP3540270A1 (en) 2018-03-12 2019-09-18 Gomecsys B.V. A gear train and an internal combustion engine
EP3608523A1 (en) * 2018-08-09 2020-02-12 Gomecsys B.V. An eccentric member and a v-type internal combustion engine
DE102018128524B4 (de) * 2018-11-14 2022-09-22 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Verändern eines Kompressionsverhältnisses, Hubkolbenbrennkraftmaschine und Arbeitsvorrichtung
EP3719339A1 (en) 2019-04-05 2020-10-07 Gomecsys B.V. An apparatus including an adjusting system for adjusting a rotational position of a shaft with respect to a shaft holding member
EP3726023A1 (en) 2019-04-17 2020-10-21 Gomecsys B.V. An internal combustion engine
RU2716521C1 (ru) * 2019-07-30 2020-03-12 Общество с ограниченной ответственностью "Завод дозировочной техники "Ареопаг" Поршневое устройство насоса
EP3808955A1 (en) 2019-10-15 2021-04-21 Gomecsys B.V. An internal combustion engine with variable compression ratio
CN111022603B (zh) * 2020-01-07 2021-07-20 重庆大学 交错式行星滚柱丝杠减速器
US11131240B1 (en) * 2020-05-15 2021-09-28 GM Global Technology Operations LLC Engine assembly including a force splitter for varying compression ratio using an actuator
GEP20227367B (en) * 2020-08-06 2022-03-25 Ramzan Goytemirov Engine having compression ratio control mechanism
DE102021103790A1 (de) 2021-02-18 2022-08-18 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verstelleinrichtung zum Einstellen eines variablen Verdichtungsverhältnisses eines Hubkolbenmotors, Kraftfahrzeug sowie Verfahren
US11255374B1 (en) * 2021-03-04 2022-02-22 VenTec LLC Engine crank
EP4086443A1 (en) 2021-05-05 2022-11-09 Gomecsys B.V. An internal combustion engine and a method of operating the internal combustion engine

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE164819C (ja) * 1904-08-02 1905-11-16
GB150291A (en) * 1917-12-13 1921-11-18 Clerget Blin & Cie Improvements in or relating to explosion engines with variable compression
JPS496364A (ja) * 1972-05-10 1974-01-21
JPS61132726A (ja) * 1984-11-23 1986-06-20 ポリテヒニカ・ワルシヤワスカ 可変クランクスロウを有する内燃式ピストン機関のクランク機構
JPH0422717A (ja) * 1990-05-17 1992-01-27 Mitsubishi Motors Corp 内燃エンジンの可変圧縮比機構
GB2258271A (en) * 1991-08-01 1993-02-03 Ford Motor Co Variable compression ratio i.c.engine.
WO2011006537A1 (en) * 2009-07-15 2011-01-20 Sleper, Joannes, Jacobus, Josephus A reciprocating piston mechanism

Family Cites Families (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE181913C (ja)
DD242077A (ja)
US460642A (en) * 1891-10-06 Variable crank-motion
FR636243A (ja) * 1928-04-04
US1207429A (en) * 1916-01-04 1916-12-05 James Currie Morison Means for equalizing piston displacement.
DE329861C (de) * 1918-04-12 1920-12-04 Motorenfabrik Oberursel A G Hoehenreglung fuer Umlaufmotoren von Luftfahrzeugen
GB173252A (en) 1920-07-19 1921-12-19 Charles Kane Salisbury Improvements in internal combustion engines
US1553009A (en) 1923-07-23 1925-09-08 Stuke Ernest Engine
DE488059C (de) 1925-05-16 1929-12-18 Louis Damblanc Brennkraftmaschine mit veraenderlichem Kolbenhub
US1767352A (en) 1927-03-26 1930-06-24 Damblanc Louis Crank shaft
US1964096A (en) * 1931-11-21 1934-06-26 Emmitt M Tucker Connecting rod mounting
FR861611A (fr) 1939-07-29 1941-02-13 Moteur à explosion à cylindrée et taux de compression variables automatique
US2271766A (en) 1940-05-06 1942-02-03 Harry A Huebotter Engine
US2369747A (en) * 1942-07-30 1945-02-20 Elvin R Munn Engine
FR986605A (fr) * 1943-11-23 1951-08-02 Dispositif de variation, en marche, du rapport volumétrique d'un moteur
FR1014314A (fr) 1946-04-10 1952-08-13 Moteur à explosion à cylindrée variable
GB1094649A (en) 1963-12-16 1967-12-13 Henry Eddington Roberts Improvements in or relating to machines having a reciprocating member coupled to a rotatable member
US3686972A (en) * 1970-05-28 1972-08-29 Edward M Mcwhorter Internal combustion engine variable throw crankshaft
US3861239A (en) * 1972-06-05 1975-01-21 Edward M Mcwhorter Internal combustion engine combustion control crankshaft
US3886805A (en) * 1974-04-09 1975-06-03 Ivan Koderman Crank gear for the conversion of a translational motion into rotation
US4152955A (en) * 1975-01-02 1979-05-08 Mcwhorter Edward M Engine compound crankshaft
US4073196A (en) * 1976-08-13 1978-02-14 Gilbert T. Hendren, Jr. Cranking system of varying radius
DE2720284C3 (de) 1977-05-05 1981-05-27 Huf, Franz, Prof. Dipl.-Ing., 7750 Konstanz Schubkurbelsystem-Baureihe
US4179942A (en) * 1978-01-09 1979-12-25 Matthews Leslie C Variable ratio crank assembly
DE2947882A1 (de) 1979-11-28 1981-07-23 Volkswagenwerk Ag, 3180 Wolfsburg Pleuelloser kurbeltrieb fuer eine hubkolbenmaschine
AU7857681A (en) 1980-12-16 1982-06-24 Charles Radcliff Furlonger Internal combustion engine
JPH0627969B2 (ja) 1984-06-29 1994-04-13 キヤノン株式会社 文字処理装置
JPS61187931A (ja) 1985-02-18 1986-08-21 Asahi Chem Ind Co Ltd 水溶液中の砒素の吸着剤
WO1986007115A1 (en) 1985-05-24 1986-12-04 Robert Alan Cooper Crankshaft crank
JPH0443620Y2 (ja) * 1985-12-28 1992-10-15
DE3634536A1 (de) 1986-10-10 1987-02-19 Toan Dat Tran Kurbeltrieb mit doppelten kolbenhueben
DE3642681A1 (de) 1986-12-13 1988-06-23 Michael Schenk Kurbelwelle, insbesondere fuer hubkolben-verbrennungsmaschinen
US4860702A (en) 1988-03-21 1989-08-29 Doundoulakis George J Compression ratio control in reciprocating piston engines
EP0345366A1 (en) 1988-06-08 1989-12-13 Alfredo Buffoli Eight cycle or diesel type internal combustion engine
JPH0361135A (ja) 1989-07-31 1991-03-15 Masateru Maruyama 自動車、船などの乗物の操作部スイッチと接続する信号表示体とその信号表示体への意志信号の伝達方法
FR2680402A1 (fr) 1991-08-12 1993-02-19 Bes Jean Paul Mecanisme de transformation reversible d'un mouvement de rotation uniforme en un mouvement rectiligne alternatif sinusouidal a course variable, et moteur comportant un tel mecanisme.
US5133314A (en) * 1991-12-23 1992-07-28 Langstroth Steven W Linkage arms for minimizing piston wobble
US5265566A (en) 1991-12-23 1993-11-30 General Motors Corporation Assembled seal disc for a crankshaft
US5170757A (en) 1991-12-24 1992-12-15 Damien Gamache Variable horsepower output gearing for piston engine
SE513061C2 (sv) 1992-06-30 2000-06-26 Fanja Ltd Förfarande och anordning för ändring av kompressionsförhållandet i en förbränningsmotor
SE501331C2 (sv) 1993-05-28 1995-01-16 Saab Automobile Strukturinneslutning av förbränningsmotor i syfte att reducera motorljud
US5482015A (en) 1994-07-11 1996-01-09 Fish; Robert D. Device for coupling reciprocating and rotating motions
RU2053391C1 (ru) * 1994-03-18 1996-01-27 Евгений Иванович Воронкин Двигатель внутреннего сгорания с продленным тактом рабочего хода
ES2128156T3 (es) 1995-02-28 1999-05-01 Tk Design Ag Motor de combustion interna del tipo de motor de pistones con una relacion de compresion variable.
GB9611135D0 (en) 1996-05-29 1996-07-31 Gang Nail Systems Limited Connector
JP2829287B2 (ja) 1996-10-23 1998-11-25 ロングウェルジャパン株式会社 クランク装置
AUPO885297A0 (en) * 1997-09-01 1997-09-25 Bresland, Claude Neil Compression engine
US5927236A (en) * 1997-10-28 1999-07-27 Gonzalez; Luis Marino Variable stroke mechanism for internal combustion engine
NL1009211C2 (nl) * 1998-05-19 1999-11-22 L H De Gooijer Holding B V Kruk-drijfstangmechanisme.
US6453869B1 (en) * 2001-01-04 2002-09-24 Mooremac, Llc Internal combustion engine with variable ratio crankshaft assembly
EA004727B1 (ru) 2001-01-24 2004-08-26 Хасан Басри Оздамар Двигатель с вращающимся шатунным болтом
ITRM20010038A1 (it) 2001-01-26 2002-07-26 Foggia Andrea Di Dispositivo per la trasformazione del moto rettilineo alternato in unmoto rotatorio e viceversa, dotato di uno o piu' satelliti montati a s
JP2002286020A (ja) 2001-03-26 2002-10-03 Shinko Denki:Kk 往復運動機関のクランク機構
US20030183026A1 (en) 2002-03-29 2003-10-02 Korniyenko Alexsandr Y. Apparatus for converting rotary to reciprocating motion and vice versa
AU2003229184A1 (en) 2002-05-17 2003-12-02 Normand Beaudoin Retro-mechanical, post-mechanical, bi-mechanical traction engines
DE10230425A1 (de) 2002-07-06 2004-01-22 Bayerische Motoren Werke Ag Lagerschalenanordnung, insbesondere Exzenterschalenanordnung für einen Kurbeltrieb
DE10230426A1 (de) 2002-07-06 2004-01-22 Bayerische Motoren Werke Ag Lagerschale, insbesondere exzentrische Kurbelzapfen-Lagerschale für den Kurbeltrieb einer Brennkraftmaschine
US7011052B2 (en) * 2003-12-11 2006-03-14 Dow Glendal R Variable crankshaft
RU2280771C2 (ru) * 2004-05-19 2006-07-27 Владимир Александрович Ворогушин Устройство преобразования движения
US7185557B2 (en) 2004-06-29 2007-03-06 Thomas Mark Venettozzi Epitrochoidal crankshaft mechanism and method
JP2007113471A (ja) 2005-10-19 2007-05-10 Toyota Motor Corp 内燃機関
EP1959112A1 (en) 2007-02-16 2008-08-20 Gomecsys B.V. A reciprocating piston mechanism, a method of assembling this, and an internal combustion engine
EP1983215A1 (en) 2007-04-20 2008-10-22 Gomecsys B.V. Reciprocating piston machine and internal combustion engine
JP2009036030A (ja) 2007-07-31 2009-02-19 Fuji Heavy Ind Ltd 高膨張比エンジンのクランクシャフト構造
EP2025893A1 (en) 2007-08-09 2009-02-18 Gomecsys B.V. A reciprocating piston mechanism
US20090133653A1 (en) 2007-11-26 2009-05-28 Thomas Duzzie Spur gear drive for an internal combustion engine
US8001948B2 (en) 2008-01-30 2011-08-23 Chuy-Nan Chio Kinetic energy generation apparatus having increased power output
WO2009100759A1 (en) 2008-02-13 2009-08-20 Gomecsys B.V. A reciprocating piston mechanism and a method of increasing internal egr in an internal combustion engine
DE102011085647A1 (de) 2011-11-03 2013-05-08 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Geteilte Lagerschale und Verfahren zur Herstellung einer geteilten Lagerschale
EP2620614B1 (en) 2012-01-24 2016-11-09 Gomecsys B.V. A reciprocating piston mechanism
WO2013160501A1 (es) 2012-04-23 2013-10-31 Garcia Sanchez Eduardo Cadena cinemática para posicionar unos cojinetes excéntricos que giran sobre las muñequillas del cigüeñal de un motor de relación de compresión variable.
WO2014005258A1 (en) 2012-07-02 2014-01-09 Qualcomm Incorporated Methods and apparatuses for enabling fast early termination of voice frames on the uplink

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE164819C (ja) * 1904-08-02 1905-11-16
GB150291A (en) * 1917-12-13 1921-11-18 Clerget Blin & Cie Improvements in or relating to explosion engines with variable compression
JPS496364A (ja) * 1972-05-10 1974-01-21
JPS61132726A (ja) * 1984-11-23 1986-06-20 ポリテヒニカ・ワルシヤワスカ 可変クランクスロウを有する内燃式ピストン機関のクランク機構
JPH0422717A (ja) * 1990-05-17 1992-01-27 Mitsubishi Motors Corp 内燃エンジンの可変圧縮比機構
GB2258271A (en) * 1991-08-01 1993-02-03 Ford Motor Co Variable compression ratio i.c.engine.
WO2011006537A1 (en) * 2009-07-15 2011-01-20 Sleper, Joannes, Jacobus, Josephus A reciprocating piston mechanism

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018105159A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 いすゞ自動車株式会社 エンジン
JP2018186658A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 Ntn株式会社 電動アクチュエータ
JP7101459B2 (ja) 2017-04-26 2022-07-15 Ntn株式会社 電動アクチュエータ
CN112504054A (zh) * 2020-11-24 2021-03-16 重庆钧顶机械制造有限公司 一种曲柄连杆机构用正时齿轮啮合跳动度检具

Also Published As

Publication number Publication date
US20140360292A1 (en) 2014-12-11
CA2861277C (en) 2020-06-16
KR102074649B1 (ko) 2020-03-02
CN104204455A (zh) 2014-12-10
BR112014017873A8 (pt) 2017-07-11
KR20140113737A (ko) 2014-09-24
US10234006B2 (en) 2019-03-19
JP6305347B2 (ja) 2018-04-04
EP2620614B1 (en) 2016-11-09
WO2013110700A1 (en) 2013-08-01
CA2861277A1 (en) 2013-08-01
RU2014129394A (ru) 2016-03-20
EP2620614A1 (en) 2013-07-31
BR112014017873B1 (pt) 2022-10-18
BR112014017873A2 (ja) 2017-06-20
CN104204455B (zh) 2018-03-27
EP2828501A1 (en) 2015-01-28
RU2623136C2 (ru) 2017-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6305347B2 (ja) 往復動ピストン機構
CN102066719B (zh) 往复式活塞机构
EP2257700B1 (en) A reciprocating piston mechanism and a method of increasing internal egr in an internal combustion engine
JP4605907B2 (ja) 前後で同軸にかつ互いに横方向間隔をおいて配置された軸線平行な2本の軸を連結する連結要素
EP2902603A1 (en) An internal combustion engine including variable compression ratio
WO2009111043A2 (en) Inline crankshaft journal
WO2009018863A1 (en) A reciprocating piston mechanism
US20030183026A1 (en) Apparatus for converting rotary to reciprocating motion and vice versa
JP2010261507A (ja) 偏心シャフトの軸受構造
US7789061B2 (en) Engine output takeout device
JP2011069301A (ja) 内燃機関
CN1082136C (zh) 内燃机与被驱动机械的直接连结型组装体
JP5061300B2 (ja) クランク装置
WO2011110325A2 (en) Mechanism for converting a reciprocating movement into a rotational movement and vice versa, and device comprising such a mechanism.
JP5334782B2 (ja) 内燃機関
WO2019154689A1 (en) A reciprocating piston mechanism
SK352012A3 (sk) Mechanizmus piestového stroja
TH84789B (th) เครื่องยนต์แปรผันระยะชัก
JP2015215045A (ja) 複リンク式ピストン−クランク機構を備えた内燃機関の振動低減装置
JP2011069300A (ja) 内燃機関
FR2948416A1 (fr) Unite de moteur a combustion interne bicylindre a quatre temps, comportant un pedalier et pouvant etre accouple en tandem pour former des moteurs a nombre de cylindres pairs

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6305347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250