JP2011069300A - 内燃機関 - Google Patents

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奈穂美 廣瀬
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Abstract

【課題】連接棒が往復動のみするタイプの内燃機関において、高速回転適応性をアップさせる。
【解決手段】内燃機関は、ピストン3が嵌め込まれたシリンダボア2と、ピストン3で駆動される主軸4とを有する。主軸4は第1クランク部5と第2クランク部7とを有し、第1クランク部5は、クランクロータ12に回転可能な状態で連結されている。クランクロータ12は機関本体1に軸受け13で回転自在に支持されており、軸受け13の外側にバランスウエイト14を設け、更に、遊星ギア16と内歯ギア17はクランクロータ12の外側に配置している。第2クランク部7のうち左右のクランクピン部8の間の部位にバランスウエイト11を設けている。部材配置が単純化されるため実機適応性が高く、クランクロータ12にバランスウエイト14を設けることも簡単であるため高速回転にも対応できる。
【選択図】図1

Description

本願発明は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンのようにピストンの往復動を回転動力として取り出すレシプロ内燃機関に関するもので、より詳細には、連接棒が回動せずに往復動のみするタイプの内燃機関に関するものである。
内燃機関において、ピストンの往復動を回転動力として取り出す手段としては一般にクランク機構が採用されており、通常の内燃機関ではクランク軸は機関本体に回転自在に保持されていて、回転軸心から偏心したクランクピンとピストンとが連接棒で直接に連結されている。従って、連接棒は角度を変えながら往復動するが、連接棒の角度が変わることでピストンにはこれを倒そうとする外力が作用することになるため、ピストン及びシリンダボアに磨耗が発生し易い点や摺動抵抗(エネルギロス)が大きい等の問題があった。
そこで、連接棒を往復動のみさせて回転運動を得る機構が考えられており、その一例として特許文献1には、連接棒の下端に遊星ギアを歯車ピンで回転自在に取り付けて、この遊星ギアを主軸に設けた内歯ギアに噛合させると共に、遊星ギアは主軸の軸心回りに回動するクランクアームにクランクピンで回転自在に取り付け、クランクピン7と歯車ピンとを逆方向に回転同期して回動させるようにした機構が開示されている。
他方、特許文献2には、特にコンプレッサに適用されるクランク機構として、ケースの内部に回転式の第1歯車とこれを外側から抱持する筒状の固定式太陽部材とを配置すると共に、第1歯車のうちその回転中心から偏心した部位にクランク軸の主軸を貫通させ、クランク軸のうち第1歯車の外側に露出した箇所に遊星ギアを設けてこれを太陽部材に設けた太陽歯車(内歯ギア)に噛み合わせ、更に、クランク軸のクランクピンに連接棒を連結した構成が開示されている。この特許文献2では、第1歯車にはモータ等で駆動される第2歯車(主動ギア)を噛み合わせている。
特開平9−305601号公報 特開平9−177922号公報
特許文献1も特許文献2もいわばクランクピンを2段偏心式にして、1段目のクランクピンと2段目のクランクピンとを逆方向に回動(公転)させることで連接棒が往復動のみするように規制したものであるが、特許文献1では、例えばその図1らか推測できるように、内歯ギアの外側で連接棒が往復動するため、主軸を片持ち梁の状態にしてその先端に内歯ギアを設けねばならず、このため高速回転には不安が残ると言える。
他方、特許文献2ではクランク軸は両端支持の状態になっているため安定性に優れていると言えるが、内燃機関に適用するには無理があると思われる。すなわち、特許文献2はクランク機構をコンパクト化することを目的として部材群の全体のケースに内蔵しているが、内燃機関では各部材に大きな荷重が掛かるためコンパクト化し過ぎると各部材の強度を確保できなくなるおそれがある。特に、特許文献2の第1ギアはその回転中心から偏心した部位にクランク軸が連結されるので、バランスウエイトを設けて遠心力を打ち消さないと高速運転に危険であるが、特許文献2の構成では十分な質量のバランスウエイトをケース内に設けることが困難である。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものであり、連接棒が往復動のみする内燃機関を改良された形態で提供せんとするものである。
本願発明は内燃機関に係るもので、この内燃機関は、シリンダボアを往復動するピストンと、前記ピストンの往復動で駆動される主軸とを有しており、前記主軸は、仮想回動中心線から偏心した複数の第1クランク部と、隣り合った前記第1クランク部の間に位置してクランクアームを介して前記第1クランク部に繋がった第2クランク部とを有しており、前記仮想回動中心線に対する第2クランク部の偏心寸法を前記仮想回動中心線に対する前記第1クランク部の偏心寸法の2倍の寸法と成している。
また、前記各第1クランク部は、前記主軸の仮想回動中心線回りに回転するように機関本体の軸受け部で回転自在に保持されたクランクロータにそれぞれ回転可能に連結されており、従って、前記クランクロータが回転すると第1クランク部は自転しつつクランクロータの回転中心線回りに公転して、前記第2クランク部は第1クランク部の軸心回りに公転しつつ前記クランクロータの回転中心線回りに公転するようになっている。
加えて、前記主軸における第1クランク部の少なくとも1つは前記クランクロータの外側に露出しており、この露出部に取付けた遊星ギアを内歯ギアに噛合させることにより、前記クランクロータの回転方向と第2クランク部の公転方向とが逆方向になって前記連接棒が往復動のみするように規制されている。
本願発明は複数の構成を含んでいる。その例として請求項2の発明では、請求項1において、前記クランクロータと第2クランク部とにバランスウエイトを設けている。また、請求項3の発明では、請求項2の展開例として、複数のシリンダボア及びピストンを有していて前記第2クランク部には複数本の連接棒が軸方向に並んだ状態で連結されており、前記第2クランク部のうち隣り合った連接棒の間の部位に前記バランスウエイトを設けている。
本願発明はクランクロータが実質的に出力軸として機能するが、クランクロータは第2クランク部の両側に配置されていて主軸は両端支持の上体になっているため、高速回転であっても高い安定性を確保できる。また、第2クランク部に複数の連接棒を連結することや、複数の第2クランク部を設けることも容易であるため、多気筒内燃機関にも簡単に適用できる。
更に、遊星ギアと内歯ギアとはクランクロータの外側に配置しているため、各部材は主軸の軸方向に並べて配置されることになり、このため各部材は他の部材に邪魔されることなく必要な強度を得る大きさに設定できるのであり、このため、各部材に大きな荷重が掛かる内燃機関にも簡単に適用できる。また、クランクロータには主軸の回動(公転)に伴う遠心力が作用するが、他の部材に規制されることなく大きな質量のバランスウエイトを設けることできるため、高速回転にも簡単に対応できる。
請求項3の構成を採用すると、クランクロータ及び主軸に遠心力が作用すること防止できるため、実機への適応性が高くて特に好適である。
さて、特許文献2の図6には2気筒方式にした場合においてクランクピンの位相を180度ずらすことが開示されているが、これでは全体の構成が著しく複雑になる。
これに対して本願請求項4の構成を採用すると、1本の第2クランク部に複数の連接棒を連結しているため、多気筒(複数気筒)の内燃機関でありながら構想を簡単化することができる。更に、隣り合った連接棒の間にバランスウエイトを設けているため、第2クランク部と第1クランク部との間隔(すなわちクランクアームの厚さ)を必要最小限度に抑えることができ、その結果、機関の小型化や軽量化に貢献することができる。また、第2クランク部はバランスウエイトを設けたことで断面積が大きくなるため曲げに対する剛性を格段に向上させることができる利点もある。
(A)は実施形態の縦断正面図、(B)は構造の模式図、(C)は動きを示す模式図である。 (A)は図1(A)の図2のA−A視図、(B)は図1(A)のB−B視断面図、(C)は図1(A)のC−C視断面図である。 (D)は図1(A)のD−D視断面図、(E)は図1(A)のE−E視断面図、(F)は図1(A)のF−F視断面図である。 図1(A)の IV-IV視断面図である。 第2実施形態の縦断正面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、図1〜図4に示す第1実施形態から説明する。なお、以下の説明で方向を特定するため「左右」「前後」の文言を使用するが、これは、主軸及びシリンダボアの軸線と直交した方向から見た状態(すなわち図1(A)や図2を正視した状態)を基準にしている。
(1).第1実施形態の構造
本実施形態の内燃機関は2気筒4サイクル方式であり、従って、機関本体(シリンダブロック)1には2つのシリンダボア2が平行に形成されており、各シリンダボア2にピストン3が摺動自在に嵌まっている。敢えて説明するまでもないが、ピストン3にはピストンリングやオイルリングを装着することが可能である。
ピストン3の下方には、当該ピストン3の並び方向に沿って延びる軸線を有する主軸4が配置されている。主軸4は、その端部を包含する左右の第1クランク部5と、左右の第1クランク部5にクランクアーム6を介して繋がった1本の第2クランク部7とを有している。従って、第2クランク部7は左右の第1クランク部5の間に位置しており、この第2クランク7に左右一対のクランクピン部8を形成し、このクランクピン部8とピストン3とが連接棒9で連結されている。
連接棒9の下端部はクランクピン部8を抱持する大径の下軸受け部(大端部)9aになっており、下軸受け部9aの下半分を別パーツの下部材9bで構成し、この下部材9bをボルト10で上部材に締結している。連接棒9の上端はピストン3にピストンピン(図示せず)で連結されている。
主軸4における第2クランク部7のうち、左右のクランクピン部8で挟まれた部分はクランクピン部8よりもやや大きい大径部7aになっており、この大径部7aの部分に第1バランスウエイト11を一体に設けている。第1バランスウエイト11は、第2クランク部5の軸心O3から見てクランクアーム6の突出方向と同じ方向に突出している(第1クランク部5を基準にして見ると、第1バランスウエイト11は、第1クランク部5からクランクアーム6が突出している方向と逆の方向に向いて突出している。)。
主軸4の左右第1クランク部5は、機関本体1に回転自在に保持されたクランクロータ12に回転自在に偏心した状態で嵌まっている。すなわち、クランクロータ12はその軸心回りに回転するように軸受け13を介して機関本体1に取り付けられており、第1クランク部5は、クランクロータ12の回転軸心O1からEの寸法だけ偏心した状態でクランクロータ12に回転自在に嵌まっている。従って、第1クランク部5は、自転すると共にクランクロータ12の軸心O1の回りを公転する。
第1クランク部5の軸心O2がクランクロータ12の軸心O1から偏心している寸法Eと、第2クランク部7の軸心O3が第1クランク部5の軸心O2から偏心している寸法Eとは同じ寸法に設定されている。従って、O3がO1から偏心している寸法は、O2がO1から偏心している寸法Eの2倍になっている。敢えて述べるまでもないが、クランクロータ12の軸心が請求項に記載した仮想回動中心線になる。
左右のクランクロータ12は軸受け13の外側にはみ出した露出部を有しており、この露出部に第2バランスウエイト14と主動ギア15とを設けている。図面では第2バランスウエイト14が内側に位置して主動ギア15が外側に位置しているが、これらは内外逆に配置することも可能である。第2バランスウエイト14は、クランクロータ12の軸心を挟んで第1クランク部5と反対側に向いて突出している。
一方の第1クランク部5(図1(A)及び図2で右側の第1クランク部5)の先端部はクランクロータ12に完全に隠れているが、他方の(左側の)第2クランク部5の先端部はクランクロータ12から突出した露出部5aになっており、この露出部5aに遊星ギア16を相対回転不能に固定し、遊星ギア17を内歯ギア17に噛合させている(遊星ギア16と内歯ギア17とを左右に一対ずつ配置することも可能である。)。内歯ギア17はクランクロータ12と同心に配置されており、機関本体1に回転不能に固定されている。また、内歯ギア17の歯数は遊星ギア16の歯数の2倍になっている。
左右の主動ギア15にはそれぞれ従動ギア18が噛合しており、左右の従動ギア18は等速軸19で一体に連結されている(図4参照)。従って、等速軸19に左右の従動ギア18を固定したギア機構により、左右の主動ギア15を正確に同期して回転させる等速機構が構成されている。本実施形態では、等速軸19の一端部にプーリやギア等を設けて動力を取り出すことができる。等速軸19は機関本体1に軸支されている。遊星ギア16と反対側に位置したクランクロータ12には主動ギア15の外側に位置するボスを設け、これにフライホイール20を固定している。
(2).第1実施形態のまとめ
以上の構成において、1つのシリンダボア2ではピストン3が2往復する4サイクルごとに爆発・排気・吸気・圧縮の行程が行われ、かつ、2つのシリンダボア2の行程は2サイクルずつ(クランクロータ12の回転角度で360度ずつ)ずれている。
そして、連接棒9による押圧・引っ張り作用により、第1クランク部5は自転しながらクランクロータ12の軸心回りに公転するが、遊星ギア16と内歯ギア17との噛み合いによる規制作用により、クランクロータ12の回転方向と第1クランク部5の公転方向とが逆方向になる。このことと、クランクロータ12の軸心に対する第1クランク部5の偏心寸法Eと、第1クランク部5に対する第2クランク部7の偏心寸法Eとが同じであることにより、図1(C)に示すように、第2クランク部7は公転しつつ自転する。これにより、連接棒9の往復動のみによって回転動力を得ることができる。
そして、第1バランスウエイト11を起点にして、クランクピン部8、クランクアーム6、軸受け13、第2バランスウエイト14、主動ギア15、遊星ギア16及び内歯ギア17が順番に並んでおり、このため、各部材は他の部材に邪魔されることなく必要な強度を得る大きさに設計することができる。特に、クランクロータ12を設けた第2バランスウエイト14は軸受け13の外側に配置されているため、主軸4の曲がりを著しく抑制することができ、よって、安定した回転を得るのに好適である。また、安定した回転を得るためには内歯ギア17はある程度の外径があるのが好ましいが、本実施形態では内歯ギア17は最も外に配置されていてその大きさは任意に設定できるため、特に好適である。
また、第2クランク部7の第1バランスウエイト11は左右のクランクピン部8の間に設けているため、クランクアーム6はその強度を得るための必要最小限度の厚さ寸法があれば足り、従って、左右のシリンダボア2の間隔Pをできるだけ小さくして機関の小型化・軽量化を図ることができる。図3(F)に示すように、第1バランスウエイト11を先端に頭がある錨形やT形に形成することも可能であり、このような形態を採用すると、軽くてもバランス効果を向上できる利点があり、結果として機関の軽量化に貢献できる。
(3).第2実施形態
図5に示す第2実施形態は既述の第1実施形態と殆ど同じであり、相違点は第1バランスウエイト11をクランクアーム6に一体化している点のみである。シリンダボア2の内径との関係でクランクアーム6に十分な厚さを確保・できる場合は、このようにクランクアーム6に第1バランスウエイト11を設けても特段の問題は生じない。クランクアーム6と第2クランク部7とにそれぞれバランスウエイト11を設けることも可能である。
(4).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば気筒数は2気筒に限らず、単気筒又は3気筒以上の内燃機関にも適用できる。また、第1クランク部とクランクアームと第2クランク部とは全体を一体構造にする必然性はなく、別々に製造したものを固定して組み立ててもよい。多気筒内燃機関の場合、複数の第2クランク部を設けることも可能である(この場合は回転中心軸は3つ以上設けることになる。)。
なお、主軸には機関本体で軸支される回転中心軸を一体に設けることも可能であり、この場合はクランクロータ12は必ずしも必要ないと言えるが、この場合でも、隣り合ったクランクピン部の間にバランスウエイトを設けることでシリンダボアの間隔を可能な限り狭め得るという利点は担保される。
本願発明は内燃機関に適用してその有用性を発揮できる。従って産業上利用できる。
1 機関本体
2 シリンダボア
3 ピストン
4 主軸
5 第1クランク部
6 クランクアーム
7 第2クランク部
8 クランクピン部
9 連接棒
11 第1バランスウエイト
12 クランクロータ
13 クランクロータの軸受け
14 第2バランスウエイト
15 主動ギア
16 遊星ギア
17 内歯ギア

Claims (3)

  1. シリンダボアを往復動するピストンと、前記ピストンの往復動で駆動される主軸とを有しており、
    前記主軸は、仮想回動中心線から偏心した複数の第1クランク部と、隣り合った前記第1クランク部の間に位置してクランクアームを介して前記第1クランク部に繋がった第2クランク部とを有しており、前記仮想回動中心線に対する第2クランク部の偏心寸法を前記仮想回動中心線に対する前記第1クランク部の偏心寸法の2倍の寸法と成しており、
    前記各第1クランク部は、前記主軸の仮想回動中心線回りに回転するように機関本体の軸受け部で回転自在に保持されたクランクロータにそれぞれ回転可能に連結されており、従って、前記クランクロータが回転すると第1クランク部は自転しつつクランクロータの回転中心線回りに公転して、前記第2クランク部は第1クランク部の軸心回りに公転しつつ前記クランクロータの回転中心線回りに公転するようになっている一方、
    前記ピストンには当該ピストンと一緒に往復動のみ連接棒が連結されており、前記連接棒と前記主軸の第2クランク部とは、第2クランク部が相対的に回転し得る状態で連結されており、
    更に、前記主軸における第1クランク部の少なくとも1つは前記クランクロータの外側に露出しており、この露出部に取付けた遊星ギアを内歯ギアに噛合させることにより、前記クランクロータの回転方向と第2クランク部の公転方向とが逆方向になって前記連接棒が往復動のみするように規制されている、
    内燃機関。
    内燃機関。
  2. 前記クランクロータと第2クランク部とにバランスウエイトを設けている、
    請求項1に記載した内燃機関。
  3. 複数のシリンダボア及びピストンを有していて前記第2クランク部には複数本の連接棒が軸方向に並んだ状態で連結されており、前記第2クランク部のうち隣り合った連接棒の間の部位に前記バランスウエイトを設けている、
    請求項2に記載した内燃機関。
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