JP2009114959A - クランク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランク装置の振動を低減させ、かつ、静粛性をさらに向上させる
【解決手段】クランク装置100では、クランク部材104が回転すると遊星歯車部材103は自転および公転する。作用部147は直線Lに沿って直線往復動し、作用部147に取り付けられる動作部材200も直線Lに沿って直線往復動する。クランク装置100は、遊星歯車部材103に作用する遠心力が釣り合い、かつ、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。さらに、クランク部材104に作用する遠心力が釣り合い、かつ、クランク部材104の回転軸c1上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。
【選択図】図10

Description

本発明はクランク装置に関し、内周太陽歯車と遊星歯車を有する機構と、遊星歯車の自転および公転に応じて直線往復動する作用部とを備えたクランク装置に関する。
クランク装置は、例えば、ピストンの直線往復動と、クランク軸の回転運動とを相互に変換する装置として用いられている。本発明者は、例えば、特許2683218号に開示されるように、ピストンに連結した連接棒が実質的に直線往復動するクランク装置を提案している。
斯かるクランク装置1は、図1に示すように、内周太陽歯車20と、内周太陽歯車20のピッチ円直径の2分の1のピッチ円直径を有し、内周太陽歯車20と噛み合って自転および公転する遊星歯車21と、遊星歯車21の中心部12を自転可能に支持するクランク部材10とを備えている。
このクランク装置1では、遊星歯車21は、遊星歯車21のピッチ円上に作用部24を備えている。当該作用部24は、内周太陽歯車20と遊星歯車21の機構によって実質的に直線往復動する。当該作用部24に連接棒3を介してピストン−シリンダ装置16のピストン15を取り付け、ピストン15を直線往復動させる機構を構成することができる。この場合、ピストン15が直線往復動するため、サイドスラストによるエネルギ損失の低減を図ることができる。また、シリンダ17に対するピストン15のストロークを長くできるので、圧縮比を向上させることができる。このように、かかるクランク装置1は、他のクランク装置では得られない特徴を備えており、シリンダ型の内燃機関やコンプレッサなど種々の装置に適用することができる。なお、特許2895431号では、かかるクランク装置の振動を低減させるべく静的および動的重量バランスをとる釣合錘を配設することが開示されている。
特許2683218号 特許2895431号
クランク装置は、例えば、シリンダ型の内燃機関やコンプレッサにおいてピストンを直線往復動させる機構に用いるのには何ら問題はない。また、特許2895431号では、かかるクランク装置の振動を低減させるべく、遊星歯車の中心部回りの静的および動的重量バランスをとり、クランク部材の軸部回りの静的および動的重量バランスをとることが開示されている。しかしながら、このクランク装置は、通常のクランク装置に比べて遊星歯車部材とクランク部材が複雑に動作し、より複雑な要因によって振動や運転音が生じ得る。このため、同特許で開示された方法においても、振動を完全に抑えることができない場合があった。本発明は、上述したクランク装置について、振動を低減させ、かつ、静粛性をさらに向上させることを課題としている。
本発明に係るクランク装置は、クランクケースに固定的に配設された内周太陽歯車と、内周太陽歯車のピッチ円直径の2分の1のピッチ円直径を有する遊星歯車を内周太陽歯車に噛み合わせつつ自転および公転する遊星歯車部材と、内周太陽歯車の中心線と同軸に回転するようにクランクケースに配設され、遊星歯車部材を自転および公転可能に支持するクランク部材とを備えている。遊星歯車部材は、遊星歯車部材に作用する遠心力が釣り合い、かつ、遊星歯車部材の回転軸上の任意の位置で遊星歯車部材に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。クランク部材は、クランク部材に作用する遠心力が釣り合い、かつ、クランク部材の回転軸上の任意の位置でクランク部材に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。
このクランク装置では、動作状態で遊星歯車やクランク部材に作用する遠心力の影響を小さくすることができ、かかるクランク装置について、振動を低減し、かつ、静粛性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態に係るクランク装置を図面に基づいて説明する。また、本発明は以下の実施形態に限定されない。
このクランク装置100は、図2、図3に示すように、クランクケース101と、内周太陽歯車102と、遊星歯車部材103と、クランク部材104とを備えている。この実施形態では、クランク装置100は、図2に示すように、ピストン−シリンダ機構210のピストン211を駆動させる装置として用いられている。なお、図3は、クランク装置100の機構を示す概略図である。
≪クランクケース≫
クランクケース101は、クランク装置100の各部材を収容するケースである。この実施形態では、クランクケース101は、底を有する筒状の部材であり、図2では、底部111を右側に向け、開口112を左側に向けて横向きに配設されている。クランクケース101の内部には、クランク部材104や内周太陽歯車102など、クランク装置100の各部材を収容するスペースが形成されている。クランクケース101の底部111には、クランク部材104の軸部158を挿通させる挿通穴113が、底部111の中心に形成されている。また、クランクケース101の側面には、クランクケース101の開口112から近い位置に、ピストン−シリンダ機構210が取り付けられており、ピストン−シリンダ機構210のシリンダケース212を取り付ける取付穴220が形成されている。シリンダケース212にはシリンダ213が固定されており、ピストン211がクランク装置100の機構により、シリンダ213に沿って上下に往復動する。この実施形態では、クランクケース101の開口112には、カバー214が取り付けられている。
≪内周太陽歯車≫
内周太陽歯車102は、内周面に歯を有する内歯車であり、クランクケース101の内周面の中間位置に形成された段差121に固定されている。
≪遊星歯車部材≫
遊星歯車部材103は、内周太陽歯車102と噛み合って自転および公転する歯車である。この実施形態では、遊星歯車部材103は、図4に示すように、遊星歯車131と遊星軸132によって構成されている。遊星歯車131は、外周面に歯を有する外歯車であり、内周太陽歯車102のピッチ円直径の2分の1のピッチ円直径を有している。すなわち、図3に示すように、遊星歯車部材103のピッチ円103cの半径r1と、内周太陽歯車102のピッチ円102cの半径r2との比は、r1:r2=1:2の関係になっている。この遊星歯車131の中心部には、図4に示すように、装着穴141が形成されており、遊星歯車131は遊星軸132に装着されている。
遊星軸132は、図6に示すように、遊星歯車131が装着される装着軸部146と、作用部147と、第1カウンターウェイト148と、第1バランサー149とを備えている。
装着軸部146は、遊星歯車131に装着される部位であり、遊星軸132の一端に設けられている。当該装着軸部146には遊星歯車131が装着されている。当該装着部位には、図示は省略するがスプライン又はキー係合が構成されており、遊星歯車131は遊星軸132に対して回転しないように装着されている。この実施形態では、第1バランサー149は、装着軸部146の端面にねじ150によって取り付けられている。第1バランサー149は、図5(a)(b)に示すように、装着軸部146の端面に取り付けられる基部149aと、略扇形の錘部149bとを備えている。この実施形態では、第1バランサー149は、扇形の錘部149bの円弧の中心が遊星歯車部材103の回転軸c2になるように取り付けられている。また、基部149aには、遊星歯車131に係合し、廻り止めをなす突起149cが設けられている。
作用部147と第1カウンターウェイト148は、第1バランサー149が取り付けられた側とは反対側の端部に設けられている。この実施形態では、作用部147は、図3に示すように、遊星歯車131のピッチ円103c上に配設されており、作用部147の中心線c3が当該ピッチ円103cに直交したピンで構成されている。作用部147には、図4に示すように、ピストン−シリンダ機構210のピストン211および連接棒105が動作部材200として連結されている。
第1カウンターウェイト148は、図4に示すように、遊星歯車部材103の自転の慣性力を生じさせる。この実施形態では、第1カウンターウェイト148は、図6(a)(b)に示すように、遊星歯車部材103の回転軸c2から径方向にずれている。この第1カウンターウェイト148は、図2および図9に示すように、作用部147に取り付けられる連接棒105の取り付け部位に干渉しない略半円弧形状を有している。また、第1カウンターウェイト148の重心は、作用部147の位置から周方向に180度ずれた位置に設けられている。
この実施形態では、遊星歯車部材103は、図4に示すように、遊星歯車131と遊星軸132で構成されており、作用部147には動作部材200が取り付けられる。この遊星歯車部材103は、遊星歯車部材103に作用する遠心力が釣り合い、かつ、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。すなわち、この遊星歯車部材103は、図7に示すように、モデル化できる。図7中、c2は遊星歯車部材103の回転軸を、M1は作用部147に連結される動作部材200に相当する質量体を、M2は第1カウンターウェイトに相当する質量体を、M3は第1バランサーに相当する質量体をそれぞれ示している。
図6に示すモデルにおいて、遊星歯車部材103が回転した場合に、質量体M1(動作部材)に作用する遠心力をF1、質量体M2(第1カウンターウェイト)に作用する遠心力をF2、質量体M3(第1バランサー)に作用する遠心力をF3とする。この遊星歯車部材103は、遠心力F1と、遠心力F2と、遠心力F3を釣り合わせている(F1+F2+F3=0(F1、F2、F3はベクトル量))。
この場合、F1、F2、F3はそれぞれ「遠心力=質量×半径×(角速度)」の式で算出することができ、遠心力F1、F2、F3の方向は回転軸c2に対して径方向外向きに作用する。(角速度)は、各項に共通しているので除することができ、F1、F2、F3の各項の大きさは、質量×半径に置き換えることができる。さらに、この実施形態では、図4に示すように、動作部材200と第1バランサー149は、第1カウンターウェイト148に対して周方向において180°ずらして配設されている。このため、質量体M1(動作部材)に作用する遠心力F1と質量体M3(第1バランサー)に作用する遠心力F3は、質量体M2(第1カウンターウェイト)に作用する遠心力F2に対して常に方向が反対になる。従って、この実施形態では、質量体M1(動作部材)の質量をm1、半径距離をA1とし、質量体M2(第1カウンターウェイト)の質量をm2、半径距離をA2とし、質量体M3(第1バランサー)の質量をm3、半径距離をA3とした場合に、F1+F2+F3=0(F1、F2、F3はベクトル量)は、(m1×A1+m3×A3)−(m2×A2)=0となる。このように、遊星歯車部材103は、作用部147に動作部材200が取り付けられた状態で回転した場合に、遊星歯車部材103に作用する遠心力が釣り合っている。
さらに、この実施形態では、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置で、遊星歯車部材103に作用する遠心力(F1、F2、F3)のモーメントが釣り合っている。
すなわち、図7に示すように、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置O1から各遠心力F1、F2、F3が作用する位置までの軸方向の距離をそれぞれL1、L2、L3とする。この遊星歯車部材103は、F1×L1+F2×L2+F3×L3=0(F1、F2、F3はベクトル量)になっている。これにより、遊星歯車部材103が回転した場合に、当該回転軸c2上の任意の位置において回転軸c2に直交する軸回りに、遊星歯車部材103を回転させるように作用する力を小さく抑えることができる。
この実施形態では、遊星歯車部材103は、上述したように、F1+F2+F3=0(F1、F2、F3はベクトル量)、および、F1×L1+F2×L2+F3×L3=0(F1、F2、F3はベクトル量)になるように、第1バランサー149の重さを調整している。なお、実際には、各部材については、重さや取り付け位置について製造上の公差が生じる。第1バランサー149の重さを調整する際は、作用部147に、動作部材200に相当するダミーウエイトを配設し、クランク部材104に支持された状態と同様の状態で、遊星歯車部材103を回転自在に支持する。そして、遊星軸132をモータ等で回転させて、遊星歯車部材103に生じる振動が低減されるように、第1バランサー149の重さや取り付け位置を微調整するとよい。
また、第1バランサー149は、遊星歯車部材103の軸方向端部に取り付けられているとよい。この実施形態では、第1バランサー149は、遊星歯車部材103において、作用部147や第1カウンターウェイト148を取り付ける位置から軸方向に離れた端部に取り付けられている。この場合、作用部147や第1カウンターウェイト148の近傍位置では、作用部147や第1カウンターウェイト148に比べて、第1バランサー149を軽くしても、第1バランサー149によって遊星歯車部材103に作用する遠心力のモーメントが大きい。このため、同一半径距離において、遊星歯車部材103の他の位置に第1バランサー149を配設する場合に比べて、第1バランサー149を軽くしても遊星歯車部材103に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせることができる。このように、遊星歯車部材103の軸端部に第1バランサー149を取り付けることによって、クランク装置100全体を軽くすることができる。
遊星歯車部材103が回転した場合に、遊星歯車部材103に作用する遠心力が釣り合い、かつ、遊星歯車部材103の回転軸上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合うように調整された一例を図7に示すモデルで示す。例えば、図7に示すモデルにおいて、質量体M1、質量体M2、質量体M3は、それぞれ回転軸c2から重心までの半径距離(A1、A2、A3)が同じである。そして、質量体M2が回転軸c2に取り付けられた位置から質量体M1は左側へs、質量体M3は右側へ2sの距離にそれぞれ配設されている。この場合、質量体M1が2g、質量体M2が3g、質量体M3が1gである場合に、遊星歯車部材103に作用する遠心力F1、F2、F3が釣り合い、かつ、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置に作用する遠心力F1、F2、F3のモーメントが釣り合う。なお、遊星歯車部材103に作用する遠心力が釣り合い、かつ、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合う例は、この例に限定されない。
≪クランク部材≫
次に、このクランク装置におけるクランク部材を説明する。
クランク部材104は、内周太陽歯車102の中心線と同軸に回転するようにクランクケース101に配設されている。そして、クランク部材104は、遊星歯車部材103を自転および公転可能に支持している。
この実施形態では、クランク部材104は、図8(a)に示すように、片側が太く、反対側が細い軸部材である。片側の太い軸部151には、図8(a)(b)に示すように、上述した遊星歯車部材103を装着する装着穴152が形成されている。当該装着穴152の中心線は、クランク部材104の回転軸c1から遊星歯車131のピッチ円103cの半径r1の距離ずれており、遊星歯車131のピッチ円103cの中心線c2に一致している。また、このクランク部材104の中間部は当該太い軸部151よりも少し細く形成されている。当該中間部において、太い軸部151に形成された装着穴152の底部は、図中152aで示すように、クランク部材104の側面に開口している。
この実施形態では、クランク部材104には、第2カウンターウェイト159と第2バランサー160が取り付けられている。第2カウンターウェイト159は、クランク部材104の太い軸部151が形成された片側の端面に取り付けられている。第2カウンターウェイト159は、クランク部材104の端面に応じた略半円弧形状を有した質量部材であり、円弧の中心部には、装着穴152の中心線c2を中心とする円弧状の切り欠き159aが形成されている。このクランク部材104は、図2に示すように、軸部158がクランクケース101の挿通穴113に挿通されて、軸受163、164を介してクランクケース101に対して回転自在に装着されている。また、この実施形態では、クランクケース101の外に伸びたクランク部材104の軸部158には、フライホイール170が取り付けられている。第2バランサー160は、フライホイール170の回転中心から径方向に離れた位置に取り付けられている。
≪遊星歯車とクランク部材の取り付け構造≫
この実施形態では、図2に示すように、遊星歯車部材103は、軸受161、162を介在させてクランク部材104の装着穴152に回動自在に装着されている。詳しくは、遊星歯車部材103は、第1カウンターウェイト148および作用部147が、クランク部材104の装着穴152から外に出た状態で、装着穴152に装着されている。遊星軸132の装着軸部146は、図2および図9に示すように、クランク部材104の装着穴152の底部の開口152aに到達している。斯かる装着軸部146に取り付けられた遊星歯車131の歯面は、クランク部材104の装着穴152の底部の開口152aからクランク部材104の外に露出している。
なお、クランク部材104の端面に取り付けられた第2カウンターウェイト159には、図8に示すように、装着穴152の中心線c2を中心とする円弧状の切り欠き159aが形成されている。このため、遊星歯車部材103が回転しても、第1カウンターウェイト148および作用部147は、第2カウンターウェイト159には干渉しない。
≪クランクケースへの取り付け構造≫
遊星歯車部材103およびクランク部材104は、図2に示すように、クランクケース101に装着されている。クランク部材104は、軸受163、164を介在させて、クランクケース101に回動自在に装着されている。クランク部材104は、クランクケース101に固定された内周太陽歯車102のピッチ円102cの中心線c1と同軸で回転するように装着されている。遊星歯車131は、クランク部材104の装着穴152の底部の開口152aから露出しており、内周太陽歯車102に噛み合っている。
≪作用部の軌道≫
遊星歯車部材103は、内周太陽歯車102との噛み合い、クランク部材104の回転に応じて、自転および公転する。このクランク装置100は、図3に示すように、遊星歯車部材103のピッチ円103cの半径r1と、内周太陽歯車102のピッチ円102cの半径r2との比は、r1:r2=1:2の関係になっている。
遊星歯車部材103の遊星軸132から軸方向に突出した作用部147は、遊星歯車部材103の回転軸c2から径方向にピッチ円103cの半径r1分ずれた位置に配設されている。すなわち、作用部147は、遊星歯車部材103のピッチ円103cの円周上に配設されている。このクランク装置100は、クランク部材104が回転すると、遊星歯車部材103は内周太陽歯車102と噛合しながら自転および公転する。遊星歯車部材103は、1回公転する毎に2回自転する。クランク部材104の装着穴152は、図3に示すように、遊星歯車部材103の自転および公転を支持している。遊星歯車部材103の自転および公転に応じて、作用部147は直線往復動する。この実施形態では、作用部147は、内周太陽歯車102のピッチ円102cの直径(厳密には、内周太陽歯車102のピッチ円102cの一つの直径に平行な直線L)に沿って直線往復動する。例えば、図3に示す状態では、クランク部材104が図中の矢印の方向eに回転すると、遊星歯車部材103は矢印fの方向に回転し、作用部147は直線Lに沿って矢印gの方向に移動する。クランク部材104が逆方向に回転すると、遊星歯車部材103の回転方向も逆になり、作用部147は直線Lに沿って矢印gとは反対の方向に移動する。
この実施形態では、作用部147には、連接棒105が取り付けられている。連接棒105は、図2および図4に示すように、作用部147に直交するように連結されており、かつ、図3に示すように、作用部147が直線往復動する直線Lに沿って延びている。この実施形態では、連接棒105と作用部147の連結部分は、作用部147に対して連接棒105が回転可能で、かつ、連接棒105の軸に対する作用部147の軸の交差角が変位可能に連結されている。
この実施形態では、当該連結部分は、図4に示すように、一対の滑り部材300によって、連接棒105に対する作用部147の交差角が変化する。滑り部材300は、作用部147に回動自在に装着された第1部材301と、連接棒105に取り付けられた第2部材302とからなる。第1部材301の外側面は凸円弧面311を有している。凸円弧面311は、直線Lおよび遊星歯車部材103の回転軸c2に直交する方向に連続している。他方、第2部材302は、第1部材301の凸円弧面311を受ける凹円弧面312を有している。凹円弧面312は、直線Lおよび遊星歯車部材103の回転軸c2に直交する方向に連続している。これにより、作用部147の回動や連接棒105に対する相対的な移動は滑らかに行われる。
また、連接棒105の先端には、ピストン−シリンダ機構210のピストン211が取り付けられている。ピストン211は、シリンダケースに配設されたシリンダ213に装着されている。シリンダ213の軸線は、直線Lに沿うように配設されている。このクランク装置100では、直線Lに沿って連接棒105は上述したように直線往復動するので、ピストン211も直線Lに沿って直線往復動する。シリンダ213の軸線は、直線Lに沿うように配設されているので、ピストン211のシリンダ213に対するサイドスラストは低減される。さらに、連接棒105が直線往復動するので、シリンダ213に対するピストン211のロングストロークを実現することができる。なお、図3に示すように、ピストン211のストロークは、理論上、内周太陽歯車102のピッチ円直径に等しくなる。
このクランク部材104は、クランク部材104に作用する遠心力が釣り合い、かつ、クランク部材104の回転軸c1上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合う。このクランク装置100は、図10に示すように、モデル化できる。図10中、c1はクランク部材104の回転軸を、M11は遊星歯車部材103に相当する質量体を、M12は第2カウンターウェイトに相当する質量体を、M13は第2バランサーに相当する質量体をそれぞれ示している。
図10に示すモデルにおいて、クランク部材104が回転した場合に、質量体M11(遊星歯車)に作用する遠心力をF11、質量体M12(第2カウンターウェイト)に作用する遠心力をF12、質量体M13(第2バランサー)に作用する遠心力をF13とする。このクランク部材104は、遠心力F11と、遠心力F12と、遠心力F13を釣り合わせている(F11+F12+F13=0(F11、F12、F13はベクトル量))。
さらに、この実施形態では、クランク部材104の回転軸c1上の任意の位置で、クランク部材104に作用する遠心力(F11、F12、F13)のモーメントが釣り合っている。
すなわち、図10に示すように、クランク部材104の回転軸c1上の任意の位置O2から各遠心力F11、F12、F13が作用する位置までの軸方向の距離をそれぞれL11、L12、L13とする。このクランク部材104は、F11×L11+F12×L12+F13×L13=0(F11、F12、F13はベクトル量)になっている。これにより、クランク部材104が回転した場合に、当該回転軸c1上の任意の位置において回転軸c1に直交する軸回りに、クランク部材104を回転させるように作用する力を小さく抑えることができる。
この実施形態では、クランク部材104は、上述したように、F11+F12+F13=0(F11、F12、F13はベクトル量)、および、F11×L11+F12×L12+F13×L13=0(F11、F12、F13はベクトル量)になるように、第2バランサー160の重さを調整している。なお、実際には、各部材については、重さや取り付け位置について製造上の公差が生じる。第2バランサー160の重さを調整する際は、クランク部材104に遊星歯車部材103に相当するダミーウエイトを配設し、クランクケース101に支持された状態と同様の状態で、クランク部材104を回転自在に支持する。そして、クランク部材104をモータ等で回転させて、クランク部材104に生じる振動が低減されるように、第2バランサー160の重さや取り付け位置を微調整するとよい。
また、この実施形態では、第2バランサー160は、フライホイール170に取り付けられている。フライホイール170は、クランク部材104の回転軸c1から離れているので、第2バランサー160の重さを軽くしても作用する遠心力が大きくなる。このため、より軽い第2バランサー160によって、クランク部材104に作用する遠心力が釣り合い、かつ、クランク部材104の回転軸c1上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせることができる。
上述したように、このクランク装置100は、クランク部材104が回転すると、遊星歯車部材103は自転および公転する。そして、作用部147は直線Lに沿って直線往復動し、作用部147に取り付けられる動作部材200も直線Lに沿って直線往復動する。このため、各部材の移動および回転により、回転軸に偏った荷重が掛かり易く、かかるクランク装置100では、振動を完全に抑えることは極めて難しい。しかしながら、このクランク装置100は、上述したように遊星歯車部材103に作用する遠心力が釣り合い、かつ、遊星歯車部材103の回転軸c2上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。さらに、クランク部材104に作用する遠心力が釣り合い、かつ、クランク部材104の回転軸c1上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントが釣り合っている。このため、遊星歯車部材103の回転軸c2およびクランク部材104の回転軸c1に偏った荷重が作用するのを小さく抑えることができる。これにより、遊星歯車部材103の自転および公転に伴ってクランク装置100に生じる振動を極めて小さくすることができる。
以上、本発明の一実施形態に係るクランク装置を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されず、発明の要旨が変更されない限りにおいて、種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、第1バランサーと第2バランサーは、それぞれ交換可能に取り付けられている。これによって、第1バランサーと第2バランサーの重さや取り付け位置を微調整することが可能である。しかし、これに限らず、第1バランサーと第2バランサーそれぞれ遊星歯車やクランク部材に固定してもよい。すなわち、第1バランサーと第2バランサーの重さや取り付け位置を微調整することができなくても、上述したように遊星歯車やクランク部材に作用する遠心力を釣り合わせ、かつ、遊星歯車やクランク部材の回転軸上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせるように設計されたバランサーを備えていることによって、本発明による振動を小さく抑える一応の効果は得られる。
また、第1バランサーは、遊星歯車の回転軸に対して径方向や軸方向に取り付け位置が変更できるようにしてもよい。これによって、遊星歯車に作用する遠心力を釣り合わせ、かつ、遊星歯車の回転軸上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせる調整が容易になる。
また、第2バランサーは、クランク部材の回転軸に対して径方向や軸方向に取り付け位置が変更できるようにしてもよい。これによって、クランク部材に作用する遠心力を釣り合わせ、かつ、クランク部材の回転軸上の任意の位置に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせる調整が容易になる。
また、上述した内周太陽歯車102、遊星歯車部材103、クランクケース101、クランク部材104などの具体的な形状や構造は、種々の変更が可能である。また、本実施形態では、作用部が連接棒に対して回動可能に連結されている構成を例示したが、かかる構成は本発明の一実施例を示すに過ぎない。また、同構成において、必ずしも上述した一対の滑り部材を介在させて連結されている必要はない。例えば、所要の機能が奏される場合において、公知のスイベル構造を適用することが可能である。
また、ピストン−シリンダ機構は、例えば、シリンダ型のコンプレッサや内燃機関など、種々の用途に適用可能である。また、連接棒は直線往復動するので、連接棒を作用部から直線Lに沿って両側に延伸させ、両側にそれぞれピストン−シリンダ機構を構成することができる。この場合、例えば、連接棒の片側に、シリンダ型のコンプレッサを配し、反対側にシリンダ型の内燃機関を配してもよい。この場合は、連接棒が直線往復動するので、一方の内燃機関で生じたエネルギによって、連接棒を介して直接反対側のコンプレッサで気体を圧縮させることができ、極めてエネルギ効率の良いコンプレッサを作ることができる。また、連接棒の両側に内燃機関を設け、クランク部材から回転駆動力を出力するようにしてもよい。
また、シリンダ型のコンプレッサや、内燃機関に限定されず、ピストンに永久磁石を取り付け、シリンダ部分にコイルを配線した、リニア発電装置も構成することが可能である。また、連接棒の両側に取り付ける装置は、シリンダとピストンの組み合わせを有する装置である必要もなく、このクランク装置は、直線往復動する駆動体を動作させる装置として種々の用途に適用可能である。
クランク装置を示す斜視図。 本発明の一実施形態に係るクランク装置の横断側面図。 本発明の一実施形態に係るクランク装置の機構図。 本発明の一実施形態に係るクランク装置の遊星歯車部材に動作部材を取り付けた状態を示す側面図である。 (a)は本発明の一実施形態に係るクランク装置の第1バランサーを示す断側面図、(b)はその背面図である。 (a)は本発明の一実施形態に係るクランク装置の遊星歯車部材の側面図、(b)はその正面図。 本発明の一実施形態に係るクランク装置の遊星歯車部材の遠心力の釣合を示すモデル図。 (a)は本発明の一実施形態に係るクランク装置のクランク部材の側面図、(b)はその正面図である。 本発明の一実施形態に係るクランク装置のクランク部材に遊星歯車部材を取り付けた状態を示す側面図。 本発明の一実施形態に係るクランク装置のクランク部材の遠心力の釣合を示すモデル図。
符号の説明
100 クランク装置
101 クランクケース
102 内周太陽歯車
102c ピッチ円
103 遊星歯車部材
103c ピッチ円
104 クランク部材
105 連接棒
111 底部
112 開口
113 挿通穴
121 段差
131 遊星歯車
132 遊星軸
141 装着穴
146 装着軸部
147 作用部
148 第1カウンターウェイト
149 第1バランサー
149a 基部
149b 錘部
149c 突起
151 軸部
152 装着穴
152a 開口
158 軸部
159 第2カウンターウェイト
160 第2バランサー
161、162 軸受
163、164 軸受
170 フライホイール
200 動作部材
210 シリンダ機構
211 ピストン
212 シリンダケース
213 シリンダ
214 カバー
220 取付穴
300 滑り部材
301 第1部材
302 第2部材
311 凸円弧面
312 凹円弧面
c1 クランク部材の回転軸(内周太陽歯車のピッチ円の中心線)
c2 遊星歯車部材の回転軸(遊星歯車のピッチ円の中心線、装着穴の中心線)
c3 作用部の中心線
L 作用部が往復動する直線
r1 遊星歯車のピッチ円の半径
r2 内周太陽歯車のピッチ円の半径

Claims (9)

  1. クランクケースに固定的に配設された内周太陽歯車と、
    前記内周太陽歯車のピッチ円直径の2分の1のピッチ円直径を有する遊星歯車を前記内周太陽歯車に噛み合わせつつ自転および公転する遊星歯車部材と、
    前記内周太陽歯車の中心線と同軸に回転するように前記クランクケースに配設され、前記遊星歯車部材を自転および公転可能に支持するクランク部材と
    を備え、
    前記遊星歯車部材は、前記遊星歯車部材に作用する遠心力が釣り合い、かつ、前記遊星歯車部材の回転軸上の任意の位置で前記遊星歯車部材に作用する遠心力のモーメントが釣り合い、
    前記クランク部材は、前記クランク部材に作用する遠心力が釣り合い、かつ、前記クランク部材の回転軸上の任意の位置で前記クランク部材に作用する遠心力のモーメントが釣り合う、クランク装置。
  2. 前記遊星歯車は、前記遊星歯車に作用する遠心力を釣り合わせ、かつ、前記遊星歯車の回転軸上の任意の位置で前記遊星歯車に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせる第1バランサーを備えている、請求項1に記載のクランク装置。
  3. 前記クランク部材は、前記クランク部材に作用する遠心力を釣り合わせ、かつ、前記クランク部材の回転軸上の任意の位置で前記クランク部材に作用する遠心力のモーメントを釣り合わせる第2バランサーを備えている、請求項1に記載のクランク装置。
  4. 前記第1バランサー又は第2バランサーは、交換可能に取り付けられている、請求項2又は3に記載のクランク装置。
  5. 前記第1バランサーは、遊星歯車の回転軸に対して径方向に取り付け位置が変更できる、請求項2に記載のクランク装置。
  6. 前記第1バランサーは、遊星歯車の回転軸に対して軸方向に取り付け位置が変更できる、請求項2に記載のクランク装置。
  7. 前記第1バランサーは、遊星歯車の軸方向端部に取り付けられている、請求項2に記載のクランク装置。
  8. 前記第2バランサーは、クランク部材の回転軸に対して径方向に取り付け位置が変更できる、請求項3に記載のクランク装置。
  9. 前記第2バランサーは、クランク部材の回転軸に対して軸方向に取り付け位置が変更できる、請求項3に記載のクランク装置。
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