JP2015508139A

JP2015508139A - フォロワー機構

Info

Publication number: JP2015508139A
Application number: JP2014556521A
Authority: JP
Inventors: シック、ゲイリー
Original assignee: コーヨーベアリングスノースアメリカエルエルシー
Priority date: 2012-02-08
Filing date: 2012-02-08
Publication date: 2015-03-16
Anticipated expiration: 2032-02-08
Also published as: JP5992540B2; CN107084014A; CN107084014B; US9982767B2; KR101627956B1; US20150082938A1; KR20140120361A; EP2812544A1; WO2013119214A1; EP2812544B1; CN104185720B; US20190003568A1; CN104185720A

Abstract

アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構。フォロワー機構は、円筒形の内面及び円筒形の外面を有するバケットと、バケット内に少なくとも部分的に配置されたヨークであって、ヨークは、底壁、及び、底壁から上向きに支持された対向する２つの側壁を含み、それぞれの側壁は、シャフト開口部を画定する、ヨークと、を含む。第１及び第２の端部を有するシャフトは、シャフト開口部に収容され、ローラー・フォロワーは、一部がバケットを越えて軸線方向外向きに延びるようにシャフトに回転可能に受けられる。

Description

本発明は、一般にフォロワー機構に関するものである。より詳細には、本発明は、フォロワー機構及びそれらに関連するアライメント・デバイスの設計及び組立方法に関するものである。

フォロワー機構は、エンジンのカムシャフトからの運動を１つ又は複数の吸気弁又は排気弁に伝達するために内燃エンジンのバルブ・トレインにしばしば利用される。カムシャフトが回転するときに、フォロワー機構は、カムシャフトの対応するローブから横向きの力と下向きの力の両方を受けるが、弁を開放及び／又は閉鎖するために下向きの力のみを弁に伝達する。これによって、フォロワー機構は、弁の弁ステムが曲がる可能性又はそうでなければ損傷する可能性を低くする。同様に、フォロワー機構は、ガソリン直噴システムに用いられるカムシャフト駆動式高圧燃料ポンプにしばしば利用される。

既存のバケット式フォロワー機構は、一般に、打抜かれたバケット又は冷間成形されたバケットのいずれかを含む。ローラー・フォロワーは、一般に、ピン打ち、カシメ等によってバケットに直接固定されるシャフトに支持される。したがって、バケットは、荷重支持部材であり、したがって熱処理、及び研磨等の作業を必要とする。したがって、フォロワー機構は、フォロワー機構に対応する孔内でのフォロワー機構の回転を防ぐように、バケットによって画定された開口部に支えられたアライメント・デバイスの形態をしばしば有する。既知のアライメント・デバイスの一実例は、フォロワー機構のバケットの開口部に固定されるキノコ形状のピンを含む。そのようなピンは、それらの複雑な形状のために製造が困難となり得る。同様に、バケットに必要とされる熱処理は、アライメント・デバイスを受ける開口部の捩れを生じさせる場合があり、これによって組立が複雑になる。そのようなアライメント・デバイスは、それらの対応する開口部に締り嵌めによってしばしば固定される。

本発明は、従来技術の構成及び方法の考慮事項を認識して対処するものである。

本開示の一実施例は、アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構を提供する。フォロワー機構は、円筒形の内面及び円筒形の外面を有するバケットと、バケット内に少なくとも部分的に配置されたヨークであって、ヨークは、底壁、及び、底壁から上向きに支持された（ｄｅｐｅｎｄｉｎｇ）対向する２つの側壁を含み、それぞれの側壁は、シャフト開口部を画定する、ヨークと、を含む。第１及び第２の端部を有するシャフトは、シャフト開口部に収容され、ローラー・フォロワーは、一部がバケットを越えて軸線方向外向きに延びるようにシャフトに回転可能に受けられる。

本開示の別の実施例は、アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構を提供する。フォロワー機構は、円筒形の内面及び円筒形の外面を有し、軸線に平行な長さ及び軸線を横切る幅を有する開口部を画定する、バケットを含む。アライメント・デバイスは、開口部内に少なくとも部分的に配置され、軸線に平行な長さ及び軸線を横切る幅を有し、開口部の最大長は、アライメント・デバイスの最大長よりも大きく、開口部の最大幅は、アライメント・デバイスの最大幅よりも大きい。

本開示の別の実施例は、アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構を提供する。フォロワー機構は、円筒形の内面及び円筒形の外面を有するバケットであって、軸線に平行な長さ及び軸線を横切る幅を有する開口部を画定する、バケットを含む。アライメント・デバイスは、開口部内に少なくとも部分的に配置され、軸線に平行な長さ及び軸線を横切る幅を有する。アライメント・デバイスは、アライメント・デバイスの長手方向中心軸線と孔の軸線との両方がある平面において概ね矩形の断面形状を有する。

この明細書に組み込まれてその一部を構成する添付図面は、本発明の１つ又は複数の実施例を示しており、説明とともに本発明の原理を説明する役割を果たす。

本明細書は、本発明の最良の形態を含む、本発明の十分且つ実施可能な開示について、当業者を対象として、添付図面を参照しながら説明する。

本開示による、アライメント・デバイスを含むフォロワー機構の一実施例の斜視図である。図１に示すフォロワー機構の平面図である。図１に示すフォロワー機構の分解斜視図である。図１に示すフォロワー機構のバケットの平面図である。図１に示すフォロワー機構のヨークの斜視図である。図１に示すフォロワー機構のヨークの平面図である。図１の６Ａ−６Ａ線に沿った、フォロワー機構及びアライメント・デバイスの部分断面図である。本開示によるフォロワー機構の代替実施例の部分断面図である。本開示によるフォロワー機構の代替実施例の部分断面図である。本開示によるフォロワー機構の代替実施例の部分断面図である。本開示によるフォロワー機構の代替実施例の部分断面図である。本開示による、フォロワー機構及びアライメント・デバイスの代替実施例の斜視図である。本開示による、フォロワー機構及びアライメント・デバイスの代替実施例の平面図である。本開示による、フォロワー機構及びアライメント・デバイスの代替実施例の斜視図である。本開示による、フォロワー機構及びアライメント・デバイスの代替実施例の平面図である。図１１Ａ及び図１１Ｂに示すフォロワー機構の斜視断面図である。シリンダ・ヘッドに組み付けられた、図１に示すフォロワー機構及びアライメント・デバイスの部分断面図である。

本明細書及び図面で繰返し使用される参照文字は、本開示による発明の同一又は類似の特徴又は要素を表すことを目的としている。

次に本発明の現在好適な実施例について参照するが、それらの１つ又は複数の実例が添付図面に示されている。本発明の限定ではなく説明として、各実例を提供する。実際には、本発明の範囲及び主旨から逸脱せずに本発明に修正及び変形を施し得ることは、当業者にとって明らかであろう。例えば、一実施例の部分として図示又は記述される特徴は、さらなる別の実施例を生み出すために別の実施例で用いられてもよい。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物の範囲における、そのような修正及び変形を包含することを意図している。

次に図を参照すると、図１から図３に示すように、本開示によるフォロワー機構１０の実施例は、略円筒形のバケット２０と、バケットに収容されたヨーク４０と、ヨーク４０に支持されたローラー・フォロワー６０と、バケット２０の開口部２６に収容されたアライメント・デバイス７０とを含む。図１３に示すように、フォロワー機構１０は、バルブ・トレインの吸気弁又は排気弁の開放及び閉鎖を容易にするために内燃エンジンのバルブ・トレインに利用されるように構成される。エンジンのカムシャフト１９が回転するときに、カムシャフト１９のローブ１８、又はカムシャフト１９に連結されたロッカ・アーム（不図示）は、フォロワー機構１０のローラー・フォロワー６０に係合し、シリンダ・ヘッド１４に対応する孔１２内で、カムシャフト１９の回転運動をフォロワー機構１０の直線運動に変換する。弁９２の弁ステム９０は、フォロワー機構１０内に配置され、フォロワー機構１０に連結されており、フォロワー機構１０が孔１４内で直線方向に動くときに弁９２が交互に開放及び閉鎖するようになっている。それによって、カムシャフト１９からの力は、弁９２の動きと略同じ方向の力のみが弁９２に作用するように、フォロワー機構１０によって弁９２に伝達される。さらに、フォロワー機構１０は、回転力が弁９２に伝達されることを妨げるためにカムシャフト１９と弁９２の間の捩れ振動防止装置としての役割を果たす。図示するように、アライメント・デバイス７０は、略円筒形のロッドであり、その一部は、それに対応するように形作られたアライメント溝１６（それは、孔１２の内壁によって画定されている）に滑動可能に収容される。

さらに図４を参照すると、本実施例のバケット２０は、円筒形の外面２２と、外面と略同心円状の円筒形の内面２４と、アライメント・デバイス７０を受けるためにバケットに画定された開口部２６とを含む。図示するように、開口部２６は、概ね矩形であり、対向する一対の側壁２８と、頂壁３０と、底壁３２とによって形成される。対向する側壁２８は、互いに略平行であり、頂壁３０と底壁３２は、互いに略平行であり、さらに対向する側壁２８を略横切る。より詳しく後述するように、開口部２６は、挿入を容易にするためにアライメント・デバイス７０よりも高さが高いが、アライメント・デバイス７０が圧力嵌めで開口部２６に収容されるようにアライメント・デバイス７０よりも幅が狭い。代替実施例では、開口部は、アライメント・デバイス７０よりも概ね大きく（幅が広く、且つ、高さが高い）、組立中にアライメント・デバイス７０用の隙間を提供する。バケット２０を打抜き工程によって形成でき、この場合に開口部は、例えば、穿孔、切削、さもなければバケット２０への切り込みによって形成される。代わりに、バケット２０を粉末金属工程によって形成できる。

バケット２０は、内面２４によって画定された複数の軸線方向延在溝３４も含む。各軸線方向延在溝３４は、バケット２０の頂縁から下向きに延び、軸線方向延在溝３４がバケット２０の高さの一部のみに沿って延びるように対応する制止面３６で終端する。各軸線方向延在溝３４は、ヨーク４０の底壁４２の対応する角部５２を滑動可能に収容するように構成されており、ヨーク４０をバケット２０内に滑動可能に収容するようになっている。軸線方向延在溝３４をブローチ加工工程によって形成でき、この場合にバケット２０は、打ち抜きによって形成され、又は粉末金属を用いる工程によって形成されてもよい。

さらに図５Ａ及び図５Ｂを参照すると、ヨーク４０は、底壁４２と、底壁から上向きに延びる対向する一対の側壁４４と、側壁４４によって画定された一対のシャフト開口部４８と、底壁４２の周縁から外向きに延びる突起４６とを含む。図示するように、底壁４２は、略矩形であり、その対向する一対の縁から上向きに延びる側壁４４を有する。底壁４２の各角部５２は、底壁４２の角部５２が対応する制止面３６に当接するまで、バケット２０の対応する軸線方向延在溝３４に滑動可能に収容される。図１及び図１３に示すように、バケット２０に完全に挿入されると、ヨークの側壁４４の最上端は、バケット２０の頂縁を越えて軸線方向外向きに延びる。さらに、バケット２０に一旦完全に挿入されると、ヨーク４０は、ピン打ち、カシメ、溶接等によってバケットに保持される。好ましくは、ヨーク４０は、打抜き工程によって形成され、熱処理工程も受ける。突起４６は、その遠位端に、アライメント・デバイス７０の外面７２の一部に対応して形作られる当接面５０を含む。バケット２０の軸線方向延在溝３４は、ヨーク４０がバケット２０に完全に挿入されると、突起４６の当接面５０が開口部２６の径方向内側に配置されてアライメント・デバイス７０を受け得るように構成される（図６）。

図３に最も良く見えるように、ローラー・フォロワー６０は、シャフト６２と、アウターレース６６と、レース６６がシャフト６２の周りを自由に回転できるようにシャフトとレースの間に配置された複数のローラー６４とを含む。シャフト６２の両端は、ローラー・フォロワー６０がフォロワー機構１０のバケット２０に装着されるようにヨーク４０のシャフト開口部４８に収容される。組み付けられると、ローラー・フォロワー６０は、図１２に示すように、レース６６の外面６８がカムシャフト１９の対応するローブ１８に係合するように、バケット２０の頂縁を越えて軸線方向外向きに延びる。好ましくは、シャフト開口部４８の直径は、動作中にシャフト６２がシャフト開口部４８内を自由に旋回（ｐｒｅｃｅｓｓ）できるように、シャフト６２の直径よりも僅かに大きい。代わりに、ヨークに対する回転を防ぐように、シャフト６２の両端をヨーク４０に対してピン打ち、カシメ等ができる。

前述したように、アライメント・デバイス７０は、円筒形の外面７２と、略平行の頂面７４と底面７６を含む略円筒形のロッドである。図６Ａに最も良く見えるように、開口部２６の側壁２８によって画定された幅Ｘは、円筒形ロッド７０の直径よりも僅かに小さい。好ましくは、円筒形ロッド７０は、バケット２０内でのヨーク４０とローラー・フォロワー６０の組立に続いて、バケット２０の外側から圧力嵌めで開口部２６に位置決めされる。したがって、円筒形ロッド７０は、一旦組み立てられると、開口部２６に保持される。開口部２６の頂壁３０と底壁３２によって画定された高さは、開口部２６への円筒形ロッド７０の挿入を容易にするために頂面７４と底面７６によって画定されるような円筒形ロッド７０の高さよりも大きい。バケット２０内で完全に組み立てられると、突起４６の当接面５０は、円筒形ロッド７０の一部がバケット２０の外面２２を越えて径方向外向きに延びるように円筒形ロッド７０を支持し、したがって、孔１２のアライメント溝１６に滑動可能に収容される。

次に図６Ｂを参照すると、本開示によるアライメント・デバイスの代替実施例が示されている。図６Ｂに最も良く見られるように、開口部２６の側壁２８によって画定された幅Ｘは、円筒形ロッド７０の直径よりも大きい。さらに、開口部２６の頂壁３０と底壁３２によって画定された高さは、頂面７４と底面７６によって画定されるような円筒形ロッド７０の高さよりも大きい。したがって、バケット２０内でのヨーク４０とローラー・フォロワー６０の組立に続いて円筒形ロッド７０をバケット２０の外側から開口部２６に配置することができる。バケット２０内で完全に組み立てられると、突起４６の当接面５０は、円筒形ロッド７０の一部が、バケット２０の外面２２を越えて径方向外向きに延び、したがって孔１２のアライメント溝１６に滑動可能に収容されるように、円筒形ロッド７０を収容する。

次に図７を参照すると、本開示によるアライメント・デバイスの代替実施例が示されている。アライメント・デバイスは、前述した円筒形ロッド７０を含む。しかし、バケット２０に画定された開口部２６ａは、前述した実施例の開口部とは異なる。より具体的には、開口部２６ａの高さが円筒形ロッド７０の高さよりも僅かに大きく、内面２４での開口部２６ａの幅Ｘが円筒形ロッド７０の直径よりも僅かに大きいが、外面２２での開口部２６ａの幅Ｙは、円筒形ロッド７０の直径よりも小さい。したがって、円筒形ロッド７０をバケット２０の外側から開口部２６ａに挿入できない。したがって、円筒形ロッド７０は、バケット２０内でのヨーク４０及びローラー・フォロワー６０の組立に先立ってバケット２０の内側から開口部２６ａに挿入される。開口部２６ａの両側壁２８ａが略平行でなく、それらの最外縁同士がそれらの最内縁同士よりも互いに近寄っていることに留意されたい。図６Ａ、図６Ｂ、及び図７に示す実施例については、開口部２６、２６ａがそれぞれ矩形よりもむしろ円形である場合には円筒形ロッド７０を円形軸受で置き換え得ることに留意されたい。

次に図８を参照すると、本開示によるアライメント・デバイスの代替実施例が示されている。アライメント・デバイスは、図１から図６に示すアライメント・デバイスと略同様であり、それらの異なる要素のみに別の参照番号が付されている。図示するように、アライメント・デバイスは、バケット２０によって画定された開口部２６に収容される矩形ロッドである。その矩形ロッド７０ａは、その外面を画定する略平面の４つの側部を含み、ヨークの突起４６ａの当接面５０ａは、矩形ロッド７０ａを収容するための平面によって形成される。図示するように、矩形ロッド７０ａにおいてバケット２０の外面２２を越えて外向きに延びる部分は、略矩形状である。したがって、フォロワー機構１０を滑動可能に収容する、孔１２によって画定された対応するアライメント溝（不図示）は、対応して形作られた断面形状を有する。

次に図９を参照すると、本開示によるアライメント・デバイスの代替実施例が示されている。アライメント・デバイスは、図１から図６に示すようなアライメント・デバイスと略同様であり、それらの異なる要素のみに別の参照番号が付されている。図示するように、アライメント・デバイスは、バケット２０の開口部２６に収容される矩形部と、バケット２０の外面２２から径方向外向きに延びる湾曲部とを含む。そのロッド７０ｂは、その最内面を画定する略平面の側部を含み、ヨークの突起４６ａの当接面５０ａは、ロッド７０ｂを受けるための平面によって形成される。ロッド７０ｂにおいてバケット２０の外面２２を越えて外向きに延びる部分が湾曲形状であることに同様に留意されたい。したがって、フォロワー機構１０を滑動可能に収容する、孔１２によって画定された対応するアライメント溝１６（図１３）は、対応して形作られた断面形状を有する。

次に図１０Ａ及び図１０Ｂを参照すると、本開示によるアライメント・デバイスの代替実施例を含むフォロワー機構１０ｃが示されている。フォロワー機構１０ｃは、フォロワー機構１０ｃのバケット２０ｃが粉末金属を用いた工程によって形成される点で、図１から図６に関して議論した第１の実施例と主に異なる。粉末金属でバケット２０ｃを形成することによって、アライメント・デバイスをバケット２０ｃの一体型突起７０ｃとして形成できる。したがって、別個のアライメント・デバイスが必要なく、バケット２０ｃにアライメント・デバイスを受けるための開口部を形成する必要がない。さらに、ヨーク４０は、前述した実施例のような突起４６を有する必要がない。

次に図１１Ａ及び図１１Ｂを参照すると、本開示によるフォロワー機構１０ｄの代替実施例が示されている。フォロワー機構１０ｄは、フォロワー機構１０ｄのバケット２０ｄが一対のヨーク支持体２５を含み、ヨーク支持体のそれぞれがバケット２０ｄの内部に径方向内向きに延びる点で、図１０Ａ及び図１０Ｂに関して議論した実施例と主に異なる。各ヨーク支持体２５は、軸線方向延在溝３４ｄを画定し、軸線方向延在溝３４ｄは、バケット２０ｄの頂縁から下向きに延び、対応する制止面３６ｄで終端する。したがって、各軸線方向延在溝３４ｄは、バケット２０ｄの高さの一部のみに沿って延びる。各軸線方向延在溝３４ｄは、ヨーク４０をバケット２０ｄ内に滑動可能に収容するために、ヨーク４０の対応する側壁４４を滑動可能に受けるように構成される。図１０Ａ及び図１０Ｂに示した実施例と同様に、バケット２０ｄは、アライメント・デバイスをバケット２０ｄの一体型突起７０ｄとして形成できるように粉末金属で形成される。

フォロワー機構の先の実施例を内燃エンジンでの利用に関して記述したが、実施例は、１つの部品の回転運動を他の部品の直線運動に変換することが望まれる他の形式の組立体に利用されてもよい。例えば、実施例は、流体（例えば、燃料、油、水等）を駆動するのを助ける流体ポンプに利用されるように構成されてもよい。より具体的には、実施例は、ガソリン直噴システムに用いられるようなカムシャフト駆動式高圧燃料ポンプに利用されてもよい。

本発明の１つ又は複数の好適な実施例について前述したが、当然のことながら、当業者は、本発明の範囲及び主旨から逸脱せずに本発明に様々な修正及び変形を施し得る。例えば、アライメント・デバイス及び対応する溝の断面形状は、意図する目的に適すると見られる任意の形状であってもよい。さらに、振動防止装置は、意図する目的に適すると見られる任意の材料で構成されてもよい。本発明は、添付の特許請求の範囲及びそれらの均等物の範囲及び主旨における、そのような修正及び変形を包含することを意図している。

Claims

アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構であって、
円筒形の内面及び円筒形の外面を含むバケットと、
前記バケット内に少なくとも部分的に配置されたヨークであって、前記ヨークは、底壁、及び、前記底壁から上向きに支持された対向する２つの側壁を含み、それぞれの側壁は、シャフト開口部を画定する、ヨークと、
前記シャフト開口部に収容された第１及び第２の端部を有するシャフトと、
一部が前記バケットを越えて軸線方向外向きに延びるように前記シャフトに回転可能に受けられたローラー・フォロワーと、
を備えるフォロワー機構。
前記バケットの前記内面は、少なくとも１つの軸線方向延在溝を画定し、前記ヨークの前記底壁は、略矩形であり、前記少なくとも１つの軸線方向延在溝は、前記ヨークの前記底壁の対応する角部を滑動可能に受ける、請求項１に記載のフォロワー機構。
前記少なくとも１つの軸線方向延在溝は、前記フォロワー機構の長手方向中心軸線に略垂直な制止面をさらに含む、請求項２に記載のフォロワー機構。
前記少なくとも１つの軸線方向延在溝は、前記ヨークの前記ベース壁の対応する角部をそれぞれ受ける４つの軸線方向延在溝をさらに備える、請求項３に記載のフォロワー機構。
前記バケットの前記外面を越えて外向きに支持されるアライメント・デバイスをさらに備え、前記アライメント・デバイスは、前記孔の前記アライメント溝に滑動可能に収容される、請求項１に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記バケットの一体部分である、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記バケットは、粉末金属によって形成される、請求項６に記載のフォロワー機構。
前記バケットは、開口部を画定し、前記アライメント・デバイスは、前記開口部内に少なくとも部分的に配置される、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、圧力嵌めにより前記開口部に保持される、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね円形の断面形状を有し、前記長手方向中心軸線がある平面において概ね矩形の断面形状を有する、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね矩形の断面形状を有し、前記長手方向中心軸線がある平面において概ね矩形の断面形状を有する、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね円形の断面形状を有し、前記長手方向中心軸線がある平面において概ね円形の断面形状を有する、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記ヨークの前記底壁は、前記底壁から径方向外向きに延びる突起をさらに備え、前記突起は、前記アライメント・デバイスに当接する遠位端を含む、請求項５に記載のフォロワー機構。
前記ローラー・フォロワーは、円筒形のレース、及び前記シャフトと前記円筒形のレースとの間に配置された複数のローラー要素をさらに備える、請求項１に記載のフォロワー機構。
前記シャフトの前記第１及び第２の端部は、前記シャフト開口部内に回転可能に収容される、請求項１４に記載のフォロワー機構。
アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構であって、
円筒形の内面、円筒形の外面を含むバケットであって、前記軸線に平行な長さ及び前記軸線を横切る幅を有する開口部を画定するバケットと、
前記開口部内に少なくとも部分的に配置されるアライメント・デバイスであって、前記軸線に平行な長さ及び前記軸線を横切る幅を有するアライメント・デバイスと、を備え、
前記開口部の最大長は、前記アライメント・デバイスの最大長よりも大きく、前記開口部の最大幅は、前記アライメント・デバイスの最大幅よりも大きい、フォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね円形の断面形状を有し、前記長手方向中心軸線がある平面において概ね矩形の断面形状を有する、請求項１６に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね矩形の断面形状を有し、前記長手方向中心軸線がある平面において概ね矩形の断面形状を有する、請求項１６に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね円形の断面形状を有し、前記長手方向中心軸線がある平面において概ね円形の断面形状を有する、請求項１６に記載のフォロワー機構。
アライメント溝を含む孔内で軸線に沿って移動可能なフォロワー機構であって、
円筒形の内面、円筒形の外面を含むバケットであって、前記軸線に平行な長さ及び前記軸線を横切る幅を有する開口部を画定するバケットと、
前記開口部内に少なくとも部分的に配置されるアライメント・デバイスであって、前記軸線に平行な長さ及び前記軸線を横切る幅を有するアライメント・デバイスと、を備え、
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの長手方向中心軸線と前記孔の前記軸線との両方がある平面において概ね矩形の断面形状を有する、フォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの前記長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね円形の断面形状を有する、請求項２０に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスは、前記アライメント・デバイスの前記長手方向中心軸線に略垂直な平面において概ね矩形の断面形状を有する、請求項２０に記載のフォロワー機構。
前記開口部の最大長は、前記アライメント・デバイスの最大長よりも大きく、前記開口部の最大幅は、前記アライメント・デバイスの最大幅よりも大きい、請求項２０に記載のフォロワー機構。
前記バケット内に少なくとも部分的に配置されたヨークをさらに備え、前記ヨークは、底壁、及び、前記底壁から上向きに支持された対向する２つの側壁を含み、それぞれの側壁は、シャフト開口部を画定する、請求項２０に記載のフォロワー機構。
前記バケットの前記内面は、少なくとも１つの軸線方向延在溝を画定し、前記ヨークの前記底壁は、略矩形であり、前記少なくとも１つの軸線方向延在溝は、前記ヨークの前記底壁の対応する角部を滑動可能に受ける、請求項２４に記載のフォロワー機構。
前記シャフト開口部に収容された第１及び第２の端部を有するシャフトと、
一部が前記バケットを越えて軸線方向外向きに延びるように前記シャフトに回転可能に受けられたローラー・フォロワーと、
をさらに備える、請求項２５に記載のフォロワー機構。
前記シャフトの前記第１及び第２の端部は、前記シャフト開口部内に回転可能に収容される、請求項２６に記載のフォロワー機構。
前記ヨークの前記底壁は、前記底壁から径方向外向きに延びる突起をさらに備え、前記突起は、前記アライメント・デバイスに当接する遠位端を含む、請求項２４に記載のフォロワー機構。
前記アライメント・デバイスの最大幅部は、前記開口部内に配置される、請求項２０に記載のフォロワー機構。
前記開口部の長さは、前記アライメント・デバイスの最大長よりも大きい、請求項２９に記載のフォロワー機構。