JP6122043B2 - ローラリフタ - Google Patents

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Description

本発明は、ローラリフタに関する。
特許文献1に開示のローラリフタは、自動車の内燃機構に組み付けられ、カムに接触するローラと、ローラを回転可能に支持する軸支ピンと、軸支ピンの両端部が貫通してかしめ固定される一対の支持部とを備えている。両支持部は、筒状のリフタ本体に一体に設けられている。ローラにはカムが当接しており、カムの動きがリフタ本体に伝達されることで、シリンダヘッド内をリフタ本体が上下方向に往復移動することが可能とされている。リフタ本体の外周は、シリンダヘッドの内周面を摺動する摺動面とされ、シリンダヘッド内をガタ付きなく摺動可能となるように厳格な寸法精度が要求される。
特開2014−1706号公報
ところで、上記従来のローラリフタの場合、軸支ピンの両端部が両支持部にかしめ固定される際に、両支持部が互いに近づくように内倒れすることがあり、仮に、両支持部が内倒れすると、リフタ本体の外周が変形し、リフタ本体の寸法精度を適正に維持することができないおそれがあった。
これに対し、例えば、リフタ本体から両支持部を分離し、リフタ本体の外周を構成する筒状部と両支持部とを別体の構成とすれば、軸支ピンのかしめ加工の影響が筒状部に及ぶのを回避することができ、筒状部(リフタ本体)の外周の寸法精度を適正に維持することができる。
しかるに上記の場合、軸支ピンのかしめ加工後に、両支持部側の部分と筒状部側の部分とを連結する必要があり、連結時の加工の影響を受けて、筒状部の外周が多少なりとも変形するおそれがある。また、連結加工に時間を要すると、生産性が低下するおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、筒状部の外周が変形するのを確実に防止することができ、生産性の向上を図ることができるローラリフタを提供することを目的とする。
本発明のローラリフタは、互いに対向する一対の対向部とこれら対向部を互いに連結する前後方向に沿った水平板状の連結部とを有する第1部材と、前記第1部材とは別体とされて筒状部を有する第2部材とを備え、前記筒状部は、底壁と、前記底壁の外周縁から立ち上がる周壁と、前記底壁の外周縁から立ち下がる下側周壁とを有し、前記下側周壁には、前記底壁の下面と同じ高さ位置から下方に開口する嵌合凹部が設けられ、前記両対向部間に架設された軸部にはローラが回転可能に支持され、前記ローラと接触するカムの動きが前記筒状部に伝達可能となるように、前記第1部材を前記第2部材に弾性的に取り付けるための弾性取付部が前記第1部材に設けられ、前記第1部材は、前記下側周壁内に挿入されて、前記連結部が前記底壁に面接触状態で当接し、且つ前記弾性取付部が前記下側周壁の内周面に弾性的に当接するようになっており、さらに、前記連結部から前方へ向けて連続して突出するように設けられた突片部が前記嵌合凹部に周方向に位置決めされた状態で嵌入されるところに特徴を有する。
両対向部間に軸部が架設され、その状態で、第1部材が第2部材に取り付けられるものであれば、第2部材の筒状部の外周に、軸部の取り付けの影響が及ぶことがない。また、第1部材が弾性取付部によって第2部材に弾性的に取り付けられるため、第1部材を第2部材に取り付けるに際して特別な加工を要せず、加工の手間を省くことができるとともに、筒状部の外周に、第1、第2部材を組み付ける際の影響が及ぶおそれを少なくすることができる。したがって、本発明によれば、筒状部の外周が変形するのを確実に防止することができ、且つ、生産性の向上を図ることができる。また、弾性取付部が筒状部内に配置されて外部異物から保護されるため、弾性取付部による取付機能の信頼性を高めることができる。
本発明の実施例のローラリフタの正面視方向の断面図である。 ローラリフタの側面視方向の断面図である。 第1部材を斜め上方から見た斜視図である。 第1部材を斜め下方から見た斜視図である。 第2部材を斜め下方から見た斜視図である。 第2部材を斜め上方から見た斜視図である。 ローラリフタを斜め下方から見た斜視図である。 ローラリフタを組み込んだ燃料供給装置の概略図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す
前記軸部の両端部が、前記両対向部を貫通して前記両対向部の外側面から外側に突出して配置され、前記第1部材が前記第2部材に取り付けられたときに、前記軸部の両端面が前記筒状部の内周面に当接可能に配置される。軸部の端面が筒状部の内周面に当接することで、軸部の両対向部からの抜け出しが規制され、軸部が両対向部に抜け止め状態で取り付けられる。とくに、両対向部に軸部をかしめ固定する必要がないため、両対向部が内倒れするように変形する等といった事態を未然に防止することができる。
<実施例>
本発明の実施例を図1〜図8によって説明する。実施例のローラリフタ10は、内燃機関の燃料供給装置80に設けられたポンプリフタに適用される場合を例示するものであって、第1部材20と第2部材60とを備えている。第1、第2部材20、60は、互いに別体とされ、後述する弾性取付部30F、30Rを介して互いに離脱規制された状態で取り付けられる。なお、以下の説明において前後方向については、図2の向かって左側を前側とする。
第2部材60は、図5及び図6に示すように、全体として一体の筒状部61で構成されている。筒状部61は、幅方向に沿った円板状の底壁62と、底壁62の外周縁から立ち上がる円筒状の周壁63と、周壁63の外周縁から立ち下がる円筒状の下側周壁64とからなる。図1及び図2に示すように、筒状部61の外周面は、周壁63から下側周壁64にかけて全高に亘って段差なく連続して配置されている。周壁63の壁厚は、底壁62の壁厚又は下側周壁64の壁厚よりも小さくされている。図5に示すように、下側周壁64の前壁部分には、嵌合凹部65が設けられている。嵌合凹部65は、底壁62の下面と同じ高さ位置から下側周壁64の下端にかけて正面視略矩形の開口する形態とされている。
第1部材20は、全体として一体に連続した板状をなし、図3及び図4に示すように、互いに略平行に対向する一対の垂直板状の対向部21と、両対向部21の上端部間に架設されて両対向部21を連結する水平板状の連結部22と、連結部22の左右両側部(詳細には後述する前方屈曲部27の及び後方屈曲部24のそれぞれの左右両側部)で、且つ対向部21を挟んだ前後両側の部分に連なる一対ずつの突片状の弾性取付部30F、30Rとからなる。図1及び図2に示すように、第1部材20は、下側周壁64内に下方から挿入され、連結部22を底壁62の下面に当接させた状態で第2部材60に組み付けられる。
両対向部21には、断面円形の軸受孔23が同軸で貫通して設けられている。図1に示すように、両対向部21には、軸部50の両端部が摺動可能に挿通されている。軸部50は、左右方向に細長く真直ぐ延びる円柱状の形態とされている。軸部50の全長は、両対向部21の外側面間の離間距離よりも大きく、且つ下側周壁64の内径よりも少し小さくされている。このため、軸部50の両端部は、両対向部21の外側面から外側へ突出して配置され、第1部材20が第2部材60に組み付けられたときに、下側周壁64の内周面に当接可能に近接して配置される。なお、軸部50の両端面にはかしめ加工等の大きな変形を伴う加工が施されていない。
図2に示すように、軸部50の外周には、転動体52を介して円柱状のローラ55が回転可能に支持されている。図8に示すように、ローラ55の外周面は、カム90と接触した状態になる。
図3に示すように、連結部22の後端部には、下方へ略弧状に屈曲した後方屈曲部24が設けられている。後方屈曲部24は、両対向部21の上端部間の離間距離に相当する幅寸法をもった幅広帯状に形成されている。後方屈曲部24の先端部(屈曲端部)には、その左右両側から前方へ向けて弧状に延びる一対の弾性取付部30Rが連続して設けられている。両弾性取付部30Rは、円弧状の板面を内外に向けつつ細帯状に湾曲する形態とされ、後方屈曲部24との連結位置を支点として内外に撓み変形可能とされている。両弾性取付部30Rの上端外側縁には、テーパ状の面取り部25が設けられている。第1部材20が下側周壁64内に下方から挿入される過程で、面取り部25が下側周壁64の下端内縁を摺動することにより、弾性取付部30Rの撓み動作が誘導されるようになっている。後方屈曲部24の先端部と両弾性取付部30Rとは、全体として平面視略半円弧状をなし、第1部材20が下側周壁64内に挿入された状態では、図7に示すように、下側周壁64の内周面に沿って略面接触状態で配置されるようになっている。
連結部22の前端部には、前方へ向けて連続して突出する突片部26が設けられている。図7に示すように、第1部材20が下側周壁64内に挿入された状態では、突片部26が嵌合凹部65内に嵌入され、これにより、第1部材20が第2部材60に対して回り止めされるとともに周方向に位置決めされるようになっている。
また、図3に示すように、連結部22の前端部には、突片部26を挟んだ左右両側に、下方へ略弧状に屈曲した一対の前方屈曲部27が設けられている。両前方屈曲部27と突片部26とを合わせた幅寸法は両対向部21の上端間の離間距離に相当し、前方屈曲部27それ自体は幅狭の形態とされている。前方屈曲部27の先端部(屈曲端部)には、その左右両側から後方へ向けて弧状に延びる一対の弾性取付部30Fが連続して設けられている。弾性取付部30Fは、上記の弾性取付部30Rと同様、円弧状の板面を内外に向けつつ細帯状に湾曲する形態とされ、前方屈曲部27との連結位置を支点として内外に撓み変形可能とされている。両弾性取付部30Fの上端外側縁に面取り部25が設けられる点も上記同様である。また、両前方屈曲部27の先端部と両弾性取付部30Fとは、突片部26を除いて、全体として平面視略半円弧状をなし、図7に示すように、第1部材20が下側周壁64内に挿入された状態で、下側周壁64の内周面に沿って略面接触状態で配置されるようになっている。ここで、前後夫々の弾性取付部30F、30Rは、軸受孔23の中心上において若干の隙間をあけて略対称に配置され、下側周壁64の内周に沿った仮想円上に配置されるようになっている。
ローラリフタ10の構造は上述のとおりであり、続いて、ローラリフタ10の作用について説明する。
第2部材60に第1部材20を組み付けるに先立ち、第1部材20の両対向部21の軸受孔23に軸部50を挿通させる。この場合、両対向部21の軸受孔23の一方から他方にかけて軸部50を貫通させ、軸部50の両端部を両対向部21の外側面から外側に突出させる。この段階では、軸部50は両対向部21の軸受孔23から抜け得る状態にある。
続いて、筒状部61の下側周壁64内に下方から第1部材20を挿入する。第1部材20の挿入過程では、突片部26が嵌合凹部65内に進入して位置決めされるとともに、各弾性取付部30F、30Rが面取り部25に沿って次第に撓み変形させられる。第1部材20が下側周壁64内に正規に挿入されると、連結部22の上面が底壁62の下面に略面接触状態で当接して配置され、各弾性取付部30F、30Rが下側周壁64の内周面に沿って同内周面に内側から弾性的に当接する(図1、図2及び図7を参照)。各弾性取付部30F、30Rが下側周壁64の内周面に弾性的に当接することにより、第1部材20が第2部材60からの離脱を規制された状態で取り付けられる。
また、第1部材20が下側周壁64内に正規に挿入されると、図1に示すように、軸部50の両端面が下側周壁64の内周面に当接可能に近接して配置される。したがって、軸部50が両対向部21に対して幅方向に位置ずれしようとしても、軸部50の端面が下側周壁64の内周面に当接することで、軸部50のそれ以上の変位が規制され、軸部50の軸受孔23からの抜け出しが規制される。なお、第1部材20が第2部材60に取り付けられると、下側周壁64の下端から下方に、ローラ55の略下半部が露出して配置される。
次いで、上記ローラリフタ10が、図8に示す燃料供給装置80に組み込まれる。この場合に、筒状部61の周壁63内には、上方からプランジャ等の係合部材81が挿入され、シリンダヘッド82の摺動孔83内には筒状部61が嵌入され、ローラ55に対して下方からカムシャフト84に設けられたカム90が当接する。プランジャ等の係合部材81は、その下端が底壁62の上面に突き当て状態で当接し、コイルスプリング等の弾性部材85によって下側(カム90の位置する側)に付勢されている。このため、係合部材81の下端が底壁62の上面に当接した状態が維持される。また、カム90と係合部材81との間に、第1、第2部材20、60が上下方向に挟持されることにより、第1部材20の連結部22と第2部材60の底壁62とが互いに当接し合う状態も維持される。その結果、第1部材20が第2部材60から離脱するのが確実に規制される。
内燃機関の駆動に伴い、カム90が回転すると、筒状部61がカム90のリフト量に応じたストローク量で上下方向に往復移動し、さらに係合部材81が上下方向に往復移動して、作動油が圧送される。このとき、筒状部61の外周面がシリンダヘッド82の摺動孔83の内周面を摺動するため、筒状部61の外周面には高い寸法精度が要求される。その点、本実施例においては、ローラリフタ10が両対向部21を有する第1部材20と筒状部61を有する第2部材60とに分割可能とされ、両対向部21に軸部50を挿通させた後、第1部材20が第2部材60に組み付けられるため、仮に、両対向部21に軸部50を挿通させる際に、両対向部21が変形しても、その変形の影響が筒状部61に伝わることがなく、筒状部61の外周面の寸法精度を良好に維持することができる。
とくに、本実施例の場合、軸部50が両対向部21にかしめ固定されるのではなく両対向部21の軸受孔23に単に挿通されるに過ぎないため、両対向部21が軸部50の取り付けに伴って変形するといったこと自体を未然に防止することができる。
以上説明したように、実施例によれば、両対向部21間に軸部50が架設され、その状態で、第1部材20が第2部材60に取り付けられるため、第2部材60の筒状部61の外周に、軸部50の取り付けの影響が及ぶことがない。
また、第1部材20が各弾性取付部30F、30Rによって第2部材60に弾性的に取り付けられるため、第1部材20を第2部材60に取り付けるに際してかしめ加工等の特別な加工を要せず、加工の手間を省くことができるとともに、筒状部61の外周に、第1、第2部材20、60を組み付ける際の影響が及ぶおそれを少なくすることができる。したがって、筒状部61の外周が変形するのを確実に防止することができ、且つ、生産性の向上を図ることができる。
また、第1部材20が筒状部61の下側周壁64内に挿入されると、各弾性取付部30F、30Rが筒状部61の内周面に内側から弾性的に当接するため、各弾性取付部30F、30Rが筒状部61内で外部異物から保護された状態となる。その結果、各弾性取付部30F、30Rが不用意に弾性変形し、第1部材20が第2部材60から脱落する事態を回避することができる。
さらに、第1部材20が第2部材60に組み付けられたときに、軸部50の両端面が筒状部61の内周面に当接可能に配置されるため、軸部50の軸受孔23からの抜け出しが規制され、軸部50が両対向部21に抜け止め状態で保持される。とくに、両対向部21に軸部50をかしめ固定する必要がないため、両対向部21が内倒れするように変形する事態を未然に防止することができる。
さらにまた、軸部50が両対向部21の軸受孔23内を摺動可能とされ、軸部50が両対向部21に回転可能に支持されるため、軸部50に作用する負荷圏が軸部50の軸周りに随時変化することになり、一定の範囲に限定されることがない。その結果、軸部50及び両対向部21の寿命を延ばすことができる。
<他の実施例>
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)例えば、弾性取付部の外面と筒状部の内周面の一方に凸部が設けられ、他方に凹部が設けられ、弾性取付部の撓み動作を伴ったあと凸部が凹部に嵌り込むことで、弾性取付部が筒状部に当接する状態を良好に維持できる構成としてもよい。
(2)軸部の両端部が両対向部に挿通されてかしめ固定されるものであってもよい。
(3)軸部の両端部が両対向部に実質的に回転不能に支持されるものであってもよい。
(4)本発明は、動弁機構に設けられたバルブリフタに適用することが可能である。
10…ローラリフタ
20…第1部材
21…対向部
22…連結部
30F、30R…弾性取付部
50…軸部
55…ローラ
60…第2部材
61…筒状部

Claims (2)

  1. 互いに対向する一対の対向部とこれら対向部を互いに連結する前後方向に沿った水平板状の連結部とを有する第1部材と、
    前記第1部材とは別体とされて筒状部を有する第2部材とを備え、
    前記筒状部は、底壁と、前記底壁の外周縁から立ち上がる周壁と、前記底壁の外周縁から立ち下がる下側周壁とを有し、
    前記下側周壁には、前記底壁の下面と同じ高さ位置から下方に開口する嵌合凹部が設けられ、
    前記両対向部間に架設された軸部にはローラが回転可能に支持され、前記ローラと接触するカムの動きが前記筒状部に伝達可能となるように、前記第1部材を前記第2部材に弾性的に取り付けるための弾性取付部が前記第1部材に設けられ、
    前記第1部材は、前記下側周壁内に挿入されて、前記連結部が前記底壁に面接触状態で当接し、且つ前記弾性取付部が前記下側周壁の内周面に弾性的に当接するようになっており、さらに、
    前記連結部から前方へ向けて連続して突出するように設けられた突片部が前記嵌合凹部に周方向に位置決めされた状態で嵌入されることを特徴とするローラリフタ。
  2. 前記軸部の両端部が、前記両対向部を貫通して前記両対向部の外側面から外側に突出して配置され、前記第1部材が前記第2部材に取り付けられたときに、前記軸部の両端面が前記筒状の内周面に当接可能に配置されることを特徴とする請求項1記載のローラリフタ。
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