JP2005105939A - ロッカーアームフリクションプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】
内燃機関の吸・排気弁を開閉するロッカーアームを軸方向に位置決めするフリクションプレートの改良。
【解決手段】
ロッカーアームシャフトが挿入されたロッカーアームを、上記ロッカーアームシャフトに嵌合されたスプリングプレート2により、上記ロッカーアームシャフトの軸方向に押圧して、上記ロッカーアームの位置決めを行なうロッカーアームフリクションプレート1において、上記スプリングプレート2の複数枚を互いに連結して一体にしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は内燃機関の動弁機構に関し、特に吸・排気弁を開閉するロッカーアームをロッカーアームシャフト上で位置決めするロッカーアームフリクションプレートに関する。
従来、ロッカーアームをロッカーアームシャフト上で位置決めする手段として、ロッカーアームシャフトに嵌合される両端嵌合部と同両端嵌合部を連結する連結部とからなり、前記連結部はロッカーアームシャフト側に弯曲した弯曲部分を形成しているバネ部材を備え、前記バネ部材を嵌合したロッカーアームシャフトを内燃機関本体側に装着することにより前記連結部の弯曲部分の凹面側が点火プラグ装着用の円筒形カバー管に当接して両端嵌合部に互いに拡開する軸方向の力を与え、少なくとも一方の嵌合部に当接するロッカーアームを押圧して位置決めを行なうことを特徴とするロッカーアームの位置決め構造が知られていた(例えば特許文献1参照。)。これは、ロッカーアームに対しロッカーアームフリクションプレートの穴位置を合わせながらロッカーアームホルダー(ヘッドカバー)に挿入して、ロッカーアームシャフトをアーム、プレート、ホルダーを貫通させる形で組付けるもので、ロッカーアームフリクションプレートはスプリングワッシャーの機能を持ち、ロッカーアームをスラスト方向に押し付ける機能を持つ。
実用新案登録第2545721号公報
前記従来のロッカーアーム位置決め構造は、複数(点火プラグ装着用のカバー管の数、すなわち気筒数だけ)の部品で構成され、位置合わせをしながら組付ける必要があるため、作業工数が多くかかっていた。またロッカーアームフリクションプレート形状が廻り止めのために複雑であった。
前記従来の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ロッカーアームシャフトが挿入されたロッカーアームを、上記ロッカーアームシャフトに嵌合されたスプリングプレートにより、上記ロッカーアームシャフトの軸方向に押圧して、上記ロッカーアームの位置決めを行なうロッカーアームフリクションプレートにおいて、上記スプリングプレートの複数枚を互いに連結して一体にしたことを特徴とするものである。
また請求項2記載の発明は、前記請求項1記載の発明において、上記複数枚のスプリングプレートと上記スプリングプレートの連結部とを一体にして板材から打ち抜き、上記スプリングプレート部を上記連結部に対して90度ひねって形成したことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は前記のとおり構成され、従来複数あったロッカーアームフリクションプレートを互いに連結して一体にしたので、ロッカーアームフリクションプレートの組付け工数が削減される。また廻り止めのための形状を作らなくてすみ、形状が簡単になることによるコスト低減効果も得られる。
また請求項2記載の発明では、ロッカーアームフリクションプレート全体を板材から一体に打ち抜き、スプリングプレート部をひねるだけで形成されるので、製作コストは更に低減される。
図1は本発明のロッカーアームフリクションプレートの第1実施例を示す三面図、図2は図1のロッカーアームフリクションプレートの展開図である。
まず図1において、(a)は平面図、(b)は(a)のB矢視図、(c)は(a)のC矢視図である。本実施例のロッカーアームフリクションプレート1は、複数枚(図示例では6枚)のスプリングプレート2が帯状の連結部3により連結されて一体に形成されている。スプリングプレート2には、図1(b)に示されるように、ロッカーアームシャフトが挿入される円孔2aが設けられている。またスプリングプレート2は平面状ではなく、図1(a)に示されるように、若干の反りが与えられている。
上記ロッカーアームフリクションプレート1の製作に際しては、まず板材から図2に示される形状を打ち抜く。すなわち複数のスプリングプレート部2と連結部3とが一体になった平面形状である。この平面形状のもののスプリングプレート部2を連結部3に対して90度ひねり、更にスプリングプレート部2に反りを与えれば、図1に示される立体形状が形成される。
次に図3は図1のロッカーアームフリクションプレート1が取付けられた4サイクル並列3気筒、OHV方式ターンフロー内燃機関のシリンダヘッドカバーを取外した状態を示す平面図である。図中符号7は、シリンダヘッドに設けられたアームシャフト軸受、6はそのアームシャフト軸受7により回転自在に支持されたロッカーアームシャフト、8は上記アームシャフト軸受7の間に配されて、上記ロッカーアームシャフト6が挿入されたカラーである。5は上記アームシャフト軸受7とカラー8の間にそれぞれ配されて、上記ロッカーアームシャフト6により回転自在に支持されたロッカーアームである。また9は図示しない吸気弁の上端スプリングリテーナ、10は図示しない排気弁の上端スプリングリテーナである。
上記ロッカーアーム5の一端(図3では右端)は、上記吸気弁または排気弁のステム上端に押圧されており、他端(図3では左端)は図示しない吸排気カムに接するプッシュロッド(図示せず)の上端に接触している。なお図中11は点火プラグである。
前記ロッカーアームフリクションプレート1の複数のスプリングプレート2は、上記ロッカーアーム5とカラー8の間に挿入され、その円孔2a(図1、図2参照)にロッカーアームシャフト6が挿入される。ロッカーアーム5とカラー8との間隙はロッカーアームフリクションプレート1のスプリングプレート2の厚さよりも僅かに広く、スプリングプレート2の反りに基づくスプリング作用により、カラー8の両側のロッカーアーム5はアームシャフト軸受7に押し付けられて、軸方向の位置決めがなされる。
本実施例では、アームシャフト軸受7の両側にロッカーアーム5とカラー8を図3に示されるように配置し、互いに連結されて一体になったロッカーアームフリクションプレート1のスプリングプレート2をロッカーアーム5とカラー8の間に挿入した後、スプリングプレート2、ロッカーアーム5、アームシャフト軸受7、カラー8の孔にロッカーアームシャフト6を挿入するだけで、ロッカーアーム5の組付けと軸方向位置決めを同時に行なうことができるので、ロッカーアームフリクションプレート1の組付け・調整工数が削減される。またロッカーアームフリクションプレート1は、全体を板材から一体に打ち抜きスプリングプレート部2をひねるだけで形成されるので、製作コストが低減される。
次に図4は本発明の第2実施例のロッカーアームフリクションプレート21が取付けられたOHV式クロスフロー内燃機関の上部をロッカーアームシャフト軸線方向に見た断面図である。
図中符号26はシリンダヘッド、27はそのシリンダヘッド26の上方を覆うシリンダヘッドカバーである。29と30はシリンダヘッド26に設けられた吸気ポートと排気ポートをそれぞれ示す。31は図示しない吸・排気弁が挿入される弁ステムガイド、32は吸・排気弁のステム先端に取付けられるスプリングリテーナ、33、34はインナースプリング、アウタースプリングをそれぞれ示す。
35はシリンダヘッド26に設けられた図示しないアームシャフト軸受により回転自在に支持された一対のロッカーアームシャフト、36はそれらロッカーアームシャフト35に貫通されて回動自在に支承されたロッカーアームである。ロッカーアーム36の一端(外方端)は上記吸・排気弁(図示せず)のステム先端に接しており、他端(内方端)はプッシュロッド37の上端に接している。プッシュロッド37の下端は図示しない吸排気カムに接している。
本実施例では、一対のロッカーアームシャフト35に跨ってロッカーアームフリクションプレート21が配置される。このロッカーアームフリクションプレート21は、一対のスプリングプレート22が帯状の連結部23により連結されて一体に形成されている。スプリングプレート22部には円孔22aが設けられていて、この円孔22aに上記一対のロッカーアームシャフト35が挿入される。またスプリングプレート22部は平面状ではなく、前記第1実施例のスプリングプレート2(図1参照。)と同様、若干の反りが与えられている。
このようなロッカーアームフリクションプレート21の一方のスプリングプレート22をロッカーアーム36と図示しないカラー等の間に挿入し、ロッカーアームシャフト35に通してアームシャフト軸受に取付けると、スプリングプレート22部の上記反りに基づくスプリング作用により、前記第1実施例と同様(図3参照。)、ロッカーアーム36はアームシャフト軸受に押し付けられて、軸方向の位置決めがなされる。その場合、一対のスプリングプレート22の一方の側をロッカーアームシャフト35に組付けた状態では、ロッカーアームフリクションプレート21全体がその側のロッカーアームシャフト35の軸廻りに既に位置決めされているから、他方のスプリングプレート22やロッカーアーム36の組付けは、容易に行なうことができる。
4図のものの変形で、連結部23をシリンダヘッドカバーにボルト等で取付けるようにすると、シリンダヘッドカバー側にロッカーアーム、ロッカーアームシャフト等を小組する際にロッカーアームフリクションプレートを手で持つ必要がなく組付け性を更に向上することができる。
図1は本発明のロッカーアームフリクションプレートの第1実施例を示す三面図である。 図2は図1のロッカーアームフリクションプレートの展開図である。 図3は図1のロッカーアームフリクションプレートが取付けられたOHV方式ターンフロー内燃機関のシリンダヘッドカバーを取外した状態を示す平面図である。 図4は本発明の第2実施例のロッカーアームフリクションプレートが取付けられたOHV式クロスフロー内燃機関の上部をロッカーアームシャフト軸線方向に見た断面図である。
符号の説明
1…ロッカーアームフリクションプレート、2…スプリングプレート、2a…円孔、3…連結部、5…ロッカーアーム、6…ロッカーアームシャフト、7…アームシャフト軸受、8…カラー、9、10…弁上端スプリングリテーナ、11…点火プラグ、21…ロッカーアームフリクションプレート、22…スプリングプレート、22a…円孔、23…連結部、26…シリンダヘッド、27…シリンダヘッドカバー、29…吸気ポート、30…排気ポート、31…弁ステムガイド、32…スプリングリテーナ、33…インナースプリング、34…アウタースプリング、35…ロッカーアームシャフト、36…ロッカーアーム、37…プッシュロッド。

Claims (2)

  1. ロッカーアームシャフトが挿入されたロッカーアームを、上記ロッカーアームシャフトに嵌合されたスプリングプレートにより、上記ロッカーアームシャフトの軸方向に押圧して、上記ロッカーアームの位置決めを行なうロッカーアームフリクションプレートにおいて、
    上記スプリングプレートの複数枚を互いに連結して一体にしたことを特徴とするロッカーアームフリクションプレート。
  2. 上記複数枚のスプリングプレートと上記スプリングプレートの連結部とを一体にして板材から打ち抜き、上記スプリングプレート部を上記連結部に対して90度ひねって形成したことを特徴とする請求項1記載のロッカーアームフリクションプレート。
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