JP2006348820A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロッカーアームの軸方向移動を効果的に抑制するとともに押圧スプリングの弾性荷重の増大を抑え、これによりタペットクリアランス調整時等における軸方向移動を容易にして、調整作業の作業性を高めたロッカーアーム構造を備える内燃機関の提供。
【解決手段】 2本のロッカーアームシャフト7,7のそれぞれに揺動支持されるロッカーアーム71,72は、ロッカーアーム71,72に設けられた突起部71e,72eがロッカーアーム71,72の軸方向移動時にヘッドカバー上壁部内面に設けられた移動規制部材に当接するようになされている。したがって、スプリング81,82の弾性荷重を大きくすることなくロッカーアーム71,72の軸方向における移動を抑制することができ、また、タペットクリアランス調整時等におけるスプリング81,82の弾性荷重に抗したロッカーアーム71,72の移動を容易にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の改良構造に関し、特にロッカーアームの位置規制構造の改良に特徴のある内燃機関の改良構造に関する。
従来のロッカーアームシャフトに揺動支持されるロッカーアームは、その軸方向への移動規制のためにスプリングによって軸方向に押圧付勢されており、スプリングによるロッカーアームの押圧付勢は、機関運転時の振動によるロッカーアームの軸方向への移動規制を効果的になすために大きめの荷重設定がなされたスプリングによりなされている。
一方、このような構造のロッカーアームにおいては、そのタペットクリアランスの調整におけるバルブのアッパーシート上に設けられたシムの交換作業等に際し、ロッカーアームを軸方向に移動する必要があり、ロッカーアームの軸方向移動のためには押圧付勢する大きなスプリング荷重に抗してスプリングを押し縮め、押圧する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−316633号公報(第2頁−第3頁、第3図)
前記特許文献1には上述したように、ロッカーアームシャフトに揺動支持されるロッカーアームがその軸方向への移動規制のためにスプリングにより軸方向に押圧付勢される構造が開示されており、このロッカーアーム構造においては、ロッカーアームのスプリングによる押圧付勢が、既述の機関運転時等の振動によるロッカーアームの軸方向移動規制のため、スプリング荷重が大きめの付勢スプリングによりなされている。
しかしながら、ロッカーアームの軸方向移動規制における大きなスプリング荷重による押圧付勢は、例えばタペットクリアランスの調整におけるバルブアッパーシート上に設けられたシム交換時のロッカーアームのスプリング荷重に抗した移動を困難にしており、その分シム交換の作業性を悪くしている。
上述したような状況の中で、ヘッドカバーに、ロッカーアームに当接して該ロッカーアームの軸方向移動を規制する部材を設けることで、上述の大きなスプリング荷重のスプリングによる付勢の必要性を排除しつつ、機関運転時における振動等によるロッカーアームの軸方向移動を効果的に規制し、かつタペットクリアランスの調整等の作業に際してのロッカーアームの軸方向移動を容易にして該調整作業の作業性を高めたロッカーアーム構造を備える内燃機関を提供する。
本発明は、上述した課題を解決するためのロッカーアーム構造を備える内燃機関の改良構造に関するものであり、請求項1に記載の発明は、シリンダヘッドとヘッドカバーとにより形成される動弁室と、前記動弁室に設けられたロッカーアームシャフトに揺動可能にかつ軸方向への移動を可能に支持されるとともに、弾性部材により軸方向に付勢されるロッカーアームとを備える内燃機関において、前記ヘッドカバーは、前記シリンダヘッドに装着された状態で前記ロッカーアームの軸方向移動を規制する規制部材を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記ロッカーアームは、径方向に突出する突起部を有し、前記規制部材は、前記突起部に接触することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、前記規制部材は、前記ヘッドカバーに一体に形成されるとともに、先端部が前記ロッカーアームシャフトに沿って窪んだ凹部を有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る発明は、シリンダヘッドとヘッドカバーとにより形成される動弁室と、前記動弁室に設けられたロッカーアームシャフトに揺動可能かつ軸方向への移動を可能に支持されるとともに、弾性部材により軸方向に付勢されるロッカーアームとを備えた内燃機関において、前記ヘッドカバーは、前記シリンダヘッドに装着された状態で前記ロッカーアームの軸方向移動を規制する規制部材を備えるから、ロッカーアームの軸方向の移動を規制しながらも、弾性部材の荷重を大きくする必要がないためロッカーアームの軸方向移動を容易に行うことができ、タペットクリアランス調整作業を容易に行うことができる。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記ロッカーアームは、径方向に突出する突起部を有し、前記規制部材は、前記突起部に接触するから、スプリング等の他の部材に妨げられることなく、ロッカーアームと規制部材とを容易に接触させることができる。
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記規制部材は、前記ヘッドカバーに一体に形成されるとともに、先端部が前記ロッカーアームシャフトに沿って窪んだ凹部を有するから、一体成形しているため安価にできる。また、凹部により規制部材とロッカーアームシャフトとのクリアランスを確保しつつ極力ロッカーアームシャフトに近接させることができるため、ロッカーアームの移動規制を確実にできる。
図1ないし図6に基づいて本発明の実施例を説明する。
図1には、自動二輪車に搭載される本発明の内燃機関Eの上部構造が図示され、この内燃機関Eは、頭上弁式4ストロークサイクル単気筒内燃機関であり、その本体部は、一部のみが図示される左右に分割された左ケースと右ケースからなるクランクケース1と、クランクケース1の上部に固定されたシリンダブロック2と、シリンダブロック2の上部に固定されたシリンダヘッド3と、さらにシリンダヘッド3上部を覆うために該ヘッド3に固定されるヘッドカバー4とからなり、クランクケース1内には、その一部のクランク部のみが図示されるクランクシャフト1aが回転可能に軸受け支持されている。
クランクシャフト1aのクランクピン部1bにはその一端である大端部1cが回動支持されることでクランクシャフト1aにコンロッド1dが取付けられ、コンロッド1dの他端である小端部1eにはピストンピン1fを介してピストンPが揺動支持されている。ピストンPはシリンダブロック2に設けられたシリンダボア2a内を後述される燃焼室3a内における燃焼エネルギを受けて下方へ押動され、コンロッド1dを介してクランクシャフト1aを回転させるとともに、該クランクシャフト1aの回転に伴いシリンダボア2a内を往復摺動する。
シリンダブロック2には既述のようにシリンダボア2aが、また、シリンダボア2a上部の燃焼室3aが形成され、さらにカムシャフト6駆動用タイミングチェーンTcのための上下貫通開口2bや、冷却水流通のためのウォータジャケット2c等が設けられている。
シリンダヘッド3には、その下部のシリンダブロック2との接合部に既述のシリンダボア2aと協働して形成する燃焼室3aが設けられ、この燃焼室3aには、点火プラグ3bがその点火部を該室に臨ませて設けられ、また、図3に図示されるように吸・排気通路3c,3dに連通する吸・排気のための開口3e,3fと、吸・排気開口3e,3fをそれぞれ開閉する吸・排気バルブ51,52が設けられ、吸・排気のための開口3e,3fは明確には図示されないが4つあり、やや大きめの2つの開口は吸気用の開口3eであり、やや小さめの2つの開口は排気用の開口3fである。
後述の動弁機構Aにおける動弁カム61,62の回動に伴うロッカーアーム71,72の腕部71d,72dの当接部71d1,72d1によるバルブステム上端51c,52cの押動による押下げ作用時は別にして、バルブスプリング51d,52dの弾性力によるバルブステム51b,52bを介したバルブ51,52の上動作用で前記開口3e,3fは該バルブヘッド51a,52aにより閉鎖されている。
そして、シリンダブロック2上部には吸・排気バルブ51,52の開閉作動のための既述の動弁機構Aが設けられている。動弁機構Aは、その一部機構については既に述べたが、概ね、カムシャフト6と、カムシャフト6に設けられた2つの動弁カム61,62と、動弁カム61,62に接触するローラ71f,72fをその一方側腕部71c,72cに備えるロッカーアーム71,72と、ロッカーアーム71,72の他方側腕部71d,72dの当接部71d1,72d1に当接しかつ該当接部により押動されるバルブステム上端51c,52cを備える吸・排気バルブ51,52とからなる。
図1を参照して、カムシャフト6は、シリンダヘッド3の上部にその一端である図示左方端6aが該ヘッド3の図示左方壁部である一方の壁部3gの孔部3g1に支持されるとともに他端、すなわち図示右方端6b寄りの軸部6cがボールベアリングBを介してヘッド3の図示右方壁部である他方の壁部3hに支持されることで、シリンダヘッド3に回転可能に支持され、そのシリンダヘッド3の図示右方壁部である他方の壁部3hから突出する軸部軸端6dにはスプロケット6eが取付けられ、このスプロケット6eとクランクシャフト1aに取付けられた図示されないスプロケット間に掛け渡されたタイミングチェーンTcを介してカムシャフト6はクランクシャフト1aの1/2の回転数で駆動回転される。
図1ないし図3の参照により理解できるように、シリンダヘッド3のカムシャフト6の上部には、カムシャフト6と平行にかつ図2の平面視(上面視)において該カムシャフト6(図2には図示されず)を挟んで互いに対向する位置に2本のシャフト7,7が設けられている。
これら2本のシャフト7,7は、ロッカーアーム71,72を装着支持するためのロッカーアームシャフト7であり、その両端がシリンダヘッド3の図2の図示上下壁部とされた一方および他方の壁部3g,3hの開口3g1,3h1にそれぞれ嵌合支持され、その一方壁部3gの開口3g1は盲孔であり、他方壁部3hの開口3h1は貫通孔とされるがその図2の図示下方側開口端3h11は閉鎖され、つまりロッカーアームシャフト7の取付け後に該シャフト7の抜出しを防ぐため閉鎖される孔である。
ロッカーアームシャフト7支持のための2つの壁部開口3g1,3h1の構造は、ロッカーアームシャフト7のシリンダヘッド3への取付けが、貫通孔3h1側から挿入されたロッカーアームシャフト7の先端が一方壁部3gの壁部開口3g1である盲孔に挿入嵌合されて、適正な位置に位置付けられて、その後に貫通孔3h1のシャフト挿入側である図示下方側開口端3h11が閉鎖部材により閉鎖されることでなされるために供される構造とされている。
これら2本のロッカーアームシャフト7,7のそれぞれの軸方向略中央部には、ロッカーアーム71,72が揺動可能に支持され、これらロッカーアーム71,72は後述されるところであるが、互いに反対向きにロッカーアームシャフト7,7にそれぞれ支持されるから、その本体部71a,72a一側端、すなわち吸気側ロッカーアーム71においては、その一側端71a1とシリンダヘッド3の一方壁部3g間に介在されたスプリング81により軸方向一側に、つまり図2図示における下方側に押圧されている。
また、排気側ロッカーアーム72においては、その一側端72a1とシリンダヘッド3の他方壁部3h間に介在されたスプリング82により軸方向一側に、つまり図2図示における上方側に押圧されている。したがって、ロッカーアーム本体部71a,72aの他側端71a2,72a2は、それぞれシリンダヘッド3の他側の壁部に、すなわち、吸気側ロッカーアーム71の本体部他側端71a2は、他方壁部3hの側端3h2に、また排気側ロッカーアーム72の本体部他側端72a2は、一方壁部3gの側端3g2にそれぞれ摺動接触している。
2つのロッカーアーム71,72はそれぞれ、図3に図示されるように、その側面視においては略同形とされ、やや弓形に湾曲した形状を呈し、その略中央部の肉厚部である本体部71a,72aにはロッカーアームシャフト7への揺動可能な支持のための孔71b,72bが開孔しており、この本体部71a,72aの一方側から肉厚の腕部71c,72cがそれぞれ延出している。
本体部71a,72aから延出する肉厚の一方側腕部71c,72cは、図2図示の平面視で本体部71a,72aのそれぞれの上下方向(ロッカーアームシャフト7の軸方向)でやや一側に偏った位置から延出しており、つまり、図2の図示平面図でロッカーアーム71においては本体部71aの下方に偏った位置から、また、ロッカーアーム72においては本体部72aの上方に偏った位置から延出しており、しかもそれらはその腕部71c,72cの先端近傍において平面視でその幅が狭められ、この幅の狭い先端部71c1,72c1にはそれぞれ後述される動弁カム61,62と当接するローラ71f,72fが回転可能に軸支されている。
また、2つのロッカーアーム71,72のそれぞれの本体部71a,72aから他方側に延出する肉薄の腕部71d,72dは、それぞれ平面視で本体部71a,72aの基部から互いに分離し先端に向うに従い次第に大きく離間する対をなす他方側腕部71d,72dとして形成されており、これらの対をなす他方側腕部71d,72dも図2図示の平面視で本体部71a,72aの上下方向においてやや一側に偏った位置から延出しており、これらの腕部71d,72d先端はそれぞれ、バルブステム上端51c,52cへの当接部71d1,72d1として形成されている。しかしこれらの対をなす他方側腕部71d,72dは2つのロッカーアーム71,72において互いにその形状を異にしている。
図2の図示において、左方の排気側ロッカーアーム72の対をなす他方側腕部72d,72dは、本体部72aの基部から略等角度で、より正確にはロッカーアームシャフト7の軸線に対して略等角度で互いに先端に向うに従い離間間隔を大きくして互いに反対方向に指向して延出しており、また、図示右方の吸気側ロッカーアーム71の対をなす他方側腕部71d,71dは、本体部71aの基部からロッカーアームシャフト7の軸線に対して互いに異なる角度でしかも先端に向うに従い離間間隔を大きくしてかつ互いに同方向に指向して延出している。
2つのロッカーアーム71,72の本体部71a,72aにはそれぞれ、その図2に図示の平面視で理解できるように、その上部に該本体部71a,72aからロッカーアームシャフト7の軸方向に沿ってリブ状隆起部の延長部である突起部71e,72eが延びており、これら突起部71e,72eは、本体部71a,72a中央の隆起部から該本体部の一方軸方向端にまで延び、かつ図2の平面視では理解できるところでないが、図1に図示される側面視から理解できるように、この延びる過程において本体部71a,72aから径方向に向って突出するように、つまり上方に指向して延びている。
そして、これらの突起部71e,72eは、上述の両腕部71c,71d,72c,72dが本体部71a,72aから延出する図2図示上下方向における一側に偏った位置の反対側の他側空間で延びており、これらの突起部71e,72eは、その上方かつシャフト7の軸方向に指向した先端71e1,72e1が後述されるヘッドカバー4に設けられる移動規制部材(ストッパ)4c,4d(図1,3等参照)に当接して、ロッカーアーム71,72の押圧スプリング81,82の弾性力に抗した軸方向移動を抑制する作用をなす。
2本のロッカーアームシャフト7,7にそれぞれ揺動支持されるロッカーアーム71,72は、互いにその向きが逆になるように位置付けられ、すなわち、その一方側腕部71c,72cの先端71c1,72c1のローラ71f,72fが互いに内側であるカムシャフト6側となり、その対をなす他方側腕部71d,72d先端のバルブステム上端51c,52cとの当接部71d1,72d1が外側となるように位置付けされて前記ロッカーアームシャフト7,7に対して揺働支持されている。
2つのロッカーアーム71,72の一方側腕部71c,72c先端の回転可能なローラ71f,72fは、それぞれ上述のカムシャフト6の所定間隔とされた動弁カム61,62に当接される。また、ロッカーアーム71,72の他方側腕部71d,72dである対をなす互いに離間した腕部71d,71d,72d,72d先端の当接部71d1,71d1,72d1,72d1は、それぞれ吸・排気バルブ51,52のバルブステム上端51c,51c,52c,52cに当接している。
すなわち、吸気側ロッカーアーム71の対をなし離間する他方側腕部71d,71dの先端当接部71d1,71d1はそれぞれ、2つの吸気側バルブ51,51のステム上端51c,51cに当接し、また、排気側ロッカーアーム72の対をなし離間する他方側腕部72d,72dの先端当接部72d1,72d1はそれぞれ、2つの排気側バルブ52,52のステム上端52c,52cに当接する。
吸気側および排気側のロッカーアーム71,72はそれぞれ、カムシャフト6の回転に伴う動弁カム61,62の回転によりその一方側腕部先端のローラ71f,72fの動弁カム61,62との当接を介して該ローラ71f,72fが押動されることで、上述のロッカーアームシャフト7,7への装着支持部を中心に揺動し、その対をなす他方側腕部71d,71d,72d,72dの先端当接部71d1,71d1,72d1,72d1のバルブステム上端51c,51c,52c,52cとの当接を介してそれぞれ2つの吸気バルブ51,51、もしくは2つの排気バルブ52,52の開閉のための作動を行う。
これらの吸・排気バルブ51,52の開閉のための作動は、動弁カム61,62によるローラ71f,72fの押動によるバルブ開放と、バルブスプリング51d,52dによる該バルブ51,52閉鎖の押し上げバネ力との協働により行われる。
既述のようにシリンダヘッド3上部の動弁機構Aは、シリンダヘッド3に固定されるヘッドカバー4により覆われている。ヘッドカバー4は図4に図示されるように平面視略矩形状の外形をなす上壁部4aと、その周縁に該壁部4aに対して略垂直に延びる所定幅の側壁部4bが一体成形されており、全体的には所定深さの椀状をなす形状を呈している。したがって、シリンダヘッド3上部とヘッドカバー上壁部4a、さらにはヘッドカバー側壁部4bに囲まれた空間は動弁機構Aのための室(動弁室)を形成している。
ヘッドカバー4には、該カバー4をシリンダヘッド3に取付けるためのボルト孔4eが設けられ、また、ヘッドカバー上壁部4a内面、つまり椀状の実質底面を形成する個所の内面に、既述の2つの移動規制部材4c,4dが設けられ、これら移動規制部材4c,4dは該内面から所定高さで突出する所定幅の突部として形成され、2つの突部は互いに所定の間隔を有して配設されている。
図4ないし図6に図示されるように、2つの所定幅の突部である移動規制部材4c,4dは、互いに略同じ高さで同じ幅を有し、一方の移動規制部材4cはヘッドカバー上壁部4a内面の図4図示の平面視長手方向図示左方寄りでかつ短手方向やや下方寄りに位置して設けられ、他方の移動規制部材4dはヘッドカバー上壁部4a内面の図4図示の平面視長手方向略中央でかつ短手方向のやや上方寄りに位置して設けられている。
そして、これら移動規制部材4c,4dの設けられたそれぞれの位置は、シリンダヘッド3へのヘッドカバー4の装着時に、一方の移動規制部材4cは一方、つまり吸気側ロッカーアームシャフト7への対応位置とされ、また他方の移動規制部材4dは他方、つまり排気側ロッカーアームシャフト7への対応位置とされている。したがって、これら移動規制部材4c,4dにはそれぞれヘッドカバー4装着時におけるロッカーアームシャフト7,7との直接的な接触を避けるためのその突部先端の窪んだ凹部4c1,4d1(図3,5参照)が設けられている。
ヘッドカバー上壁部4a内面の上述の位置に設けられた2つの移動規制部材4c,4dはそれぞれ、上述の2本のロッカーアームシャフト7,7に装着支持されたそれぞれのロッカーアーム71,72の該シャフト7,7上における移動を抑制して、その位置決めをなすためのものであり、これら移動規制部材4c,4dはロッカーアーム本体部71a,72a上部の隆起部の延長部とされた既述の突起部71e,72eの先端71e1,72e1に僅かな隙間を存在せしめて対峙している(図1参照)。
本発明の実施例の内燃機関Eは概ね上述の構造を備えるものであり、この内燃機関Eは、燃焼室3aに供給された燃料・空気混合気に点火されると、燃料が爆発的に燃焼してその燃焼エネルギによりピストンPが押下げられ、ピストンPの押下げ運動はコンロッド1dを介してクランクシャフト1aを回転し、クランクシャフト1aの回転はコンロッド1dを介してピストンPを押上げ、ピストンPは往復動する。ピストンPの往復動とクランクシャフト1aの回転は、この往復動と回転に同調された所定の順序とタイミングでカムシャフト6の回転を経て吸気バルブ51および排気バルブ52の開閉作動をなすものである。
上述の内燃機関Eの運転において、カムシャフト6のその回転方向においてそのカム山の位置が互いにズラされた2つの動弁カム61,62はそれぞれ、2つのロッカーアーム71,72のそれぞれの一方側腕部71c,72c先端に取付けられたローラ71f,72fに当接されて、カムシャフト6の回転に伴う該カム61,62の回転でロッカーアーム71,72のそれぞれの一方側腕部71c,72cを所定のタイミングで押し上げ、ロッカーアーム71,72をロッカーアームシャフト7をその揺動支点として揺動し、その他方側腕部71d,72d先端の当接部71d1,72d1でバルブステム上端51c,52cを押し下げて吸・排気バルブ51,52を所定の順序とタイミングで開閉作動する。
そして、このロッカーアーム71,72の作動に際し、ロッカーアーム71,72はロッカーアームシャフト7の軸方向への移動力により押圧スプリング81,82の弾性力に抗して移動すると、この動きは直ちに該ロッカーアーム本体部71a,72a上部の軸方向延長部である突起部71e,72eの先端71e1,72e1がヘッドカバー上壁部4a内面の突部である移動規制部材4c,4dに当接して規制される。したがって、ロッカーアーム71,72の揺動作動におけるロッカーアームシャフト7の軸方向へのスプリング81,82の弾性力に抗した移動は略完全に抑制される。
本発明の実施例は上述した構造を備えるから、以下に述べる効果を奏するものである。
ヘッドカバー4は、シリンダヘッド3に装着された状態で、ロッカーアーム71,72のスプリング81,82の弾性力に抗した軸方向移動を規制する規制部材4c,4dを備えるから、ロッカーアーム71,72の軸方向移動を抑えるスプリング81,82の押圧荷重を必要以上に大きく設定しなくてもロッカーアーム71,72の軸方向移動は効果的に抑制され、機関運転時の振動発生においても該移動は適正範囲内に抑えられる。
そして、スプリング81,82による押圧荷重の適正な設定は、タペットクリアランスの調整時におけるロッカーアーム71,72の軸方向移動の困難性を解消するから、該調整時におけるロッカーアーム71,72の移動を容易にし、調整作業の容易化とその作業性の向上を図ることができる。また、ヘッドカバー4を外すだけで、ロッカーアーム71,72のロッカーアームシャフト7,7上での移動が可能となり、しかもその移動は容易であるから、シム調整のための作業は容易化され、その作業性は向上する。
ロッカーアーム71,72は、軸方向に指向しかつ径方向に突出する突起部71e,72eを有し、移動規制部材4c,4dは前記突起部71e,72eに接触するから、スプリング81,82等の他の部材に妨げられることなく、ロッカーアーム71,72と規制部材4c,4dとを容易に接触させることができ、これにより、ロッカーアーム71,72のバルブ51,52作動のための揺動は、ロッカーアームシャフト7,7軸方向への移動(左右動)の殆どない安定したものとなり、吸・排気バルブ51,52開閉作動のための確実な作動はもとより、機関Eの騒音と振動の低減にも大きく寄与する。
ヘッドカバー4の上壁部4a内面に設けられた2つの移動規制部材4c,4dはそれぞれ、異なるロッカーアームシャフト7,7に対向して設けられるが、これら移動規制部材4c,4dのロッカーアームシャフト7,7への対向位置は、それぞれロッカーアームシャフト7,7の異なる軸方向位置とされるから、ロッカーアームシャフト7,7を通して移動規制部材4c,4dに入力される荷重は分散されるので、ヘッドカバー4にかかる強度上の負担は比較的低く抑えることができ、ヘッドカバー4の強度を著しく高めるための対策は必要ない。
移動規制部材4c,4dは、ヘッドカバー4に一体に形成されるとともに、その先端部が前記ロッカーアームシャフト7,7に沿って窪んだ凹部4c1,4d1を有するから、この凹部により移動規制部材4c,4dとロッカーアームシャフト7,7とのクリアランスを確保しつつ極力ロッカーアームシャフト7,7に近接させることができ、また、ロッカーアーム71,72の移動規制を確実なものとすることができる。さらに、ヘッドカバー4に一体形成されるから安価に提供できる。
なお、移動規制部材4c,4dは、上述の実施例においてはヘッドカバー4と一体に形成されるものとしたが、別体に構成することも可能であり、また、移動規制部材4c,4dは適宜弾性を有する部材により形成することもできる。
本発明の内燃機関の上部主要構造部を示す縦断面図である。 本発明のヘッドカバーが外された状態におけるシリンダヘッドの一部が切断面とされた上面図である。 本発明のシリンダヘッド部の側断面図である。 本発明のヘッドカバーを示す図であり、ヘッドカバーの内面側を示す図である。 図4におけるV−V断面図である。 図4におけるVI−VI断面図である。
符号の説明
3・・・シリンダヘッド、4・・・ヘッドカバー、4c,4d・・・移動規制部材、51,52・・・吸・排気バルブ、51c,52c・・・バルブステム上端、6・・・カムシャフト、61,62・・・動弁カム、7・・・ロッカーアームシャフト、71,72・・・ロッカーアーム、71a,72a・・・ロッカーアーム本体部、71c,72c・・・一方側腕部、71d,72d・・・他方側腕部、71e,72e・・・突起部、71f,72f・・・ローラ、81,82・・・スプリング。

Claims (3)

  1. シリンダヘッドとヘッドカバーとにより形成される動弁室と、
    前記動弁室に設けられたロッカーアームシャフトに揺動可能かつ軸方向への移動を可能に支持されるとともに、弾性部材により軸方向に付勢されるロッカーアームとを備える内燃機関において、
    前記ヘッドカバーは、前記シリンダヘッドに装着された状態で前記ロッカーアームの軸方向移動を規制する規制部材を備えることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記ロッカーアームは、径方向に突出する突起部を有し、前記規制部材は、前記突起部に接触することを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記規制部材は、前記ヘッドカバーに一体に形成されるとともに、先端部が前記ロッカーアームシャフトに沿って窪んだ凹部を有することを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関。
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