JP2015229592A - ロープホイスト - Google Patents

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Abstract

【課題】ロープガイドなど移動するものの位置を正確に検出でき、しかも、この検出位置の微調整を可能としたロープホイストを提供すること。【解決手段】ロープホイスト1は、ワイヤロープWを巻き取るロープドラム10と、ロープドラム10に平行に配置されるサポートシャフト133およびリミットスイッチ用ボルト134と、リミットスイッチ機構130,131と、ワイヤロープWの巻き取り状態に応じて移動し、リミットスイッチ機構130,131をオン/オフ動作させるロープガイド機構95を有する。リミットスイッチ機構130,131は、サポートシャフト133とリミットスイッチ用ボルト134の両方に挿通されるリミットスイッチ用金具135を備えていて、 リミットスイッチ用金具135は、ナット150によってリミットスイッチ用ボルト134の軸方向両側から挟み込み固定される。【選択図】図7

Description

本発明は、荷揚げ作業に用いられたり、水平方向や垂直方向に移動させる際などに用いられるロープホイストに関する。
荷を上下方向に移動させると共に、吊り下げた荷を天井側に設置されたレールに沿って移動させるために、ロープホイストが一般的に用いられている。ロープホイストには、ワイヤロープの巻き上げ位置および巻き戻し位置を規定するリミットスイッチを有しているものがある。たとえば、特許文献1に開示されるリミットスイッチの構成では、モータの外側にリミットスイッチが取り付けてられていて、ロープガイドに固定されたリミットガイドが備えられている。
特公昭62−38279号公報
特許文献1に開示されたロープホイストは、ロープガイドがロープの巻き上げと共に横方向に移動するため、リミットガイドも横方向に移動する。その移動によってリミットガイドは、リミットロッドに固定されたリミットスイッチストッパを押すことになる。押されたリミットスイッチストッパは、リミットスイッチを押すことになる。このような構造では、リミットガイドが変形しやすいことや、リミットロッドが横動する可動体であることなどから、ロープガイドの位置を正確に検出できないという課題がある。また、リミットロッドが横動する可動体であることから、リミットスイッチストッパの位置の微調整が困難である。また、リミットスイッチが、モータの外側に剥きだしで取り付けられていることから、外部から物が当たる可能性があり、リミットスイッチを損傷させる恐れがある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ロープガイドなど移動するものの位置を正確に検出でき、しかも、この検出位置の微調整を可能とするロープホイストを提供しよう、とするものである。また、別の目的は、外部から物が当たることによるリミットスイッチの損傷を防止可能とするロープホイストを提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のロープホイストは、ワイヤロープを巻き取り可能とされたロープドラムと、ロープドラムの両端にそれぞれ配置されるエンドフレーム部材と、両エンドフレーム部材に橋架されると共に、ロープドラムに対し平行に配置されるサポートシャフトと、ワイヤロープの所定の巻き上げ位置および所定の巻き戻し位置の各々に配置されるリミットスイッチ機構と、ワイヤロープの巻き取り状態に応じて移動し、リミットスイッチ機構をオン/オフ動作させる移動部材と、 を有するロープホイストにおいて、サポートシャフトおよびロープドラムに対し平行に配置されるリミットスイッチ用固定バーと、サポートシャフトとリミットスイッチ用固定バーの両方に挿通されるリミットスイッチ用金具を備えていて、リミットスイッチ用金具をリミットスイッチ用固定バーの軸方向の位置を調整可能に固定する固定手段によって固定した、こととする。
また、上記発明に加えて、リミットスイッチ用固定バーは、リミットスイッチ用ボルトで、固定手段は、リミットスイッチ用ボルトに螺合するナットで、リミットスイッチ用金具をリミットスイッチ用ボルトの軸方向両側からナットによって挟み込み固定した、ことが好ましい。
また、上記発明に加えて、サポートシャフトは、少なくとも2本備えられていて、一方のサポートシャフトで、移動部材の回転を規制し、他方のサポートシャフトに、リミットスイッチ用金具が取り付けられる、ことが好ましい。
また、上記発明に加えて、リミットスイッチ用固定バーは、その一端がエンドフレーム部材に支持され、他端が支持されていない片持ち支持構造で支持されている、ことが好ましい。
また、上記発明に加えて、リミットスイッチ機構が二つ配置され、各リミットスイッチ機構は、スイッチ機構を備えるリミットスイッチ本体部と、検出体を備えていて、ワイヤロープの巻き上げ位置に配置されるリミットスイッチ機構は、検出体の先端部をワイヤロープが巻き上げられていく方向に向くように取り付けられていて、ワイヤロープの巻き戻し位置に配置されるリミットスイッチ機構は、検出体の先端部をワイヤロープが巻き戻されていく方向に向くように取り付けられている、ことが好ましい。
本発明の一実施の形態に係るロープホイストの全体構成を示す斜視図である。 図1のX1方向から見たロープホイストの全体構成を示す正面図である。 図1のZ1方向から見たロープホイストの全体構成を示す平面図である。 図1に示すロープホイストの構成部品であるロープドラム機構および減速ギヤ機構を示す断面図である。 図1に示すロープホイストの構成部品であるロープガイド機構付近を示すためのロープドラムの部分的な側面図である。 図1に示すロープホイストの構成部品であるロープガイド機構を示す斜視図である。 図1に示すロープホイストの構成部品であるロープドラムとリミットスイッチ機構の関係をY2方向上方から見た斜視図である。 図1に示すロープホイストの構成部品であるリミットスイッチ機構の構成を示す分解斜視図である。 図1に示すロープホイストの構成部品であるロープガイド機構とリミットスイッチ機構の関係を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係るロープホイスト1について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、必要に応じてXYZ直交座標系を用いて説明することとする。XYZ直交座標系においてX方向とは、ロープホイスト1の移動を案内するレールが延伸する方向を指し、X1側とは図1の図示前方側を指し、X2側とはそれとは逆側を指す。Y方向とはX方向に直交する方向を指し、Y1側とはX1方向から見て右側を指し、Y2側とはそれとは逆側の方向を指す。Z方向とは鉛直方向を指し、X方向およびY方向の両方に直交する方向を指し、Z1側とは垂直方向の上方側を指し、Z2側とはそれとは逆の下側を指す。
(ロープホイスト1の構成)
図1は、本発明の一実施の形態に係るロープホイスト1の全体構成を示す斜視図である。図2は、図1のX1方向から見たロープホイスト1の全体構成を示す正面図であり、図3は、図1のZ1方向から見たロープホイスト1の全体構成を示す平面図である。図1から図3に示すように、ロープホイスト1は、Y2側にロープドラム機構2と、レールR(図2参照)を挟んでロープドラム機構2とは反対側に配置されるトロリ機構3と、トロリ機構3よりもY1側に配置される制御部4と、これらよりも下方(Z2方向)に配置されるフック部5によって構成されている。制御部4からは、その下方に向かい、不図示の操作用のリモートコントロールスイッチが垂れ下がっている。
ロープドラム機構2は、ロープドラム10と、ロープドラム10を回転させるドラム用モータ11(図3、図4参照)と、ロープドラム10とドラム用モータ11の間に介在される減速ギヤ機構12(図4参照)を主たる構成要素としている。ロープドラム10は、ワイヤロープWを巻回するドラム状の部材であり、その外周には、ワイヤロープWが嵌るロープ溝80が形成されている(図4、図5参照)。ロープドラム10の詳細は、図4を参照して後述する。
ロープドラム10の一方の端部とドラム用モータ11を連結する減速ギヤ機構12は、一方のエンドフレーム部材となるボディ本体部13側に取り付けられていて、ロープドラム10の他方の端部は、他方のエンドフレーム部材となるバックフレーム14に取付けられている。そして、ボディ本体部13はフレーム15に取り付けられていて、バックフレーム14はフレーム16に取付けられている。フレーム15とフレーム16は、梁となるビーム17のX方向両端部で固定されてロープドラム10に平行な一体のフレームとなっている。ロープドラム10の上面(Z1方向)とY2方向側面と下面(Z2方向)は、本体カバー18によって覆われ、かつロープドラム10およびワイヤロープWに接触しないような構造とされている。なお、図3は、本体カバー18を省略した図である。
ボディ本体部13のロープドラム10に対して反対側(X1側)には、減速ギヤ機構12が配置されている。減速ギヤ機構12は、ボディ本体部13とギヤケース19で形成された空間内に格納されている。減速ギヤ機構12の構成は、図4を参照して後述する。
ロープドラム機構2には、トロリ機構3が連結されている。トロリ機構3は、図3に示すように、ロープホイスト1をレールRに沿って走行させるための4つの車輪45,46,47,48と、これら車輪のうちの車輪45,47を駆動させる横行用モータ30と、車輪45,46のそれぞれを支持するフレーム15,16と、車輪47,48のそれぞれを支持するフレーム33,34を備えている。フレーム15,16とフレーム33,34は、連結軸55,56によって連結されている。横行用モータ30は、減速ギヤ部32を備えていて、フレーム33に固定されている。フレーム33は、ロープドラム機構2側のフレーム15に対向するように設けられている。また、フレーム34は、ロープドラム機構2側のフレーム16に対向するように設けられている。そして、フレーム33とフレーム34は、梁となるビーム35のX方向両端部で固定されてロープドラム10に平行な一体のフレームとなっている。
車輪45,46は、Z方向の同じ高さ位置で、X方向には離間して配置されている。一方、車輪47,48も、Z方向の同じ高さ位置(車輪45,46とも同じ高さ位置)、X方向には離間して配置されている。そして、車輪45と車輪47、車輪46と車輪48は、各々X方向の同じ位置に配置されている。なお、車輪45および車輪47は、駆動輪であって、車輪45のフレーム15側には歯車(不図示)が形成されていて、車輪47のフレーム33には歯車(不図示)が形成されている。断面六角形のドライブシャフト49の両端には、駆動輪である車輪45、車輪47の各々に噛合う歯車が配置されている。横行用モータ30の減速ギヤ部32の出力軸の歯車で駆動輪である車輪47を駆動し、その駆動力はドライブシャフト49を介してもう一つの駆動輪である車輪45に伝達される。車輪46,48は、駆動機構を持たない従動輪である。
連結軸55,56は、対向するフレーム15,16とフレーム33,34の間隔をレールRの幅に合わせて調整可能にしている。また、連結軸55,56は、荷重が掛かっても車輪45,46,47,48がレールRから外れないように、所定の位置と姿勢にフレーム15,16およびフレーム33,34を固定する。なお、連結軸55,56のトロリ機構3のY2側のフレーム15,16には、ロープドラム機構2が取り付けられ、Y1側のフレーム33,34には、カウンタウエイト65と制御部4が取り付けられている。なお、図2に示すレールRは、レールR1およびレールR2により構成された場合を例示している。図1に示すように、連結軸56は、フレーム16とフレーム34に連結軸ブッシュ57を介して支持されていて、連結軸55は、フレーム15とフレーム33に連結軸ブッシュ57を介して支持されている。なお、トロリ機構3は、ロープドラム機構2に対して連結軸55,56に沿ってY方向に移動可能となっている。ロープドラム機構2とトロリ機構3の間の距離調整はアジャストボルト58,60によって行われる。図2、図3に示すように、フレーム15とフレーム33に設けられた貫通孔にアジャストボルト58を挿通し、フレーム15のY方向両側からナット59を締めつけて、アジャストボルト58をロープドラム機構2側で固定し、フレーム33のY方向両側からナット59を締めつけて固定する。連結軸56側も連結軸55と同様に、フレーム16とフレーム34に設けられた貫通孔にアジャストボルト60を挿通させ、フレーム16のY方向両側からナット59を締めつけて、アジャストボルト60のロープドラム機構2側を固定し、フレーム34のY方向両側からナット59を締めつけて固定する。ナット59を緩めることで、ロープドラム機構2側のフレーム15,16と制御部4側のフレーム33,34の間の距離を容易に調整可能にしている。なお、ロープドラム機構2側およびトロリ機構3側のどちらか一方、または両方をダブルナット構造とすることがナット59の緩み防止の意味から好ましい。
図1から図3に示すように、連結軸55,56のY1方向端部には、制御部4が配置されている。制御部4は、ドラム用モータ11をインバータ制御する制御回路部66と、インバータ制御における制動抵抗を与える制動抵抗部67を有する。また、連結軸55,56のY1方向端部には、カウンタウエイト65が取り付けられていて、制御回路部66は電装ボックス内に収容されてカウンタウエイト65のY1方向の面に取り付けられている。一方、制動抵抗部67の一部を構成するレジスタはカウンタウエイト65のY2方向の面に取り付けられてレジスタカバーで保護されている。カウンタウエイト65は、ロープホイスト1をレールRに懸架したときに、Y1方向とY2方向とで重量バランスをとるために設けられている。
フック部5は、図2に示すように、各機構(ロープドラム機構2、トロリ機構3および制御部4)よりも下方側(Z2方向)にワイヤロープWによって吊り下げられている。フック部5は、主としてフック70と、フックシーブ71と、レバー72とから構成されている。レバー72は、フック70に荷を吊り下げたときに荷吊り下げロープなどがフック70から外れてしまうこと防止するために設けられている。本実施の形態におけるロープホイスト1は、図1〜図3に示すように、ワイヤロープWの一端は、ロープ押さえ金具81によってロープドラム10に固定され、ワイヤロープWは、そこからロープ溝80に沿って巻きつけられていて(図4参照)、ロープドラム10から垂下されたワイヤロープWの端末はロープ固定金具73に固定されている。ロープドラム10から垂下されたワイヤロープWとロープ固定金具73による固定部の間に中間シーブ31が配置されていて、ロープドラム10から垂下されたワイヤロープWと中間シーブ31との間、ロープ固定金具73と中間シーブ31の間のワイヤロープWの両方にフックシーブ71が懸架されている。このような構成は、1本のワイヤロープを使ってフック部5を4本で吊る4本掛けタイプ(いわゆる4/1掛けタイプ)のものとなっている。中間シーブ31は、中間シーブサポート軸36に支持されたシーブハンガー37に取り付けられていて、中間シーブサポート軸36に対して直角方向に回動可能となっている。なお、中間シーブサポート軸36は、フレーム33に直角に固定されたフレーム38と、フレーム34に直角に固定されたフレーム39との間に軸固定されている。次に、ロープドラム10の構成について図4を参照して説明する。
図4は、図1に示すロープホイスト1の構成部品であるロープドラム機構2および減速ギヤ機構12を示す断面図である。図4に示すように、ロープドラム10は、ワイヤロープWを巻回するドラム状の部材であり、その外周には、ワイヤロープWを整列させてロープドラム10に巻き取るためのロープ溝80が形成されている。ロープ溝80の深さは、ワイヤロープWの半径に対応して形成されている。また、ロープ溝80は、ワイヤロープWが重ならない状態(一重の状態)で整列巻回するように形成されている。
なお、ロープドラム10のX2側端部には、ワイヤロープWの一端側を固定するためのロープ押さえ金具81が取り付けられている。ロープ押さえ金具81は、ワイヤロープWを位置させる凹部81aを備えていて、その凹部81aにワイヤロープWを位置させた状態で、締結手段であるネジ82をロープドラム10に強固に捻じ込む。それにより、ワイヤロープWの一端側がロープドラム10に固定される。
また、ロープドラム10のX1側端部およびX2側端部各々には、軸支部83,84が取り付けられている。図4に示すように、X1側の軸支部83には、たとえばスプライン結合によってドラム回転軸85が結合する回転軸孔83aが設けられている。このドラム回転軸85は、ボディ本体部13とギヤケース19に対し軸受としてのベアリング86,87を介して取り付けられている。また、X2側の軸支部84のうちの径方向中央部の環状凸部84aには、ベアリング88が取り付けられていて、そのベアリング88の外周側は、バックフレーム14に取り付けられる。バックフレーム14は、ジョイントプレート90(図3参照)を介してフレーム16に取り付けられる。それにより、ロープドラム10はボディ本体部13とバックフレーム14とで回転自在に支持される。
続いて、減速ギヤ機構12の構成について図4を参照して説明する。減速ギヤ機構12は、ボディ本体部13の裏側(X2方向)から表側(X1方向)に貫通したドラム用モータ11の出力軸120に取り付けられたピニオンギヤ121と、ピニオンギヤ121に噛合う歯車122と、歯車122に噛合う歯車123と、歯車123に噛合う歯車124を備えている。歯車124の回転軸は、ドラム回転軸85となり、スプライン構造の回転軸孔83aに係合する。出力軸120はベアリング89a、歯車122はベアリング89bで、歯車123はベアリング89cで回転可能に支持されている。ドラム回転軸85(歯車124)は、ボディ本体部13およびギヤケース19に設けられたベアリング86,87によって回転可能に支持される。なお、ピニオンギヤ121と歯車122,123,124で構成される輪列は、減速輪列である。次に、ロープガイド機構95の構成について説明する。
図5は、図1に示すロープガイド機構95付近を示すためのロープドラム10の部分的な側面図である。図6は、図1に示すロープホイスト1の構成部品であるロープガイド機構95を示す斜視図である。図5に示すように、移動部材であるロープガイド機構95は、ワイヤロープWの巻き取り量(ロープドラム10の回転量)に応じて移動する巻き取り端位置に常に移動する。なお、サポートシャフト96は、図3に示すように、ボディ本体部13とバックフレーム14によって支持されていている。サポートシャフト96は、ワイヤロープWが垂下される方向に配置されていて、サポートシャフト96に対してロープドラム10を挟んで180度反対方向には、サポートシャフト133が備えられている。サポートシャフト96,133は、ボディ本体部13に対するバックフレーム14のX方向位置(間隔)と平行度を規制する。
また、ロープガイド機構95は、図6に示すように、全体としてリング形状をしていて、第1ガイド部材97、第2ガイド部材98、第3ガイド部材99、およびロープ押さえ機構101を備えている。ロープガイド機構95は、あたかもリングを2分割して第1ガイド部材97と第2ガイド部材98としたような形態をしていて、相互の分割端面を突き合わせて組み立てたような構成となっている。そして、第1ガイド部材97と第2ガイド部材98は、突き合わせ部A,Bにおいて結合されている。突き合わせ部Aをヒンジ構造とする場合、突き合わせ部Bは突き合わせ固定部となり、ボルトおよびナットなどを用いて固定される。また、突き合わせ部と固定部を逆の構成とすることが可能である。第1ガイド部材97と第2ガイド部材98が組み立てられた際のリング形状の内周面には、ロープドラム10に形成されているロープ溝80に嵌り合って摺動係合する凸条102が形成されている。ロープドラム10に形成されたロープ溝80と、ロープガイド機構95に形成された凸条102は、ピッチおよびリードが同じである。
第1ガイド部材97には、第3ガイド部材99が取り付けられている。第3ガイド部材99は、固定基部103の両端で第1ガイド部材97にボルトおよびナットなどで固定される。第3ガイド部材99の一方の端部には、外周方向に突出したフック状の回転押さえ部104が形成されている。このフック状の回転押さえ部104を、サポートシャフト96に嵌合させることで、ロープガイド機構95の回転を規制している。回転押さえ部104の内面104aは、サポートシャフト96に対して摺動する面ともなる(図5参照)。第2ガイド部材98と第3ガイド部材99を組み立てることで長孔状のガイド孔106が形成される。図5に示すように、このガイド孔106は、ロープドラム10に巻回されているワイヤロープWを外部に延出させるための孔である。第2ガイド部材98には、ロープ押さえ機構101が取り付けられている。
なお、第1ガイド部材97と第2ガイド部材98は、組み立てられた状態で、外周面は、一つの円となるように形成されている。本実施の形態では、第2ガイド部材98のロープ押さえ機構101の下方側の外周面98aに、後述するリミットスイッチ機構130,131(図8参照)の検出体132(図8、図9参照)が接触する接触位置Tを規定している。
ロープ押さえ機構101は、アーム107,108、ローラ109,110、および圧縮バネ111を備えている。アーム107の一方の先端部にはローラ109がボールベアリング(不図示)を介して回転自在に取り付けられている。また、アーム108の一方の端部にはローラ110がボールベアリング(不図示)を介して回転自在に取り付けられている。アーム107およびアーム108のうちのローラが取り付けられていない端部は、支持軸112によって、第2ガイド部材98に取り付けられている。アーム107,108は、支持軸112を回転中心として揺動可能である(図6中、矢印で揺動方向を表している)。そして、アーム107とアーム108の間に介在される圧縮バネ111によってローラ109,110をロープドラム10側に揺動させて、ワイヤロープWを外周側から付勢する。ロープ押さえ機構101は、ロープドラム10に巻き取ったワイヤロープWをロープ溝80に押さえつけ、ワイヤロープWが外側に膨らむことを防止し、ワイヤロープWがロープドラム10のロープ溝80から逸脱することや、重なり合うなどの乱巻きを防止する。
ロープガイド機構95は、ロープドラム10の回転に連動してX方向に移動可能となっている(図5参照)。つまり、ロープガイド機構95は、ワイヤロープWの巻き上げ位置または巻き戻し位置の範囲でワイヤロープWの動作と連動する。本実施の形態では、ワイヤロープWを所定位置に巻き上げたとき、またはワイヤロープWを所定位置に巻き戻したときに、ドラム用モータ11を停止させるためのリミットスイッチ機構130,131を備えている。
図7は、図1に示すロープホイスト1の構成部品であるロープドラム10とリミットスイッチ機構130,131の関係をY2方向上方から見た斜視図である。図7に示すように、リミットスイッチ機構130は、ロープドラム10のX1方向の端部に配置されている。一方リミットスイッチ機構131は、ロープドラム10のX2方向(ワイヤロープWの固定端側)に配置されている。図7に示す状態は、ワイヤロープWが、巻上制限の所定位置まで巻き上げられた状態を表していて、ロープガイド機構95は、ワイヤロープWのその巻き上げ位置に移動している。このとき、ロープガイド機構95の第2ガイド部材98の外周面98aが、リミットスイッチ機構130の検出体132、具体的にはスイッチレバー部149(図8参照)を押すことでスイッチオン(ON、つまり、ワイヤロープWの巻き上げ位置にあるロープガイド機構95を検出する)の状態となり、ドラム用モータ11を急停止させる。第2ガイド部材98の外周部は、図6に示される接触位置Tにおいて検出体132を押す。
一方、図7に示すように、X2側のリミットスイッチ機構131は、その位置にロープガイド機構95が位置していないので、検出体132はフリー状態にあってスイッチオフ(OFF、つまり、ワイヤロープWの巻き上げ位置にあるロープガイド機構95を検出しない)の状態である。ここで、図示は省略するが、ワイヤロープWを巻き戻していき、ロープガイド機構95がリミットスイッチ機構131の位置まで達すると、第2ガイド部材98が検出体132を押動してスイッチON(つまり、ワイヤロープWの巻き戻し位置にあるロープガイド機構95を検出)の状態となる。このことによって、ドラム用モータ11を急停止させる。この場合も、第2ガイド部材98は、接触位置T(図6参照)において検出体132を押動する。このとき、リミットスイッチ機構130は、検出体132と第2ガイド部材98は接触していないので、OFF状態である。
なお、リミットスイッチ機構130,131は、検出体132の先端部がX1方向を向くか、X2方向を向くかの違いはあるが、共通な構成である。リミットスイッチ機構130の検出体132の先端部は、ロープガイド機構95の巻き上げ移動方向(X1方向)に向いていて、ドラム用モータ11が停止した状態でロープガイド機構95との係合が外れることはない。一方、リミットスイッチ機構131の検出体132の先端部は、ロープ押さえ金具81の方向(X2方向)に向いていて、ロープガイド機構95がリミットスイッチ機構131の位置まで移動し、第2ガイド部材98が検出体132の先端部を押動してドラム用モータ11を停止させた状態で、ロープガイド機構95との係合が外れることはない。リミットスイッチ機構130,131の詳細構成は、図8を参照して後述する。
リミットスイッチ機構130,131は、リミットスイッチ用金具135をサポートシャフト133とリミットスイッチ用固定バーであるリミットスイッチ用ボルト134の両方に挿着することで、Y方向の位置およびロープドラム10に対する傾きが規定される。サポートシャフト133およびリミットスイッチ用ボルト134は共に、X1方向端部を一方のエンドフレーム部材となるボディ本体部13で支持し、X2方向端部を他方のエンドフレーム部材となるバックフレーム14で支持するいわゆる両端支持構造で支持されている。
ただし、図示は省略するが、リミットスイッチ用ボルト134は、いわゆる片持ち支持構造とすることができる。たとえば、リミットスイッチ用ボルト134をボディ本体部13から延在し先端部を支持しない構造や、バックフレーム14から延在し先端部を支持しない構造などとすることが可能である。これは、リミットスイッチ用ボルト134とサポートシャフト133との間でリミットスイッチ機構130,131を固定することで、リミットスイッチ用ボルト134が実質的に両端支持構造となるためである。次に、リミットスイッチ機構130の詳細構成について図8を参照して説明する。
図8は、リミットスイッチ機構130の構成を示す分解斜視図である。図8は、図8を分かりやすく説明するため、前方、後方、左方、右方、上方、下方の定義を矢印で示している。図8に示すように、リミットスイッチ機構130は、リミットスイッチ用金具135と、リミットスイッチ本体部136と、検出体132を備えている。リミットスイッチ用金具135は、図8において左右方向に延在された本体部137と、本体部137の延在方向に対して直交するスイッチ本体取付け面138を備えている。本体部137には、リミットスイッチ用ボルト134が挿通される貫通孔139と、サポートシャフト133が挿通される貫通孔140が開けられている。また、スイッチ本体取付け面138には、リミットスイッチ本体部136を取り付けるための2個のネジ孔141が開けられている。
リミットスイッチ本体部136は、不図示のスイッチ機構を内在させた箱状の本体部142と、スイッチ機構に接続されたケーブル143を外部に取り出すためのケーブルホルダ部144を備えている。本体部142には、図8において左右方向に貫通する2個の貫通孔145が開けられていて、貫通孔145の上方で前方寄りの位置には、検出体132を固定するための左右方向に貫通する貫通孔146が開けられている。そして、リミットスイッチ本体部136の上面には、スイッチ部147が突出している。スイッチ部147は、内部にバネ(不図示)を備えていて、スイッチ部147を上方に付勢している。スイッチ部147を下方に押し下げることでスイッチ機構がオン(ON)状態となり、押し下げ負荷を除くとスイッチ部147が元の位置に復帰してスイッチ機構がオフ(OFF)状態となるように構成されている。
なお、本実施の形態では、リミットスイッチ用金具135に独立した貫通孔139,140が設けられているが、貫通孔139と貫通孔140をつなげて、だるま形状の孔にしてもよい。また、この貫通孔の形状は、サポートシャフト133とリミットスイッチ用ボルト134が挿通可能で、リミットスイッチ用金具135の姿勢を規制できる形状であればよい。
検出体132には、略コの字状に曲げ下げられた取付け部148と、取付け部上面から後方に向かって延長されたスイッチレバー部149が備えられている。スイッチレバー部149は、板バネのように弾性を備えている。取付け部148の曲げ下げられた部分の先端方向には、貫通孔149、149が開けられている。
続いて、リミットスイッチ機構130の組み立て方法について、図8を参照して説明する。検出体132は、リミットスイッチ本体部136に開けられた貫通孔146の位置に貫通孔149の位置を合わせて、これら貫通孔149,146に不図示のピンなどを押し込むことで、リミットスイッチ本体部136に固定される。なお、検出体132は、このピンを回転軸として回動可能となっている。そして、検出体132をリミットスイッチ本体部136に取り付けた状態では、スイッチ部147がリミットスイッチ本体部136の内部のバネ(不図示)の付勢力で検出体132を押し上げていて、スイッチOFFの状態となっている。
検出体132が取り付けられた状態で、リミットスイッチ本体部136をリミットスイッチ用金具135に取り付ける。リミットスイッチ本体部136の左方側面136aをリミットスイッチ用金具135のスイッチ本体取付け面138に当接させて、リミットスイッチ用金具135に開けられたネジ孔141とリミットスイッチ本体部136に開けられた貫通孔145の各々の位置を合わせ、不図示のネジをリミットスイッチ本体部136の右方側面136b側から貫通孔145に挿通させて、ネジ締めを行う。このようにして、リミットスイッチ機構130が形成される。リミットスイッチ用金具135の貫通孔139,140は、サポートシャフト133およびリミットスイッチ用ボルト134に対してほぼ直交する姿勢のとき、X方向(軸方向)に移動できる程度のクリアランスを備えている。
なお、リミットスイッチ機構131は、検出体132が取り付けられたリミットスイッチ本体部136の右方側面136bをリミットスイッチ用金具135のスイッチ本体取付け面138に当接させて、リミットスイッチ機構130と同様な方法で固定する。したがって、リミットスイッチ機構130とリミットスイッチ機構131は、検出体132の前後方向の向きが逆になっている。
図9は、ロープガイド機構95とリミットスイッチ機構130,131の関係を示す図で、図7のX1方向から見た図である。図7〜図9に示すように、リミットスイッチ機構130,131は、サポートシャフト133およびリミットスイッチ用固定バー(軸部材)であるリミットスイッチ用ボルト134に、リミットスイッチ用金具135の貫通孔139,140を挿通させた状態で、リミットスイッチ用金具135のX方向両側から挟み込んでリミットスイッチ用ボルト134に軸方向の位置を固定する固定手段であるナット150、150を締め付けることで、リミットスイッチ機構130,131それぞれが、サポートシャフト133のX方向所定位置に固定される。ここで、リミットスイッチ本体部136の前後方向(図8参照)は、サポートシャフト133の軸方向(図7のX方向)に平行に固定されていて、スイッチ部147は、ロープドラム10の中心位置Pに向かっている(図9参照)。
リミットスイッチ用固定バーは、ボルトのほか、丸棒、または断面多角形の棒材でもよく、固定手段はリミットスイッチ用固定バーに環装され、リミット用固定バーに係合または締着し、リミットスイッチ用金具の軸方向の位置をその両側から挟みこんで位置を固定する。固定手段としては、止め輪、締め付けバンド、その他軸方向の位置を規制できる手段、いわゆるストッパであれば良い。リミットスイッチ用固定バー材と固定手段に、リミットスイッチ用ボルト134とナット150、150を用いることで、リミットスイッチ用金具135の軸方向の位置の微調整が容易で、かつ調整後の位置を強固に固定することが可能となっている。固定手段に止め輪を用いる場合には、リミット用固定バーの外周には、予め止め輪を係合する複数の溝が形成され、複数の溝から所望の位置の溝を選択し止め輪を係止させることで、リミットスイッチ用金具の軸方向の位置を調整可能に固定する。
リミットスイッチ機構130,131は、ナット150の一方または両方を緩めることによって、X方向の移動が自在であって、ロープドラム10をX方向において任意の位置に配置することが可能である。したがって、リミットスイッチ機構130を移動することでワイヤロープWの巻き上げ制限位置を自在に変更でき、リミットスイッチ機構131を移動することで巻き戻し制限位置を自在に変更できる。また、ナット150の回転量で、リミットスイッチ機構130,131のX方向位置を微調整できる。
次に、リミットスイッチ機構130,131の各々から取り出されるケーブル143の制御部4への配線について図2および図7を参照して説明する。図7に示すように、リミットスイッチ機構130のケーブルホルダ部144(図8参照)は、X2方向に向かっているので、ケーブルホルダ部144から取り出されたケーブル143は、一旦X2方向に延長された後、U字状に折り返されてX1方向に向かって延長される。また、リミットスイッチ機構131では、ケーブルホルダ部144が、X1方向に向かっているので、ケーブル143は、ロープドラム10に沿ってX1方向に延長される。ここで、リミットスイッチ機構130とリミットスイッチ機構131の各々のケーブル143を区別するためにリミットスイッチ機構130側をケーブル143A、リミットスイッチ機構131側をケーブル143Bとする。図7では、図示の都合上、ケーブル143A,143Bの一部を図示している。ケーブル143A,143Bは、ケーブルホルダ部144から出て、制御部4に向かって配線される。
ケーブル143A,143Bは、図2に示すように、フレーム15の下方(Z2方向)を通って、ロープホイスト1の図示正面側(図1のX1側)に配線されていて、ケーブルステイ151に沿って制御部4に向って延長されて、電装ボックスに開けられた孔152a,152bを通って、制御回路部66の所定の端子部に接続される。なお、ケーブル143A,143Bは、各々2本のスイッチ検出用のリード線を備えている。ケーブル143A,143Bは、制御回路部66からの取り出し部付近およびロープドラム機構2側の端部において、不図示のケーブル取付け金具によってケーブルステイ151に固定される。ケーブルステイ151は、ロープドラム機構2側においてフレーム15にネジ固定され、制御部4側においてカウンタウエイト65にネジ固定されている。なお、図1では、ケーブル143A,143Bの図示を省略している。
以上説明したロープホイスト1によると、リミットスイッチ機構130,131が、サポートシャフト133およびリミットスイッチ用ボルト134などのリミットスイッチ用固定バーの両方が挿通されるリミットスイッチ用金具135を備えていて、このリミットスイッチ用金具135をナット150などの固定手段によってリミットスイッチ用ボルト134の軸方向両側から挟み込んで締結している。ロープガイド95は、ロープ押さえ機構101によってワイヤロープWをロープドラム10に押さえ付けられながら、ロープドラム10に対して一定の位置を保って軸方向(X方向)に移動する。そのことにより常に、ロープガイド機構95は、ワイヤロープWの巻き上げ位置または巻き戻し位置に対して正確な位置にある。このロープガイド機構95の外周面98aでリミットスイッチ機構130,131の検出体132を作動させることが可能であり、ワイヤロープWの巻き取り量を正確に検出することができる。
また、ナット150の一方または両方を緩めてから、一方のナット150を回転すれば、リミットスイッチ機構130,131をナット150の回転量で移動量を規定可能であり、リミットスイッチ機構130,131の固定位置をロープドラム10のX方向(巻き上げ方向または巻き戻し方向)に対して自由に設定することが可能で、リミットスイッチ機構130,131の固定位置の微調整(つまり、ロープガイド機構95の位置の検出位置の微調整)を容易に行うことができる。
また、サポートシャフト133およびリミットスイッチ用ボルト134は、X1方向端部が一方のエンドフレーム部材であるボディ本体部13で支持されていて、X2方向端部が他方のエンドフレーム部材であるバックフレーム14で支持する両端支持構造で支持されている。したがって、リミットスイッチ用金具135は、サポートシャフト133およびリミットスイッチ用ボルト134の両方で支持される。このことにより、リミットスイッチ機構130,131の姿勢が安定して、ロープガイド機構95との接触位置、接触状態がほぼ一定となり、ドラム用モータ11の停止タイミングのばらつきを抑えることが可能となる。さらに、リミットスイッチ機構130,131を、本体カバー18の内部に配置しているので、外部から物が当たることによるリミットスイッチ機構130,131の損傷を防止できる。
また、本実施の形態では、サポートシャフト96とサポートシャフト133を備えていて、このうちのサポートシャフト96にロープガイド機構95の回転押さえ部104を係合させてロープガイド機構95の回転を規制し、リミットスイッチ用金具135をサポートシャフト133に取り付けている。サポートシャフト96,133は共に、ロープドラム10に平行であり、ロープガイド機構95とリミットスイッチ機構130,131の相互位置精度を高めていることから、ワイヤロープWの巻き取り量を正確に検出することができる。
また、リミットスイッチ機構130,131を、サポートシャフト133とリミットスイッチ用ボルト134とで共働して支持している。したがって、リミットスイッチ用ボルト134を一方のエンドフレーム部材のみで支持する片持ち支持構造にしても、リミットスイッチ機構130,131をリミットスイッチ用ボルト134とサポートシャフト133との間で支持(固定)することで、リミットスイッチ用ボルト134は実質的に両端支持構造となり、リミットスイッチ機構130,131を確実に支持・固定することが可能である。
また、リミットスイッチ機構130は、検出体132の先端部149aをワイヤロープWが巻き上げられていく方向(X1方向)に向くように取り付けていて、リミットスイッチ機構131は、検出体132の先端部149aをワイヤロープWが巻き戻されていく方向(X2方向)に向くように取り付けている。このようにすれば、リミットスイッチ機構130とリミットスイッチ機構131の構成部品を変えずに、リミットスイッチ用金具135に対して、検出体132が取り付けられたリミットスイッチ本体部136の取り付け方向のみを換えればよく、コスト面でも有効である。
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。たとえば、既述した実施の形態では、リミットスイッチ機構130,131は、検出体132を用いるリミットスイッチを用いる構造としたが、リミットスイッチとしては、ローラプランジャ型リミットスイッチ、ローラレバー型リミットスイッチ、またはヒンジレバー型リミットスイッチを用いることが可能である。
また、上述した実施の形態では、リミットスイッチ機構130,131をサポートシャフト133とリミットスイッチ用ボルト134とで支持しているが、リミットスイッチ用ボルト134だけで支持する構造も可能である。また、リミットスイッチ機構130,131の一方のみが上記実施の形態で説明した構造を採用し、他方は従来構造と組み合わせたり、リミットスイッチ用ボルト134だけで支持したりしてもよい。
また、ロープガイド機構95で、リミットスイッチ機構130,131の検出体132を押動しているが、ロープガイド機構95に連動する部材を設け、この部材で検出体132を押動する構成としてもよい。また、リミットスイッチ機構130,131の一方または両方を、サポートシャフト133を利用しない構造としたり、リミットスイッチ用ボルト134を使用しない構造としたりしてもよい。さらに、リミットスイッチ機構130,131が、本体カバー18の内側に配置されているが、このような構成とせず、外部に露出するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態におけるロープホイスト1は、ワイヤロープWの一端はロープドラム10に固定され、ワイヤロープWの他端はロープ押さえ金具81に固定されていて、その間に中間シーブ31が配置された、いわゆる4/1掛けタイプのものとなっている。しかしながら、本発明は、4/1掛けタイプのみに適用されるものではない。たとえば、ワイヤロープWの一端はロープドラム10に固定され、ワイヤロープWの他端はロープ押さえ金具81に固定されるものの、中間シーブを用いない、いわゆる2/1掛けタイプのものに適用可能である。また、ワイヤロープWの一端は一方のロープドラム10に固定され、ワイヤロープWの他端は他方のロープドラム(このロープドラムのロープ溝は、ロープドラム10とは逆向きとなっている)に固定され、その間に中間シーブが配置された、いわゆる4/2掛けタイプのものにも適用可能である。また、その他のタイプのロープホイストにも適用可能である。
また、上述の実施の形態では、ロープホイスト1を例にして説明したが、ワイヤロープなどのロープの巻き上げを行う他の装置にも適用できる。また、ロープホイストの場合、サポートシャフトを有しないものとしてもよい。また、リミットスイッチ用ボルト134の代わりに、単なるシャフトとし、そのシャフトに係合するCリングなどの係合部材をナットの代わりに使用してもよい。このように、リミットスイッチ用ボルト134とナット150の組み合わせは、他の組み合わせに変更してもよい。また、リミットスイッチ用金具135の両側からナット150によって挟み込む構造ではなく、一方側はCリングとし、他方側をナットとしてもよい。
1…ロープホイスト
2…ロープドラム機構
3…トロリ機構
4…制御部
5…フック部
10…ロープドラム
11…ドラム用モータ
13…ボディ本体部(エンドフレーム部材)
14…バックフレーム(エンドフレーム部材)
95…ロープガイド機構(移動部材)
130…リミットスイッチ機構(X1側)
131…リミットスイッチ機構(X2側)
132…検出体
133…サポートシャフト
134…リミットスイッチ用ボルト(リミットスイッチ用固定バー)
135…リミットスイッチ用金具
137…本体部(リミットスイッチ用金具)
139…貫通孔(リミットスイッチ用金具)
140…貫通孔(リミットスイッチ用金具)
149a…検出体の先端部
150…ナット(固定手段)

Claims (5)

  1. ワイヤロープを巻き取り可能とされたロープドラムと、
    前記ロープドラムの両端にそれぞれ配置されるエンドフレーム部材と、
    前記両エンドフレーム部材に橋架されると共に、前記ロープドラムに対し平行に配置されるサポートシャフトと、
    前記ワイヤロープの所定の巻き上げ位置および所定の巻き戻し位置の各々に配置されるリミットスイッチ機構と、
    前記ワイヤロープの巻き取り状態に応じて移動し、前記リミットスイッチ機構をオン/オフ動作させる移動部材と、
    を有するロープホイストにおいて、
    前記サポートシャフトおよび前記ロープドラムに対し平行に配置されるリミットスイッチ用固定バーと、
    前記サポートシャフトと前記リミットスイッチ用固定バーの両方に挿通されるリミットスイッチ用金具を備えていて、
    前記リミットスイッチ用金具を前記リミットスイッチ用固定バーの軸方向の位置を調整可能に固定する固定手段によって固定した、
    ことを特徴とするロープホイスト。
  2. 請求項1に記載のロープホイストにおいて、
    前記リミットスイッチ用固定バーは、リミットスイッチ用ボルトで、前記固定手段は、前記リミットスイッチ用ボルトに螺合するナットで、
    前記リミットスイッチ用金具を前記リミットスイッチ用ボルトの軸方向両側から前記ナットによって挟み込み固定した、
    ことを特徴とするロープホイスト。
  3. 請求項1または請求項2に記載のロープホイストにおいて、
    前記サポートシャフトは、少なくとも2本備えられていて、
    一方のサポートシャフトで、前記移動部材の回転を規制し、
    他方のサポートシャフトに、前記リミットスイッチ用金具が取り付けられる、
    ことを特徴とするロープホイスト。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のロープホイストにおいて、
    前記リミットスイッチ用固定バーは、その一端が前記エンドフレーム部材に支持され、他端が支持されていない片持ち支持構造で支持されている、
    ことを特徴とするロープホイスト。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のロープホイストにおいて、
    前記リミットスイッチ機構が二つ配置され、各リミットスイッチ機構は、スイッチ機構を備えるリミットスイッチ本体部と、検出体を備えていて、
    前記ワイヤロープの巻き上げ位置に配置されるリミットスイッチ機構は、前記検出体の先端部をワイヤロープが巻き上げられていく方向に向くように取り付けられていて、
    前記ワイヤロープの巻き戻し位置に配置されるリミットスイッチ機構は、前記検出体の先端部をワイヤロープが巻き戻されていく方向に向くように取り付けられている、
    ことを特徴とするロープホイスト。
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