JP2023159659A - エレベータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル吊り装置へのケーブルの固定作業を容易に行うことができるエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータは、ケーブル13を吊り下げるケーブル吊り装置14を備え、ケーブル吊り装置14は、第1柱状部材21と、第2柱状部材22と、第3柱状部材23と、を有しており、第1柱状部材21及び第3柱状部材23は、ケーブル13の第1面13aと接触しており、第2柱状部材22は、ケーブル13の第2面13bと接触しており、ケーブル13には、第2柱状部材22による押付け力が作用しており、第2柱状部材22の延伸方向に沿って見たとき、第2柱状部材22とケーブル13との接触部42は、第1柱状部材21とケーブル13との接触部41と、第3柱状部材23とケーブル13との接触部43と、を通る直線44よりも、上記押付け力の方向側に位置している。
【選択図】図4

Description

本開示は、ケーブルを吊り下げるケーブル吊り装置を備えたエレベータに関するものである。
特許文献1には、エレベータが開示されている。このエレベータは、乗りかご、支持部材、制御盤、ケーブル、及びケーブル吊り装置を備えている。制御盤は、支持部材によって昇降路内に固定されている。ケーブルの一端部は、制御盤に接続されている。ケーブルの他端部は、乗りかごに接続されている。ケーブル吊り装置は、ベース、第1の挟持部材、及び第2の挟持部材を備えている。第1の挟持部材は、ベースを介して支持部材に固定されている。第2の挟持部材は、複数のボルトにより第2の挟持部材に固定されている。ケーブルは、ボルトの締結力により第1の挟持部材と第2の挟持部材との間に挟持されている。
特開2004-262611号公報
上記のエレベータにおいて、ケーブルをケーブル吊り装置に固定するためには、第2の挟持部材によってケーブルを第1の挟持部材に押さえ付けながら、第2の挟持部材と第1の挟持部材とを複数のボルトによって締結する必要がある。このため、ケーブル吊り装置へのケーブルの固定作業が煩雑になってしまうという課題があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、ケーブル吊り装置へのケーブルの固定作業を容易に行うことができるエレベータを提供することを目的とする。
本開示に係るエレベータは、昇降路を昇降する乗りかごと、前記昇降路に固定された制御盤と、前記乗りかごと前記制御盤とを接続するケーブルと、前記乗りかご及び前記昇降路の少なくとも一方に固定され、前記ケーブルを吊り下げるケーブル吊り装置と、を備え、前記ケーブル吊り装置は、第1柱状部材と、前記第1柱状部材よりも下方に配置された第2柱状部材と、前記第2柱状部材よりも下方に配置された第3柱状部材と、前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれの一端部を支持する第1支持部材と、前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれの他端部を支持する第2支持部材と、を有しており、前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれは、鉛直方向と交差する方向に延伸しており、前記第1柱状部材及び前記第3柱状部材は、前記ケーブルの第1面と接触しており、前記第2柱状部材は、前記ケーブルにおいて前記第1面とは反対側の面である第2面と接触しており、前記ケーブルは、前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれに沿って曲げられており、前記ケーブルには、前記第2柱状部材による押付け力が作用しており、前記第2柱状部材の延伸方向に沿って見たとき、前記第2柱状部材と前記ケーブルとの接触部は、前記第1柱状部材と前記ケーブルとの接触部と、前記第3柱状部材と前記ケーブルとの接触部と、を通る直線よりも、前記押付け力の方向側に位置している。
本開示によれば、ケーブル吊り装置へのケーブルの固定作業を容易に行うことができる。
実施の形態1に係るエレベータの全体構成を示す図である。 実施の形態1に係るエレベータの全体構成を示す図である。 実施の形態1に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態1に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態2に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態2に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態3に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態3に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態4に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態5に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態5に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態5に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態6に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態6に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態7に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態7に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態8に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態9に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態10に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。 実施の形態10に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す斜視図である。 実施の形態10に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態10に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態11に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す斜視図である。 実施の形態11に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す分解斜視図である。 実施の形態12に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す断面図である。 実施の形態12に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態13に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す断面図である。 実施の形態13に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。 実施の形態14に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す正面図である。 実施の形態14に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す正面図である。 実施の形態14に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す正面図である。
実施の形態1.
実施の形態1に係るエレベータについて説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係るエレベータの全体構成を示す図である。図1及び図2の上下方向は、鉛直上下方向を表している。図1には、乗りかご11が昇降路10の上部に位置するときのエレベータの構成が示されている。図2には、乗りかご11が昇降路10の下部に位置するときのエレベータの構成が示されている。
図1及び図2に示すように、昇降路10には、乗りかご11が設けられている。乗りかご11は、昇降路10を昇降するように構成されている。乗りかご11の昇降は、不図示のかごガイドレールによって案内される。昇降路10には、制御盤12が固定されている。制御盤12は、乗りかご11の昇降動作を制御するように構成されている。
制御盤12と乗りかご11との間は、ケーブル13によって接続されている。ケーブル13は、制御盤12と乗りかご11との間において電力の供給及び信号の伝送を行うように構成されている。ケーブル13は、可撓性を有している。
ケーブル13の一端は、ケーブル吊り装置14を介して制御盤12に接続されている。ケーブル吊り装置14は、昇降路10に固定されている。ケーブル吊り装置14は、制御盤12を支持する部材等の他の部材を介して、昇降路10に固定されていてもよい。ケーブル吊り装置14は、制御盤12の下方に位置している。ケーブル13は、ケーブル吊り装置14によって吊り下げられている。
ケーブル13の他端は、ケーブル吊り装置15を介して乗りかご11に接続されている。ケーブル吊り装置15は、乗りかご11に固定されている。ケーブル吊り装置14は、乗りかご11の下方に位置している。ケーブル13は、ケーブル吊り装置15によって吊り下げられている。ケーブル13の他端の位置は、乗りかご11の昇降に追随して移動する。ケーブル13の自重は、ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15によって支持されている。
以下、本実施の形態のケーブル吊り装置について説明する。本実施の形態のケーブル吊り装置は、制御盤12側のケーブル吊り装置14及び乗りかご11側のケーブル吊り装置15の両方に適用されている。以下、本実施の形態のケーブル吊り装置について、ケーブル吊り装置14を例に挙げて説明する。なお、本実施の形態のケーブル吊り装置は、ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15の一方のみに適用されていてもよい。
図3は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す正面図である。図4は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図3及び図4の上下方向は、鉛直上下方向を表している。図4には、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの延伸方向に沿って見たときのケーブル吊り装置14の構成が示されている。
図3及び図4に示すように、ケーブル吊り装置14は、第1柱状部材21、第2柱状部材22、第3柱状部材23、第1支持部材31及び第2支持部材32を有している。ケーブル13は、全体として鉛直上下方向に延びている。
第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、鉛直上下方向と交差する方向に延伸している。本実施の形態では、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23は、いずれも水平方向に延伸しており、互いに平行に配置されている。第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23は、鉛直上下方向に並列している。
第2柱状部材22は、第1柱状部材21よりも下方に配置されている。第3柱状部材23は、第2柱状部材22よりもさらに下方に配置されている。第2柱状部材22は、上下方向において、第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に位置している。第1柱状部材21と第2柱状部材22との間には、隙間24が形成されている。隙間24には、ケーブル13が通されている。鉛直上下方向における第1柱状部材21と第2柱状部材22との間隔は、ケーブル13の厚さ寸法以上となっている。第2柱状部材22と第3柱状部材23との間には、隙間25が形成されている。隙間25には、ケーブル13が通されている。鉛直上下方向における第2柱状部材22と第3柱状部材23との間隔は、ケーブル13の厚さ寸法以上となっている。
第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、円柱状又は円筒状の形状を有している。すなわち、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、円筒面状の外周面を有している。第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの直径及び延伸方向長さは、同一である。例えば、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、容易に入手可能でかつ安価な鋼管によって形成されている。
第1柱状部材21の延伸方向一端部には、円柱状の軸部21aが形成されている。軸部21aは、第1柱状部材21の直径よりも小さい直径を有している。軸部21aは、第1柱状部材21の中心軸に沿って第1柱状部材21から突出している。第1柱状部材21の延伸方向他端部には、円柱状の軸部21bが形成されている。軸部21bは、第1柱状部材21の直径よりも小さい直径を有している。軸部21bは、第1柱状部材21の中心軸に沿って第1柱状部材21から突出している。軸部21a及び軸部21bは、第1柱状部材21に固定されている。
同様に、第2柱状部材22の延伸方向一端部には、円柱状の軸部22aが形成されている。軸部22aは、第2柱状部材22の直径よりも小さい直径を有している。軸部22aは、第2柱状部材22の中心軸に沿って第2柱状部材22から突出している。第2柱状部材22の延伸方向他端部には、円柱状の軸部22bが形成されている。軸部22bは、第2柱状部材22の直径よりも小さい直径を有している。軸部22bは、第2柱状部材22の中心軸に沿って第2柱状部材22から突出している。軸部22a及び軸部22bは、第2柱状部材22に固定されている。
第1支持部材31及び第2支持部材32のそれぞれは、上下方向に長い長方形平板状の形状を有している。第1支持部材31及び第2支持部材32は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23を挟んで互いに対向して配置されている。第1支持部材31は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの延伸方向一端部を支持している。第2支持部材32は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの延伸方向他端部を支持している。
第1支持部材31には、穴31a及び穴31bが形成されている。第2支持部材32には、穴32a及び穴32bが形成されている。穴32aは、穴31aと対向して配置されている。穴32bは、穴31bと対向して配置されている。穴31a、穴31b、穴32a及び穴32bは、いずれも円形状に形成されている。
軸部21aは、第1支持部材31の穴31aに回転自在に挿入されている。軸部21bは、第2支持部材32の穴32aに回転自在に挿入されている。これにより、第1柱状部材21は、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、第1柱状部材21の中心軸を中心として回転自在に支持されている。
軸部22aは、第1支持部材31の穴31bに回転自在に挿入されている。軸部22bは、第2支持部材32の穴32bに回転自在に挿入されている。これにより、第2柱状部材22は、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、第2柱状部材22の中心軸を中心として回転自在に支持されている。第2柱状部材22は、ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際にケーブル13の据付作業者により取り付けられている。つまり、第2柱状部材22は、第1支持部材31及び第2支持部材32に対し、後から取付け可能である。第2柱状部材22は、第1支持部材31及び第2支持部材32に対して着脱可能であってもよい。
第3柱状部材23の一端部は、溶接等により第1支持部材31に固定されている。第3柱状部材23の他端部は、溶接等により第2支持部材32に固定されている。これにより、第3柱状部材23は、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、回転しないように支持されている。このように、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のうち少なくとも1つは、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、回転しないように支持されている。
ケーブル13は、扁平な断面形状を有する平形ケーブルである。ケーブル13は、第1面13a及び第2面13bを有している。第1面13a及び第2面13bは、いずれもケーブル13の幅方向に沿った面である。第2面13bは、第1面とは反対側の面である。ケーブル13は、円形の断面形状を有する丸形ケーブルであってもよい。
図3に示す正面視では、ケーブル13は、第1支持部材31と第2支持部材32との間に位置しており、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23と重なっている。第1柱状部材21及び第3柱状部材23のそれぞれの外周面は、ケーブル13の第1面13aと接触している。第2柱状部材22の外周面は、ケーブル13の第2面13bと接触している。ケーブル13は、第2柱状部材22によって、第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込まれている。ケーブル13は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの外周面に沿って曲げられている。
ケーブル13には、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれによる押付け力が作用している。第2柱状部材22による押付け力の方向は、図4中の右方向である。第1柱状部材21及び第3柱状部材23のそれぞれによる押付け力の方向は、第2柱状部材22による押付け力の方向とは逆方向であり、図4中の左方向である。ケーブル13は、第2柱状部材22による押付け力の方向に凸となるように湾曲している。
ここで、第1柱状部材21とケーブル13との接触部を接触部41とする。第2柱状部材22とケーブル13との接触部を接触部42とする。第3柱状部材23とケーブル13との接触部を接触部43とする。接触部41と接触部43とを通る直線を直線44とする。第2柱状部材22の延伸方向に沿って見た側面視において、接触部42は、直線44よりも、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向側に位置している。
これらの押付け力により、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材のそれぞれとケーブル13との間には摩擦力が発生する。これらの摩擦力により、ケーブル吊り装置14は、ケーブル13の鉛直方向荷重を支持している。
次に、ケーブル吊り装置14へのケーブル13の固定方法について説明する。図5は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図5に示すように、ケーブル13が固定される前のケーブル吊り装置14には、第2柱状部材22がまだ取り付けられていない。
まず、第1柱状部材21及び第3柱状部材23と第2柱状部材22との間にケーブル13を挟む。第1柱状部材21及び第3柱状部材23は、ケーブル13の第1面13a側に位置する。第2柱状部材22は、ケーブル13の第2面13b側に位置する。
次に、第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に第2柱状部材22をケーブル13と共に押し込む。本実施の形態では、第1柱状部材21及び第2柱状部材22の回転が許容されるため、第2柱状部材22及びケーブル13は、より小さい力によって第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込まれる。
続いて、第2柱状部材22及びケーブル13が第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込まれた状態で、軸部22aを第1支持部材31の穴31bにはめ込むとともに、軸部22bを第2支持部材32の穴32bに嵌め込む。これにより、第2柱状部材22が第1支持部材31及び第2支持部材32によって支持される。以上の手順により、図3及び図4に示した構成のように、ケーブル13がケーブル吊り装置14に固定される。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータは、乗りかご11と、制御盤12と、ケーブル13と、ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15と、を備えている。乗りかご11は、昇降路10を昇降するように構成されている。制御盤12は、昇降路10に固定されている。ケーブル13は、乗りかご11と制御盤12とを接続している。ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15は、ケーブル13を吊り下げている。ケーブル吊り装置14は、制御盤12に固定されている。ケーブル吊り装置15は、乗りかご11に固定されている。
ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15のそれぞれは、第1柱状部材21と、第2柱状部材22と、第3柱状部材23と、第1支持部材31と、第2支持部材32と、を有している。第2柱状部材22は、第1柱状部材21よりも下方に配置されている。第3柱状部材23は、第2柱状部材22よりも下方に配置されている。第1支持部材31は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの一端部を支持している。第2支持部材32は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの他端部を支持している。第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、鉛直方向と交差する方向に延伸している。
第1柱状部材21及び第3柱状部材23は、ケーブル13の第1面13aと接触している。第2柱状部材22は、ケーブル13において第1面13aとは反対側の面である第2面13bと接触している。ケーブル13は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれに沿って曲げられている。ケーブル13には、第2柱状部材22による押付け力が作用している。第1柱状部材21とケーブル13との接触部41と、第3柱状部材23とケーブル13との接触部43と、を通る直線を直線44とする。第2柱状部材22の延伸方向に沿って見たとき、第2柱状部材22とケーブル13との接触部42は、直線44よりも、第2柱状部材22による押付け力の方向側に位置している。
この構成によれば、第2柱状部材22によってケーブル13を第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込むことによって、ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15のそれぞれにケーブル13を固定することができる。したがって、ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15のそれぞれへのケーブル13の固定作業を容易に行うことができる。
本実施の形態に係るエレベータにおいて、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のうちの1つ又は2つは、第1支持部材31及び第2支持部材32に回転自在に支持されている。この構成によれば、第2柱状部材22及びケーブル13をより小さい力によって第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込むことができる。したがって、ケーブル吊り装置14及びケーブル吊り装置15のそれぞれへのケーブル13の固定作業をさらに容易に行うことができる。第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のうちの少なくとも1つは回転しないため、ケーブル13の鉛直方向荷重をケーブル吊り装置によって支持することができる。
本実施の形態に係るエレベータにおいて、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、円筒面状の外周面を有している。この構成によれば、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれとの接触によってケーブル13が損傷してしまうのを抑えることができる。また、この構成によれば、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれを鋼管により形成できるため、ケーブル吊り装置の部品の入手容易性を高めることができるとともに、ケーブル吊り装置及びそれを含むエレベータの製造コストを削減することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るエレベータについて説明する。図6は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図6に示すように、第1柱状部材21の両端部には、軸部が形成されていない。第1柱状部材21の一端部は、第1支持部材31に溶接等により固定されている。第1柱状部材21の他端部は、第2支持部材32に溶接等により固定されている。これにより、第1柱状部材21は、第3柱状部材23と同様に、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、回転しないように支持されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図7は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図7に示すように、本実施の形態では、実施の形態1と同様の手順により、ケーブル13がケーブル吊り装置14に固定される。
本実施の形態では、第1柱状部材21及び第3柱状部材23が回転しないため、実施の形態1よりも強固にケーブル13をケーブル吊り装置14に固定することができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係るエレベータについて説明する。図8は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図8に示すように、第2柱状部材22の軸部22bは、四角柱状の形状を有している。図示していないが、第2柱状部材22の軸部22aは、四角柱状の形状を有している。第1支持部材31の穴31b及び第2支持部材32の穴32bは、いずれも四角形状に形成されている。これにより、第2柱状部材22は、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、回転しないように支持されている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
図9は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図9に示すように、本実施の形態では、実施の形態1と同様の手順により、ケーブル13がケーブル吊り装置14に固定される。
本実施の形態では、第1柱状部材21及び第3柱状部材23に加えて第2柱状部材22も回転しないため、実施の形態2よりもさらに強固にケーブル13をケーブル吊り装置14に固定することができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係るエレベータについて説明する。図10は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図10に示すように、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23の並列方向は、鉛直上下方向から傾いている。このように、ケーブル吊り装置14は、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23の並列方向が鉛直上下方向に対して斜めになるように配置されていても良い。
実施の形態5.
実施の形態5に係るエレベータについて説明する。図11は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図11に示すように、第2柱状部材22の両端部には、軸部が形成されていない。第2柱状部材22の一端部は、第1支持部材31に溶接等により固定されている。第2柱状部材22の他端部は、第2支持部材32に溶接等により固定されている。これにより、第2柱状部材22は、第3柱状部材23と同様に、第1支持部材31及び第2支持部材32によって、回転しないように支持されている。
第1柱状部材21は、第1支持部材31及び第2支持部材32によって回転自在に支持されている。第1柱状部材21は、ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際にケーブル13の据付作業者により取り付けられている。つまり、第1柱状部材21は、第1支持部材31及び第2支持部材32に対し、後から取付け可能である。第1柱状部材21は、第1支持部材31及び第2支持部材32に対して着脱可能であってもよい。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図12及び図13は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図12に示すように、ケーブル13が固定される前のケーブル吊り装置14には、第1柱状部材21がまだ取り付けられていない。
まず、図12に示すように、第2柱状部材22と第3柱状部材23との間の隙間25にケーブル13を通す。第3柱状部材23は、ケーブル13の第1面13a側に位置する。第2柱状部材22は、ケーブル13の第2面13b側に位置する。
次に、第2柱状部材22の延伸方向に平行な軸を中心として、ケーブル吊り装置14を図12の太矢印方向に回転させる。これにより、図13に示すように、ケーブル13は第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれの外周面に沿って曲げられる。次に、第1柱状部材21を取り付ける。これにより、図11に示した構成のように、ケーブル13がケーブル吊り装置14に固定される。
本実施の形態によれば、第2柱状部材22をケーブル13と共に第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込む工程が不要となるため、ケーブル13をケーブル吊り装置14に固定する作業をより小さい力によって行うことができる。
本実施の形態では、第1支持部材31及び第2支持部材32に対して後から取り付けられる柱状部材が第1柱状部材21であるが、第1支持部材31及び第2支持部材32に対して後から取り付けられる柱状部材は、第3柱状部材23であってもよい。つまり、本実施の形態では、第1柱状部材21又は第3柱状部材23は、第1支持部材31及び第2支持部材32に対し、後から取付け可能である。
実施の形態6.
実施の形態6に係るエレベータについて説明する。図14は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図14に示すように、第2支持部材32には、切込み33が形成されている。切込み33は、開口端部33aを有している。開口端部33aは、第2支持部材32の端面のうち、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向とは反対側に位置する端面32cに形成されている。切込み33は、開口端部33aから斜め下方に延びている。切込み33には、第2柱状部材22の軸部22bが挿入されている。軸部22bは、切込み33の開口端部33aよりも下方に位置している。その他の構成は、実施の形態3と同様である。
本実施の形態では、第2支持部材32に切込み33が形成されているが、切込みは、第1支持部材31に形成されていてもよいし、第1支持部材31及び第2支持部材32の両方に形成されていてもよい。
図15は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図15に示すように、ケーブル13が固定される前のケーブル吊り装置14には、第2柱状部材22がまだ取り付けられていない。第2柱状部材22がケーブル13と共に第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれる際、軸部22bは、開口端部33aから切込み33に挿入され、切込み33によって案内される。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、第2柱状部材22の延伸方向端部には、第2柱状部材22から突出した軸部22bが形成されている。第2支持部材32には、切込み33が形成されている。切込み33は、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向とは反対側の端面32cに開口端部33aを有している。切込み33は、開口端部33aから斜め下方に延びている。軸部22bは、切込み33に挿入されている。軸部22bは、開口端部33aよりも下方に位置している。
この構成によれば、第2柱状部材22がケーブル吊り装置14から脱落しにくくなるため、第2柱状部材22をケーブル吊り装置14に保持するための機構を簡素化することができる。
また、この構成によれば、軸部22bが切込み33によって案内されるため、第2柱状部材22を第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込む作業を容易に行うことができる。
実施の形態7.
実施の形態7に係るエレベータについて説明する。図16は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図16に示すように、第2柱状部材22の外周面には、凹凸26が形成されている。凹凸26は、第2柱状部材22とケーブル13との間に生じる摩擦力を増大させる摩擦力増大部として機能する。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
図17は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図17に示すように、本実施の形態では、実施の形態1と同様の手順により、ケーブル13がケーブル吊り装置14に固定される。本実施の形態では、第2柱状部材22とケーブル13との間に生じる摩擦力が大きくなるため、ケーブル13をより強固にケーブル吊り装置14に固定することができる。
本実施の形態では、摩擦力増大部として凹凸26が形成されているが、第2柱状部材22の外周面には、摩擦力増大部としてゴム部材が巻き付けられていてもよい。また、本実施の形態では、第2柱状部材22の外周面に摩擦力増大部が形成されているが、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のいずれかの外周面に摩擦力増大部が形成されていれば、同様の効果が得られる。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のうちの少なくとも1つには、摩擦力増大部が形成されている。この構成によれば、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のうちの少なくとも1つとケーブル13との間に生じる摩擦力を大きくすることができるため、ケーブル13をより強固にケーブル吊り装置14に固定することができる。
実施の形態8.
実施の形態8に係るエレベータについて説明する。図18は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図18に示すように、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれは、円柱の一部が欠けた部分円柱状の形状を有している。第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23のそれぞれにおいて、ケーブル13との接触部分の外周面は、円筒面状に形成されている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
実施の形態9.
実施の形態9に係るエレベータについて説明する。図19は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図19に示すように、第1柱状部材21と第3柱状部材23とは、ねじれの位置にある。第1柱状部材21と第2柱状部材22とは、ねじれの位置にある。第3柱状部材23と第2柱状部材22とは、ねじれの位置にある。このように、第1柱状部材21、第2柱状部材22及び第3柱状部材23は、互いに平行に配置されていなくてもよい。
実施の形態10.
実施の形態10に係るエレベータについて説明する。図20は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す側面図である。図21は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す斜視図である。図22は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す分解斜視図である。
図20~図22に示すように、第2柱状部材22には、貫通穴22eが形成されている。貫通穴22eは、第2柱状部材22の延伸方向に沿って第2柱状部材22を貫通している。貫通穴22eは、第2柱状部材22の中心軸上に形成されている。
貫通穴22eには、第2柱状部材22とは別部材である軸部材22dが挿入される。軸部材22dは、第2柱状部材22を第1支持部材31及び第2支持部材32に固定するための部材である。軸部材22dは、円柱状の形状を有している。軸部材22dの軸方向長さは、第2柱状部材22の延伸方向長さよりも長くなっている。
第1支持部材31の穴31bは、第1支持部材31を貫通した貫通穴である。第2支持部材32の穴32bは、第2支持部材32を貫通した貫通穴である。軸部材22dは、第1支持部材31の穴31b、第2柱状部材22の貫通穴22e、及び第2支持部材32の穴32bを貫通している。軸部材22dの両端には、割りピン27が取り付けられている。割りピン27により、第1支持部材31、第2柱状部材22及び第2支持部材32からの軸部材22dの抜けが防止されている。その他の構成は、実施の形態2と同様である。
図23は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図23に示すように、ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際には、第2柱状部材22をケーブル13と共に第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込む。そして、貫通穴22eの位置と、第1支持部材31の穴31b及び第2支持部材32の穴32bの位置とを合わせる。この状態で、穴31b、貫通穴22e及び穴32bに軸部材22dを貫通させる。これにより、第2柱状部材22が第1支持部材31及び第2支持部材32に対して固定される。
その後、軸部材22dの両端には、割りピン27などが取り付けられる。これにより、軸部材22dの抜けが防止されるとともに、軸部材22dの回転が防止される。第2柱状部材22に対する軸部材22dの回転が規制されている場合、軸部材22dの回転が防止されることによって第2柱状部材22の回転も防止される。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、第1支持部材31には、貫通穴である穴31bが形成されている。第2支持部材32には、貫通穴である穴32bが形成されている。第2柱状部材22には、貫通穴22eが形成されている。ケーブル吊り装置14は、軸部材22dをさらに有している。軸部材22dは、第1支持部材31の穴31b、第2支持部材32の穴32b、及び第2柱状部材22の貫通穴22eを貫通している。
この構成によれば、第2柱状部材22が第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれる際には、軸部材22dと第1支持部材31及び第2支持部材32のそれぞれとの干渉を防ぐことができる。第2柱状部材22が第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれた後には、軸部材22dによって第2柱状部材22を容易に固定することができる。
実施の形態11.
実施の形態11に係るエレベータについて説明する。図24は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す斜視図である。図25は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す分解斜視図である。図24及び図25では、第1柱状部材21及び第3柱状部材23の図示を省略している。
図24及び図25に示すように、第2柱状部材22を固定するための軸部材として、第1締結部材28a及び第2締結部材28bが用いられている。第1締結部材28a及び第2締結部材28bのそれぞれには、ボルトなどが用いられている。
第1支持部材31の穴31bは、第1支持部材31を貫通した貫通穴である。第2支持部材32の穴32bは、第2支持部材32を貫通した貫通穴である。第1締結部材28aは、穴31bを介して第1支持部材31と第2柱状部材22の一端部とを締結している。第2締結部材28bは、穴32bを介して第2支持部材32と第2柱状部材22の他端部とを締結している。その他の構成は、実施の形態10と同様である。
ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際には、第2柱状部材22が第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれた後に、第1支持部材31と第2柱状部材22とが第1締結部材28aによって締結され、第2支持部材32と第2柱状部材22とが第2締結部材28bによって締結される。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、第1支持部材31には、貫通穴である穴31bが形成されている。第2支持部材32には、貫通穴である穴32bが形成されている。ケーブル吊り装置14は、第1締結部材28aと、第2締結部材28bと、をさらに有している。第1締結部材28aは、第1支持部材31の穴31bを介して第1支持部材31と第2柱状部材22の一端部とを締結する。第2締結部材28bは、第2支持部材32の穴32bを介して第2支持部材32と第2柱状部材22の他端部とを締結する。
この構成によれば、第2柱状部材22が第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれる際には、第1締結部材28aと第1支持部材31との干渉、及び第2締結部材28bと第2支持部材32との干渉を防ぐことができる。第2柱状部材22が第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれた後には、第1締結部材28a及び第2締結部材28bによって第2柱状部材22を容易に固定することができる。
実施の形態12.
実施の形態12に係るエレベータについて説明する。図26は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す断面図である。
図26に示すように、第2柱状部材22を固定するための軸部材には、索状部材29が用いられている。第2柱状部材22には、貫通穴22eが形成されている。第2支持部材32の穴32bは、第2支持部材32を貫通した貫通穴である。索状部材29は、第2柱状部材22の貫通穴22e及び第2支持部材32の穴32bに通されている。索状部材29の一端は、第1支持部材31に固定されている。索状部材29の他端は、第2支持部材32の穴32bからケーブル吊り装置14の外部に引き出されている。その他の構成は、実施の形態1等と同様である。
図27は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図27に示すように、ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際には、第2柱状部材22の貫通穴22e及び第2支持部材32の穴32bに索状部材29を通し、索状部材29の他端をケーブル吊り装置14の外部に引き出す。この状態で索状部材29の他端を引っ張ると、第2柱状部材22は、ケーブル13と共に第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込まれる。これにより、ケーブル13をケーブル吊り装置14に容易に固定することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、ケーブル吊り装置14は、索状部材29をさらに有している。索状部材29は、第1支持部材31に固定されている。第2支持部材32には、貫通穴である穴32bが形成されている。第2柱状部材22には、貫通穴22eが形成されている。索状部材29は、第2柱状部材22の貫通穴22eと、第2支持部材32の穴32bとに通されている。
この構成によれば、索状部材29の他端を引っ張ることにより、第2柱状部材22をケーブル13と共に第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に容易に押し込むことができる。したがって、ケーブル13をケーブル吊り装置14に容易に固定することができる。
実施の形態13.
実施の形態13に係るエレベータについて説明する。図28は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す断面図である。図28の上方は、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向を表している。
図28に示すように、ケーブル吊り装置14は、第1ジャッキボルト34a及び第2ジャッキボルト34bを有している。第1支持部材31は、雌ねじ部が形成されたボルト支持部31dを有している。第1ジャッキボルト34aは、ボルト支持部31dの雌ねじ部を貫通している。これにより、第1ジャッキボルト34aは、第1支持部材31に支持されている。第1ジャッキボルト34aの先端部は、第2柱状部材22の一端部の外周面に押し付けられている。
第2支持部材32は、雌ねじ部が形成されたボルト支持部32dを有している。第2ジャッキボルト34bは、ボルト支持部32dの雌ねじ部を貫通している。これにより、第2ジャッキボルト34bは、第2支持部材32に支持されている。第2ジャッキボルト34bの先端部は、第2柱状部材22の他端部の外周面に押し付けられている。
第2柱状部材22の一端部は、第1ジャッキボルト34aにより、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向に押されている。第2柱状部材22の他端部は、第2ジャッキボルト34bにより、同方向に押されている。これにより、当該押付け力の方向における第2柱状部材22の位置が維持されている。その他の構成は、実施の形態1等と同様である。
図29は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置にケーブルを固定する方法を示す図である。図29に示すように、ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際には、第1ジャッキボルト34a及び第2ジャッキボルト34bによって、第2柱状部材22をケーブル13と共に第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に押し込む。これにより、ケーブル13をケーブル吊り装置14に容易に固定することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、ケーブル吊り装置14は、第1ジャッキボルト34aと、第2ジャッキボルト34bと、をさらに有している。第1ジャッキボルト34aは、第1支持部材31に支持されている。第2ジャッキボルト34bは、第2支持部材32に支持されている。第2柱状部材22の一端部は、第1ジャッキボルト34aにより、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向に押されている。第2柱状部材22の他端部は、第2ジャッキボルト34bにより、ケーブル13に作用する第2柱状部材22の押付け力の方向に押されている。
この構成によれば、第1ジャッキボルト34a及び第2ジャッキボルト34bを用いることにより、第2柱状部材22をケーブル13と共に第1柱状部材21と第3柱状部材23との間に容易に押し込むことができる。したがって、ケーブル13をケーブル吊り装置14に容易に固定することができる。
実施の形態14.
実施の形態14に係るエレベータについて説明する。図30は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置の構成を示す正面図である。図31及び図32は、本実施の形態に係るエレベータのケーブル吊り装置における第2柱状部材の構成を示す断面図である。
図30~図32に示すように、第2柱状部材22には、貫通穴22eが形成されている。貫通穴22eは、第2柱状部材22の延伸方向に沿って第2柱状部材22を貫通している。貫通穴22eは、第2柱状部材22の中心軸上に形成されている。
貫通穴22eには、第1軸部22f、第2軸部22g及び弾性体30が挿入されている。弾性体30は、第1軸部22f及び第2軸部22gによって挟まれている。弾性体30は、例えば圧縮コイルばねである。第1軸部22f及び第2軸部22gは、貫通穴22eに沿って移動可能に設けられている。第1軸部22f及び第2軸部22gのそれぞれには、弾性体30により、貫通穴22eから軸方向外側に突出する方向の力が加えられている。貫通穴22eの内部には、必要に応じて、第1軸部22f及び第2軸部22gのそれぞれの移動範囲を規制する機構が設けられている。
図31に示すように、第1軸部22fの一部は、第2柱状部材22の一方の軸方向端面22hから突出し、第1支持部材31の穴31bに嵌め込まれている。第2軸部22gの一部は、第2柱状部材22の他方の軸方向端面22iから突出し、第2支持部材32の穴32bに嵌め込まれている。第1軸部22f及び第2軸部22gに対して、弾性体30の復元力に抗した軸方向外側からの力が加えられると、第1軸部22f及び第2軸部22gは、図32に示すように貫通穴22eの内部に収容される。
ケーブル吊り装置14にケーブル13を固定する際には、第2柱状部材22をケーブル13と共に第1柱状部材21及び第3柱状部材23の間に押し込む。このとき、第1軸部22f及び第2軸部22gに軸方向外側からの力を加え、第1軸部22f及び第2軸部22gを貫通穴22eの内部に収容する。これにより、第1軸部22fと第1支持部材31との干渉、及び第2軸部22gと第2支持部材32との干渉を防ぐことができる。第1軸部22fの位置と穴31bの位置とが一致すると、第1軸部22fが第2柱状部材22から突出し、穴31bに嵌め込まれる。第2軸部22gの位置と穴32bの位置とが一致すると、第2軸部22gが第2柱状部材22から突出し、穴32bに嵌め込まれる。これにより、第2柱状部材22を容易に固定することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るエレベータにおいて、第1支持部材31には、穴31bが形成されている。第2支持部材32には、穴32bが形成されている。第2柱状部材22には、貫通穴22eが形成されている。貫通穴22eには、第1軸部22f、第2軸部22g及び弾性体30が挿入されている。弾性体30は、第1軸部22f及び第2軸部22gによって挟まれている。第1軸部22fの一部は、貫通穴22eから突出して第1支持部材31の穴31bに挿入されている。第2軸部22gの一部は、貫通穴22eから突出して第2支持部材32の穴32bに挿入されている。
この構成によれば、第2柱状部材22を第1支持部材31及び第2支持部材32に対して容易に固定できるため、ケーブル13をケーブル吊り装置14に容易に固定することができる。
上記の各実施の形態は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
以上、好ましい実施の形態等について詳説したが、上述した実施の形態等に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態等に種々の変形及び置換を加えることができる。
以下、本開示の諸態様を付記としてまとめて記載する。
(付記1)
昇降路を昇降する乗りかごと、
前記昇降路に固定された制御盤と、
前記乗りかごと前記制御盤とを接続するケーブルと、
前記乗りかご及び前記昇降路の少なくとも一方に固定され、前記ケーブルを吊り下げるケーブル吊り装置と、
を備え、
前記ケーブル吊り装置は、
第1柱状部材と、
前記第1柱状部材よりも下方に配置された第2柱状部材と、
前記第2柱状部材よりも下方に配置された第3柱状部材と、
前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれの一端部を支持する第1支持部材と、
前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれの他端部を支持する第2支持部材と、
を有しており、
前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれは、鉛直方向と交差する方向に延伸しており、
前記第1柱状部材及び前記第3柱状部材は、前記ケーブルの第1面と接触しており、
前記第2柱状部材は、前記ケーブルにおいて前記第1面とは反対側の面である第2面と接触しており、
前記ケーブルは、前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれに沿って曲げられており、
前記ケーブルには、前記第2柱状部材による押付け力が作用しており、
前記第2柱状部材の延伸方向に沿って見たとき、前記第2柱状部材と前記ケーブルとの接触部は、前記第1柱状部材と前記ケーブルとの接触部と、前記第3柱状部材と前記ケーブルとの接触部と、を通る直線よりも、前記押付け力の方向側に位置しているエレベータ。
(付記2)
前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のうちの1つ又は2つは、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に回転自在に支持されている付記1に記載のエレベータ。
(付記3)
前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれは、円筒面状の外周面を有している付記1又は付記2に記載のエレベータ。
(付記4)
前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のうちの少なくとも1つには、摩擦力増大部が形成されている付記1~付記3のいずれか一項に記載のエレベータ。
(付記5)
前記第2柱状部材の延伸方向端部には、前記第2柱状部材から突出した軸部が形成されており、
前記第1支持部材及び前記第2支持部材の少なくとも一方には、前記押付け力の方向とは反対側の端面に開口端部を有する切込みが形成されており、
前記切込みは、前記開口端部から斜め下方に延びており、
前記軸部は、前記切込みに挿入されており、
前記軸部は、前記開口端部よりも下方に位置している付記1~付記4のいずれか一項に記載のエレベータ。
(付記6)
前記第1支持部材及び前記第2支持部材のそれぞれには、貫通穴が形成されており、
前記第2柱状部材には、貫通穴が形成されており、
前記ケーブル吊り装置は、前記第1支持部材の貫通穴、前記第2柱状部材の貫通穴、及び前記第2支持部材の貫通穴を貫通した軸部材をさらに有している付記1~付記5のいずれか一項に記載のエレベータ。
(付記7)
前記第1支持部材及び前記第2支持部材のそれぞれには、貫通穴が形成されており、
前記ケーブル吊り装置は、
前記第1支持部材の貫通穴を介して前記第1支持部材と前記第2柱状部材の一端部とを締結する第1締結部材と、
前記第2支持部材の貫通穴を介して前記第2支持部材と前記第2柱状部材の他端部とを締結する第2締結部材と、
をさらに有している付記1~付記5のいずれか一項に記載のエレベータ。
(付記8)
前記ケーブル吊り装置は、前記第1支持部材に固定された索状部材をさらに有しており、
前記第2支持部材には、貫通穴が形成されており、
前記第2柱状部材には、貫通穴が形成されており、
前記索状部材は、前記第2柱状部材の貫通穴と、前記第2支持部材の貫通穴とに通されている付記1~付記5のいずれか一項に記載のエレベータ。
(付記9)
前記ケーブル吊り装置は、前記第1支持部材に支持された第1ジャッキボルトと、前記第2支持部材に支持された第2ジャッキボルトと、をさらに有しており、
前記第2柱状部材の一端部は、前記第1ジャッキボルトにより前記押付け力の方向に押されており、
前記第2柱状部材の他端部は、前記第2ジャッキボルトにより前記押付け力の方向に押されている付記1~付記5のいずれか一項に記載のエレベータ。
(付記10)
前記第1支持部材及び前記第2支持部材のそれぞれには、穴が形成されており、
前記第2柱状部材には、貫通穴が形成されており、
前記貫通穴には、第1軸部、第2軸部及び弾性体が挿入されており、
前記弾性体は、前記第1軸部及び前記第2軸部によって挟まれており、
前記第1軸部の一部は、前記貫通穴から突出して前記第1支持部材の穴に挿入されており、
前記第2軸部の一部は、前記貫通穴から突出して前記第2支持部材の穴に挿入されている付記1~付記4のいずれか一項に記載のエレベータ。
10 昇降路、11 乗りかご、12 制御盤、13 ケーブル、13a 第1面、13b 第2面、14、15 ケーブル吊り装置、21 第1柱状部材、21a、21b 軸部、22 第2柱状部材、22a、22b 軸部、22d 軸部材、22e 貫通穴、22f 第1軸部、22g 第2軸部、22h、22i 軸方向端面、23 第3柱状部材、24、25 隙間、26 凹凸、27 割りピン、28a 第1締結部材、28b 第2締結部材、29 索状部材、30 弾性体、31 第1支持部材、31a、31b 穴、31d ボルト支持部、32 第2支持部材、32a、32b 穴、32c 端面、32d ボルト支持部、33 切込み、33a 開口端部、34a 第1ジャッキボルト、34b 第2ジャッキボルト、41、42、43 接触部、44 直線。

Claims (10)

  1. 昇降路を昇降する乗りかごと、
    前記昇降路に固定された制御盤と、
    前記乗りかごと前記制御盤とを接続するケーブルと、
    前記乗りかご及び前記昇降路の少なくとも一方に固定され、前記ケーブルを吊り下げるケーブル吊り装置と、
    を備え、
    前記ケーブル吊り装置は、
    第1柱状部材と、
    前記第1柱状部材よりも下方に配置された第2柱状部材と、
    前記第2柱状部材よりも下方に配置された第3柱状部材と、
    前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれの一端部を支持する第1支持部材と、
    前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれの他端部を支持する第2支持部材と、
    を有しており、
    前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれは、鉛直方向と交差する方向に延伸しており、
    前記第1柱状部材及び前記第3柱状部材は、前記ケーブルの第1面と接触しており、
    前記第2柱状部材は、前記ケーブルにおいて前記第1面とは反対側の面である第2面と接触しており、
    前記ケーブルは、前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれに沿って曲げられており、
    前記ケーブルには、前記第2柱状部材による押付け力が作用しており、
    前記第2柱状部材の延伸方向に沿って見たとき、前記第2柱状部材と前記ケーブルとの接触部は、前記第1柱状部材と前記ケーブルとの接触部と、前記第3柱状部材と前記ケーブルとの接触部と、を通る直線よりも、前記押付け力の方向側に位置しているエレベータ。
  2. 前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のうちの1つ又は2つは、前記第1支持部材及び前記第2支持部材に回転自在に支持されている請求項1に記載のエレベータ。
  3. 前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のそれぞれは、円筒面状の外周面を有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  4. 前記第1柱状部材、前記第2柱状部材及び前記第3柱状部材のうちの少なくとも1つには、摩擦力増大部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  5. 前記第2柱状部材の延伸方向端部には、前記第2柱状部材から突出した軸部が形成されており、
    前記第1支持部材及び前記第2支持部材の少なくとも一方には、前記押付け力の方向とは反対側の端面に開口端部を有する切込みが形成されており、
    前記切込みは、前記開口端部から斜め下方に延びており、
    前記軸部は、前記切込みに挿入されており、
    前記軸部は、前記開口端部よりも下方に位置している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  6. 前記第1支持部材及び前記第2支持部材のそれぞれには、貫通穴が形成されており、
    前記第2柱状部材には、貫通穴が形成されており、
    前記ケーブル吊り装置は、前記第1支持部材の貫通穴、前記第2柱状部材の貫通穴、及び前記第2支持部材の貫通穴を貫通した軸部材をさらに有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  7. 前記第1支持部材及び前記第2支持部材のそれぞれには、貫通穴が形成されており、
    前記ケーブル吊り装置は、
    前記第1支持部材の貫通穴を介して前記第1支持部材と前記第2柱状部材の一端部とを締結する第1締結部材と、
    前記第2支持部材の貫通穴を介して前記第2支持部材と前記第2柱状部材の他端部とを締結する第2締結部材と、
    をさらに有している請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  8. 前記ケーブル吊り装置は、前記第1支持部材に固定された索状部材をさらに有しており、
    前記第2支持部材には、貫通穴が形成されており、
    前記第2柱状部材には、貫通穴が形成されており、
    前記索状部材は、前記第2柱状部材の貫通穴と、前記第2支持部材の貫通穴とに通されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  9. 前記ケーブル吊り装置は、前記第1支持部材に支持された第1ジャッキボルトと、前記第2支持部材に支持された第2ジャッキボルトと、をさらに有しており、
    前記第2柱状部材の一端部は、前記第1ジャッキボルトにより前記押付け力の方向に押されており、
    前記第2柱状部材の他端部は、前記第2ジャッキボルトにより前記押付け力の方向に押されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
  10. 前記第1支持部材及び前記第2支持部材のそれぞれには、穴が形成されており、
    前記第2柱状部材には、貫通穴が形成されており、
    前記貫通穴には、第1軸部、第2軸部及び弾性体が挿入されており、
    前記弾性体は、前記第1軸部及び前記第2軸部によって挟まれており、
    前記第1軸部の一部は、前記貫通穴から突出して前記第1支持部材の穴に挿入されており、
    前記第2軸部の一部は、前記貫通穴から突出して前記第2支持部材の穴に挿入されている請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
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